JP4694682B2 - 消火器の壁掛け用ブラケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手さげ式の消火器を住宅やビル等の壁に掛けられるようにした壁掛け用ブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、消火器の壁掛け用ブラケットは、一般に、壁(但し、床面から1.5m以下)に取付ねじで固定される帯板状のブラケット本体と、このブラケット本体の下端部から前方へ水平に突設した皿形状の載置台部、及び締結バンドから構成される。締結バンドの留め部材としては、たとえば、面状ファスナなどが用いられる。消火器は、壁に固定されたブラケット本体の載置台部の上に垂直に載置され、締結バンドで消火器の縦方向中間部がブラケット本体に対し着脱可能に縛り付けられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記壁掛け用ブラケットでは、幹線道路や地下鉄に近く、絶え間ない振動を受ける場所の住宅やビルに設置された場合や、地震などで消火器がブラケットの載置台上でがたついたり、経時的に締結バンドによる締め付けが緩み、最悪の場合締結バンドの面状ファスナよりなる留め部分が不慮に外れると、消火器が転倒落下するおそれがある。
【0004】
本発明の目的は、このような問題を解決するためになされたもので、消火器を長期にわたって安全かつ安定よく取り付けることができ、耐震性にも優れる消火器の壁掛け用ブラケットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、円筒形状の消火器本体(2)の上部の外周面一部に吊り環(8)を付設し、当該消火器本体(2)の底部が凹み底(9)に形成された消火器(1)を、壁(W)に取り付ける壁掛け用ブラケットであって、壁(W)に沿って縦方向に取り付けられる帯形状を呈する金属製のブラケット本体(11)と、ブラケット本体(11)の上部の正面側に設けられ、吊り環(8)が上方から引っ掛けられるフック部(12)と、ブラケット本体(11)の下部の正面側に設けられ、凹み底(9)の外周縁一部が上方から引っ掛けられる底受部(13)と、ブラケット本体(11)のフック部(12)と底受部(13)との上下方向中間部に取り付けられ、消火器本体(2)の外周面の一部に当てがわれる弾性体(16)と、ブラケット本体(11)のフック部(12)と底受部(13)との上下方向中間部には当該方向と直交状に取り付けられていて、消火器本体(2)が弾性体(16)に対し押し付けられるよう消火器本体(2)の外周面を締め付け可能な化学繊維製または布製から成る締結バンド(20)と、締結バンド(20)の一端部及び他端部にそれぞれ連結され、互いに係脱可能な雌雄型留め具(23)(24)と、を備えていることに特徴を有するものである。
【0006】
上記構成の壁掛け用ブラケットによれば、ブラケット本体(11)を壁(W)に取り付け、消火器本体(2)の吊り環(8)をブラケット本体(11)のフック部(12)に、消火器本体(2)の凹み底(9)の外周縁一部をブラケット本体(11)の底受部(13)にそれぞれ引っ掛け、消火器本体(2)の上下方向中間部を締結バンド(20)でブラケット本体(11)に締め付けることにより消火器(1)を壁(W)に対し安全かつ安定よく取り付けることができる。消火器(1)が凹み底(9)の外周縁一部をブラケット本体(11)の底受部(13)に引っ掛けるとともに、吊り環(8)をブラケット本体(11)のフック部(12)に引っ掛けるので、万一締結バンド(20)による締め付けが緩んだり、外れるようなことがあっても、消火器(1)がブラケット本体(11)上で転倒したり、外れたりするのを防止できる。
【0007】
締結バンド(20)で締め付けられる消火器本体(2)の外周面一部とブラケット本体(11)との間にはゴム等の弾性体(16)を介在させてあるので、締結バンド(20)による締め付け力を弾性体(16)の弾性を介して高めることができ、また強力な締付け状態を長期にわたって保持することができる。さらに弾性体(16)の吸振作用により消火器(1)が振動や地震等によりブラケット本体(11)上でがたつくのをよく防止できる。
【0008】
