JP4704180B2 - クランプ - Google Patents

クランプ Download PDF

Info

Publication number
JP4704180B2
JP4704180B2 JP2005304633A JP2005304633A JP4704180B2 JP 4704180 B2 JP4704180 B2 JP 4704180B2 JP 2005304633 A JP2005304633 A JP 2005304633A JP 2005304633 A JP2005304633 A JP 2005304633A JP 4704180 B2 JP4704180 B2 JP 4704180B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving
clamp
rod
pipe
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005304633A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007113647A (ja
Inventor
秀樹 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP2005304633A priority Critical patent/JP4704180B2/ja
Publication of JP2007113647A publication Critical patent/JP2007113647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4704180B2 publication Critical patent/JP4704180B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/22Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals
    • F16L3/223Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals each support having one transverse base for supporting the pipes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

本発明は、自動車の燃料タンク周辺のパイプ等を燃料タンク用のフランジ等に取付けるために用いられるクランプに関する。
自動車の燃料タンクの周辺には、クランプを介して燃料用のパイプ等が所定の位置に取り付けられているが、このクランプは、例えば、特許文献1では、パイプを保持可能な本体の収容部に、開口部から順番にパイプが2以上受け入れ可能となっている。
また、収容部の内壁には、弾性抜止片が設けられており、このうち、最上段以外の弾性抜止片は、収容部内のパイプを抜け止めする係止部と共にそのパイプの上側に入れられるパイプの外周部分を下側から受け止める保持部を有しているが、この弾性抜止片は、下のパイプを保持する機能と上からのパイプを押さえる機能を兼ねているため、上のパイプが下側にずれ易い。
特開2000−120935号公報
本発明は上記事実を考慮し、複数のパイプを確実に保持することができるクランプを提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、クランプにおいて、取付対象物に固定される嵌合部と、前記嵌合部に連設された略U字状のクランプ部と、前記クランプ部の中央部に設けられ、クランプ部の挿入口から挿入された第1棒状物を受ける第1受け部と、前記クランプ部の奥部に設けられ、前記挿入口から挿入され前記第1受け部を通過した第2棒状物を受ける第2受け部と、前記挿入口から前記第1受け部のへ向かって延出し、弾性変形して第1棒状物の進入を許容し、前記第1受け部とで第1棒状物を保持する第1弾性片と、前記クランプ部の内壁から前記第2受け部の中央部へ向かって延出し、弾性変形して前記第2棒状物の進入を許容し、前記第2受け部とで第2棒状物を保持する第2弾性片と、を備え、前記第1受け部の端部に爪が形成され、前記第2受け部で保持される第2棒状物の中心方向へ延び、前記爪と第2受け部で保持する第2棒状物の表面までの距離を、第1受け部に保持される第1棒状物の半径よりも短くしたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、取付対象物に固定される嵌合部に連設された略U字状のクランプ部の中央部には、クランプ部の挿入口から挿入された第1棒状物を受ける第1受け部を設けており、クランプ部の奥部には、該挿入口から挿入され第1受け部を通過した第2棒状物を受ける第2受け部を設けている。
このように、同一の挿入口から第1棒状物と第2棒状物を挿入させることができるため、クランプ部にパイプを装着させる際の作業性が良く、作業工数を削減することができる。また、第1棒状物と第2棒状物を2段に配置することで、クランプ部の設置面積を小さくすることができる。
また、クランプ部の内壁からは、第1弾性片及び第2弾性片が延出している。第1弾性片は、第1受け部のへ向かって延出し、弾性変形して第1棒状物及び第2棒状物の進入を許容して、第1受け部とで第1棒状物を保持する。また、第2弾性片は、第2受け部の中央部へ向かって延出し、弾性変形して第2棒状物の進入を許容して、第2受け部とで第2棒状物を保持する。
ここで、第1受け部の端部に爪を形成し、第2受け部で保持される第2棒状物の中心方向へ延出させ、爪と第2受け部で保持する第2棒状物の表面までの距離を、第1受け部に保持される第1棒状物の半径よりも短くしている。これにより、第2受け部へ進入しようとする第1棒状物の移動を阻止することができる。
第1受け部に保持された第1棒状物に、所定値以上の押圧力を付与することで、第1受け部を通過させることはできるが、第1棒状物が第1受け部に保持された状態で、第1棒状物が第2受け部側へずれた場合、第1受け部の端部に形成された爪によって第1棒状物の第2受け部への進入が阻止されるため、第1棒状物が第2受け部側へ落下するということはない。
また、第1受け部の端部に形成された爪を第2受け部で保持される第2棒状物の中心方向へ延出させることで、第1棒状物が通過する通路は、第1受け部の端部へ行くにしたがって狭くなっていくこととなる。このため、第1棒状物が第2受け部側へずれた場合において、第1受け部の端部には、このずれに対する反力が生じる。つまり、第1棒状物を第1受け部側へ戻す力(以下、「戻し力」という)が働くことになる。このため、第1棒状物は、第1受け部と第1弾性片とで確実に保持されることとなる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のクランプにおいて、前記爪が前記一対の第1受け部の端部にそれぞれ形成されたことを特徴とする。
請求項に記載の発明では、爪を、第1受け部で保持される第1棒状物の両側に配置することで、戻し力及び挿入力を棒状物の左右で安定させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のクランプにおいて、前記一対の第1受け部が前記第2受け部側へ向かって徐々に近接する方向へ傾斜していることを特徴とする。
請求項に記載の発明では、一対の第1受け部を第2受け部側へ向かって徐々に近接する方向へ傾斜させることで、第1棒状物を保持すると共に、第2棒状物を挿入するときのガイドとすることができる。
本発明は、上記構成としたので、請求項1に記載の発明では、クランプ部にパイプを装着させる際の作業性が良く、作業工数を削減することができ、また、クランプ部の設置面積を小さくすることができる。また、第2受け部へ進入しようとする第1棒状物の移動を阻止することができ、第1棒状物が第2受け部側へ落下するということはない。さらに、第1棒状物が第2受け部側へずれた場合において、第1受け部の端部には、このずれに対する反力が生じるため、第1棒状物を第1受け部側へ戻す力が働き、第1棒状物は、第1受け部と第1弾性片とで確実に保持されることとなる
請求項に記載の発明では、戻し力及び挿入力を棒状物の左右で安定させることができる。請求項に記載の発明では、第1棒状物を保持すると共に、第2棒状物を挿入するときのガイドとすることができる。
図1〜図3には、本形態に係るクランプ10が示されている。このクランプ10は、正面視にて三角形状を成す嵌合体12と四角形状を成すクランプ体14とで構成されており、クランプ体14には、棒状物としての燃料用のパイプ16、18、20が保持される。
一方、嵌合体12には、自動車の燃料タンクに設けられたタンクフランジ24に形成された矩形孔24Aと嵌合する嵌合部26が設けられている。この嵌合部26は、クランプ10の下面側から垂下する四角筒状を成し(なお、説明の便宜上、図2に示すパイプ16のクランプ体14への挿入方向(矢印方向)を下方向とし、クランプ10の嵌合体12側を左側として、上下・左右の表現をする)、矩形孔24A内へ挿通可能となっている。
また、嵌合部26の対面する一対の側壁には、開口部26Aが形成されており、開口部26A内には、爪部28が形成され、嵌合部26の側壁の面一から張り出している。この爪部28の上面とクランプ10の下面とは、タンクフランジ24の肉厚と略同一の隙間を設けており、嵌合部26を矩形孔24A内へ挿入し、爪部28が縮径して矩形孔24Aを通過し復元すると、該爪部28の上面が矩形孔24Aの周縁部に係止され、クランプ10の下面とで、矩形孔24Aの周縁部を挟持し、タンクフランジ24にクランプ10を固定させることができる。
一方、クランプ体14には、略U字状に形成された保持体30、32が設けられており嵌合体12側に位置する保持体30の側壁34の方が、保持体32の側壁36よりも短くなっている。また、保持体30と保持体32は、仕切り壁38によって仕切られている。そして、保持体30には一本のパイプ16を保持可能な保持部40が設けられており、保持体32には二本のパイプ18(第2棒状物)、20(第1棒状物)を保持可能な保持部42(第2受け部)、44(第1受け部)が設けられている。
保持体30、32はそれぞれ弾性変形可能となっており、保持体30を構成する側壁34と仕切り壁38、或いは、保持体32を構成する側壁36と仕切り壁38は、互いに接離可能となっている。このため、側壁34と仕切り壁38或いは側壁36と仕切り壁38との離間距離を広げると、保持体30内へはパイプ16が進入可能となり、保持体32内へはパイプ18、20がそれぞれ進入可能となる。
ここで、保持体30について説明する。
保持体30の側壁34及び仕切り壁38の上端側からは、後述する保持部40の中央部へ向って弾性片46が延出している。この弾性片46の上面46A同士の離間距離は、パイプ16の外径寸法よりも狭くなっており、それぞれ側壁34又は仕切り壁38へ向かって弾性変形可能となっている。
この弾性片46は、側壁34及び仕切り壁38の幅方向に沿って形成されており、幅方向の中央部には、矩形状の孔部48が形成され、弾性片46を弾性変形しやすくしている。さらに、弾性片46の先端面は、パイプ16の外径寸法と略同一の曲率半径を有する円弧面46Bが形成されており、保持部40によって保持されたパイプ16が面接触可能となっている。
また、保持体30の奥部には、パイプ16の外径寸法と略同一の曲率半径を有する半円状の保持部40が凹設されており、挿入されたパイプ16が面接触可能となっている。ここで、側壁34と仕切り壁38の離間距離は、パイプ16の外径寸法よりも大きくしており、保持部40の一端部と側壁34、或いは、保持部40の他端部と仕切り壁38の間には、この寸法差を許容する連結壁50が設けられている。これにより、弾性片46を広げやすくすると共に、パイプ16を保持部40内へ挿入しやすくしている。
次に、保持体32について説明する。
保持体32の仕切り壁38及び側壁36の上端側からは、後述する保持部44の中央部へ向って弾性片54(第1弾性片)が延出している。ここで、保持体32には保持体30に挿入されるパイプ16よりも小径のパイプ18、20が挿入されるようになっており、弾性片54の離間距離は、弾性片46の離間距離よりも小さくなっている。
この弾性片54の上面54A同士の離間距離は、パイプ18、20の外径寸法よりも狭くなっており、それぞれ側壁36又は仕切り壁38へ向かって弾性変形可能となっている。また、弾性片54は、仕切り壁38及び側壁36の幅方向に沿って形成されており、幅方向の中央部には、矩形状の切欠き部56が形成され、弾性片54を弾性変形しやすくしている。さらに、この弾性片54の先端面は、パイプ20の外径寸法と略同一の曲率半径を有する円弧面54Bが形成されており、保持部44によって保持されたパイプ20が面接触可能となっている。
ここで、保持部44は、保持体32の仕切り壁38及び側壁36の中央部から、正面視にて略三角形状に張り出した一対の受け部58、60によって構成されており、仕切り壁38及び側壁36の幅方向に沿ってそれぞれ形成されている。
また、受け部58の上面58Aと受け部60の上面60Aとの間には、パイプ20を保持可能な隙間が設けられており、保持体32の奥方へ行くにしたがって互いにその離間距離が狭くなっている。そして、この二つの受け部58、60によって、パイプ20が保持される。受け部58、60の中央部には、中空部58B、60Bを設けており、肉厚による成形後のヒケを防止し、受け部58、60間の寸法を確保している。
また、保持体32の奥部には、パイプ18の外径寸法と略同一の曲率半径を有する半円状の保持部42が凹設されており、パイプ18が面接触可能となっている。さらに、仕切り壁38からは、受け部58の下部に、保持部42の中央部へ向って弾性片52(第2弾性片)が延出しており、仕切り壁38へ向かって弾性変形可能となっている。
この弾性片52は、仕切り壁38の幅方向に沿って形成されており、幅方向の中央部には矩形状の孔部61が形成され、弾性片52を弾性変形しやすくしている。さらに、この弾性片52の先端面は、パイプ18の外径寸法と略同一の曲率半径を有する円弧面52Bが形成されており、保持部42に保持されたパイプ18が面接触可能となっている。
ここで、保持部42には保持部40で保持されるパイプ16よりも小径のパイプ18が保持されるようになっており、保持部42の曲率半径は、保持部40の曲率半径よりも小さくなっている。
一方、受け部58の下端部からは、正面視にて略三角形状を成す保持爪62が、保持部42で保持されるパイプ18の中心方向へ延びている。この保持爪62の先端からパイプ18の表面までの距離Lを、パイプ20の半径Rよりも短くしている。これにより、パイプ20の保持部42側への進入を阻止し、パイプ20が保持部42側へ落下することを防止している。
ところで、クランプ10の保持部40、42、44以外の領域では、肉盗み部64が凹設され、クランプ10の表面がヒケないようにしている。また、クランプ10の上下方向に沿ってリブ66を架け渡し、クランプ10の強度を図っている。
次に、本形態に係るクランプの作用について説明する。
図1〜図3に示すように、まず、クランプ10の嵌合部26をタンクフランジ24の矩形孔24A内へ挿入し、爪部28を矩形孔24Aの周縁部に係止させて、タンクフランジ24にクランプ10を固定させる。次に、クランプ体14の保持体30にパイプ16を装着し、保持体32にパイプ18、20を装着する。
ここで、保持体30にパイプ16を装着するため保持体30の挿入口からパイプ16を挿入させようとすると、パイプ16が弾性片46の上面46Aに当接する。この状態でパイプ16を保持部40の奥方へ向けて押し入れると、弾性片46が側壁34及び仕切り壁38側へ向かって弾性変形すると共に、弾性片46を介して側壁34と仕切り壁38が押し広げられる。
この状態で、弾性片46の上面46Aに沿ってパイプ16を保持部40内へ移動させる。そして、パイプ16が弾性片46の先端角部を越えると、弾性片46、側壁34及び仕切り壁38は復元し、パイプ16が保持部40に面接触すると共に、パイプ16の外周面が弾性片46の円弧面46Bに当接し、パイプ16が保持部40によって保持される。
次に、保持体32にパイプ18、20を装着するため保持体32の挿入口からパイプ18を挿入する。パイプ18が弾性片54の上面54Aに当接した状態で、パイプ18を保持部42の奥方へ向けて押し入れると、パイプ18が弾性片54を通過し、パイプ18が受け部58、60で構成された保持部44によって、一旦保持される。
この状態から、さらにパイプ18を保持体32の奥方へ向けて押し入れると、受け部58、60を介して側壁36と仕切り壁38が押し広げられると共に、パイプ18は受け部58、60の表面を移動し、通過して弾性片52に当接する。
そして、さらに、パイプ18を押圧すると、弾性片52の上面52Aに沿って保持部42内へ移動し、パイプ18が弾性片52の先端角部を越えると、弾性片52、仕切り壁38及び側壁36は復元し、パイプ18が保持部42に面接触すると共に、パイプ18の外周面が弾性片52の円弧面52Bに当接し、パイプ18が保持部42によって保持される。次に、保持体32の挿入口からパイプ20を挿入し、弾性片54を通過させる。これにより、パイプ20が保持部44によって保持される。
以上のように、保持体30、32では、同一の挿入口からパイプ16、18、20をそれぞれ挿入させることができるため、保持体30、32にパイプ16、18、20を装着させる際の作業性が良く、作業工数を削減することができる。また、保持体32のように、パイプ18、20を2段に配置することで、クランプ10の設置面積を小さくすることができる。
また、受け部58の下端部に保持爪62(爪)を設け、保持部42で保持されるパイプ18の中心方向へ延出させている。これにより、パイプ20の保持部42への進入を阻止し、パイプ20が保持部42側へ落下することを防止している。
また、保持爪62は保持部44側へ延出しているため、パイプ20が通過する通路は、保持爪62の先端部へ行くにしたがって狭くなっていくこととなる。このため、パイプ20が保持部42側へずれた場合において、保持爪62には、このずれに対する反力が生じる。つまり、パイプ20を保持部44側へ戻す力(以下、「戻し力」という)が働くことになる。このため、パイプ20は、保持部44と弾性片54とで確実に保持されることとなる。
ここで、保持爪62による戻し力を大きくした場合、パイプ18を保持部42で保持させるために保持爪62を通過させる挿入力(以下、「挿入力」という)が大きくなってしまい、作業性が悪くなってしまう。このため、保持爪62を、パイプ18の挿入方向に対してパイプ18の中心部へ向かって傾斜させることで、戻し力と挿入力とを適度な大きさとすることができる。
また、保持爪62を受け部58の下端部から延出させることで、保持爪62を強化させることができ、また、保持体32の形状を単純化することができる。さらに、受け部58、60を保持部42側へ向かって徐々に近接する方向へ傾斜させることで、パイプ20を保持すると共に、パイプ18を挿入するときのガイドとすることができる。
なお、本形態はあくまでも一実施例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、本形態では、保持爪62を、受け部58側に設けたが、受け部60側にも設けても良い。これにより、戻し力及び挿入力をパイプ20の左右で安定させることができる。
また、本形態では保持体30を設けたが、必ずしも保持体30は必要ではない、さらに、保持体30には一つのパイプ16のみ保持可能としたが、保持体32同様、2本のパイプ16を保持可能な2段構成としても良いし、保持体30、32をそれぞれ3段構成としても良い。
また、嵌合部26を四角筒状とし、爪部28を設け、タンクフランジ24に形成された矩形孔24Aに係止させるようにしたが、嵌合部26の形状は、タンクフランジ24側に合わせて変わるものであり、本形態の形状に限るものではない。
本発明の実施の形態に係るクランプを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るクランプを示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るクランプでパイプが保持された状態を示す斜視図である。
符号の説明
10 クランプ
26 嵌合部
32 保持体(クランプ部)
42 保持部(第2受け部)
44 保持部(第1受け部)
52 弾性片(第2弾性片)
54 弾性片(第1弾性片)
58 受け部(第1受け部)
60 受け部(第1受け部)
62 保持爪(爪)

