JP3120111U - 包装用紙箱 - Google Patents

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哲統 下和田
郁 横山
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Abstract

【課題】 封緘性に優れていることはもとより、開封時に不本意な破れが生じることのなく、しかも箱本体前側壁表面のデザインに対する悪影響を可及的小とできる包装用紙箱を提供する。
【解決手段】 箱本体の上面開口を閉蓋する蓋片5の先端に箱本体内側に差し込まれる差し込み片6が連設されている。差し込み片の先端に摘み片8が連設されると共に、該摘み片の左右に差し込み片の先端に箱本体前側壁外面に貼着される重合貼着片7、7が破断用切目10を介して連設されている。破断用切目は、差し込み片中央のつまみ部の左右に斜め8度の立ち上がり角度を有する複数の断続切目を主体としている。断続切目の一端に、貼着部外側方に向かって延びた第1屈曲切目が設けられる一方、隣接する断続切目の他端に、第1屈曲折目との反対方向に延びた第2屈曲切目が設けられている。
【選択図】 図1

Description

この考案は、包装用紙箱、例えば食品、医薬品等のようにいったん開封した後に、再封緘して保存しておくことがあるような商品の包装に好適な包装用紙箱に関する。
この種の包装用紙箱に関しては、以前から種々の提案がなされている(例えば、特許文献1〜3)。
いずれの包装用紙箱も、ある程度の再封緘機能を備えているものである。
特開平11−35032号公報(図1) 実公昭61−28755号公報(第3図) 実用新案登録第3010038号公報(図2)
しかしながら、上記の包装用紙箱は、箱本体の開口を覆う蓋片に破断用切目が設けられておりいささか再封緘性に問題があったり、あるいは開封時に破断用切目から不本意な破れが生じたりしてしまうことがある。
また、蓋片の延長片が。開封前においては箱本体前側壁に重合貼着されている構成のものにあっては、その重合貼着部が箱本体前側壁上部を大きく占有するために、箱本体前側壁表面に施されるデザインが制限されてしまうものであった。
この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、封緘性に優れていることはもとより、開封時に不本意な破れが生じることのなく、しかも箱本体前側壁表面のデザインに対する悪影響を可及的小とできる包装用紙箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この考案は、箱本体の上面開口を閉蓋する蓋片が箱本体後側壁の上縁から連設され、該蓋片の先端に箱本体内側に差し込まれる差し込み片が連設されてなる包装用紙箱において、差し込み片の先端に摘み片が連設されると共に、該摘み片の左右に位置する差し込み片の先端に、箱本体前側壁外面に貼着される重合貼着片が破断用切目を介して連設されてなり、前記破断用切目は、前記差し込み片中央のつまみ部の左右に斜め5〜20度の立ち上がり角度を有する複数の断続切目を主体とし、前記断続切目の一端に、前記貼着部外側方に向かって延びた第1屈曲切目が設けられる一方、隣接する断続切目の他端に、前記第1屈曲折目との反対方向に延びた第2屈曲切目が設けられていることを特徴とする包装用紙箱を、要旨とする。
前記第1屈曲切目と第2屈曲切目との間隔は、0.5〜1.5mmに設定されていることが好ましい。紙箱の紙厚によっても異なるが、狭すぎると、不本意に摘み片を操作させるような力が加わった場合に簡単に開封されてしまうし、広すぎると、必要な時に破断用切目を破断し難くなるからである。
第2屈曲切目の長さは、第1屈曲切目の長さより大に設定されていることが好ましい。
断続切目と第1屈曲切目及び第2屈曲切目とがなす角度は、135度以上に設定されていることが好ましい。
この考案は、開封するためには、差し込み片と重合貼着片とを分離しなければならず、分離後は、これを元に戻すことができないので、悪戯防止に寄与できる。
開封後は、蓋片先端の差し込み片を、箱本体前側壁の内面に沿わせて箱本体内に差し込むことにより、再封することができ、蓋片の機能が損なわれることがない。
破断用切目は、差し込み片中央のつまみ部の左右に斜め5〜20度の立ち上がり角度を有する複数の断続切目を主体としているので、差し込み片及び重合貼着部の面積を可及的小として、箱本体前側壁表面に施されるデザインに対する制限を最小限とする。
断続切目の一端に、前記貼着部外側方に向かって延びた第1屈曲切目が設けられる一方、隣接する断続切目の他端に、前記第1屈曲折目との反対方向に延びた第2屈曲切目が設けられているので、開封時の破断がスムーズに行われる。
第1屈曲切目と第2屈曲切目との間隔が、0.5〜1.5mmに設定されている場合には、開封操作がより一層スムーズに行えるものとなる。
断続切目と第1屈曲切目及び第2屈曲切目とのなす角度が、135度以上に設定されている場合には、さらに開封操作がスムーズに行えるものとなる。
以下、この考案に係る包装用紙箱を、その実施形態に基づいて、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、同包装用紙箱(A)の全体斜視図、図2は、開封時の全体斜視図、図3は、再封緘時の全体斜視図、図4は、同展開状態の平面図、図5は、要部の拡大正面図である。
この包装用紙箱(A)は、図4に展開図で示すように、箱本体が胴貼り用接合片(25)、後側壁(1)、左側壁(2)、前側壁(3)及び右側壁(4)が横一連に連設されると共に、各側壁の下端に底板構成片(21)(22)(23)(24)が連設されてなるもので、後側壁(1)の上縁に蓋片(5)が連設され、さらに該蓋片(5)の先端に差し込み片(6)が連設されてなる一般的な形式の形態のものである。
このような一般的な形態に加えて、前記差し込み片(6)の幅方向中央に摘み片(8)が連設される一方、該摘み片の左右に、箱本体前側壁(3)表面に貼着される左右一対の重合貼着片(7)(7)が破断用切目(10)(10)を介して差し込み片(6)に連設されている。摘み片(8)と重合貼着片(7)(7)とは、小さい連結部(11)(11)により連結されている。
前記破断用切目(10)は、図5に示すように、差し込み片中央のつまみ部の左右に立ち上がり角度(θ1)が8度の複数の直線状断続切目(10a)(10a)…を主体とし、該断続切目(10a)の一端に、前記重合貼着片(7)外側方に向かって延びた第1屈曲切目(10b)が設けられる一方、隣接する断続切目(10a)の他端に、前記第1屈曲折目(10b)との反対方向に延びた第2屈曲切目(10c)が設けられている。
前記第1屈曲切目(10b)と第2屈曲切目(10c)との間隔(l)は、1mmに設定されると共に、第2屈曲切目(10c)の長さは、第1屈曲切目(10b)の長さより大に設定されている。
また、断続切目(10a)と第1屈曲切目(10b)とがなす角度(θ2)が155度に設定されると共に、断続切目(10a)と第2屈曲切目(10c)とがなす角度(θ3)が155度に設定され、第1屈曲切目(10b)と第2屈曲切目(10c)とは平行状を呈している。
而して、箱本体を所定形態に組み立てた後、箱本体に被包装物を収納する。そして、箱本体の開口を蓋片(5)によって閉蓋し、差し込み片(6)及び重合貼着片(7)(7)を箱本体前側壁(3)に重合させ、重合貼着片(7)(7)を箱本体前側壁(3)に貼着することにより、この包装用紙箱(A)による包装、封緘が完了する。
このような包装状態から、開封するには、まず摘み片(8)をつまんで上方に引き上げると、摘み片(8)と重合貼着片(7)(7)とを連結している小さい連結部(11)(11)が先ず破断される。
そして、そのまま摘み片(8)の引き上げを続けると、第1屈曲切目(10b)と第2屈曲切目(10c)との間が、順次破断され、差し込み片(6)が箱本体上方まで運ばれると共に、図2に示すように、蓋片(5)が跳ね上がった状態となり、箱本体上面が開口する。
上記摘み片(8)の引き上げよる第1屈曲切目(10b)と第2屈曲切目(10c)との間の破断は、強い抵抗を受けることなく極めてスムーズに行われる。
この開口時に、箱本体内の被包装物を取り出し、その後、図3に示すように、差し込み片(6)を箱本体内に差し込み、蓋片(5)により箱本体開口を閉蓋するものとする。この状態において、蓋片(5)の一部を切り裂いたり、切り欠いたりすることがないので、良好な閉蓋状態が得られる。
この考案の一実施形態に係る包装用紙箱の全体斜視図である。 同包装用紙箱の開封時の全体斜視図である。 同包装用紙箱の再封緘時の全体斜視図である。 同包装用紙箱の展開状態の斜視図である。 同包装用紙箱の要部正面図である。
符号の説明
3・・・・・・・前側壁
5・・・・・・・蓋片
6・・・・・・・差し込み片
7・・・・・・・重合貼着片
8・・・・・・・摘み片
10・・・・・・破断用切目
10a・・・・・断続切目
10b・・・・・第1屈曲切目
10c・・・・・第2屈曲切目
A・・・・・・・包装用紙箱

Claims (4)

  1. 箱本体の上面開口を閉蓋する蓋片が箱本体後側壁の上縁から連設され、該蓋片の先端に箱本体内側に差し込まれる差し込み片が連設されてなる包装用紙箱において、
    差し込み片の先端に摘み片が連設されると共に、該摘み片の左右に位置する差し込み片の先端に、箱本体前側壁外面に貼着される重合貼着片が破断用切目を介して連設されてなり、
    前記破断用切目は、前記差し込み片中央のつまみ部の左右に斜め5〜20度の立ち上がり角度を有する複数の断続切目を主体とし、
    前記断続切目の一端に、前記貼着部外側方に向かって延びた第1屈曲切目が設けられる一方、隣接する断続切目の他端に、前記第1屈曲折目との反対方向に延びた第2屈曲切目が設けられていることを特徴とする包装用紙箱。
  2. 請求項1の包装用紙箱において、
    前記第1屈曲切目と第2屈曲切目との間隔が0.5〜1.5mmに設定されている包装用紙箱。
  3. 請求項1または請求項2の包装用紙箱において、
    第2屈曲切目の長さが、第1屈曲切目の長さより大に設定されている包装用紙箱。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の包装用紙箱において、
    断続切目と第1屈曲切目及び第2屈曲切目とのなす角度が135度以上に設定されている包装用紙箱。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0591017U (ja) * 1992-05-11 1993-12-10 松下電器産業株式会社 デユアルビームアンテナ
JPH06209207A (ja) * 1993-01-08 1994-07-26 Dx Antenna Co Ltd 円偏波受信アンテナ
JP2014061905A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Snow Brand Milk Products Co Ltd カートン

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