JP4723996B2 - ヘッドレスト装置 - Google Patents

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本発明は、自動車等の車両用シートに設けられるヘッドレスト装置に関する。
車両に後方から衝撃が加わると、乗員が上半身をシートバックに預けていない状態であれば、乗員の上半身がシートバックの位置まで急激に移動するのに伴い、乗員の頭部はヘッドレストの位置まで急激に移動する。このとき、乗員の上半身の移動量と頭部の移動量には差が生じ、乗員の頭部は上半身よりも大きく車両後方へと移動する。その後、乗員の上半身は衝撃力の反動で前方に大きく振られるが、そのとき、前記移動量の差により乗員の頸部には負担がかかる。
そこで、従来、車両に後方から衝撃が加わったときに頭部を保護するように、乗員の頭部の位置までヘッドレストを移動させる機構を備えたヘッドレスト装置が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。この構成により、後方からの衝撃時に乗員の頭部は後方に大きく移動することが規制されて保護され、乗員の頸部にかかる負担が軽減される。
特開2000−211410号公報 特開2003−54343号公報
ところで、上述した構成においてヘッドレストを乗員の頭部の位置で適切に停止させるために、ヘッドレストに静電容量センサを設け、該静電容量センサの静電容量値の変化に基づいてヘッドレストが乗員の頭部に接近したことを検出することが考えられる。
一般的に、静電容量センサにおいては、一定時間毎にセンサ電極の容量測定が行われ、その容量変化に基づいて乗員の頭部の接近が検出される。測定方法としては、例えばセンサ電極の充放電による電圧変化に応じて発振する発振回路の発振状態に基づいて検出する方法や、センサ電極の静電容量と制御回路が有する基準静電容量とを比較してその比較結果に基づいて検出する方法などがある。
しかしながら、ヘッドレスト装置に静電容量センサを設けた場合、ヘッドレストを前方に移動させる間に乗員の頭部を検出しなければならないため、上記静電容量センサは高い周波数の駆動信号をセンサ電極に供給することになる。この駆動信号によりセンサ電極からラジオノイズが放射され、このラジオノイズにより車両に搭載されたラジオから雑音が発せられる虞があった。
そこで、ラジオノイズを低減するために、静電容量センサの作動時間を必要最低限とする方法が考えられるが、静電容量センサの作動時間が短い場合、静電容量センサの異常を検出するための時間も短くなる。このため、静電容量センサの異常判定においてはノイズや電源電圧の変動等の影響を受け易くなる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、静電容量センサの異常判定を正確に行うことができるヘッドレスト装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、シートバックに対して支持されたヘッドレスト後部と、前記ヘッドレスト後部に対して近接した全閉位置と同ヘッドレスト後部に対して離間した全開位置との間で進退自在なヘッドレスト前部と、前記ヘッドレスト前部を移動させる駆動手段と、乗員の頭部の接近に伴って静電容量が変化する静電容量センサと、車両後方からの接近物が存在することを示す接近情報をトリガ信号として前記ヘッドレスト前部を前記全開位置まで移動させると共に、前記静電容量センサからの検出信号に基づいて前記乗員の頭部を検出した場合に前記ヘッドレスト前部を停止させるように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えたヘッドレスト装置であって、前記制御手段は、前記ヘッドレスト前部の作動中に前記静電容量センサを起動して該静電容量センサからの検出信号に基づく前記乗員の頭部を検出する処理と該静電容量センサが異常か否かを検出する異常検出処理とを行うと共に、前記接近情報がない状態では、前記静電容量センサを作動させないように制御し、前記静電容量センサの異常を検出した場合、次回以降の前記ヘッドレスト装置の起動時に前記静電容量センサの異常を確定するか否かを判定する異常判定処理を行うことを要旨とする。
上記の構成によれば、制御手段は、ヘッドレスト前部の作動中に静電容量センサの異常検出処理のみを行い、その異常を確定するか否かを判定する異常判定処理は行わないため、短い時間内で頭部検出と異常検出とを行うことができる。そして、ヘッドレスト前部の作動後に十分な時間をかけて異常判定処理を行うことで、静電容量センサに発生するノイズや電源電圧の変動等に起因する誤差による影響を除外することができ、静電容量センサの異常判定を正確に行うことが可能となる。
また、ヘッドレスト前部の作動中に静電容量センサの異常が検出された後、ヘッドレスト装置の起動時に静電容量センサの異常判定が行われる。静電容量センサを起動することで、作動周波数に基づくノイズが懸念されるが、ヘッドレスト装置の起動時に静電容量センサを起動して異常判定を行うことで、乗員の運転時の不快感を低減することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のヘッドレスト装置において、前記制御手段は、前記異常判定処理を複数回行い、該異常判定処理により所定回数以上異常検出した場合に、前記静電容量センサの異常を確定することを要旨とする。
上記構成によれば、異常判定処理は複数回行われ、その異常判定処理において所定回数以上異常が検出されると、静電容量センサの異常が確定される。このため、静電容量センサの起動中におけるノイズや電源電圧の変動等の誤差を除外し、確実に静電容量センサの異常を検出することができる。また、異常判定処理を複数回に分割して行うことで1回の異常判定に要する処理時間を短くする、つまり静電容量センサによるノイズの発生時間を短くすることで、乗員の不快感を低減することができる。
請求項に記載の発明は、シートバックに対して支持されたヘッドレスト後部と、前記ヘッドレスト後部に対して近接した全閉位置と同ヘッドレスト後部に対して離間した全開位置との間で進退自在なヘッドレスト前部と、前記ヘッドレスト前部を移動させる駆動手段と、乗員の頭部の接近に伴って静電容量が変化する静電容量センサと、車両後方からの接近物が存在することを示す接近情報をトリガ信号として前記ヘッドレスト前部を前記全開位置まで移動させると共に、前記静電容量センサからの検出信号に基づいて前記乗員の頭部を検出した場合に前記ヘッドレスト前部を停止させるように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えたヘッドレスト装置であって、前記制御手段は、前記ヘッドレスト前部の作動中に前記静電容量センサを起動して該静電容量センサからの検出信号に基づく前記乗員の頭部を検出する処理と該静電容量センサが異常か否かを検出する異常検出処理とを行うと共に、前記接近情報がない状態では、前記静電容量センサを作動させないように制御し、前記静電容量センサの異常を検出した場合、前記ヘッドレスト前部の作動後一定時間を経過する毎に、前記静電容量センサの異常を確定するか否かを判定する異常判定処理を行い、該異常判定処理により所定回数以上異常検出した場合に、前記静電容量センサの異常を確定することを要旨とする。
上記構成によれば、静電容量センサの作動時に該静電容量センサの異常が検出された後、一定時間経過する毎に異常判定処理が行われ、その異常判定処理において所定回数以上異常が検出されると、静電容量センサの異常が確定される。このため、例えば異常検出後の異常判定処理の間隔を短く設定することで、静電容量センサの異常確定を迅速に行うことが可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のうち何れか1項に記載のヘッドレスト装置において、前記制御手段は、複数回の前記異常判定処理の間に所定時間以上異常検出した場合に、前記静電容量センサの異常を確定することを要旨とする。
上記構成によれば、異常判定処理は複数回行われ、その異常判定処理において所定時間以上異常が検出されると静電容量センサの異常が確定される。このため、静電容量センサの起動中におけるノイズや電源電圧の変動等の誤差を除外し、確実に静電容量センサの異常を検出することができる。また、異常判定を複数回に分割して行うことで1回の異常判定に要する処理時間を短くする、つまり静電容量センサによるノイズの発生時間を短くすることで、乗員の不快感を低減することができる。
請求項に記載の発明は、請求項のうち何れか1項に記載のヘッドレスト装置において、前記制御手段は、複数回の前記異常判定処理の間に前記静電容量センサの異常を検出しなかった場合には以後の異常判定処理を実施しないことを要旨とする。
上記構成によれば、静電容量センサの異常を検出しなかった場合には以後の異常判定処理を実施しないようにすることで、静電容量センサの作動時間を低減し、静電容量センサによるノイズの発生回数を少なくすることができる。
本発明のヘッドレスト装置によれば、静電容量センサの異常判定を正確に行うことができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。図1に、本発明にかかるヘッドレスト装置が搭載された車両用シート1の側面図を示す。この車両用シート1は、自動車等の車両の助手席側に配置されるものである。図1に示すように、車両用シート1は、座席シート2と、座席シート2に傾動可能に支持されたシートバック3と、シートバック3に対して支持されたヘッドレスト装置10とを備えている。
ヘッドレスト装置10は、シートバック3の上端部に設けられたヘッドレストステー4に支持されたヘッドレスト後部11と、ヘッドレスト後部11に対して進退自在なヘッドレスト前部12とを備えている。ヘッドレスト前部12は、図1中実線で示すようにヘッドレスト後部11に対して近接した全閉位置12Aと、同図中二点鎖線で示すようにヘッドレスト後部11に対して離間した全開位置12Bとの間で進退自在とされている。車両の通常運転時は、ヘッドレスト前部12は全閉位置12Aに配置されている。
また、ヘッドレスト装置10は、ECU13と、伸縮機構14と、駆動手段としてのモータ15と、静電容量センサ16とを備えている。
伸縮機構14は、モータ15に駆動されてヘッドレスト後部11とヘッドレスト前部12との間で伸縮動作することで、ヘッドレスト前部12をヘッドレスト後部11に対して進退移動させるように構成されている。静電容量センサ16は、ヘッドレスト前部12の前面付近に設けられており、車両用シート1に着座した乗員の頭部の接近に伴い静電容量が変化するものである。
ECU13は、後方接近情報等の車両情報をトリガ信号として、ヘッドレスト前部12を全開位置12Bまで移動させると共に、静電容量センサ16からの検出信号に基づいて乗員の頭部を検出した場合にはヘッドレスト前部12を停止させるようにモータ15を制御する。即ち、ECU13は、車両への後方からの衝突前に、ヘッドレスト前部12の全開位置12B方向への移動を開始する。そして、ECU13は、静電容量センサ16からの検出信号に基づいて乗員の頭部を検出した場合はその位置でヘッドレスト前部12を停止させ、乗員の頭部を検出しなかった場合はヘッドレスト前部12を全開位置12Bまで移動させて停止させるようにモータ15を制御する。
次に、上記のヘッドレスト装置10の電気的構成について説明する。
図2に示すように、ヘッドレスト装置10は、ECU13と、該ECU13に接続されたモータ15、静電容量センサ16、電源装置17、接近判定部18等を備えて構成されている。
また、ECU13は、制御手段としてのCPU21と、該CPU21に接続された電源回路22、車両情報入力回路23、モータ駆動回路24、静電容量検出回路25等を備えて構成されている。なお、CPU21はEEPROM21aを有している。
CPU21は、イグニッションスイッチ(IGSW)を介して電源装置17に接続されており、該イグニッションスイッチのオン操作により、電源回路22を介して電源装置17から電源供給されるように構成されている。ヘッドレスト装置10は、イグニッションスイッチがオン操作されるごとに電源投入される。
また、CPU21は、車両情報入力回路23を介して接近判定部18に接続されており、接近判定部18から後方接近情報等の車両情報を入力する。接近判定部18は、車両後部のバンパーに設置されたレーダー(図示略)に接続されており、レーダーからの信号を入力して後続車両との相対速度/距離と車両(自車両)の速度とを総合的に判断し、車両(自車両)に後続車両が衝突する可能性があるか否かを判断する。そして、その判断結果を車両情報入力回路23に出力する。また、CPU21は、モータ15の駆動を制御するモータ駆動回路24を介してモータ15に接続されている。
また、CPU21は、静電容量検出回路25を介して静電容量センサ16に接続されている。CPU21は、静電容量センサ16のセンサ電極Cx(図3参照)を充放電するように静電容量検出回路25を制御すると共に、センサ電極Cxの静電容量値の変化に基づく信号を静電容量検出回路25から入力し、その信号に基づいて乗員の頭部が接近したか否かを判断する処理や静電容量センサ16の異常を検出する処理を行う。なお、静電容量検出回路25及び静電容量センサ16は、車両の通常運転時(車両への後方からの車両接近情報がない状態)は起動されていない。
上記の構成において、CPU21は車両情報入力回路23から後方車両接近情報を入力すると、ヘッドレスト前部12を全閉位置12Aから全開位置12Bまで移動するように、モータ駆動回路24を介してモータ15を制御する。
そして、CPU21は、ヘッドレスト前部12の作動中に静電容量検出回路25及び静電容量センサ16を起動し、静電容量検出回路25から入力した信号に基づいて、乗員の頭部の接近が検出したか否かを判断する処理、及び、静電容量センサ16が異常であるか否かを判断する異常検出処理を行う。CPU21は、乗員の頭部の接近を検出した場合は、ヘッドレスト前部12を停止させるようにモータ15を制御する。
また、CPU21は、異常検出処理において静電容量センサ16の異常を検出した場合は、ヘッドレスト前部12の作動後、ヘッドレスト装置10の起動時に、静電容量センサ16の異常を確定するか否かを判定する異常判定処理を行う。
ここで、静電容量検出回路25及び静電容量センサ16について詳述する。
図3に示すように、交流電源に静電容量検出回路25を構成する基準コンデンサCsと静電容量センサ16を構成するセンサ電極Cxとが接続されている。
基準コンデンサCsには充電用スイッチSW1が接続されており、充電用スイッチSW1がオン接続されることで基準コンデンサCsが充電される。また、基準コンデンサCsの出力端子には比較回路31が接続され、比較回路31の出力端子にはカウンタ32を介して送信回路33が接続されている。
また、基準コンデンサCsとセンサ電極Cxとの間には電荷移動スイッチSW2が接続されており、この電荷移動スイッチSW2がオン状態とされることで基準コンデンサCsの電荷の一部がセンサ電極Cxに移動する。なお、電荷移動スイッチSW2の出力端子は前記カウンタ32に接続されている。そして、センサ電極Cxには電極放電スイッチSW3が接続されており、この電極放電スイッチSW3がオン状態とされることでセンサ電極Cxの電荷が放電される。
上述した充電用スイッチSW1、電荷移動スイッチSW2及び電極放電スイッチSW3は、駆動回路34を介して前記CPU21からの信号を受信する受信回路35に接続されており、これらのスイッチSW1〜SW3はCPU21から受信した駆動信号に基づいて駆動する。
次に、上記の構成の静電容量検出回路25及び静電容量センサ16の動作について説明する。
先ず、図4(a)に示すように、充電用スイッチSW1がオン状態とされることで、図4(b)に示すように基準コンデンサCsに電源電圧が充電され、その後充電用スイッチSW1がオフ状態とされる。なお、充電用スイッチSW1は200(Hz)でオン状態とされる。
また、図4(d)に示すように、電極放電スイッチSW3がオン状態とされることでセンサ電極Cxの電荷が放電される。そして、図4(c)、図4(d)に示すように電極放電スイッチSW3がオフ状態とされると共に電荷移動スイッチSW2がオン状態とされることで、基準コンデンサCsとセンサ電極Cxとが接続される。すると、基準コンデンサCsの電荷の一部がセンサ電極Cxへと移動する。このように電荷移動スイッチSW2と電極放電スイッチSW3とがオン・オフされることで、センサ電極Cx(静電容量センサ16)の充放電が行われる。このときの電荷移動スイッチSW2のオン・オフ回数はカウンタ32にてカウントされる。なお、電荷移動スイッチSW2及び電極放電スイッチSW3は1(MHz)でオン状態とされる。
そして、図5に示すように、比較回路31で基準コンデンサCsの電圧値が基準の電圧値Vthよりも下がったことが検出されると、カウンタ32に記憶されたカウンタ値(1,2,…,n)がCPU21に入力される。
ところで、本実施形態のCPU21は、ヘッドレスト前部12の作動中に静電容量検出回路25及び静電容量センサ16を起動し、静電容量センサ16からの検出信号、即ち前記カウンタ値に基づいて、乗員の頭部を検出する処理と、静電容量センサ16が異常であるか否かを検出する異常検出処理とを行う。
例えば、静電容量センサ16に乗員の頭部が接近すると、静電容量センサ16の静電容量値が大きくなることから、基準コンデンサCsからセンサ電極Cxに移動する電荷の量が多くなる。このため、基準コンデンサCsの電圧値は通常状態(乗員の頭部を検出しない状態)よりも速く基準の電圧値Vthよりも下がることになり、そのときのカウンタ値は小さくなる。これにより、CPU21は乗員の頭部の接近を検出することができる。
また、静電容量センサ16の作動に異常がある場合、基準コンデンサCsからセンサ電極Cxへの電荷の移動が滞ることが考えられる。すると、基準コンデンサCsの電圧値は、電圧値Vthよりも下がると想定される時間を経過しても電圧値Vthよりも下がらず、カウンタ値が大きくなる。これにより、CPU21は静電容量センサ16の異常を検出することができる。即ち、CPU21は、静電容量検出回路25から入力するカウンタ値と静電容量センサ16を起動してからの経過時間とに基づいて静電容量センサ16の異常検出処理を行い、カウンタ値が閾値以上となり、且つ、一定時間以上経過した場合に、静電容量センサ16の異常を検出する。
例えば、静電容量センサ16の正常作動時のカウンタ値がn回である場合、静電容量センサ16に異常があればカウンタ値はn回よりも大きくなる。このため、CPU21は、充電用スイッチSW1の1周期以上の時間である5(ms)が十分過ぎ、且つ、カウンタ値が所定の閾値(nよりも十分大きい値)よりも大きくなった場合、静電容量センサ16の異常を検出する。
また、CPU21は、ヘッドレスト前部12の作動中に静電容量センサ16の異常を検出した場合、ヘッドレスト前部12の作動後、ヘッドレスト装置10の起動時に、前記カウンタ値に基づいて、静電容量センサ16の異常を確定するか否かを判定する異常判定処理を行う。CPU21は、異常判定処理として前記異常検出処理と同様の処理を行い、静電容量検出回路25から入力するカウンタ値が閾値以上となり、且つ、静電容量センサ16を起動して一定時間以上経過した場合に、静電容量センサ16の異常を検出する。本実施の形態では、CPU21は異常判定処理を複数回行い、異常判定処理において連続して4回以上異常を検出した場合に、静電容量センサ16の異常を確定する。
ここで、CPU21が行う静電容量センサ16の異常検出処理及び異常判定処理について詳述する。
図6に示すように、イグニッションスイッチがオン操作され、ヘッドレスト装置10が起動されると、先ず、CPU21はイニシャル処理を行う。そして、上述したように、CPU21は車両への後方接近情報をトリガ信号として入力すると、静電容量センサ16を起動し、静電容量センサ16による頭部検出処理と静電容量センサ16の異常検出処理とを行う。
このとき、CPU21は異常検出処理をT1秒行う。なお、T1は静電容量センサ16の異常を確認することができるだけの時間に設定されている。つまり、T1秒経過して前記カウンタ値が所定の閾値以上であれば、静電容量センサ16の異常を検出し、CPU21に内蔵されたEEPROM21aのフラグをオン状態とする。なお、このときの静電容量センサ16の作動時間は、ヘッドレスト前部12が全閉位置12Aから乗員の頭部に接近するまで、又は全開位置12Bに移動するまでの時間であるため、例えば最大約1.5秒である。
その後、イグニッションスイッチのオン操作に伴いヘッドレスト装置10が起動されると、CPU21は、EEPROM21aのフラグがオンされていることに基づいて、静電容量センサ16の異常判定処理をT2秒行う。なお、T2は静電容量センサ16の異常を確認することができるだけの時間に設定されている。つまり、CPU21は、イニシャル処理を終了すると同時に静電容量センサ16を起動し、静電容量センサ16の異常を確定するか否かを判定する。なお、このときの静電容量センサ16の作動時間は、異常検出のための時間が確保されていればよい。
その後、CPU21は、イグニッションスイッチのオン操作に伴いヘッドレスト装置10が起動される毎に、M回目の起動時に、同様にして静電容量センサ16の異常判定処理をTM秒行う。なお、TMは静電容量センサ16の異常を確認することができるだけの時間に設定されている。CPU21は、静電容量センサ16の異常を検出した後の異常判定回数をEEPROM21aに記憶している。CPU21は、異常判定処理において静電容量センサ16の異常を検出した場合にはEEPROM21aのカウンタ値に異常判定回数を加算し、静電容量センサ16の異常を検出しなかった場合は静電容量センサ16に異常はないと判定し、EEPROM21aの異常判定回数をクリアする。
そして、CPU21は、それらの異常判定において連続M回以上、本実施の形態では4回以上連続して異常を検出すると、静電容量センサ16の異常を確定する。その場合、CPU21は、ヘッドレスト前部12の作動時の異常検出処理と合わせて合計5回、時間にして(T1+T2+…+TM)秒間、静電容量センサ16の異常を検出したことになる。
ヘッドレスト装置10においてヘッドレスト前部12の作動中のみ静電容量センサ16が起動される場合、静電容量センサ16の作動時間は短く、その異常判定の時間も短くなるため、ノイズや電源電圧の変動等の影響を受け易い。
この点、本実施の形態のヘッドレスト装置10においては、CPU21は、ヘッドレスト前部12の作動中における異常検出の後、十分に時間をかけて静電容量センサ16の異常を確定するか否かを判定する。このため、静電容量センサ16の異常判定において、ノイズや電源電圧の変動に起因した誤差の影響を除外することができる。
次に、上記ヘッドレスト装置10のCPU21が実行する処理について説明する。
図7に示すように、CPU21は、先ず、ステップ100においてイニシャル処理を行う。つまり、EEPROM21aの情報等をクリアする。次に、CPU21はステップ110に進み、静電容量センサ16の異常検出中であるか否か、即ちEEPROM21aのフラグがオンされているか否かを判断する。
静電容量センサ16の異常検出中でなければ、即ちEEPROM21aのフラグがオンされていなければ(ステップ110,NO)、CPU21はステップ120に進み、車両への後方からの接近情報があるか否かを判断する。後方接近情報がなければ(ステップ120,NO)、CPU21はステップ120を繰り返す。後方接近情報があれば(ステップ120,YES)、CPU21はステップ130に進み、静電容量センサ16を起動する。
その後、CPU21はステップ140に進み、センサカウンタ(図5に示すカウンタ値n)が閾値以上であるか否かを判断する。センサカウンタが閾値以上であると判断した場合(ステップ140,YES)、CPU21はステップ150に進み、静電容量センサ16を作動させて一定時間以上経過しているか否かを判断する。一定時間以上経過していれば(ステップ150,YES)、CPU21はステップ160に進み、静電容量センサ16の異常を検出したと判定する。即ち、EEPROM21aのフラグをオンとする。なお、ステップ150及びステップ160は、静電容量センサ16が異常か否かを検出する異常検出処理に相当する。
その後、CPU21はステップ170に進み、ヘッドレスト前部12の作動を制御する。つまり、CPU21はヘッドレスト前部12の進退移動を行う。なお、ステップ140においてセンサカウンタが閾値以上ではないと判断した場合(ステップ140,NO)、及び、ステップ150において静電容量センサ16を作動させて一定時間以上経過していないと判断した場合(ステップ150,NO)も、CPU21はステップ170に進み、ヘッドレスト前部12の作動を制御する。
そして、CPU21は、ステップ180に進み、ヘッドレスト前部12の前方への作動が終了したか否かを判断する。ヘッドレスト前部12の前方への作動が終了していれば(ステップ180,YES)、CPU21はステップ190に進み、静電容量センサ16を停止させる。また、ヘッドレスト前部12の前方への作動が終了していなければ、CPU21はステップ120まで戻りその後の一連の処理を行う。
一方、CPU21は、ステップ110において静電容量センサ16の異常検出中である、即ち、EEPROM21aのフラグがオンされていると判断すれば(ステップ110,YES)、ステップ200に進み、静電容量センサ16を起動する。
そして、CPU21は、ステップ210に進み、センサカウンタ(図5に示すカウンタ値n)が閾値以上であるか否かを判断する。センサカウンタが閾値以上であると判断した場合(ステップ210,YES)、CPU21はステップ220に進み、静電容量センサ16を作動させて一定時間以上経過しているか否かを判断する。一定時間以上経過していれば(ステップ220,YES)、CPU21はステップ230に進み、EEPROM21aのセンサ異常判定回数のカウント数に1を加算する。なお、ステップ210及びステップ220は、静電容量センサ16の異常を確定するか否かを判定する異常判定処理に相当する。
その後、CPU21はステップ240に進み、センサ異常判定回数がM回となっているか否か、即ち、EEPROM21aのセンサ異常判定回数のカウント値がM回となっているか否かを判断する。センサ異常判定回数がM回となっていると判断すれば(ステップ240,YES)、CPU21はステップ250に進み、静電容量センサ16の異常を確定する。そして、CPU21はステップ260に進み、静電容量センサ16を停止する。そして、CPU21は前記ステップ120まで進みその後の一連の処理を行う。
また、ステップ240において静電容量センサ16の異常判定回数がM回となっていなければ(ステップ240,NO)、CPU21はステップ260に進み、静電容量センサ16を停止する。そして、CPU21は前記ステップ120まで進みその後の一連の処理を行う。
一方、CPU21は、ステップ210においてセンサカウンタが閾値以上ではないと判断した場合(ステップ210,NO)、及び、ステップ220において静電容量センサ16を作動させて一定時間以上経過していないと判断した場合(ステップ220,NO)には、ステップ270に進む。そして、ステップ270において、静電容量センサ16を作動させて一定時間経過しているか否かを判断する。一定時間経過していなければ(ステップ270,NO)、CPU21はステップ210まで戻りその後の一連の処理を行う。
また、ステップ270において静電容量センサ16を作動させて一定時間経過していると判断すれば、CPU21はステップ280に進み、静電容量センサ16の異常判定処理を終了し、EEPROM21aの異常判定回数のカウンタ値をクリアする。そして、ステップ260に進み、静電容量センサ16を停止した後、前記ステップ120まで進みその後の一連の処理を行う。CPU21は、ヘッドレスト装置10の起動中は、上述したステップ100〜ステップ280の処理を繰り返す。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)ヘッドレスト装置10によれば、CPU21は、ヘッドレスト前部12の作動中に静電容量センサ16の異常検出処理のみを行い、その異常を確定する否かを判定する異常判定処理は行わないため、短い時間内で頭部検出と異常検出とを行うことができる。そして、ヘッドレスト前部12の作動後に十分な時間をかけて異常判定処理を行うことで、静電容量センサ16に発生するノイズや電源電圧の変動等に起因する誤差による影響を除外することができ、静電容量センサ16の異常検出を正確に行うことが可能になる。
(2)ヘッドレスト装置10によれば、ヘッドレスト前部12の作動中に静電容量センサ16の異常が検出された後、ヘッドレスト装置10の起動時に静電容量センサ16の異常判定が行われる。静電容量センサ16を起動することで、作動周波数に基づくノイズが懸念されるが、ヘッドレスト装置10の起動時に静電容量センサ16を起動して異常判定を行うことで、乗員の運転時の不快感を低減することができる。
(3)ヘッドレスト装置10によれば、異常判定処理は複数回行われ、その異常判定処理において4回連続して異常が検出されると、静電容量センサ16の異常が確定される。このため、静電容量センサ16の起動中におけるノイズや電源電圧の変動等の誤差を除外し、確実に静電容量センサ16の異常を検出することができる。
(4)ヘッドレスト装置10によれば、CPU21が異常判定を4回に分割して行うことで1回の異常判定に要する処理時間を短くする、つまり静電容量センサ16によるノイズの発生時間を短くすることで、乗員の不快感を低減することができる。
(5)ヘッドレスト装置10によれば、CPU21が静電容量センサ16の異常を検出しなかった場合には以後の異常判定処理を実施しないようにすることで、静電容量センサ16の作動時間を低減し、静電容量センサ16によるノイズの発生回数を少なくすることができる。
なお、本実施形態は上記構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・上記実施の形態では、CPU21はヘッドレスト前部12の作動中に静電容量センサ16の異常を検出した後、次回のヘッドレスト装置10の起動時に静電容量センサ16の異常判定処理を行う場合について説明した。しかし、CPU21は静電容量センサ16の異常検出の後、別のタイミングで異常判定処理を行ってもよい。例えば、CPU21は静電容量センサ16の異常を検出してから一定時間経過する毎に異常判定処理を行うようにしてもよい。そのように構成すると、例えば異常検出後の異常判定処理の間隔を短く設定することで、静電容量センサ16の異常確定を迅速に行うことが可能となる。
・上記実施の形態では、CPU21はヘッドレスト前部12の作動中に静電容量センサ16の異常を検出した後、ヘッドレスト装置10の起動時に静電容量センサ16の異常を連続して4回検出すれば、静電容量センサ16の異常を確定するものとした。しかし、静電容量センサ16の異常を確定するまでの異常判定回数はこれに限定されず、3回以下でも5回以上でもよい。要は、CPU21が正確に静電容量センサ16の異常判定できる回数とすればよい。
また、CPU21は異常判定回数に基づいて異常を確定するか否かを判定するものとしたが、異常判定時間に基づいて判定してもよい。その場合、判定回数の場合と同様に、CPU21が静電容量センサ16の異常を確定するまでの時間は限定されない。
・上記実施の形態では、CPU21はヘッドレスト前部12の作動中に静電容量センサ16の異常を検出した後、連続して4回異常された場合に静電容量センサ16の異常を確定するものとしたが、必ずしも複数回連続としなくてもよい。異常判定処理において複数回異常を検出し、そのうち所定回数以上異常を検出すれば静電容量センサ16の異常を確定するものとしてもよい。
・上記実施の形態では、ヘッドレスト装置10を備えた車両用シート1が車両の助手席に適用された場合について説明したが、車両用シート1を運転席や後部座席等、車両内の他の座席に適用してもよい。
ヘッドレスト装置を説明するための車両シートの側面図。 ヘッドレスト装置の電気的構成を示すブロック図。 静電容量検出回路及び静電容量センサを説明するブロック図。 (a)〜(d)は、静電容量検出回路の動作を説明する説明図。 静電容量検出回路の動作を説明する説明図。 静電容量センサの異常判定処理を説明する説明図。 CPUが実行する処理を説明するフロー図。
符号の説明
3…シートバック、10…ヘッドレスト装置、11…ヘッドレスト後部、12…ヘッドレスト前部、12A…全閉位置、12B…全開位置、15…モータ(駆動手段)、16…静電容量センサ、21…CPU(制御手段)。

Claims (5)

  1. シートバックに対して支持されたヘッドレスト後部と、
    前記ヘッドレスト後部に対して近接した全閉位置と同ヘッドレスト後部に対して離間した全開位置との間で進退自在なヘッドレスト前部と、
    前記ヘッドレスト前部を移動させる駆動手段と、
    乗員の頭部の接近に伴って静電容量が変化する静電容量センサと、
    車両後方からの接近物が存在することを示す接近情報をトリガ信号として前記ヘッドレスト前部を前記全開位置まで移動させると共に、前記静電容量センサからの検出信号に基づいて前記乗員の頭部を検出した場合に前記ヘッドレスト前部を停止させるように前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備えたヘッドレスト装置であって、
    前記制御手段は、前記ヘッドレスト前部の作動中に前記静電容量センサを起動して該静電容量センサからの検出信号に基づく前記乗員の頭部を検出する処理と該静電容量センサが異常か否かを検出する異常検出処理とを行うと共に、前記接近情報がない状態では、前記静電容量センサを作動させないように制御し、前記静電容量センサの異常を検出した場合、次回以降の前記ヘッドレスト装置の起動時に前記静電容量センサの異常を確定するか否かを判定する異常判定処理を行うことを特徴とするヘッドレスト装置。
  2. 前記制御手段は、前記異常判定処理を複数回行い、該異常判定処理により所定回数以上異常検出した場合に、前記静電容量センサの異常を確定することを特徴とする請求項に記載のヘッドレスト装置。
  3. シートバックに対して支持されたヘッドレスト後部と、
    前記ヘッドレスト後部に対して近接した全閉位置と同ヘッドレスト後部に対して離間した全開位置との間で進退自在なヘッドレスト前部と、
    前記ヘッドレスト前部を移動させる駆動手段と、
    乗員の頭部の接近に伴って静電容量が変化する静電容量センサと、
    車両後方からの接近物が存在することを示す接近情報をトリガ信号として前記ヘッドレスト前部を前記全開位置まで移動させると共に、前記静電容量センサからの検出信号に基づいて前記乗員の頭部を検出した場合に前記ヘッドレスト前部を停止させるように前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備えたヘッドレスト装置であって、
    前記制御手段は、前記ヘッドレスト前部の作動中に前記静電容量センサを起動して該静電容量センサからの検出信号に基づく前記乗員の頭部を検出する処理と該静電容量センサが異常か否かを検出する異常検出処理とを行うと共に、前記接近情報がない状態では、前記静電容量センサを作動させないように制御し、前記静電容量センサの異常を検出した場合、前記ヘッドレスト前部の作動後一定時間を経過する毎に、前記静電容量センサの異常を確定するか否かを判定する異常判定処理を行い、該異常判定処理により所定回数以上異常検出した場合に、前記静電容量センサの異常を確定することを特徴とするヘッドレスト装置。
  4. 前記制御手段は、複数回の前記異常判定処理の間に所定時間以上異常検出した場合に、前記静電容量センサの異常を確定することを特徴とする請求項1〜のうち何れか1項に記載のヘッドレスト装置。
  5. 前記制御手段は、複数回の前記異常判定処理の間に前記静電容量センサの異常を検出しなかった場合には以後の異常判定処理を実施しないことを特徴とする請求項のうち何れか1項に記載のヘッドレスト装置。
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