JP2646790B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

Info

Publication number
JP2646790B2
JP2646790B2 JP2063209A JP6320990A JP2646790B2 JP 2646790 B2 JP2646790 B2 JP 2646790B2 JP 2063209 A JP2063209 A JP 2063209A JP 6320990 A JP6320990 A JP 6320990A JP 2646790 B2 JP2646790 B2 JP 2646790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
guide wall
air flow
air
spiral chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2063209A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03267106A (ja
Inventor
文彦 笹原
正美 福本
泉 山浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2063209A priority Critical patent/JP2646790B2/ja
Publication of JPH03267106A publication Critical patent/JPH03267106A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2646790B2 publication Critical patent/JP2646790B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は羽根車と渦巻室を有する空気清浄機に関する
ものである。
従来の技術 従来のこの種の空気清浄機は第3図、第4図に示すよ
うに構成されている。即ち空気清浄機の本体(以下単に
本体と称する)5の吸気側に集塵フイルター1が配設さ
れ、その後方に電動機2と電動機2により回転駆動され
る羽根車3と、渦巻室4が配設されている。また本体5
の前面には吸気格子6が取り付けられ、内部には吸気口
7が設けられ、上面には排気格子8が取り付けられてい
る。そして羽根車3は複数のブレード9を有するもので
ある。また渦巻室4にはトング部10を形成している。
ここで、電動機2を運転状態にすると羽根車3が回転
し、本体5の前面に取り付けられている吸気格子6から
吸い込まれた室内の汚れた空気は、集塵フイルター1、
吸気口7、羽根車3、渦巻室4を経て清浄となり、本体
上面に取り付けられている排気格子8から再び室内に放
出される。この場合空気中に含まれている塵挨は、集塵
フイルター1で捕促・除去される。
発明が解決しようとする課題 しかし上記の構成では、集塵フイルター1は汚れた空
気を清浄にすると同時に空気の流れを妨げ、流量を低下
させることにも作用している。実験によれば、同一流量
を実現するためには、羽根車の回転数を集塵フイルター
を使用しない場合に比べて約2倍にする必要があった。
従って、必然的に清浄能力も低下することになり、流量
の低下を防ぐためには羽根車を高速で回転させる必要が
生じるものであった。
しかし従来の構成では羽根車3を高速で回転させる
と、以下に説明するような問題を生ずるものであった。
つまり、羽根車3のブレード9間の流れが、羽根車3の
回転方向に対してその下手側の流れが密で、上手側の流
れが粗な偏りのある粗密の流れとなる。このため、羽根
車3より送出された空気流の粗密な流れが渦巻室4に流
入する際、渦巻室4を構成するトング部10に前記粗密な
流れが交互に衝突し、これが原因となって流れの圧力変
動を引き起こし、騒音を発生させていた。この騒音の周
波数は羽根車3の回転数Nとブレード9の枚数Zとの積
に比例するもので、一般にNZ音と呼ばれているものであ
る。
そこで、本発明は前記したような従来の構成の課題を
解決するもので、騒音を低減した空気清浄機を提供する
ことを目的とするものである。
課題を解決するための手段 前記目的を達成するための本発明の技術的手段は、本
体と、この本体内部の吸気側に配置した集塵フイルター
と、この集塵フイルターの後方に位置し電動機を介して
回転駆動される羽根車と、この羽根車より送出された空
気流を排気口へ案内する渦巻室を具備し、この渦巻室の
トング部のガイド壁を内ガイド壁と外ガイド壁に分け、
これらの間に空間部を持ち、かつ、内ガイド壁のトング
部に羽根車より送出された空気流が流入する流入口と渦
巻室の外側に空間部に流れた空気流を排出する排出口を
設けた空気清浄機とするものである。
作用 前記手段は以下のように作用する。この渦巻室のトン
グ部のガイド壁を内ガイド壁と外ガイド壁に分け、これ
らの間に空間部を持ち、かつ、内ガイド壁のトング部に
羽根車より送出された空気流が流入する流入口と渦巻室
の外側に空間部を流れた空気流を排出する排出口を設け
たことによって、トング部に交互に衝突していた羽根車
より送出された空気流の粗密な流れが、ガイド壁間に設
けた狭く長い空間部を通って排出される間に、空気流の
粗密な流れによって生じていた圧力変動が緩和される。
よって、騒音の低い空気清浄機が実現できるものであ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図、第2図を参照して
説明する。本体11の前面には吸気格子12、上面には排気
格子13が形成されており、その内部には吸気側に集塵フ
イルター14が、その後方には電動機15と、電動機15によ
って回転駆動される羽根車16と、渦巻室17が設けられて
いる。この渦巻室17のガイド壁18は内ガイド壁19と外ガ
イド壁20に分かれ、これらの間に空間部21を持ち内ガイ
ド壁19のトング部22に、羽根車16より送出され空気流が
流入する流入口23と、渦巻室17の外側に空間部21を流れ
た空気流を排気格子13を通して排出する排出口25とを設
けている。前記流入口23と排出口25は、スリットあるい
は単なる穴であってもよく、その形状は問わない。なお
24は渦巻室17の終端の排気口である。
以下本実施例の動作を説明する。電動機15によって羽
根車16が回転されると、本体11の吸気格子12から室内の
汚れた空気流が流入する。この空気流は、集塵フイルタ
ー14によって細かい塵挨が捕促・除去され、清浄な吸気
流となって、羽根車16から渦巻室17内に流入し、本体上
面に設けた排気格子13を通って再び室内に放出される。
以下本実施例のポイントである空間部21の作用を説明
する。前記した空気清浄過程において、本体11内で十分
な空気流を流すためには、羽根車16を高速で回転させる
必要がある。このため、羽根車16より送出された粗密な
空気の流れが渦巻室17に流入する際、渦巻室17を構成し
ているトング部22に粗密な空気の流れが交互に衝突し、
流れの圧力変動を引き起こし、それが原因となって従来
は大きな騒音を発生させていた。しかし本実施例におい
ては、渦巻室17のトング部22のガイド壁18を内ガイド壁
19と外ガイド壁20に分け、これらの間に空間部21を持
け、かつ、内ガイド壁19のトング部22に羽根車16より送
出された空気流が流入する流入口23と渦巻室17の外側に
空間部21を流れた空気流を排出する排出口25を設けてい
る。このため、トング部22に交互に衝突していた羽根車
16より送出された空気流の粗密な流れの一部が、ガイド
壁17間に設けた狭く長い空間部21を通って排出口25へ案
内されるまでの間に、粗密な空気の流れが整流されるも
のである。こうして排出口24へ達したときには、空気流
の粗密の変動により生じていた圧力の変動が弱められ、
騒音の低減を図ることができるものである。
発明の効果 以上の説明のように、本発明は渦巻室のトング部のガ
イド壁を内ガイド壁と外ガイド壁に分け、これらの間に
空間分を漏け、かつ、内ガイド壁のトング部に羽根車よ
り送出された空気流が流入する流入口と、渦巻室の外側
に空間部を流れた空気流を排出する排出口を設けたこと
によって、NZ音と呼ばれている騒音の低減が図れ、音の
静かな空気清浄機の提供が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例における空気清浄機の側
断面図、第2図は同渦巻室の正断面図、第3図は従来例
の空気清浄機の側断面図、第4図は同渦巻室の正断面図
である。 11……空気清浄機本体、14……集塵フイルター、16……
羽根車、17……渦巻室、18……ガイド壁、19……内ガイ
ド壁、20……外ガイド壁、21……空間部、22……トング
部、23……流入口、25……排出口。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体と、この本体内部の吸気側に配置した
    集塵フィルターと、この集塵フィルターの後方に位置し
    電動機を介して回転駆動される羽根車と、この羽根車よ
    り送出された空気流を排気口へ案内する渦巻室とを具備
    し、この渦巻室のガイド壁は内ガイド壁と外ガイド壁と
    に分かれ、これらの間に空間部を持ち、かつ、内ガイド
    壁のトング部に羽根車より送出された空気流が流入する
    流入口と、渦巻室の外側に空間部を流れた空気流を排出
    する排出口を設けた空気清浄機。
JP2063209A 1990-03-14 1990-03-14 空気清浄機 Expired - Fee Related JP2646790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2063209A JP2646790B2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14 空気清浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2063209A JP2646790B2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14 空気清浄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03267106A JPH03267106A (ja) 1991-11-28
JP2646790B2 true JP2646790B2 (ja) 1997-08-27

Family

ID=13222580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2063209A Expired - Fee Related JP2646790B2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14 空気清浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2646790B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112432348B (zh) * 2020-10-23 2022-04-15 青岛海尔空调器有限总公司 风道组件及立式空调

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62138899U (ja) * 1986-02-26 1987-09-01
JPH01194918A (ja) * 1988-01-26 1989-08-04 Matsushita Electric Works Ltd 空気清浄器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03267106A (ja) 1991-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4555326B2 (ja) 排気アセンブリ
JP4146351B2 (ja) フィルターハウジング
KR100398681B1 (ko) 진공청소기용 사이클론 집진장치의 그릴 조립체
RU2234233C2 (ru) Решеточный узел циклонного пылесборника пылесоса
TWI589258B (zh) Electric vacuum cleaner
TWI409046B (zh) 氣旋分離裝置及電性吸塵器
KR20020091926A (ko) 진공청소기용 사이클론 집진장치의 그릴 조립체
JP2003112082A (ja) サイクロン集塵装置
JP3448285B2 (ja) オイルミスト除去装置
JPH0724732B2 (ja) オイルミスト除去装置
JP2646790B2 (ja) 空気清浄機
JPH0252019A (ja) 空気清浄器
KR100390605B1 (ko) 업라이트형 진공 청소기의 배기구조
JPH0560091A (ja) フアン及びフアンを用いたオイルミスト除去装置
JP4669165B2 (ja) オイルミスト除去装置
JP3445785B2 (ja) ファン装置
JP2572060Y2 (ja) オイルミスト除去装置
JP2008207085A (ja) 遠心力集塵装置及びこれを用いた電気掃除機
CN218606461U (zh) 清洁机用风机***及清洁机
JPH03157116A (ja) 空気清浄機
JPH0474508A (ja) 空気清浄機
JPH0471612A (ja) 空気清浄機
JPH07107397B2 (ja) ファン装置
JPH0718434B2 (ja) ファン及びファンを用いたオイルミスト除去装置
JP5958632B2 (ja) 電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees