JP4685220B2 - リンクプレート、該リンクプレートを含むサイレントチェーンおよび該サイレントチェーンの組立方法 - Google Patents

リンクプレート、該リンクプレートを含むサイレントチェーンおよび該サイレントチェーンの組立方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対の歯部を有するサイレントチェーン用のリンクプレート、該リンクプレートを含むサイレントチェーン、および該サイレントチェーンの組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】
一般に、サイレントチェーンは、図9の側面図に示すように、多数のリンクプレート20を厚み方向および長手方向に積層し、これらを連結ピン30により枢支可能に連結するとともに、最外側のリンクプレート20の外側にガイドリンク40を配置することにより構成されている。
【0003】
サイレントチェーン1を構成するリンクプレート20は、図8の拡大図に示すように、連結ピンが挿入される一対のピン穴21と、下方に垂れ下がる一対の歯部22とを有している。歯部22は、略円弧状の内側フランク面22aと、略直線状の外側フランク面22bと、これらを接続する歯先部22cとから構成されており、隣り合う各内側フランク面22aはクロッチ部23で連結されている。また、リンクプレート20は略直線状の背面部24を有しており、背面部24および外側フランク面22bは、略円弧状の肩部25で連結されている。
【0004】
ところで、最近のサイレントチェーンにおいては、板厚が異なるリンクプレートを同じサイレントチェーンの中で用いようとする場合があり、また材質や熱処理、硬度が異なるリンクプレートを同じサイレントチェーンの中で使用したいとする要請もある。
【0005】
このような場合、板厚や材質、熱処理、硬度が異なるリンクプレートを組立工程において他のリンクプレートから識別して、適切な配列位置に配置する必要がある。ところが、従来のサイレントチェーンにおいては、すべてのリンクプレートが全く同じ外形形状を有しており、材質や熱処理、硬度が異なるリンクプレートを組立工程において外観上識別することは困難である。また板厚が異なるリンクプレートについては、板厚の違いはコンマ数ミリ程度であるため、組立工程において板厚のみの違いで識別することは容易ではない。
【0006】
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、他のリンクプレートから外観上識別できるリンクプレートを提供すること、ならびに、そのようなリンクプレートと他のリンクプレートとが混在したサイレントチェーンおよびその組立方法を提供することにある。本発明の他の目的は、サイレントチェーンにおいて二種類のリンクプレートがそれぞれ正規の位置に配置されたか否かを検査する検査方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係るサイレントチェーンの組立方法は、連結ピンが挿入される一対のピン穴と、内側フランク面、外側フランク面およびこれらを連結する歯先部から構成される一対の歯部とをそれぞれ有する多数のリンクプレートを前記連結ピンにより枢支可能に連結するとともに、前記歯先部が前記外側フランク面側において一部切除された形状を有する第1のリンクプレートと、前記歯先部が前記外側フランク面側において一部切除された形状を有していない第2のリンクプレートとが混在しているサイレントチェーンの組立方法である。当該方法は、リンクプレートの歯先部が外側フランク面側において一部切除された形状を有しているかいないかを、センサにより検出しまたは識別用ゲートにより識別し、前記センサまたは識別用ゲートにより歯先部の一部が切除された形状を有しているとされたリンクプレートを第1のリンクプレートの配列位置に配置し、前記センサまたは識別用ゲートにより歯先部の一部が切除された形状を有していないとされたリンクプレートを第2のリンクプレートの配列位置に配置するとともに、これら第1,第2のリンクプレートを連結ピンにより枢支可能に連結したことを特徴としている。
【0008】
請求項2の発明に係るサイレントチェーンの組立方法は、連結ピンが挿入される一対のピン穴と、内側フランク面および外側フランク面から構成される一対の歯部とを有し、前記外側フランク面および背面部が肩部によって連結された多数のリンクプレートを前記連結ピンにより枢支可能に連結するとともに、前記肩部が外方に突出する突出部を有する第1のリンクプレートと、前記肩部が外方に突出する突出部を有していない第2のリンクプレートとが混在しているサイレントチェーンの組立方法である。当該方法は、リンクプレートの肩部が外方に突出しているかいないかを、センサにより検出しまたは識別用ゲートにより識別し、前記センサまたは識別用ゲートにより肩部が外方に突出しているとされたリンクプレートを第1のリンクプレートの配列位置に配置し、前記センサまたは識別用ゲートにより肩部が外方に突出していないとされたリンクプレートを第2のリンクプレートの配列位置に配置するとともに、これら第1,第2のリンクプレートを連結ピンにより枢支可能に連結したことを特徴としている。
【0009】
請求項3の発明に係るサイレントチェーンの組立方法は、連結ピンが挿入される一対のピン穴と、内側フランク面、外側フランク面およびこれらを連結する歯先部から構成される一対の歯部とを有し、前記外側フランク面および背面部が肩部によって連結された多数のリンクプレートを前記連結ピンにより枢支可能に連結するとともに、前記歯先部が前記外側フランク面側において一部切除された形状を有しかつ前記肩部が外方に突出する突出部を有する第1のリンクプレートと、前記歯先部が前記外側フランク面側において一部切除された形状を有しておらずかつ前記肩部が外方に突出する突出部を有していない第2のリンクプレートとが混在しているサイレントチェーンの組立方法である。当該方法は、リンクプレートの歯先部が外側フランク面側において一部切除された形状を有しているかいないかを、第1のセンサにより検出しまたは第1の識別用ゲートにより識別し、リンクプレートの肩部が外方に突出しているかいないかを、第2のセンサにより検出しまたは第2の識別用ゲートにより識別するとともに、前記第1,第2のセンサまたは前記第1,第2の識別用ゲートにより、歯先部の一部が切除された形状を有しかつ肩部が外方に突出しているとされたリンクプレートを第1のリンクプレートの配列位置に配置し、前記第1,第2のセンサまたは前記第1,第2の識別用ゲートにより、歯先部の一部が切除された形状を有しておらずかつ肩部が外方に突出していないとされたリンクプレートを第2のリンクプレートの配列位置に配置するとともに、これら第1,第2のリンクプレートを連結ピンにより枢支可能に連結したことを特徴としている。
【0010】
請求項4の発明では、請求項1において、サイレントチェーンの組立後に前記第1および第2のリンクプレートがそれぞれ正規の位置に配置されているか否かを前記歯先部の形状に基づいてセンサにより検査する検査工程をさらに備えたことを特徴としている。
【0011】
請求項5の発明では、請求項2において、サイレントチェーンの組立後に前記第1および第2のリンクプレートがそれぞれ正規の位置に配置されているか否かを前記肩部の形状に基づいてセンサにより検査する検査工程をさらに備えたことを特徴としている。
【0012】
請求項6の発明では、請求項3において、サイレントチェーンの組立後に前記第1および第2のリンクプレートがそれぞれ正規の位置に配置されているか否かを前記歯先部および肩部の形状に基づいてセンサにより検査する検査工程をさらに備えたことを特徴としている。
【0013】
請求項7の発明では、請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記第1および第2のリンクプレートは、板厚、材質、熱処理、硬度またはピン穴仕上加工のいずれか一つ以上の点で互いに異なっていることを特徴としている。
【0014】
請求項1ないし3の発明に係るリンクプレートにおいては、リンクプレートの外観上の差異となる部分は、スプロケットとの噛合いに関与する部分であってはならず、またリンクプレートの強度に関係しない部分でなければならない。歯先部の外側フランク面側の部分および肩部は、このような観点からとくに選択されたものである。
【0015】
請求項の発明は、歯先部が外側フランク面側で一部切除された形状を有する第1のリンクプレートと、歯先部が外側フランク面側で一部切除された形状を有していない第2のリンクプレートとが混在している。また、請求項の発明では、肩部が外方に突出する突出部を有する第1のリンクプレートと、肩部が外方に突出する突出部を有していない第2のリンクプレートとが混在している。さらに、請求項の発明では、歯先部が外側フランク面側で一部切除された形状を有しかつ肩部が外方に突出する突出部を有する第1のリンクプレートと、歯先部が外側フランク面側で一部切除された形状を有しておらずかつ肩部が外方に突出する突出部を有していない第2のリンクプレートとが混在している。
【0016】
このように請求項ないしの発明によれば、各請求項に記載された第1および第2のリンクプレートが外観上互いに識別できるようになっているので、これら第1および第2のリンクプレートを同じサイレントチェーンの中に混在させることが可能になる。
【0017】
請求項の発明に係るサイレントチェーンの組立方法においては、リンクプレートが外側フランク面側で歯先部の一部が切除された形状を有しているかいないかを、センサにより検出しまたは識別用ゲートにより識別するようにしている。また、請求項の発明では、リンクプレートの肩部が外方に突出しているかいないかを、センサにより検出しまたは識別用ゲートにより識別するようにしている。さらに、請求項の発明では、リンクプレートが外側フランク面側で歯先部の一部が切除された形状を有しているかいないかを、第1のセンサにより検出しまたは第1の識別用ゲートにより識別し、リンクプレートの肩部が外方に突出しているかいないかを、第2のセンサにより検出しまたは第2の識別用ゲートにより識別するようにしている。
【0018】
なお、ここでいう識別用ゲートとは、リンクプレートの輪郭形状の穴が形成されたゲージをいい、この穴が、たとえば、歯先部の一部が切除された形状のリンクプレートの輪郭形状に対応していると、歯先部の一部が切除されたリンクプレートは識別ゲートを通過できるが、歯先部の一部が切除されていないリンクプレートは識別ゲートを通過できず、識別ゲートにより両リンクプレートを識別することができる。
【0019】
このように請求項ないしの発明によれば、各請求項に記載された第1および第2のリンクプレートは、外観上の差異がセンサまたは識別ゲートにより識別されるようになっているので、これら第1および第2のリンクプレートを同じサイレントチェーンの中に混在させるとともに、各リンクプレートをそれぞれの正規の配列位置に配置して組み立てることが可能になる。
【0020】
請求項の発明は、サイレントチェーンの組立後に第1および第2のリンクプレートがそれぞれ正規の位置に配置されているか否かを歯先部の形状に基づいてセンサにより検査している。また、請求項の発明では、サイレントチェーンの組立後に第1および第2のリンクプレートがそれぞれ正規の位置に配置されているか否かを肩部の形状に基づいてセンサにより検査している。さらに、請求項の発明では、サイレントチェーンの組立後に第1および第2のリンクプレートがそれぞれ正規の位置に配置されているか否かを歯先部および肩部の形状に基づいてセンサにより検査している。
【0021】
このように請求項ないしの発明によれば、各請求項に記載された第1および第2のリンクプレートがそれぞれ正規の位置に配置されているか否かがセンサにより検査されるようになっているので、誤組立品が誤って出荷されるのを防止できる。
【0022】
請求項7の発明では、第1および第2のリンクプレートが、板厚、材質、熱処理、硬度またはピン穴仕上加工のいずれか一つ以上の点で互いに異なっている。これら板厚、材質、熱処理、硬度またはピン穴仕上加工の違いは、外観上明瞭に現れるものではなく、したがって、これらの違いは、リンクプレートの歯先部または肩部の形状によって明瞭に識別できるようになる。なお、ここでいうピン穴仕上加工の違いとは、仕上加工方法の違いというよりもむしろ、ピン穴がたとえばシェービング加工などで仕上加工されているかまたは仕上加工されていないかの違いを意味している。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施態様を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施態様によるリンクプレートを示しており、同図において、図8中の参照符号と一の位の数字が同じ参照符号は同一または相当部分を示している。
【0024】
このリンクプレート10は、連結ピンが挿入される一対のピン穴11と、下方に垂れ下がる一対の歯部12とを有している。歯部12は、略円弧状の内側フランク面12aと、略直線状の外側フランク面12bと、これらを接続する歯先部12cとを有しており、隣り合う各内側フランク面12aはクロッチ部13で連結されている。またリンクプレート10は略直線状の背面部14を有しており、背面部14および外側フランク面12bは、略円弧状の肩部15で連結されている。歯先部12cには、外側フランク面12b側においてその一部が切除された形状を有しかつ略直線状に延びる切除部12dが形成されている。なお、図1中の一点鎖線は、図8に示す従来のリンクプレートの歯先部の形状を示している。
【0025】
図2は、本発明の第2の実施態様によるリンクプレートを示している。同図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示している。また、図2中の一点鎖線は、図8に示す従来のリンクプレートの肩部の形状を示している。
【0026】
リンクプレート10′の肩部には、外方に突出する突出部15aが形成されている。突出部15aは、従来のリンクプレートの略円弧状の肩部(一点鎖線参照)の上に***した形状を有している。
【0027】
図3は、本発明の第3の実施態様によるリンクプレートを示している。同図において、図1または図2と同一符号は同一または相当部分を示している。また、図3中の一点鎖線は、図8に示す従来のリンクプレートの歯先部または肩部の形状を示している。
【0028】
リンクプレート10″の歯先部12cには、外側フランク面12b側においてその一部が切除された形状を有しかつ略直線状に延びる切除部12dが形成されるとともに、肩部には、外方に突出する突出部15aが形成されている。
【0029】
上記各リンクプレート10,10′,10″は、板厚、材質、熱処理、硬度またはピン穴仕上加工の有無などのうちのいずれか一つ以上の点で互いに異なっているが、この場合、上記各リンクプレート10,10′,10″は、それぞれの歯先部および(または)肩部の形状の違いによって互いに識別することが可能である。
【0030】
たとえば、リンクプレート10,10′は歯先部および肩部の形状の違いにより、リンクプレート10,10″は肩部の形状の違いにより、リンクプレート10′,10″は歯先部の形状の違いにより、それぞれ識別できる。
【0031】
各リンクプレート間における歯先部および(または)肩部の形状の違いは、各種センサまたは識別用ゲートによって検出することができるが、その具体例を図4ないし図6を用いて以下に示す。
【0032】
図4はタッチセンサを用いる例を示している。同図に示すように、検査対象となるリンクプレートの歯先部12cの切除部12dの位置にタッチセンサ5を配置するとともに、リンクプレートの肩部15の位置にタッチセンサ6を配置する。
【0033】
この場合、タッチセンサ5がONとなれば、検査対象であるリンクプレートが、歯先部12cに切除部12dが形成されていないリンクプレート10′または従来のリンクプレート20のいずれかであることが検出でき、逆に、タッチセンサ5がOFFのままであれば、検査対象であるリンクプレートが、歯先部12cに切除部12dが形成されたリンクプレート10または10″のいずれかであることが検出できる。
【0034】
また、タッチセンサ6がONとなれば、検査対象であるリンクプレートが、肩部15に突出部15aが形成されたリンクプレート10′または10″のいずれかであることが検出でき、逆に、タッチセンサ6がOFFのままであれば、検査対象であるリンクプレートが、肩部15に突出部15aが形成されていないリンクプレート10または従来のリンクプレート20のいずれかであることが検出できる。
【0035】
このようにして、タッチセンサ5,6のいずれがONまたはOFFであるかによって、検査対象であるリンクプレートがどのリンクプレートであるかが識別できるようになっている。なお、タッチセンサのかわりに近接スイッチを用いるようにしてもよい。
【0036】
図5は、レーザ式の光電スイッチを用いる例を示している。同図に示すように、検査対象となるリンクプレートの歯先部12cの近傍に光電スイッチの投光部7aを配置するとともに、投光部7aから出射されたレーサ光Lがリンクプレートの切除部12dで反射した反射光を受光する受光部7bと、レーザ光がリンクプレートの切除部12dの形成されていない歯先部12cで反射した反射光を受光する受光部7cとを配置する。
【0037】
また、リンクプレートの肩部の近傍に光電スイッチの投光部8aを配置するとともに、投光部8aから出射されたレーザ光Lがリンクプレートの肩部の突出部15aで反射した反射光を受光する受光部8bと、レーザ光がリンクプレートの突出部15aの形成されていない肩部15で反射した反射光を受光する受光部8cとを配置する。
【0038】
この場合には、受光部7bでレーザ光が受光されれば、検査対象であるリンクプレートが、歯先部12cに切除部12dが形成されたリンクプレート10または10″のいずれかであることが検出でき、これに対して、受光部7cでレーザ光が受光されれば、検査対象であるリンクプレートが、歯先部12cに切除部12dが形成されていないリンクプレート10′または従来のリンクプレート20のいずれかであることが検出できる。
【0039】
また、受光部8bでレーザ光が受光されれば、検査対象であるリンクプレートが、肩部15に突出部15aが形成されたリンクプレート10′または10″のいずれかであることが検出でき、これに対して、受光部8cでレーザ光が受光されれば、検査対象であるリンクプレートが、肩部15に突出部15aが形成されていないリンクプレート10または従来のリンクプレート20のいずれかであることが検出できる。
【0040】
このようにして、いずれの受光部でレーザ光が受光されるかによって、検査対象であるリンクプレートがどのリンクプレートであるかが識別できるようになっている。
【0041】
次に、イメージセンサを用いる例を図6を用いて説明する。図6(a)はリンクプレートを背面側からみた端面図、同図(b)はリンクプレートを歯先部側からみた端面図である。これらの図に示すように、リンクプレートの肩部に突出部15aが形成されている場合、リンクプレートの端面には突出部15aの頂上部が稜線Mとなって現れており、また、リンクプレートの歯先部12cに切除部12dが形成されている場合、歯先部12cと切除部12dとの接続面が稜線M1となって現れるとともに、切除部12dと外側フランク面12bとの接続面が稜線M2となって現れている。
【0042】
したがって、イメージセンサを用いてこれらの稜線M,M1,M2を検出するようにすれば、検査対象であるリンクプレートがどのリンクプレートであるかが識別できる。
【0043】
次に、識別用ゲートを用いる例を図7を用いて説明する。図7は識別用ゲートを示しており、該識別用ゲート9には、選別したいリンクプレートの輪郭形状に対応する穴9aが形成されている。この場合には、識別用ゲート9の穴9aを通過するか否かによってリンクプレートを識別できる。
【0044】
たとえば、リンクプレート10の輪郭形状に対応する穴が形成された識別用ゲート1を用意した場合、この識別用ゲート1を通過したリンクプレートはリンクプレート10のみである。識別用ゲート1を通過しなかったリンクプレート10′,10″については、リンクプレート10″の輪郭形状に対応する穴が形成された識別用ゲート2に通すことにより、この識別用ゲート2を通過したリンクプレートがリンクプレート10″であり、通過しなかったリンクプレートがリンクプレート10′である。このようにして、各リンクプレートが選別されて識別できる。
【0045】
上述したように、上記各リンクプレート10,10′,10″は互いに識別可能になっているので、これらのリンクプレートを組み合わせてサイレントチェーンを組み立てる際には、所望の配列位置に所望のリンクプレートを適宜配置することができる。
【0046】
たとえば、リンクプレート10の板厚が1.2mmであって、リンクプレート10″の板厚が1.0mmのときに、リンクプレート10,10″を組み合わせてサイレントチェーンを構成する場合、上記各センサまたは識別用ゲートを用いて各リンクプレート10,10″を選別することにより、たとえば、リンク列の最外側およびガイド列の中央部にリンクプレート10を配置し、その他の位置にリンクプレート10″を配置するというようなリンクプレートの配列が組立機を用いて自動的に行えるようになる。
【0047】
また、サイレントチェーンの組立後には、配置すべきリンクプレートが正規の配列位置に配置されているかどうかを上記各センサを用いることにより検査することができる。これにより、誤組立品が誤って出荷されるのを防止できる。
【0048】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、外観上識別できるリンクプレートと他のリンクプレートとが混在したサイレントチェーの組立方法を提供できる。さらに本発明によれば、サイレントチェーンにおいて二種類のリンクプレートがそれぞれ正規の位置に配置されたか否かを検査する検査方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施態様によるリンクプレートの正面拡大図である。
【図2】本発明の第2の実施態様によるリンクプレートの正面拡大図である。
【図3】本発明の第3の実施態様によるリンクプレートの正面拡大図である。
【図4】リンクプレートの歯先部および肩部をタッチセンサで検査する様子を示す図である。
【図5】リンクプレートの歯先部および肩部を光電スイッチで検査する様子を示す図である。
【図6】リンクプレートの歯先部および肩部をイメージセンサで検査する様子を説明するための図である。
【図7】リンクプレートを選別するための識別用ゲートの全体斜視図である。
【図8】従来のリンクプレートの正面拡大図である。
【図9】サイレントチェーンの側面部分図である。
【符号の説明】
10: リンクプレート
10′: リンクプレート
10″: リンクプレート
11: ピン穴
12: 歯部
14: 背面部
15: 肩部
12a: 内側フランク面
12b: 外側フランク面
12c: 歯先部
12d: 切除部
15a: 突出部
5,6: タッチセンサ
7a,7b,7c: 光電スイッチ
8a,8b,8c: 光電スイッチ
9: 識別用ゲート

Claims (7)

  1. 連結ピンが挿入される一対のピン穴と、内側フランク面、外側フランク面およびこれらを連結する歯先部から構成される一対の歯部とをそれぞれ有する多数のリンクプレートを前記連結ピンにより枢支可能に連結するとともに、前記歯先部が前記外側フランク面側において一部切除された形状を有する第1のリンクプレートと、前記歯先部が前記外側フランク面側において一部切除された形状を有していない第2のリンクプレートとが混在しているサイレントチェーンの組立方法であって、
    リンクプレートの歯先部が外側フランク面側において一部切除された形状を有しているかいないかを、センサにより検出しまたは識別用ゲートにより識別し、
    前記センサまたは識別用ゲートにより歯先部の一部が切除された形状を有しているとされたリンクプレートを第1のリンクプレートの配列位置に配置し、
    前記センサまたは識別用ゲートにより歯先部の一部が切除された形状を有していないとされたリンクプレートを第2のリンクプレートの配列位置に配置するとともに、
    これら第1,第2のリンクプレートを連結ピンにより枢支可能に連結した、
    ことを特徴とするサイレントチェーンの組立方法。
  2. 連結ピンが挿入される一対のピン穴と、内側フランク面および外側フランク面から構成される一対の歯部とを有し、前記外側フランク面および背面部が肩部によって連結された多数のリンクプレートを前記連結ピンにより枢支可能に連結するとともに、前記肩部が外方に突出する突出部を有する第1のリンクプレートと、前記肩部が外方に突出する突出部を有していない第2のリンクプレートとが混在しているサイレントチェーンの組立方法であって、
    リンクプレートの肩部が外方に突出しているかいないかを、センサにより検出しまたは識別用ゲートにより識別し、
    前記センサまたは識別用ゲートにより肩部が外方に突出しているとされたリンクプレートを第1のリンクプレートの配列位置に配置し、
    前記センサまたは識別用ゲートにより肩部が外方に突出していないとされたリンクプレートを第2のリンクプレートの配列位置に配置するとともに、
    これら第1,第2のリンクプレートを連結ピンにより枢支可能に連結した、
    ことを特徴とするサイレントチェーンの組立方法。
  3. 連結ピンが挿入される一対のピン穴と、内側フランク面、外側フランク面およびこれらを連結する歯先部から構成される一対の歯部とを有し、前記外側フランク面および背面部が肩部によって連結された多数のリンクプレートを前記連結ピンにより枢支可能に連結するとともに、前記歯先部が前記外側フランク面側において一部切除された形状を有しかつ前記肩部が外方に突出する突出部を有する第1のリンクプレートと、前記歯先部が前記外側フランク面側において一部切除された形状を有しておらずかつ前記肩部が外方に突出する突出部を有していない第2のリンクプレートとが混在しているサイレントチェーンの組立方法であって、
    リンクプレートの歯先部が外側フランク面側において一部切除された形状を有しているかいないかを、第1のセンサにより検出しまたは第1の識別用ゲートにより識別し、リンクプレートの肩部が外方に突出しているかいないかを、第2のセンサにより検出しまたは第2の識別用ゲートにより識別するとともに、
    前記第1,第2のセンサまたは前記第1,第2の識別用ゲートにより、歯先部の一部が切除された形状を有しかつ肩部が外方に突出しているとされたリンクプレートを第1のリンクプレートの配列位置に配置し、
    前記第1,第2のセンサまたは前記第1,第2の識別用ゲートにより、歯先部の一部が切除された形状を有しておらずかつ肩部が外方に突出していないとされたリンクプレートを第2のリンクプレートの配列位置に配置するとともに、
    これら第1,第2のリンクプレートを連結ピンにより枢支可能に連結した、
    ことを特徴とするサイレントチェーンの組立方法。
  4. 請求項1において、
    サイレントチェーンの組立後に前記第1および第2のリンクプレートがそれぞれ正規の位置に配置されているか否かを前記歯先部の形状に基づいてセンサにより検査する検査工程をさらに備えた、
    ことを特徴とするサイレントチェーンの組立方法。
  5. 請求項2において、
    サイレントチェーンの組立後に前記第1および第2のリンクプレートがそれぞれ正規の位置に配置されているか否かを前記肩部の形状に基づいてセンサにより検査する検査工程をさらに備えた、
    ことを特徴とするサイレントチェーンの組立方法。
  6. 請求項3において、
    サイレントチェーンの組立後に前記第1および第2のリンクプレートがそれぞれ正規の位置に配置されているか否かを前記歯先部および肩部の形状に基づいてセンサにより検査する検査工程をさらに備えた、
    ことを特徴とするサイレントチェーンの組立方法。
  7. 請求項ないしのいずれかにおいて、
    前記第1および第2のリンクプレートは、板厚、材質、熱処理、硬度またはピン穴仕上加工のいずれか一つ以上の点で互いに異なっている、
    ことを特徴とするサイレントチェーンの組立方法。
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