Claims (3)

  1. 取付対象物に固定される嵌合部と、
    前記嵌合部に連設された略U字状のクランプ部と、
    前記クランプ部の中央部に設けられ、クランプ部の挿入口から挿入された第1棒状物を受ける一対の第1受け部と、
    前記クランプ部の奥部に設けられ、前記挿入口から挿入され前記第1受け部を通過した第2棒状物を受ける第2受け部と、
    前記挿入口から前記第1受け部のへ向かって延出し、弾性変形して第1棒状物の進入を許容し、前記第1受け部とで第1棒状物を保持する第1弾性片と、
    前記クランプ部の内壁から前記第2受け部の中央部へ向かって延出し、弾性変形して前記第2棒状物の進入を許容し、前記第2受け部とで第2棒状物を保持する第2弾性片と、
    を備え、
    前記第1受け部の端部に爪が形成され、前記第2受け部で保持される第2棒状物の中心方向へ延び、前記爪と第2受け部で保持する第2棒状物の表面までの距離を、第1受け部に保持される第1棒状物の半径よりも短くしたことを特徴とするクランプ。
  2. 前記爪が前記一対の第1受け部の端部にそれぞれ形成されたことを特徴とする請求項1に記載のクランプ。
  3. 前記一対の第1受け部が前記第2受け部側へ向かって徐々に近接する方向へ傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載のクランプ。
JP2005304633A 2005-10-19 2005-10-19 クランプ Active JP4704180B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005304633A JP4704180B2 (ja) 2005-10-19 2005-10-19 クランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005304633A JP4704180B2 (ja) 2005-10-19 2005-10-19 クランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007113647A JP2007113647A (ja) 2007-05-10
JP4704180B2 true JP4704180B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=38096025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005304633A Active JP4704180B2 (ja) 2005-10-19 2005-10-19 クランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4704180B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220331041A1 (en) * 2019-09-11 2022-10-20 Contech Mechical, Inc. Systems and methods for securing medical devices

