JP4674103B2 - 受信装置及び受信信号の処理方法 - Google Patents

受信装置及び受信信号の処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4674103B2
JP4674103B2 JP2005073982A JP2005073982A JP4674103B2 JP 4674103 B2 JP4674103 B2 JP 4674103B2 JP 2005073982 A JP2005073982 A JP 2005073982A JP 2005073982 A JP2005073982 A JP 2005073982A JP 4674103 B2 JP4674103 B2 JP 4674103B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
band
intermediate frequency
mhz
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005073982A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006261858A (ja
Inventor
章彦 菅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority to JP2005073982A priority Critical patent/JP4674103B2/ja
Priority to US11/359,490 priority patent/US7917118B2/en
Priority to CN2006100581310A priority patent/CN1835495B/zh
Publication of JP2006261858A publication Critical patent/JP2006261858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4674103B2 publication Critical patent/JP4674103B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • H04B1/1027Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference assessing signal quality or detecting noise/interference for the received signal
    • H04B1/1036Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference assessing signal quality or detecting noise/interference for the received signal with automatic suppression of narrow band noise or interference, e.g. by using tuneable notch filters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、受信装置及び受信信号の処理方法に関し、詳しくは複数のチャネルを含む受信信号に対する受信装置及び受信信号の処理方法に関する。
近年、より高品位なデジタル情報を提供するために、送受信するデジタル情報の量が増大している。大量の情報量を効率よく伝送するための一手法として、振幅変調と位相変調とにより情報を送信するQAM(Quadrature Amplitude Modulation)方式が一般的に用いられている。
4つの異なる位相に値を割り当てることにより1回の変調で4値(2ビット)のデータを送受信するQPSK変復調(Quadrature Phase Shift Keying)が、デジタル衛星放送等に現在用いられている。しかし外乱が少ないCATVでは、より効率よくデータを転送するために、振幅と位相との両方を変調するQAM変復調が用いられている。QAM変復調では、搬送波の振幅と位相との両方の変化にビットを割り当てて情報を表現するので、限られた帯域幅で効率よくデータを転送することができる。
このようなQAM変復調のうち、異なる振幅と位相とを有する64個の波形パターンにより64値の情報を送受信できるようにした64QAMが、現在主流として用いられている。更に将来的には、データ値の数を更に大きくした256QAMや1024QAMが用いられると予想されている。
これらの大きなデータ値数のQAM変復調を実現するためには、伝送路や受信機等に高いSNR(信号対雑音比)が要求される。従って、如何にSNRの劣化を防ぐかが、高品質な情報伝送システムを実現するうえでの重要な課題となる。
図1は、従来のCATV受信装置の構成の一例を示したブロック図である。
図1のCATV受信装置は、チューナー部10及び復調部20を含む。チューナー部10は、バンドパスフィルタ11、第1のアンプ12、第1のミキサ13、第2のアンプ14、第3のアンプ15、第2のミキサ16、第4のアンプ17、及びVCO(Voltage Controlled Oscillator)18及び19を含み、例えば外付けのSAWフィルタ(Surface Acoustic Wave filter:弾性表面波フィルタ)30及び31が設けられている。復調部20は、A/D変換器21及び復調器22を含む。
バンドパスフィルタ11は、受信信号の周波数成分のうち、CATVの有効チャンネルの範囲のみを通過させる。次段の第1のアンプ12は、バンドパスフィルタ11の出力信号を所望のレベルまで増幅する。第1のミキサ13は、第1のアンプ12の出力信号にVCO18が生成するローカル周波数を掛けることにより、周波数変換を行う。これにより、選択したチャンネル(希望波)が、SAWフィルタ30の中心周波数に合うように位置される。第2のアンプ14で増幅した後の信号をSAWフィルタ30で処理することにより、希望波以外の周波数(妨害波)を抑圧する。
第3のアンプ15は、SAWフィルタ30による信号損失を補うために信号を増幅する。第2のミキサ16は、第3のアンプ15の出力信号にVCO19が生成するローカル周波数を掛けることにより、周波数変換を行い中間周波数(IF:Intermediate Frequency)の信号を生成する。このIF信号周波数は、欧州では約36MHz、米国では約44MHzが一般的である。従って、これらの周波数に一致した中心周波数を有するSAWフィルタ31が一般に用いられる。
IF信号に変換された希望波は、第4のアンプ17により増幅されて復調部20に供給される。復調部20において、A/D変換器21が供給された信号をA/D変換しデジタル信号を生成する。復調器22は、このデジタル信号に対して、タイミング再生、波形等化、識別処理などを実行して、処理後の信号を出力する。
復調部20における受信信号のSNRは、IF信号周波数、信号速度(シンボルレート)、及びA/D変換器21のサンプリング周波数に応じて変化する。従って、最適なSNRを実現するためには、IF信号周波数、信号速度(シンボルレート)、及びサンプリング周波数を調整する必要がある。
信号速度(シンボルレート)は送信側システムの仕様で決まるものであり、受信側で調整できるものではない。またサンプリング周波数は、A/D変換器21に固有のものであり、基本的には固定の値である。サンプリング周波数を可変とするためには、その機能を実現するための特別の回路構成及び発振器が必要となり、コスト的に好ましくない。
またIF信号周波数は、SAWフィルタ31の中心周波数に合わせるように設定されるものであり、可変とすることができない。即ち、SAWフィルタは、振動エネルギーが圧電性結晶の表面に集中して伝搬する弾性波を利用することにより、ある特定の周波数の信号のみを通すフィルタであり、この特定の周波数を可変とすることはできない。
従って、図1に示すような従来のCATV受信装置の構成では、最適なSNRを実現することができないという問題がある。
なお特許文献1には、受信装置において周波数選択用のSAWフィルタを不要とした構成が示される。
特開2000−092021号公報
以上を鑑みて本発明は、受信信号のSNRを最適化することが可能な受信装置を提供することを目的とする。
本発明による受信装置は、複数のチャネルを含む受信信号の受信端に結合され該受信信号を所望のチャネルの周波数帯域に帯域制限した信号を出力端に出力する帯域制限周波数が可変なバンドパスフィルタと、該バンドパスフィルタの該出力端に結合され該帯域制限された信号を周波数変換して得た中間周波数信号を出力端に出力する周波数変換ユニットと、該受信信号の信号速度及びチャネル周波数間隔に応じて該周波数変換ユニットを制御することにより該中間周波数信号の中間周波数を調整するコントロールユニットを含むことを特徴とする。
また本発明による受信信号の処理方法は、複数のチャネルを含む受信信号を所望のチャネルの周波数帯域に帯域制限して帯域制限信号を生成し、該帯域制限信号を周波数変換して中間周波数信号を生成し、該中間周波数信号をA/D変換してデジタル信号を生成し、該デジタル信号をデジタルフィルタ処理することにより該所望のチャネルの周波数帯域に帯域制限し、該受信信号の信号速度及びチャネル周波数間隔に応じて該中間周波数信号の中間周波数を調整する各段階を含むことを特徴とする。
本発明の少なくとも1つの実施例によれば、受信信号の信号速度及びチャネル周波数間隔に応じて中間周波数信号の中間周波数を調整することにより、所望の中間周波数を実現し、A/D変換後のSNRを最適化することができる。この際、中間周波数信号をA/D変換してデジタル信号を生成し、デジタル信号をデジタルフィルタ処理することにより所望のチャネルの周波数帯域に帯域制限することで、SAWフィルタを用いることなく所望のチャネルに対して十分な周波数選択性を実現することができる。
このように受信信号のSNRを最適化することで、多値化伝送により高品質な情報伝送を実現するためのシステム設計及び復調部設計が容易になる。またSAWフィルタが不要となることにより、チューナー部及び復調部を1つのチップとして実現することが可能となり、コストを削減することができる。
以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明によるCATV受信装置の構成の一例を示すブロック図である。図2の構成は例えばCATV受信装置を想定したものであるが、本発明はCATVに限られるものではなく受信装置一般に適用可能なものである。
図2のCATV受信装置は、チューナー部40、復調部50、及びコントローラ60を含む。チューナー部40は、バンドパスフィルタ41、第1のアンプ42、バンドパスフィルタ43、第2のアンプ44、ミキサ45、第3のアンプ46、及びVCO47を含む。復調部50は、A/D変換器51及びデジタルフィルタ&復調器52を含む。
バンドパスフィルタ41は、受信信号の周波数成分のうち、CATVの有効チャンネルの範囲のみを通過させる。即ちバンドパスフィルタ41は、CATVにおいて運用されている帯域(50MHz〜850MHz)の周波数成分を通過し、それ以外の周波数成分を抑圧する。次段の第1のアンプ42は低雑音増幅器であり、バンドパスフィルタ41の出力信号を所望のレベルまで増幅する。
バンドパスフィルタ43は、可変帯域を有するものであり、希望のチャネルに対応する周波数を選択的に通過させる。即ちバンドパスフィルタ43は、希望するチャンネルの周波数成分近傍のみ通過させ、それ以外のチャンネルの周波数成分を抑圧する機能を有するものである。バンドパスフィルタ43はICチップ内部に実装してよく、また或いはチップ外部の部品として構成してもよい。LCフィルタとして実現した場合、容量Cを可変とすることにより、中心周波数可変な構成を実現できる。
受信信号の周波数帯域が広いので、バンドパスフィルタ43として複数のバンドパスフィルタを用意し、それぞれ対応する周波数帯域についてフィルタ処理を行う構成としてもよい。バンドパスフィルタ43の帯域内及び帯域外における信号の減衰量は、復調部50のA/D変換器51等の後段の回路が飽和しないような大きさに設定する。
第2のアンプ44は、バンドパスフィルタ43の出力を所望のレベルまで増幅する。第2のアンプ44の利得は、バンドパスフィルタ43の損失及びチューナー部40全体の利得配分を考慮して設定される。
ミキサ45は、第2のアンプ44の出力信号にVCO47が生成するローカル周波数を掛けることにより、周波数変換を行い中間周波数(IF:Intermediate Frequency)の信号を生成する。VCO47はコントローラ60により制御され、VCO47が発振するローカル周波数はコントローラ60が指示する周波数に設定される。ローカル周波数の設定については後ほど詳細に説明する。
ミキサ45においては、入力信号周波数とローカル周波数との和成分及び差成分が生成されるので、不要な方の周波数帯はフィルタにより抑圧する。第3のアンプ46は、ミキサ45の出力を増幅することで、ミキサ45による損失を補償するとともに、復調部50との信号レベルを一致させる。
復調部50においては、A/D変換器51が、チューナー部40から供給されたアナログIF信号をデジタル信号に変換する。バンドパスフィルタ43の周波数特性はSAWフィルタの周波数特性と比較してなだらかである(周波数選択性が弱い)ので、A/D変換器51の出力には希望波以外の妨害波も存在している。デジタルフィルタ&復調器52は、まず狭帯域なデジタルフィルタにより妨害波を抑圧して希望波だけを抽出し、抽出された希望波に対してタイミング再生(キャリア再生)、波形等化、識別処理などの復調処理を実行して、復調処理された信号を出力する。
復調部50のA/D変換器51においては、希望波及び妨害波を含む信号が入力されても飽和しないように、適宜AGC制御を実行して入力側の信号レベルを適切なレベルに設定する必要がある。上述のようにデジタルフィルタ&復調器52において妨害波成分をデジタルフィルタリング処理により取り除くため、A/D変換器51の出力ビット数は、希望波を所望のSNRで表現可能なビット数だけでなく、妨害波をも含めて表現可能なビット数とする必要がある。例えば希望波を8ビットで表現したい場合、妨害波の混入により信号レベルが希望波のレベルの2倍になるとすると、A/D変換器51の出力ビット数としては9ビットが必要となる。
コントローラ60は、デジタルフィルタ&復調器52の復調動作に必要なシンボルレート情報をデジタルフィルタ&復調器52に供給する。更にコントローラ60は、シンボルレートやチャネル間隔等に応じてVCO47のローカル周波数を制御するために、シンボルレートやチャネル間隔等に応じた制御信号をVCO47に供給する。このようにしてコントローラ60によりVCO47を制御することで、所望の中間周波数を実現し、A/D変換後のSNRを最適化することができる。なお所望の中間周波数を実現するためのローカル周波数の制御に関わるパラメータには、シンボルレート(信号速度)、チャネル間隔、及びサンプリング周波数が含まれる。しかし一般に、サンプリング周波数は装置毎に固定であるので、以下の説明において特に必要ない限りはパラメータとしてサンプリング周波数については言及しない。
以下に、SNRを最適化するための中間周波数の制御について説明する。
図3は、復調部50のA/D変換器51へ入力される信号の周波数スペクトルの一例を示す図である。図3に示される周波数スペクトルは、チューナー部40への入力時点での受信信号中の希望波(希望チャネル)及び妨害波(他のチャネル)は全て同じ信号レベルとし、各チャンネルの間隔を8MHz、IF信号の周波数を12MHz、チューナー部40のバンドパスフィルタ43の可変通過帯域を10MHzとしたものである。
図3において、受信信号の周波数スペクトルは複数のチャネルに対応した8MHz間隔の複数のバンドからなっており、各バンド間は分離されている。IF信号の周波数が12MHzとなるように設定されており、スペクトルのピークの位置は12MHzとなっている。図3に示されるように、希望波の成分(12±3.5MHzの成分)以外にも、そのスペクトルの両側に妨害波の成分が残っている。
図4は、A/D変換器51によるサンプリングにより発生する折返し雑音に寄与する成分を示す図である。図4では、図3と同様に各チャンネルの間隔を8MHz、IF信号の周波数を12MHzとし、サンプリング周波数を48MHzとした場合の折り返し雑音を示してある。
希望波帯域(12±3.5MHzの成分)を領域Sとして示してある。サンプリング周波数fsを48MHzとしてサンプリングすると、図4に示されるスペクトルを48MHzの間隔で複数個重ね合わせるようにして折り返し雑音が発生する。折り返し雑音として図4に示されるスペクトルの希望波帯域の領域Sと重なってくる領域(干渉する領域)は、図4に示す領域N1、N2、及びN3であり、それぞれ−fs+IF(−36MHz)、−IF(−12MHz)、及びfs−IF(36MHz)の位置を中心とする±4MHzの領域である。従って、折り返し雑音による雑音成分と希望波の信号成分とのSNRは、
SNR = S/(N1+N2+N3) (1)
として表される。
図5は、別の条件においてサンプリングにより発生する折返し雑音に寄与する成分を示す図である。図5では、図4と同様に各チャンネルの間隔が8MHz、サンプリング周波数が48MHzであるが、IF信号の周波数を6MHzに設定した場合の折り返し雑音を示してある。
希望波帯域(6±4MHzの成分)を領域Sとして示してある。サンプリング周波数fsを48MHzとしてサンプリングすると、図5に示されるスペクトルを48MHzの間隔で複数個重ね合わせるようにして折り返し雑音が発生する。折り返し雑音として図5に示されるスペクトルの希望波帯域の領域Sと重なってくる領域は、図5に示す領域N1、N2、及びN3であり、それぞれ−fs+IF(−42MHz)、−IF(−6MHz)、及びfs−IF(42MHz)の位置を中心とする±4MHzの領域である。この場合の、折り返し雑音による雑音成分と希望波の信号成分とのSNRは、図4の場合と同様に式(1)によって表現される。
図5を図4とで、折返し雑音の量を比較すると、領域N1については同じ、領域N2についてはIF=6MHzの場合の方が大きく、領域N3についてはIF=12MHzの場合の方が大きい。しかしこの場合、IF=6MHzの領域N2が非常に大きいために、総合的なSNRは、IF=12MHzの場合の方が良い値(大きなSNR値)となる。
図6は、信号速度6.9Mbaudの場合についてサンプリング周波数をパラメータとしてIF周波数に対するSNR特性を示した図である。
図6から分かるように、信号速度がチャンネル間隔に近い場合には、IF周波数に対するSNRは山状の特性を示し、そのピークはサンプリング周波数fsの1/4に位置している。即ち、サンプリング周波数fsが48MHzの場合には12MHzにピークが存在し、サンプリング周波数fsが40MHzの場合には10MHzにピークが存在し、サンプリング周波数fsが32MHzの場合には8MHzにピークが存在し、サンプリング周波数fsが24MHzの場合には6MHzにピークが存在している。
狭帯域なバンドパスフィルタ通過後のスペクトルでは、希望波の中心周波数に近い帯域での周波数成分は無視できないが、希望波の中心周波数から遠い帯域での周波数成分は無視できると考えられる。従って、折り返し雑音に関与する領域が、希望波の中心周波数の近くにはなるべく存在しない条件が好ましい。具体的には希望波の中心周波数を基点として、負側の1番目の折返し雑音領域N2の中心周波数までの周波数差と、正側の1番目の折返し雑音領域N3の中心周波数までの周波数差とが等しい場合が、折返し雑音量としては最小となる。
即ち、IF信号周波数をIF、A/D変換器のサンプリング周波数をfs、負側の1番目の折返し雑音領域の中心周波数をA、正側の1番目の折返し雑音領域の中心周波数をBとすると
IF−A=B−IF
であり、ここでAは−IF、Bはfs−IFであるから、これを上式に代入して、
IF=fs/4 (2)
が得られる。
図7は、信号速度が2Mbaudにおいてサンプリングにより発生する折返し雑音に寄与する成分を示す図である。図7では、図4と同様に各チャンネルの間隔が8MHz、サンプリング周波数が48MHzで、IF信号の周波数が12MHzである。但し図4では信号速度が6.9Mbaudであったのに対して、図7では信号速度が2Mbaudであり、各チャネルの帯域が狭く集中した形状となっている。
図7において、希望波帯域(中心周波数12MHz)の領域Sに折り返し雑音として重なってくる領域は、領域N1、N2、及びN3であり、それぞれ−fs+IF(−36MHz)、−IF(−12MHz)、及びfs−IF(36MHz)の位置を中心とする領域である。この場合の、折り返し雑音による雑音成分と希望波の信号成分とのSNRは、図4の場合と同様に式(1)によって表現される。
図8は、別の条件においてサンプリングにより発生する折返し雑音に寄与する成分を示す図である。図8では、図7と同様に各チャンネルの間隔が8MHz、サンプリング周波数が48MHz、信号速度が2Mbaudである。但し図7ではIF信号の周波数が12MHzであったのに対して、図8ではIF信号の周波数が11MHzに設定されている。
図8において、希望波帯域(中心周波数11MHz)の領域Sに折り返し雑音として重なってくる領域は、領域N1、N2、及びN3であり、それぞれ−fs+IF(−37MHz)、−IF(−11MHz)、及びfs−IF(37MHz)の位置を中心とする領域である。この場合の、折り返し雑音による雑音成分と希望波の信号成分とのSNRは、図4の場合と同様に式(1)によって表現される。
図7と図8との両方において、チャンネル間隔が8MHzであるために、チャンネル間隔から信号速度を引いた6MHzの領域には信号成分が存在しない。図7に示される条件では、折返し雑音となる領域N1乃至N3が、信号成分の存在する位置にちょうど重なってしまっている。それに対して図8に示される条件では、折返し雑音となる支配的領域N2乃至N3が、信号成分の存在しない位置に対応している。この図8に示される場合のように、折返し雑音となる領域N1乃至N3に信号が存在しないようにIFを設定することにより、SNRを最大にすることが可能となる。
図9は、信号速度2Mbaudの場合についてサンプリング周波数をパラメータとしてIF周波数に対するSNR特性を示した図である。
図9から分かるように、信号速度がチャンネル間隔より十分に小さい場合には、IF周波数に対するSNRは山と谷を繰り返す特性を示し、そのピークはサンプリング周波数fsに殆んど依存しない。即ち、図9の例では、サンプリング周波数fsが48MHzの場合、40MHzの場合、32MHzの場合、24MHzの場合の何れの場合においても、ピークの位置は6MHz、10MHz、14MHzとなっている。
SNRを最適化するために必要なIF信号周波数は、信号速度をSR、チャンネル間隔をfspace、A/D変換器のサンプリング周波数をfsとすると、
SR≦fspace/2の場合:
IF1=(fspace+fspace+fspace/2)/2±(fspace/2)×N
=5×fspace/4±(fspace/2)×N (3)
SR>fspace/2の場合:
IF2=IF1+(SR−fspace/2)/2 (4)
で与えられる。但しNは任意の整数である。
前述のように、通常、A/D変換器51のサンプリング周波数fsは固定である。従ってコントローラ60は、デフォールトでIF信号周波数が上記式(2)に示すfs/4になるように、VCO47が生成するローカル周波数の基本周波数を設定しておけばよい。更にチャネル間隔と信号速度との相対的な大きさに応じて、式(3)又は式(4)に基づきチャネル間隔及び信号速度に応じたIF信号周波数を算出し、この算出したIF信号周波数とデフォールトのIF信号周波数との差分を、基本周波数に反映させるよう制御すればよい。即ち、この差分に相当する分を電圧に変換し、この電圧をVCO47のリファレンス電圧の変化分として与えればよい。
この場合、コントローラ60は例えばソフトウェアに基づく処理により、上記式の演算を実行し、更には制御動作を実行すればよい。或いはコントローラ60は、例えばテーブル形式で所定のパラメータと制御信号との対応関係をメモリに保持しておき、このテーブルを参照することで、制御動作を実行するように構成してもよい。
図10は、復調部50及びコントローラ60の構成の一例を示す図である。図10の構成では、例えば復調部50とコントローラ60とを1つのチップで構成し、制御動作の主体となるCPU71及びテーブルを格納するRAM72を、チップの外部に設けた構成となっている。しかしながら機能的には、CPU71及びテーブルを格納するRAM72をも含めた制御動作を実行する構成の全体を、コントローラ60であると考えてもよい。
復調部50とコントローラ60とを構成するチップは、I/O61、レジスタ62、レジスタ63、I/O64、D/A65、A/D変換器51、及びデジタルフィルタ&復調器52を含む。I/O61、レジスタ62、レジスタ63、I/O64、及びD/A65からなる部分がコントローラ60に相当し、A/D変換器51及びデジタルフィルタ&復調器52が復調部50に相当する。
RAM72には、例えばチャネル間隔及び信号速度等のパラメータに対応付けて制御コードが規定されたテーブルが格納されている。CPU71はユーザコマンドに応じてRAM72を参照することにより、当該受信装置が受信する信号のチャネル間隔及び信号速度等のパラメータに応じた制御コードを獲得する。CPU71は、獲得した制御コードをI/O61を介してレジスタ62に書き込む。このレジスタ62の制御コードの値は、I/O64及びD/A65を介してアナログ電圧に変換されて、VCO47に供給される。VCO47の発振するローカル周波数により、ミキサ45がミキシング処理を実行する。これにより、チャネル間隔及び信号速度等のパラメータに応じたIF信号周波数を生成し、最適なSNRを実現することができる。
またCPU71は、現在のシンボルレートに関するデータをI/O61を介してレジスタ63に書き込む。デジタルフィルタ&復調器52は、レジスタ63の内容に基づいて、現在のシンボルレートに応じた所定の復調処理を実行する。
図11は、チャネル間隔と信号速度とに対応付けて制御コードが規定されたテーブルの一例を示す図である。このテーブルは図10のRAM72に格納される。
図11に示すテーブルには、チャネル間隔、信号速度SR、最適な中間周波数IF、例としてIFのデフォールト値として設定した10MHzからの最適な中間周波数IFの差分、及び対応する制御コードが、互いに関連付けて格納されている。例えば、チャネル間隔が8MHzで信号速度SRが2.0Mbaudの場合、最適IFは10MHzであり、デフォールト値からの差分はゼロ、制御コードは“00000000”である。またチャネル間隔が8MHzで信号速度SRが6.9Mbaudの場合、最適IFは11.45MHzであり、デフォールト値からの差分は1.45、制御コードは“00001000”である。最適IFの値は前述の式に基づく計算、種々の条件を設定して行った実験、或いはシミュレーション等により、予め求めておけばよい。
図12は、各チャネルとローカル周波数との対応を示すテーブルである。このテーブルは図10のRAM72に格納される。
図12のテーブルには例としてチャネル18乃至20が示される。これらのチャネルに対してIF信号周波数10MHzを実現するために必要なローカル周波数が、各チャネルに対応付けて格納されている。例えばチャネル18については、496MHzのローカル周波数を用いることで、IF信号周波数10MHzを実現できることを示している。またこれに対応するコード“0000010000”は、これを図10のレジスタ62に書き込むことで、496MHzのローカル周波数をVCO47に発生させるようなコードである。
図11のテーブルのコードC1と図12のテーブルのコードC2とに基づいて演算することで、最適なIFを実現するためのコードC3を生成する。チャネル間隔が8MHzで信号速度SRが6.9Mbaudの場合を例にとると、最適IFは11.45MHzであり、デフォールト値からの差分は1.45、制御コードは“00001000”である。チャネル19に対してデフォールトのIF信号周波数10MHzを実現するために必要なコードは、“0000010010”である。従って、デフォールトIF周波数からの差分(1.45MHz)に対応する制御コード“00001000”をデフォールトIF周波数(10MHz)実現に必要なコード“0000010010”に組み合わせることで(例えば加減算することで)、所望のIF周波数(11.45MHz)を実現するために必要な制御コードC3を生成することができる。
図13は、図10のレジスタ62に書き込む制御コードの値と、VCO電圧、及びローカル周波数の関係を示す図である。例えば、上記のようにして制御コードC1及びC2から求めた制御コードC3が“0000000010”である場合、この制御コードを図10のレジスタ62に書き込むことにより、D/A65からVCO47に供給されるVCO電圧は0.15Vとなる。またこの場合、VCO47が発振するローカル周波数は56.03MHzとなる。
このようにして、図11のテーブルのコードC1と図12のテーブルのコードC2とに基づいて最適なIFを実現するためのコードC3を生成し、コードC3を図10のレジスタ62に書き込むことにより、チャネル間隔及び信号速度等のパラメータに応じたIF信号周波数を生成し、最適なSNRを実現することができる。なおパラメータはチャネル間隔及び信号速度に限られるものではなく、サンプリング周波数を含むような構成としてもよい。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
従来のCATV受信装置の構成の一例を示したブロック図である。 本発明によるCATV受信装置の構成の一例を示すブロック図である。 復調部のA/D変換器へ入力される信号の周波数スペクトルの一例を示す図である。 A/D変換器によるサンプリングにより発生する折返し雑音に寄与する成分を示す図である。 サンプリングにより発生する折返し雑音に寄与する成分を示す図である。 信号速度6.9Mbaudの場合についてサンプリング周波数をパラメータとしてIF周波数に対するSNR特性を示した図である。 信号速度が2Mbaudにおいてサンプリングにより発生する折返し雑音に寄与する成分を示す図である。 サンプリングにより発生する折返し雑音に寄与する成分を示す図である。 信号速度2Mbaudの場合についてサンプリング周波数をパラメータとしてIF周波数に対するSNR特性を示した図である。 復調部及びコントローラの構成の一例を示す図である。 チャネル間隔と信号速度とに対応付けて制御コードが規定されたテーブルの一例を示す図である。 各チャネルとローカル周波数との対応を示すテーブルである。 制御コードの値と、VCO電圧、及びローカル周波数の関係を示す図である。
符号の説明
40 チューナー部
41 バンドパスフィルタ
42 第1のアンプ
43 バンドパスフィルタ
44 第2のアンプ
45 ミキサ
46 第3のアンプ46
47 VCO
50 復調部
51 A/D変換器
52 デジタルフィルタ&復調器
60 コントローラ

Claims (10)

  1. 複数のチャネルを含む受信信号の受信端に結合され該受信信号を所望のチャネルの周波数帯域に帯域制限した信号を出力端に出力する帯域制限周波数が可変なバンドパスフィルタと、
    該バンドパスフィルタの該出力端に結合され該帯域制限された信号を周波数変換して得た中間周波数信号を出力端に出力する周波数変換ユニットと、
    該受信信号の信号速度及びチャネル周波数間隔に応じて該周波数変換ユニットを制御することにより該中間周波数信号の中間周波数を調整するコントロールユニット
    を含むことを特徴とする受信装置。
  2. 該周波数変換ユニットの該出力端に結合され該中間周波数信号をA/D変換して得たデジタル信号を出力端に出力するA/D変換器と、
    該A/D変換器の該出力端に出力され該デジタル信号を該所望のチャネルの周波数帯域に帯域制限するデジタルフィルタ
    を含むことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 該バンドパスフィルタはLCフィルタにより構成されることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  4. 該受信信号の該受信端から該A/D変換器の入力までの間にSAWフィルタを含まないことを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  5. 該周波数変換ユニットは、
    入力電圧に応じた周波数で発振するVCOと、
    該VCOの発振出力を該帯域制限された信号に掛け合わせるミキサ回路
    を含み、該コントロールユニットは該入力電圧を制御することにより該周波数変換ユニットを制御することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  6. 該コントローラは、該受信信号の信号速度及びチャネル周波数間隔の少なくとも1つと該A/D変換器のサンプリング周波数とに応じて該周波数変換ユニットを制御することにより該中間周波数信号の中間周波数を調整するよう構成されることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  7. 該コントローラは、該受信信号の信号速度及びチャネル周波数間隔の少なくとも1つに応じて該周波数変換ユニットを制御することにより、該A/D変換器のサンプリング処理において該所望のチャネルの周波数帯域に干渉する折り返し雑音が最小となるように該中間周波数信号の中間周波数を調整するよう構成されることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  8. 該コントローラは、該中間周波数が該A/D変換器のサンプリング周波数の略1/4となるように該中間周波数信号の中間周波数を調整するよう構成されることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  9. 該信号速度及びチャネル周波数間隔の少なくとも1つと制御コードとを互いに関連付けてメモリに格納し、該メモリから読み出された該制御コードに応じて該コントローラが該周波数変換ユニットを制御することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  10. 複数のチャネルを含む受信信号を所望のチャネルの周波数帯域に帯域制限して帯域制限信号を生成し、
    該帯域制限信号を周波数変換して中間周波数信号を生成し、
    該中間周波数信号をA/D変換してデジタル信号を生成し、
    該デジタル信号をデジタルフィルタ処理することにより該所望のチャネルの周波数帯域に帯域制限し、
    該受信信号の信号速度及びチャネル周波数間隔に応じて該中間周波数信号の中間周波数を調整する
    各段階を含むことを特徴とする受信信号の処理方法。
JP2005073982A 2005-03-15 2005-03-15 受信装置及び受信信号の処理方法 Expired - Fee Related JP4674103B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005073982A JP4674103B2 (ja) 2005-03-15 2005-03-15 受信装置及び受信信号の処理方法
US11/359,490 US7917118B2 (en) 2005-03-15 2006-02-23 Receiver apparatus and method of processing received signal which attain optimum SNR
CN2006100581310A CN1835495B (zh) 2005-03-15 2006-03-06 达到最佳信噪比的接收机装置和接收信号处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005073982A JP4674103B2 (ja) 2005-03-15 2005-03-15 受信装置及び受信信号の処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006261858A JP2006261858A (ja) 2006-09-28
JP4674103B2 true JP4674103B2 (ja) 2011-04-20

Family

ID=37003098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005073982A Expired - Fee Related JP4674103B2 (ja) 2005-03-15 2005-03-15 受信装置及び受信信号の処理方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7917118B2 (ja)
JP (1) JP4674103B2 (ja)
CN (1) CN1835495B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120129357A (ko) * 2011-05-19 2012-11-28 삼성전자주식회사 영상처리장치 및 그 제어방법
US10707905B2 (en) * 2015-06-23 2020-07-07 Skyworks Solutions, Inc. Wideband multiplexer for radio-frequency applications
TR201602285A2 (tr) * 2016-02-23 2016-08-22 Innovat Bilgisayar Ve Elektronik Sanayi Ve Ticaret Ltd Sirketi Geni̇ş bantli süperheterodi̇n bi̇r radyo alicisi
CN107820121A (zh) * 2017-11-06 2018-03-20 深圳创维-Rgb电子有限公司 C波段卫星数字广播频道的搜索方法、电视及存储装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730499A (ja) * 1993-07-15 1995-01-31 Mitsubishi Electric Corp ディジタル直交検波装置
JPH07254865A (ja) * 1994-03-15 1995-10-03 Toshiba Corp ダブルスーパーチューナ
JPH08164119A (ja) * 1994-12-16 1996-06-25 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング用信号処理装置
JPH1051330A (ja) * 1996-07-31 1998-02-20 Yaesu Musen Co Ltd 帯域可変装置
JPH1155142A (ja) * 1997-08-06 1999-02-26 Kenwood Corp デジタル衛星放送受信機
JP2001196962A (ja) * 2000-01-17 2001-07-19 Vertex Standard Co Ltd 受信機における帯域制限装置
JP2001313881A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Sony Corp フロントエンド回路
JP2002152071A (ja) * 2000-11-08 2002-05-24 Toyo Commun Equip Co Ltd ソフトウェア受信機
JP2003198402A (ja) * 2001-12-21 2003-07-11 Toyota Industries Corp 受信機
JP2004096763A (ja) * 2003-09-12 2004-03-25 Hitachi Ltd ディジタルcatvシステムとその受信装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0795699B2 (ja) * 1989-10-26 1995-10-11 松下電器産業株式会社 受信機
US5606579A (en) * 1994-05-23 1997-02-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital VSB detector with final IF carrier at submultiple of symbol rate, as for HDTV receiver
US5739874A (en) * 1995-06-06 1998-04-14 Thomson Consumer Electronics, Inc. Tuning system for a digital satellite receiver with fine tuning provisions
US5654774A (en) 1995-06-06 1997-08-05 Thomson Consumer Electronics, Inc. Tuner for digital satellite receiver
JPH09162766A (ja) * 1995-12-04 1997-06-20 Alps Electric Co Ltd 衛星放送受信チューナ
JPH09289467A (ja) * 1996-04-23 1997-11-04 Oki Electric Ind Co Ltd 移動通信機の高周波受信回路
SG85096A1 (en) * 1998-02-11 2001-12-19 Samsung Electronics Co Ltd Decimation of baseband dtv signals prior to channel equalization in digital television signal receivers
JP2000092021A (ja) 1998-09-08 2000-03-31 Sharp Corp デジタル放送受信機
EP1208657B1 (en) * 1999-08-31 2007-09-19 QUALCOMM Incorporated Apparatus for doppler correction in a wireless communications system
US6198354B1 (en) * 1999-12-07 2001-03-06 Hughes Electronics Corporation System for limiting if variation in phase locked loops
US7512392B2 (en) * 2004-08-12 2009-03-31 Skyworks Solutions, Inc. System for adaptively filtering a received signal in a wireless receiver

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730499A (ja) * 1993-07-15 1995-01-31 Mitsubishi Electric Corp ディジタル直交検波装置
JPH07254865A (ja) * 1994-03-15 1995-10-03 Toshiba Corp ダブルスーパーチューナ
JPH08164119A (ja) * 1994-12-16 1996-06-25 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング用信号処理装置
JPH1051330A (ja) * 1996-07-31 1998-02-20 Yaesu Musen Co Ltd 帯域可変装置
JPH1155142A (ja) * 1997-08-06 1999-02-26 Kenwood Corp デジタル衛星放送受信機
JP2001196962A (ja) * 2000-01-17 2001-07-19 Vertex Standard Co Ltd 受信機における帯域制限装置
JP2001313881A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Sony Corp フロントエンド回路
JP2002152071A (ja) * 2000-11-08 2002-05-24 Toyo Commun Equip Co Ltd ソフトウェア受信機
JP2003198402A (ja) * 2001-12-21 2003-07-11 Toyota Industries Corp 受信機
JP2004096763A (ja) * 2003-09-12 2004-03-25 Hitachi Ltd ディジタルcatvシステムとその受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006261858A (ja) 2006-09-28
CN1835495A (zh) 2006-09-20
CN1835495B (zh) 2011-11-30
US7917118B2 (en) 2011-03-29
US20060211396A1 (en) 2006-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5213469B2 (ja) 変調装置及び復調装置
JP4563310B2 (ja) 無線受信機
US5970055A (en) Radio communication system adapting time division duplexing/frequency hopping
JP4674103B2 (ja) 受信装置及び受信信号の処理方法
US20020136190A1 (en) Band-division demodulation method and OFDM receiver
JP2006217401A (ja) 通信装置
JP4441429B2 (ja) 無線送信装置
KR20010111051A (ko) 직접 변환 수신기 및 송수신기
KR20050009477A (ko) 초고주파 송수신 장치
US7209721B2 (en) Single sideband mixer and method of extracting single sideband signal
JP2002026759A (ja) 振幅変調方式の受信装置
EP1380115B1 (en) Transmitting device limiting the out-of-band interferences
JP4627230B2 (ja) 信号処理回路
JP5085499B2 (ja) 無線通信方法、システム、無線送信機及び無線受信機
JP3178997B2 (ja) 周波数変換回路およびこの周波数変換回路を備えた無線通信装置
JP2009044446A (ja) 受信装置
JP2008263307A (ja) 放送受信装置及び放送受信方法
JP3644893B2 (ja) デジタル直交復調受信機
KR20010069078A (ko) 디지털 신호 수신기의 디지털 복조 장치
JPH07303059A (ja) 無線機
JP2005341240A (ja) 無線装置
JP4869170B2 (ja) 中継装置
KR20020038270A (ko) 이동통신용 송/수신기
JPWO2019093475A1 (ja) 妨害信号発生装置、妨害信号発生システム及び妨害信号発生方法
JP2007013839A (ja) 無線通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080121

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4674103

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees