JP4669165B2 - オイルミスト除去装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファンによりオイルミストを除去するようにしたオイルミスト除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、ファンによりオイルミストを除去するためのオイルミスト除去装置を特公平7−107397号公報、特公平7−18432号公報等により提案している。
【0003】
この特公平7−107397号公報、特公平7−18432号公報等により提案しているオイルミスト除去装置においては、図10、図11に示すようなファン6が用いてある。この従来使用していたファン6は、モータ軸1を固定した円板部2の前方に中央部が開口部6aとなったリング状板部4を対向配置し、リング状板部4と円板部2との間に前面視でく字状に屈曲した羽根部5を放射状に複数枚架設し、羽根部5の屈曲部5aよりも外側部分5bを円板部2よりも外方に突出させると共に該羽根部5の屈曲部5aよりも外側部分5bを屈曲部5aよりも内側部分5cに対して捩って回転方向に対して屈曲部5aよりも外側部分5bの前端部5dと後端部5eとがずれるように傾斜させる構成となており、このファン6をケーシング内に内装してファン6によりオイルミストの除去を行うようにしたものである。
【0004】
ところが、上記の従来例にあっては、く字状に屈曲した羽根部5が上記のように、羽根部5の屈曲部5aよりも外側部分5bを円板部2よりも外方に突出させると共に該羽根部5の屈曲部5aよりも外側部分5bを屈曲部5aよりも内側部分5cに対して捩って回転方向に対して屈曲部5aよりも外側部分5bの前端部と後端部とがずれるように傾斜させる構成となっており、羽根部5の構造が複雑で、曲げ加工が面倒でコストが高くなるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、大粒のオイルミストを含んだ排気がファンを通過する際に簡単な構成で排気中に含まれるオイルミスト同士を互いに凝集してファンの流出部から遠心力により効果的にファン外周方向に分離できるオイルミスト除去装置を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係るオイルミスト除去装置は、モータ軸1を固定した円板部2の前方に中央部が開口部6aとなったリング状板部4を対向配置し、リング状板部4と円板部2との間に羽根部5を放射状に複数枚架設し、リング状板部4の外周縁からラッパ状筒部3を後方に向けて突設し、このラッパ状筒部3を突出基部側の径よりも突出先端側の径を大径としてファン6を構成し、該ファン6をケーシング25内に内装し、ファン6のリング状板部4の開口部6aをケーシング25の入口24から流れ込む排気がファン6内に入るための流入口A24とし、ラッパ状筒部3の突出先端の後開口をファン6からの排気の流出部Bとし、ケーシング25にファン6の上記流出部Bよりも後方側にずれた位置に排気を排出させるための出口26を設けて成ることを特徴とするものである。
【0007】
このような構成とすることで、オイルミストを含んだ排気はケーシング25の入口24からファン6の流入口Aよりファン6内に流れ込みファン6内において羽根部5に沿ってファン6の外周方向に流れ、ラッパ状筒部3に衝突して向きを変えられてラッパ状筒部3に沿って後方に流れ、ラッパ状筒部3の突出先端の後開口である流出部Bから後方に流れて流出部Bよりも後方側にずれた位置に設けた出口26からケーシング25の外に流出するものである。この場合、オイルミストを含んだ排気がファン6内において羽根部5に沿って流れてラッパ状筒部3に衝突して向きを変えられてラッパ状筒部3に沿って後方に流れることで、排気中のオイルミストがファン6の回転による遠心力及び衝突によるバッフル効果で排気から分離され、分離された細かいオイルミスト同士がファン6の回転による遠心力によって突出基部側の径よりも突出先端側の径が大径となったラッパ状筒部3に沿ってラッパ状筒部3の後開口である流出部B側に移動する際に互いに凝集し合ってオイルミストの粒となり、該大粒のオイルミストがラッパ状筒部3の開口縁からファン6の遠心力によりファン6の外周方向に排気から完全に分離されて飛ばされ、一方、このようにオイルミストが分離された排気はファン6の流出部Bから後方側に流れて出口26からケーシング25の外に流出するものである。
【0008】
また、モータ軸1を固定した円板部2の前方に中央部が開口部6aとなったリング状板部4を対向配置し、リング状板部4と円板部2との間に羽根部5を放射状に複数枚架設し、円板部2の外周縁からラッパ状筒部3を前方に向けて突設し、このラッパ状筒部3を突出基部側の径よりも突出先端側の径を大径としてファン6を構成し、該ファン6をケーシング25内に内装し、ファン6のリング状板部4の開口部6aをケーシング25の入口24から流れ込む排気がファン6内に入るための流入口A24とし、ラッパ状筒部3の突出先端の前開口をファン6からの排気の流出部Bとし、ケーシング25にファン6の上記流出部Bよりも前方側にずれた位置に排気を排出させるための出口26を設けて成ることを特徴とするものであってもよい。
【0009】
このような構成とすることで、オイルミストを含んだ排気はケーシング25の入口24からファン6の流入口Aよりファン6内に流れ込みファン6内において羽根部5に沿ってファン6の外周方向に流れ、ラッパ状筒部3に衝突して向きを変えられてラッパ状筒部3に沿って前方に流れ、ラッパ状筒部3の突出先端の前開口である流出部Bから後方に流れて流出部Bよりも前方側にずれた位置に設けた出口26からケーシング25の外に流出するものである。この場合、オイルミストを含んだ排気がファン6内において羽根部5に沿って流れてラッパ状筒部3に衝突して向きを変えられてラッパ状筒部3に沿って前方に流れることで、排気中のオイルミストがファン6の回転による遠心力及び衝突によるバッフル効果で排気から分離され、分離された細かいオイルミスト同士がファン6の回転による遠心力によって突出基部側の径よりも突出先端側の径が大径となったラッパ状筒部3に沿ってラッパ状筒部3の後開口である流出部B側に移動する際に互いに凝集し合ってオイルミストの粒となり、該大粒のオイルミストがラッパ状筒部3の開口縁からファン6の遠心力によりファン6の外周方向に排気から完全に分離されて飛ばされ、一方、このようにオイルミストが分離された排気はファン6の流出部Bから前方側に流れて出口26からケーシング25の外に流出するものである。また、ケーシング25の入口24から流れ込んだオイルミストを含んだ排気はファン6のリング状板部2の流入口Aからファン6内に流入して円板部2に沿いながら羽根部5に沿ってラッパ状筒部3の後端部側に流れ、ラッパ状筒部3で方向転換されてラッパ状筒部3の後端部側からラッパ状筒部3の前端部側に向けて流れるものであって、ケーシング25の入口24から流れ込んだオイルミストを含んだ排気が入口24からリング状板部2の内面を沿ってリング状板部2の外端を乗り越えてショートパスして流れるというようなことが生じないようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0011】
図1、図2には本発明のオイルミスト除去装置7の一実施形態が示してあり、図1に示すオイルミスト除去装置7は、箱体8の外面部に吸入口9と排出口10とを設けてあり、箱体8内には前部に大径粒子分離捕捉室11が設けてあり、中間部にファン6を内装した小径粒子分離捕捉室12が設けてあり、更に、後部の一部に消音・捕捉室13とモータ収納室14とが設けてあり、大径粒子分離捕捉室11と小径粒子分離捕捉室12との間にフィルタ収納室15が設けてある。そして、吸入口9が大径粒子分離捕捉室11に開口して連通し、排出口10が消音・捕捉室13に開口して連通しており、吸入口9→大径粒子分離捕捉室11→フィルタ収納室15→小径粒子分離捕捉室12→消音・捕捉室13→排出口10という排気が流れる経路が形成してあって、該経路が吸入口9と排出口10との間を連通するための通気路16となっている。
【0012】
箱体8内の前部に形成される大径粒子分離捕捉室11の前方側の側面部(つまり箱体8の前面部)はほぼ全面が開口部17となっていて、該開口部17には前蓋18がビスにより着脱自在に取付けてあり、前蓋18を取付けることで大径粒子分離捕捉室11の前方側の側面部が前蓋18により構成されることになる。大径粒子分離捕捉室11の上記前蓋18と対向する側面部(つまり後ろ側の側面部)もほぼ全面が開口部17’となっており、この開口部17’にフィルタ19が配置してある。大径粒子分離捕捉室11のフィルタ19を配置した側面部と交差する方向の側面部である他の4側面部(つまり、前後を除く上下左右の4側面部)のうち一つの側面部に吸入口9が設けてある。添付図面に示す実施形態においては大径粒子分離捕捉室11の上の側面部に吸入口9が設けてあり、更に、この吸入口9は上の側面部の左右方向のいずれかの端部側にずれて形成してある。
【0013】
フィルタ収納室15にはフィルタ支持部20が設けてあり、該フィルタ支持部20にはフィルタ19がいわゆるけんどん式により着脱自在に取付けてある。ここで、フィルタ19の取付け、取り外しに当たっては、開口部17と対向する前蓋18を外して開口部17をオープンとしてフィルタ19の取付け、取り外しを行うものである。
【0014】
フィルタ19は排気の流れ方向に複数個並設されるものである。そして、前のフィルタ19は金属板を屈曲して形成した屈曲流路を有するフィルタ19aにより構成してあり、後ろのフィルタ19は不織布よりなるフィルタ19bにより構成してある。ここで、添付図面に示す実施形態においては、金属板21を屈曲して形成した屈曲流路を有するフィルタ19aとして、図2に示すように、断面略ヘ字状をし且つ吸入口9の開口方向に長くなった金属板21(実施形態では吸入口9が上の側面部にあるので上下方向に長くなった金属板21)を並設して、略へ字状をしたへ字状流路22を形成したものにより構成してある。このへ字状流路22の前半部はフィルタ19の前面に対して傾斜している。
【0015】
フィルタ収納室15と小径粒子分離捕捉室12との間には仕切り板23が設けてあり、小径粒子分離捕捉室12の前面部の略中央部に設けた入口24が仕切り板23の中央部において開口している。小径粒子分離捕捉室12の外殻を構成するケーシング25は縦断面円状をしており、内部にファン6を内装してある。
【0016】
ケーシング25内に回転自在に配置されるファン6は図3乃至図5に示すようなもので、円板部2の中心にモータ軸1を固定するようになっており、この円板部2の前方に中央部が開口部6aとなったリング状板部4を対向配置し、リング状板部4と円板部2との間に前面視で弧状又はく字状に屈曲した羽根部5を放射状に複数架設し、更にリング状板部4の外周縁からラッパ状筒部3を後方に向けて突設してファン6が構成してある。上記ファン6のラッパ状筒部3は突出基部側(リング状板部4側の端部)の径よりも突出先端側の径が次第に大きくなるような略ラッパ状となるように形成してある。また、ラッパ状筒部3の突出先端(本実施形態では後端)は円板部2よりも後方に突出している。
【0017】
上記の構成のファン6をケーシング25内に内装した状態で、ファン6のリング状板部4の中央の開口部6aがケーシング25の入口24と前後方向に対向していて、この開口部6aがケーシング25の入口24から流れ込む排気がファン6内に入るための流入口Aとなっている。ここで、ケーシング25の入口24の口縁から流入口A側に向けてガイド筒24aが突設してあって、入口24から流入口A側にオイルミストを含んだ排気がスムーズに流れ込むようにしている。
【0018】
また、ファン6のラッパ状筒部3の後端開口をファン6からの排気の流出部Bとしてある。ケーシング25のファン6よりも後方位置(つまりファン6に設けた流出部Bよりも後方側にずれた位置)に排気を排出させるための出口26が設けてある。この出口26は消音・捕捉室13に連通している。
【0019】
消音・捕捉室13は前室13aと、後室13bとに分割してあり、後室13b内に筒状をした不織布よりなる消音フィルタ27が配設してある。筒状をした不織布よりなる消音フィルタ27の前端部は前室13aと後室13bとの間を仕切る仕切り13cに設けた環状をした嵌め込み部13dに着脱自在に嵌め込んであり、筒状をした消音フィルタ27の後端部が後室13bの後面部の開口部に着脱自在に取付けた後蓋28に支持してある。そして、仕切り13cの環状の嵌め込み部13dに囲まれた部分に形成した孔部13eが筒状をした消音フィルタ27の前部開口に連通している。
【0020】
モータ収納室14内にはモータ29が収納してあり、モータ29のモータ軸1がケーシング25内に突入していて、該モータ軸1に前述のようにファン6が取付けられるものである。
【0021】
図1、図2に示すように、箱体8の下面部には支持枠部30が設けてあり、支持枠部30にオイルパン31が引出し自在に取付けてある。箱体8の下面部の複数箇所、例えば、大径粒子分離捕捉室11、フィルタ収納室15、小径粒子分離捕捉室12の底面部分に相当する箇所に排出孔32を設けて、これらの大径粒子分離捕捉室11、フィルタ収納室15、小径粒子分離捕捉室12内で捕捉したオイルを排出孔32を介してオイルパン31に排出してオイルパン31に回収するようになっている。そして、メンテナンス等の際にはオイルパン31を引き出してメンテナンス等をするようになっている。ここで、オイルパン31を引き出してメンテナンスできるので、粘性の高い油を捕捉した場合に、オイルパン31の油排出口(図示せず)が目詰まりするのを防止できる。
【0022】
しかして、上記のような構成のオイルミスト除去装置7により例えば旋盤や研削盤等のオイルミスト発生源から発生するオイルミストを除去するのであるが、本発明によるオイルミストの除去は以下のようにして行われる。
【0023】
すなわち、モータ29を回転してファン6を回転すると、オイルミストを含んだ排気がフード(図示せず)、ダクト(図示せず)を経て吸入口9から大径粒子分離捕捉室11に流れ込む。吸入口9から大径粒子分離捕捉室11に流れ込んだオイルミストを含んだ排気は、大径粒子分離捕捉室11の側面部のうち吸入口9を設けた側面部と対向する側面部に衝突して図1矢印イのように旋回し、更に、このように吸入口9と対向する大径粒子分離捕捉室11の側面部に衝突して方向転換して旋回した排気はフィルタ19の前面側に向けて更に側方に向きを変えるように旋回し(図1、図2において矢印ロ)、このように何回も方向転換して旋回することと側面部に衝突することで、排気中に含まれる粒径の大きいオイルミストや切粉や砥石粉等の大粒子が排気から振り切られて分離されることになる。
【0024】
ここで、図2のように、フィルタ19が断面略ヘ字状をし且つ吸入口9の開口方向に長くなった金属板21を並設して、略へ字状をしたへ字状流路22を形成したものにより構成され、へ字状流路22の前半部がフィルタ19の前面に対して傾斜している構成としてあるので、排気がフィルタ19の前面側に向けて更に側方に向きを変えるように旋回する際、排気はフィルタ19の前面に対して図5の矢印ハのように直角方向に流れるのではなく、矢印ロのようにフィルタ19の前面に対して斜め方向から流れ込むことになって、旋回する際の方向転換の角度が急になって、旋回によって排気中に含まれる粒径の大きいオイルミストや切粉や砥石粉等の大粒子を排気から振り切る効率がより向上するようになっている。
【0025】
上記のようにして排気を何回も方向転換させて旋回させることで、粒径の大きいオイルミストや切粉や砥石粉等の大粒子が振り切られた排気は、次に、フィルタ19に流れ込むのであるが、まず、金属板21を屈曲して形成した屈曲流路を有するフィルタ19aを通過し、次に、不織布よりなるフィルタ19bを通過し、その後、大径粒子分離捕捉室11の前面部の略中央部に設けた入口24に流れ込むものである。
【0026】
ここで、屈曲流路を有するフィルタ19aを排気が通過する際、バッフル効果により、つまり、排気がへ字状流路22の側壁を構成する金属板21に衝突し、これにより中程度の粒径のオイルミストが分離捕捉されることになるのである。この場合、前述の大径粒子分離捕捉室11内における排気の何回にもわたる方向転換によって、排気中に含まれる粒径の大きいオイルミストや切粉や砥石粉等の大粒子が振り切られて分離されるのであるが、この時、分離されきらずに一部の切粉や砥石粉が排気に含まれてフィルタ19に流れ込んでも、上記屈曲流路を流れる際における金属板21への衝突と方向転換によって、残りの切粉や砥石粉が排気から分離され、このように切粉や砥石粉が分離された排気が次に不織布よりなるフィルタ19bに流れることで、排気中の中程度の粒径のオイルミストが捕捉されるものである。そして、不織布よりなるフィルタ19bに至る前に上記のように切粉や砥石粉が分離されされているので、切粉や砥石粉によって不織布よりなるフィルタ19bが目詰まりすることがなく、したがって、不織布よりなるフィルタ19bの掃除、交換等までの期間を長くできるものである。
【0027】
上記のように粒径の大きいオイルミストや切粉や砥石粉等の大粒子が振り切られ、更に、中程度のオイルミストを捕捉して除去された排気が小径粒子分離捕捉室12の前面部の略中央部に設けた入口24に流れ込み、小径粒子分離捕捉室12においてファン6の回転による遠心力によって排気から粒径の小さいオイルミストが分離捕捉されることになる。
【0028】
すなわち、入口24から流れ込んだ排気はファン6のリング状板部4の中央部の流入口Aを構成する開口部6aからファン6内に流れ込んで羽根部5に沿ってファン6の外周方向に流れ、ラッパ状筒部3に衝突して向きを変えられてラッパ状筒部3に沿って後方に流れ、ラッパ状筒部3の突出先端の後開口である流出部Bから後方に流れて流出部Bよりも後方側にずれた位置に設けた出口26からケーシング25の外に流出するものである。
【0029】
この場合、オイルミストを含んだ排気がファン6内において羽根部5に沿って流れてラッパ状筒部3に衝突して向きを変えられてラッパ状筒部3に沿って後方に流れることで、排気中のオイルミストがファン6の回転による遠心力及び衝突によるバッフル効果により排気から分離される。このように分離された細かいオイルミストはファン6の回転による遠心力によって突出基部側の径よりも突出先端側の径を大径となったラッパ状筒部3に沿ってラッパ状筒部3の後開口である流出部B側に移動する際に、互いに凝集し合って大粒のオイルミストの粒となりながらラッパ状筒部3の後開口である流出部Bに移動する。このように凝集し合いながら大粒に成長した大粒のオイルミストがファン6の回転による遠心力によって移動してラッパ状筒部3の開口縁に到達すると、大粒のオイルミストは排気に比べてはるかに重いのでファン6の遠心力により図5の矢印ニに示すようにラッパ状筒部3の開口縁からファン6の外周方向に飛ばされて排気から完全に分離される。一方、このようにオイルミストが分離された排気は図5の矢印ホに示すようにファン6の流出部Bよりも後方側にずれた位置に設けた出口26から消音・捕捉室13へと排出される。
【0030】
なお、上記実施形態では、ラッパ状筒部3の突出先端が円板部2よりも後方に突出しているので、上記ラッパ状筒部3に沿って遠心力によりオイルミストの粒が前方より後方に流れる距離が長くなり、遠心力及びバッフル効果により分離したオイルミストの粒同士がよりラッパ状筒部3に沿って移動する際により確実に凝集して大粒となってラッパ状筒部3の後開口に至って、ラッパ状筒部3の後開口端から外周方向に遠心力により飛ばされるものであって、排気からのオイルミストの分離がより確実に行われるものである。
【0031】
消音・捕捉室13へと排出された排気は前室13aを通って孔部13eから筒状をした不織布からなる消音フィルタ27の内部に流れ込み、筒状をした不織布からなる消音フィルタ27の周囲部から外部に流出し、排出口10から外部に排出されるものである。ここで、排気が消音フィルタ27を内側から外側に通過する際に、消音されると共に、最終段階におけるオイルミストの捕捉が行われることになる。
【0032】
なお、大径粒子分離捕捉室11、フィルタ収納室15、小径粒子分離捕捉室12で捕捉されたオイルミストは凝集して各室の内壁に沿って流れ、排出孔32からオイルパン31に回収するものである。
【0033】
次に、図6乃至図9に基づいて本発明の他の実施形態につき説明する。本実施形態においては、ケーシング25に内装するファン6の構造、ケーシング25に設ける排気を排出させるための出口26の位置が前述の実施形態と異なり、他の構成は前述と同じ構成であるので、重複する説明は省略し、異なる点について述べる。
【0034】
すなわち、本実施形態においてケーシング25に内装するファン6は図7乃至図9に示すようなもので以下のような構成となっている。すなわち、円板部2の中心にモータ軸1を固定するようになっており、この円板部2の前方に中央部が開口部6aとなったリング状板部4を対向配置し、リング状板部4と円板部2との間に前面視で弧状又はく字状に屈曲した羽根部5を放射状に複数架設し、更に円板部2の外周縁からラッパ状筒部3を前方に向けて突設してファン6が構成してある。上記ファン6のラッパ状筒部3は突出基部側(円板部2側の端部)の径よりも突出先端側の径が次第に大きくなるような略ラッパ状となるように形成してある。ラッパ状筒部3の突出先端(本実施形態では前端)はリング状板部4よりも前方に突出している。
【0035】
上記の構成のファン6を図6に示すようにケーシング25内に内装した状態で、ファン6のリング状板部4の中央の開口部6aがケーシング25の入口24と前後方向に対向していて、この開口部6aがケーシング25の入口24から流れ込む排気がファン6内に入るための流入口Aとなっている。ここで、ケーシング25の入口24の口縁から流入口A側に向けてガイド筒24aが突設してあって、入口24から流入口A側にオイルミストを含んだ排気がスムーズに流れ込むようにしている。
【0036】
また、ファン6のラッパ状筒部3の前端開口をファン6からの排気の流出部Bとしてある。ケーシング25のファン6よりも前方位置(つまりファン6に設けた流出部Bよりも前方側にずれた位置)に排気を排出させるための出口26が設けてある。この出口26は消音・捕捉室13に連通している。
【0037】
しかして、本実施形態においては、入口24から流れ込んだ排気はファン6のリング状板部4の中央部の流入口Aを構成する開口部6aからファン6内に流れ込んで羽根部5に沿ってファン6の外周方向に流れ、ラッパ状筒部3に衝突して向きを変えられてラッパ状筒部3に沿って前方に流れ、ラッパ状筒部3の突出先端の前開口である流出部Bから前方に流れて流出部Bよりも前方側にずれた位置に設けた出口26からケーシング25の外に流出するものである。
【0038】
この場合、流入口Aからファン6内に流れ込んだオイルミストを含んだ排気は主に円板部2に衝突して向きを変え円板部2側に沿いながら羽根部5に沿って流れてラッパ状筒部3の突出基部側に衝突して向きを変えられてラッパ状筒部3に沿って前方に流れることで、排気中のオイルミストがファン6の回転による遠心力及び衝突によるバッフル効果により排気から分離される。このように分離された細かいオイルミストはファン6の回転による遠心力によって突出基部側の径よりも突出先端側の径を大径となったラッパ状筒部3に沿ってラッパ状筒部3の前開口である流出部B側に移動する際に、互いに凝集し合って大粒のオイルミストの粒となりながらラッパ状筒部3の前開口である流出部Bに移動する。このように凝集し合いながら大粒に成長した大粒のオイルミストがファン6の回転による遠心力によって移動してラッパ状筒部3の前端の開口縁に到達すると、大粒のオイルミストは排気に比べてはるかに重いのでファン6の遠心力により図6、図9の矢印ニに示すようにラッパ状筒部3の開口縁からファン6の外周方向に飛ばされて排気から完全に分離される。
【0039】
一方、このようにオイルミストが分離された排気は図6、図9の矢印ホに示すようにファン6の流出部Bよりも前方側にずれた位置に設けた出口26から消音・捕捉室13へと排出される。
【0040】
なお、上記実施形態では、ラッパ状筒部3の突出先端がリング状板部4よりも前方に突出しているので、上記ラッパ状筒部3に沿って遠心力によりオイルミストの粒が後方より前方に流れる距離が長くなり、遠心力及びバッフル効果により分離したオイルミストの粒同士がよりラッパ状筒部3に沿って移動する際により確実に凝集して大粒となってラッパ状筒部3の後開口に至って、ラッパ状筒部3の後開口端から外周方向に遠心力により飛ばされるものであって、排気からのオイルミストの分離がより確実に行われるものである。
【0041】
ところで、本実施形態においては、上記のように、円板部2側に沿って羽根部5に沿って周方向に流れ、ラッパ状筒部3の後端部で向きを変えてラッパ状筒部3の後端部から前端部側に向けて流れるため、流入口Aからファン6内に流れ込んだオイルミストを含んだ排気がリング状板部4の内面に沿ってリング状板部4の外端を乗り越えてショートパスする流れが生じないものである。このように、ファン6内においてオイルミストを含んだ排気が流入口Aから流出部Bに流れるにあたって遠回りしながら流れ、ファン6内を流れる排気の流れ距離が長くなってオイルミストの分離除去効果が著しく向上するものである。
【0042】
また、この場合、ファン6内においてオイルミストを含んだ排気が図9の矢印のように流れる際、気流が略円弧状に流れるためオイルミストが遠心分離される効果も生じるものである。
【0043】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、モータ軸を固定した円板部の前方に中央部が開口部となったリング状板部を対向配置し、リング状板部と円板部との間に羽根部を放射状に複数枚架設し、リング状板部の外周縁からラッパ状筒部を後方に向けて突設し、このラッパ状筒部を突出基部側の径よりも突出先端側の径を大径としてファンを構成し、該ファンをケーシング内に内装し、ファンのリング状板部の中央の開口部をケーシングの入口から流れ込む排気がファン内に入るための流入口とし、ラッパ状筒部の突出先端の後開口をファンからの排気の流出部とし、ケーシングにファンの上記流出部よりも後方側にずれた位置に排気を排出させるための出口を設けてあるので、オイルミストを含んだ排気がファン内において羽根部に沿って流れてラッパ状筒部に衝突して向きを変えられてラッパ状筒部に沿って後方に流れ、排気中のオイルミストがファンの回転による遠心力及び衝突によるバッフル効果で排気から分離され、分離された細かいオイルミスト同士がファンの回転による遠心力によって突出基部側の径よりも突出先端側の径を大径としたラッパ状筒部に沿ってラッパ状筒部の後開口である流出部側に移動する際に互いに凝集し合ってオイルミストの粒となり、該大粒のオイルミストがファンの流出部から後方向に流れる排気から完全に分離されてラッパ状筒部の開口縁からファンの遠心力によりファンの外周方向に飛ばされるものであり、これにより簡単な構成でファンにより排気中からオイルミストを分離捕集できるものである。
【0044】
また、請求項2記載の発明にあっては、モータ軸を固定した円板部の前方に中央部が開口部となったリング状板部を対向配置し、リング状板部と円板部との間に羽根部を放射状に複数枚架設し、円板部の外周縁からラッパ状筒部を前方に向けて突設し、このラッパ状筒部を突出基部側の径よりも突出先端側の径を大径としてファンを構成し、該ファンをケーシング内に内装し、ファンのリング状板部の中央の開口部をケーシングの入口から流れ込む排気がファン内に入るための流入口とし、ラッパ状筒部の突出先端の前開口をファンからの排気の流出部とし、ケーシングにファンの上記流出部よりも前方側にずれた位置に排気を排出させるための出口を設けてあるので、オイルミストを含んだ排気がファン内において羽根部に沿って流れてラッパ状筒部に衝突して向きを変えられてラッパ状筒部に沿って後方に流れ、排気中のオイルミストがファンの回転による遠心力及び衝突によるバッフル効果で排気から分離され、分離された細かいオイルミスト同士がファンの回転による遠心力によって突出基部側の径よりも突出先端側の径を大径としたラッパ状筒部に沿ってラッパ状筒部の前開口である流出部B側に移動する際に互いに凝集し合ってオイルミストの粒となり、該大粒のオイルミストがファンの流出部から前方向に流れる排気から完全に分離されてラッパ状筒部の開口縁からファンの遠心力によりファンの外周方向に飛ばされるものであり、これにより簡単な構成でファンにより排気中からオイルミストを分離捕集できるものである。しかも、ケーシングの入口から流れ込んだオイルミストを含んだ排気はファンのリング状板部の流入口からファン内に流入して円板部に沿いながら羽根部に沿ってラッパ状筒部の後端部側に流れ、ラッパ状筒部で方向転換されてラッパ状筒部の後端部側からラッパ状筒部の前端部側に向けて流れるものであって、ケーシングの入口から流れ込んだオイルミストを含んだ排気が入口からリング状板部の内面を沿ってリング状板部の外端を乗り越えてショートパスして流れるのを防止して、ラッパ状筒部の後側から前側にかけての全長をほぼ有効に利用してオイルミストの分離・凝集が効果的にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオイルミスト除去装置の側面断面図である。
【図2】同上の図1のX−X線断面図である。
【図3】同上に用いるファンの斜視図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】同上の側面断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態のオイルミスト除去装置の側断面図である。
【図7】同上に用いるファンの他の実施形態の斜視図である。
【図8】同上の正面図である。
【図9】同上の側面断面図である。
【図10】従来例のファンの斜視図である。
【図11】従来例の側面断面図である。
【符号の説明】
1 モータ軸
2 円板部
3 ラッパ状筒部
4 リング状板部
5 羽根部
6 ファン
6a 開口部
24 入口
25 ケーシング
26 出口
A 流入口
B 流出部

Claims (2)

  1. モータ軸を固定した円板部の前方に中央部が開口部となったリング状板部を対向配置し、リング状板部と円板部との間に羽根部を放射状に複数枚架設し、リング状板部の外周縁からラッパ状筒部を後方に向けて突設し、このラッパ状筒部を突出基部側の径よりも突出先端側の径を大径としてファンを構成し、該ファンをケーシング内に内装し、ファンのリング状板部の中央の開口部をケーシングの入口から流れ込む排気がファン内に入るための流入口とし、ラッパ状筒部の突出先端の後開口をファンからの排気の流出部とし、ケーシングにファンの上記流出部よりも後方側にずれた位置に排気を排出させるための出口を設けて成ることを特徴とするオイルミスト除去装置。
  2. モータ軸を固定した円板部の前方に中央部が開口部となったリング状板部を対向配置し、リング状板部と円板部との間に羽根部を放射状に複数枚架設し、円板部の外周縁からラッパ状筒部を前方に向けて突設し、このラッパ状筒部を突出基部側の径よりも突出先端側の径を大径としてファンを構成し、該ファンをケーシング内に内装し、ファンのリング状板部の中央の開口部をケーシングの入口から流れ込む排気がファン内に入るための流入口とし、ラッパ状筒部の突出先端の前開口をファンからの排気の流出部とし、ケーシングにファンの上記流出部よりも前方側にずれた位置に排気を排出させるための出口を設けて成ることを特徴とするオイルミスト除去装置。
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