消火器(1)の吊り環(8)及び凹み底(9)はブラケット本体(11)のフック部(12)及び底受部(13)にそれぞれ上方から引っ掛けているので、火災発生時には締結バンド(20)による締結状態を解除した後、消火器(1)を持ち上げるだけの簡単かつ迅速な操作で取り外すことができる。
さらに、本発明の請求項1に係る発明は、ブラケット本体(11)には、フック部(12)と底受部(13)との上下方向中間部を折り曲げて消火器本体(2)側である正面側に突出するよう突部(14)が形成されるとともに、この突部(14)の背面側に凹状空間の凹部(15)がこれの左右両側方及び後方が開放するよう形成されさらに当該突部(14)の左右方向の突出端部(14a)は消火器本体(2)の円周に沿って当接するように円弧状に形成され、締結バンド(20)は、その締結バンド(20)の長さ方向中間部を凹部(15)側の突部(14)の背面に重ねて、締結バンド(20)の中間部及び突部(14)の中間部に穿った孔(22)にリベット(21)を通し、この通したリベット(21)の先端部(21a)を、突部(14)の孔(22)の周辺部分に予め成形しておいた凹み部(14b)内に沈み状態に納めて圧潰するか拡開することで、締結バンド(20)が凹部(15)側の突部(14)の背面にかしめ付けられ、突部(14)の突出端部(14a)の正面側には弾性体(16)が貼り付けられている。これにより、締結バンド(20)の締付けに伴い消火器(1)をブラケット本体(11)に対し強く押し付ける安定状態に取り付けることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明のように、上記雄型留め具(24)は、締結バンド(20)の一端部に連結された雄型留め具本体(25)に、それぞれが先端部に外向きの係合突起(26)を有し、かつ相互の対向間隔を拡開・縮小自在とする一対の弾性脚(27)(27)を備えたものとし、上記雌型留め具(23)は、締結バンド(20)の他端部に連結された雌型留め具本体(32)に、前記一対の弾性脚(27)(27)が縮小状態で差込み可能に設けられた脚挿入孔(33)と、この脚挿入孔の内奥側の両側壁に前記弾性脚(27)(27)の拡開復元作用で前記係合突起(26)(26)が突出するよう設けられた指掛け孔(35)(35)、及び該指掛け孔の縁に前記係合突起が突出すると同時に抜止め状に係止するよう設けられた抜止め段部(36)(36)と、を備えたものとすることができる。
【0010】
このように構成された雌雄型留め具によれば、雌型留め具本体(32)の脚挿入孔(33)に、雄型留め具本体(25)の一対の弾性脚(27)(27)を弾性に抗して縮小させながら差し込み、差し込み後は弾性脚(27)(27)の拡開復元作用により係合突起(26)(26)が抜止め段部(36)(36)に係止するため、振動や地震等に対抗できる抜止め阻止力が得られる。したがって、振動や地震等により不慮に雌雄型留め具(23)(24)同士が外れることがなくてバンド締結状態を堅持できる。火災発生時には指掛け孔(35)(35)に突出している一対の係合突起(26)(26)を指で押込み操作することにより弾性脚(27)(27)を脚挿入孔(33)から抜き出すことができてバンド締結状態を簡易迅速に解除できる。
【0011】
【0012】
また、請求項3に記載の発明のように、凹部(15)内に、締結バンド(20)の中間部と、その締結バンド(20)の背面側にリベット(21)の後端部である頭(21b)とが納められ、凹部(15)の深さ寸法は、締結バンド(20)の厚み寸法とリベット(21)の頭(21b)の厚み寸法とを合わせた寸法よりも大きく形成されている構成にすることができる。これにより締結バンド(20)及びリベット(21)の頭(21b)が壁(W)につかえることなくブラケット本体(11)の背面側を壁(W)に密着状態に固定することができる。
【0013】
前記ブラケット本体(11)のフック部(12)は、請求項4に記載の発明のように、ブラケット本体(11)の一部を正面側へ切り起こして断面L形状に形成することができる。また、前記底受部(13)は、請求項5に記載の発明のように、ブラケット本体(11)の下端部を正面側へ突出するよう折り曲げて断面L形状に形成することができる。これによりフック部(12)及び底受部(13)はブラケット本体(11)とは別部材を用いることなく、ブラケット本体(11)それ自体をプレス加工することで簡単かつ安価に制作することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る消火器の壁掛け用ブラケットの実施形態を図面にもとづき説明する。図1は消火器の壁掛け用ブラケットを取付け状態で示す正面図、図2は消火器の壁掛け用ブラケットを取付け状態で示す側面図、図3は図2におけるA−A線拡大断面図、図4は壁掛け用ブラケットの締結バンドの雌雄型留め具を分離状態で示す半欠截正面図、図5は図4におけるB−B線断面図、図6は壁掛け用ブラケットの締結バンドの雌雄型留め具を係合状態で示す半欠截正面図である。
【0015】
図1及び図2において、対象の住宅用の消火器1は消火剤を充填した円筒形状の消火器本体2に、先端にノズル3を有するホース4、安全栓5、レバー6、7などをそれぞれ備えている。消火器本体2の外周面の上部には平面視においてコの字形状の吊り環8を溶接等で固定し、消火器本体2の底部は凹み底9に形成している。
【0016】
本発明に係る壁掛け用ブラケット10は、帯形状を呈する金属製のブラケット本体11の上部に、消火器1の吊り環8が上方から引っ掛けられるフック部12を、またブラケット本体11の下部に、消火器本体11の凹み底9の外周縁一部9aが上方から引っ掛けられる底受部13をそれぞれ設けている。フック部12は、プレス加工によりブラケット本体11の一部を正面側へ切り起こして断面L形状に形成する。底受部13は、同じくプレス加工によりブラケット本体11の下端部を正面側へ折り曲げて断面L形状に形成する。
【0017】
図2、図3に示すように、ブラケット本体11のフック部12と底受部13との中間部は正面側へ突出するよう縦断面台形状に折り曲げて突部14を形成するとともに、この突部14の背面側に凹部15をこれの左右両側方及び後方が開放するよう形成している。突部14の突出端部14aは横断面形状が消火器本体2の円周に沿うよう円弧状に形成され、この突出端部14aの正面側にはゴムや発泡樹脂等からなる板状の弾性体16を貼り付ける。ブラケット本体11のフック部12より上部、突部14と底受部13との中間部にはそれぞれ取付ねじ17が挿通可能な取付孔18を設けている。
【0018】
ブラケット本体11の上下方向中間部には化学繊維製または布製から成る締結バンド20が直交状に取り付けられる。この場合、締結バンド20はブラケット本体11の突部14の背面側の凹部15を利用して当該箇所にリベットや接着剤などで取り付ける。その凹部15は少なくとも締結バンド20の厚みよりも深く形成されている。締結バンド20の取付けに際しては、締結バンド20の長さ方向中間部を突部14の背面側の凹部15に直交状に重ね、プラスチック製のリベット21を締結バンド20、及び突出端部14aに穿った孔22に通し、突出端部14aの正面側へ突出するリベット21の先端部21aを圧潰するか拡開することで締結バンド20が凹部15にかしめ付けられる。その際、突出端部14aの正面側に弾性体16を貼り付けるときにリベット21の先端部21aが障害となることのないように、突出端部14aの孔22の周辺部分に図3に示すごとく凹み部14bを予め成形し、その凹み部14b内に先端部21aを沈み状態に納めている。
【0019】
締結バンド20の一端部及び他端部には、互いに係脱可能な雌雄型留め具23、24を備えている。図4及び図5に示すように、雄型留め具24は、締結バンド20の一端部に連結されるプラスチック製の雄型留め具本体25に、それぞれが先端部に外向きの係合突起26を有し、かつ相互の対向間隔を拡開・縮小自在とする一対の弾性脚27、27と、弾性脚27、27間に配置され、弾性脚27より長い挿入ガイド突起28とをそれぞれ一体に形成している。弾性脚27、27の基部には第1、2バンド挿通孔29、30を形成している。締結バンド20の一端部20aは第1バンド挿通孔29に挿通した後折り返して第2バンド挿通孔30に挿通することができ、これにより締結バンド20の長さ調整を可変できる。この締結バンド20の長さ調整は消火器本体2の胴回りに合わせて行われ、この長さ調整が予め行われることによって雌雄型留め具23、24同士を係合連結させるだけで消火器本体2がブラケット本体11に対し強く縛り付けられる。第2バンド挿通孔30の一側孔縁には締結バンド20の折返し側端部20aが滑り止め状に係合する係合歯31を設けている。
【0020】
一方、雌型留め具23は、図4に示すように、締結バンド20の他端部に連結固定されるプラスチック製の偏平筒形状の雌型留め具本体32に、前記一対の弾性脚27、27の拡開間隔Fよりも狭い開口幅Eを有して一対の弾性脚27、27が縮小状態で差込み可能な脚挿入孔33を設け、かつこの脚挿入孔33の中央部に前記挿入ガイド突起28が差込み可能な突起挿入孔34を設けるとともに、脚挿入孔33の内奥側の両側壁に、前記係合突起26が突出する指掛け孔35を開口している。該指掛け孔35の縁には、前記係合突起26が指掛け孔35に突出すると同時に抜止め状に係止する抜止め段部36を設けている。
【0021】
しかるときは、雌型留め具23の脚挿入孔33に雄型留め具24の一対の弾性脚27、27を弾性に抗して縮小させながら差し込み、係合突起26、26が抜止め段部36、36の位置に達すると同時に、弾性脚27、27が拡開復元作用により拡開して係合突起26、26が抜止め段部36、36に抜止め状に係止する(図6参照)。そして、指掛け孔35、35に突出している一対の係合突起26、26を指で押込み操作すると、係合突起26、26が抜止め段部36、36から外れ、弾性脚27、27を脚挿入孔33から抜き出すことができる。
【0022】
次に、上記構成の壁掛け用ブラケット10を用いて消火器1を壁Wに取り付ける要領について説明する。図2に示すように、まず、壁Wにブラケット本体11を縦方向にして取付ねじ17で取り付ける。その際、締結バンド20の長さ方向中間の固定部及びリベット21の頭21bは凹部15内に納めているので、それら締結バンド20及びリベット21が壁Wにつかえることなくブラケット本体11の背面が壁Wに密着状態に重なるよう固定することができる。
【0023】
次いで、壁掛け用ブラケット10に対し消火器1は吊り環8をブラケット本体11のフック部12に、その凹み底9の外周縁一部9aをブラケット本体11の底受部13にそれぞれ上方から挿入して引っ掛ける。しかる後、締結バンド20を消火器本体2の上下方向中間部の外周に巻き付け、雌雄型留め具23、24同士を上記要領により係合連結させると、消火器本体2が弾性体16に押し付けられると同時にブラケット本体11に強く縛り付けられる。
【0024】
このように消火器1は吊り環8をブラケット本体11のフック部12に、凹み底9の外周縁一部9aをブラケット本体11の底受部13にそれぞれ引っ掛け、さらに消火器本体2の上下方向中間部を締結バンド20でブラケット本体11に締め付けることにより壁Wに安定よく取り付けられる。とくに、消火器1の凹み底9の外周縁一部9aがブラケット本体11の底受部13に引っ掛けられているに加えて、さらに消火器1の吊り環8がブラケット本体11のフック部12に引っ掛けられているため、万一締結バンド20による締め付けが緩んだり、外れるようなことがあっても、消火器1が壁掛け用ブラケット10上で転倒したり、外れたりするのを防止できる。
【0025】
締結バンド20で締め付けられる消火器本体2の外周面一部とブラケット本体11との間には弾性体16を介在させてあるので、締結バンド20による締め付けを強力にすることができるとともに、弾性体16の吸振作用により振動や地震等でがたつくのをよく防止できる。
【0026】
火災発生時には、雌型留め具23を雄型留め具24から抜き出して締結バンド20による締結状態を解除した後、消火器1を持ち上げて吊り環8及び凹み底9の外周縁一部9aをブラケット本体11のフック部12及び底受部13から上方へ抜き出すだけの簡単な操作で迅速に取り外すことができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、消火器を長期にわたり安全かつ安定よく壁に取り付けることができ、また火災時には壁から簡易迅速に取り外すことができて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 消火器の壁掛け用ブラケットを取付け状態で示す側面図である。
【図2】 消火器の壁掛け用ブラケットを取付け状態で示す正面図である。
【図3】 図2におけるA−A線拡大断面図である。
