JP4662447B2 - 地上波ディジタル放送受信機及び階層切り替え方法 - Google Patents

地上波ディジタル放送受信機及び階層切り替え方法 Download PDF

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Description

本発明は、同一のチャンネル内で強階層サービス及び弱階層サービスが存在する地上波ディジタル放送を受信する地上波ディジタル放送受信機及び階層切り替え方法に関するものである。
日本国内では、地上波テレビ放送のディジタル化が進められており、2011年には全国で地上波ディジタル放送が実施され、アナログ波を停波する予定となっている。地上波ディジタル放送では、一つのチャンネルを13のセグメントに分割して放送されており、13セグメントは最大3個の階層で構成されている。階層の呼称は、その階層が受信可能なC/N比(Carrier to Noise ratio:搬送波電力対雑音電力比)の高さにより、受信するのに最も低いC/N比を必要とする階層が強階層、次に高いC/N比を必要とする階層が中階層、最も低いC/N比を必要とする階層が弱階層と呼ばれている。地上波ディジタル放送では、セグメント単位で異なる変調方式を設定でき、これにより複数の番組を同一帯域内で異なるビットレートや誤り耐性で伝送することが可能となる。従って、固定受信向けの弱階層サービスと移動受信向け及び携帯受信向けの強階層サービスとを同時に提供することができる。
そのため、地上波ディジタル放送では、マルチパス干渉に強い周波数分割多重方式の一つであるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)を採用している。OFDMは、周波数軸上に狭帯域の搬送波を複数並べ、各搬送波にデータを振り分けて伝送している。これにより、移動受信時にマルチパス干渉によって一部の搬送波の波形が乱れても、その周波数を使用して伝送するデータに誤りが発生するだけで、他の搬送波からのデータにより補正可能となる。
また、家庭向けのテレビ受信機等が高精細画質(例えばHDTV:High Definition TV)の受信を実現するために、地上波ディジタル放送では、13セグメントのうちの12セグメントを高精細画質の受信に使用し、高速にデータを伝送することが可能な64値QAM等の変調方式を採用している。一方、移動受信機や携帯受信機等の小型のアンテナしか装備できない受信機に対しては、安定した受信を実現するため簡易画質による放送を行い、13セグメントのうちの1セグメントを使用して、QPSK等の変調方式を採用している。ここで、12セグメントを使用して受信する場合には、弱階層の高いC/N比を必要とし、1セグメントを使用して受信する場合には、強階層の低いC/N比を必要とする。
また、地上波ディジタル放送では、一つの電波帯、換言すると一つのチャンネルにおいて、高精細画質の放送を行う代わりに、標準画質(例えばSDTV:Standard Definition TV)の三つのチャンネル分の放送を行うことができる。放送局では、時間帯により、高精細画質の1チャンネルの放送と標準画質の3チャンネルの放送(マルチ編成)とを切り替えて放送することができる。
ところで、移動受信機や携帯受信機等の受信機でも、ダイバーシティ受信技術を用いることで、12セグメントの放送による高精細画質の地上波ディジタル放送のコンテンツの受信が可能となる。
また、同一チャンネル内で2以上の階層サービスが存在するディジタル放送において、1以上の階層の受信状態が劣化した場合に、各階層の映像を一画面上に並列表示し、その中から一つを選択して出力する技術が知られている(例えば特許文献1)。
特開2002−176594号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、1以上の階層の受信状態が劣化した場合に、一画面上に並列表示されている階層サービスの中から一つを選択することにより階層サービスを切り替えている。そのため、同一チャンネル内の2以上の階層サービスが同じ番組を放送している場合でも、階層サービスを選択しなければならないので、ユーザは選択が面倒になりストレスを感じてしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、弱階層サービスによる番組を出力している場合に、その受信状態が悪化したときに、ユーザにストレスを与えずに出来るだけ同じ番組を自動的に出力することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、弱階層サービスによる番組を出力している場合に、弱階層サービス及び強階層サービスの双方について、地上波ディジタル放送の受信信号を復調して得られるデータストリームにより番組情報を取得しておく。そして、弱階層サービスの受信状態が悪化した場合に、直前の弱階層サービスの番組情報と強階層サービスの番組情報とが一致したときには、弱階層サービスから強階層サービスへと階層サービスを切り替え、直前の弱階層サービスの番組情報と強階層サービスの番組情報とが一致しなかったときには、ユーザによる階層サービスの切り替え操作を受けて弱階層サービスから強階層サービスへと階層サービスを切り替える。その後、弱階層サービスの受信状態が良好になった場合に、弱階層サービスの番組情報と強階層サービスの番組情報とが一致したときには、弱階層サービスによる番組に関する情報に基づいて弱階層サービスによる番組を選択可能に表示するためのメニュー画像を提示する一方、弱階層サービスの番組情報と強階層サービスの番組情報とが一致しなかったときには、弱階層サービスに切り替えるか否かを選択可能に表示するためのメニュー画像を提示するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、弱階層サービスにて放送されている番組の受信状態が悪化した場合に、強階層サービスで同じ番組が放送されているとき階層サービスが自動的に切り替えられるので、弱階層サービスと強階層サービスとで同じ番組を放送している場合には、ユーザは、階層サービスを選択する必要がなくなる。従って、ユーザは、ストレスのない視聴を行うことができる。
以下、本発明による実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による地上波ディジタル放送受信機の構成例を示すブロック図である。図1において、1は第1のアンテナであり、2は第2のアンテナである。第1のアンテナ1及び第2のアンテナ2は、地上波ディジタル放送の電波を受信する。
3は第1のチューナであり、第1のアンテナ1に接続されており、第1のアンテナ1によって受信した地上波ディジタル放送の電波から所望のチャンネルに合致した受信周波数の信号を選択的に抽出して出力する。また、4は第2のチューナであり、第2のアンテナ2に接続されており、第2のアンテナ2によって受信した地上波ディジタル放送の電波から所望のチャンネルに合致した受信周波数の信号を選択的に抽出して出力する。
5は第1のOFDM復調部であり、第1のチューナ3で受信した信号をOFDM復調してトランスポートストリーム(Transport Stream:以下TSと記述する)を得る。6は第2のOFDM復調部であり、第2のチューナ4で受信した信号をOFDM復調してTSを得る。7はダイバーシティ合成部であり、第1のOFDM復調部5から入力するTSの位相を制御する位相器7aと、位相を制御されたTSと第2のOFDM復調部6から入力するTSとを合成する合成器7bとにより構成されている。
このように、第1のアンテナ1、第2のアンテナ2、第1のチューナ3、第2のチューナ4、第1のOFDM復調部5、第2のOFDM復調部6を備え、第1のOFDM復調部5及び第2のOFDM復調部6から出力されたTSをダイバーシティ合成部7によりダイバーシティ合成することで、受信性能を向上させて、高精細画質の地上波ディジタル放送のコンテンツを受信することが可能となる。
8は誤り訂正部であり、伝送中に生じる誤りを訂正するためのものである。ここで、誤り訂正部8では、誤り訂正率を算出することが可能であり、この誤り訂正率が所定の値(例えば50%)を超えた場合に、受信状態が悪化したことを示す情報を後述する制御部13に出力するようにしている。
9はデマルチプレクサ部であり、多重化されているTSを分離して弱階層の映像ストリーム、弱階層の音声ストリーム、弱階層のデータストリーム、強階層の映像ストリーム、強階層の音声ストリーム、強階層のデータストリームを得る。そして、デマルチプレクサ部9は、弱階層のデータストリーム及び強階層のデータストリームを後述するデータデコーダ部12に出力する。また、デマルチプレクサ部9は、弱階層の音声ストリーム又は強階層の音声ストリームを階層選択信号に応じて後述するオーディオデコーダ部10に出力する。また、デマルチプレクサ部9は、弱階層の映像ストリーム又は強階層の映像ストリームを階層選択信号に応じて後述するビデオデコーダ部11に出力する。
ここで、データストリームには、データ放送用の情報ストリーム、特にEIT(Event Information Table)が含まれている。EITには、番組の名称、放送日時、内容の説明などの番組に関する情報が含まれており、番組を識別するための情報であるevent_idにより番組を特定することが可能である。ここで、event_idは請求項の番組情報に該当する。
オーディオデコーダ部10は、入力した音声ストリームをデコードして音声信号として出力する。ビデオデコーダ部11は、入力した映像ストリームをデコードして映像信号として出力する。データデコーダ部12は、入力したデータストリームをデコードして制御部13に出力する。
制御部13は、外部に設けたリモートコントローラ等(図示せず)の操作によって入力される制御信号により、第1のチューナ3及び第2のチューナ4が受信するチャンネルを決定し、このチャンネルに合致する受信周波数を設定する。また、制御部13は、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力して受信状態の悪化を判断する。また、制御部13は、データデコーダ部12からデータ放送用の情報ストリームを入力する。
制御部13は、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力すると、受信状態が悪化する前にデータデコーダ部12から取得したデータ放送用の情報ストリームを参照する。そして、制御部13は、データデコーダ部12から入力した情報ストリームに含まれるEIT中のevent_idを比較して、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idが同一であるか否かを調べる。
制御部13にて、両者のevent_idが同一であると判断された場合には、制御部13は、弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力すると共に、受信状態が悪化したことを示すメッセージ及び弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行うことを示すメッセージを含むメニュー情報を生成してメニュー画像生成部14へ出力する。一方、制御部13にて、両者のevent_idが異なると判断された場合には、制御部13は、受信状態が悪化したことを示すメッセージ、EITにより特定される強階層サービスの番組に関する情報(例えば番組名や放送時間、チャンネル名等)、強階層サービスに切り替えるか否かを選択可能とする操作メニューを含むメニュー情報を生成してメニュー画像生成部14へ出力する。
メニュー画像生成部14は、制御部13より入力したメニュー情報に基づいてメニュー画像を生成し、ビデオデコーダ部11を介して出力する。
次に、本実施形態による地上波ディジタル放送受信機の動作及び階層切り替え方法について、図2〜図4を参照して説明する。図2は、本実施形態による地上波ディジタル放送受信機の動作及び階層切り替え方法を示すフローチャートである。また、図3は、弱階層サービスによる番組の受信状態が悪化した場合に出力される映像の切り替えの例を示す図であり、図4は、弱階層サービスによる番組の受信状態が良好になった場合に出力される映像の切り替えの例を示す図である。
まず、制御部13は、弱階層サービスにより番組が提供されているか否か、換言すると、弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号がオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11より出力されているかを調べる(ステップS1)。制御部13にて、弱階層サービスにより番組が提供されていないと判断された場合には(ステップS1にてNO)、ステップS1の処理を繰り返す。
一方、図3(a)に示すように、制御部13にて、弱階層サービスにより番組Aが提供されていると判断された場合には(ステップS1にてYES)、制御部13は、弱階層サービスによる番組Aの受信状態が悪化したか否かを調べる(ステップS2)。具体的には、制御部13は、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力したか否かを調べることにより受信状態を判断する。ここで、誤り訂正部8は、ダイバーシティ合成部7によりダイバーシティ合成されたTSに対して伝送中に生じる誤りを訂正すると共に、誤り訂正率を算出し、誤り訂正率が所定の値を超えたときに、受信状態が悪化したことを示す情報を制御部13へ出力する。
制御部13は、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力しなかった場合には(ステップS2にてNO)、ステップS2の処理を繰り返す。一方、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力した場合には(ステップS2にてYES)、制御部13は、受信状態が悪化する前にデータデコーダ部12から取得したデータ放送用の情報ストリームを参照する。そして、制御部13は、データデコーダ部12から入力した情報ストリームに含まれるEIT中のevent_idを比較して、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idとが同一であるか否かを調べる(ステップS3)。
制御部13にて、両者のevent_idが同一であると判断された場合には(ステップS3にてYES)、制御部13は、弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力すると共に、受信状態が悪化したことを示すメッセージ及び弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行うことを示すメッセージを含むメニュー情報を生成してメニュー画像生成部14へ出力する。メニュー画像生成部14では、制御部13から入力したメニュー情報に基づいて、受信状態が悪化したことを示すメッセージ及び弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行うことを示すメッセージを含むメニュー画像(例えば図3(b)に示す)を生成し、ビデオデコーダ部11を介して出力する(ステップS4)。
一方、制御部13にて、両者のevent_idが異なると判断された場合には(ステップS3にてNO)、制御部13は、受信状態が悪化したことを示すメッセージ、EITにより特定される強階層サービスの番組に関する情報(例えば番組名や放送時間、チャンネル名等)、強階層サービスに切り替えるか否かを選択可能とする操作メニューを含むメニュー情報を生成してメニュー画像生成部14へ出力する。メニュー画像生成部14では、受信状態が悪化したことを示すメッセージ、EITにより特定される強階層サービスの番組に関する情報、強階層サービスに切り替えるか否かを選択可能とする操作メニューを含むメニュー画像(例えば図3(c)に示す)をビデオデコーダ部11を介して出力する(ステップS5)。
そして、制御部13では、階層サービスの切り替え操作が行われたか否かを調べる(ステップS6)。具体的には、制御部13は、ビデオデコーダ部11より例えばモニタ等の表示装置に出力されたメニュー画像に基づいて、強階層サービスに切り替える操作が行われたか否かを調べる。階層サービスの切り替え操作が行われなかった場合には(ステップS6にてNO)、受信状態が悪化したままではあるが、弱階層サービスにより受信された番組Aの出力を継続する。
一方、階層サービスの切り替え操作が行われた場合には(ステップS6にてYES)、制御部13は、弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力する。
デマルチプレクサ部9では、制御部13から入力した階層選択信号に基づいて、弱階層サービスによる番組の音声ストリーム及び映像ストリームがオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11に出力されている状態から、強階層の音声ストリーム及び映像ストリームがオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11に出力される状態へと移行する。オーディオデコーダ部10に入力された強階層サービスによる番組の音声ストリームは、デコードされて音声信号として出力され、ビデオデコーダ部11に入力された強階層サービスによる番組の映像ストリームは、デコードされて映像信号として出力される(ステップS7)。ここで、弱階層サービス及び強階層サービスのevent_idが同一である場合、図3(d)に示すように、強階層サービスによる番組Aが出力される。一方、弱階層サービス及び強階層サービスのevent_idが異なる場合、図3(e)に示すように、強階層サービスによる番組Bが出力される。
このように、図4(a)に示すような強階層サービスによる番組Aが出力されている状態、又は、図4(b)に示すような強階層サービスによる番組Bが出力されている状態において、制御部13は、元々受信されていた弱階層サービスによる番組Aの受信状態が良好になったか否かを調べる(ステップS8)。弱階層サービスによる番組Aの受信状態が良好にならない場合には(ステップS8にてNO)、ステップS8の処理を繰り返す。
一方、弱階層サービスによる番組Aの受信状態が良好になった場合には(ステップS8にてYES)、制御部13は、データデコーダ部12から取得したデータ放送用の情報ストリームを参照し、情報ストリームに含まれるEIT中のevent_idを比較して、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idとが同一であるか否かを調べる(ステップS9)。
制御部13にて、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idとが同一であると判断された場合には(ステップS9にてYES)、制御部13は、強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力すると共に、受信状態が良好になったことを示すメッセージ及び強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行うことを示すメッセージを含むメニュー情報を生成してメニュー画像生成部14へ出力する。メニュー画像生成部14では、制御部13から入力したメニュー情報に基づいて、受信状態が良好になったことを示すメッセージ及び強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行うことを示すメッセージを含むメニュー画像(例えば図4(c)に示す)を生成し、ビデオデコーダ部11を介して出力する(ステップS10)。
一方、制御部13にて、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idとが異なると判断された場合には(ステップS9にてNO)、制御部13は、受信状態が良好になったことを示すメッセージ、EITにより特定される弱階層サービスの番組に関する情報(例えば番組名や放送時間、チャンネル名等)、弱階層サービスに切り替えるか否かを選択可能とする操作メニューを含むメニュー情報を生成してメニュー画像生成部14へ出力する。メニュー画像生成部14では、受信状態が良好になったことを示すメッセージ、EITにより特定される弱階層サービスの番組に関する情報、弱階層サービスに切り替えるか否かを選択可能とする操作メニューを含むメニュー画像(例えば図4(d)に示す)をビデオデコーダ部11を介して出力する(ステップS11)。
そして、制御部13では、階層サービスの切り替え操作が行われたか否かを調べる(ステップS12)。具体的には、制御部13は、ビデオデコーダ部11より例えばモニタ等の表示装置に出力されたメニュー画像に基づいて、弱階層サービスに切り替える操作が行われたか否かを調べる。階層サービスの切り替え操作が行われなかった場合には(ステップS12にてNO)、図4(f)に示すように、強階層サービスにより受信された番組Bの出力を継続する。
一方、階層サービスの切り替え操作が行われた場合には(ステップS12にてYES)、制御部13は、強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力する。
デマルチプレクサ部9では、制御部13から入力した階層選択信号に基づいて、強階層サービスによる番組A又は番組Bの音声ストリーム及び映像ストリームがオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11に出力されている状態から、弱階層サービスによる番組Aの音声ストリーム及び映像ストリームがオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11に出力される状態へと移行する。そして、図4(e)に示すように、オーディオデコーダ部10に入力された弱階層サービスによる番組Aの音声ストリームは、デコードされて音声信号として出力され、ビデオデコーダ部11に入力された弱階層サービスによる番組Aの映像ストリームは、デコードされて映像信号として出力される(ステップS13)。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、弱階層サービスによる番組を出力している場合に、弱階層サービス及び強階層サービスの双方について、地上波ディジタル放送の受信信号を復調して得られるデータストリームにより番組情報を取得しておき、弱階層サービスの受信状態が悪化した場合に、直前の弱階層サービスの番組情報と強階層サービスの番組情報とが一致したときのみ、弱階層サービスから強階層サービスへと階層サービスを自動的に切り替えるようにしている。これにより、ユーザは、弱階層サービスと強階層サービスとで同じ番組を放送している場合には、階層サービスを選択する必要がなくなる。従って、ユーザは、ストレスのない視聴を行うことができる。
また、直前の弱階層サービスの番組情報と強階層サービスの番組情報とが一致しなかったときには、受信状態が悪化した旨を示すメッセージ、強階層サービスにて放送されている番組に関する情報、強階層に切り替える操作メニューを含むメニュー画像を提示するようにしている。これにより、弱階層サービスにて放送されている番組の受信状態が悪化した場合に、強階層サービスで異なる番組が放送されているときには、ユーザは、受信状態が回復するまで他の番組を視聴するか、しないかを選択することができるので、ユーザは自由度のある視聴を行うことができる。
なお、本実施形態において、受信状態の悪化を誤り訂正部8の誤り訂正率により判断しているが、これに限定されない。例えば、第1のチューナ3および第2のチューナ4の受信レベルにて判断するようにしても良い。
また、本実施形態において、弱階層サービスによる番組のevent_idと強階層サービスによる番組のevent_idとが異なる場合に、ユーザの選択によって強階層サービスに切り替えているが、これに限定されない。例えば、ユーザの選択によって他のチャンネルの番組に切り替えるようにしても良い。
また、本実施形態において、弱階層サービスによる番組の受信状態が悪化した場合、弱階層サービスによる番組及び強階層サービスによる番組を含む番組表(例えば、EPG(Electronic Program Guide)など)を表示し、ユーザが所望の番組を選択するようにしても良い。
また、本実施形態において、弱階層サービスの番組の受信状態が悪化して強階層サービスによる番組に切り替えられている場合に、弱階層サービスによる番組の受信状態が良好になり、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idとが同一であると判断されたときには、強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行うようにしている。一方、同様の状況で弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idとが異なると判断されたときには、受信状態が良好になったことを示すメッセージ、EITにより特定される弱階層サービスの番組に関する情報(例えば番組名や放送時間、チャンネル名等)、弱階層サービスに切り替えるか否かを選択可能とする操作メニューを含むメニュー画面を表示するようにしているが、これに限定されない。
例えば、強階層サービスから弱階層サービスへ切り替える場合に、弱階層サービスによる同一チャンネル内の複数の番組の中から一つの番組を選択するためのメニュー画像を表示するようにしても良いし、強階層サービスによる番組及び弱階層サービスによる同一チャンネル内の複数の番組の中から一つの番組を選択するためのメニュー画像を表示するようにしても良い。
具体的には、図5に示すように、弱階層サービスの番組Aの受信状態が悪化して(図5(a))、強階層サービスによる番組Aに切り替えられている場合に(図5(b))、制御部13は、以下の制御を行う。制御部13は、弱階層サービスによる番組の受信状態が良好になったか否かを調べる。そして、受信状態が良好になったときは、制御部13は、強階層サービスによる番組及び弱階層サービスによる番組に関する情報に基づいて、強階層サービスによる番組又は弱階層サービスによる番組を選択可能に表示するためのメニュー情報を生成してメニュー画像生成部14に出力する。
ここで、弱階層サービスによる番組としては、複数の番組A,B,Cが存在する。従って、制御部13では、強階層サービスによる番組A及び弱階層サービスによる複数の番組A,B,Cに関する情報に基づいて、それらの中から一つの番組を選択するためのメニュー情報を生成してメニュー画像生成部14に出力する。メニュー画像生成部14は、制御部13から入力したメニュー情報に基づいてメニュー画像を生成し、出力する(図5(c))。
ここで、メニュー画像は、強階層サービスによる番組A及び弱階層サービスによる複数の番組A,B,Cに関する情報を含む番組表(例えば、EPGなど)の画像である。なお、図5(c)に示すように、番組表は、現在放送中の番組に加えて、次に放送する番組(強階層サービスによる番組X及び弱階層サービスによる複数の番組D,E,F)に関する情報を含むようにしても良い。また、強階層サービスの番組A及び弱階層サービスの複数の番組A,B,Cの中から一つの番組を選択するための操作方法としては、番組表の中の所望の番組が記載されている枠に番組の選択枠を移動させて選択することにより行われる。
そして、メニュー画像生成部14から出力されたメニュー画像に基づいて、例えば、弱階層サービスによる番組Aを選択する操作が行われたときに、制御部13は、弱階層サービスによる番組Aの音声信号及び映像信号をオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11から出力させる。また、番組を選択する操作が行われなかったときには(例えば、図示しない「戻る」ボタンなどが操作されたときには)、制御部13は、強階層サービスによる番組Aの音声信号及び映像信号をオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11から継続して出力させる。
これにより、弱階層サービスの受信状態が良好となり、強階層サービスから弱階層サービスに切り替える場合に、強階層サービスによる番組及び弱階層サービスによる複数の番組を含む番組表が表示されるので、ユーザは、所望の番組を容易に選択することができる。
なお、このような場合において、制御部13にてメニュー情報を生成する際に、弱階層サービスによる複数の番組A,B,Cが同一チャンネル101内に存在するか否かを調べるようにしても良い。ここで、弱階層サービスによる複数の番組A,B,Cが同一チャンネル101内に存在する状態とは、一つのチャンネルにおいて、高精細画質の放送を行う代わりに、標準画質の三つのチャンネル分の放送を行っている状態である。また、同一チャンネル内に複数の番組が存在するか否かは、EITにより特定される弱階層サービスの番組に関する情報などに基づいて制御部13にて判断する。
そして、同一チャンネル内に複数の番組が存在すると制御部13にて判断した場合には、制御部13では、強階層サービスによる番組及び弱階層サービスによる複数の番組に関する情報に基づいて、それらの中から一つの番組を選択するためのメニュー情報を生成してメニュー画像生成部14に出力する。一方、同一チャンネル内に複数の番組が存在しないと制御部13にて判断した場合には、制御部13では、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idとが同一であるか否かを調べる。同一であると制御部13にて判断したときには、強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行う。一方、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idとが異なると制御部13にて判断したときには、受信状態が良好になったことを示すメッセージ、EITにより特定される弱階層サービスの番組に関する情報、弱階層サービスに切り替えるか否かを選択可能とする操作メニューを含むメニュー画像を生成してメニュー画像生成部14に出力する。
次に、本実施形態による地上波ディジタル放送受信機の変形例の動作及び階層切り替え方法の変形例について、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態による地上波ディジタル放送受信機の変形例の動作及び階層切り替え方法の変形例を示すフローチャートである。
まず、制御部13は、弱階層サービスにより番組が提供されているか否か、換言すると、弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号がオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11より出力されているかを調べる(ステップS21)。制御部13にて、弱階層サービスにより番組が提供されていないと判断された場合には(ステップS21にてNO)、ステップS21の処理を繰り返す。
一方、制御部13にて、弱階層サービスにより番組Aが提供されていると判断された場合には(ステップS21にてYES)、制御部13は、弱階層サービスによる番組Aの受信状態が悪化したか否かを調べる(ステップS22)。具体的には、制御部13は、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力したか否かを調べることにより受信状態を判断する。ここで、誤り訂正部8は、ダイバーシティ合成部7によりダイバーシティ合成されたTSに対して伝送中に生じる誤りを訂正すると共に、誤り訂正率を算出し、誤り訂正率が所定の値を超えたときに、受信状態が悪化したことを示す情報を制御部13へ出力する。
制御部13は、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力しなかった場合には(ステップS22にてNO)、ステップS22の処理を繰り返す。一方、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力した場合には(ステップS22にてYES)、制御部13は、受信状態が悪化する前にデータデコーダ部12から取得したデータ放送用の情報ストリームを参照する。そして、制御部13は、データデコーダ部12から入力した情報ストリームに含まれるEIT中のevent_idを比較して、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idとが同一であるか否かを調べる(ステップS23)。
制御部13にて、両者のevent_idが同一であると判断された場合には(ステップS23にてYES)、制御部13は、弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力すると共に、受信状態が悪化したことを示すメッセージ及び弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行うことを示すメッセージを含むメニュー情報を生成してメニュー画像生成部14へ出力する。メニュー画像生成部14では、制御部13から入力したメニュー情報に基づいて、受信状態が悪化したことを示すメッセージ及び弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行うことを示すメッセージを含むメニュー画像を生成し、ビデオデコーダ部11を介して出力する(ステップS24)。
一方、制御部13にて、両者のevent_idが異なると判断された場合には(ステップS23にてNO)、制御部13は、受信状態が悪化したことを示すメッセージ、EITにより特定される強階層サービスの番組に関する情報(例えば番組名や放送時間、チャンネル名等)、強階層サービスに切り替えるか否かを選択可能とする操作メニューを含むメニュー情報を生成してメニュー画像生成部14へ出力する。メニュー画像生成部14では、受信状態が悪化したことを示すメッセージ、EITにより特定される強階層サービスの番組に関する情報、強階層サービスに切り替えるか否かを選択可能とする操作メニューを含むメニュー画像に示す)をビデオデコーダ部11を介して出力する(ステップS25)。
そして、制御部13では、階層サービスの切り替え操作が行われたか否かを調べる(ステップS26)。具体的には、制御部13は、ビデオデコーダ部11より例えばモニタ等の表示装置に出力されたメニュー画像に基づいて、強階層サービスに切り替える操作が行われたか否かを調べる。階層サービスの切り替え操作が行われなかった場合には(ステップS26にてNO)、受信状態が悪化したままではあるが、弱階層サービスにより受信された番組Aの出力を継続する。
一方、階層サービスの切り替え操作が行われた場合には(ステップS26にてYES)、制御部13は、弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力する。
デマルチプレクサ部9では、制御部13から入力した階層選択信号に基づいて、弱階層サービスによる番組の音声ストリーム及び映像ストリームがオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11に出力されている状態から、強階層の音声ストリーム及び映像ストリームがオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11に出力される状態へと移行する。オーディオデコーダ部10に入力された強階層サービスによる番組の音声ストリームは、デコードされて音声信号として出力され、ビデオデコーダ部11に入力された強階層サービスによる番組の映像ストリームは、デコードされて映像信号として出力される(ステップS27)。
このように、強階層サービスによる番組Aが出力されている状態において、制御部13は、元々受信されていた弱階層サービスの受信状態が良好になったか否かを調べる(ステップS28)。弱階層サービスの受信状態が良好にならない場合には(ステップS28にてNO)、ステップS28の処理を繰り返す。
一方、弱階層サービスの受信状態が良好になった場合には(ステップS28にてYES)、制御部13は、データデコーダ部12から取得したデータ放送用の情報ストリームを参照し、EITにより特定される強階層サービスの番組に関する情報(例えば番組名や放送時間、チャンネル名等)及びEITにより特定される弱階層サービスの複数の番組に関する情報(例えば番組名や放送時間、チャンネル名等)を抽出する。そして、抽出した情報に基づいて、番組表及び番組表の中から一つの番組を選択するための番組の選択枠を生成するためのメニュー情報を生成し、メニュー画像生成部14に出力する。メニュー画像生成部14では、制御部13から入力したメニュー情報に基づいて、番組表及び番組の選択枠を生成し、ビデオデコーダ部11を介して出力する(ステップS29)。
そして、制御部13では、番組表に表示された番組の中から一つの番組が選択されたか否かを調べる(ステップS30)。一つの番組が選択されなかったと制御部13にて判断した場合には(ステップS30にてNO)、ステップS29に戻る。
一方、一つの番組が選択されたと制御部13にて判断した場合には(ステップS30にてYES)、制御部13は、選択された番組の音声ストリーム及び映像ストリームをオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11に出力させる(ステップS31)。
また、図7に示すように、弱階層サービスの番組Aの受信状態が悪化して(図7(a))、強階層サービスによる番組Aに切り替えられている場合に(図7(b))、制御部13は、以下の制御を行っても良い。制御部13は、弱階層サービスによる番組の受信状態が良好になったか否かを調べる。そして、弱階層サービスによる複数の番組の中に強階層サービスによる番組Aと同一のevent_idを持つ番組Aが存在するか否かを制御部13にて調べる。強階層サービスによる番組Aと同一のevent_idを持つ番組Aが弱階層サービスによる複数の番組の中に存在する場合には、制御部13は、電波状態が改善した旨を示すメニュー画像を表示させて(図7(c))、弱階層サービスによる番組Aの音声信号及び映像信号をオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11から出力させる(図7(d))。
一方、強階層サービスによる番組Aと同一のevent_idを持つ番組Aが弱階層サービスによる複数の番組の中に存在しない場合には、制御部13は、電波状態が改善した旨及び番組表を表示させるか否かを示すメニュー画像を表示させる(図7(e)。そして、番組表を表示させるという操作が行われた場合には、強階層サービスによる番組及び弱階層サービスによる複数の番組を含む番組表を表示させる(図7(f))。ここで、番組表の中から弱階層サービスによる番組aが選択されると、弱階層による番組aの音声信号及び映像信号をオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11から出力させる(図7(g))。
また、図7(e)に示すメニュー画像において番組表を表示させないという操作が行われた場合には、強階層サービスによる番組Aの音声信号及び映像信号をオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部11から引き続き出力させる(図7(h))。
なお、前述した本実施形態の変形例にて表示される番組表は、弱階層サービスによる複数の番組のみを含むような番組表であっても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、受信状態に応じて階層サービスを切り替える地上波ディジタル放送受信機に有用である。
本実施形態による地上波ディジタル放送受信機の構成例を示すブロック図である。 本実施形態による地上波ディジタル放送受信機の動作及び階層切り替え方法を示すフローチャートである。 本実施形態による地上波ディジタル放送受信機の弱階層サービスによる受信状態が悪化した場合に出力される映像の切り替えの例を示す図である。 本実施形態による地上波ディジタル放送受信機の弱階層サービスによる受信状態が良好になった場合に出力される映像の切り替えの例を示す図である。 本実施形態による地上波ディジタル放送受信機の弱階層サービスによる受信状態が良好になった場合に出力される映像の切り替えの変形例を示す図である。 本実施形態による地上波ディジタル放送受信機の変形例の動作及び階層切り替え方法の変形例を示すフローチャートである。 本実施形態による地上波ディジタル放送受信機の弱階層サービスによる受信状態が良好になった場合に出力される映像の切り替えの他の変形例を示す図である。
符号の説明
1 第1のアンテナ
2 第2のアンテナ
3 第1のチューナ
4 第2のチューナ
5 第1のOFDM復調部
6 第2のOFDM復調部
7 ダイバーシティ合成部
8 誤り訂正部
9 デマルチプレクサ部
10 オーディオデコーダ部
11 ビデオデコーダ部
12 データデコーダ部
13 制御部
14 メニュー画像生成部

Claims (4)

  1. 同一チャンネル内で弱階層サービスによる番組及び強階層サービスによる番組が存在する地上波ディジタル放送を受信する地上波ディジタル放送受信機であって、
    前記地上波ディジタル放送の電波を受信するアンテナと、
    前記アンテナに接続されており、所望のチャンネルに合致する受信周波数を設定して、そのチャンネルの放送信号を受信するチューナと、
    前記チューナからの信号を入力し、OFDM復調するOFDM復調部と、
    前記OFDM復調部によりOFDM復調された音声ストリームをデコードして音声信号を出力するオーディオデコーダ部と、
    前記OFDM復調部によりOFDM復調された映像ストリームをデコードして映像信号を出力するビデオデコーダ部と、
    前記OFDM復調部によりOFDM復調されたデータストリームから前記弱階層サービスによる番組の番組情報及び前記強階層サービスによる番組の番組情報を抽出するデータデコーダ部と、
    前記弱階層サービスによる番組の受信状態を調べ、その結果に応じて前記弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号、又は、前記強階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号を前記オーディオデコーダ部及び前記ビデオデコーダ部から選択的に出力するように制御を行う制御部と、
    メニュー画像を生成するメニュー画像生成部とを備え、
    前記制御部は、前記弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号が前記オーディオデコーダ部及び前記ビデオデコーダ部から出力されている場合に、前記弱階層サービスによる番組の受信状態が悪化したと判断したときに、受信状態が悪化する前の前記弱階層サービスの番組情報と前記強階層サービスの番組情報とが一致するか否かを調べ、両者が一致すると判断した場合には、前記強階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号を前記オーディオデコーダ部及び前記ビデオデコーダ部から出力させる一方、前記両者が一致しないと判断した場合には、ユーザによる階層サービスの切り替え操作を受けて前記強階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号を前記オーディオデコーダ部及び前記ビデオデコーダ部から出力させ、その後、前記弱階層サービスによる番組の受信状態が良好になったと判断したときに、前記弱階層サービスの番組情報と前記強階層サービスの番組情報とが一致するか否かを調べ、
    前記メニュー画像生成部は、前記弱階層サービスによる番組の受信状態が良好になったと判断したときに前記弱階層サービスの番組情報と前記強階層サービスの番組情報とが一致すると前記制御部が判断した場合には、前記弱階層サービスによる番組に関する情報に基づいて前記弱階層サービスによる番組を選択可能に表示するためのメニュー画像を生成して出力する一方、前記弱階層サービスによる番組の受信状態が良好になったと判断したときに前記弱階層サービスの番組情報と前記強階層サービスの番組情報とが一致しないと前記制御部が判断した場合には、前記弱階層サービスに切り替えるか否かを選択可能に表示するためのメニュー画像を生成して出力することを特徴とする地上波ディジタル放送受信機。
  2. 前記弱階層サービスによる番組を選択可能に表示するためのメニュー画像は、当該弱階層サービスによる現在放送中の番組および次に放送する番組に関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の地上波ディジタル放送受信機。
  3. 同一チャンネル内で弱階層サービスによる番組及び強階層サービスによる番組が存在する地上波ディジタル放送の電波を受信し、前記弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号、又は、前記強階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号をオーディオデコーダ部及びビデオデコーダ部から選択的に出力する地上波ディジタル放送受信機における階層切り替え方法であって、
    前記弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号が出力されているか否かを調べる第1のステップと、
    前記第1のステップにて、前記弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号が出力されている場合に、前記電波に含まれる前記弱階層サービスによる番組の番組情報及び前記強階層サービスによる番組の番組情報を取得する第2のステップと、
    前記弱階層サービスによる番組の受信状態を調べる第3のステップと、
    前記第3のステップにて前記弱階層サービスによる番組の受信状態が悪化したと判断された場合に、受信状態が悪化する前に前記第2のステップにて取得した前記弱階層サービスによる番組の番組情報と前記強階層サービスによる番組の番組情報とが一致するか否かを調べる第4のステップと、
    前記第4のステップにて、両者が一致すると判断された場合には、前記強階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号を前記オーディオデコーダ部及び前記ビデオデコーダ部から出力させる一方、前記両者が一致しないと判断した場合には、ユーザによる階層サービスの切り替え操作を受けて前記強階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号を前記オーディオデコーダ部及び前記ビデオデコーダ部から出力させる第5のステップと、
    前記弱階層サービスによる番組の受信状態を調べる第6のステップと、
    前記第6のステップにて、前記弱階層サービスによる番組の受信状態が良好になったと判断された場合に、前記電波に含まれる前記弱階層サービスによる番組の番組情報及び前記強階層サービスによる番組の番組情報を取得する第7のステップと、
    前記第7のステップにて取得した前記弱階層サービスによる番組の番組情報と前記強階層サービスによる番組の番組情報とが一致するか否かを調べる第8のステップと、
    前記第8のステップにて両者が一致すると判断された場合には、前記弱階層サービスによる番組に関する情報に基づいて前記弱階層サービスによる番組を選択可能に表示するためのメニュー画像を生成して出力する一方、前記第8のステップにて両者が一致しないと判断された場合には、前記弱階層サービスに切り替えるか否かを選択可能に表示するためのメニュー画像を生成して出力する第9のステップとを有する階層切り替え方法。
  4. 前記弱階層サービスによる番組を選択可能に表示するためのメニュー画像は、当該弱階層サービスによる現在放送中の番組および次に放送する番組に関する情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の階層切り替え方法。
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