JP4711848B2 - 回転操作機構及び台部材の昇降装置 - Google Patents
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本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
また本発明は、前記固定部材と前記回転部材との間に該回転部材の一方向の回転を許容し、逆回転を阻止する一方向クラッチを設けたものである。
また本発明は、前記一方向クラッチを、前記回転部材に第2のコイルスプリングを嵌挿し、該第2のコイルスプリングの一方を前記固定部材側に係止した構成とし、前記回転部材に固定解除ノブを回転自在に取り付け、該固定解除ノブを前記第2のコイルスプリングの他方に係合し、前記固定解除ノブの回転によって前記第2のコイルスプリングの径が前記回転部材に対して緩む方向に変化するようにしたものである。
また本発明は、固定部材と、該固定部材に回転自在に支承された軸状の回転部材と、該回転部材に巻き付けられ、該回転部材の回転に伴って該回転部材の両側から引き出された部分の有効長さが伸縮する長尺部材と、前記回転部材を一方向に回転させるための回転操作機構と、前記回転部材の一方向の回転を許容し、逆回転を阻止する一方向クラッチと、該一方向クラッチの逆回転阻止機能を解除するクラッチ解除機構と、前記回転部材の回転に伴って上下動する台部材とを備えた台部材の昇降装置であって、前記回転操作機構を、前記回転部材に回転自在に連結された操作部材と、前記回転部材に嵌挿され、一端側が前記固定部材側に係止され、他端側が前記操作部材側に係止され、当該操作部材の操作によって前記回転部材に締められるばねクラッチ部と前記回転部材に遊嵌する非ばねクラッチ部とを備えた第1のコイルスプリングとより構成し、前記操作部材が前記回転部材に対して一方向に回転すると前記第1のコイルスプリングのばねクラッチ部が前記回転部材にロックされるとともに、前記非ばねクラッチ部が前記第1のコイルスプリングのばねクラッチ部を支点としてねじれ、前記操作部材に逆方向の復帰弾力を付与するようにし、前記操作部材の前記回転部材に対する逆方向の回転に対しては前記コイルスプリングのばねクラッチ部の前記回転部材に対するロックが解除されるようにしたものである。
また本発明は、前記台部材は、前記昇降装置のフレーム内に昇降自在に配置され、前記固定部材が前記フレーム側に設けられ、前記長尺部材の両端部に前記台部材が連結されていることを特徴とするものである。
また本発明は、前記台部材は、前記昇降装置のフレーム内に昇降自在に配置され、前記固定部材が前記台部材側に設けられ、前記長尺部材の両端部が前記フレーム側に連結していることを特徴とするものである。
また本発明は、前記一方向クラッチを、前記回転部材に第2のコイルスプリングを嵌挿し、該第2のコイルスプリングの一方を前記固定部材側に係止した構成とし、前記クラッチ解除機構を、前記回転部材に固定解除ノブを回転自在に取り付け、前記固定解除ノブを前記第2のコイルスプリングの他方に係合し、前記固定解除ノブの回転によって前記第2のコイルスプリングの径が前記回転部材に対して緩む方向に変化する構成としたものである。
また本発明は、前記回転部材と長尺部材との間にトルクリミッタ機構を介在せしめたものである。
また本発明は、前記トルクリミッタ機構は、前記回転部材に対して回転自在に回転体を設け、該回転体に前記長尺部材を巻き付ける構成とし、且つ、前記回転部材の外周に第3のコイルスプリングを設け、該第3のコイルスプリングのコイル内径が、前記回転部材の外径に抵抗状態で嵌合配置されており、その一端部が前記回転体に係止された構成としたものである。
また本発明は、前記長尺部材をベルトとし、前記回転体がベルトプーリであることを特徴とするものである。
また、本発明に係る台部材の昇降装置は、構造が簡単で低コスト化が可能となる。また、操作が簡単であり、安定的に台部材の昇降ができる。また、モータ等の電気系統を用いないため停電等に影響されることがない。
図10及び図11は、冷蔵庫などのフレーム2の内部に配置された棚などの台部材4を昇降させるための昇降装置を示し、フレーム2の内部に設けられている。前記昇降装置は、シャフト6(回転部材)と、該シャフト6の正逆回転により駆動されるベルト8(長尺部材)と、前記シャフト6の回転に伴って、前記台部材4を昇降方向に案内する台部材案内機構10,12と、前記シャフト6を操作部材9の正逆往復回転運動によって、一方向に間欠回転させるための回転操作機構14を備えている。
以上のような昇降装置において、台部材4を上下動させる手順を以下に説明する。
台部材4を下降させる場合には、固定解除ノブ80を図8中、矢印で示すように、右回転方向に手操作により回転させる。これにより、コイルスプリング74の一端直線部分74aは、アーム80aにより、コイルスプリング74のコイル内径を拡げる方向に押動され、コイルスプリング74による、ハウジング24とシャフト6との間のロックが解除される。
上記実施形態では、シャフト6を、図10に示すように、上側フレーム2cの下面中央に配置したが、シャフト6は、この位置に特に限定されるものではない。例えば、シャフト6を、図10中、左端部あるいは、右端部に配置し、上側フレーム2cの下面に支持させても良い。
2a 側壁フレーム
2b 側壁フレーム
2c 上側フレーム
2d 開放面
2e 後部壁
2f 下側フレーム
4 台部材
6 シャフト6
8 ベルト
10 台部材案内機構
12 台部材案内機構
14 回転操作機構
16 ガイドブロック
18 ガイドブロック
20 昇降案内部
22 昇降案内部
24 ハウジング
26 ブラケット
28 ベルトプーリ
28a 周面体
28b 盤体
28c 盤体
30 コイルスプリング
32 ストッパーリング
34 ストッパーリング
36 溝
38 ピン
40 凹部
42 溝
44 ベルトプーリ
46 ベルトプーリ
48 プーリホルダ
50 プーリホルダ
58 ダンパ
60 回転軸
62 軸受け部材
64 軸受け部
66 ストッパーリング
68 コイルスプリング挿入空間部
70 コイルスプリング挿入空間部
72 コイルスプリング
74 コイルスプリング
76 ねじ
78 切り欠き
80 固定解除ノブ
80a アーム部
82 溝
84 穴
86 軸穴
88 コイルスプリング挿入空間部
90 溝
92 凹入部
94 ねじ
96 ばねクラッチ部
98 非ばねクラッチ部
100 取り付け具
102 取り付け具
Claims (10)
- 固定部材側に支承された回転部材を操作部材の正逆往復回転運動によって一方向に間欠回転させるための回転操作機構であって、前記操作部材を前記回転部材に回転自在に連結し、前記回転部材に第1のコイルスプリングをわずかな隙間をもって嵌挿配置し、該コイルスプリングの一端を前記固定部材側に係止し、他端を前記操作部材側に係止し、前記コイルスプリングに前記操作部材の操作によって前記回転部材に締められるばねクラッチ部と前記回転部材に遊嵌する非ばねクラッチ部とを設け、前記操作部材が前記回転部材に対して一方向に回転すると前記コイルスプリングのばねクラッチ部が前記回転部材にロックされるとともに、前記非ばねクラッチ部が前記コイルスプリングのばねクラッチ部を支点としてねじれ、前記操作部材に逆方向の復帰弾力を付与するようにし、前記操作部材の前記回転部材に対する逆方向の回転に対しては前記コイルスプリングのばねクラッチ部の前記回転部材に対するロックが解除されるようにしたことを特徴とする回転操作機構。
- 前記固定部材と前記回転部材との間に該回転部材の一方向の回転を許容し、逆回転を阻止する一方向クラッチを設けたことを特徴とする請求項1に記載の回転操作機構。
- 前記一方向クラッチを、前記回転部材に第2のコイルスプリングを嵌挿し、該第2のコイルスプリングの一方を前記固定部材側に係止した構成とし、前記回転部材に固定解除ノブを回転自在に取り付け、該固定解除ノブを前記第2のコイルスプリングの他方に係合し、前記固定解除ノブの回転によって前記第2のコイルスプリングの径が前記回転部材に対して緩む方向に変化するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の回転操作機構。
- 固定部材と、該固定部材に回転自在に支承された軸状の回転部材と、該回転部材に巻き付けられ、該回転部材の回転に伴って該回転部材の両側から引き出された部分の有効長さが伸縮する長尺部材と、前記回転部材を一方向に回転させるための回転操作機構と、前記回転部材の一方向の回転を許容し、逆回転を阻止する一方向クラッチと、該一方向クラッチの逆回転阻止機能を解除するクラッチ解除機構と、前記回転部材の回転に伴って上下動する台部材とを備えた台部材の昇降装置であって、前記回転操作機構を、前記回転部材に回転自在に連結された操作部材と、前記回転部材に嵌挿され、一端側が前記固定部材側に係止され、他端側が前記操作部材側に係止され、当該操作部材の操作によって前記回転部材に締められるばねクラッチ部と前記回転部材に遊嵌する非ばねクラッチ部とを備えた第1のコイルスプリングとより構成し、前記操作部材が前記回転部材に対して一方向に回転すると前記第1のコイルスプリングのばねクラッチ部が前記回転部材にロックされるとともに、前記非ばねクラッチ部が前記第1のコイルスプリングのばねクラッチ部を支点としてねじれ、前記操作部材に逆方向の復帰弾力を付与するようにし、前記操作部材の前記回転部材に対する逆方向の回転に対しては前記コイルスプリングのばねクラッチ部の前記回転部材に対するロックが解除されるようにしたことを特徴とする台部材の昇降装置。
- 前記台部材は、前記昇降装置のフレーム内に昇降自在に配置され、前記固定部材が前記フレーム側に設けられ、前記長尺部材の両端部に前記台部材が連結されていることを特徴とする請求項4に記載の昇降装置。
- 前記台部材は、前記昇降装置のフレーム内に昇降自在に配置され、前記固定部材が前記台部材側に設けられ、前記長尺部材の両端部が前記フレーム側に連結していることを特徴とする請求項4に記載の昇降装置。
- 前記一方向クラッチを、前記回転部材に第2のコイルスプリングを嵌挿し、該第2のコイルスプリングの一方を前記固定部材側に係止した構成とし、前記クラッチ解除機構を、前記回転部材に固定解除ノブを回転自在に取り付け、前記固定解除ノブを前記第2のコイルスプリングの他方に係合し、前記固定解除ノブの回転によって前記第2のコイルスプリングの径が前記回転部材に対して緩む方向に変化する構成としたことを特徴とする請求項4乃至6の中のいずれか1つの請求項に記載の台部材の昇降装置。
- 前記回転部材と長尺部材との間にトルクリミッタ機構を介在せしめたことを特徴とする請求項4乃至7の中のいずれか1つの請求項に記載の台部材の昇降装置。
- 前記トルクリミッタ機構は、前記回転部材に対して回転自在に回転体を設け、該回転体に前記長尺部材を巻き付ける構成とし、且つ、前記回転部材の外周に第3のコイルスプリングを設け、該第3のコイルスプリングのコイル内径が、前記回転部材の外径に抵抗状態で嵌合配置されており、その一端部が前記回転体に係止された構成としたことを特徴とする請求項8に記載の台部材の昇降装置。
- 前記長尺部材をベルトとし、前記回転体がベルトプーリであることを特徴とする請求項9に記載の台部材の昇降装置。
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JP2006041912A JP4711848B2 (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | 回転操作機構及び台部材の昇降装置 |
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JP2007215897A5 JP2007215897A5 (ja) | 2008-10-09 |
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