JP4690820B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体無線通信に用いられる無線機などに適用されるアンテナ装置の技術分野に関するものである。
近年、移動体無線通信に対するニーズは、携帯電話等さまざまな分野で高まっている。携帯電話は、車両等での高速移動状態においても、音声通話やデータ通信等で利用されている。また、ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)が小型化、軽量化されるに伴い、これを屋外で使用して高速データ通信を行う場面が増えてきている。
ノートPCを用いて屋外でデータ通信を行う場合、例えば図10(a)に示すようにノートPC101にワイヤレスローカルエリアネットワーク(W−LAN)カード102を接続する方法が良く用いられている。このW−LANカード102には、図10(b)に示すようなアンテナパターン104、あるいは図10(c)に示すようなチップアンテナ105が、W−LANカード102のプリント基板103の端に取り付けられているのが一般的である(特許文献1)。
ところで、移動体無線通信では、基地局からの電波が移動体に対してあらゆる方向から到来している。そのため、移動体に搭載されるアンテナは、大地に対し水平面で無指向の放射パターンを有していることが望ましい。
また、前記移動体無線通信がW−LANの場合には、垂直偏波の電波が使用されることが多い。しかしながら、図10のように構成されたアンテナでは、基板の長手方向に電流が強く流れるため、水平偏波成分が主体となり、さらに水平偏波の放射パターンは水平面に対し8の字状となる。このため、パターンのヌル方向では通信特性が劣化してしまうという問題がある。
これに対し、垂直偏波が水平面で無指向性を有しているアンテナとして、例えば図11に示すような平板状アンテナ111が知られている(特許文献2)。このような平板状アンテナ111では、有限地板112を使用して水平面無指向性を達成するために、アンテナエレメント113を有限地板112の中央に配置するような構成としている。
ここで有限地板とは、該地板の大きさが使用電波の波長に対して必ずしも十分に大きいとは言えず、該地板の大きさが無視できないものを言う。例えば、図10(b)のアンテナパターン104または図10(c)のチップアンテナ105では、プリント基板103がそれぞれのアンテナ地板となっているが、その大きさは使用電波の波長に対して十分に大きいとは言えない。
またW−LANでは、ダイバーシティ受信を必要としたり、2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数帯を使用するといったこともあり、このような用途に対しては複数のアンテナを必要とする場合がある。
特開2002−76735号公報 特開平5−347511号公報
しかしながら、プリント基板上には種々の電子部品等が配置されることから、アンテナエレメントをプリント基板の中央に配置するのが困難となる場合が多い。また、1つの地板上に複数のアンテナエレメントを搭載する必要がある場合には、地板中央に配置できるとしても1つのアンテナエレメントのみであり、その他のアンテナエレメントは中央以外の位置に配置せざるを得ない。
このため、例えば図12(a)に示すように、アンテナエレメント113が有限地板112の中央以外の位置に配置された平板状アンテナ121では、構造の非対称性のために垂直偏波の水平面無指向性が達成できなくなる、あるいは図12(b)に示すように垂直偏波利得122が低下してしまう(同図では垂直偏波利得122が水平偏波利得123に比べて低下している)、といった通信特性を劣化させてしまう問題があった。
また、同じ地板上に複数のアンテナを配置する場合には、アンテナ間の干渉を低減するために各アンテナの間隔をある程度大きくして配置する必要があるが、そのために装置が大型化してしまう、あるいはトラップ回路を付加することにより高周波回路部が複雑になってしまう、等の問題があった。
特に車載用の電話アンテナでは、無線通信装置の小型化により、前記有限地板が使用周波数の波長に対し非常に小さくなる場合があり、同地板のアンテナ指向性に対する影響が大きくなることが問題となる。すなわち、図12で説明したような問題が生じてしまう。
そこで本発明は、アンテナを地板中央に配置することなく、垂直偏波の水平面無指向性の放射パターンを得ることができ、また通信特性を劣化させることなく複数のアンテナを設置することが可能なアンテナ装置を提供することを目的とする。
この発明のアンテナ装置の第1の態様は、略方形の地板と、前記地板の上方に略平行配置される長尺状の導体からなるアンテナエレメントと、前記アンテナエレメントの一端と前記地板とを電気的に接続する垂直エレメントと、前記アンテナエレメントの他端と給電点を接続する給電用エレメントとからなり、前記アンテナエレメントが略コの字型または湾曲状に形成され、前記アンテナエレメント、前記垂直エレメント及び前記給電用エレメントのいずれもが前記地板の直上に配置され、前記給電点が、前記地板の相対向する二辺の略中央位置に配置され、前記アンテナエレメントと前記垂直エレメントと前記給電用エレメントの全長が使用周波数の約1/2波長の長さであって、前記アンテナエレメントと前記垂直エレメントと前記給電用エレメントとを、前記地板の相対向する二辺に略垂直な中心線に対しほぼ左右対称となるように配置ことにより、使用周波数の約1/4波長の長さのアンテナが左右対称に配置され、前記アンテナエレメントが、前記地板から使用周波数の約0.06波長以上約0.08波長以下の高さに配置されることを特徴とするアンテナ装置である。
第2の態様は、略方形の地板と、前記地板の上方に略平行配置される長尺状の導体からなるアンテナエレメントと、前記アンテナエレメントの両端と前記地板とを電気的に接続する第1及び第2の垂直エレメントと、前記第1と第2の垂直エレメントの間で前記アンテナエレメントと給電点を接続する給電用エレメントとからなり、前記アンテナエレメントが略コの字型または湾曲状に形成され、前記アンテナエレメント、前記第1及び第2の垂直エレメント及び前記給電用エレメントのいずれもが前記地板の直上に配置され、前記給電点が、前記地板の相対向する二辺の略中央位置に配置され、前記アンテナエレメントと前記第1及び第2の垂直エレメントの全長が使用周波数の約1/2波長の長さであって、前記アンテナエレメントと前記第1及び第2の垂直エレメントとを、前記地板の相対向する二辺に略垂直な中心線に対しほぼ左右対称となるように配置することにより、使用周波数の約1/4波長の長さのアンテナが左右対称に配置され、前記アンテナエレメントが、前記地板から使用周波数の約0.06波長以上約0.08波長以下の高さに配置されることを特徴とするアンテナ装置である。
前記第の態様は、前記アンテナエレメントのほぼ中央に容量成分を装荷することを特徴とするアンテナ装置である。
以上説明したように本発明のアンテナ装置によれば、アンテナを地板中央に配置することなく、垂直偏波に対し水平面無指向性の高い放射パターンを得ることができる。これにより、設計上自由度の高いアンテナ装置を提供することができる。また、アンテナエレメントを、地板から約0.06波長以上0.08波長以下の高さに配置するので、水平方向における垂直偏波成分と水平偏波成分の利得差を1dB程度に収めることができ、x−y平面とy−z平面のどちらを水平面にとった場合でも、性能が大きく変化することのないアンテナ装置を提供することができる。
とくに、ほぼ2倍の周波数で動作する他のアンテナと統合する場合であっても、本発明のアンテナ装置によれば、アンテナエレメントの中央に容量成分を装荷することにより、アンテナ間の距離を大きくすることなくアンテナ相互の干渉を低減することが可能となり、これによりアンテナ装置を小型化することができる。
さらに、本発明のアンテナ装置の接地点近傍に第2のアンテナ素子を設置することで、干渉の小さいダイバーシティアンテナを構成することができる。
車載用のアンテナ装置にあっては、本発明のアンテナ装置によれば、車載用の電話アンテナを有限地板上に設置する場合や、他のアンテナ、例えばGPS(全地球測位システム)等の無線通信装置と一体化する場合であっても、アンテナの特性を劣化させることなく該車載用の電話アンテナを設置することが可能となる。
図面を参照して本発明の好ましい実施の形態におけるアンテナ装置について詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
図1は、本発明の第一の実施形態におけるアンテナ装置の概略構成を説明する図である。図1(a)は、本実施形態のアンテナ装置1の斜視図を示しており、図1(b)は、本実施形態のアンテナ装置1の平面図を示している。
アンテナ装置1は、有限地板2上に略コの字型に形成されたアンテナエレメント3と給電用エレメント4及び垂直エレメント5からなる長尺状の導体を有している。給電用エレメント4は、アンテナエレメント3の一端と給電点6とを接続しており、垂直エレメント5は、アンテナエレメント3の他端と有限地板2とを接続している。
アンテナエレメント3は、線材、板材もしくは薄膜等の長尺状の導体で形成されており、アンテナエレメント3の形状、及び給電用エレメント4と垂直エレメント5との配置関係は、ともに有限地板2に対して左右対称となるよう形成されている。また、アンテナエレメント3と給電用エレメント4及び垂直エレメント5からなる導体の全長が、使用周波数の約1/2波長となるよう形成されている。
上記のような構成は、使用周波数の約1/4波長のアンテナを左右対称に配置した無給電アレーと考えることができ、指向性を無くすよう調整していることになる。さらに、給電用エレメント4と垂直エレメント5に流れる電流がともに同相となるため、垂直偏波成分を多く生成することが可能となる。
本実施形態のアンテナ装置1における放射パターンの一実施例を図2に示す。同図において、(a)は(x−y)面における放射パターンを示しており、(b)は(y−z)面における放射パターンを示している。
図2に示す放射パターンは、図1に示すアンテナ装置1の寸法を以下のように設定したときのものである。すなわち、アンテナ装置1の使用周波数の波長をλとしたとき、有限地板2の一辺の長さを約0.26λ、アンテナエレメント3の地板2からの高さを約0.06λ、アンテナエレメント3の向かい合う2辺の長さを約0.13λとし、アンテナエレメント3、給電用エレメント4、及び垂直エレメント5の全長が約1/2λになるようにしている。
図2(a)より、(x−y)面における垂直偏波成分7が無指向性の放射パターンを形成していることが確認できる。また、図2(b)に示す(y−z)面においては、水平偏波成分10が無指向性の放射パターンを形成していることが確認できる。このことから、本実施形態のアンテナ装置1の寸法を上記のように構成することにより、(x−y)面と(y−z)面のどちらを水平面にとった場合でも、垂直偏波を無指向に放射することが可能となる。
図13にはアンテナエレメントの高さに対する、水平方向における垂直偏波と水平偏波成分の利得差を示している。アンテナエレメントの高さが約0.06波長から約0.08波長の場合、利得差は1dB程度に収まっており、(x−y)面と(y−z)面のどちらを水平面にとった場合でも、性能が大きく変化することがない。また、装置の低姿勢化に伴い、アンテナ高さを約0.04波長程度まで低くしても、利得差は3dB程度以内に収まる。
上記の通り本発明のアンテナ装置1では、アンテナエレメント3、給電用エレメント4、及び垂直エレメント5を有限地板2に対して左右対称となるよう形成するとともに、全長を使用周波数の約1/2波長とすることにより、垂直偏波を無指向に放射することが可能となる。
これにより、アンテナエレメント3を地板2の中央に設置する必要が無くなり、アンテナ装置1の設計自由度が高められるといった大きな効果が得られる。さらに、垂直偏波成分と水平偏波成分とによる偏波ダイバーシティ効果も期待できる。
本発明の第二の実施形態であるアンテナ装置を、図3を用いて以下で説明する。図3(a)及び(b)はそれぞれ、本発明の第二の実施形態であるアンテナ装置11の斜視図および平面図を示す。
本実施形態のアンテナ装置11は、コの字に形成されたアンテナエレメント3の両端が、第1垂直エレメント12と第2垂直エレメント13によって有限地板2に電気的に接続され、第1垂直エレメント12と第2垂直エレメント13の間にアンテナエレメント3と給電点6を接続する給電用エレメント14が設けられている。
本実施形態のアンテナ装置11では、第1垂直エレメント12と第2垂直エレメント13との間に給電用エレメント14を設けて給電させるようにしており、これにより任意のインピーダンスと容易に整合できるようになる。すなわち、給電用エレメント14とアンテナエレメント3との接続位置を調整することで、地板上の図示しないアンテナ回路とアンテナエレメント3との間のインピーダンスの整合状態を改善することができる。
図1に示した本発明の第一の実施形態のアンテナ装置1と、図3に示した本発明の第二の実施形態のアンテナ装置11のそれぞれにおいて、各アンテナ装置の構成から得られる50Ω線路に対するインピーダンス特性(VSWR)を図4に示す。同図より、第二の実施形態であるアンテナ装置11のVSWR16の方が、第一の実施形態であるアンテナ装置1のVSWR15より低くなっていることがわかる。従って、アンテナ装置11のような給電方式を用いることで、インピーダンスの整合状態を改善できることがわかる。
図1に示した本発明の第一の実施形態のアンテナ装置1、及び図3に示した本発明の第二の実施形態のアンテナ装置11では、ともにアンテナエレメント3の形状がコの字に形成されていた。本発明のアンテナ装置では、アンテナエレメントの形状がコの字に限定されるものではない。
本発明のアンテナ装置のアンテナエレメントが、コの字以外の形状に形成される一実施例として、例えば図5に示すようなジグザグ形状のものがある。図5(a)及び(b)は、アンテナエレメント22がジグザグ形状を形成しているアンテナ装置21のそれぞれ斜視図及び平面図を示す。図5ではジグザグ形状のものを示したが、別の実施例としてコイル形状にすることも可能である。
図5において、ジグザグ形状はアンテナエレメント22の全体に形成されるものであってもよく、あるいはアンテナエレメント22の一部にのみ形成されてもよい。アンテナエレメント22をジグザグ形状あるいはコイル形状に形成することで、一定の領域内におけるアンテナエレメントの電気長を長くすることが可能となる。従って、所定の長さのアンテナエレメントの占める領域を小さくすることができ、その結果アンテナ装置のサイズを小さくすることが可能となる。
本発明のアンテナ装置のアンテナエレメントが、コの字以外の形状に形成されるさらに別の実施例を図6に示す。図6(a)は本実施例のアンテナ装置31の斜視図を示し、図6(b)は平面図を示す。図6に示すアンテナ装置31では、アンテナエレメント32が湾曲した形状に形成されている。
アンテナエレメント32が図6に示すような湾曲状に変形されている場合であっても、アンテナエレメント32等を地板2に対して左右対称に設置することにより、垂直偏波の水平面無指向の放射パターンを形成することが可能となる。
本発明のさらに別の実施形態であるアンテナ装置を、図7を用いて説明する。図7(a)及び(b)は、それぞれ本実施形態の斜視図及び平面図を示す。本実施形態のアンテナ装置41では、アンテナエレメント42の中央部が切断されて容量成分43が形成されている。
図7に示すように、アンテナエレメント42の中央部に容量成分43を形成することにより、アンテナ装置41の使用周波数のほぼ2倍の周波数で動作する別のアンテナとの干渉を低減することが可能となる。これは、前記使用周波数のほぼ2倍に相当する周波数に対して、アンテナ装置41が片側開放の1/2波長アンテナとなり、給電点で高インピーダンスとなるためである。ここで、容量成分を形成する方法としては、チップ部品を実装したり、回路パターンを形成したり、板金を折り曲げて平行平板を形成する等が挙げられる。
本発明のさらに別の実施形態であるアンテナ装置を、図8の斜視図を用いて説明する。本発明のアンテナ装置51は、図3に示した第2の実施形態のアンテナ装置11と同様に、アンテナエレメント3の両端に第1垂直エレメント12と第2垂直エレメント13を有し、第1垂直エレメント12と第2垂直エレメント13の間に給電用エレメント14を有している(以下では第1のアンテナと記す)。
本実施形態のアンテナ装置51では、さらに第1垂直エレメント12の近傍に別のアンテナ素子52を配置している(以下では第2のアンテナと記す)。第2のアンテナ素子52として、例えばダイバーシティアンテナとして用いるものが考えられる。
図8において、前記第1のアンテナを構成する第1垂直エレメント12と第2のアンテナ素子52との距離53をdとおいた場合、前記第1のアンテナと第2のアンテナ素子52とのアイソレーションが確保できるようdを決定することが重要である。
前記第1のアンテナと第2のアンテナ素子52との間のアイソレーションが、距離dによってどのように変化するかを表したアイソレーション特性を図9に示す。前記第1のアンテナの使用周波数と第2のアンテナ素子52の使用周波数のうち低い方の周波数に対応する波長をλとすると、距離dが0.1λ以下のときに(図9の54の距離)アイソレーションが適切に確保できることが図9からわかる。
本発明によれば、上記の通り構成された本実施形態のアンテナ装置51では、第2のアンテナ素子52が前記第1のアンテナとほぼ同じかまたは近傍の周波数で動作する場合であっても、前記第1のアンテナと第2のアンテナ素子52間の干渉を低減することができる。
図1は、本発明の第一の実施形態におけるアンテナ装置の概略構成を説明する図である。図1(a)は本実施形態のアンテナ装置1の斜視図、図1(b)はアンテナ装置1の平面図を示す。 図2は、本実施形態における放射パターンの一実施例を示す図である。図2(a)は(x−y)面における放射パターン、図2(b)は(y−z)面における放射パターンを示す。 図3は、本発明の第二の実施形態であるアンテナ装置の概略構成を説明する図である。図3(a)は本実施形態のアンテナ装置11の斜視図、図3(b)はアンテナ装置11の平面図を示す。 図4は、第一の実施形態のアンテナ装置1と第二の実施形態のアンテナ装置11のそれぞれのインピーダンス特性(VSWR)を比較するグラフである。 図5は、本発明のアンテナ装置のアンテナエレメントがジグザグ形状に形成された一実施例を説明する図である。図5(a)は本実施例の斜視図、図5(b)は本実施例の平面図を示す。 図6は、本発明のアンテナ装置のアンテナエレメントが湾曲した形状に形成された一実施例を説明する図である。図6(a)は本実施例の斜視図、図6(b)は本実施例の平面図を示す。 図7は、本発明のさらに別の実施形態であるアンテナ装置の概略構成を説明する図である。図7(a)は本実施形態のアンテナ装置41の斜視図、図7(b)はアンテナ装置41の平面図を示す。 図8は、本発明のさらに別の実施形態である別のアンテナ素子を有するアンテナ装置の概略構成を説明する斜視図である。 図9は、本発明の第1のアンテナと第2のアンテナ素子52との間のアイソレーション特性を示す図である。 図10は、ノートPCを用いて屋外で高速データ通信を行う従来の方法を説明する図である。図10(a)は、ノートPCにW−LANカードが接続された状態を説明する図、図10(b)はアンテナパターン104を有するW−LANカードの斜視図、図10(c)はチップアンテナ105を有するW−LANカードの斜視図である。 図11は、従来の平板状アンテナを説明する斜視図である。 図12は、アンテナエレメント113を有限地板112の中央以外の位置に配置した従来の平板状アンテナを説明する図である。図12(a)は従来の平板状アンテナ121の斜視図、図12(b)は平板状アンテナ121の放射パターンを示す。 図13は、アンテナエレメントの高さに対する、水平方向における垂直偏波と水平偏波成分の利得差を示すグラフである。
符号の説明
1、11、21、31、41、51・・・アンテナ装置
2、112・・・有限地板
3、22、32、42、113・・・アンテナエレメント
4、14・・・給電用エレメント
5・・・垂直エレメント
6・・・給電点
7、9・・・垂直偏波成分
8、10・・・水平偏波成分
12・・・第1垂直エレメント
13・・・第2垂直エレメント
15、16・・・インピーダンス特性(VSWR)
43・・・容量成分
52・・・第2アンテナ素子
53、54・・・アンテナ間の距離
101・・・ノートPC
102・・・W−LANカード
103・・・プリント基板
104・・・アンテナパターン
105・・・チップアンテナ
111、121・・・平板状アンテナ
122・・・垂直偏波利得
123・・・水平偏波利得

Claims (3)

  1. 略方形の地板と、
    前記地板の上方に略平行配置される長尺状の導体からなるアンテナエレメントと、
    前記アンテナエレメントの一端と前記地板とを電気的に接続する垂直エレメントと、
    前記アンテナエレメントの他端と給電点を接続する給電用エレメントとからなり、前記アンテナエレメントが略コの字型または湾曲状に形成され、
    前記アンテナエレメント、前記垂直エレメント及び前記給電用エレメントのいずれもが前記地板の直上に配置され、
    前記給電点が、前記地板の相対向する二辺の略中央位置に配置され、
    前記アンテナエレメントと前記垂直エレメントと前記給電用エレメントとの全長が使用周波数の約1/2波長の長さであって、
    前記アンテナエレメントと前記垂直エレメントと前記給電用エレメントとを、前記地板の相対向する二辺に略垂直な中心線に対しほぼ左右対称となるように配置することにより、使用周波数の約1/4波長の長さのアンテナが左右対称に配置され
    前記アンテナエレメントが、前記地板から使用周波数の約0.06波長以上約0.08波長以下の高さに配置され
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 略方形の地板と、
    前記地板の上方に略平行配置される長尺状の導体からなるアンテナエレメントと、
    前記アンテナエレメントの両端と前記地板とを電気的に接続する第1及び第2の垂直エレメントと、
    前記第1と第2の垂直エレメントの間で前記アンテナエレメントと給電点を接続する給電用エレメントとからなり、前記アンテナエレメントが略コの字型または湾曲状に形成され、
    前記アンテナエレメント、前記第1及び第2の垂直エレメント及び前記給電用エレメントのいずれもが前記地板の直上に配置され、
    前記給電点が、前記地板の相対向する二辺の略中央位置に配置され、
    前記アンテナエレメントと前記第1及び第2の垂直エレメントの全長が使用周波数の約1/2波長の長さであって、
    前記アンテナエレメントと前記第1及び第2の垂直エレメントとを、前記地板の相対向する二辺に略垂直な中心線に対しほぼ左右対称となるように配置することにより、使用周波数の約1/4波長の長さのアンテナが左右対称に配置され
    前記アンテナエレメントが、前記地板から使用周波数の約0.06波長以上約0.08波長以下の高さに配置され
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 前記アンテナエレメントのほぼ中央に容量成分を装荷する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のアンテナ装置。
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