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007031405A1 (de) * 2007-07-05 2009-01-08 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Halteeinrichtung
JP5141678B2 (ja) * 2009-12-24 2013-02-13 コベルコ建機株式会社 配管クランプ
DE202013007999U1 (de) * 2013-09-11 2015-01-19 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Halter
JP6483066B2 (ja) * 2016-08-03 2019-03-13 未来工業株式会社 保護カバー

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000120935A (ja) * 1998-10-19 2000-04-28 Nifco Inc 集合結束具
JP2004132394A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Nifco Inc クランプ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8021380U1 (de) * 1980-08-09 1980-11-27 Fa. A. Raymond, 7850 Loerrach Elastische Halteklammer für Rundstäbe mit variablen Durchmessern
DE3637569A1 (de) * 1986-11-04 1988-05-11 Battenfeld Kunststoffmasch Wechselvorrichtung fuer den schneckenzylinder einer spritzgiessmaschine
DE19529897A1 (de) * 1995-08-14 1997-02-20 United Carr Gmbh Trw Halteelement aus Kunststoff

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000120935A (ja) * 1998-10-19 2000-04-28 Nifco Inc 集合結束具
JP2004132394A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Nifco Inc クランプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220331041A1 (en) * 2019-09-11 2022-10-20 Contech Mechical, Inc. Systems and methods for securing medical devices
US12042308B2 (en) * 2019-09-11 2024-07-23 Contech Medical, Inc. Systems and methods for securing medical devices

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007113647A (ja) 2007-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4704180B2 (ja) クランプ
KR101595657B1 (ko) 커넥터
WO2017135339A1 (ja) クリップ、クランプ組立体及び取付構造
JP2007232063A (ja) パイプ等の防振保持具
US9748690B2 (en) Connector
JP2010223429A (ja) 締結クリップ及びこれに組み合わされたファスナ
JP2005155749A (ja) パイプクランプ
JP4974531B2 (ja) 線条体の保持具
US8231091B2 (en) Clip and mounting structure for mounting an automotive bumper accessory component
JP4494939B2 (ja) ホルダークリップ
JP2008027654A (ja) コネクタ
WO2017199842A1 (ja) クリップ
JP4496459B2 (ja) 継手部付き波形管
US20070234678A1 (en) Retainer
KR102070372B1 (ko) 커넥터
JP2008190705A (ja) クランプ
JP2005133783A (ja) クリップ
JP5941772B2 (ja) コネクタ
JP4316451B2 (ja) コネクタ
JP6120177B2 (ja) 解除治具
JP2005188623A (ja) クリップ
JP3696760B2 (ja) 線状体固定具
JP2007002953A (ja) チューブクランプ
JP4132168B2 (ja) パイプ等の長尺物の保持具
WO2012137839A1 (ja) クリップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4704180

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250