JP4681954B2 - 積層鉄心の製造方法および積層鉄心 - Google Patents

積層鉄心の製造方法および積層鉄心 Download PDF

Info

Publication number
JP4681954B2
JP4681954B2 JP2005169806A JP2005169806A JP4681954B2 JP 4681954 B2 JP4681954 B2 JP 4681954B2 JP 2005169806 A JP2005169806 A JP 2005169806A JP 2005169806 A JP2005169806 A JP 2005169806A JP 4681954 B2 JP4681954 B2 JP 4681954B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
core piece
laminated
caulking portion
caulking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005169806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006345657A (ja
Inventor
清久 牧
亮 長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui High Tech Inc
Original Assignee
Mitsui High Tech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui High Tech Inc filed Critical Mitsui High Tech Inc
Priority to JP2005169806A priority Critical patent/JP4681954B2/ja
Publication of JP2006345657A publication Critical patent/JP2006345657A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4681954B2 publication Critical patent/JP4681954B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

本発明は、金属板から鉄心片を打抜き形成し、積層した鉄心片をカシメ結合する積層鉄心の製造方法、および該製造方法により製造された積層鉄心に関するものである。
例えば、電動モータの主要部品であるモータコア(ロータ/ステータ)を構成する積層鉄心は、上記電動モータの高出力化および高効率化を図るべく、金属板から所定の形状に打抜き形成(外形抜き)した鉄心片を積層し、かつ積層した鉄心片をカシメ結合して互いに一体化することにより製造されている。
また、上記積層鉄心は、積層された鉄心片同士間に隙間の生じることのないよう、さらに製造工程の途中や電動モータの組立て作業時において鉄心片間が開いたり分離したりすることのないよう、強い締結力によってカシメ結合が為されている必要がある。
ここで、従来の積層鉄心における鉄心片同士のカシメ結合は、V字状突起や半抜き突起等によって構成されたカシメ部の突起を、他の鉄心片に形成されたカシメ部の背面側凹部に嵌合することによって為されている(例えば、特許文献1参照)。
図8および図9に示した積層鉄心Aは、所定枚数の鉄心片Bを積層するとともに、個々の鉄心片Bをカシメ部Cによって互いに結合して製造されており、上記カシメ部Cは、鉄心片Bの下方に向けて突出形成され、下面Blから突出する突起Ctと、上面Buに陥没した背面側凹部Crとを有し、上位の鉄心片Bにおけるカシメ部Cの突起Ctを、下位の鉄心片Bにおけるカシメ部Cの背面側凹部Crに嵌合させている。
特公平6−6702号公報
ところで、上述した従来の積層鉄心においては、図10に示す如くカシメ部Cを形成した鉄心片Bを、外形抜きパンチPによって金属板から外形抜きするとともに、上記外形抜きパンチPを矢印Gの如く下降させることによって、上記鉄心片Bにおけるカシメ部Cの突起Ctを、下層の鉄心片Bにおけるカシメ部Cの背面側凹部Crに圧入しているが、圧入の際における背面側凹部Crとの競り合いや、先行して積層されている下方の鉄心片B、B…のバウンド等に起因して、上記突起Ctを潰すように反力(矢印g)が作用することによって、上記突起Ctの周囲が歪んで変形を生じることとなる。
