JP4667322B2 - 信号処理装置、撮像システム及び信号処理方法 - Google Patents

信号処理装置、撮像システム及び信号処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、信号処理装置、撮像システム及び信号処理方法に関する。
従来より、増幅型の撮像システム、特にCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の撮像システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなCMOS型撮像システムは、CCD型撮像システムに比較して、1)低ノイズ、2)低消費電力、3)単一電源駆動が可能、4)受光部と周辺回路とを同一プロセスで製造可能、という様々な利点を有する。
このCMOS型の撮像システムでは、太陽を撮影する際などに高輝度の光が画素に照射された場合、その画素の画像信号の輝度成分が減衰して、その画素の階調が黒諧調へ沈むことがある(高輝度黒沈み現象)。
特開2001−24949号公報
上記のような高輝度黒沈み現象を回避するために、特許文献1の技術では、信号レベルが飽和信号レベルに達したときに、高輝度黒沈み現象が発生したと判断されている。そして、光電変換部が出力した電気信号から画素リセット信号を除去する処理(以下、除去処理とする)が一様に中止されている。これにより、高輝度黒沈み現象を防止することができる。
しかし、信号レベルが飽和信号レベルに達したときでも、高輝度黒沈み現象が発生していないこともある。この場合、一様に除去処理を中止すると固定パターンノイズが増加することがある。これにより、最終的に得られる画像にノイズがのることがあり、画質が劣化するおそれがある。
本発明の目的は、例えば画像の劣化を抑制し高輝度黒沈み現象の影響を低減することに適した新規な信号処理提供することにある。
本発明の第1側面に係る信号処理装置は、光電変換により得られた画像において、信号レベルが飽和した領域である飽和領域と、信号レベルが飽和していない領域である非飽和領域とを認識し、周囲が飽和領域であるような非飽和領域である内側領域があるか否かを判定する信号判定部を備えたことを特徴とする。
本発明の第2側面に係る撮像システムは、光学系と、前記光学系により被写体の工学像が結像される撮像装置と、前記撮像装置から画像信号を受け取る請求項1から9のいずれか1項に記載の信号処理装置とを備えたことを特徴とする。
本発明の第3側面に係る信号処理方法は、光電変換により得られた画像において、信号レベルが飽和した領域である飽和領域と、信号レベルが飽和していない領域である非飽和領域とを認識する認識ステップと、周囲が飽和領域であるような非飽和領域である内側領域があるか否かを判定する信号判定ステップとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、例えば画像の劣化を抑制でき、高輝度黒沈み現象の影響を低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る撮像システムについて説明する。ここで、撮像システムは、いわゆるデジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどに利用されるものだけでなく、スキャナーやコピー機等の接触タイプのラインセンサーに利用されるものも含む。
まず、本発明の第1実施形態に係る撮像システムの概略構成及び概略動作を、図1を用いて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像システムの構成図である。
撮像システム1は、光学系2、撮像装置20、AFE(アナログフロントエンド)3、ADC(アナログディジタルコンバータ)4、信号処理部(信号処理装置)10、メモリ5、記録部7、表示部8、制御部6及びTG(タイミングジェネレータ)9を備える。
光学系2は、図示しない被写体と撮像装置20との間に設けられ、被写体の光学像を撮像装置20に結像するように構成されている。光学系2は、例えば、レンズ郡、絞り及びカラーフィルターを含む。レンズ郡は、接触時に結像するようなセルフォックレンズも含む。レンズ郡は、被写体の光学像を撮像装置20に結像する。絞りは、撮像装置20へ供給される光量を絞る。カラーフィルターは、色分離を行う。なお、撮像装置20が白黒のイメージセンサである場合、撮像装置20にカラーフィルターが含まれなくてもよい。
撮像装置20は、AFE3に接続されている。撮像装置20は、例えば、CMOSセンサ及びその周辺回路を含む。撮像装置20は、結像された光量に応じた画像信号(アナログ信号)を生成してAFE3に出力する。
AFE3は、撮像装置20及びADC4に接続されている。AFE3は、撮像装置20から受け取った画像信号(アナログ信号)にゲインをかける。AFE3は、ゲインをかけた信号に、ダークレベルをクランプするなどのアナログ処理を行う。これにより、画像信号は、後段のADC(アナログディジタルコンバータ)4の入力レンジに見合うように調整される。
ADC4は、AFE3及び信号処理部10に接続されている。ADC4は、AFE3から受け取った調整後の画像信号(アナログ信号)を画像信号(デジタル信号)へ変換する。ADC4は、画像信号(デジタル信号)を信号処理部10へ出力する。
信号処理部10は、ADC4、メモリ5、記録部7、表示部8及び制御部6に接続されている。信号処理部10は、ADC4から受け取った画像信号(デジタル信号)に所定の信号処理を施してメモリ5、記録部7、表示部8及び制御部6に出力する。
メモリ5は、信号処理部10に接続されている。メモリ5は、補正後の画像信号(デジタル信号)を受け取り一時的に記憶する。
記録部7は、信号処理部10及び制御部6に接続されている。記録部7は、制御部6から供給された制御信号に応じて、信号処理部10から受け取った補正後の画像信号(デジタル信号)を記録媒体に記録する。記録媒体は、例えば、SDメモリ、コンパクトフラッシュ(登録商標)、ビデオテープである。
