JP4673252B2 - 電池充電回路、携帯電子機器、及び半導体集積回路 - Google Patents

電池充電回路、携帯電子機器、及び半導体集積回路 Download PDF

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Description

本発明は、電池を充電可能な電池充電回路、携帯電子機器、及び半導体集積回路に関する。
携帯電話機、パーソナル・ハンディホン・システム(PHS)端末、パーソナル・デジタル・アシスタンス(PDA)、及びパーソナル・コンピュータ(PC)等の携帯電子機器には、放電特性が優れており、再充電可能なリチウム電池等の二次電池がよく用いられている。
電池を充電する電池充電回路として、電源を電池に供給するための充電ON/OFF手段と、この充電ON/OFF手段と電池間に接続され、電池の放電を防止する逆流防止手段とを有する電池充電回路が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−119867号公報
しかしながら、逆流防止手段としてpチャネル型のMOSトランジスタ(以下、「pMOSトランジスタ」)等の寄生ダイオードを有する素子を使用する場合、電池に印加される電圧が増加し、電池の電圧が満充電電圧付近である場合に定格値を超える電圧が電池に印加される恐れがある。定格値を超える電圧が印加されることにより、現在主流のリチウムイオン電池等においては、最悪の場合発火に至ることとなる。
上記問題点を鑑み、本発明は、電池の電圧が満充電電圧付近である場合に、電池に定格値を超える電圧が印加されることを回避可能な電池充電回路、携帯電子機器、及び半導体集積回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、直流電源と接続して使用される電池充電回路であって、前記直流電源と電池との間の充電経路に設けられ、前記直流電源からの直流電圧を電圧制御し、充電電圧として出力する制御トランジスタと、前記充電経路に設けられ、前記充電電圧を前記電池に出力するとともに、前記電池から前記直流電源に向けて電流が逆流したときに非導通状態となる逆流防止トランジスタと、前記電池への充電開始時に前記逆流防止トランジスタを導通させ、前記充電開始から一定時間経過後に前記制御トランジスタを導通させる充電制御回路とを備える電池充電回路であることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、第1の特徴に係る充電制御回路において、前記電池の電圧を検出し、前記電池の電圧が所定値以下となるように前記制御トランジスタの導通度を制御する第1制御回路と、前記充電経路に流れる電流の進行方向を検出し、前記直流電源から前記電池に向けて電流が流れる場合には前記逆流防止トランジスタを導通させ、前記電池から前記直流電源に向けて電流が流れる場合には前記逆流防止トランジスタを非導通とする第2制御回路とを更に備えることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、第1又は第2の特徴に係る充電制御回路において、前記充電制御回路は、前記充電開始から一定時間経過後に、前記第2制御回路に対し、前記逆流防止トランジスタを非導通とすることを許可することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、充電可能な電池と、第1〜3のいずれかの特徴に係る充電制御回路とを備える携帯電子機器であることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、直流電源と、電池と、前記直流電源と電池との間の充電経路に設けられ、前記直流電源からの直流電圧を電圧制御し、充電電圧として出力する制御トランジスタとに接続して使用される半導体集積回路であって、前記充電経路に設けられ、前記充電電圧を前記電池に出力するとともに、前記電池から前記直流電源に向けて電流が逆流したときに非導通状態となる逆流防止トランジスタと、前記電池への充電開始時に前記逆流防止トランジスタを導通させ、前記充電開始から一定時間経過後に前記制御トランジスタを導通させる充電制御回路とを備える半導体集積回路であることを要旨とする。
本発明によれば、電池の電圧が満充電電圧付近である場合に、電池に定格値を超える電圧が印加されることを回避可能な電池充電回路、携帯電子機器、及び半導体集積回路を提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(電池充電回路)
本発明の実施形態に係る電池充電回路1は、図1に示すように、直流電源2及び充電可能な電池3に接続して使用される。直流電源2は例えばACアダプタであり、図示を省略する商用交流電源からの交流電力を変換し、5.5V程度の直流電圧Vadpとして出力する。電池3としては例えばリチウムイオン電池等の充電可能な電池が使用できる。
まず、電池充電回路1の概略構成について説明する。電池充電回路1は、制御トランジスタTr1、逆流防止トランジスタTr2、方向検出回路21、第1制御回路20、第2制御回路22、充電制御回路11、及びタイマ回路12を備える。
制御トランジスタTr1及び逆流防止トランジスタTr2のそれぞれとしては、pMOSトランジスタが使用されている。制御トランジスタTr1は、直流電源2から電池3への充電経路に設けられ、電池3の電圧(以下、「電池電圧」)Vbatが所定値、例えば4.2V以下となるように直流電源2からの直流電圧Vadpを電圧制御し、充電電圧Vchgとして出力する。
逆流防止トランジスタTr2は、直流電源2から電池3への充電経路に設けられ、充電電圧Vchgを電池3に出力するとともに、電池3から直流電源2に向けて電流が逆流したときに非導通状態となる。
第1制御回路20は、電池電圧Vbatを検出し、電池電圧Vbatが例えば4.2V以下となるように制御トランジスタTr1の導通度を制御する。方向検出回路21は、充電経路に流れる電流の進行方向を検出する。第2制御回路22は、方向検出回路21が逆流を検出したときに逆流防止トランジスタTr2を非導通とする。
充電制御回路11は、電池3への充電開始時に、逆流防止トランジスタTr2を導通させ、逆流防止トランジスタTr2を導通させてから一定時間経過後に制御トランジスタTr1を導通させる。タイマ回路12は、充電制御回路11により制御され、逆流防止トランジスタTr2を強制的に導通(以下、「強制オン」)させた時点からの経過時間を計時する。なお、タイマ回路12としては、例えば外部からのクロック信号をカウントするカウンタを使用できる。
以下に、電池充電回路1の構成を詳細に説明する。
制御トランジスタTr1は、ソースが直流電源2に接続され、バックゲートとソースが互いに接続されている。逆流防止トランジスタTr2は、ソースが制御トランジスタTr1のドレインに接続され、バックゲートとドレインが互いに接続されている。
逆流防止トランジスタTr2のソースを構成するp型半導体領域とバックゲートを構成するn型半導体領域のpn接合によって寄生ダイオードが構成される。したがって、逆流防止トランジスタTr2非導通状態である場合、充電電圧Vchgが0.7V程度持ち上がることとなる。
しかしながら、上述したように充電開始時に逆流防止トランジスタTr2を導通させ、充電開始から一定時間経過後に制御トランジスタTr1を導通させることで、寄生ダイオードが働かなくなり、充電電圧Vchgが0.7V程度持ち上がることを回避している。
次に、第1制御回路20について詳細に説明する。第1制御回路20は、定電圧制御回路30、インバータ13、nチャネル型のMOSトランジスタ(以下、「nMOSトランジスタ」)Tr3、npn型のバイポーラトランジスタ(以下、「npnトランジスタ」)Q1、及び抵抗R1を備える。
インバータ13は、充電制御回路11の出力とnMOSトランジスタTr3のゲートとの間に接続される。定電圧制御回路30の入力は、電池3の一端に接続される。nMOSトランジスタTr3は、ソースが接地され、バックゲートとドレインが互いに接続されている。抵抗R1は、一端が直流電源2に接続される。npnトランジスタQ1は、コレクタが抵抗R1の他端に接続され、ベースがnMOSトランジスタTr3のドレイン及び定電圧制御回路30の出力に接続され、エミッタが接地されている。npnトランジスタQ1のコレクタと抵抗R1との接続ノードには、制御トランジスタTr1のゲートが接続される。
したがって、npnトランジスタQ1の導通度によって抵抗R1に流れる電流が制御され、制御トランジスタTr1のゲート電圧が制御される。定電圧制御回路30は、電池電圧Vbatを検知し、電池電圧Vbatが所定値(例えば4.2V)となるようにnpnトランジスタQ1の導通度を制御する。
インバータ13は、充電制御回路11からの第1制御信号CHG1を反転する。第1制御信号CHG1は、充電動作時に制御トランジスタTr1を導通状態とするために用いられる。
nMOSトランジスタTr3は、インバータ13の出力信号に応じて導通する。すなわち、nMOSトランジスタTr3は、インバータ13の出力信号がハイレベルである場合は導通し、インバータ13の出力信号がローレベルである場合は非導通となる。
更に、nMOSトランジスタTr3が導通状態である場合、npnトランジスタQ1は非導通状態となり、npnトランジスタQ1は定電圧制御回路30によって導通度が制御される。
また、npnトランジスタQ1が非導通状態である場合、制御トランジスタTr1のゲートには抵抗R1を介してハイレベルの電圧が印加され、制御トランジスタTr1は非導通状態となる。npnトランジスタQ1が導通状態である場合、制御トランジスタTr1のゲートにはnpnトランジスタQ1の導通度に応じた電圧が印加される。
この結果、第1制御信号CHG1がローレベルである場合、制御トランジスタTr1は非導通状態となり、第1制御信号CHG1がハイレベルである場合は定電圧制御回路30によって制御トランジスタTr1が制御されることとなる。
次に、方向検出回路21の構成について詳細に説明する。方向検出回路21は、電流検出抵抗R3及びコンパレータ31を備える。電流検出抵抗R3は、逆流防止トランジスタTr2のドレインと電池3の一端との間に接続される。コンパレータ31は、非反転入力(+)が電流検出抵抗R3の一端に接続され、反転入力(−)が電流検出抵抗R3の他端に接続される。
充電経路に流れる電流の進行方向が順流方向、すなわち直流電源2から電池3へ向かう方向である場合、電流検出抵抗R3で発生する電圧降下により、非反転入力(+)の電位が反転入力(−)の電位よりも高くなる。このため、充電経路に流れる電流の進行方向が順流方向であるとき、コンパレータ31の出力信号Vcntはハイレベルとなる。
これに対して充電経路に流れる電流の進行方向が逆流方向、すなわち電池3から直流電源2へ向かう方向である場合、電流検出抵抗R3で発生する電圧降下により、反転入力(−)の電位が非反転入力(+)の電位よりも高くなる。したがって、充電経路に流れる電流の進行方向が逆流方向であるとき、コンパレータ31の出力信号Vcntはローレベルとなる。
次に、第2制御回路22の構成について詳細に説明する。第2制御回路22は、インバータ14、npnトランジスタQ2、抵抗R2、及びnpnトランジスタQ3を備える。
インバータ14は、充電制御回路11の出力とnpnトランジスタQ2のベースとの間に接続される。npnトランジスタQ2は、コレクタが逆流防止トランジスタTr2のゲートに接続され、エミッタが接地される。抵抗R2は、逆流防止トランジスタTr2のドレインに一端が接続される。npnトランジスタQ3は、コレクタが抵抗R2の他端に接続され、ベースがコンパレータ31の出力に接続され、エミッタが接地される。また、npnトランジスタQ2,Q3のそれぞれのコレクタは、互いに接続されるとともに、逆流防止トランジスタTr2のゲートに接続される。
インバータ14は、充電制御回路11からの第2制御信号CHG2を反転する。第2制御信号CHG2は、充電開始時に逆流防止トランジスタTr2を強制オンするために用いられる。
npnトランジスタQ2は、インバータ14の出力信号に応じて導通する。すなわち、npnトランジスタQ2は、インバータ14の出力信号がハイレベルである場合に導通し、インバータ14の出力信号がローレベルである場合に非導通状態となる。
npnトランジスタQ2が導通すると、逆流防止トランジスタTr2のゲート電圧がローレベルとなり、逆流防止トランジスタTr2が導通する。これに対してインバータ14の出力信号がローレベルである場合、npnトランジスタQ2は非導通状態となるため、逆流防止トランジスタTr2は抵抗R2及びnpnトランジスタQ3によって制御される。
npnトランジスタQ3は、コンパレータ31の出力信号Vcntがハイレベルである場合に導通し、逆流防止トランジスタTr2のゲート電圧をローレベルとする。この結果、逆流防止トランジスタTr2は導通状態となる。
コンパレータ31の出力信号Vcntがローレベルである場合、すなわち電池3からの逆流が発生した場合には、npnトランジスタQ3は非導通状態となり、抵抗R2からのハイレベルの電圧が逆流防止トランジスタTr2のゲートに印加される。この結果、逆流防止トランジスタTr2は非導通状態となる。
<充電制御回路の制御フロー例>
次に、充電制御回路11について詳細に説明する。充電制御回路11は、図2に示すようなシーケンスで充電動作を制御する。
ステップS100において、充電制御回路11は、直流電源2が電池充電回路1に接続されたことを検知する。直流電源2が電池充電回路1に接続された旨は、例えば、電池充電回路1の外部のCPU(図示省略)によって通知される。
ステップS101において、充電制御回路11は、第2制御信号CHG2を用いて逆流防止トランジスタTr2を強制オンする。
ステップS102において、充電制御回路11は、逆流防止トランジスタTr2を強制オンした時点からの経過時間を、タイマ回路12に計時させる。
ステップS103において、充電制御回路11は、タイマ回路12が一定時間T1を計時するまで待ち状態となる。タイマ回路12が一定時間T1を計時した場合、ステップS104に移行する。
ステップS104において、充電制御回路11は、第1制御信号CHG1を用いて制御トランジスタTr1を導通させる。
ステップS105において、充電制御回路11は、タイマ回路12が一定時間T2を計時するまで待ち状態となる。タイマ回路12が一定時間T2を計時した場合、ステップS106に移行する。
ステップS106において、充電制御回路11は、第2制御信号CHG2を用いて逆流防止トランジスタTr2に対する強制オンを解除する。
<電池充電回路の充電動作例>
次に、図3に示すタイミングチャートを参照して、電池充電回路1の充電動作開始時の動作について詳細に説明する。
時刻t1において、直流電源2が電池充電回路1に接続され、電池3への充電が開始される。制御回路は、直流電源2が接続されたことを検知すると、図3(b)に示すように、第2制御信号CHG2をハイレベルからローレベルに立ち下げる。この結果、逆流防止トランジスタTr2が導通状態となる。
時刻t1から一定時間T1経過後の時刻t2において、充電制御回路11は、図3(a)に示すように、第1制御信号CHG1をローレベルからハイレベルに立ち上げる。第1制御信号CHG1がハイレベルになると、制御トランジスタTr1が導通状態となる。制御トランジスタTr1が導通状態になると、直流電圧Vadpが制御トランジスタTr1及び逆流防止トランジスタTr2を介して電流検出抵抗R3に印加される。
この結果、電流検出抵抗R3からの電流が電池3に供給されるとともに、図3(c)に示すように、時刻t3においてコンパレータ31の出力信号Vcntがハイレベルとなる。
時刻t1から一定時間T1経過後の時刻t4において、充電制御回路11は、第2制御信号CHG2をローレベルからハイレベルに立ち上げる。この結果、逆流防止トランジスタTr2の強制オンが解除されるので、第2制御回路22が逆流発生時に逆流防止トランジスタTr2を非導通とすることが可能な状態となる。
以上詳細に説明したように、本発明の実施形態によれば、電池3の充電開始時に、制御トランジスタTr1を導通させる前に逆流防止トランジスタTr2を導通させることで、逆流防止トランジスタTr2の寄生ダイオードを動作させないようにすることが可能となる。したがって、充電開始時に、電池電圧Vbatが既に満充電電圧付近となっている場合に、電池3に定格値を超える電圧が印加されることを防止できる。
(携帯電子機器)
上述した電池充電回路1及び電池3は、図4に示すように、携帯電子機器100に実装可能である。図4の例においては、携帯電子機器100と直流電源2は、ケーブル101を介して接続されている。
なお、携帯電子機器として携帯電話機又はPHS端末を例示しているが、PDA、ノートPC、携帯型ミュージックプレイヤー、又は携帯型ゲーム機器等であってもかまわない。
(半導体集積回路)
上述した逆流防止トランジスタTr2、方向検出回路21、第1制御回路20、第2制御回路22、充電制御回路11、及びタイマ回路12は、図5に示すように、半導体チップ(図示省略)上にモノリシックに集積化して半導体集積回路50として構成可能である。
半導体集積回路50は、直流電圧Vadpが印加される端子51と、第1制御回路20からの出力電圧が印加される端子52と、充電電圧Vchgが印加される端子53と、電池電圧Vbatが印加される端子54とを備えている。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態においては、第1制御回路20が、インバータ13とnMOSトランジスタTr3を備える一例を説明したが、nMOSトランジスタTr3に代えてpMOSトランジスタを使用し、インバータ13を不要とする構成であっても良い。あるいは、nMOSトランジスタTr3に代えてnpnトランジスタを使用しても良い。
また、第2制御回路22が、インバータ14とnpnトランジスタQ2を備える一例を説明したが、npnトランジスタQ2に代えてpnp型のバイポーラトランジスタを使用し、インバータ14を不要とする構成であっても良い。あるいは、npnトランジスタQ2に代えてnMOSトランジスタを使用しても良い。
更に、第2制御回路22が、コンパレータ31の出力に接続されたnpnトランジスタQ3を備える一例を説明したが、npnトランジスタQ3に代えてnMOSトランジスタを使用しても良い。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の実施形態に係る電池充電回路の構成例を示す回路ブロック図である。 本発明の実施形態に係る充電制御回路の制御フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る電池充電回路の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施形態に係る携帯電子機器の構成例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る半導体集積回路の構成例を示す回路ブロック図である。
符号の説明
1…電池充電回路
2…直流電源
3…電池
11…充電制御回路
12…タイマ回路
13,14…インバータ
20…第1制御回路
21…方向検出回路
22…第2制御回路
31…コンパレータ
50…半導体集積回路
51〜54…端子
100…携帯電子機器
101…ケーブル
Q1〜Q3…npnトランジスタ
R1,R2…抵抗
R3…電流検出抵抗
Tr1…制御トランジスタ
Tr2…逆流防止トランジスタ
Tr3…nMOSトランジスタ

Claims (5)

  1. 直流電源と接続して使用される電池充電回路であって、
    前記直流電源と電池との間の充電経路に設けられ、前記直流電源からの直流電圧を電圧制御し、充電電圧として出力する制御トランジスタと、
    前記充電経路に設けられ、前記充電電圧を前記電池に出力するとともに、前記電池から前記直流電源に向けて電流が逆流したときに非導通状態となる逆流防止トランジスタと、
    前記電池への充電開始時に前記逆流防止トランジスタを導通させ、前記充電開始から一定時間経過後に前記制御トランジスタを導通させる充電制御回路
    とを備えることを特徴とする電池充電回路。
  2. 前記電池の電圧を検出し、前記電池の電圧が所定値以下となるように前記制御トランジスタの導通度を制御する第1制御回路と、
    前記充電経路に流れる電流の進行方向を検出し、前記直流電源から前記電池に向けて電流が流れる場合には前記逆流防止トランジスタを導通させ、前記電池から前記直流電源に向けて電流が流れる場合には前記逆流防止トランジスタを非導通とする第2制御回路
    とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電池充電回路。
  3. 前記充電制御回路は、前記充電開始から一定時間経過後に、前記第2制御回路に対し、前記逆流防止トランジスタを非導通とすることを許可することを特徴とする請求項1又は2に記載の電池充電回路。
  4. 充電可能な電池と、請求項1〜3のいずれかに記載の電池充電回路とを備えることを特徴とする携帯電子機器。
  5. 直流電源と、電池と、前記直流電源と電池との間の充電経路に設けられ、前記直流電源からの直流電圧を電圧制御し、充電電圧として出力する制御トランジスタとに接続して使用される半導体集積回路であって、
    前記充電経路に設けられ、前記充電電圧を前記電池に出力するとともに、前記電池から前記直流電源に向けて電流が逆流したときに非導通状態となる逆流防止トランジスタと、
    前記電池への充電開始時に前記逆流防止トランジスタを導通させ、前記充電開始から一定時間経過後に前記制御トランジスタを導通させる充電制御回路
    とを備えることを特徴とする半導体集積回路。
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