JP4670636B2 - 車両のリヤランプ - Google Patents

車両のリヤランプ Download PDF

Info

Publication number
JP4670636B2
JP4670636B2 JP2005376549A JP2005376549A JP4670636B2 JP 4670636 B2 JP4670636 B2 JP 4670636B2 JP 2005376549 A JP2005376549 A JP 2005376549A JP 2005376549 A JP2005376549 A JP 2005376549A JP 4670636 B2 JP4670636 B2 JP 4670636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening side
side edge
opening
snow melting
edge panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005376549A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007176303A (ja
Inventor
幸範 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2005376549A priority Critical patent/JP4670636B2/ja
Publication of JP2007176303A publication Critical patent/JP2007176303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4670636B2 publication Critical patent/JP4670636B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

本発明はワゴン車等の車体のバックドア開口の開口側縁パネルに取付けられるリヤランプ、特に開口側縁パネルに沿って流下する融雪水の流路を制御する車両のリヤランプに関する。
図3、図4に示すように、ワゴン車やバン型車では、寒冷地においてルーフ上に積もった雪Sが日射により溶けると、融雪水がバックドア開口1の開口側縁に沿って流下する(破線矢印S1)。バックドア開口1の開口側縁に沿うリヤピラー2の後端部には、ピラーアウタパネル21により車体後方側へ向けて開口する断面ほぼコ字形の溝状をなす開口側縁パネル10が形成され、該開口側縁パネル10に沿って融雪水S1が流下する。開口側縁パネル10の車内側の端縁とピラーインナパネル22との結合部にはウェザストリップWが装着され、バックドア閉鎖時にバックドアDに圧接してバックドア開口1を密閉するとともに、開口側縁パネル10はバックドアDの側縁部で覆い隠される。
バックドア開口1の開口側縁パネル10に沿って流下した融雪水S1は、リヤバンパ5の上縁に沿ってバックドア開口1の下縁側へ流れると(矢印S2)、車体の下部は日射を受けにくく車体上部に比べて温度が低いから、バックドアDの下縁との間で凍結してしまい、バックドアDが開かなくなるといった不具合が生じるおそれがある。そこで融雪水S1を開口側縁パネル10の下端に対応する位置でリヤバンパ5の上面に設けた水抜き穴51から下方へ排水することが行われている(矢印S3)。
ところで、バックドア開口1の開口側縁に沿うリヤピラー2の上下中間位置にはリヤランプ3が組付けられている。この種のリヤランプ3は、ランプハウジングから車幅方向車内側へ張り出した板状の固定部31を上記開口側縁パネル10に重ね合わせて締結固定することが行われている。このため、開口側縁パネル10を流下する融雪水S1が固定部31の上端に当たってこれを乗り越えるときに分散し、分散した融雪水S1が溝状の開口側縁パネル10の側面やウェザストリップWなどに当たり、これらに沿って流下するので流下位置が定まらず、一部がリヤバンパ3の上縁に沿ってバックドア開口1の下縁側へ流れ、バックドアDの下縁との間で凍結してしまう。
下記特許文献1には、バックドア開口の開口側縁パネルの下端部に組み付けたリヤコンビネーションランプにおいてランプハウジングの固定部と、バックドア開口の開口側縁パネル(内周フランジ部)との間にトンネル状の流水空間を設け、該流水空間内を上記開口側縁パネルに沿って流下せしめるようにしたものが提案されている。
特開2005−135589号公報
そこで本発明は、バックドア開口の開口側縁パネルに締結したリヤランプの固定部で融雪水が分散することなく、融雪水を水抜き穴へ向けて整流して流下せしめ、もって融雪水のバックドア開口の下縁への流れ込みを防止することを課題としてなされたものである。
本発明は、バックドアにより開閉される車両のバックドア開口の側縁に沿うリヤピラーの後端面のドア開口側の側面部を断面ほぼコ字形の溝状に形成した開口側縁パネルに取付けられるリヤランプであって、リヤランプのランプハウジングは上記ドア開口側に、表面に溝状の流水路を設けた断面凹状で板状の固定部を備え、該固定部を上記開口側縁パネルに重ね合わせて締結する車両のリヤランプにおいて、上記固定部は上記開口側縁パネルの溝幅とほぼ同幅に形成し、上記開口側縁パネルの底面に重ね合わせて嵌合締結し、上記溝状の流水路は、上記開口側縁パネルを流下する融雪水を導入する融雪水導入部と、導入された融雪水を上記開口側縁パネルの下端位置でリヤバンパに形成された水抜き穴に向けて整流する整流部とからなる溝状の流水路とを上下方向一連に設けてなり、上記融雪水導入部は、上記流水路の上端開口縁に向けて幅が拡大する形状に形成し、上記整流部は上記融雪水導入部の下端から上記水抜き穴に向けて直線状に形成し、上記固定部の上端縁からなる上記融雪水導入部の上端開口まわりの開口端面を、開口側に向けて下降傾斜する傾斜面に形成し、上記開口側縁パネルを流下した融雪水を上記融雪水導入部に案内するようになす(請求項1)。
融雪水は開口幅の広い融雪水導入部の開口端傾斜面により円滑に融雪水導入部に導入され、整流部を流下して車体下方の水抜き穴から排水される。
図3に示す車両の後部に設けるリヤランプに本発明を適用した実施形態を説明する。図1に示すように、車体のバックドア開口1の左右の側縁に沿う開口側縁パネル10はリヤピラー2により形成されている。開口側縁パネル10は、ピラーアウタパネル21の後端から屈曲して車体前方へ延びる車外側の側面と、該側面の前端から屈曲して車幅方向車内側へ延びる底面と、該底面の車内側の端末から車体後方へ向けて屈曲せしめた車内側の側面とで車体後方へ開口する断面ほぼコ字形の溝状に形成してある。
開口側縁パネル10の車内側端末はピラーインナパネル22と結合し、結合部にウェザストリップWが装着してある。バックドア開口1はバックドア閉鎖時にウェザストリップWにバックドアDが圧接してバックドア開口1を密閉する。そしてドア閉鎖時、開口側縁パネル10はバックドアの側端部で覆い隠される。また開口側縁パネル10はその溝の底面に沿って車体のルーフから垂れる融雪水S1を流下せしめる(図3、図4を参照。)。
リヤピラー2に組付けられたリヤランプ3は、合成樹脂製のランプハウジング30をリヤピラー2のランプ取付穴に嵌め込み、ランプレンズ面がリヤピラー2の車外面とほぼ面一となるように配設してある。ランプハウジング30の車内側の端部には、溝状の開口側縁パネル10の溝幅に合致する幅の固定部31が一体に形成してある。固定部31は上端部がランプハウジング30の上縁よりも高く形成してある。固定部31はランプハウジング30の車内側の端部に沿って下方へ延び、下端はランプハウジング30の下端と合致せしめてあり、溝状の開口側縁パネル10に嵌合せしめてある。
図1、図2に示すように、固定部31は断面凹状で、表面には、開口側縁パネル10の底面に沿って流下する融雪水S1を集めて流下せしめる溝状の流水路4が形成してある。流水路4は、固定部31の表面の上縁から下縁かけて表面全長にわたって縦方向に形成してある。そして流水路4の底面部が溝状の開口側縁パネル10の溝の底面に複数のネジ部材Nにより締結固定せしめてある。
流水路4は、上端の融雪水導入部41と、該導入部41の下端から固定部31の下端まで延びる整流部42とからなる。融雪水導入部41は車外側の側面411を車外側斜め上方へ立ち上がる傾斜面とすることで上端開口に向けて幅が広がる形状としてある。そして上端開口縁412,413,414を形成する固定部31の上端縁は全体が水平ラインHに対して車外側から車内側へ向けて緩やかに下降する傾斜状(矢印A方向)に形成してある。整流部42はその上端が導入部41の下端に連通し、直線状に下方へ延びている。
流水路4の上端開口縁412,413,414のうち、固定部31の厚板部からなる車外側および車内側の上端開口縁412,414は端面幅が広く、流水路4に対応する上端開口縁413の端面幅は最も狭く(薄く)なっている。上端開口縁412の端面は流水路4内側へ下降する傾斜面(矢印A方向)としてある。上端開口縁413の端面は幅方向(厚さ方向)で流水路4内側へ下降傾斜する傾斜面(矢印B方向)としてある。上端開口縁414の端面は流水路4内側へ下降する傾斜面(矢印C方向)としてある。
バックドア開口1の下縁に沿うリヤバンパ5の上面には水抜き穴51が形成してある。水抜き穴51は、リヤバンパ5の上面の開口側縁パネル10の溝の下端に対応する個所に切欠きを設け、該切欠きと開口側縁パネル10の溝の底面とで横長の角穴を構成している。上記整流部42は、その下方への延長線が水抜き穴51に交差する方向に形成してある。
ルーフから垂れた融雪水S1が開口側縁パネル10の溝を流下すると、溝の上半部の車外側の側面寄りを流下する融雪水S1は流水路4の融雪水導入部41の上端開口縁412の端面で受けられ、端面の傾斜方向(矢印A方向)に沿って導入部41内へ案内される。溝のほぼ中央を流下する融雪水S1は上端開口縁413の端面の案内によりスムーズに導入部41内へ流入する。また溝の車内側の側面寄りを流下する融雪水S1は上端開口縁414の端面により受けられ、端面の傾斜方向(矢印C方向)に沿って導入部41内へ案内される。その後、融雪水S1は流水路4の整流部42によりリヤバンパ5の水抜き穴51に向けて整流され、水抜き穴51からリヤバンパ5下方の車外へ排水される(S3)。
本実施形態によれば、開口側縁パネル10の溝を流下する融雪水S1は固定部31の流水路4に集められ、リヤバンパ5の水抜き穴51へ向けて整流されて流下するので、従来のように、融雪水がリヤバンパの上縁に沿ってバックドア開口1の下縁側に流れ込み、これがバックドア開口1の下縁とバックドアとの間で凍結してバックドアが開かなくなるといった問題は生じない。また流水路4を有するランプハウジング30は一体成形され得るからリヤランプの構造を複雑にすることはない。
本発明のリヤランプを示す斜視図である。 本発明のリヤランプに設けた流水路の入口を示す要部拡大図である。 本発明のリヤランプを組付ける車両の後面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。
符号の説明
1 ドア開口
10 開口側縁パネル
2 リヤピラー
3 リヤランプ
30 ランプハウジング
31 固定部
4 流水路
41 融雪水導入部
412,413,414 上端開口縁
42 整流部
5 リヤバンパ
51 水抜き穴

Claims (1)

  1. バックドアにより開閉される車両のバックドア開口の側縁に沿うリヤピラーの後端面のドア開口側の側面部を断面ほぼコ字形の溝状に形成した開口側縁パネルに取付けられるリヤランプであって、
    リヤランプのランプハウジングは上記ドア開口側に、表面に溝状の流水路を設けた断面凹状で板状の固定部を備え、該固定部を上記開口側縁パネルに重ね合わせて締結する車両のリヤランプにおいて、
    上記固定部は上記開口側縁パネルの溝幅とほぼ同幅に形成し、上記開口側縁パネルの底面に重ね合わせて嵌合締結し、
    上記溝状の流水路は、上記開口側縁パネルを流下する融雪水を導入する融雪水導入部と、導入された融雪水を上記開口側縁パネルの下端位置でリヤバンパに形成された水抜き穴に向けて整流する整流部とからなる溝状の流水路とを上下方向一連に設けてなり、
    上記融雪水導入部は、上記流水路の上端開口縁に向けて幅が拡大する形状に形成し、上記整流部は上記融雪水導入部の下端から上記水抜き穴に向けて直線状に形成し、
    上記固定部の上端縁からなる上記融雪水導入部の上端開口まわりの開口端面を、開口側に向けて下降傾斜する傾斜面に形成し、上記開口側縁パネルを流下した融雪水を上記融雪水導入部に案内するようになしたことを特徴とする車両のリヤランプ。
JP2005376549A 2005-12-27 2005-12-27 車両のリヤランプ Expired - Fee Related JP4670636B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005376549A JP4670636B2 (ja) 2005-12-27 2005-12-27 車両のリヤランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005376549A JP4670636B2 (ja) 2005-12-27 2005-12-27 車両のリヤランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007176303A JP2007176303A (ja) 2007-07-12
JP4670636B2 true JP4670636B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=38301909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005376549A Expired - Fee Related JP4670636B2 (ja) 2005-12-27 2005-12-27 車両のリヤランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4670636B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6919306B2 (ja) * 2017-04-25 2021-08-18 スズキ株式会社 車両用ドア

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005135589A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Toyota Auto Body Co Ltd 車両のリヤコンビネーションランプ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005135589A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Toyota Auto Body Co Ltd 車両のリヤコンビネーションランプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007176303A (ja) 2007-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6334283B1 (en) Water resistant window frame
US4508382A (en) Gutter structure for a vehicle body
KR101060553B1 (ko) 유리창호의 커튼 월 구조
JP5478547B2 (ja) 車両用ドア
JP4670636B2 (ja) 車両のリヤランプ
JP2011116196A (ja) 車両における樹脂パネルとスティフナとの連結構造
JP4241290B2 (ja) 車両の窓構造
JP3572390B2 (ja) フロントピラーのウエスト部構造
JP3867139B2 (ja) 自動車用リヤドアウエザストリップ
JP2018017068A (ja) バルコニー
JP6117546B2 (ja) ウェザストリップにおける水抜き構造
JP6940360B2 (ja) 屋根材
JP2004217152A (ja) バックドアの雨だれ防止構造
CN108146511B (zh) 一种空气室结构及汽车
JP2003127799A (ja) 車両開口部の防水構造
JP2011126310A (ja) 車両のフロントピラーの排水構造
CN215332522U (zh) 一种防水型通风器
US20190084393A1 (en) Water management for a vehicle
JP5116634B2 (ja) 開閉体の排水構造
JP2013112066A (ja) ドアシール機構
JPH09207580A (ja) サンルーフのシール構造
JP5311177B2 (ja) 車両用スライドドアにおける排水構造
JP2024016971A (ja) 乗物用ドアトリム
JPS61166719A (ja) 自動車用ドア構造
JP2004353198A (ja) 雨垂れ防止構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110103

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4670636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees