JP4677735B2 - 定電流源回路 - Google Patents

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Description

本発明は、集積回路において用いられる温度依存性の小さなバンドギャップ型の定電流源回路に関する。
図4は、従来のPTAT(絶対温度比例:Proportional to Absolute Temperature)電流回路を示す回路図である。
このPTAT電流回路は、電源VDDと接地(GND)間で出力電流Ioutが絶対温度に比例する定電流源回路を構成している。
Pチャネル型のMOSトランジスタMP1,MP2は、第1の電流I1、第2の電流I2を所定の比例関係で生成する比例電流供給回路を構成し、Nチャネル型のMOSトランジスタMN1,MN2は、電圧調整回路を構成している。MOSトランジスタMP1は、ソースが電源VDDに接続されるとともに、MOSトランジスタMP2と互いにゲートが接続され、さらにドレインがMOSトランジスタMN1のドレインに接続されている。MOSトランジスタMN1は、ゲートとドレインが接続されるとともに、MOSトランジスタMN2と互いにゲートが接続され、さらに、ソースが第1のトランジスタ回路を介して接地されている。これらMOSトランジスタMP1とMOSトランジスタMN1との直列回路には第1の電流I1が流れている。
MOSトランジスタMP2は、ソースが電源VDDに接続されるとともに、ゲートとドレインが接続され、さらにドレインがMOSトランジスタMN2のドレインに接続されている。MOSトランジスタMN2は、ソースが第2のトランジスタ回路を介して接地されている。これらMOSトランジスタMP2とMOSトランジスタMN2との直列回路には第2の電流I2が流れている。
Pチャネル型のMOSトランジスタMP3は、第2の電流I2に等しい大きさで定電流の出力電流Ioutを出力する定電流出力回路を構成する。MOSトランジスタMP3は、ソースが電源VDDに接続されるとともに、ゲートがMOSトランジスタMP2とMOSトランジスタMN2との接続点に接続され、そのドレイン電流が出力端子OUTから出力電流Ioutとして出力される。
また、PNP型のバイポーラトランジスタQ1,Q2は、それぞれ定電流出力回路の第1,第2の電流I1,I2の電流値を決定する第1,第2のトランジスタ回路を構成している。バイポーラトランジスタQ1は、エミッタが節点XにおいてMOSトランジスタMP1のソースに接続され、ベースとコレクタとがともに接地されている。また、バイポーラトランジスタQ2は、バイポーラトランジスタQ1よりエミッタ面積が大きく形成されており、そのエミッタが節点Yにおいて抵抗Rを介してMOSトランジスタMP2のソースに接続され、ベースとコレクタとがともに接地されている。
ここでは、説明を簡略化するために、MOSトランジスタMN1およびMN2、並びにMOSトランジスタMP1,MP2およびMP3は、それぞれ同じデバイスサイズのものとする。そこで、第1の電流I1、第2の電流I2は互いに等しく、かつ出力電流Ioutも等しくなり、それぞれバイポーラトランジスタQ1,Q2のエミッタ側の節点X,Yにおける電位Vx,Vyも等しい。したがって、
I1=I2=Iout…(1)
Vx=Vy…(2)
が成立する。
また、バイポーラトランジスタQ1,Q2のベース−エミッタ間電圧をVbe1,Vbe2、図4の抵抗Rの抵抗値をRとすると、節点X,Yにおける電位Vx,Vyは、
Vx=Vbe1…(3)
Vy=Vbe2+R・I2…(4)
となる。ここで、バイポーラトランジスタQ1とバイポーラトランジスタQ2のエミッタ面積の比を1:nとし、そのエミッタ電流がベース−エミッタ間電圧に対して指数特性を有することから、
I1=I0・exp(Vbe1/Vth)…(5)
I2=n・I0・exp(Vbe2/Vth)…(6)
と近似できる。ここで、Vthは熱電圧(=kT/q:Tは絶対温度、kはボルツマン定数、qは電子の電荷)であり、I0は比例定数である。
これらの式(1)と式(5),(6)より、自然対数lnを用いて、バイポーラトランジスタQ1,Q2のベース−エミッタ間電圧Vbe1,Vbe2をそれぞれ次のように書き表すことができる。
Vbe1=Vth・ln(Iout/I0)…(7)
Vbe2=Vth・ln{Iout/(n・I0)}…(8)
これらの式(7),(8)をそれぞれ式(3),(4)に代入して、式(2)から出力電流Ioutを計算すると、
Iout={Vth・ln(n)}/R…(9)
となる。
式(9)では、常温(≒300K)における出力電流Ioutの温度変化は、抵抗値Rに温度依存性がなければ、熱電圧Vthの+3300ppm/℃と等しい。したがって、抵抗Rにも同等の温度係数を持たせることによって、出力電流Ioutの温度特性を平坦化することが可能である(特許文献1参照)。なお、この定電流源回路を実際に使用する場合には、これらとは別に起動回路を用意する必要があるが、本発明とは関係しないから、ここでは説明を省略する。
以上のようなPTAT電流回路を利用した定電流源回路については、例えば非特許文献1にも記載がある。
特開2003−258105号公報(段落番号〔0066〕〜〔0074〕) Behzad Razavi著,「Design of Analog CMOS Integrated Circuits」,McGraw−Hill,2000年,pp.390〜392
ところで、上述した特許文献1において提案されているような定電流回路では、+3300ppm/℃よりも大きな温度係数を有する抵抗と、小さな温度係数を有する抵抗が利用可能であれば、これらを適当な割合で組み合わせることにより、+3300ppm/℃の温度係数を有する抵抗を作り出すことが可能である。
しかし、集積回路上で使用可能な抵抗の特性は、製造プロセスに依存することから、実際には、+3300ppm/℃よりも大きな温度係数を有する抵抗が利用できない場合もあり、この場合には、従来の回路構造では、出力電流の温度特性を平坦化することができないという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、抵抗の温度係数の大小、あるいはその正負にかかわらず、確実に平坦な温度特性を実現できる定電流源回路を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、第1,第2の電流を所定の比例関係で生成するための比例電流供給回路と、前記第1,第2の電流のいずれかと等しいか、あるいは互いに比例する大きさの定電流を出力する定電流出力回路と、前記比例電流供給回路にそれぞれ接続され、前記第1,第2の電流の電流値を決定する第1,第2のトランジスタ回路と、前記第1,第2のトランジスタ回路にそれぞれ直列に接続され、互いに異なる温度係数を有する第1,第2の抵抗回路と、前記第1の抵抗回路と前記第1のトランジスタ回路との直列回路、および前記第2の抵抗回路と前記第2のトランジスタ回路との直列回路に対して、それぞれ前記比例電流供給回路から等しい電圧が印加されるように電圧調整する電圧調整回路と、を備えたことを特徴とする定電流源回路が提供される。
本発明の定電流源回路では、温度係数の異なる2種類の抵抗が利用可能であれば、その大小、正負を問わず、バイポーラトランジスタを用いたPTAT回路で、平坦な温度特性の出力電流を得ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る定電流源回路の構成を示す回路図である。
この定電流源回路は、バイポーラトランジスタQ1,Q2に、互いに異なる温度係数を有する抵抗R1,R2をそれぞれ直列に接続した点で、図4に示した従来の回路と異なっている。この定電流源回路では、節点X,Yにおける電位Vx,Vyが式(3),(4)とは異なってくる。すなわち、つぎの式(10),(11)から、出力電流Ioutは以下のように決まる。
Vx=Vbe1+R1・I1…(10)
Vy=Vbe2+R2・I2…(11)
Iout={Vth・ln(n)}/(R2−R1)…(12)
ここで、R1,R2は抵抗R1,R2の抵抗値であって、抵抗値Rとの間で、
R=R2−R1…(13)
という条件を満たすことによって、出力電流Ioutの大きさは従来回路(図4)のものと同等となる。
この時、抵抗Rの温度係数Kに実効的に等しく設定するためには、抵抗R1,R2の温度係数をそれぞれ、Kr1,Kr2とすると、
K=(R2・Kr2−R1・Kr1)/(R2−R1)
=Kr2+R1(Kr2−Kr1)/R…(14)
となり、Kr2>Krlであれば、抵抗R1の抵抗値を大きくすることによって、抵抗Rの温度係数Kと実効的に等しい温度係数をその温度係数Kよりも低い温度係数の抵抗R1,R2とによって実現することが可能である。
R2−R1=R(=一定)という制約条件から、同時に、抵抗R2の抵抗値も大きくなる。例えば、低温度係数多結晶シリコン抵抗(温度係数K2(=0ppm/℃)のもの)によって抵抗R2を構成し、高シート抵抗多結晶シリコン抵抗(温度係数K1(=−1000ppm/℃)のもの)によって抵抗R1を構成した場合、室温における熱電圧Vth(=25mV)とし、出力電流Iout(=1μA)を得るためには、R2−R1=R(=25kΩ)とする必要があり、さらに式(14)より、
3300=0+R1・1000/25kΩ…(15)
となる。すなわち、抵抗R1の抵抗値R1を82.5kΩとすればよい。このとき、抵抗R2の抵抗値R2は、107.5kΩとなる。
このように実施の形態1の定電流源回路では、電流密度の大きい側のトランジスタ回路である図1のバイポーラトランジスタQ1と節点Xとの間に、電流密度の小さい側のトランジスタ回路であるバイポーラトランジスタQ2と節点Yとの間に接続されている抵抗R2よりも小さな温度係数を有する抵抗R1を挿入したので、それぞれ抵抗R1,R2の抵抗値の大きさを調整することによって、出力端子OUTからの出力電流Ioutを、所望の大きさであって、かつその温度特性を平坦に設定することができる。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2の定電流源回路について説明する。図2は、本発明の実施の形態2に係る定電流源回路の構成を示す回路図である。
この定電流源回路は、バイポーラトランジスタQ1,Q2に流れる電流I1,I2、および節点X,Yの電位Vx,Vyを等しくするための比例電流供給回路と電圧調整回路を、それぞれMOSトランジスタMP1,MP2とオペアンプOPを用いて構成したものである。この定電流源回路の動作は、実施の形態1におけるものと同様であり、バイポーラトランジスタQ1と節点Xとの間に抵抗R1を挿入し、この抵抗R1の抵抗値を電流密度が小さい側のトランジスタ回路であるバイポーラトランジスタQ2と節点Yとの間に接続されている抵抗R2よりも小さな温度係数に設定し、かつそれぞれ抵抗R1,R2の抵抗値の大きさを調整することによって、出力端子OUTからの出力電流Ioutを、所望の大きさであって、かつその温度特性を平坦に設定することができる。
(実施の形態3)
つぎに、実施の形態3の定電流源回路について説明する。図3は、本発明の実施の形態3に係る定電流源回路の構成を示す回路図である。
この定電流源回路では、バイポーラトランジスタQ3,Q4のエミッタ面積が等しく形成されている。そして、MOSトランジスタMP1,MP2のチャネル幅の比をn:1とし、MOSトランジスタMP2,MP3は、それぞれ同じデバイスサイズのものとすることで、バイポーラトランジスタQ3とバイポーラトランジスタQ4とのエミッタ電流密度の比をn:1に設定している。他の構成については、実施の形態2と同じである。
そこで、第2の電流I2と出力電流Ioutとが等しくなり、それぞれバイポーラトランジスタQ3,Q4のエミッタ側の節点X,Yにおける電位Vx,Vyも等しい。したがって、
I1/n=I2=Iout…(16)
Vx=Vy…(17)
が成立する。
また、バイポーラトランジスタQ3,Q4のベース−エミッタ間電圧をVbe3,Vbe4、抵抗R3の抵抗値をR3、抵抗R4の抵抗値をR4とすると、節点X,Yにおける電位Vx,Vyは、
Vx=Vbe3+R3・I1…(18)
Vy=Vbe4+R4・I2…(19)
となる。ここで、バイポーラトランジスタQ3とバイポーラトランジスタQ4のエミッタ面積の比が1:1であって、そのエミッタ電流がベース−エミッタ間電圧に対して指数特性を有することから、
I1=I0・exp(Vbe3/Vth)…(20)
I2=I0・exp(Vbe4/Vth)…(21)
と近似できる。
これらの式(16)と式(20),(21)より、自然対数lnを用いて、バイポーラトランジスタQ3,Q4のベース−エミッタ間電圧Vbe3,Vbe4を、それぞれ次のように書き表すことができる。
Vbe3=Vth・ln(Iout/I0)…(22)
Vbe4=Vth・ln{Iout/(n・I0)}…(23)
これらの式(22),(23)をそれぞれ式(18),(19)に代入して、式(17)から出力電流Ioutを計算すると、
Iout={Vth・ln(n)}/(R4−nR3)…(24)
となる。この時、図3に示す抵抗Rの実効的な温度係数Kは、抵抗R3,R4の温度係数をそれぞれ、Kr3,Kr4とすると、
K=(R4・Kr4−nR3・Kr3)/(R4−nR3)…(25)
となり、式(24),(25)を実施の形態1における式(12),(14)と比較したとき、抵抗値R1がn・R3に変更されている点で異なっているだけである。したがって、Kr4>Kr3であれば、抵抗R3の抵抗値を大きくすることによって、抵抗Rの温度係数Kと実効的に等しい温度係数を、それより低い温度係数Kr3,Kr4の抵抗R3,R4によって実現できる。なお、R4−nR3=R(=一定)という制約条件から、同時に、抵抗R4の抵抗値も大きくなる。
このように、実施の形態3においても、温度係数の異なる2種類の抵抗が利用可能であれば、その大小、正負を問わず、バイポーラトランジスタを用いたPTAT回路によって、平坦な温度特性の出力電流を得ることが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、MOSトランジスタMP2をMOSトランジスタMP3と同じサイズであって、第2の電流I2と出力電流Ioutとが等しいものとして説明した。しかし、MOSトランジスタMP2,MP3は互いに異なるサイズであってもよい。その場合、MOSトランジスタMP1に流れる第2の電流I2の大きさと、MOSトランジスタMP2に流れる出力電流Ioutの大きさとは比例関係となる。
本発明の実施の形態1に係る定電流源回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態2に係る定電流源回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態3に係る定電流源回路の構成を示す回路図である。 従来のPTAT電流回路を示す回路図である。
符号の説明
MP1,MP2 Pチャネル型のMOSトランジスタ
MN1,MN2 Nチャネル型のMOSトランジスタ
MP3 Pチャネル型のMOSトランジスタ(定電流出力回路)
Q1,Q2 PNP型のバイポーラトランジスタ(第1,第2のトランジスタ回路)
R1,R2 抵抗(第1,第2の抵抗回路)

Claims (8)

  1. 第1,第2の電流を所定の比例関係で生成するための比例電流供給回路と、
    前記第1,第2の電流のいずれかと等しいか、あるいは互いに比例する大きさの定電流を出力する定電流出力回路と、
    前記比例電流供給回路にそれぞれ接続され、前記第1,第2の電流の電流値を決定する第1,第2のトランジスタ回路と、
    前記第1,第2のトランジスタ回路にそれぞれ直列に接続され、互いに異なる温度係数を有する第1,第2の抵抗回路と、
    前記第1の抵抗回路と前記第1のトランジスタ回路との直列回路、および前記第2の抵抗回路と前記第2のトランジスタ回路との直列回路に対して、それぞれ前記比例電流供給回路から等しい電圧が印加されるように電圧調整する電圧調整回路と、
    を備えたことを特徴とする定電流源回路。
  2. 前記第1,第2のトランジスタ回路は、ベースとコレクタとが相互に接続され、エミッタ電流の電流密度が温度依存性を有するバイポーラトランジスタを含んでいることを特徴とする請求項1記載の定電流源回路。
  3. 前記第1,第2のトランジスタ回路には、順方向電流の電流密度が温度依存性を有するダイオードを含んでいることを特徴とする請求項1記載の定電流源回路。
  4. 前記比例電流供給回路は、一対の第1導電型のMOSFETにより構成されたカレントミラーであることを特徴とする請求項1記載の定電流源回路。
  5. 前記電圧調整回路は、前記比例電流供給回路と前記第1,第2のトランジスタ回路との間にそれぞれ挿入された2つの第2導電型のMOSFETにより構成されるものであって、これらのMOSFETのゲートを互いに接続するとともに、いずれか1つのMOSFETのゲートとドレインとを接続したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の定電流源回路。
  6. 前記電圧調整回路は、反転入力端子と非反転入力端子とを有するオペアンプであって、前記反転入力端子を前記電圧調整回路を構成する一方のMOSFETと前記第1のトランジスタ回路との接続点に接続し、前記非反転入力端子を他方のMOSFETと前記第2のトランジスタ回路との接続点に接続するとともに、前記オペアンプの出力端子を前記一対のMOSFETの各ゲートに共通に接続したことを特徴とする請求項4記載の定電流源回路。
  7. 前記第1,第2の抵抗回路の間での抵抗値の差をRとするとき、前記第1,第2のトランジスタ回路における電流の比を1:1に、電流密度の比をn:1に設定することによって、
    前記定電流出力回路から出力される定電流の電流値Ioutを、
    Iout=(Vt/R)・ln(n)(ただし、Vtは熱電圧)
    に設定したことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の定電流源回路。
  8. 前記第1,第2の抵抗回路の抵抗値をそれぞれR3,R4とするとき、前記第1,第2のトランジスタ回路における電流の比、および電流密度の比を、いずれもn:1に設定することによって、
    前記定電流出力回路から出力される定電流の電流値Ioutを、
    Iout={Vt/(R4−nR3)}・ln(n)(ただし、Vtは熱電圧)
    に設定したことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の定電流源回路。
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