JPS6333525Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6333525Y2
JPS6333525Y2 JP4523382U JP4523382U JPS6333525Y2 JP S6333525 Y2 JPS6333525 Y2 JP S6333525Y2 JP 4523382 U JP4523382 U JP 4523382U JP 4523382 U JP4523382 U JP 4523382U JP S6333525 Y2 JPS6333525 Y2 JP S6333525Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding plate
belt
substrate
edge
fitting
Prior art date
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Expired
Application number
JP4523382U
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English (en)
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JPS58147406U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4523382U priority Critical patent/JPS58147406U/ja
Publication of JPS58147406U publication Critical patent/JPS58147406U/ja
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Publication of JPS6333525Y2 publication Critical patent/JPS6333525Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Buckles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は高所作業者の墜落防止用安全帯に取付け
て使用するバツクルの改良に関する考案である。
従来、この種のバツクルは摺動上板11と摺動下
板18とをリベツト等で鋲着して摺動板を構成し
ているので製作組立に手数を多く要し製造費の嵩
むのを免れ得なかつた。
本案は斯様な欠点を除去し改善することをその
目的とするものである。
本案の態様を添付図面に示す一実施例について
詳記する。
尚、本実施例において上下、左右、表裏と称す
るのは第1図を基準にして説明している。
本案は左右の側辺1,1とベルト取付辺2と上
下の側辺3,3とを以て左右のベルト挿通孔4,
5を設け、その左側ベルト挿通孔4の左側縁に表
側へ傾斜突出する突出縁部6を設けて基板7を形
成し、左側の上下先端部に突出部8,8と、右側
縁部に近似L字状に折曲した突起片9,9とを設
け、該突出部8,8と突起片9,9との間に嵌合
部10,10を設けて摺動上板11を形成し、左
右の側辺12,12と上下の側辺13,13とを
以てベルト挿通孔14を設けそのベルト挿通孔1
4の左側縁に裏側へ傾斜突出する突出縁部15を
設け、上下両側辺13,13を各々延長して基板
7の上下側辺3,3に沿うように表側へ折曲して
壁部16,16を設け、さらに該壁部16,16
の一部を摺動上板11の嵌合部10,10に嵌合
するように対向する近似コ字形に折曲して嵌合片
17,17を設けて摺動下板18を形成し、該基
板7と摺動上板11と摺動下板18とを組み合わ
せて成る構造を有するバツクルである。尚、摺動
下板18の両壁部16,16の高さは基板7の厚
みとほぼ同じかそれよりも少し高い目に形成する
と良い。
本案のバツクルを組み立てるには第9図に示す
ように摺動下板18の右側辺部12と嵌合片17
の間に摺動上板11をその突起片9側から嵌入し
て、摺動下板18の壁部16上に摺動上板11の
突出部8をのせて該摺動上板11を水平状にする
ことにより摺動上板11の嵌合部10に摺動下板
18の嵌合片17を嵌合させることによつて両者
を組み合わせて基板摺動孔20を形成する。次に
第11図に示すようにその基板摺動孔20に基板
7をその右の側辺から矢印C方向へ嵌入すること
により本案のバツクルは組み立てられる。
そして、そのバツクルの基板7のベルト取付辺
2または右側辺1にベルトSの基端部S1を巻い
て折り返して縫着すれば基板7と摺動上板11と
摺動下板18とは組み合わせた状態を保持する。
すなわち、摺動上板11と摺動下板18とによつ
て形成した基板摺動孔20はそれに嵌入する基板
7の厚み分しか設けてないのでそこへ基板7を嵌
入すると摺動上板11は第9図のように斜状にな
ることなく水平状を保持するので摺動下板18の
両嵌合片17,17は摺動上板11の突出部8と
突起片9との間における嵌合部10に各々嵌合し
ているから摺動上板11と摺動下板18とは係合
状態を保持する。また基板7は片方は突出縁部
6、他方はベルト取付辺2又は右側辺1に取付け
たベルト基端部S2によつて各々基板摺動孔20
から抜けることはない。
従つて、ベルトSを取付けた後は基板7は摺動
上板11、摺動下板18とは、組み合わせた状態
で基板7上を左右へ摺動自在となりベルト締着作
用を行なう。
本案のバツクルを使用するには、ベルトSの先
端部S2を作業者の身体に廻し、バツクルの裏側
から表側に向け、摺動下板18のベルト挿通孔1
4と基板7の左側ベルト挿通孔4に挿通して矢印
Bで示すように左上方向に引けばベルトSは引き
締り、その手を離せば締着したベルトSの矢印D
方向の戻る力によりベルトSの先端部S2は摺動
下板18のベルト挿通孔14の突出縁部15で屈
曲し、その屈曲による摩擦抵抗で摺動下板18は
同じく矢印Dに示す左方に引かれるのでその嵌合
片17と嵌合している摺動上板11も共に左方に
引かれ、ベルトSの先端部S2は基板7の突出縁
部6と摺動上板11の突出片部19との間に強く
圧着挾持されて滑り緩むことはない。
この挾持力はベルトにかかる張力と共に増加す
る。ベルトSの先端部S2の表側への突出部は更
に基板7の右側ベルト挿通孔5に挿入される。ベ
ルトSを取り外す場合はベルトSの先端部S2を
基板7の右側ベルト挿通孔5から引き出して緩
め、摺動上板11を摺動下板18と共に僅か右方
に摺動させることにより容易に取り外すことがで
きる。
尚、本案では摺動下部11の突起片9は左側の
上下先端部にそれぞれ2個設けたが、摺動下部1
1の左側部全体をL字形に折曲した突起片9でも
同様な効果が得られる。また摺動下板18の両突
起片17,17は上下両端部で対向しているが、
これを各々延長して継ぎ合つても良い。
この考案のバツクルは上述のような構成である
から、その構成部品が板金をプレス抜きをした
り、あるいは板金をプレス抜きして屈曲するだけ
で形成できて鋲接等の工程を要せず、それらの部
分を単に嵌合するだけで容易に組み立てられるの
で、手数を省き製造費を低減することができると
共に、摺動板を備えたバツクルとしてベルトに掛
る張力と共に増加する処の強い挟着力を有し滑る
ことなく安全である等々の顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案バツクルの正面図、第2図はその
右側面図、第3図はその底面図、第4図はその背
面図、第5図は第1図のA−A線における断面図
であつてベルトを挿通した状態を示す。第6図は
摺動上板の斜視図、第7図は基板の斜視図、第8
図は摺動下板の斜視図、第9図は摺動上板と摺動
下板を組み合わせた時の断面図、第10図はその
左側面図、第11図は基板を挿入している状態を
示す参考図である。 図中の符号、1,3,12,13は側辺、2は
ベルト取付辺、4,5,14はベルト挿通孔、6
は突出縁部、7は基板、8は突出部、9は突起
片、10は嵌合部、11は摺動上板、15は突出
縁部、16は壁部、17は嵌合片、18は摺動下
板、19は突出片部、20は基板摺動孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の側辺1,1とベルト取付辺2と上下の側
    辺3,3とを以て左右のベルト挿通孔4,5を設
    け、その左側ベルト挿通孔4の左側縁に表側へ傾
    斜突出する突出縁部6を設けて基板7を形成し、
    左側の上下先端部に突出部8,8と右側縁部に近
    似L字状に折曲した突起片9とを設け、該突出部
    8,8と突起片9,9との間に嵌合部10,10
    を設けて摺動上板11を形成し、左右の側辺1
    2,12と上下の側辺13,13とを以てベルト
    挿通孔14を設け、そのベルト挿通孔14の左側
    縁に裏側へ傾斜突出する突出縁部15を設け、上
    下両側辺13,13を各々延長して基板7の上下
    側辺3,3に沿うように折曲して壁部16,16
    を設け、さらに壁部16,16の一部を摺動上板
    11の嵌合部10,10に嵌合するようにコ字形
    に折曲して嵌合片17,17を設けて摺動下板1
    8を形成し、該基板7と摺動上板11と摺動下板
    18とを組み合せて成る構造を特徴とするバツク
    ル。
JP4523382U 1982-03-29 1982-03-29 バツクル Granted JPS58147406U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4523382U JPS58147406U (ja) 1982-03-29 1982-03-29 バツクル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4523382U JPS58147406U (ja) 1982-03-29 1982-03-29 バツクル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58147406U JPS58147406U (ja) 1983-10-04
JPS6333525Y2 true JPS6333525Y2 (ja) 1988-09-07

Family

ID=30056261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4523382U Granted JPS58147406U (ja) 1982-03-29 1982-03-29 バツクル

Country Status (1)

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JP (1) JPS58147406U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58147406U (ja) 1983-10-04

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