【図4】 壁掛け用ブラケットの締結バンドの雌雄型留め具を分離状態で示す半欠截正面図である。
【図5】 図4におけるB−B線断面図である。
【図6】 壁掛け用ブラケットの締結バンドの雌雄型留め具を係合状態で示す半欠截正面図である。
【符号の説明】
1 消火器
2 消火器本体
8 吊り環
9 凹み底
10 壁掛け用ブラケット
11 ブラケット本体
12 フック部
13 底受部
14 突部
15 凹部
16 弾性体
20 締結バンド
21 リベット
23 雌型留め具
24 雄型留め具
25 雄型留め具本体
26 係合突起
27 弾性脚
32 雌型留め具本体
33 脚挿入孔
35 指掛け孔
36 抜止め段部

Claims (5)

  1. 円筒形状の消火器本体の上部の外周面一部に吊り環を付設し、当該消火器本体の底部が凹み底に形成された消火器を、壁に取り付ける壁掛け用ブラケットであって、
    壁に沿って縦方向に取り付けられる帯形状を呈する金属製のブラケット本体と、
    前記ブラケット本体の上部の正面側に設けられ、前記吊り環が上方から引っ掛けられるフック部と、
    前記ブラケット本体の下部の正面側に設けられ、前記凹み底の外周縁一部が上方から引っ掛けられる底受部と、
    前記ブラケット本体の前記フック部と前記底受部との上下方向中間部に取り付けられ、前記消火器本体の外周面の一部に当てがわれる弾性体と、
    前記ブラケット本体の前記フック部と前記底受部との上下方向中間部には当該方向と直交状に取り付けられていて、前記消火器本体が前記弾性体に対し押し付けられるよう前記消火器本体の外周面を締め付け可能な化学繊維製または布製から成る締結バンドと、
    前記締結バンドの一端部及び他端部にそれぞれ連結され、互いに係脱可能な雌雄型留め具と、を備えており、
    前記ブラケット本体には、前記フック部と前記底受部との上下方向中間部を折り曲げて前記消火器本体側である正面側に突出するよう突部が形成されるとともに、この突部の背面側に凹状空間の凹部がこれの左右両側方及び後方が開放するよう形成されさらに当該突部の左右方向の突出端部は前記消火器本体の円周に沿って当接するように円弧状に形成され、
    前記締結バンドは、その締結バンドの長さ方向中間部を前記凹部側の突部の背面に重ねて、前記締結バンドの中間部及び前記突部の中間部に穿った孔にリベットを通し、この通したリベットの先端部を、前記突部の孔の周辺部分に予め成形しておいた凹み部内に沈み状態に納めて圧潰するか拡開することで、前記締結バンドが前記凹部側の突部の背面にかしめ付けられ、
    前記突部の突出端部の正面側には前記弾性体が貼り付けられている消火器の壁掛け用ブラケット。
  2. 前記雄型留め具が、前記締結バンドの一端部に連結された前記雄型留め具本体に、それぞれが先端部に外向きの係合突起を有し、かつ相互の対向間隔を拡開・縮小自在とする一対の弾性脚を備えており、
    前記雌型留め具が、前記締結バンドの他端部に連結された前記雌型留め具本体に、前記一対の弾性脚が縮小状態で差込み可能に設けられた脚挿入孔と、この脚挿入孔の内奥側の両側壁に前記弾性脚の拡開復元作用で前記係合突起が突出するよう設けられた指掛け孔、及び該指掛け孔の縁に前記係合突起が突出すると同時に抜止め状に係止するよう設けられた抜止め段部と、を備えている請求項1記載の消火器の壁掛け用ブラケット。
  3. 前記凹部内に、前記締結バンドの中間部と、その締結バンドの背面側に前記リベットの後端部である頭とが納められ、
    前記凹部の深さ寸法は、前記締結バンドの厚み寸法と前記リベットの頭の厚み寸法とを合わせた寸法よりも大きく形成されている請求項1記載の消火器の壁掛け用ブラケット。
  4. 前記フック部が前記ブラケット本体の一部を正面側へ切り起こして断面L形状に形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載の消火器の壁掛け用ブラケット。
  5. 前記底受部が前記ブラケット本体の下端部を正面側へ突出するよう折り曲げて断面L形状に形成されている請求項1ないし4のいずれかに記載の消火器の壁掛け用ブラケット。
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