JP4663465B2 - スルーレートの改善のための差動増幅器回路及び方法 - Google Patents

スルーレートの改善のための差動増幅器回路及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、高速演算増幅器、特に、低電力を消耗し、かつスルーレートを改善する、周波数補償機能を有する差動増幅器に関する。
一般的に、演算増幅器は、色々な形態の電子回路に装着される、多機能の集積回路である。例えば、演算増幅器は、一般的に、液晶表示装置の出力ドライバ、デジタル−アナログ変換器(DAC:Digital−Analog Convertor)、アナログ−デジタル変換器(ADC:Analog−Digital Convertor)、スイッチドキャパシタフィルタ、アナログフィルタなどに使われる。
液晶表示装置で、ソースドライバ回路は、増幅されたカラー信号をTFT−LCDに伝送するために出力信号を駆動するソースラインドライバのような演算増幅器を利用して構成される。
ソースラインドライバは、演算増幅器の差動入力段の非反転及び反転入力端子に印加される、差動的に増幅された入力信号によって作動する。
演算増幅器において、その電子回路の効率及び信頼性は、スルーレート、または入力信号の作用による出力信号の反応速度に依存する。現在、QVGA(Quarter Video Graphic Array)及びVGAのような高解像度LCDパネル表示装置は、向上した解像度を提供するために継続的に開発され、かつ最適化されている。
前記解像度が向上するにつれて、TFT−LCDパネルを駆動するための入力信号の活性周期は、さらに短縮される。結果的に、差動増幅器のスルーレートが低くなることが重要である。
図1は、演算増幅器の入力及び出力において、軌道から軌道への共通モード範囲演算を提供する、2段位相を有する一般的な演算増幅器100を説明する。一般的に、演算増幅器100は、差動入力回路110、折り畳みカスコード段120及びクラスAB出力段130で構成されている。前記差動入力回路110及び折り畳みカスコード段120は、折り畳みカスコードOTA(Operational Transconductance Amplifier)を形成するが、これは、非反転INP及び反転INN端子に印加される二つの電圧の差を増幅し、出力段130の電流を生成する。
しかも、前記演算増幅器100は、位相マージンを向上させ、かつ発振を減少させるものであって、当該分野で公知のカスコードミラー周波数補償構造を具現する周波数補償回路140で構成される。
前記演算増幅器100の構造及び演算は、当該分野で公知されているので、ここで詳細な説明は不要である。但し、理解のために、前記演算増幅器100の構成要素及び作用についての簡単な説明を後述する。
前記差動入力回路110は、軌道から軌道への演算を提供するために設計されるが、ここで、入力の共通モード電圧は、正の電力供給軌道電圧VDDと負の電力供給軌道電圧VSSとの間の範囲で変化する。
前記差動入力回路110は、PMOSトランジスタDTR11,DTR12で構成された第1差動増幅器とNMOSトランジスタDTR21,DTR22で構成された第2差動増幅器、第1電流電源ITR1及び第2電流電源ITR2で構成される。
第1演算増幅器のPMOSトランジスタDTR11,DTR12は、電源電極が共通にノードN10に連結されて共通電源構成を有するトランジスタ対である。
第1電流電源ITR1は、ノードN10と正の電力供給軌道電圧VDDとの間に連結される。第1電流電源ITR1は、PMOSトランジスタであり、これは、第1差動増幅器のバイアス電流IB1をシンクして実質的にPMOSトランジスタDTR11,DTR12に一定のバイアス電流を供給させる。
PMOSトランジスタITR1のゲート電極に連結されたバイアス制御電圧VB1の入力は、第1差動増幅器に供給される前記バイアス電流IB1の量を制御する。
同様に、NMOSトランジスタDTR21,DTR22(第2差動増幅器)は、電源電極が共通にノードN20に連結されて共通電源構成を有するトランジスタ対である。
第2電流電源ITR2は、前記共通ノードN20と負の電力供給軌道電圧VSSとの間に連結される。
第2電流電源ITR2は、NMOSトランジスタであり、これは、第2差動増幅器のバイアス電流IB2をシンクして、実質的にNMOSトランジスタDTR21,DTR22に一定のバイアス電流を供給させる。前記トランジスタITR2のゲート電極に連結されたバイアス制御電圧VB6の入力は、第1差動増幅器に供給される前記バイアス電流IB2の量を制御する。
一般的に、前記バイアス制御電圧VB1,VB6は、前記第1差動増幅器に供給されるバイアス電流IB1が、第2差動増幅器に供給されるバイアス電流IB2と実質的に同じ値になるように制御される(すなわち、IB1=IB2)。
前記トランジスタDTR11,DTR21のゲート電極は、正(非反転)の入力端子INPと共通に連結されており、前記トランジスタDTR12,DTR22のゲート電極は、負(反転)の入力端子INNと共通に連結される。
前記NMOSトランジスタDTR21,DTR22のドレイン電極は、折り畳みカスコード段120の内部にあるノードN1,N1’と連結されている出力端子である。前記PMOSトランジスタDTR11,DTR12のドレイン電極は、折り畳みカスコード段120の内部にあるノードN2,N2’と連結されている出力端子である。
一般的に、前記折り畳みカスコード段120は、二つの電流ミラーで構成された合算回路、その電流ミラーを駆動する共通フローティング電流電源で構成される。特に、前記折り畳みカスコード段120は、PMOSトランジスタCRT1,CTR2,CTR3,CTR4で構成された第1制御トランジスタ集合と、NMOSトランジスタCRT5,CTR6,CTR7,CTR8で構成された第2制御トランジスタ集合と、からなる。第1制御トランジスタ集合CRT1,CTR2,CTR3,CTR4は、第1電流ミラーを形成し、第2制御トランジスタ集合CRT5,CTR6,CTR7,CTR8は、第2電流ミラーを形成する。また、バイアストランジスタBTR1,BTR3は、前記電流ミラーを駆動するフローティング電流電源を形成する。外部バイアス電圧VB2は、前記CTR3及びCTR4のゲートに印加され、外部バイアス電圧VB5は、前記CTR5及びCTR6のゲートに印加される。
また、外部バイアス電圧VB3,VB4は、前記BTR1及びBTR3のゲートにそれぞれ印加される。
前記合算回路は、前記差動入力段110内にある差動増幅器の出力電流を合算する演算を行うが、これは、前記ドライバ出力段130のために駆動電流を供給するためである。特に、第1電流ミラーCTR1〜CTR4は、前記入力対DTR21,DTR22のドレイン電流によって負荷がかかり、第2電流ミラーCTR5〜CTR8は、前記入力対DTR11,DTR12のドレイン電流によって負荷がかかる。
前記電流ミラー回路は、前記出力段130に駆動電流を供給するために、前記ノードN1’,N2’の出力電流を検討して、この電流を前記ノードN1,N2に合算する演算を行う。
前記出力段130は、制御ノードNC1,NC2にそれぞれ連結された出力トランジスタPUTR,PDTRと結合された共通ソース対で形成された、クラスAB出力段で構成される。
前記折り畳みカスコード段120は、クラスAB制御を提供するための、補助対トランジスタBTR2,BRT4によって形成されるバイアス制御回路を備える。
前記トランジスタBTR2,BTR4は、出力トランジスタPUTR,PDTRに平行に駆動電流を供給するための制御ノードNC1,NC2と平行に連結され、バイアス電圧VB3,VB4によってそれぞれバイアスされる。前記クラスABの実行は、出力トランジスタPUTR,PDTRのゲート間の電圧は、定数で維持することによって行われる(すなわち、NC1−NC2=定数)。前記フローティング電流電源は、クラスAB制御回路だけでなく、合算回路もバイアスさせる。
前記バイアス制御トランジスタBTR2,BTR4は、構造において、前記フローティング電流電源トランジスタBTR1,BTR3と類似しており、これは、供給電源に関係ない静止電流の結果となる。
前記周波数補償回路140は、補償キャパシタC1,C2を備え、これらは、当業界に公知されたように、カスコードミラー補償を提供するために、出力ノードNOUTとカスコード段120との間に連結される。第1キャパシタC1は、出力ノードNOUTとノードN1との間に連結され、第2キャパシタC2は、出力ノードNOUTとノードN2との間に連結される。一般的に、前記補償回路140は、演算増幅器がフィードバックで構成される時の安定度を維持し、位相マージンを高めるために、必要な補償を供給するために作動する。
しかし、前記補償キャパシタの追加は、出力ノードNOUTを駆動するとき、当該キャパシタの充電及び放電に対する時間遅延の結果として、出力信号のスルーイングをもたらす。
さらに詳細には、図1の一般的な増幅器で、出力信号のスルーレートは、補償キャパシタC1,C2の充電及び放電に利用される、電流ISによって主に決定される。前記出力信号のスルーレートは、
Figure 0004663465
と決定され、ここで、Voは、出力電圧であり、スルーイングに対する利用電流ISは、差動増幅器のバイアス電流であり(IB1=IB2)、C1=C2は、補償キャパシタのキャパシタンスである。
前記増幅器100の設計時に、前記キャパシタC1,C2は、要求される安定度を得るために、例えば、増幅器利得、動作周波数、負荷インピーダンス、要求される安定化時間に基づいた、公知の技術を利用して最初に選択されることが一般的である。それにより、スルーレートは、前記差動増幅器のバイアス電流IB1=IB2によって決定される。例えば、図1の差動増幅器を具現する一般的なTFT−LCDソースドライバ回路では、例として、バイアス電流IB1=IB2が選択されるが、これは、出力電圧Voutが最大値でスイングする時に必要な最大ドライバ出力セットアップ時間tDを満足させるためである。
図4は、シングルエンディド、非反転、利得値が1である差動増幅器で構成されたとき(すなわち、出力ノードNOUTが差動増幅器の反転入力INNに連結されている)、前記演算増幅器100の入力及び出力電圧を説明する波形の例である。
理想的には、出力電圧の波形(PDで表示される)は、入力電圧の波形(INPで表示される)を追従せねばならない。しかし、前記出力電圧PDの上昇及び下降エッジは、スルーレートによってその傾斜度が決定される、傾いた変移を有する。
図1で、出力信号NPのスルーイングは、ノードNOUTの出力電圧がVo1からVo2に変わるとき、前記補償キャパシタC1,C2の充電/放電に必要な時間に起因する。このような例で、補償キャパシタC1,C2間の電圧は、
Figure 0004663465
によって変化されねばならず、これは、前記キャパシタC1,C2がC*ΔVによって充電/放電されることを要求する。出力ノードNOUTに連結された補償キャパシタC1,C2のノードは、PUTR及びPDTRを通じて流れる出力電流によって容易に充電/放電されうる。
しかし、カスコードノードN1,N2に連結されている補償キャパシタC1,C2のノードは、最大値がバイアス電流IB1=IB2と同じ小さな電流ISによって充電/放電されるので、これは、実質的にスルーレートを限定する。
スルーレートを改善するために、前記補償キャパシタC1,C2のサイズが減少されるか、または前記差動増幅器のバイアス電流が増加されねばならない。しかし、補償キャパシタC1,C2のサイズを減少することは安定度を低下させ、出力電圧を発振させる結果となり、これは望ましくない。スルーレートを改善するために、前記バイアス電流を増加させうるが、これは、増加したバイアス電流レベルが、電力消耗の増加をもたらして望ましくない。
本発明が解決しようとする技術的課題は、出力信号のスルーレートを改善させうる補償キャパシタ構造を有する差動増幅器を提供することである。
前記課題を達成するための本発明の実施形態による演算増幅器は、第1供給電圧軌道部と、第2供給電圧軌道部と、第1入力端子及び第2入力端子で構成された、差動増幅器の入力段と、第1、第2、第3及び第4ノードを備え、前記差動増幅器の入力段の出力と連結されている折り畳みカスコード段と、前記折り畳みカスコード段の第1及び第2ノードにそれぞれ連結された第1及び第2出力トランジスタを備え、前記演算増幅器の出力ノードに駆動電流を発生させるための出力ドライバ段と、前記折り畳みカスコード段の第3及び第4ノードと前記演算増幅器の出力ノードとに連結された補償回路とを備え、前記出力ノードは、前記差動増幅器の入力段の第2入力端子に連結される。
前記補償回路は、第1及び第2キャパシタと、第1、第2、第3及び第4スイッチとを備え、ここで、前記第1スイッチと前記第1キャパシタとは、前記第1供給電圧軌道と前記出力ノードとの間に直列に連結され、前記第2スイッチと前記第2キャパシタとは、前記第2供給電圧軌道と前記出力ノードとの間に直列に連結され、前記第3スイッチは、前記第1スイッチと第1キャパシタとの間で前記折り畳みカスコード段の第3ノードに連結され、前記第4スイッチは、前記第2スイッチと第2キャパシタとの間で折り畳みカスコード段の第4ノードに連結され、差動増幅器の第1入力端子に入力信号が入力されるとき、複数のスイッチ制御信号を発生させる制御回路をさらに備え、前記制御回路は、第1周期の間には、第1及び第2キャパシタがそれぞれ第1及び第2供給電圧軌道に接続するように第1及び第2スイッチを動作させ、第3及び第4スイッチを非動作させるスイッチ制御信号を発生させ、第1周期に連続する第2周期の間には、第1及び第2スイッチを非動作させ、第1及び第2キャパシタがそれぞれ折り畳みカスコードの第3及び第4ノードに接続するように第3及び第4スイッチを動作させるスイッチ制御信号を発生させることを特徴とする。
前記課題を達成するための本発明の他の実施形態による演算増幅器は、第1差動増幅器入力段と、出力ノードNOUTを有する第2段と、出力ノードNOUTと第1差動増幅器入力段の出力ノードN1との間に連結される周波数補償回路とを備え、前記周波数補償回路は、第1キャパシタと、第1及び第2スイッチとを備え、ここで、第1スイッチと第1キャパシタとは、供給電圧軌道と出力ノードNOUTとの間に直列に連結され、第2スイッチは、第1スイッチと第キャパシタとの間のノードと出力ノードN1に連結され、前記補償回路は、前記出力ノードNOUT,N1の間に連結された第2キャパシタと、前記出力ノードNOUTと前記演算増幅器の出力端子との間に連結された第3スイッチとをさらに備え、前記第1差動増幅器入力段の第1入力端子に入力信号が入力されるとき、複数のスイッチ制御信号を発生させる制御回路をさらに備え、ここで、第1周期の間には、前記第1キャパシタが供給電圧軌道に接続するように前記第1スイッチを動作させ、前記第2及び第3スイッチを非動作させるスイッチ制御信号が発生し、ここで、第1周期に連続する第2周期の間には、前記第1スイッチを非動作させ、前記第1及び第2キャパシタが出力ノードNOUTと出力ノードN1との間に並列に接続し、出力ノードNOUTが出力負荷を駆動する出力パッドに接続されるように、第2及び第3スイッチを動作させるスイッチ制御信号を発生させることを特徴とする。
前記課題を達成するための本発明の他の実施形態による演算増幅器の出力電圧を発生させるための方法は、前記演算増幅器の非反転入力端子へのデータ信号入力と前記演算増幅器の反転入力端子へのフィードバック信号入力(ここで、フィードバック信号は、前記演算増幅器の出力ノードNOUTの出力電圧)とを差動的に増幅するステップと、第1補償キャパシタを、出力ドライバセットアップ周期の間に前記補償キャパシタを充電または放電させ、出力ノードNOUTを、要求される駆動出力電圧で駆動するために、出力電圧軌道と前記演算増幅器の出力ノードNOUTとの間に接続するステップと、第1補償キャパシタを、駆動出力電圧が出力負荷を駆動するために印加される駆動周期の間に周波数補償を提供するために、利得段の出力ノードN1と出力ノードNOUTとの間に接続するステップと、を含む。
本発明による差動増幅回路は、消費電流と回路面積とを増加させずとも、出力信号のスルーレートを改善させうる。
以下、添付された図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
図2では、本発明の実施形態による演算増幅器を説明する。
前記演算増幅器200は、スタティック電力消耗の増加なしにスルーレートを改善するように設計された周波数補償回路240で構成されたことを除いては、図1の演算増幅器100と構造物が類似している。
一般的に、前記演算増幅器200は、第1供給電圧VDD軌道、第2供給電圧VSS軌道、非反転入力端子INP及び反転入力端子INNからなる差動増幅器の入力段110、前記差動増幅器の入力段110の出力と連結される折り畳みカスコード段120、出力ノードNOUTを駆動する駆動電流を発生させるクラスAB出力ドライバ段130で構成される。前記色々な段110,120,130は、構造及び演算において、図1の演算増幅器と類似しており、したがって、ここで詳細な説明は不要である。
前記周波数補償回路240は、スイッチSW11,SW12,SW21,SW22,SW3と補償キャパシタC11,C12,C21,C22とで構成される。前記補償回路240は、折り畳みカスコード段120のノードN1,N2と出力ノードNOUTとに連結されている。
前記出力ノードNOUTは、前記差動増幅器の入力段110の反転入力端子INNにフィードバックで連結されている。前記スイッチSW11及びキャパシタC11は、供給電圧VDD軌道と出力ノードNOUTとの間に直列に連結される。前記スイッチSW12及びキャパシタC12は、供給電圧VSS軌道と出力ノードNOUTとの間に直列に連結される。
前記スイッチSW21は、折り畳みカスコード段120のノードN1と、スイッチSW11とキャパシタC11との間のノードN11とに連結される。前記スイッチSW22は、折り畳みカスコード段120のノードN2と、スイッチSW12とキャパシタC12との間のノードN22とに連結される。
また、前記キャパシタC21は、折り畳みカスコード段120のノードN1と、出力ノードNOUTとの間に連結され、キャパシタC22は、折り畳みカスコード段120のノードN2と出力ノードNOUTとの間に連結される。前記スイッチSW3は、出力ノードNOUTと演算増幅器200の出力端子(PD:pad)との間に連結される。
図2の実施形態で、前記スイッチSW11,SW12,SW21,SW22,SW3は、安定した作動及びスルーレートを向上させる方式で、任意の周期に色々な補償キャパシタC11,C12,C21,C22のノード接続を変化させるために、それぞれの制御信号CTRL1,CTRL2によって選別的に動作/非動作される。
核心は、補償回路240内の前記補償キャパシタC11,C21は、そのキャパシタC11,C21がカスコードノードN1と出力ノードNOUTとの間に並列に連結されるとき、全体的に図1の補償回路140内の補償キャパシタC1のように見える(C1=C11+C12)。同様に、前記補償キャパシタC12,C22は、そのキャパシタC12,C22がカスコードノードN2と出力ノードNOUTとの間に並列に連結されるとき、全体的に図1の補償回路140内の補償キャパシタC2のように見える(C2=C12+C22)。
しかし、後述するように、それぞれの補償キャパシタ(図1のC1、C2)を二つの別個のキャパシタC11/C12,C12/C22に動的スイッチング制御として対にしてそれぞれ分離することは、回路の安定度及び低電力を消耗しつつ、実質的なスルーレートの改善を提供する。
前記補償回路240を有する演算増幅器200の動作モードの例が、図5及び図6の波形図を参照して説明されるので、ここで、演算増幅器200は、差動入力段110の反転入力端子INNと連結された出力ノードNOUTとを有する利得値段1のバッファで構成されると仮定し、入力信号は、非反転端子INPに印加されるものとする。
説明のために、周期P(P1及びP2からなる)は、TFT−LCDのローラインスキャンタイムを表すと仮定し、ここで、周期P1t0〜t1は、固定され、既定のソースドライバセットアップ時間を表し、周期P2は、ソースラインを駆動する周期とする。
前述したように、LCDは、高解像度を有するように設計されて、前記動作周期が短くならねばならない(例えば、周期Pが長くならねばならない)。結果的に、ソースラインを駆動するために必要な最大の固定セットアップタイム周期P1を制限することが望ましい。
以下、図5及び図6を参照すれば、差動増幅動作は、時間t0から始め、入力信号INPは、入力段110の非反転端子に印加される。また、時間t0で、制御信号CTRL1は、スイッチSW11,SW12を動作(クローズ)させるために表れ、第2制御信号CTRL2は、スイッチSW21,SW22,SW3を非動作(オープン)させるために表れない。
したがって、時間t0で、補償キャパシタC11,C12は、それぞれカスコードノードN1,N2から分離されて、電源VDD及び接地VSSに連結される。その上、出力ノードNOUTは、出力パッドPDと連結されたキャパシタ負荷から分離される。
時間t0で、前記補償回路240は、回路の安定度を維持し、出力電圧の発振を防止する十分な補償を提供しつつも、周期P1の間にノードNOUTの出力電圧の急激な転移が可能になるように、動的に構成されている。
特に、周期P1の間に、前記小さな補償キャパシタC11,C12は、電源及び接地電圧VDD,VSSから供給される電流によって急激に充電/放電され、小さな補償キャパシタC21,C22は、ノードN1,N2から供給される小さなバイアス電流によって容易に充電/放電される。結果的に、図5に示したように、前記出力電圧NOUTは、急激に入力電圧INPのレベルに転移され、したがって、改善されたスルーレートを提供する。
また、安定化周期P1の間に、たとえ小さいとしても、前記補償キャパシタC21,C22は、フィードバックの結果として、安定度を維持し、出力ノードNOUTの出力電圧の発振を防止するための十分な補償を提供する。前記補償は、周期P1の間に、小さなキャパシタC21,C22によって実現されるが、これは、ノードNOUTが大きい出力キャパシタ負荷から分離され(SW3オープン)、前記キャパシタC21,C22値に比例して(負荷キャパシタンスより小さい)、小さな負荷キャパシタのように作動する有効に小さなキャパシタC11,C12によって代替されるためである。
図5及び図6を再び参照すれば、時間t1で、安定化周期P1が終了すれば、前記制御信号CTRL1は表れず、スイッチSW11,SW12は、非作動(オープン)され、第2制御信号CTRL2が表れてスイッチSW21,SW22,SW3を作動(クローズ)させる。したがって、時間t1で、出力ノードNOUTは、出力パッド(PD)と結合される(負荷と結合)。
しかも、補償キャパシタC11,C12は、電源及び接地VDD,VSSからそれぞれ分離され、カスコードノードN1,N2にそれぞれ結合される。このような方式で補償キャパシタC11,C21は、ノードN1と出力ノードNOUTとの間に並列に結合される。同様に、補償キャパシタC12,C22は、ノードN2と出力ノードNOUTとの間に並列に結合される。
時間t1で、補償回路240は、回路の安定度を維持し、出力電圧の発振を防止する十分な補償を提供しつつも、周期P2の間に安定した出力電圧として出力負荷を有効に駆動するために、動的に構成されている。
特に、時間t1で、ノードNOUTの出力電圧が出力パッドPDに結合されるとき、出力電圧の安定度は、並列連結キャパシタC11/C21,C12/C22によって提供される前記補償によって維持され、フィードバックによって出力パッドPD電圧は、出力ノードNOUT電圧に結合される時に発振しない。したがって、周期P2の間に出力負荷(例、ソースライン)は、負荷線を駆動するための負荷キャパシタンスに比例する十分な補償によって駆動されうる。
図2の実施形態で、向上した安定度は、過度駆動電圧Vgs−Vthが事実上0ボルト(とても小さい、20−30mV)となるように、弱い反転状態で制御トランジスタCTR2,CTR8を作動することによってさらに具現される。トランジスタCTR2,CTR8の過度駆動電圧を事実上0ボルトに維持することによって、ノードN1の電圧は、ほぼVDDに維持され、ノードN2の電圧は、ほぼVSSに維持される。このような場合に、ノードN1,N11がスイッチSW21の動作によって連結されるとき、そのノード間の重要な小さな電圧差(約0V)は、駆動周期P2の開始点で、出力電圧に電圧波を発生させない。
これと同様に、ノードN2,N22がスイッチSW22の動作によって連結されるとき、そのノード間の重要な小さな電圧差(約0V)は、駆動周期P2の開始点で、出力電圧に電圧波を発生させない。
したがって、前述したように、前記周波数補償回路240は、他の周期の間に、補償キャパシタの結線を変える前記スイッチを制御することによって動的に構成され、それにより、十分な安定度を提供しつつも、増加したスルーレートを得られる。
図2の実施形態で、前記スイッチは、例えば、PMOSまたはNMOSトランジスタを利用して具現されうる。前記キャパシタの比率C21/C11,C22/C12は、所望のスルーレート及び安定度を提供するために選択されうる。一つの実施形態で、C11及びC21は、前記比率がC21/C11=1/4及びC22/C12=1/4になるように選択される。また、前記補償キャパシタC11,C21,C12,C22の値は、C11+C21=C1及びC12+C22=C2となるように選択され、ここで、C1及びC2のキャパシタンス値は、図1を参照して、前述した補償キャパシタC1,C1の値と同じであるか、または類似した方式で選択される。前記演算増幅器200は、図1の一般的な回路と比較するとき、(C1+C2)/C21値が増加したスルーレートを得られる。
図3では、本発明の実施形態による演算増幅器300を説明する。前記演算増幅器300は、スタティック電力消耗の増加なしにスルーレートを改善するように設計された周波数補償回路340で構成されたことを除いては、図1の演算増幅器100と構造物が類似している。
一般的に、前記演算増幅器300は、第1供給電圧VDD軌道、第2供給電圧VSS軌道、非反転入力端子INP及び反転入力端子INNからなる差動増幅器の入力段110、前記差動増幅器の入力段110の出力と連結される折り畳みカスコード段120、出力ノードNOUTを駆動する駆動電流を発生させるクラスAB出力ドライバ段130で構成される。前記色々な段110,120,130は、構造及び演算において、図1の演算増幅器と類似しており、したがって、ここで詳細な説明は不要である。
前記周波数補償回路340は、スイッチSW11,SW12,SW21,SW22と補償キャパシタC1,C2とで構成される。前記補償回路340は、折り畳みカスコード段120のノードN1,N2と出力ノードNOUTとに連結されている。
前記出力ノードNOUTは、前記差動増幅器の入力段110の反転入力端子INNにフィードバックで連結されている。前記スイッチSW11とキャパシタC1とは、供給電圧VDD軌道と出力ノードNOUTとの間に直列に連結される。前記スイッチSW12とキャパシタC2供給電圧VSS軌道と出力ノードNOUTとの間に直列に連結される。
前記スイッチSW21の折り畳みカスコード段120のノードN1と、スイッチSW11とキャパシタC1との間のノードN11とに連結される。
前記スイッチSW22は、折り畳みカスコード段120のノードN2と、スイッチSW12とキャパシタC2との間のノードN22とに連結される。
図3の実施形態で、前記スイッチSW11,SW12,SW21,SW22は、安定した作動及びスルーレートを向上させる方式で、任意の周期に色々な補償キャパシタC1,C2のノード接続を変化させるために、それぞれの制御信号CTRL1,CTRL2によって、選別的に動作/非動作される。
前記補償回路340を有する演算増幅器300の動作モードの例が、図7の波形図を参照して説明されるので、ここで、演算増幅器300は、差動入力段110の反転入力端子INNと連結された出力ノードNOUTを有する利得値1のバッファで構成されると仮定し、入力信号は、非反転端子INPに印加されるものとする。
説明のために、周期P(P1及びP2からなる)は、TFT−LCDのローラインスキャンタイムを表すものと仮定し、ここで、周期P1t0〜t1は固定され、既定のソースドライバセットアップ時間を表し、周期P2は、ソースラインを駆動する周期とする。
図7を参照すれば、差動増幅動作は、時間t0から始め、入力信号INPは、入力段110の非反転端子に印加される。また、時間t0で、制御信号CTRL1は、スイッチSW11,SW12を動作(クローズ)させるために表れ、第2制御信号CTRL2は、スイッチSW21,SW22を非動作(オープン)させるために表れない。したがって、時間t0で、補償キャパシタC11,C12は、それぞれカスコードノードN1,N2から分離されて、電源VDDと接地VSSとに連結される。
時間t0で、前記補償回路340は、前記キャパシタC1,C2が電源と接地電圧VDD,VSSから供給される電流とによって急激に充電/放電される周期P1の間に、ノードNOUTの出力電圧の急激な転移が可能になるように動的に構成されており、それにより、改善されたスルーレートを提供する。周期P1の間に、出力ノードNOUTとカスコードノードN1,N2との間に連結されるミラー補償キャパシタンスの不足のために、非安定度が現れることもある。
図7をさらに参照すれば、時間t1で、安定化周期P1が終了すれば、前記制御信号CTRL1は表れず、スイッチSW11,SW12は、非作動(オープン)され、第2制御信号CTRL2が表れてスイッチSW21,SW22を作動(クローズ)させる。したがって、時間t1で、補償キャパシタC1,C2は、電源と接地VDD,VSSとからそれぞれ分離され、カスコードノードN1,N2にそれぞれ結合される。
したがって、時間t1で、補償回路340は、回路の安定度を維持し、出力電圧の発振を防止する十分な補償を提供しつつも、周期P2の間に安定した出力電圧として出力負荷を有効に駆動するために、動的に構成されている。
たとえ周期P1の間にミラー補償の不足によって発振が発生することもあるとしても、キャパシタC1,C2がノードN1,N2に接続される周期P2の開始点で、電圧の発振が急激に緩衝されるように、前記キャパシタC1,C2の値は選択できる。
図3の実施形態内で、前述した図2の実施形態のように、向上した安定度は、過度駆動電圧Vgs−Vthが事実上0ボルト(とても小さい、20−30mV)となるように、弱い反転状態で制御トランジスタCTR2,CTR8を作動することによってさらに具現される。トランジスタCTR2,CTR8の過度駆動電圧を事実上0ボルトに維持することによって、ノードN1の電圧は、ほぼVDDに維持され、ノードN2の電圧は、ほぼVSSに維持される。
このような場合に、ノードN1,N11がスイッチSW21の動作によって連結されるとき、そのノード間の重要な小さな電圧差(約0V)は、駆動周期P2の開始点で、出力電圧に電圧波を発生させない。
これと同様に、ノードN2,N22がスイッチSW22の動作によって連結されるとき、そのノード間の重要な小さな電圧差(約0V)は、駆動周期P2の開始点で、出力電圧に電圧波を発生させない。
図2及び図3に示した増幅器は、本発明の実施形態の方法によって、周波数補償回路を具現した増幅器回路の単純な例であるということが分かる。本発明の周波数補償回路及び方法は、フィードバックを有する多段階段の色々な形態の増幅器で、安定度を維持するために一般的に適用されうるということは認定される。例として、図8及び図9は、本発明の実施形態による演算増幅器のハイレベルの構造説明である。
特に、図8を参照すれば、演算増幅器400は、第1及び第2段S1,S2を有する2段位相と出力ノードNOUTとS1段の出力ノード(例、カスコードノード)との間に連結される周波数補償回路440で構成される。
第1段S1は、差動入力及び適切な構造物を有する利得段(例、カスコード回路)からなる。第2段は、要求されるクラス演算(例、クラスAB、クラスAなど)に関する適切な構造物を有する利得段(または、出力段)からなる。出力ノードNOUTは、入力段S1の反転入力端子に連結される。
前記周波数補償回路440は、補償キャパシタC11,C12及びスイッチSw1,SW2,SW3からなり、周波数補償を提供し、フィードバックの結果として出力電圧の安定度を維持するために作動する。前記周波数補償回路440は、演算及び構造物で、図2の周波数補償回路240と類似しており、したがって、ここで詳細な説明は不要である。
図9を参照すれば、演算増幅器500は、第1及び第2段S1,S2を有する2段位相及び出力ノードNOUTとS1段の出力ノード(例、カスコードノード)との間に連結する周波数補償回路540で構成される。図8の実施形態のように、第1段S1は、差動入力及び適切な構造物を有する利得段(例、カスコード回路)で構成される。第2段は、要求されるクラス演算(例、クラスAB、クラスAなど)に関する適切な構造物を有する利得段(または、出力段)で構成される。
出力ノードNOUTは、入力段S1の反転入力端子に連結される。前記周波数補償回路540は、補償キャパシタC1及びスイッチSw1,SW2からなり、周波数補償を提供し、フィードバックの結果として出力電圧の安定度を維持するために作動する。前記周波数補償回路540は、演算及び構造物で、図3の周波数補償回路340と類似しており、したがって、ここで詳細な説明は不要である。
本発明は、図面に示された実施形態を参考として説明されたが、これは、例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるということが分かる。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決定されねばならない。
本発明は、特に、液晶表示装置の出力ドライバ、DAC、ADC、スイッチドキャパシタフィルタ、アナログフィルタなどに適用可能である。
一般的な演算増幅器を説明する回路図である。 本発明の実施形態による演算増幅器を説明する回路図である。 本発明の他の実施形態による演算増幅器を説明する回路の図である。 図1の演算増幅器がシングルエンディド、非反転、利得値が1である差動増幅器で構成されたとき、その入力及び出力電圧の波形の例を説明する図である。 図2の演算増幅器が本発明の実施形態によるシングルエンディド、非反転、利得値が1である差動増幅器で構成されたとき、その入力及び出力電圧の波形の例を説明する図である。 図2の演算増幅器が本発明の実施形態によって作動する場合の動作タイミングを説明する図である。 図3の演算増幅器が本発明の実施形態によって作動する場合の動作タイミングを説明する図である。 本発明の他の実施形態による演算増幅器を説明する回路の図である。 本発明の他の実施形態による演算増幅器を説明する回路の図である。
符号の説明
110,120,130…段
200…演算増幅器
240…周波数補償回路

Claims (15)

  1. 演算増幅器において、
    第1供給電圧軌道部と、
    第2供給電圧軌道部と、
    第1入力端子及び第2入力端子で形成された、差動増幅器の入力段と、
    第1、第2、第3及び第4ノードを備え、前記差動増幅器の入力段の出力と連結されている折り畳みカスコード段と、
    前記折り畳みカスコード段の第1及び第2ノードにそれぞれ連結された第1及び第2出力トランジスタを備え、前記演算増幅器の出力ノードに駆動電流を発生させるための出力ドライバ段と、
    前記折り畳みカスコード段の第3及び第4ノードと前記演算増幅器の出力ノードとに連結された補償回路と
    を備え、
    前記出力ノードは、前記差動増幅器の入力段の第2入力端子に連結され、
    前記補償回路は、
    第1及び第2キャパシタと、
    第1、第2、第3及び第4スイッチと
    を備え、
    ここで、前記第1スイッチと前記第1キャパシタとは、前記第1供給電圧軌道と前記出力ノードとの間に直列に連結され、前記第2スイッチと前記第2キャパシタとは、前記第2供給電圧軌道と前記出力ノードとの間に直列に連結され、前記第3スイッチは、前記第1スイッチと第1キャパシタとの間で前記折り畳みカスコード段の第3ノードに連結され、前記第4スイッチは、前記第2スイッチと第2キャパシタとの間で折り畳みカスコード段の第4ノードに連結され
    差動増幅器の第1入力端子に入力信号が入力されるとき、複数のスイッチ制御信号を発生させる制御回路をさらに備え、
    前記制御回路は、
    第1周期の間には、第1及び第2キャパシタがそれぞれ第1及び第2供給電圧軌道に接続するように第1及び第2スイッチを動作させ、第3及び第4スイッチを非動作させるスイッチ制御信号を発生させ、
    第1周期に連続する第2周期の間には、第1及び第2スイッチを非動作させ、第1及び第2キャパシタがそれぞれ折り畳みカスコードの第3及び第4ノードに接続するように第3及び第4スイッチを動作させるスイッチ制御信号を発生させることを特徴とする演算増幅器。
  2. 前記補償回路は、折り畳みカスコード段の第3ノードと前記出力ノードとの間に第3キャパシタを備え、折り畳みカスコード段の第4ノードと前記出力ノードとの間に第4キャパシタをさらに備え
    前記補償回路は、出力ノードと前記演算増幅器の出力端子との間に第5スイッチをさらに備え、
    差動増幅器の第1入力端子に入力信号が入力されるとき、複数のスイッチ制御信号を発生させる制御回路をさらに備え、
    ここで、第1周期の間には、前記第1及び第2キャパシタがそれぞれ第1及び第2供給電圧軌道に接続するように前記第1及び第2スイッチを動作させ、前記第3、第4及び第5スイッチを非動作させるスイッチ制御信号を発生させ、
    ここで、第1周期に連続する第2周期の間には、前記第1及び第2スイッチを非動作させ、前記第1及び第3キャパシタをそれぞれ折り畳みカスコードの第3ノードと出力端子との間に並列に接続させ、前記第2及び第4キャパシタをそれぞれ折り畳みカスコードの第4ノードと出力端子との間に並列に接続させる、前記第3、第4及び第5スイッチを動作させるスイッチ制御信号を発生させることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の演算増幅器。
  3. 演算増幅器において、
    第1差動増幅器入力段と、
    出力ノードNOUTを有する第2段と、
    出力ノードNOUTと第1差動増幅器入力段の出力ノードN1との間に連結される周波数補償回路と
    を備え、
    前記周波数補償回路は、
    第1キャパシタと、
    第1及び第2スイッチと
    を備え、
    ここで、第1スイッチと第1キャパシタとは、供給電圧軌道と出力ノードNOUTとの間に直列に連結され、第2スイッチは、第1スイッチと第キャパシタとの間のノードと出力ノードN1に連結され、
    前記補償回路は、
    前記出力ノードNOUT,N1の間に連結された第2キャパシタと、
    前記出力ノードNOUTと前記演算増幅器の出力端子との間に連結された第3スイッチと
    をさらに備え、
    前記第1差動増幅器入力段の第1入力端子に入力信号が入力されるとき、複数のスイッチ制御信号を発生させる制御回路をさらに備え、
    ここで、第1周期の間には、前記第1キャパシタが供給電圧軌道に接続するように前記第1スイッチを動作させ、前記第2及び第3スイッチを非動作させるスイッチ制御信号が発生し、
    ここで、第1周期に連続する第2周期の間には、前記第1スイッチを非動作させ、前記第1及び第2キャパシタが出力ノードNOUTと出力ノードN1との間に並列に接続し、出力ノードNOUTが出力負荷を駆動する出力パッドに接続されるように、第2及び第3スイッチを動作させるスイッチ制御信号を発生させることを特徴とする演算増幅器。
  4. 前記第1差動増幅器入力段の第1入力端子に入力信号が入力されるとき、複数のスイッチ制御信号を発生させる制御回路をさらに備え、
    ここで、第1周期の間には、前記第1キャパシタが供給電圧軌道に接続するように前記第1スイッチを動作させ、前記第2スイッチを非動作させるスイッチ制御信号を発生させ、
    また、第1周期に連続する第2周期の間には、前記第1スイッチを非動作させ、前記第1キャパシタが出力ノードN1に接続するように前記第2スイッチを動作させるスイッチ制御信号を発生させることを特徴とする請求項に記載の演算増幅器。
  5. 前記第1差動増幅器入力段は、差動増幅器とその差動増幅器の出力電流を増幅する折り畳みカスコード利得段を備えることを特徴とする請求項に記載の演算増幅器。
  6. 前記第1キャパシタは、カスコードミラー周波数補償を提供するために、出力ノードNOUTと出力ノードN1との間に連結されることを特徴とする請求項に記載の演算増幅器。
  7. 前記第1差動増幅器入力段及び前記第2段は、正の電力供給軌道電圧と負の電力供給軌道電圧との間の範囲で変化する電圧の演算を提供することを特徴とする請求項に記載の演算増幅器。
  8. 前記第1周期は、既定のソースドライバセットアップ時間であり、前記第2周期は、LCDパネルのソースラインを駆動するための固定された周期であることを特徴とする請求項に記載の演算増幅器。
  9. 前記第1周期は、既定のソースドライバセットアップ時間であり、前記第2周期は、LCDパネルのソースラインを駆動するための固定された周期であることを特徴とする請求項に記載の演算増幅器。
  10. 負荷を駆動するための演算増幅器の出力電圧を発生させるための方法において、
    前記演算増幅器の非反転入力端子へのデータ信号入力と前記演算増幅器の反転入力端子へのフィードバック信号入力(ここで、フィードバック信号は、前記演算増幅器の出力ノードNOUTの出力電圧)とを差動的に増幅するステップと、
    第1補償キャパシタを、出力ドライバセットアップ周期の間に前記補償キャパシタを充電または放電させ、出力ノードNOUTを要求される駆動出力電圧として駆動するために、出力電圧軌道と前記演算増幅器の出力ノードNOUTとの間に接続するステップと、
    第1補償キャパシタを、駆動出力電圧が出力負荷を駆動するために印加される駆動周期の間に周波数補償を提供するために、利得段の出力ノードN1と出力ノードNOUTとの間に接続するステップと
    を含むことを特徴とする演算増幅器の出力電圧の発生方法。
  11. 出力ドライバセットアップ周期の間に、出力ノードNOUTを出力負荷に連結された出力パッドから分離するステップと、
    駆動周期の間に、出力ノードNOUTを出力パッドと結合するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の演算増幅器の出力電圧の発生方法。
  12. 出力ドライバセットアップ周期の間に、出力ノードNOUT,N1の間に連結された第2補償キャパシタを利用して周波数補償を提供するステップと、
    駆動周期の間に出力負荷を駆動するとき、周波数補償を提供するために、出力ノードNOUT,N1の間に第1及び第2補償キャパシタを並列に結合するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の演算増幅器の出力電圧の発生方法。
  13. 駆動出力電圧を利用して、LCDパネルのソースラインを駆動するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の演算増幅器の出力電圧の発生方法。
  14. 前記利得段は、折り畳みカスコード回路を備えることを特徴とする請求項10に記載の演算増幅器の出力電圧の発生方法。
  15. 前記第1補償キャパシタは、前記第2補償キャパシタのキャパシタンスよりさらに大きいキャパシタンスを有することを特徴とする請求項12に記載の演算増幅器の出力電圧の発生方法。
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