JP2006336821A - 高固定強度の固定具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 被取付部材に垂直方向だけでなく水平方向の引き離し力が加わった場合でも、十分に対抗する高い固定強度で固定することができる固定具を提供する。
【解決手段】 固定具3は、頭部7と頭部から延びる脚部9を有するピン1と、フランジ10とフランジから延びる軸部11を有するブッシュ2との2部品から成り、軸部11には脚部9を受入れるスリット17が設けられ、スリットに脚部9を挿入することによって被取付部材に固定される。軸部11には、フランジ10と協働して被取付部材を挟持する弾性係止片14がフランジ10に隣接する位置に設けられ、軸部11の中央には軸方向に延びる高い剛性の軸柱13が形成される。
【選択図】 図6
【解決手段】 固定具3は、頭部7と頭部から延びる脚部9を有するピン1と、フランジ10とフランジから延びる軸部11を有するブッシュ2との2部品から成り、軸部11には脚部9を受入れるスリット17が設けられ、スリットに脚部9を挿入することによって被取付部材に固定される。軸部11には、フランジ10と協働して被取付部材を挟持する弾性係止片14がフランジ10に隣接する位置に設けられ、軸部11の中央には軸方向に延びる高い剛性の軸柱13が形成される。
【選択図】 図6
Description
本発明は、高い固定強度の固定具に関し、例えば、カーテンシールドエアバッグの取付部をボデーパネルに高い固定強度で連結できる固定具に関する。
実開平1−85509号公報(特許文献1)には、頭部と頭部から延びる脚部を有するピンと、フランジとフランジから延びる軸部を有するブッシュとの2部品から成り、軸部には脚部を受入れる軸穴が設けられ、軸部を、2枚のパネル(被取付部材)の取付穴に挿入し、更に軸穴に脚部を挿入することによって、両パネルに固定されるとともに、両パネルを相互に連結する固定具が開示されている。この固定具では、軸部の先端が軸方向に延びる十字のスリットによって分割されていて、脚部を軸穴に挿入すると軸部先端の4分割部分が横方向外側に拡げられる。従って、軸部を被取付部材の取付穴に挿入して軸部に脚部を挿入するという簡単な操作で固定具は被取付部材に固定され、例えば被取付部材が2枚のパネルである場合、両パネルを相互に簡単な操作で連結できる利点がある。しかし、2枚のパネルは、フランジと軸部先端側の横方向に拡がった4部分との間の挟持によって連結され、フランジに近い軸部部分は殆ど拡大していないので、パネルを相互に引き離す方向(軸方向)に力が加わると、軸部先端側のパネルはフランジ側のパネルから低い力で引き離されてしまい、固定強度がそれほど高くない。
特開2005−047325号公報(特許文献2)には、軸方向の引き離し力に強い固定力を有する固定具を開示している。この固定具は、頭部と頭部から延びる脚部を有するプラスチック製のピンと、フランジとフランジから延びる軸部を有するプラスチック製のブッシュとの2部品から成り、軸部には脚部を受入れる軸穴が設けられ、軸穴に脚部を挿入することによって、被取付部材であるカーテンシールドエアバッグの取付部とボデーパネルとに固定される。軸部には、フランジに隣接する位置に横方向外側に弾性的に張出す弾性係止片が設けられ、弾性係止片は、軸部がカーテンシールドエアバッグ取付部及びボデーパネルの取付穴に挿入されるとフランジと弾性係止片との間に両部材を挟持する形状である。脚部は軸穴に十分に挿入されると弾性係止片が内側に倒れるのを阻止してフランジと弾性係止片とによる両部材の挟持を維持し、カーテンシールドエアバッグをボデーパネルに強固に連結する。これによって、軸方向の引き離し力に強い固定力を有する固定具となっている。なお、カーテンシールドエアバッグは、特許文献2に記載のように、自動車の左右の側面ウィンドウ部分の上方に設置され、衝突等の衝撃時に瞬間的に降りて乗員の頭部を保護するエアバッグであり、自動車のフロントからリアに側面ウィンドウ上方に長く延びて設置される。エアバッグは、作動時急激に下方に展開するので、そのときの固定具への反動が大きく、固定具の固定強度が低いと、エアバッグそのものがボデーパネルから外れる虞れがあり、固定具には高い固定強度が要求される。
特許文献2に記載の固定具は、軸穴に脚部を挿入することによってカーテンシールドエアバッグの取付部とボデーパネルに強く固定されて、カーテンシールドエアバッグをボデーパネルに強固に連結する。しかし、この固定具は、ピンの脚部がブッシュの中空の軸部に挿入される構成であるので、ブッシュのフランジと弾性係止片とでカーテンシールドエアバッグ取付部とボデーパネルを挟持した連結力は、軸部の軸方向には強固であるが、軸方向に直交する横方向の剪断力にやや弱い傾向がある。例えば、カーテンシールドエアバッグにボデーパネルに対して垂直な引き離し力だけでなく水平方向の引き離し力が加わった場合、垂直方向の引き離し力に比較して低い水平方向の引き離し力でブッシュが破断して、カーテンシールドエアバッグがボデーパネルから外れる虞れがあり、そのような場所に使用することができなかった。
特許文献3(特開2000−240624号)には、ワイヤハーネスをテープで巻回して固定する基板と、基板から垂設した軸部とを備え、軸部の先端にはボデーパネルの取付穴縁部に係合する羽根部が設けられ、羽根部がボデーパネルの取付穴に取付けられることによってワイヤハーネスがボデーパネルに取付けられるオフセット型クランプが開示されている。このクランプでは、羽根部に、ボデーパネルの取付穴縁部を受入れる切欠きが形成し、切欠き部分のある羽根部部分と軸部との間には窪みが形成され、この窪みにピンの脚部が挿入されると羽根部がボデーパネル取付穴へ強固に係合され、ピン脚部が抜き出されると羽根部がボデーパネルから取外せるようになっている。特許文献3は、ブッシュのフランジと弾性係止片とで複数の被取付部材を挟持して連結する場合において、被取付部材の垂直方向における引き離し力にも水平方向における引き離し力にも十分に対抗できる固定具を開示するものではない。
特許文献4(特開2004−360912号公報)は、頭部と頭部から延びる脚部を有するピンと、フランジとフランジから垂下する錨脚形状の軸部を有するブッシュとから成り、ブッシュ軸部にはピン脚部を受入れる空洞が設けられ、空洞にピン脚部を挿入することによって被取付部材に固定され、被取付部材が複数のパネルであるパネルを相互に連結する固定具が開示されている。軸部は、フランジから垂下するロッド部分と、ロッド部分の先端からフランジ側に折返して中腹部分で最も横方向外方に張出しフランジに隣接する部分では軸心に近づく湾曲した一対の錨脚部分とで形成される。ピンは、使用前において脚部がブッシュの空洞に入らない状態でブッシュに連結され、取扱いを容易にするとともに、その状態でブッシュ軸部を被取付部材の取付穴に挿入してピン脚部をブッシュ軸部に押込んで本止め連結する。特許文献4の固定具は、ブッシュのフランジと弾性係止片とで複数の被取付部材を挟持して連結する場合において、被取付部材の垂直方向における引き離し力にも水平方向における引き離し力にも十分に対抗できる固定具ではない。ブッシュ軸部の錨脚部分は、中腹部分で最も横方向外側に張出しているため、垂直方向に引き離し力にすら対抗できない。また、ブッシュ軸部のロッド部分は、薄くて細長い板状体であって、その強度は低く、水平方向の引き離し力に対抗することはできない。
従って、本発明の目的は、複数のパネル等の、複数の被取付部材の一部又は全部に垂直方向の引き離し力だけでなく水平方向の引き離し力が加わった場合でも、十分に対抗する高い固定強度で固定することができる固定具を提供することにある。
かかる目的を達成するため、本発明に係る固定具は、頭部と頭部から延びる脚部を有するピンと、フランジとフランジから延びる軸部を有するブッシュとの2部品から成り、軸部には脚部を受入れる軸穴が設けられ、軸穴に脚部を挿入することによって被取付部材に固定されるものであり、この固定具は、軸部に、フランジに隣接する位置において横方向外側に弾性的に張出す弾性係止片が設けられ、弾性係止片は、軸部が被取付部材の取付穴に挿入されるとフランジと弾性係止片との間に被取付部材を挟持する形状であり、軸部の中央には軸方向に延びる高い剛性の軸柱が形成され、軸穴は軸柱と弾性係止片の間に軸方向に延びて形成されており、脚部は、軸穴に十分に挿入されると弾性係止片が内側に倒れるのを阻止してフランジと弾性係止片とによる被取付部材の挟持を維持する形状であることを特徴とする。
上記のように、軸部の中央に軸方向に延びる高い剛性の軸柱が形成されているので、軸柱と弾性係止片との間にピン脚部が挿入されれば、フランジに隣接する位置において横方向外側に弾性的に張出す弾性係止片が、複数のパネル等の、複数の被取付部材の一部又は全部に垂直方向の引き離し力が加わっても十分に対抗でき、また、複数の被取付部材の一部又は全部に水平方向の引き離し力が加わった場合も、その引き離し力に対抗でき、複数の被取付部材を高い固定強度で固定することができる。
上記固定具において、軸柱は被取付部材の取付穴の横断面を埋める軸部の横断面のほぼ全体を占めて形成され、軸穴は軸柱の両側に弾性係止片の間のスリットとして一対形成され、脚部は一対の軸穴に対応して一対形成され、脚部が軸穴に十分に挿入される状態は、頭部がフランジに接面するまで脚部を挿入することによって得られる。この固定具において、ピンとブッシュには、脚部が軸穴に途中まで挿入されて仮連結状態を得る仮連結手段が設けられ、仮連結状態において頭部はフランジには接面せず且つ弾性係止片が内側に倒れることができる状態にあるのが好ましい。これによって2部品の一方を紛失するのを防止でき、ピンをブッシュに押込む操作が容易になる。この固定具において、軸部の横断面をほぼ矩形に形成し、弾性係止片を矩形の4個の角部分に形成し、一対の脚部の各々は、隣接する2個の弾性係止片に係合する形状に形成することができる。これとは別に、軸部の横断面をほぼ円形に形成し、弾性係止片を90度の間隔で4個形成し、一対の脚部の各々を隣接する2個の弾性係止片に係合する形状に形成することもできる。これらの固定具において、弾性係止片の各々の横断面は、扇形に形成され、脚部の各々の横断面は、隣接する2個の弾性係止片の軸部内側に向かう2辺に当接するT字形に形成できる。
上記固定具において、被取付部材が、カーテンシールドエアバッグ取付部とボデーパネルとであり、フランジと弾性係止片とによってカーテンシールドエアバッグとボデーパネルとを連結するようにできる。その場合、軸柱は軸部の横断面においてほぼ全体を占めて形成され、軸穴は軸柱の両側に前記弾性係止片の間のスリットとして一対形成され、脚部は一対の軸穴に対応して一対形成され、脚部が軸穴に十分に挿入される状態は、頭部がフランジに接面するまで脚部を挿入することによって得られ、ピンとブッシュとには、脚部が軸穴に途中まで挿入されて仮連結状態を得る仮連結手段が設けられ、仮連結状態において頭部はフランジには接面せず且つ弾性係止片が内側に倒れることができる状態にあり、仮連結状態でカーテンシールドエアバッグ取付部の取付穴に軸部が挿入されて弾性係止片とフランジによって仮止めされる構成にできる。
以下、本発明の1実施形態について図面を参照しながら説明する。図1〜図3は、本発明の1実施形態に係る固定具の一方の部品である、ピン1を示している。図4〜図7は、本発明の1実施形態に係る固定具の他方の部品である、ブッシュ2を示している。図8〜図10は、ピン1をブッシュ2に連結した、本発明の1実施形態に係る固定具3を示している。図11〜図13は、固定具3を、1の被取付部材であるカーテンシールドエアバッグの取付部5と他の被取付部材である自動車のボデーパネル6とに固定して、カーテンシールドエアバッグをボデーパネルに連結する操作を示している。
図1〜図3を参照して、固定具3の一方の部品であるピン1を説明する。ピン1は、プラスチックの一体成形品であり、円板形状の頭部7と、頭部7から垂下するように延びる一対の脚部9、9とから成る。頭部7の上面は、作業者が指でピン1をブッシュ2に押込むのを容易にするように凹んで形成されている(図3参照)。一対の脚部9、9は、ブッシュ2に設けられた軸穴としての一対のスリットに対応して形成されている。更に詳しくは、一対の脚部9の位置は、一対のスリットに挿入できる位置と間隔を持って頭部7に垂設されている。また、各脚部9は、頭部7から一定長さ延びて形成される。各脚部9の長さは、ブッシュ2の、軸穴としてのスリットに完全に挿入されるとブッシュの弾性係止片が内側に倒れるのを阻止するように係合できる長さに定められる。更に、各脚部9は、図1の破線に示されるように、横断面においてT字形状に形成されて、ブッシュ2の軸穴としての、対応のスリットに挿入することができ、ブッシュ2の、2つの弾性係止片の,それぞれの内側の側面に係合できる形状に形成されている。
各脚部9の先端又は中間部分には、脚部9がブッシュのスリットに途中まで挿入された仮連結状態でピン1がブッシュ2に連結される仮連結手段としての係止部(図示せず)が形成されるのが好ましい。例えば、仮連結手段として、特許文献2に記載のように、脚部9の先端に係止凹部が形成され、ブッシュ2の軸部に係止爪が形成されるのが好ましく、係止凹部に係止爪が係止することによって仮連結状態にする。仮連結状態においては、ブッシュ2の弾性係止片は軸穴としてのスリットの中に撓むことができる状態にあり、ブッシュ2の軸部を、カーテンシールドエアバッグの取付部5の取付穴に挿入するだけの簡単な操作で固定具3をカーテンシールドエアバッグの取付部5へ容易に仮止めできる。脚部9は、脚部9がブッシュ2の軸穴としてのスリットに十分に挿入されたとき(例えば頭部7がブッシュ2のフランジに接面するまで押込まれたとき)、ブッシュ2の弾性係止片が内側に倒れるのを阻止してフランジと弾性係止片とによる被取付部材の挟持(すなわち本止め状態)を維持する形状に形成されている。また、本止め状態の維持のため、脚部9には、本止め係止手段が設けられている。例えば、本止め係止手段として、特許文献2に記載のように、脚部9の中間位置に形成される係止肩が設けられる。本止め状態において、ブッシュ2の各弾性係止片の自由端がスリットの中に撓むのを確実に阻止し、これによって、固定具3がエアバッグ取付部5をボデーパネル6に高い固定強度で連結する。
図4〜図7を参照して、固定具3の他方の部品であるブッシュ2を説明する。ブッシュ2はプラスチックの一体成形品で成り、フランジ10と、フランジ10から垂下する軸部11とを有する。軸部11は、カーテンシールドエアバッグの取付部5の取付穴及びボデーパネル6の取付穴に挿入される。フランジ10は、被取付部材であるカーテンシールドエアバッグ取付部5に接面して、軸部11の弾性係止片14(後述)と協働して被取付部材を挟持するために、一定厚さで適当な面積の剛性プレートとして形成される。軸部11は、フランジ10の中央に垂設されて軸方向に延びる軸柱13を有する。軸柱13は、図7に図示のように、被取付部材の取付穴の横断面を埋める軸部11の横断面のほぼ全体を占める、むくの棒状に形成されて、高い剛性と高い剪断抵抗力を有する。被取付部材としてのカーテンシールドエアバッグの取付部5及びボデーパネル6の取付穴が角穴に形成されている場合、図示のように、軸柱13は、角穴に挿入される角柱形状に形成される。取付部5等の被取付部材の取付穴が丸穴である場合には、軸柱13は円柱形状に形成されてもよい。軸部11は、軸柱13の下端側からフランジ10の側に延びて、先端側が横方向外側に弾性的に張出す弾性係止片14を有する。弾性係止片14は、取付部5等の被取付部材の取付穴が角穴に形成されて、軸柱13が角柱に形成される場合、図7に図示のように、角穴の4個の角部分に対応した位置で被取付部材に係合するように4個形成される。取付穴が丸穴である場合には、弾性係止片14は、90度の間隔で4個形成されるのが好ましい。これらの弾性係止片14は、それぞれが単独で軸柱13の先端からフランジ10に向けて延びており、それぞれの弾性係止片14が横方向外側に弾性的に張出している。各弾性係止片14の先端には、カーテンシールドエアバッグの取付部5及びボデーパネル6の取付穴の縁部に係合する係止肩15が形成されている。図7に図示のように、弾性係止片14の各々の横断面形状(又は平面形状)は、扇形に形成される。
隣接する2つの弾性係止片14と軸柱13の間には、ピン1の脚部9が挿入される軸穴としてのスリット17が一対形成されている。図7に図示のように、弾性係止片14の各々の横断面形状(又は平面形状)は扇形に形成されて、隣接する弾性係止片14の間及び軸柱の間に空間が形成されて、横断面においてT字形状のスリット17を形成し、横断面T字形状の脚部9を受入れ形状にされている。各スリット17は、更に、フランジ10を貫通して形成されて、脚部9がフランジ10の側から挿入されるのを可能にする(図4参照)。かかるスリット17の形状によって、このスリット17に挿入された脚部9は、軸柱13に当接するとともに、隣接する2個の弾性係止片14の軸部11の内側に向かう2辺に当接することができ、これによって、弾性係止片14が軸部11の内側に撓むのを阻止する。
軸柱13又はフランジ10には、脚部9がスリット17に途中まで挿入された仮連結状態でピン1がブッシュ2に連結される仮連結手段としての係止部(図示せず)が形成されるのが好ましい。例えば、特許文献2に記載のように、脚部9の先端に係止凹部が形成され、軸柱13又はフランジ10に係止爪が形成されるのが好ましく、係止凹部に係止爪が係止することによって仮連結状態にする。仮連結状態においては、弾性係止片14は軸穴としてのスリット17の中に撓むことができる状態にあり、ブッシュ2の軸部11を、カーテンシールドエアバッグの取付部5の取付穴に挿入するだけの簡単な操作で固定具3をカーテンシールドエアバッグの取付部5へ容易に仮止めできる。また、特許文献2に記載のように、軸柱13又はフランジ10の係止爪は、脚部9がスリット17に十分に挿入されて、例えば、頭部7がブッシュ2のフランジ10に接面するまで押込まれたとき、脚部9の中間位置に形成された係止肩に係止して本止め状態となり、弾性係止片14が内側に倒れるのを阻止してフランジ10と弾性係止片14とによる被取付部材の挟持(すなわち本止め状態)を維持する形状に形成されている。本止め状態において、各弾性係止片14の自由端がスリット17の中に撓むのを確実に阻止し、これによって、固定具3がエアバッグ取付部5をボデーパネル6に高い固定強度で連結する。
上記のピン1とブッシュ2を連結した固定具3が図8〜図10に示される。図8においてピン1がブッシュ2に仮連結されて、固定具3として用いられる。ピン1の脚部9は、ブッシュ2のスリット17の途中まで挿入され、例えば、脚部9の係止凹部に、フランジ10に形成されてスリット17に延びる係止爪が係止して、図示の仮連結状態に維持される。この仮連結によってピン1とブッシュ2の2部品の一方を紛失するのを防止できる。仮連結状態においては、ブッシュ2の弾性係止片14は軸穴としてのスリット17の中に撓むことができる状態にあり、ブッシュ2の軸部11を、カーテンシールドエアバッグの取付部5の取付穴に挿入するだけの簡単な操作で固定具3をカーテンシールドエアバッグの取付部5へ容易に仮止めできる。複数のエアバッグ取付部5(図11)の取付穴にそれぞれ固定具3を予め取付けることができ、固定具3付きのカーテンシールドエアバッグとすることができる。その固定具付きのカーテンシールドエアバッグを自動車の艤装ライン等に持ち込むことができ、ラインでの固定具取付け作業を省くことができ、更に、ボデーパネルへブッシュ軸部を挿通するだけでカーテンシールドエアバッグを仮止めでき、艤装ラインにおける工数を削減できる。
図9は、ピン1をブッシュ2に十分に押込んだ本止め状態を示している。本止め状態において、ピン1の頭部7は、ブッシュ2のフランジ10に接面しており、脚部9はスリット17に十分に挿入されている。本止め状態において、各脚部9が、スリット17の中で軸柱13に当接するとともに、隣接する2個の弾性係止片14の軸部11の内側に向かう2辺に当接して、弾性係止片14が軸部11の内側に撓むのを阻止する。図10は、脚部9が軸柱13に当接し、各弾性係止片14の内側の2辺に当接する様子を示している。かかる本止め状態において、各弾性係止片14の自由端がスリット17の中に撓むのを確実に阻止され、固定具3が、被取付部材に高い固定強度で連結される。なお、本止め状態において、脚部9の中間位置に形成される係止肩にフランジ10の係止爪に係止して、その本止め状態を維持する。
図11〜図13を参照して、固定具3を、1の被取付部材であるカーテンシールドエアバッグ18の取付部5と他の被取付部材である自動車のボデーパネル6に固定し、それによって、カーテンシールドエアバッグ18をボデーパネル6に連結する操作を説明する。図11において、固定具3は、図8の仮連結状態でカーテンシールドエアバッグ18の取付部5に仮連結される。この仮連結において、軸部11をエアバッグ取付部5の取付穴に挿入する時又は挿入後、フランジ10と協働してエアバッグ取付部5を保持する支持プレート19が、軸部11を通して取付けられる。支持プレート19は、図示のように、薄いプレートで形成されて、軸部11が通る取付穴は、エアバッグ取付部5がフランジ10に接面した仮止め状態を維持するように、弾性係止片14の先端に係合する大きさに形成されている。支持プレート19の厚さを選定することによって、カーテンシールドエアバッグをボデーパネル6へ取付ける際の取付け厚さも適正に調整できる。複数のエアバッグ取付部5の取付穴にそれぞれ固定具3を予め取付けることができ、固定具3付きのカーテンシールドエアバッグとすることができる。そのカーテンシールドエアバッグを自動車の艤装ライン等に持ち込んでボデーパネルへブッシュ脚部を挿通するだけでカーテンシールドエアバッグを仮止めでき、艤装ラインにおける工数を削減できる。
図12において、固定具3付きのカーテンシールドエアバッグのエアバッグ取付部5がボデーパネル6に仮止め状態に連結される。この連結のため、ボデーパネル6の複数の所定位置に取付穴が形成されている。そこへ、固定具3が予め取付けられたカーテンシールドエアバッグ取付部5に挿入されたブッシュ2の軸部11の先端を取付穴に合わせる。次に、そのまま、軸部11をボデーパネル6の取付穴に挿入するだけで、弾性係止片14がボデーパネル6の取付穴に係止して固定具3を介してエアバッグ1がボデーパネル6に取付けられる。この状態が仮止め状態である。複数の固定具3がそれぞれカーテンシールドエアバッグの所定の位置に取付けられており、それらの軸部11を、ボデーパネル6の複数の対応する固定位置に形成された取付穴に挿入するだけでカーテンシールドエアバッグはボデーパネル6の所定位置に仮止めされる。
図13において、各固定具3のブッシュ2に仮止めされたピン1の頭部7を矢印21の方向に手で押して、ピン1の脚部9をブッシュ2の軸部11のスリット17に十分に挿入する。この十分な挿入は、頭部7がフランジ10に接面するまで脚部9をスリット17に挿入することによって得られる。ピン1の脚部9は、ピン1の頭部7がフランジ10に接面すると、各脚部9が、スリット17の中で軸柱13に当接するとともに、隣接する2個の弾性係止片14の軸部11の内側に向かう2辺に当接して、弾性係止片14が軸部11の内側に撓むのを阻止する。この本止め状態は、軸柱13又はフランジ10の係止爪が脚部9の中間位置に形成された係止肩に係止することによって維持される。本止め状態によって、固定具3がエアバッグ取付部5をボデーパネル6に高い固定強度で連結する。そして、軸柱13は、高い剛性を有するので、カーテンシールドエアバッグの動作時における垂直方向の強い引き離し力だけでなく水平方向の強い引き離し力に対しても十分に対抗して、高い保持力を発揮し、また、水平方向における強い剪断力に対しても十分に高い抵抗力を有し、エアバッグ作動時の急激な展開にもカーテンシールドエアバッグがボデーパネルから外れる虞れはない。
なお、上記の例では、本発明による固定具によってカーテンシールドエアバッグがボデーパネルに高い保持力で取付けられている。本発明による固定具の他の用途として、その高い保持力を利用して、ボルト及びナットによる締結部分に、ボルト・ナットを置き換えて用いることができ、同様に、リベットによる締結部分に、リベットを置き換えることができる。更に、本発明による固定具は、一方向からの作業で被取付部材を高い保持力を得ているので、ブラインドリベットによる締結部分においても、ブラインドリベットに置き換えて用いることができる。
1 ピン
2 ブッシュ
3 固定具
5 カーテンシールドエアバッグの取付部(被取付部材)
6 ボデーパネル(被取付部材)
7 ピンの頭部
9 ピンの脚部
10 ブッシュのフランジ
11 ブッシュの軸部
13 軸柱
14 弾性係止片
15 係止肩
17 スリット(軸穴)
18 カーテンシールドエアバッグ
19 支持プレート
2 ブッシュ
3 固定具
5 カーテンシールドエアバッグの取付部(被取付部材)
6 ボデーパネル(被取付部材)
7 ピンの頭部
9 ピンの脚部
10 ブッシュのフランジ
11 ブッシュの軸部
13 軸柱
14 弾性係止片
15 係止肩
17 スリット(軸穴)
18 カーテンシールドエアバッグ
19 支持プレート
Claims (8)
- 頭部と該頭部から延びる脚部を有するピンと、フランジと該フランジから延びる軸部を有するブッシュとの2部品から成り、前記軸部には前記脚部を受入れる軸穴が設けられ、該軸穴に前記脚部を挿入することによって被取付部材に固定される固定具であって、
前記軸部には、前記フランジに隣接する位置において横方向外側に弾性的に張出す弾性係止片が設けられ、該弾性係止片は、前記軸部が被取付部材の取付穴に挿入されると前記フランジと該弾性係止片との間に前記被取付部材を挟持する形状であり、
前記軸部の中央には軸方向に延びる高い剛性の軸柱が形成され、前記軸穴は前記軸柱と前記弾性係止片の間に軸方向に延びて形成されており、
前記脚部は、前記軸穴に十分に挿入されると前記弾性係止片が内側に倒れるのを阻止して前記フランジと前記弾性係止片とによる前記被取付部材の挟持を維持する形状である
ことを特徴とする固定具。 - 請求項1に記載の固定具において、前記軸柱は被取付部材の取付穴の横断面を埋める軸部の横断面のほぼ全体を占めて形成され、前記軸穴は、前記軸柱の両側に前記弾性係止片の間のスリットとして一対形成され、前記脚部は、前記一対の軸穴に対応して一対形成されており、前記脚部が前記軸穴に十分に挿入される状態は、前記頭部が前記フランジに接面するまで前記脚部を軸穴に挿入することによって得られることを特徴とする固定具。
- 請求項2に記載の固定具において、前記ピンと前記ブッシュとには、前記脚部が前記軸穴に途中まで挿入されて仮連結状態を得る仮連結手段が設けられ、前記仮連結状態において前記頭部は前記フランジには接面せず且つ前記弾性係止片が内側に倒れることができる状態にあることを特徴とする固定具。
- 請求項2又は3に記載の固定具において、前記軸部の横断面はほぼ矩形に形成され、前記弾性係止片は、前記矩形の4個の角部分に形成されており、前記一対の脚部の各々は、隣接する2個の弾性係止片に係合する形状に形成されていることを特徴とする固定具。
- 請求項2又は3に記載の固定具において、前記軸部の横断面はほぼ円形に形成され、前記弾性係止片は、90度の間隔で4個形成されており、前記一対の脚部の各々は、隣接する2個の弾性係止片と係合する形状に形成されていることを特徴とする固定具。
- 請求項4又は5に記載の固定具において、前記弾性係止片の各々の横断面は、扇形に形成され、前記脚部の各々の横断面は、前記隣接する2個の弾性係止片の軸部内側に向かう2辺に当接するT字形に形成されていることを特徴とする固定具。
- 請求項1に記載の固定具において、前記被取付部材が、カーテンシールドエアバッグ取付部とボデーパネルとを包含し、前記フランジと前記弾性係止片とによってカーテンシールドエアバッグとボデーパネルとを連結することを特徴とする固定具。
- 請求項7に記載の固定具において、前記軸柱は被取付部材の取付穴の横断面を埋める前記軸部の横断面のほぼ全体を占めて形成され、前記軸穴は、軸柱の両側に弾性係止片の間のスリットとして一対形成され、前記脚部は一対の軸穴に対応して一対形成されており、前記脚部が軸穴に十分に挿入される状態は、頭部がフランジに接面するまで脚部を軸穴に挿入することによって得られ、前記ピンとブッシュとには、脚部が軸穴に途中まで挿入されて仮連結状態を得る仮連結手段が設けられ、前記仮連結状態において頭部はフランジには接面せず且つ弾性係止片が内側に倒れることができる状態にあり、前記仮連結状態で前記カーテンシールドエアバッグ取付部の取付穴に前記軸部が挿入されて前記弾性係止片と前記フランジによって仮止めされることを特徴とする固定具。
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