表示部8は、信号処理部10及び制御部6に接続されている。表示部8は、制御部6から供給された制御信号に応じて、信号処理部10から受け取った補正後の画像信号(デジタル信号)に対応した画像を表示デバイスに表示する。表示デバイスは、例えば、ビューファインダーとして機能する液晶ディスプレイである。
制御部6は、光学系2、TG9、記録部7、表示部8及び信号処理部10に接続されており、システム全体の制御を行う。例えば、制御部6は、外部からの操作手段(図示せず)で操作されると、その通信やその操作に見合う制御を行う。また、制御部6は、画面全体が飽和に至ってしまうような過光量状態などを示す情報を受け取ると、光学系2の絞りを絞るように制御する。もしくは、制御部6は、撮像装置20を駆動しているTG9に信号を渡し、それにより露光時間を制御する。
次に、撮像装置の概略構成及び概略動作を説明する。図2は、撮像装置の構成図である。
撮像装置20は、複数の画素部S11〜Smn、行信号線CL11〜CLm3、垂直走査回路ブロックVSR、列信号線RL1〜RLn、水平走査回路ブロックHSR及びCDS(Correlated Double Sampling)回路21を備える。CDS回路21は、複数の保持回路21a1〜21an及び差分回路21bを含む。
複数の画素部S11〜Smnは、図1に示すように、二次元的に(行方向及び列方向に)配列されている。
画素部S11〜Smnの行方向の配列に沿って、行信号線CL11〜CLm3が延びている。行信号線CL11〜CLm3は、画素部S11〜Smnの配列の周辺において垂直走査回路ブロックVSRに接続されている。これにより、選択信号SEL1〜SELm、リセット信号RES1〜RESm及び転送信号TX1〜TXmが、行信号線CL11〜CLm3経由で画素部S11〜Smnに供給される。
また、画素部S11〜Smnの列方向の配列に沿って、列信号線RL1〜RLnが延びている。列信号線RL1〜RLnは、画素部S11〜Smnの配列の周辺においてCDS回路21及び水平走査回路ブロックHSRに接続されている。これにより、ノイズ電位VN又は信号電位VSが、画素部S11〜Smnから列信号線RL1〜RLn経由で列ごとに保持回路21a1〜21anに出力され保持回路21a1〜21anで保持される。水平走査回路ブロックHSRは、ノイズ電位VN及び信号電位VSを保持回路21a1〜21anから順番に読み出し差分回路21bへ供給する。差分回路21bは、ノイズ電位VNと信号電位VSとの差分(画像信号ΔVOUT)を列ごとに演算する。差分回路21bは、画像信号(アナログ信号)ΔVOUTをAFE3(図1参照)へ出力する。
次に、画素部の詳細構成を、図3を用いて説明する。
図3は、撮像装置における画素部の構成を示す図である。以下では、図2の画素部S11を中心に説明するが、他の画素部も同様である。
撮像装置20の画素部S11は、フォトダイオード(光電変換部)PD、転送トランジスタM11、増幅トランジスタM3、リセットトランジスタM1及びセレクトトランジスタM2を備える。
フォトダイオードPDは、アノードがグランド電位GNDに接続され、カソードが転送トランジスタM11に接続されている。転送トランジスタM11は、そのソースがフォトダイオードPDに接続され、そのドレインがフローティングディフュージョンFDに接続されている。転送トランジスタM11は、そのゲートが行信号線CL13(図2参照)に接続され、そのゲートに転送信号TX1が供給される。フローティングディフュージョンFDは、グランド電位GNDとの間で寄生容量であるフローティングディフュージョン容量5を形成している。リセットトランジスタM1は、そのソースがフローティングディフュージョンFDに接続され、そのドレインがリセット電位VRに接続されている。リセットトランジスタM1は、そのゲートが行信号線CL12(図2参照)に接続され、そのゲートにリセット信号RES1が供給されるようになっている。セレクトトランジスタM2は、そのソースが増幅トランジスタM3に接続され、そのドレインが電源電位VDDに接続されている。セレクトトランジスタM2は、そのゲートが行信号線CL11(図2参照)に接続され、そのゲートにセレクト信号SEL1が供給されるようになっている。増幅トランジスタM3は、そのソースが列信号線RL1に接続され、そのドレインがセレクトトランジスタM2に接続されている。増幅トランジスタM3は、そのゲートがフローティングディフュージョンFDに接続されている。
次に、CDS回路21の保持回路の詳細構成を、図2を用いて説明する。保持回路21a1を例に説明するが、他の保持回路21a2〜21anも同様である。
CDS回路21の保持回路21a1は、トランジスタM4〜M9、ノイズ電位保持容量CTN及び信号電位保持容量CTSを含む。
トランジスタM4は、そのドレインが列信号線RL1に接続され、そのソースがノイズ電位保持容量CTN及びトランジスタM8に接続されている。トランジスタM4は、そのゲートにノイズ電位転送信号TNが供給されるようになっている。トランジスタM5は、そのドレインが列信号線RL1に接続され、そのソースが信号電位保持容量CTS及びトランジスタM9に接続されている。トランジスタM5は、そのゲートに信号電位転送信号TSが供給されるようになっている。トランジスタM8は、そのドレインが保持容量リセット電位VRCTに接続され、そのソースがノイズ電位保持容量CTN及びトランジスタM6に接続されている。トランジスタM8は、そのゲートに保持容量リセット信号CTRが供給されるようになっている。トランジスタM9は、そのドレインが保持容量リセット電位VRCTに接続され、そのソースが信号電位保持容量CTS及びトランジスタM7に接続されている。トランジスタM9は、そのゲートに保持容量リセット信号CTRが供給されるようになっている。トランジスタM6は、そのドレインがノイズ電位保持容量CTN及びトランジスタM8に接続され、そのソースが差分回路21bの反転入力端子に接続されている。トランジスタM6は、そのゲートに水平走査信号HS1が供給されるようになっている。トランジスタM7は、そのドレインが信号電位保持容量CTS及びトランジスタM9に接続され、そのソースが差分回路21bの非反転入力端子に接続されている。トランジスタM7は、そのゲートに水平走査信号HS1が供給されるようになっている。
次に、撮像装置の詳細動作を、図4を用いて説明する。図4は、撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。
タイミングt1において、垂直走査回路ブロックVSRは、セレクト信号SEL1を活性化する。これにより、1行目の画素部S11〜S1nが選択され、画素部S11〜S1nのセレクトトランジスタM2がONされる。
また、垂直走査回路ブロックVSRは、リセット信号RES1を活性化する。これにより、画素部S11〜S1nのリセットトランジスタM1は、ONされて、フローティングディフュージョンFDをリセットする。そして、フローティングディフュージョンFDの電位は、おおむねリセット電位VR(≒電源電位VDD)になる。
垂直走査回路ブロックVSRは、保持容量リセット信号CTR、ノイズ電位転送信号TN及び信号電位転送信号TSを活性化する。これにより、ノイズ電位保持容量CTN及び信号電位保持容量CTSに残留している電荷がリセットされ、列信号線RL1〜RLnの電位がおおむね保持容量リセット電位VRCT(≒電源電位VDD)になる。
タイミングt2において、垂直走査回路ブロックVSRは、リセット信号RES1を非活性化する。これにより、増幅トランジスタM3は、フローティングディフュージョンFDの電位による信号を増幅して列信号線RL1〜RLnへ出力する。
また、垂直走査回路ブロックVSRは、保持容量リセット信号CTR及び信号電位転送信号TSを非活性化し、ノイズ電位転送信号TNを活性化したまま維持する。CDS回路21のトランジスタM4は、ONされて、列信号線RL1〜RLnの電位をノイズ電位VNとしてノイズ電位保持容量CTNに伝達する。すなわち、ノイズ電位VNが画素部S11〜S1nからCDS回路21へ読み出される。なお、CDS回路21のトランジスタM5は、OFFされる。
ここで、タイミングt2〜t3の期間において、画素部S11〜S1nの転送トランジスタM11は、OFFされており、フォトダイオードPDとフローティングディフュージョンFDとを電気的に遮断している。しかし、フォトダイオードPDに光量が多い(高輝度の)光が照射されると、フォトダイオードPDからフローティングディフュージョンFDへ電荷があふれ出すことがある。この場合、フローティングディフュージョンFDの電位がリセット電位VRから減衰し、ノイズ電位VNも減衰することになる。
タイミングt3において、垂直走査回路ブロックVSRは、ノイズ電位転送信号TNを非活性化する。これにより、CDS回路21のトランジスタM4は、OFFされ、列信号線RL1〜RLnとノイズ電位保持容量CTNとを遮断する。ノイズ電位保持容量CTNは、ノイズ電位VNを保持する。
タイミングt4において、垂直走査回路ブロックVSRは、転送信号TX1を活性化する。これにより、画素部S11〜S1nの転送トランジスタM11は、ONされ、フォトダイオードPDに蓄積された電荷をフローティングディフュージョンFDへ転送する。フローティングディフュージョンFDは、転送された電荷の量に応じて、電位が低下する。増幅トランジスタM3は、フローティングディフュージョンFDの電位による信号を増幅して列信号線RL1〜RLnへ出力する。
また、垂直走査回路ブロックVSRは、信号電位転送信号TSを活性化する。CDS回路21のトランジスタM5は、ONされて、列信号線RL1〜RLnの電位を信号電位VSとして信号電位保持容量CTSに伝達する。すなわち、信号電位VSが画素部S11〜S1nからCDS回路21へ読み出される。なお、CDS回路21のトランジスタM4は、OFFされている。
タイミングt5において、垂直走査回路ブロックVSRは、転送信号TX1を非活性化する。これにより、画素部S11〜S1nの転送トランジスタM11は、OFFされ、フォトダイオードPDとフローティングディフュージョンFDとを遮断する。
また、垂直走査回路ブロックVSRは、信号電位転送信号TSを非活性化する。これにより、CDS回路21のトランジスタM5は、OFFされ、列信号線RL1〜RLnと信号電位保持容量CTSとを遮断する。信号電位保持容量CTSは、信号電位VSを保持する。
タイミングt6において、水平走査回路ブロックHSRは、水平走査信号HS1を活性化する。これにより、CDS回路21のトランジスタM6は、ONされ、ノイズ電位保持容量CTNに保持されたノイズ電位VNを差分回路21bの反転入力端子へ入力する。同様に、CDS回路21のトランジスタM7は、ONされ、信号電位保持容量CTSに保持された信号電位VSを差分回路21bの非反転入力端子へ入力する。差分回路21bは、1行1列目について、ノイズ電位VNと信号電位VSとの差分(画像信号ΔVOUT)を演算しAFE3(図1参照)へ出力する。
その後、水平走査回路ブロックHSRは、水平走査信号HS2〜HSnも順番に活性化して、1行2〜n列目について、画像信号ΔVOUTが演算され出力されるようにする。
このようにして、1行目の画像信号ΔVOUTが出力される。同様のシーケンスが繰り返されることにより、2行目以降の画像信号ΔVOUTも出力され、最終的に1フレームの2次元的な画像信号ΔVOUTがAFE3(図1参照)へ出力される。
次に、高輝度黒沈み現象を、図5を用いて説明する。図5は、信号レベル又は電位レベルと光量との関係を示す図である。図5では、縦軸が信号レベル又は電位レベルを示し、横軸が光量の大きさを示す。また、図5では、実線で画像信号ΔVOUTが示され、一点鎖線で信号電位VSが示され、二点鎖線でノイズ電位VNが示されている。
上述のタイミングt2〜t3(図4参照)の期間においてフォトダイオードPD(図3参照)に照射される光の光量が飽和光量Is以下であれば、ノイズ電位VNは、固定パターンノイズに対応した大きさだけ保持容量リセット電位VRCTから小さくなっている。信号電位VSは、飽和電位Vsatまで下がりきっていない。これにより、光量が大きくなるほど信号電位VSも低くなる。そして、画像信号ΔVOUTは、固定パターンノイズが除かれたものとなり、フォトダイオードPDに照射される光の光量を反映したものとなる。
上述のタイミングt2〜t3の期間においてフォトダイオードPDに照射される光の光量が飽和光量Is以上黒沈み光量Ib以下であれば、ノイズ電位VNは、固定パターンノイズに対応した大きさだけ保持容量リセット電位VRCTから小さくなっている。黒沈み光量Ibは、高輝度黒沈み現象が起き始める光量である。信号電位VSは、飽和電位Vsatまで下がりきっており、光量が大きくなっても一定になる。これにより、画像信号ΔVOUTは、固定パターンノイズが除かれたものとなり、飽和信号量ΔVOUTsatで飽和しておりフォトダイオードPDに照射される光の光量を近似的に反映したものとなる。
ところが、上述のタイミングt2〜t3の期間においてフォトダイオードPDに照射される光の光量が黒沈み光量Ib以上であれば、ノイズ電位VNは、固定パターンノイズに対応した大きさより大きな量だけ保持容量リセット電位VRCTから減衰する。具体的には、ノイズ電位VNは、光量が増えるほど、保持容量リセット電位VRCTから大きく減衰している。信号電位VSは、飽和電位Vsatまで下がりきっている。これにより、画像信号ΔVOUTは、飽和信号量ΔVOUTsatから減衰したものとなり、輝度が実際よりも減衰したものとなる。
次に、信号処理部の詳細構成を、図1を用いて説明する。
信号処理部10は、信号判定部11及び信号補正部12を含む。
信号判定部11は、ADC4、メモリ5及び信号補正部12に接続されている。これにより、信号判定部11は、ADC4から受け取った各画素の画像信号(デジタル信号)をメモリ5に記憶させる。そして、信号判定部11は、1フレームの画像信号(デジタル信号)をメモリ5から取得する。信号判定部11は、1フレームの画像信号(デジタル信号)に基づき、所定の画像パターンであるか否かを判定する。信号判定部11は、1フレームの画像信号(デジタル信号)及び判定結果を信号補正部12へ出力する。
信号補正部12は、信号判定部11、メモリ5、記録部7、表示部8及び制御部6に接続されている。これにより、信号補正部12は、判定結果に基づき、1フレームの画像信号(デジタル信号)を補正する。信号補正部12は、補正後の画像信号(デジタル信号)をメモリ5及び制御部6に出力する。
次に、信号処理部の詳細動作(信号処理)を、図6〜図8を用いて説明する。図6は、信号処理部の動作を示すフローチャートである。図7及び図8は、信号判定部がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が示す画像の一例である。図7及び図8において、色の濃淡で各画素の信号レベルが示されている。
ステップS1において、信号処理部10の信号判定部11は、ADC4から受け取った各画素の画像信号(デジタル信号)をメモリ5に記憶させる。そして、信号判定部11は、1フレームの画像信号(デジタル信号)をメモリ5から取得する。
ステップS2において、信号処理部10の信号判定部11は、飽和領域及び非飽和領域を認識し(認識ステップ)、1フレームの画像信号が示す画像に環状領域があるか否かを判定する(信号判定ステップ)。ここで、環状領域は、周囲及び内側が非飽和領域であるような飽和領域である。飽和領域は、画像信号ΔVOUTが飽和信号量ΔVOUTsat(図5参照)に達している領域(白階調である領域)である。非飽和領域は、画像信号ΔVOUTが飽和信号量ΔVOUTsat(図5参照)に達していない領域(白階調でない領域)である。
例えば、信号判定部11がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図7の画像GI1を示している場合を考える。この場合、領域A2は、周囲及び内側が非飽和領域であるような飽和領域となっており、環状領域である。すなわち、信号判定部11は、画像GI1に環状領域があると判定する。
例えば、信号判定部11がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図8の画像GI2を示している場合を考える。この場合、領域A4は、内側が非飽和領域であるが、周囲に非飽和領域となっていない部分があり、環状領域でない。すなわち、信号判定部11は、画像GI2に環状領域がないと判定する。
信号判定部11は、1フレームの画像信号が示す画像に環状領域があると判定した場合、処理をステップS4へ進める。信号判定部11は、1フレームの画像信号が示す画像に環状領域がないと判定した場合、処理をステップS3へ進める。
ステップS3において、信号処理部10の信号判定部11は、1フレームの画像信号が示す画像(例えば、図7参照)に内側領域があるか否かを判定する。ここで、内側領域は、周囲が飽和領域であるような非飽和領域である。
例えば、信号判定部11がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図8の画像GI2を示している場合を考える。この場合、領域A3は、周囲が飽和領域であるような非飽和領域となっており、内側領域である。すなわち、信号判定部11は、画像GI2に内側領域があると判定する。
信号判定部11は、1フレームの画像信号が示す画像に内側領域があると判定した場合、処理をステップS4へ進める。信号判定部11は、1フレームの画像信号が示す画像に内側領域がないと判定した場合、処理を終了する。
ステップS4において、信号処理部10の信号判定部11は、1フレームの画像信号から内側領域の各画素の位置情報を抽出する。そして、信号判定部11は、内側領域の各画素の位置情報に基づいて、内側中心の位置を演算する。内側中心は、内側領域の重心点である。
例えば、信号判定部11がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図7の画像GI1を示している場合を考える。この場合、信号判定部11は、内側中心AC1の位置を演算する。
例えば、信号判定部11がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図8の画像GI2を示している場合を考える。この場合、信号判定部11は、内側中心AC2の位置を演算する。
ステップS5において、信号処理部10の信号判定部11は、判定対象方向群を特定する。判定対象方向群は、複数の判定対象方向の集まりである。判定対象方向は、内側中心を通るとともに飽和領域を横切り非飽和領域へと向かう直線的な方向である。
例えば、信号判定部11がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図7の画像GI1を示している場合を考える。この場合、信号判定部11は、判定対象方向群として、A−A’方向とB−B’方向とを特定する。
例えば、信号判定部11がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図8の画像GI2を示している場合を考える。この場合、信号判定部11は、判定対象方向群として、C−C’方向とD−D’方向とを特定する。
ステップS6において、信号処理部10の信号判定部11は、各判定対象方向における飽和領域の幅が等しいか否かを判定する。すなわち、信号判定部11は、内側領域の周囲の飽和領域のうち、内側領域と反対側の非飽和領域とに接している部分において、飽和領域の幅を各判定対象方向について特定する。そして、信号判定部11は、飽和領域の幅を各判定対象方向について比較して、それが互いに等しいか否かを判定する。信号判定部11は、1フレームの画像信号(デジタル信号)及び判定結果を信号補正部12へ出力する。
例えば、信号判定部11がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図7の画像GI1を示している場合を考える。この場合、信号判定部11は、飽和領域の幅を、A−A’方向について幅H1(又は幅H2)と特定し、B−B’方向について幅H3(又は幅H4)と特定する。そして、信号判定部11は、幅H1(又は幅H2)と幅H3(又は幅H4)とが等しいか否かを判定する。
例えば、信号判定部11がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図8の画像GI2を示している場合を考える。この場合、信号判定部11は、飽和領域の幅を、C−C’方向について幅H6と特定し、D−D’方向について幅H8と特定する。そして、信号判定部11は、幅H6と幅H8とが等しいか否かを判定する。なお、幅H5,幅H7は、飽和領域において内側領域と反対側の非飽和領域とに接している部分の幅ではないので、飽和領域が途中で途切れているものと判断され、飽和領域の幅として特定されない。
信号判定部11は、各判定対象方向における飽和領域の幅が等しいと判定した場合、高輝度黒沈み現象が発生していると判定し、処理をステップS7へ進める。信号判定部11は、各判定対象方向における飽和領域の幅が等しくないと判定した場合、高輝度黒沈み現象が発生していないと判定し、処理を終了する。
このように、各判定対象方向における飽和領域の幅が等しいか否かを判定するので、高輝度黒沈み現象が発生しているか否かに関して、誤判定を防ぐことができる。
ステップS7において、信号処理部10の信号補正部12は、判定結果に基づき、1フレームの画像信号を補正する。具体的には、信号補正部12は、内側領域の画素の画像信号の信号レベルを飽和信号レベルΔVOUTsatに補正して、内側領域の画素の階調を白階調へ補正する。そして、信号補正部12は、補正後の画像信号をメモリ5及び制御部6に出力する。
例えば、信号補正部12が信号判定部11から受け取った1フレームの画像信号が、図7の画像GI1を示している場合を考える。この場合、信号補正部12は、内側領域である領域A1の画素の画像信号の信号レベルを飽和信号レベルΔVOUTsatに補正して、領域A1の画素の階調を白階調へ補正する。例えば、信号補正部12は、A−A’方向について画素領域IP1における画素の信号レベルをΔVOUTsatへ引き上げる。例えば、信号補正部12は、B−B’方向について画素領域IP2における画素の信号レベルをΔVOUTsatへ引き上げる。
以上により、画像の劣化を抑制でき、高輝度黒沈み現象の影響を低減することができる。
なお、判定対象方向群は、図7及び図8に示すように、2つの判定対象方向の集まりであってもよいし、さらに多く(4つ、8つなど)の判定対象方向の集まりであってもよい。判定対象方向群に含まれる判定対象方向が多くなるほど、高輝度黒沈み現象が発生したことをより正確に判定することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る撮像システムについて、図9を用いて説明する。図9は、第2実施形態に係る撮像システムの構成図である。以下では、第1実施形態と同様の部分については説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
撮像システム100は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるが、信号処理部10の代わりに信号処理部110を備え、制御部6の代わりに制御部106を備える点で、第1実施形態と異なる。
信号処理部110は、信号判定部11の代わりに信号判定部111を含む。信号判定部111は、ADC4、メモリ5、制御部106及び信号補正部12に接続されている。
信号処理部110は、その動作が図10〜図12に示すように第1実施形態と異なる。図10は、信号処理部の動作を示すフローチャートである。図11は、信号レベルと光量との関係を示す図である。図12は、信号判定部がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が示す画像の一例である。なお、図10では、図6と同様の処理が同じ符号で示されている。
ステップS16において、信号処理部110の信号判定部111は、露光量を多くした場合に、内側領域の周囲の飽和領域の信号レベルが飽和信号量ΔVOUTsatから低下したか否かを判定する。
具体的には、信号判定部111は、内側領域の位置をメモリ5に記憶させた後に、露光量を多くしたい旨の要求を制御部106に渡す。制御部106は、露光量を多くしたい旨の要求に基づき、光学系2の絞りを制御して、絞りの開度を大きくする。制御部106は、絞りを制御した後、絞りを制御した旨の応答を信号判定部111へ返す。信号判定部111は、絞りを制御した旨の応答を受けて、内側領域の位置の情報と、露光量を多くした後の1フレームの画像信号とを、メモリ5から取得する。そして、信号判定部111は、内側領域の位置の情報と、露光量を多くした後の1フレームの画像信号とに基づいて、内側領域の近傍の飽和領域の信号レベルが飽和信号量ΔVOUTsatから低下したか否かを判定する。
例えば、図11に示すように、光学系2の絞りの開度を大きくする前において、内側領域の近傍の飽和領域の画素(例えば、図12に示す画素P100)の光量は、黒沈み光量Ibよりもわずかに少ない光量I100aとなる。内側領域の近傍の飽和領域の信号レベルは、飽和信号量ΔVOUTsatになっている。すなわち、図12に示すように、A−A’方向の各画素の信号レベルは、実線で示すものとなる。画素P100の信号レベルは、飽和信号量ΔVOUTsatとなる。
次に、光学系2の絞りの開度を大きくした後において、内側領域の近傍の飽和領域だった画素(例えば、図12に示す画素P100)の光量は、黒沈み光量Ibよりもわずかに多い光量I100bとなる。内側領域の近傍の飽和領域の信号レベルは、飽和信号量ΔVOUTsatより低下している。すなわち、図12に示すように、A−A’方向の各画素の信号レベルは、一点鎖線で示すものとなる。画素P100の信号レベルは、飽和信号量ΔVOUTsatより低い信号量ΔVOUT100となる。
信号判定部111は、内側領域の近傍の飽和領域の信号レベルが飽和信号量ΔVOUTsatから低下したと判定した場合、高輝度黒沈み現象が発生していると判定し、処理をステップS7へ進める。信号判定部111は、内側領域の近傍の飽和領域の信号レベルが飽和信号量ΔVOUTsatから低下していないと判定した場合、高輝度黒沈み現象が発生していないと判定し、処理を終了する。
このように、露光量を多くした場合に、内側領域の周囲の飽和領域の信号レベルが飽和信号量ΔVOUTsatから低下したか否かを判定するので、高輝度黒沈み現象が発生しているか否かに関して、誤判定を防ぐことができる。
なお、信号処理部110の信号判定部111は、露光量を少なくした場合に、飽和領域の近傍の内側領域の信号レベルが飽和信号量ΔVOUTsatまで上昇したか否かを判定してもよい。この場合、例えば、図12に示す画素P100に照射される光量が、図11に示す光量I100bから光量I100aに変わった場合に、信号レベルがΔVOUT100からΔVOUTsatに変わることを確認することになる。
また、第2実施形態の変形例に係る撮像システム100i(図13参照)において、信号処理部110iの信号判定部111iは、露光量を多くした場合の判定を行う代わりに、露光時間を長くした場合の判定を行ってもよい。この場合、制御部106iは、露光時間を長くしたい旨の要求に基づき、TG9を制御して、クロック周期を長くしたり、撮像装置20におけるリセット周期を長くしたりする(図14参照)。これにより、露光時間が長くなる。露光時間が長くなると光量が多くなるので、その他の信号処理部の動作は、露光量が多くなった場合と同様である。
次に、本発明の第3実施形態に係る撮像システムについて、図15を用いて説明する。図15は、第3実施形態に係る撮像システムの構成図である。以下では、第1実施形態と同様の部分については説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
撮像システム200は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるが、信号処理部10の代わりに信号処理部210を備える点で、第1実施形態と異なる。
信号処理部210は、信号判定部11の代わりに信号判定部211を含む。
信号処理部210は、その動作が図16〜図18に示すように第1実施形態と異なる。図16は、信号処理部の動作を示すフローチャートである。図17及び図18は、信号レベルとA−A’方向の各画素位置との関係を示す図である。なお、図16では、図6と同様の処理が同じ符号で示されている。
ステップS21において、信号処理部210の信号判定部211は、内側領域の周囲の飽和領域に対してその飽和領域の外側から近づく場合に、判定対象信号レベルにおける信号レベルの増加率がα(増加率閾値)より大きいか否かを判定する。
例えば、信号判定部211がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図7の画像GI1と同様の画像を示している場合を考える。そして、A−A’方向の信号レベルが図17に示すようになっているとする。このとき、例えば、信号判定部211は、判定対象信号レベルΔVOUTsat/2における信号レベルの増加率がαより大きくないと判定する。
あるいは、A−A’方向の信号レベルが図18に示すようになっているとする。このとき、例えば、信号判定部211は、判定対象信号レベルΔVOUTsat/2における信号レベルの増加率がαより大きいと判定する。
信号判定部211は、判定対象信号レベルの増加率がαより大きいと判定した場合、輝度が強烈な被写体であると判定し、処理をステップS23へ進める。信号判定部211は、判定対象信号レベルの増加率がαより大きくないと判定した場合、輝度が強烈な被写体でないと判定し、処理をステップS22へ進める。
ステップS22において、信号処理部210の信号判定部211は、輝度が強烈な被写体でないと判定したので、内側領域を判定するための閾値を高い値(緩めの値)に設定する。
例えば、信号判定部211がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図7の画像GI1と同様の画像を示している場合を考える。そして、A−A’方向の信号レベルが図17に示すようになっているとする。このとき、例えば、信号判定部211は、内側領域IP201を判定するための閾値をΔVth1(高い値)に設定する。
ステップS23において、信号処理部210の信号判定部211は、輝度が強烈な被写体であると判定したので、内側領域を判定するための閾値を低い値(厳しめの値)に設定する。
例えば、信号判定部211がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図7の画像GI1と同様の画像を示している場合を考える。そして、A−A’方向の信号レベルが図18に示すようになっているとする。このとき、例えば、信号判定部211は、内側領域IP202を判定するための閾値をΔVth2(低い値)に設定する。
ステップS26において、信号処理部210の信号判定部211は、内側領域において信号レベルが閾値以下の領域があるか否かを判定する。
例えば、信号判定部211がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図7の画像GI1と同様の画像を示している場合を考える。そして、A−A’方向の信号レベルが図17に示すようになっているとする。このとき、例えば、内側領域IP201には、信号レベルが閾値ΔVth1以下の領域IP201aが存在する。すなわち、信号判定部211は、内側領域IP201において信号レベルが閾値ΔVth1以下の領域があると判定する。
例えば、信号判定部211がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図7の画像GI1と同様の画像を示している場合を考える。そして、A−A’方向の信号レベルが図18に示すようになっているとする。このとき、例えば、内側領域IP202には、信号レベルが閾値ΔVth2以下の領域IP202aが存在する。すなわち、信号判定部211は、内側領域IP202において信号レベルが閾値ΔVth2以下の領域があると判定する。
信号判定部211は、内側領域において信号レベルが閾値以下の領域があると判定した場合、高輝度黒沈み現象が発生したと判定し、処理をステップS7へ進める。信号判定部211は、内側領域において信号レベルが閾値以下の領域がないと判定した場合、高輝度黒沈み現象が発生してないと判定し、処理を終了する。
このように、内側領域の周囲の飽和領域に対してその飽和領域の外側から近づく場合に、判定対象信号レベルにおける信号レベルの増加率がαより大きいか否かを判定するので、高輝度黒沈み現象が発生しているか否かに関して、誤判定を防ぐことができる。
なお、信号判定部211は、内側領域の周囲の飽和領域に対してその飽和領域の外側において遠ざかる場合に、判定対象信号レベルにおける信号レベルの減少率がαより大きいか否かを判定してもよい。
また、信号判定部211は、増加率が増加した場合に内側領域を判定するための閾値を減少させ、増加率が減少した場合に内側領域を判定するための閾値を増加させてもよい。 次に、本発明の第4実施形態に係る撮像システムについて、図19を用いて説明する。図19は、第4実施形態に係る撮像システムの構成図である。以下では、第1実施形態及び第3実施形態と同様の部分については説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
撮像システム300は、基本的な構成は第1実施形態及び第3実施形態と同様であるが、信号処理部10の代わりに信号処理部310を備える点で、第1実施形態及び第3実施形態と異なる。
信号処理部310は、信号判定部11の代わりに信号判定部311を含む。
信号処理部310は、その動作が図20〜図22に示すように第1実施形態及び第3実施形態と異なる。図20は、信号処理部の動作を示すフローチャートである。図21及び図22は、信号レベルとA−A’方向の各画素位置との関係を示す図である。なお、図20では、図6と同様の処理が同じ符号で示されている。
ステップS31において、信号処理部210の信号判定部211は、内側領域の幅(の画素数)がLsat(領域幅閾値)より大きいか否かを判定する。
例えば、信号判定部311がメモリ5から受け取った1フレームの画像信号が、図7の画像GI1と同様の画像を示している場合を考える。そして、A−A’方向の信号レベルが図21に示すようになっているとする。このとき、例えば、信号判定部311は、内側領域IP301の幅がLsatより大きいと判定する。
あるいは、A−A’方向の信号レベルが図22に示すようになっているとする。このとき、例えば、信号判定部311は、内側領域の幅(の画素数)がLsatより大きくないと判定する。
信号判定部311は、内側領域IP301の幅がLsatより大きいと判定した場合、広範囲に渡って黒沈み光量Ib(図5参照)以上の光量が入射していると判定し、処理をステップS23へ進める。信号判定部311は、内側領域の幅(の画素数)がLsatより大きくないと判定した場合、局所的に黒沈み光量Ib(図5参照)以上の光量が入射していると判定し、処理をステップS22へ進める。
このように、内側領域の幅(の画素数)がLsat(領域幅閾値)より大きいか否かを判定するので、高輝度黒沈み現象が発生しているか否かに関して、誤判定を防ぐことができる。
次に、本発明の第5実施形態に係る撮像システムについて、図23を用いて説明する。図23は、第5実施形態に係る撮像システムの構成図である。以下では、第1実施形態と同様の部分については説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
撮像システム400は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるが、信号処理部10の代わりにPC(Personal Computer)410を備え、制御部6、記録部7及びメモリ5がPC410に含まれる点で、第1実施形態と異なる。
ここで、PC410は、ハードウェアとして、高速で動作するCPUと、ハードディスク、CD、DVDなどの大容量の外部記憶装置と、高速で記憶が可能な半導体メモリと、を含む。CPUは、信号判定部11、信号補正部12及び制御部6に対応する。外部記憶装置は、記録部7に対応する。半導体メモリは、メモリ5に対応する。
以上により、汎用機器であるPC410を利用するので、ハード的に専用機器を追加することなくソフト的に機能を追加するだけで、高輝度黒沈み減少を判定して補正することができる。
本発明の第1実施形態に係る撮像システムの構成図。 撮像装置の構成図。 撮像装置における画素部の構成を示す図。 撮像装置の動作を示すタイミングチャート。 信号レベル又は電位レベルと光量との関係を示す図。 信号処理部の動作を示すフローチャート。 信号判定部がメモリから受け取った1フレームの画像信号が示す画像の一例。 信号判定部がメモリから受け取った1フレームの画像信号が示す画像の一例。 第2実施形態に係る撮像システムの構成図。 信号処理部の動作を示すフローチャート。 信号レベルと光量との関係を示す図。 信号判定部がメモリから受け取った1フレームの画像信号が示す画像の一例。 第2実施形態の変形例に係る撮像システムの構成図。 リセット周期を説明する図。 第3実施形態に係る撮像システムの構成図。 信号処理部の動作を示すフローチャート。 信号レベルとA−A’方向の各画素位置との関係を示す図。 信号レベルとA−A’方向の各画素位置との関係を示す図。 第4実施形態に係る撮像システムの構成図。 信号処理部の動作を示すフローチャート。 信号レベルとA−A’方向の各画素位置との関係を示す図。 信号レベルとA−A’方向の各画素位置との関係を示す図。 第5実施形態に係る撮像システムの構成図。
符号の説明
1,100,100i,200,300,400 撮像システム
6,106,106i 制御部
10,110,110い、210,310,410 信号処理部
PD フォトダイオード

Claims (10)

  1. 光電変換により得られた画像において、信号レベルが飽和した領域である飽和領域と、信号レベルが飽和していない領域である非飽和領域とを認識し、前記画像における黒沈みが発生しているか否かを判定するために、飽和領域に囲まれた非飽和領域である内側領域が前記画像にあるか否かを判定する信号判定部を備えたことを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記信号判定部は、前記画像における黒沈みが発生しているか否かを判定するために、前記内側領域を囲む飽和領域のうち非飽和領域に囲まれた飽和領域である環状領域が前記画像にあるか否かをさらに判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記信号判定部は、前記内側領域の重心位置を演算し、前記内側領域の重から前記内側領域を囲む飽和領域を横切り他の非飽和領域へと向かう直線的な向の集まり判定向群として特定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の信号処理装置。
  4. 前記信号判定部は、前記内側領域を囲む飽和領域の前記判定方向における幅を前記判定向群における各判定向について特定し、各判定における飽和領域の幅が互いに等しいか否かを判定し、各判定方向における飽和領域の幅が互いに等しいと判定する場合、前記画像における黒沈みが発生していると判定し、各判定方向における飽和領域の幅が互いに等しくないと判定する場合、前記画像における黒沈みが発生していないと判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の信号処理装置。
  5. 前記信号判定部は、前記光電変換により得られた信号を前記信号処理装置へ供給する撮像装置の露光量及び露光時間を制御し、前記撮像装置の露光量及び露光時間のいずれかを多くした場合に、前記内側領域を囲む飽和領域の信号レベルが飽和信号量から低下したか否かを判定し、前記内側領域を囲む飽和領域の信号レベルが飽和信号量から低下したと判定する場合、前記画像における黒沈みが発生していると判定し、前記内側領域を囲む飽和領域の信号レベルが飽和信号量から低下していないと判定する場合、前記画像における黒沈みが発生していないと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  6. 前記信号判定部は、前記内側領域を囲む飽和領域に対してその飽和領域の外側から近づく場合に、画素位置の変化に対する信号レベルの増加率が第1の閾値より大きいか否かを判定し、前記増加率が前記第1の閾値より大きくなると判定する場合、第2の閾値を第1の値に設定し、前記増加率が前記第1の閾値より大きくならないと判定する場合、前記第2の閾値を前記第1の値より高い第2の値に設定し、さらに、信号レベルが前記第2の閾値より低い領域が前記内側領域内に存在する場合、前記画像における黒沈みが発生していると判定し、信号レベルが前記第2の閾値より低い領域が前記内側領域内に存在しない場合、前記画像における黒沈みが発生していないと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  7. 前記信号判定部は、前記内側領域の直径第3の閾値より大きいか否かを判定し、前記内側領域の直径が前記第3の閾値より大きいと判定する場合、第2の閾値を第1の値に設定し、前記内側領域の直径が前記第3の閾値より大きくないと判定する場合、前記第2の閾値を前記第1の値より高い第2の値に設定し、さらに、信号レベルが前記第2の閾値より低い領域が前記内側領域内に存在する場合、前記画像における黒沈みが発生していると判定し、信号レベルが前記第2の閾値より低い領域が前記内側領域内に存在しない場合、前記画像における黒沈みが発生していないと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  8. 前記画像における黒沈み発生していると前記信号判定部が判定する場合に、前記内側領域の信号レベルを補正する信号補正部をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載の信号処理装置。
  9. 光学系と、
    前記光学系により被写体の学像が形成される撮像装置と、
    前記撮像装置から画像信号を受け取る請求項1からのいずれか1項に記載の信号処理装置と、
    を備えたことを特徴とする撮像システム。
  10. 光電変換により得られた画像において、信号レベルが飽和した領域である飽和領域と、信号レベルが飽和していない領域である非飽和領域とを認識する認識ステップと、
    前記画像における黒沈みが発生しているか否かを判定するために、飽和領域に囲まれた非飽和領域である内側領域が前記画像にあるか否かを判定する信号判定ステップと、
    を備えたことを特徴とする信号処理方法。
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