JP4724084B2 - 携帯無線装置 - Google Patents

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Description

本発明は携帯無線装置に係り、特に2の筐体が開閉可能に連結されてなる携帯無線装置に関する。
携帯電話機等の携帯無線装置においても、複数のアンテナを備えて選択的又は合成的に送受信の信号品質を高めるアンテナダイバーシチ技術が用いられている。従来、例えば携帯無線装置の筐体から外部に伸ばして使用されるいわゆるホイップ型のアンテナと、筐体に内蔵された例えば逆F型のアンテナにより、アンテナダイバーシチを構成する携帯無線装置が知られている。近年では、筐体に内蔵された複数のアンテナによりアンテナダイバーシチを構成する携帯無線装置も知られている(例えば、特許文献1又は特許文献2参照。)。
上記の特許文献1によれば、携帯無線装置のアンテナは、内蔵型はもとより非内蔵型においても小型化が強く求められるため、励振されたときアンテナ素子そのものに分布する高周波電流より、基板の接地回路又は筐体の導体部分に分布する高周波電流を電波の主要な放射源として利用するように構成されることが多い。このような場合に複数のアンテナによりダイバーシチを構成しても、上記の高周波電流が分布する基板の接地回路又は筐体の導体部分をアンテナ間で共有する場合には、ダイバーシチ効果を十分に発揮させることが難しい。
出願人は特許文献1において、上述した問題を解決するため、回動自在に接続された2の筐体にそれぞれ設けた第一アンテナと第二アンテナによりアンテナダイバーシチを構成するという発明を開示した。上記の発明によれば、第一アンテナが励振されたときの電波の主要な放射源(一方の筐体の導体部分又は内蔵基板の接地回路)と、第二アンテナが励振されたときの電波の主要な放射源(他方の筐体の導体部分又は内蔵基板の接地回路)が分離されるから、第一アンテナと第二アンテナ間の放射特性の相関が小さくなることにより、アンテナダイバーシチの効果を発揮させることができる。
上記の特許文献2に開示された技術は、主アンテナと補助アンテナによりアンテナダイバーシチを構成する携帯無線機において、補助アンテナは基板面に垂直な線状アンテナが基板の長手方向に対し平行に折り曲げられて逆L型をなし、向きや姿勢の変化による主アンテナの感度劣化を補助アンテナが補うことができるように構成されるというものである。
特許第3112464号公報(第1乃至4ページ、第3図) 再表02/027860号公報(第2、3ページ、図3)
携帯無線装置の普及と共にその用途も拡大し、複数の無線システムに対応する機種も現れている。無線システムによっては、所定の偏波が支配的に用いられることがある(例えば無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)にあっては、垂直偏波。)。アンテナダイバーシチを効果的に行うことのできる携帯無線装置をこの種の無線システムに対応させるためには、上記の特許文献1に開示された発明を発展させて、アンテナを当該所定の偏波に適合するように構成する必要がある。
上記の特許文献2に開示された技術は、主アンテナと補助アンテナの間で偏波ダイバーシチを行うものであるから、このような課題を解決するものではない。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、2の筐体が開閉可能に連結されてなる携帯無線装置においてアンテナダイバーシチの効果を発揮させると共に、所定の偏波に適合させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の携帯無線装置は、第1の基板を内蔵した第1の筐体と、第2の基板を内蔵し、前記第1の筐体に対して開閉可能に接続された第2の筐体と、前記第1の基板に設けられた第1の給電点に接続され、前記第1の基板の第1の面の側に設けられた不平衡型の第1のアンテナ素子と、
前記第2の基板に設けられた第2の給電点に接続され、かつ、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して開かれた場合において前記第1の給電点が前記第1の基板の前記第2の筐体から遠い位置に設けられているときは前記第2の基板の前記第1の筐体から遠い位置において前記第2の給電点に接続されると共に前記第1の面の反対に当る第2の面の側に設けられ、又は前記第2の基板の前記第1の筐体に近い位置において前記第2の給電点に接続されると共に前記第1の面の側に設けられ、前記第1の給電点が前記第1の基板の前記第2の筐体に近い位置に設けられているときは前記第2の基板の前記第1の筐体から遠い位置において前記第2の給電点に接続されると共に前記第1の面の側に設けられ、又は前記第2の基板の前記第1の筐体に近い位置において前記第2の給電点に接続されると共に前記第2の面の側に設けられてなる、不平衡型の第2のアンテナ素子とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、2の筐体が開閉可能に連結されてなる携帯無線装置においてアンテナダイバーシチの効果を発揮させると共に、所定の偏波に適合させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
以下、図1乃至図5を参照して、本発明の実施例1を説明する。図1は、本発明の実施例1に係る携帯無線装置1の構成を表す図である。携帯無線装置1は、第1筐体10と第2筐体20を有してなる。第2筐体20は、第1筐体10に対し連結部30を介して開閉可能に連結されている。図1は、第2筐体20が第1筐体10に対して開かれた状態を表している。
第1筐体10及び第2筐体20は、それぞれ破線で表した第1基板11及び第2基板21を内蔵している。第1基板11と第2基板21は、連結部30を通して設けられた例えばフレキシブル基板からなる接続部材31により接続されている。接続部材31は、第1基板11の複数の端辺のうち第2筐体20に近い方の端辺と、第2基板21の複数の端辺のうち第1筐体10に近い方の端辺の間を接続する。
図1において紙面の表を向く側(説明の便宜上、正面側という。)に当る第1筐体10の面には、例えば図示しない一群の操作キーが配列され、その面の第2筐体20から遠い方の端部近傍には図示しない送話器が取り付けられる。同じく正面側に当る第2筐体20の面には、例えば液晶デバイスからなる図示しない表示部が取り付けられ、その面の第1筐体10から遠い方の端部近傍には図示しない受話器が取り付けられる。図1は、第2筐体20が第1筐体10に対して上方に位置するように開かれた手持ちの(それぞれ図示しない送話器及び受話器が取り付けられた面を斜め上方に向けた)状態を表している。
図2は、携帯無線装置1の内蔵アンテナの配置を例示する第1の図である。図2の第1基板11、第2基板21及び接続部材31は、いずれも図1において同じ方向から見て表したものと同じである。図2は、図示しない第1筐体10に対して図示しない第2筐体20が開かれて手持ちされた図1と同様の状態を表している。図2の右側のブロック矢印は、図3を参照して行う説明のために記入してある。
説明の便宜上、第1基板11の図2における上側、下側、左側及び右側の各端辺を、それぞれ第1基板11の上辺、下辺、左辺及び右辺という。また、第2基板21の図2における上側、下側、左側及び右側の各端辺を、それぞれ第2基板21の上辺、下辺、左辺及び右辺という。この呼び方は、以下の各実施例において共通とする。
第1基板11の下辺近傍に、第1給電点12が設けられている。第1給電点12に、第1アンテナ素子13が接続されている。第1アンテナ素子13は、例えば先端開放モノポール型のような不平衡型アンテナである。第1アンテナ素子13は、第1基板11の図1又は図2における紙面の裏側(説明の便宜上、背面側という。)に当る面に設けられている。
第2基板21の上辺近傍に、第2給電点22が設けられている。第2給電点22に、第2アンテナ素子23が接続されている。第2アンテナ素子23は、例えば先端開放モノポール型のような不平衡型アンテナである。第2アンテナ素子23は、第2基板21の図1又は図2における正面側に当る面に設けられている。
図3は、図2のように設けられた第1アンテナ素子13又は第2アンテナ素子23が励振されたときの電流分布を説明する図である。図中の第1基板11、第2基板21及び接続部材31は、図2において右側に記入したブロック矢印の方向から各構成を見て表したものである。図3は、図示しない第1筐体10に対して図示しない第2筐体20が開かれて手持ちされた図1又は図2と同様の状態を表している。
図3において、第1アンテナ素子13が励振された場合、図中の第1給電点12を挟むようにして第1基板11(の接地回路)と第1アンテナ素子13に高周波電流が分布する。当該高周波電流は、例えば図示したように第1基板11において第1給電点12に流れ込む方向に分布する場合には、第1アンテナ素子13において第1給電点12から流れ出す方向に分布する(なお、図3に表した電流分布の向き及びその説明は、同じ図の中での相対比較としての意味を持つが、絶対的な意味を持つものではない。以下の各図又は各実施例においても、同様とする。)。
図3において破線の楕円(下側)で囲んで表したように、上記の高周波電流を縦横のベクトル成分に分解して考えることができる。第1基板11に分布する高周波電流は、図の右から左へ向かう水平方向のベクトル成分と、図の上から下へ向かう垂直方向のベクトル成分に分解される。第1アンテナ素子13に分布する高周波電流は、図の左から右へ向かう水平方向のベクトル成分と、図の上から下へ向かう垂直方向のベクトル成分に分解される。
したがって、第1基板11に分布する高周波電流と第1アンテナ素子13に分布する高周波電流の間で、水平方向のベクトル成分は相殺され、垂直方向のベクトル成分は相補関係にある。その結果、第1基板11に分布する高周波電流と第1アンテナ素子13に分布する高周波電流により生成される放射電磁界を、垂直偏波に対応させることができる。
図3において、第2アンテナ素子23が励振された場合、図中の第2給電点22を挟むようにして第2基板21と第2アンテナ素子23に高周波電流が分布する。これについても、図3において破線の楕円(上側)で囲んで表したように、縦横のベクトル成分に分解して考えることができる。
上述したのと同様の検討によれば、第2基板21に分布する高周波電流と第2アンテナ素子23に分布する高周波電流の間で、水平方向のベクトル成分は相殺され、垂直方向のベクトル成分は相補関係にある。その結果、第2基板21に分布する高周波電流と第2アンテナ素子23に分布する高周波電流により生成される放射電磁界を、第1アンテナ素子13が励振された場合と同じく垂直偏波に対応させることができる。
図4は、携帯無線装置1の内蔵アンテナの配置を例示する第2の図である。図4の第1基板11、第2基板21及び接続部材31は、いずれも図1又は図2において同じ方向から見て表したものと同じである。図4は、図示しない第1筐体10に対して図示しない第2筐体20が開かれて手持ちされた図1と同様の状態を表している。図4の右側のブロック矢印は、図5を参照して行う説明のために記入してある。第1給電点12、第2給電点22、第1アンテナ素子13及び第2アンテナ素子23は、いずれも取り付け位置を除いてそれぞれ図2を参照して説明したものと同じとする。
図4では、第1給電点12は第1基板11の上辺近傍に設けられている。第1給電点12に接続された第1アンテナ素子13は、第1基板11の図1又は図4における正面側に当る面に設けられている。
図4では、第2給電点22は第2基板21の下辺近傍に設けられている。第2給電点22に接続された第2アンテナ素子23は、第2基板21の図1又は図4における背面側に当る面に設けられている。
図5は、図4のように設けられた第1アンテナ素子13又は第2アンテナ素子23が励振されたときの電流分布を説明する図である。図中の第1基板11、第2基板21及び接続部材31は、図4において右側に記入したブロック矢印の方向から各構成を見て表したものである。図5は、図示しない第1筐体10に対して図示しない第2筐体20が開かれて手持ちされた図1又は図4と同様の状態を表している。
図5においては、図3を参照して説明したのと同様にして、第1基板11に分布する高周波電流と第1アンテナ素子13に分布する高周波電流の間で水平方向のベクトル成分は相殺関係にあり、垂直方向のベクトル成分は相補関係にある。また、第2基板21に分布する高周波電流と第2アンテナ素子23に分布する高周波電流の間で水平方向のベクトル成分は相殺され、垂直方向のベクトル成分は相補関係にある。その結果、これらの高周波電流により生成される放射電磁界を、いずれも垂直偏波に対応させることができる。
図3及び図5を参照して説明したところを、次のように一般化することができる。携帯無線装置1の手持ち状態において、第1給電点12の第2筐体20に近い方への配設又は第1基板11の接地回路の形状により、第1基板11の第1給電点12よりも下方の部分に高周波電流が分布するとき、第1アンテナ素子13を第1基板11の正面側に取り付けることによって、垂直偏波対応の構成をとることができる。第1給電点12の第2筐体20から遠い方への配設又は第1基板11の接地回路の形状により、第1基板11の第1給電点12よりも上方の部分に高周波電流が分布するとき、第1アンテナ素子13を第1基板11の背面側に取り付けることによって垂直偏波対応の構成をとることができる。
また、第2給電点22の第1筐体10に近い方への配設又は第2基板21の接地回路の形状により、第2基板21の第2給電点22よりも上方の部分に高周波電流が分布するとき、第2アンテナ素子23を第2基板21の背面側に取り付けることによって垂直偏波対応の構成をとることができる。第2給電点22の第1筐体10から遠い方への配設又は第2基板21の接地回路の形状により、第2基板21の第2給電点22よりも下方の部分に高周波電流が分布するとき、第2アンテナ素子23を第2基板21の正面側に取り付けることによって垂直偏波対応の構成をとることができる。
以上の一般化した記述は、次のようにいい換えることができる。携帯無線装置1の手持ち状態において、第1給電点12の第2筐体20に近い方への配設又は第1基板11の接地回路の形状により、第1基板11の第1給電点12よりも下方の部分に高周波電流が分布するとき、第1アンテナ素子13を第1基板11の背面側に取り付けることによって、水平偏波対応の構成をとることができる。第1給電点12の第2筐体20から遠い方への配設又は第1基板11の接地回路の形状により、第1基板11の第1給電点12よりも上方の部分に高周波電流が分布するとき、第1アンテナ素子13を第1基板11の正面側に取り付けることによって水平偏波対応の構成をとることができる。
また、第2給電点22の第1筐体10に近い方への配設又は第2基板21の接地回路の形状により、第2基板21の第2給電点22よりも上方の部分に高周波電流が分布するとき、第2アンテナ素子23を第2基板21の正面側に取り付けることによって水平偏波対応の構成をとることができる。第2給電点22の第1筐体10から遠い方への配設又は第2基板21の接地回路の形状により、第2基板21の第2給電点22よりも下方の部分に高周波電流が分布するとき、第2アンテナ素子23を第2基板21の背面側に取り付けることによって水平偏波対応の構成をとることができる。
以上の実施例1の説明において、第1筐体10及び第2筐体20は、図1において連結部30を介して折りたたみ可能に構成されているが、これに限らず、例えば連結部30が2軸ヒンジを有してなるいわゆるターンオーバー型(第1筐体10と第2筐体20の対向する面を変えて閉じることができるもの。)やスライド型(第2筐体20を第1筐体10に対してスライドさせることにより開閉できるもの。)として構成されてもよい。
本発明の実施例1によれば、それぞれ基板を内蔵した2筐体が連結されてなる携帯無線装置において、アンテナ素子の各基板への取り付けの向きと基板上の高周波電流の分布のさせ方により、各基板のアンテナ素子を励振したときそれぞれ形成される放射電磁界を同一の直線偏波に対応させることができる。
以下、図6乃至図9を参照して、本発明の実施例2を説明する。本発明の実施例2に係る携帯無線装置は、給電点とアンテナ素子の取り付け位置を除いて実施例1に係る携帯無線装置1と同じものとする。したがって、各構成は実施例1と同一の名称及び符号により表し、実施例1において参照した各図も参照する。
図6は、本発明の実施例2に係る携帯無線装置の内蔵アンテナの配置を表す図である。図6は、第1給電点12、第1アンテナ素子13、第2給電点22及び第2アンテナ素子23がそれぞれ設けられた位置を除いて、図2と同じである。第1基板11を内蔵する第1筐体10、第2基板21を内蔵する第2筐体20及び連結部30は、図示を省略する。第1基板11又は第2基板21の各端辺の呼び方は、実施例1に共通とする。
第1給電点12は、第1基板11の図示しない第2筐体20に近い方の角部近傍に設けられている。第1アンテナ素子13は、第1基板11の図6における正面側に当る面に設けられている。第2給電点22は、図示しない第1筐体に近く第1給電点12に遠い方の第2基板21の角部近傍に設けられている。第2アンテナ素子23は、第2基板21の図6における背面側に当る面に設けられている。これは、実施例1において説明した垂直偏波対応の1形態である。
図7は、図6のように設けられた第1アンテナ素子13又は第2アンテナ素子23が励振されたときの、第1基板11、第2基板21及び接続部材31における電流分布を説明する図である。第1基板11及び第2基板21は、それぞれ一部を図示している。第1アンテナ素子12及び第2アンテナ素子22は、図示を省略する。
第1基板11及び第2基板21は、少なくとも各端辺に沿って接地回路を有している。また、第1基板11の接地回路と第2基板21の接地回路は、接続部材31を介して接続されている。
図7に示すように、第1給電点12に対向する第2基板21の角部をAとする。また、第2給電点22に対向する第1基板11の角部をBとする。第1給電点12から初めに第1基板11の上辺に沿い、接続部材31を経て、次に第2基板21の下辺に沿って角部Aに至る接地回路の線路長が、携帯無線装置1の使用周波数の4分の1波長に相当するものと仮定する。同様に、第2給電点22から初めに第2基板21の下辺に沿い、接続部材31を経て、次に第1基板11の上辺に沿って角部Bに至る接地回路の線路長が、携帯無線装置1の使用周波数の4分の1波長に相当するものと仮定する。
図示しない第1アンテナ素子13が励振された場合、上記の4分の1波長相当の線路長を有する接地回路に沿い、例えば角部Aから第1給電点12に向かって高周波電流が分布する。また、第1基板11の右辺沿いに第1給電点12に向かって高周波電流が分布し、第2基板21の右辺沿いに角部Aから図の上方に向かって高周波電流が分布する。
そうすると図示したように、第1基板11の上辺に沿って分布する高周波電流の成分と、第2基板21の下辺に沿って分布する高周波電流の成分は見かけ上の向きが逆になるため、互いに相殺する関係にある。一方、第1基板11の右辺及び第2基板21の右辺に略平行な高周波電流の成分は、相殺されることがなく優勢である。その結果として形成される放射電磁界のパターンは、図の上下方向にヌル点を有し紙面に垂直な面内において無指向性に近い(ただし、図の右方向に優勢である。)ものとなる。このような放射パターンは、手持ち状態において電波の到来方向にピークの向く確率が高いものといえる。
なお、図6に示すように第1アンテナ素子13は第1基板11の右辺に対し略直交する向きに設けられている。このようにして、第1アンテナ素子13に分布する高周波電流と第1基板11の右辺又は第2基板21の右辺に沿って分布する高周波電流の間でも、互いに相殺しないようにすることができる。
図示しない第2アンテナ素子23が励振された場合に形成される放射電磁界のパターンは、同様にして、図の上下方向にヌル点を有し紙面に垂直な面内において無指向性に近く(ただし、図の左方向に優勢である。)、第1アンテナ素子13が励振されたときの放射パターンとは図7において左右対称の関係にある。したがって、第1アンテナ素子13と第2アンテナ素子23を図6又は図7に示したように配置して組み合わせることにより、効果的にアンテナダイバーシチを行うことができる。
なお、第1給電点12と角部Aの間の接地回路の線路長は、厳密に4分の1波長でなくても、その近傍であれば上述した効果を期待することができる。第2給電点22と角部Bの間の接地回路の線路長についても、同様である。第1給電点12と第2給電点22のいずれか一方だけが図7に示したように設けられた場合であっても、図7における右側又は左側のいずれかの放射パターンについて上述した効果を期待することができる。
図8を参照して、実施例2におけるアンテナ素子の配置により得られる放射パターンについて説明する。図8は、上記の放射パターンの一例をシミュレーションにより求めて表す図である。図中の符号11、13、21、23を付した部分は、図6において同じ符号を付して表した構成に等しい。
シミュレーションに用いた条件のうち、第1基板11及び第2基板21は、長辺(左辺又は右辺)の長さが80mm、短辺(上辺又は下辺)の長さが40mmであり、長辺の方向に10mmの幅を隔てて1の平面に配列されたものとする。周波数は2.5GHzとする。第1アンテナ素子13及び第2アンテナ素子23は、いずれも長さが4分の1波長の先端開放モノポール型とする。水平面内において、第1基板11又は第2基板21の短辺に平行な向きにY軸をとる。水平面内において、Y軸に垂直な向きにX軸をとる。鉛直の向きに、Z軸をとる。第1基板11及び第2基板21は、Z軸に対し45度傾けて手持ち状態を模擬する。
上記の条件の下で、第1アンテナ素子13が励振されたときのX−Y面内の放射パターンを求め、図の左下部の小さい方の円内に図示する。また、第2アンテナ素子23が励振されたときのX−Y面内の放射パターンを求め、図の右上部の小さい方の円内に図示する。以上の2の放射パターンを合成したものを、図の右下部の大きい方の円内に図示する。
上記の3つの円において共通に、図中の下向きがX軸の正方向、右向きがY軸の正方向とする。最外周の円がアンテナ利得0dBiに相当し、その内側に−5dBステップで複数の同心円を点線で表す。各円の内側に描いた曲線は、実線が垂直偏波の放射パターンを表し、破線が水平偏波の放射パターンを表す。図8の右下部の大きい方の円内に表したシミュレーション結果によれば、X-Y面内でほぼ無指向性に近い垂直偏波の合成放射パターンが得られることが分かる。また、垂直偏波のアンテナ利得を全方位(360度)にわたって平均し、パターン平均利得(PAG)として−0.55dBiの値を得た。
図9は、本発明と異なるアンテナ素子の配置により得られる放射パターンの一例をシミュレーションにより求めて、図8と比較するために表す図である。図中の符号11、13、21、23を付した部分は、図8において同じ符号を付して表した構成に等しい。図9においては、第1アンテナ素子13が第1基板11の背面側に当る面に設けられ、第2アンテナ素子23が第1基板11の背面側に当る面に設けられている。また、例えば携帯無線装置1の機械的な実装上の都合により、第1アンテナ素子13が第1基板11の上辺近傍に、第2アンテナ素子23が第2基板21の上辺近傍にそれぞれ設けられている。
その他のシミュレーションの条件(座標軸の設定、第1基板11及び第2基板21のZ軸に対する傾き、第1基板11及び第2基板21のサイズ及び相互の間隔、周波数)は、図8と共通である。図中の2の小さい方の円と1の大きい方の円に描いた放射パターンの表す内容及びアンテナ利得の単位も、図8と共通である。
図9の右下部の大きい方の円内に表したシミュレーション結果によれば、X-Y面内での垂直偏波の合成放射パターンの利得は、図8の場合と異なり特定方向のヌル点が顕著であり、無指向性に近いとはいえない。また、パターン平均利得(PAG)は−4.55dBiで、図8の場合に比べ4dB劣っていることがわかる。
本発明の実施例2によれば、携帯無線装置の手持ち状態における垂直偏波の水平面内の放射パターンを無指向性に近づけることにより、良好な送受信特性を得ることができる。なお、以上の実施例において説明した携帯無線装置の各部の構成、形状、配置等は例示であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまな変形が可能である。
本発明の実施例1に係る携帯無線装置の構成を表す図。 実施例1に係る携帯無線装置の内蔵アンテナの配置を例示する第1の図。 実施例1において図2のアンテナ配置による高周波電流分布を表す図。 実施例1に係る携帯無線装置の内蔵アンテナの配置を例示する第1の図。 実施例1において図4のアンテナ配置による高周波電流分布を表す図。 本発明の実施例2に係る携帯無線装置の内蔵アンテナの配置を例示する図。 実施例2において図6のアンテナ配置による高周波電流分布を表す図。 実施例2のアンテナ配置からシミュレーションにより求めた放射パターン図。 実施例2以外のアンテナ配置からシミュレーションにより求めた放射パターン図。
符号の説明
1 携帯無線装置
10 第1筐体
11 第1基板
12 第1給電点
13 第1アンテナ素子
20 第2筐体
21 第2基板
22 第2給電点
23 第2アンテナ素子
30 連結部
31 接続部材

Claims (6)

  1. 第1の基板を内蔵した第1の筐体と、
    第2の基板を内蔵し、前記第1の筐体に対して開閉可能に接続された第2の筐体と、
    前記第1の基板に設けられた第1の給電点に接続され、前記第1の基板の第1の面の側に設けられた不平衡型の第1のアンテナ素子と、
    前記第2の基板に設けられた第2の給電点に接続され、かつ、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して開かれた場合において
    前記第1の給電点が前記第1の基板の前記第2の筐体から遠い位置に設けられているときは前記第2の基板の前記第1の筐体から遠い位置において前記第2の給電点に接続されると共に前記第1の面の反対に当る第2の面の側に設けられ、又は前記第2の基板の前記第1の筐体に近い位置において前記第2の給電点に接続されると共に前記第1の面の側に設けられ、
    前記第1の給電点が前記第1の基板の前記第2の筐体に近い位置に設けられているときは前記第2の基板の前記第1の筐体から遠い位置において前記第2の給電点に接続されると共に前記第1の面の側に設けられ、又は前記第2の基板の前記第1の筐体に近い位置において前記第2の給電点に接続されると共に前記第2の面の側に設けられてなる、不平衡型の第2のアンテナ素子と
    を備えたことを特徴とする携帯無線装置。
  2. 前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して開かれた場合において、前記第1のアンテナ素子が励振されたとき前記第1のアンテナ素子及び前記第1の基板にそれぞれ分布する高周波電流により生成される第1の放射電磁界と、前記第2のアンテナ素子が励振されたとき前記第2のアンテナ素子及び前記第2の基板にそれぞれ分布する高周波電流により生成される第2の放射電磁界を、同一の直線偏波に対応させるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の携帯無線装置。
  3. 前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して上方に位置するように開かれた場合において、前記第1の面を手前に向けて使用され、かつ、前記第1の放射電磁界と前記第2の放射電磁界を共に垂直偏波に対応させるように構成されたことを特長とする請求項2に記載の携帯無線装置。
  4. 前記第1の基板の前記第2の筐体に近い方の第1の端辺と、前記第2の基板の前記第1の筐体に近い方の第2の端辺の間を接続する接続部材をさらに備え、
    前記第1の給電点は、前記第1の基板の前記第2の筐体に近い方の角部の近傍に設けられ、
    前記第1のアンテナ素子が励振されたとき前記第1の端辺、前記接続部材及び前記第2の端辺に沿って高周波電流が分布し、前記高周波電流の前記第1の端辺に沿って分布する成分と前記第2の端辺に沿って分布する成分が略相殺するように構成されたことを特長とする請求項1又は請求項2に記載の携帯無線装置。
  5. 前記第1の基板の前記第2の筐体に近い方の第1の端辺と、前記第2の基板の前記第1の筐体に近い方の第2の端辺の間を接続する接続部材をさらに備え、
    前記第1の給電点は、前記第1の基板の前記第2の筐体に近い方の角部の近傍に設けられ、
    前記第1の給電点は、前記第2の基板の前記第1の筐体に近く前記第1の給電点に遠い方の角部の近傍に設けられ、
    前記第1のアンテナ素子又は前記第2のアンテナ素子が励振されたとき、前記第1の端辺、前記接続部材及び前記第2の端辺に沿って高周波電流が分布し、前記高周波電流の前記第1の端辺に沿って分布する成分と前記第2の端辺に沿って分布する成分が略相殺するように構成されたことを特長とする請求項1又は請求項2に記載の携帯無線装置。
  6. 前記第1の基板は少なくとも2の長辺と2の短辺を有してなり、前記第1のアンテナ素子は、前記長辺の1に略直交する向きに設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯無線装置。
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