JP2007089276A - 充電回路 - Google Patents

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Abstract

【構成】 充電電圧回路10は、トランジスタTR1を含み、外部電源に基づく充電電流は、トランジスタTR1によってバッテリ16に供給される。トランジスタTR1によって供給される充電電流量は、外部電源が接続されたとき制御回路22によって0.2CAに設定され、この後にバッテリ16の電圧値が3.0Vに達したとき制御回路22によって1.0CAに設定され、バッテリ16の電圧値が4.2Vに達したとき制御回路22によって0.2CAに設定される。この後にバッテリ16の電圧値が4.2Vに達すると、トランジスタTR1は制御回路22によって不能化される。
【効果】 0.2CAに従う予備充電と1.0CAに従う急速充電と0.2CAに従う擬似的な定電圧充電とによって、回路構成が簡略化され的確な充電動作が可能となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、充電回路に関し、特にたとえば外部電源から供給される電流によってバッテリを充電する、充電回路に関する。
従来のこの種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術によれば、バッテリ電圧が第1の電圧V1に達するまでは定電流充電が行われる。バッテリ電圧が第1の電圧V1に達すると、充電動作が定電流充電からパルス充電に変更される。パルス充電では、立ち上がり時の電圧値が第1の電圧V1を示すパルス電圧が用いられ、立ち下り時のバッテリの電圧値がサンプルされる。サンプルされた電圧値が設定電圧値VAに達すると、充電動作がパルス充電から定電圧充電に変更される。電圧値は、第1の電圧よりも小さい第2の電圧V2に設定される。これによって、バッテリの過充電を防止しつつ、バッテリを急速に充電することができる。
特開平6−113474号公報[H02J 7/04]
しかし、従来技術では、定電流充電,パルス充電および定電圧充電を行う必要があるため、回路構成が複雑化するという問題がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、簡単な回路構成で的確な充電動作を実現できる、充電回路を提供することである。
請求項1の発明に従う充電回路(10)は、外部電源に基づく充電電流をバッテリに供給する供給手段(TR1)、外部電源が接続されたとき供給手段によって供給される充電電流量を第1量に設定する第1設定手段(S3)、第1設定手段の設定の後にバッテリの電圧値が第1閾値に達したとき供給手段によって供給される充電電流量を第1量よりも大きい第2量に設定する第2設定手段(S9)、バッテリの電圧値が第1閾値よりも大きい第2閾値に達したとき供給手段によって供給される充電電流量を第1量に設定する第3設定手段(S13)、および第3設定手段の設定の後にバッテリの電圧値が第2閾値に達したとき供給手段を不能化する不能化手段(S17)を備える。
外部電源に基づく充電電流は、供給手段によってバッテリに供給される。供給手段によって供給される充電電流量は、外部電源が接続されたとき第1設定手段によって第1量に設定され、第1設定手段の設定の後にバッテリの電圧値が第1閾値に達したとき第2設定手段によって第2量に設定され、そしてバッテリの電圧値が第2閾値に達したとき第3設定手段によって第1量に設定される。ここで、第2量は第1量よりも大きく、第2閾値は第1閾値よりも大きい。第3設定手段の設定の後にバッテリの電圧値が第2閾値に達すると、供給手段は不能化手段によって不能化される。
外部電源が接続された当初の充電電流量を第2量よりも少ない第1量に設定することで、予備的な充電が実現される。これによって、バッテリの過放電時における過大な電流の供給に起因するバッテリの発熱と特性との劣化が回避される。
また、バッテリの電圧が第1閾値に達すると、第2閾値に従う急速充電が実行される。この急速充電によってバッテリの電圧値が第2閾値に達すると、充電電流量は第2量よりも少ない第1量に変更され、バッテリの電圧値は充電電流量の減少によって低下する。第1量に従う充電によって定電圧充電が擬似的に実行され、バッテリの電圧値が再度第2閾値に達すると、充電電流の供給が停止される。この結果、バッテリが満充電状態となる。
第1量に従う予備充電と第2量に従う急速充電と第1量に従う擬似的な定電圧充電とによって、的確な充電動作が可能となる。また、擬似的な定電圧充電のために回路を追加する必要がなく、さらに、従来技術のような定電圧回路および電流検出回路を準備する必要がないため、回路構成が簡略化できる。
請求項2の発明に従う充電回路は、請求項1に従属し、バッテリはリチウムイオン型またはリチウムポリマー型である。
請求項3の発明に従う形態電子機器は、請求項1ないし2のいずれかに記載の充電回路を備える。
請求項4の発明に従う充電制御プログラムは、外部電源に基づく充電電流をバッテリに供給する供給手段を備える充電回路のプロセサ(22)に、外部電源が接続されたとき供給手段によって供給される充電電流量を第1量に設定する第1設定ステップ(S3)、第1設定ステップの設定の後にバッテリの電圧値が第1閾値に達したとき供給手段によって供給される充電電流量を第1量よりも大きい第2量に設定する第2設定ステップ(S9)、バッテリの電圧値が第1閾値よりも大きい第2閾値に達したとき供給手段によって供給される充電電流量を第1量に設定する第3設定ステップ(S13)、および第3設定ステップの設定の後にバッテリの電圧値が第2閾値に達したとき供給手段を不能化する不能化ステップ(S17)を実行させる。
この発明によれば、第1量に従う予備充電と第2量に従う急速充電と第1量に従う擬似的な定電圧充電とによって、回路構成が簡略化され的確な充電動作が可能となる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例の充電回路10は携帯電話機やPDAのような携帯電子機器に設けられ、充電電流切換回路14を含む。外部電源12は、充電電流切換回路14に形成された抵抗R1の一方端に接続される。
抵抗R1の他方端はP型MOS−FETであるトランジスタTR1(以下“トランジスタTR1”)のソースとオペアンプOP1の反転入力端子とに接続され、オペアンプOP1の出力端子はトランジスタTR1のゲートに接続される。抵抗R2の一方端は抵抗R1の一方端に接続され、抵抗R2の他方端はN型MOS−FETであるトランジスタTR2(以下“トランジスタTR2”)のドレインとオペアンプOP1の非反転入力端子とに接続される。抵抗R3の一方端は基準電位面と接続され、抵抗R3の他方端にトランジスタTR2のソースが接続され、トランジスタTR2のゲートはオペアンプOP2の出力端子に接続される。オペアンプOP2の反転入力端子はトランジスタTR2のソースに接続され、オペアンプOP2の非反転入力端子に基準電圧源14aが接続される。スイッチSWの一方端はトランジスタTR2のソースに接続され、スイッチSWの他方端は基準電位面に接続される。なお、スイッチSWの初期状態はオフであり、スイッチSWは制御回路22によってオン/オフされる。
また、トランジスタTR1のドレインは基準電位面に接続された負極を有するリチウムイオン型のバッテリ16の正極に接続される。バッテリ16の正極は電圧検出回路18を形成する抵抗R4の一方端に接続される。抵抗R4の他方端はオペアンプOP3の反転入力端子および抵抗R5の一方端に接続され、抵抗R5の他方端は基準電位面に接続される。オペアンプOP3の非反転入力端子は基準電圧源18aに接続され、オペアンプOP3の出力端子は制御回路22に接続される。
さらに、バッテリ16の正極は電圧検出回路20を形成する抵抗R6の一方端に接続される。抵抗R6の他方端はオペアンプOP4の反転入力端子および抵抗R7の一方端に接続され、抵抗R7の他方端は基準電位面に接続される。オペアンプOP4の非反転入力端子は基準電圧源20aに接続され、オペアンプOP4の出力端子は制御回路22に接続される。
以上のように構成された充電回路10は、従来必要であった定電圧回路および電流検出回路を含まない。これによって、回路構成が簡略化される。
充電電流切換回路14に形成された基準電圧源14aは、オペアンプOP2の非反転入力端子に基準電圧を印加し、オペアンプOP2の反転入力端子には抵抗R3の端子電圧が印加される。オペアンプOP2は、基準電圧源14aから印加された基準電圧と抵抗R3の端子電圧との差分によって規定される出力電圧をトランジスタTR2のゲートに印加する。
トランジスタTR2のゲート電圧が上昇すると、トランジスタTR2のドレイン電流が増大し、これによって、ドレイン電圧が降下する。逆に、トランジスタTR2のゲート電圧が降下すると、トランジスタTR2のドレイン電流が減少し、これによって、ドレイン電圧が上昇する。こうして、オペアンプOP1の非反転入力端子電圧がトランジスタTR2によって制御される。
また、オペアンプOP1の反転入力端子には外部電源12および抵抗R1によって規定される電圧が印加される。オペアンプOP1は、反転入力端子に印加された電圧と非反転入力端子に印加された電圧との差分によって規定される出力電圧をトランジスタTR1のゲートに印加する。
トランジスタTR1のゲート電圧が低下すると、トランジスタTR1のドレイン・ソース間のオン抵抗が減少し、これによって、トランジスタTR1のドレイン電流が増大する。逆に、トランジスタTR1ゲート電圧が上昇すると、トランジスタTR1のドレイン・ソース間のオン抵抗が上昇し、これによって、トランジスタTR1のドレイン電流が減少する。こうして、バッテリ16へ導通する電流量つまり充電電流量(充電電流値)がトランジスタTR1によって制御される。
オペアンプOP1が制御回路22によって停止されたとき、トランジスタTR1は不能化される。この結果、バッテリ16への充電電流の供給が停止される。つまり、オペアンプOP1が不能化状態のときは、スイッチSWのオン/オフに関わらずバッテリ16に供給される充電電流量が0.0CAを示す。
オペアンプOP1が制御回路22によって起動されかつスイッチSWがオフのときは、オペアンプOP1の出力電圧の降下によってトランジスタTR2のドレイン電流が減少し、トランジスタTR1のゲート電圧はHレベル電圧を示す。このとき、トランジスタTR1の充電電流量は0.2CAとなる。つまり、オペアンプOP1が起動されかつスイッチSWがオフのときは、バッテリ16に供給される充電電流量がトランジスタTR1によって0.2CAに制御される。ここで、0.2CAに制御されたときの充電を“予備充電”または“補充電”と定義する。外部電源12が接続されたときの充電が予備充電であり、後述する急速充電の後の充電が補充電である。
オペアンプOP1が起動されかつスイッチSWがオンのときは、スイッチSWを介して得られる電圧(0V)がオペアンプOP2の反転入力端子に印加される。すると、オペアンプOP2の出力電圧つまりトランジスタTR2のゲート電圧が上昇し、トランジスタTR2のドレイン電流が増大し、これによって、オペアンプOP1の非反転入力端子電圧が減少する。
オペアンプOP1は、Lレベル電圧をトランジスタTR1のゲートに印加する。トランジスタTR1を流れる充電電流量は、オペアンプOP1によって印加されたLレベル電圧に応じて1.0CAとなる。つまり、オペアンプOP1が起動されかつスイッチSWがオンのときは、バッテリ16に供給される充電電流量がトランジスタTR1によって1.0CAに制御される。ここで、1.0CAに制御されたときの充電を“急速充電”と定義する。
電圧検出回路18に形成された基準電圧源18aは、基準電圧をオペアンプOP3の非反転入力端子に印加し、オペアンプOP3の反転入力端子には抵抗R5の端子電圧が印加される。オペアンプOP3は、コンパレータとして機能し、反転入力端子の電圧が非反転入力端子に印加される基準電圧以下ならば制御回路22に向けてHレベルを示す比較結果を出力し、反転入力端子の電圧が非反転入力端子に印加される基準電圧より高いならば制御回路22に向けてLレベルを示す比較結果を出力する。制御回路22は、オペアンプOP3からの比較結果がHレベルのときバッテリ16の電圧値が4.2V以上であると判断し、オペアンプOP3からの比較結果がLレベルのときバッテリ16の電圧値が4.2Vより低いと判断する。
電圧検出回路20に形成された基準電圧源20aは、基準電圧をオペアンプOP4の非反転入力端子に印加し、オペアンプOP4の反転入力端子には抵抗R7の端子電圧が印加される。オペアンプOP4は、コンパレータとして機能し、反転入力端子の電圧が非反転入力端子に印加される基準電圧以下ならば制御回路22に向けてHレベルを示す比較結果を出力し、反転入力端子の電圧が非反転入力端子に印加される基準電圧より高いならば制御回路22に向けてLレベルを示す比較結果を出力する。制御回路22は、オペアンプOP4からの比較結果がHレベルのときバッテリ16の電圧値が3.0V以上であると判断し、オペアンプOP4からの比較結果がLレベルのときバッテリ16の電圧値が3.0Vより低いと判断する。
この実施例の充電制御処理について、図2に示すフロー図を用いて説明する。なお、図2に示すフロー図に対応する制御プログラムは、図示しないフラッシュメモリなどの記憶デバイスに記憶される。
図2によれば、ステップS1で、外部電源12が接続されるまで待機する。この時点で、スイッチSWはオフ状態にある。外部電源12が接続されると、ステップS3で、オペアンプOP1を起動する。これに応じてトランジスタTR1が起動される。この結果、0.2CAの充電電流がバッテリ16に供給される。つまり、外部電源12が接続された当初の充電電流量を1.0CAよりも少ない0.2CAに設定することで、予備的な充電が実現される。これによって、バッテリの過放電時における過大な電流の供給に起因するバッテリの特性の発熱と劣化とが回避される。
ステップS5では、バッテリ16の電圧値が4.2V以上であるか否かをオペアンプOP3の比較結果に基づいて判別する。オペアンプOP3の比較結果がHレベルであればバッテリ16は満充電であると判断し、ステップS17に進む。一方、オペアンプOP3の比較結果がLレベルであればバッテリ16を充電すべくステップS7に進む。
ステップS7では、バッテリ16の電圧値が3.0V以上であるか否かをオペアンプOP4の比較結果に基づいて判別する。オペアンプOP4の比較結果がLレベルであれば予備充電を継続し、オペアンプOP4の比較結果がHレベルであればバッテリ16に急速充電すべくステップS9に進む。
ステップS9ではスイッチSWをオンする。これに応じて、トランジスタTR2のドレイン電流が増大し、オペアンプOP1の非反転入力端子に印加される電圧が降下する。オペアンプOP1の出力電圧つまりトランジスタTR1のゲート電圧はLレベルに低下し、この結果、バッテリ16に供給される充電電流が0.2CAから1.0CAに変更される。
ステップS11では、バッテリ16の電圧値が4.2V以上であるか否かを判別する。つまり、バッテリ16が一旦満充電になるまで急速充電を行う。バッテリ16の電圧値が4.2Vに達すると、急速充電から補充電に切り換えるべくステップS13に進む。具体的には、オペアンプOP3の比較結果がHレベルを示すまで急速充電を行い、オペアンプOP3の比較結果がHレベルを示すと、スイッチSWをオフする。これに応じて、トランジスタTR2のドレイン電流が減少し、オペアンプOP1の非反転入力端子に印加される電圧は上昇する。オペアンプOP1の出力電圧つまりトランジスタTR1のゲート電圧は上昇し、これによって、バッテリ16に供給される充電電流量が0.2CAに低下する。こうして、バッテリ16への補充電が再開される。
ステップS15では、バッテリ16の電圧値が4.2Vに再び達したか否か判断する。具体的には、オペアンプOP3の比較結果がHレベルを示すまで擬似的な定電圧充電を行い、オペアンプOP3の比較結果がHレベルを示すと、ステップS17で、バッテリ16は満充電であると判断し、オペアンプOP1を停止する。こうして、バッテリ16への充電が完了する。
3.0V未満の電圧値を示すバッテリ16を充電する場合について、図3および図4を用いて説明する。図3によれば、外部電源12が接続されると、電圧検出回路18はバッテリ16の電圧値を検出する。検出された電圧値は4.2V未満であるので、制御回路22によってオペアンプOP1が起動され、予備充電が開始される。予備充電期間中では、バッテリ16の電圧値は図3に示す要領で増加し、充電電流量は0.2CAを示す(図4参照)。
次に、バッテリ16の電圧値が3.0Vに達し、オペアンプOP4の比較結果がHレベルを示すと、制御回路22はスイッチSWをオンする。これによって、急速充電が開始される。急速充電期間中では、バッテリ16の電圧値は図3に示す要領で増加し、充電電流量は1.0CAを示す(図4参照)。
バッテリ16の電圧値が4.2Vに達し、オペアンプOP3の比較結果がHレベルを示すと、制御回路22はスイッチSWをオフする。この結果、図4に示すように充電電流量は1.0CAから0.2CAに変更され、0.2CAを示す充電電流がバッテリ16に供給される。このような擬似的な定電圧充電期間中では、バッテリ16の電圧値は図3に示す要領で増加する。
バッテリ16に供給される充電電流量が1.0CAから0.2CAに減少されることによって、バッテリ16の電圧値は低下する。このとき、オペアンプOP3の比較結果はHレベルからLレベルに立ち下がる。したがって、バッテリ16を満充電にすべく、0.2CAに従う擬似的な定電圧充電によって充電電流がバッテリ16に供給される。
バッテリ16の電圧値が4.2Vに再び達し、オペアンプOP3の比較結果がHレベルを示すと、制御回路22はオペアンプOP1を停止し、充電が完了する。なお、充電電流量は0.0CAを示す(図4参照)。
要するに、0.2CAに従う予備充電と1.0CAに従う急速充電と0.2CAに従う擬似的な定電圧充電とによって、的確な充電動作が可能となる。また、擬似的な定電圧充電のために回路を追加する必要がなく、さらに、従来技術のような定電圧回路および電流検出回路を準備する必要がないため、回路構成が簡略化できる。
なお、この実施例では、リチウムイオン型のバッテリを用いて説明しているが、リチウムイオン型のバッテリに代えてリチウムポリマー型のバッテリを用いるようにしてもよい。
また、この実施例では、外部電源として1.0CAの供給能力を持つ電源を採用し、これによって、充電回路の発熱をできる限り抑えるようにしている。しかし、発熱を考慮する必要がないならば、1.0CAを上回る供給能力を持つ電源を外部電源として採用し、基準電圧面(アース)とスイッチSWの他方端との間に抵抗を介挿すればよい。
さらに、この実施例では、基準電圧源14a,18aおよび20aの各々は単独で回路に構成されるように説明したが、これに限らず、基準電圧源を1つに共用し、この基準電圧源からオペアンプOP2,オペアンプOP3およびオペアンプOP4の非反転入力端子に印加するように構成することも可能である。
図1は、この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 図2は、図1実施例における充電制御動作を示すフロー図である。 図3は、図1実施例に適用されるバッテリ電圧の充電動作を示す図解図である。 図4は、図1実施例に適用される充電電流の動作を示す図解図である。
符号の説明
10 … 充電電圧回路
12 … 外部電源
14 … 充電電流切換回路
16 … バッテリ
18,20 … 電圧検出回路
22 … 制御回路
14a,18a,20a … 基準電圧
OP1〜4 … オペアンプ
R1〜R7 … 抵抗
TR1,TR2 … トランジスタ

Claims (4)

  1. 外部電源に基づく充電電流をバッテリに供給する供給手段、
    前記外部電源が接続されたとき前記供給手段によって供給される充電電流量を第1量に設定する第1設定手段、
    前記第1設定手段の設定の後に前記バッテリの電圧値が第1閾値に達したとき前記供給手段によって供給される充電電流量を前記第1量よりも大きい第2量に設定する第2設定手段、
    前記バッテリの電圧値が前記第1閾値よりも大きい第2閾値に達したとき前記供給手段によって供給される充電電流量を前記第1量に設定する第3設定手段、および
    前記第3設定手段の設定の後に前記バッテリの電圧値が前記第2閾値に達したとき前記供給手段を不能化する不能化手段を備える、充電回路。
  2. バッテリはリチウムイオン型またはリチウムポリマー型である、請求項1または2記載の充電回路。
  3. 請求項1ないし2のいずれかに記載の充電回路を備える、携帯電子機器。
  4. 外部電源に基づく充電電流をバッテリに供給する供給手段を備える充電回路のプロセサに、
    前記外部電源が接続されたとき前記供給手段によって供給される充電電流量を第1量に設定する第1設定ステップ、
    前記第1設定ステップの設定の後に前記バッテリの電圧値が第1閾値に達したとき前記供給手段によって供給される充電電流量を前記供給手段によって供給される充電電流量を前記第1量よりも大きい第2量に設定する第2設定ステップ、
    前記バッテリの電圧値が前記第1閾値よりも大きい第2閾値に達したとき前記供給手段によって供給される充電電流量を前記第1量に設定する第3設定ステップ、および
    前記第3設定ステップの設定の後に前記バッテリの電圧値が前記第2閾値に達したとき前記供給手段を不能化する不能化ステップを実行させる、充電制御プログラム。
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