このように、カシメ部Cにおける突起Ctの周囲が変形することで、積層して結合された鉄心片間に隙間が生じるばかりでなく、鉄心片同士における締結力の低下を招くこととなり、もって製造された積層鉄心における性能の大幅な低下、さらには形状精度の著しい劣化を招く等の不都合があった。
本発明の目的は上述した実状に鑑みて、積層された鉄心片同士を隙間なく、かつ強い締結力で締結することで、性能および形状精度に優れた積層鉄心を製造することの可能な積層鉄心の製造方法、および該製造方法に則って製造された積層鉄心を提供することにある。
上記目的を達成するべく、請求項1の発明に関わる積層鉄心の製造方法は、プレス加工によりカシメ部を形成した鉄心片を金属板から外形抜きし、積層した複数の鉄心片をカシメ部を介して互いに一体に結合する積層鉄心の製造方法であって、金属板を下方から上向きにパンチ加工してカシメ部の突起を鉄心片の上面に突出させて形成する工程と、外形抜きパンチによって金属板から鉄心片を外形抜きする工程と、外形抜きパンチによって鉄心片の上面におけるカシメ部の突起を囲う部位を支持しつつ鉄心片におけるカシメ部の背面側凹部に先に外形抜きされた他の鉄心片におけるカシメ部の突起を嵌め込んで結合する工程と、を含んで成ることを特徴としている。
請求項2の発明に関わる積層鉄心は、プレス加工によりカシメ部を形成した鉄心片を金属板から外形抜きし、積層した複数の鉄心片をカシメ部を介して互いに一体に結合して成る積層鉄心であって、金属板を下方から上向きにパンチ加工してカシメ部の突起を鉄心片の上面に突出させて形成する工程と、外形抜きパンチによって金属板から鉄心片を外形抜きする工程と、外形抜きパンチによって鉄心片の上面におけるカシメ部の突起を囲う部位を支持しつつ鉄心片におけるカシメ部の背面側凹部に先に外形抜きされた他の鉄心片におけるカシメ部の突起を嵌め込んで結合する工程とを経て製造され、鉄心片に形成されたカシメ部が鉄心片の上面に突出する突起と鉄心片の下面に陥没した背面側凹部とを有し、鉄心片におけるカシメ部の突起が上層に位置する他の鉄心片におけるカシメ部の背面側凹部に嵌り込んで結合されていることを特徴としている。
請求項1の発明に関わる積層鉄心の製造方法によれば、外形抜きされた鉄心片におけるカシメ部の背面側凹部に、他の鉄心片におけるカシメ部の突起を嵌め込んで結合する際、鉄心片の上面におけるカシメ部の突起を囲う部位を、外形抜きパンチによって支持したことで、上記カシメ部における突起の周囲が変形することを抑えられる。
これによって、積層された鉄心片間に隙間を生じることなく、鉄心片同士を強い締結力で結合することができ、もって性能および形状精度に優れた積層鉄心を製造することが可能となる。
請求項2の発明に関わる積層鉄心によれば、鉄心片のカシメ部が上面に突出する突起と下面に陥没する背面側凹部とを有し、上記カシメ部の突起が上位の他の鉄心片におけるカシメ部の背面側凹部に嵌り込んでいるので、外形抜きされた鉄心片におけるカシメ部の背面側凹部に、他の鉄心片におけるカシメ部の突起を嵌め込んで結合する際、鉄心片の上面におけるカシメ部の突起を囲う部位を、外形抜きパンチによって支持することで、上記カシメ部における突起の周囲が変形することを抑えられる。
これによって、積層された鉄心片間に隙間を生じることなく、鉄心片同士が強い締結力で結合されることとなり、もって優れた性能および優れた形状精度を獲得することが可能となる。
以下、実施例を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1および図2は、本発明に関わる積層鉄心の一例を示しており、この積層鉄心1は電動モータのロータ(回転子)であって、中央に軸孔1Oを有するハブ1Hと、該ハブ1Hから放射状に突出した磁極1T,1T…とを備えている。
また、上記積層鉄心1は、所定枚数の鉄心片10を積層して成り、積層された鉄心片10同士は、それぞれのハブ1Hに形成されたカシメ部10Cを介して互いに締結(カシメ結合)されている。
積層鉄心1を構成する鉄心片10は、所定の平面形状を呈しているとともに、所定の箇所に上記カシメ部10Cが形成されており、このカシメ部10Cは、鉄心片10の上面10uに突出する突起10Ctと、上記鉄心片10の下面10lに陥没した背面側凹部10Crとを有している。
また、上記積層鉄心1を構成する鉄心片10,10…は、上位の鉄心片10における下面10lと、下位の鉄心片10における上面10uとが、互いに隙間なく密接して積層されており、下位の鉄心片10におけるカシメ部10Cの突起10Ctが、上位の鉄心片10におけるカシメ部10Cの背面側凹部10Crに嵌り込んで結合されることで、積層された鉄心片10,10…がカシメ部10Cを介して互いに締結されており、これによって積層鉄心1の全体が一体化したものと成っている。
なお、図2(b)に示す如く、積層鉄心1を構成する最上位(最上層)の鉄心片10においては、他の鉄心片10におけるカシメ部10Cと対応する箇所が貫通形成されている。
一方、上述した積層鉄心1は、図4および図5に一部を示した順送り金型装置100において、帯状鋼板(金属板)Wから所定形状の鉄心片10を打抜き形成し、所定枚数の鉄心片10,10…を積層するとともに、積層した鉄心片10同士をカシメ部10Cにより互いに締結して一体化することで製造される。
また、上記順送り金型装置100は、図3に示す如く、間欠搬送される帯状鋼板(金属板)Wに対して、順次、所期の加工を実施するための加工ステーションS1〜S7を具備している。
以下では、順送り金型装置100によって積層鉄心1を製造する工程を詳細に説明する。
先ず、加工ステーションS1において、帯状鋼板Wの縁部に所定ピッチでパイロット孔p,p…を打抜き形成し、加工ステーションS2において、帯状鋼板Wに開口10oを打抜き形成する。
次いで、加工ステーションS3において、帯状鋼板Wに磁極間の開口s1,s1…を打抜き形成し、加工ステーションS4において、帯状鋼板Wに磁極間のスロットs2,s2…を打抜き形成する。
次いで、加工ステーションS5において、帯状鋼板Wの所定位置に4個のカシメ部10C、10C…を形成する。
上記加工ステーションS5は、図4に示す如く、ベース100Bを貫通するカシメ部形成パンチ105Pと、ストリッパプレート100Sに設けられたカシメ部形成ダイ105Dとを備えており、上記カシメ部形成パンチ105Pを矢印Uの如く上動させることで、帯状鋼板Wの所定位置にカシメ部10Cを形成する。
すなわち、上動するカシメ部形成パンチ105Pによって、帯状鋼板Wを下方から上向きにパンチ加工することで、上記カシメ部10Cの突起10Ctが帯状鋼板W(鉄心片10)の上面に突出して形成されるとともに、上記カシメ部10Cの背面側凹部10Crが帯状鋼板W(鉄心片10)の下面に陥没して形成されることとなる。
上記加工ステーションS5においてカシメ部10Cを形成したのち、加工ステーション(アイドルステーション)S6を経た加工ステーションS7において、帯状鋼板Wから鉄心片10を打抜き形成(外形抜き)し、さらに所定枚数の鉄心片10、10…を積層するとともに、カシメ部10Cを介して鉄心片10同士を互いに締結する。
上記加工ステーションS7は、図5に示す如く、ストリッパプレート100Sを貫通する外形抜きパンチ107Pと、ベース100Bに設けられた外形抜きダイ107Dと、該外形抜きダイ107Dに収容された支持テーブル107Tとを備えており、上記外形抜きパンチ107Pを矢印Gの如く下降させることで、帯状鋼板Wから鉄心片10が打抜き形成(外形抜き)される。
また、上記加工ステーションS7において、鉄心片10を打抜き形成したのち、外形抜きパンチ107Pを更に下降させることで、上記外形抜きパンチ107Pによって打抜き形成された上位の鉄心片10が、先に打抜き形成されて支持テーブル107Tに載置されている下位の鉄心片10に押圧され、上位の鉄心片10におけるカシメ部10Cの背面側凹部10Crに、下位の鉄心片10におけるカシメ部10Cの突起10Ctが圧入することで、上位の鉄心片10と下位の鉄心片10とがカシメ部10Cを介して互いに締結される。
ここで、図6に示す如く、外形抜きパンチ107Pの押圧面107Pfは、上述した打抜き形成時およびカシメ積層時において鉄心片10の上面10uと密接する平面であるとともに、上記鉄心片10におけるカシメ部10Cの突起10Ctのみが没入する収容凹部107Poを有している。
これにより、上位の鉄心片10を外形抜きパンチ107Pによって下位の鉄心片10に押圧する際、上位の鉄心片10におけるカシメ部10Cの突起10Ctが、外形抜きパンチ107Pの収容凹部107Poに没入することで、鉄心片10の上面10uにおいてカシメ部10Cの突起10Ctを囲う部位が、外形抜きパンチ107Pの押圧面107Pfと当接して支持されることとなる。
このため、上位の鉄心片10と下位の鉄心片10とのカシメ部10C同士の競り合いや、先行して積層されている下方の鉄心片10、10…のバウンド等に起因する反力(矢印g)が作用しても、上述の如くカシメ部10Cの突起10Ctを囲う部位が外形抜きパンチ107P(押圧面107Pf)に支持されているので、上記カシメ部Cにおける突起Ctの周囲が不用意に変形することがない。
上記加工ステーションSにおいて、上述した如く帯状鋼板Wから鉄心片10を打抜き形成し、所定枚数の鉄心片10、10…を積層するとともに、鉄心片10同士を互いに締結して一体化することにより、積層鉄心1の製造が完了することとなる。
上述した積層鉄心1の製造方法によれば、外形抜きされた鉄心片10におけるカシメ部10Cの背面側凹部10Crに、他の鉄心片10におけるカシメ部10Cの突起10Ctを嵌め込んで締結する際、鉄心片10の上面10uにおけるカシメ部10Cの突起を囲う部位を、外形抜きパンチ107Pによって支持したことで、上記カシメ部10Cにおける突起10Ctの周囲が変形することを抑えられる。
これによって、積層された鉄心片10同士の間に隙間を生じることなく、鉄心片10同士を強い締結力で結合させることができ、鉄心片10間に隙間を生じないことから積層鉄心1における鉄心片10の占有率(占積率)が向上し、併せて積層鉄心1における形状精度が向上することにより、効率性等の各種性能に優れた積層鉄心1を製造することが可能となる。
また、上述した積層鉄心1によれば、鉄心片10のカシメ部10Cが、上面10uに突出する突起10Ctと、下面10lに陥没する背面側凹部10Crとを有し、上記カシメ部10Cの突起10Ctが上位の他の鉄心片10におけるカシメ部10Cの背面側凹部10Crに嵌り込んでいるので、外形抜きされた鉄心片10におけるカシメ部10Cの背面側凹部10Crに、他の鉄心片10におけるカシメ部10Cの突起10Ctを嵌め込んで結合する際、鉄心片10の上面10uにおけるカシメ部10Cの突起10Ctを囲う部位を、外形抜きパンチ107Pによって支持することで、上記カシメ部10Cにおける突起10Ctの周囲が変形することを抑えられる。
これによって、積層された鉄心片10同士の間に隙間を生じることなく、鉄心片10同士が強い締結力で結合されるため、鉄心片10間に隙間を生じないことから、鉄心片10の占有率(占積率)が向上するとともに形状精度が向上することとなり、もって積層鉄心1は効率性等の各種性能に優れたものとなる。
ここで、上述した実施例においては、鉄心片10のカシメ部10Cを、その突起10Ctが鉄心片10の上面10uから矩形状に突出する倒立凹字状断面としたが、例えば図7(a)に示す鉄心片20のカシメ部20Cのように、上面20uから突出する突起20Ctを倒立V字形状とする、または図7(b)に示す鉄心片30のカシメ部30Cのように、上面30uから突出する突起30Ctを台形形状とする、さらには図7(c)に示す鉄心片40のカシメ部40Cのように、上面40uから突出する突起40Ctを切起し突起とすることも可能である。
また、上述した実施例においては、本発明を電動モータにおけるロータ(回転子)に適用した例を示したが、勿論、電動モータにおけるステータ(固定子)に対しても、本発明を極めて有効に適用し得ることは言うまでもない。
本発明に関わる製造方法に則って製造された積層鉄心の一実施例を示す全体外観斜視図。 (a)は図1の積層鉄心を構成する鉄心片を概念的に示す断面図、(b)は図1における積層鉄心の全体を概念的に示す断面図。 図1に示した積層鉄心を製造するための順送り金型装置における各ステーションでの加工工程を示した帯状鋼板の平面図。 図1に示した積層鉄心を製造するための順送り金型装置における加工ステーションの概念的な断面図。 図1に示した積層鉄心を製造するための順送り金型装置における加工ステーションの概念的な断面図。 図5に示した加工ステーションでの積層鉄心の製造工程を示す要部拡大断面図。 (a)、(b)、(c)は、カシメ部の変形例を示す鉄心片の要部断面図。 従来の積層鉄心を示す全体外観斜視図。 (a)は図8の積層鉄心を構成する鉄心片を概念的に示す断面図、(b)は図8における積層鉄心の全体を概念的に示す断面図。 図8に示した積層鉄心の製造工程を示す要部拡大断面図。
符号の説明
1…積層鉄心、
10…鉄心片、
10u…上面、
10l…下面、
10C…カシメ部、
10Ct…突起、
10Cr…背面側凹部、
100…順送り金型装置、
105P…カシメ部形成パンチ、
105D…カシメ部形成ダイ、
107P…外形抜きパンチ、
107Pf…押圧面、
107Po…収容凹部、
107D…外形抜きダイ、
107T…支持テーブル、
S1…加工ステーション、
S2…加工ステーション、
S3…加工ステーション、
S4…加工ステーション、
S5…加工ステーション、
S6…加工ステーション、
S7…加工ステーション、
W…帯状鋼板(金属板)。

Claims (2)

  1. プレス加工によりカシメ部を形成した鉄心片を金属板から外形抜きし、積層した複数の前記鉄心片を前記カシメ部を介して互いに一体に結合する積層鉄心の製造方法であって、
    前記金属板を下方から上向きにパンチ加工して、前記カシメ部の突起を前記鉄心片の上面に突出させて形成する工程と、
    外形抜きパンチによって、前記金属板から前記鉄心片を外形抜きする工程と、
    前記外形抜きパンチによって、前記鉄心片の上面における前記カシメ部の突起を囲う部位を支持しつつ、前記鉄心片における前記カシメ部の背面側凹部に、先に外形抜きされた他の鉄心片におけるカシメ部の突起を嵌め込んで結合する工程と、
    を含んで成ることを特徴とする積層鉄心の製造方法。
  2. プレス加工によりカシメ部を形成した鉄心片を金属板から外形抜きし、積層した複数の前記鉄心片を前記カシメ部を介して互いに一体に結合して成る積層鉄心であって、
    前記金属板を下方から上向きにパンチ加工して前記カシメ部の突起を前記鉄心片の上面に突出させて形成する工程と、外形抜きパンチによって前記金属板から前記鉄心片を外形抜きする工程と、前記外形抜きパンチによって前記鉄心片の上面における前記カシメ部の突起を囲う部位を支持しつつ前記鉄心片における前記カシメ部の背面側凹部に先に外形抜きされた他の鉄心片におけるカシメ部の突起を嵌め込んで結合する工程とを経て製造され、
    前記鉄心片に形成されたカシメ部が、前記鉄心片の上面に突出する突起と、前記鉄心片の下面に陥没した背面側凹部とを有し、前記鉄心片におけるカシメ部の突起が、上層に位置する他の鉄心片におけるカシメ部の背面側凹部に嵌り込んで結合されていることを特徴とする積層鉄心。
JP2005169806A 2005-06-09 2005-06-09 積層鉄心の製造方法および積層鉄心 Expired - Fee Related JP4681954B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005169806A JP4681954B2 (ja) 2005-06-09 2005-06-09 積層鉄心の製造方法および積層鉄心

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005169806A JP4681954B2 (ja) 2005-06-09 2005-06-09 積層鉄心の製造方法および積層鉄心

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006345657A JP2006345657A (ja) 2006-12-21
JP4681954B2 true JP4681954B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=37642164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005169806A Expired - Fee Related JP4681954B2 (ja) 2005-06-09 2005-06-09 積層鉄心の製造方法および積層鉄心

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4681954B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199831A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Aichi Elec Co 電動機の製造方法と、その製造方法を用いた電動機、圧縮機及び車両
ITMI20070508A1 (it) * 2007-03-14 2008-09-15 Corrada Spa Articolo laminare per uso elettrico procedimento e macchine per realizzare detto articolo laminare
CN101682219B (zh) * 2007-05-09 2012-07-25 株式会社三井高科技 叠层铁芯及其制造方法
JP2009195099A (ja) * 2008-01-15 2009-08-27 Nissan Motor Co Ltd 積層鉄心の製造装置および製造方法並びに積層鉄心
CN101854096B (zh) * 2009-03-31 2013-08-21 上海电气集团上海电机厂有限公司 用于大型异步电机定子铁心定位的支持筋的制造方法
CN101656446B (zh) * 2009-09-23 2011-11-16 江苏通达动力科技股份有限公司 一种直驱风力发电机定子扇形片的加工方法
DE102012022084A1 (de) * 2012-11-09 2014-05-15 Volkswagen Aktiengesellschaft Rotoranordnung für eine elektrische Maschine, elektrische Maschine und Verfahren zum Herstellen der Rotoranordnung
CN103872861A (zh) * 2013-03-06 2014-06-18 常熟市强盛电力设备有限责任公司 一种直趋风力发电机定子扇形片的叠压方法
JP6248965B2 (ja) * 2015-02-18 2017-12-20 トヨタ自動車株式会社 回転電機のコアの製造方法
DE102016215701A1 (de) * 2016-08-22 2018-02-22 Thyssenkrupp Ag Rotor einer elektrischen Maschine und Verfahren zur Montage des Rotors
CN111819775B (zh) * 2018-03-08 2023-05-26 日本电产株式会社 转子铁芯部件制造方法
FR3086120B1 (fr) * 2018-09-19 2022-12-09 Ge Energy Power Conversion Technology Ltd Tole magnetique pour rotor avec un arbre non traversant, procede d'obtention d'une telle tole et rotor associe
JP7156677B2 (ja) * 2018-09-21 2022-10-19 株式会社ミスズ工業 積層板材構造体の製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6127520U (ja) * 1984-07-17 1986-02-19 安川精機株式会社 打抜装置
JP2724530B2 (ja) * 1993-01-22 1998-03-09 株式会社三井ハイテック 鉄心の製造方法およびその製造装置
JPH07177710A (ja) * 1993-12-20 1995-07-14 Asmo Co Ltd 積層かしめコアを有した電機子およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006345657A (ja) 2006-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4681954B2 (ja) 積層鉄心の製造方法および積層鉄心
US8456057B2 (en) Laminated stator core
US8234775B2 (en) Method for manufacturing laminated rotor core
WO2011030611A1 (ja) 固定子鉄心及びその製造方法
JP6320856B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
JP6320857B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
US5992003A (en) Method for spacing laminations
JPH05103449A (ja) 回転電機用積層コアの製造方法
JP2008011615A (ja) 積層鉄心の製造方法および積層鉄心
JP3749490B2 (ja) 積層鉄心およびその製造方法
JP2000245083A (ja) ステータコア及び分割コアブロックの連続製造方法
JP2005318764A (ja) 積層鉄心の製造方法および金型装置
JP4472386B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
JP4001277B2 (ja) 積層鉄心および積層鉄心の製造方法
JPH1080078A (ja) 積層鉄心及びその製造方法
JP2007135314A (ja) 回転子積層鉄心の製造方法
JP2006101629A (ja) 積層鉄心の製造方法
JP4654012B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
JP2005102424A (ja) 分割積層鉄心および分割積層鉄心の製造方法
JP5462643B2 (ja) 積層鉄心及びその製造方法
JP2005278316A (ja) 電機子ロータ及びそのコアの製造方法
JP2006158003A (ja) 積層固定子鉄心の製造方法
JP2011055607A (ja) 回転電機及び回転電機の製造方法
JP3842146B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
JP4291042B2 (ja) 回転電機及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4681954

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees