JP2008085762A - デジタル放送受信装置、並びにデジタル放送受信装置の制御方法及び制御プログラム。 - Google Patents

デジタル放送受信装置、並びにデジタル放送受信装置の制御方法及び制御プログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のモニタを備えたデジタル放送受信装置において、各モニタで異なる番組の視聴が可能なデジタル放送受信装置、並びにこのデジタル放送受信装置を制御するための制御方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】第1及び第2の受信ユニットの受信する放送サービスを同一のものとして両者からのデジタル信号を合成して得られた合成ダイバーシティ信号を復号してこれを第1及び第2の再生手段の双方に再生させる第1の画面モードと、第1の受信ユニットから得られたデジタル信号を第1の復号ユニットにて復号して第1の再生手段に再生させると共に第2の受信ユニットから得られたデジタル信号を第2の復号ユニットにて復号して第2の再生手段によって再生させる第2の画面モードと、を切り換えるモード切換手段を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル放送の放送サービスを受信するためのデジタル放送受信装置、並びにこのデジタル放送受信装置の制御方法及び制御プログラムに関する。
近年、地上の送信局からデジタル信号を変調して送信し、受信器側で復調・復号して映像や音声、データなどの放送サービスを再生する地上デジタル放送が利用されつつある。このような地上デジタル放送は、パラボラアンテナなどの大型のアンテナを用いずとも高品質な映像・音声・データなどの受信が可能であるため、自動車などの移動体にも容易に搭載可能である。
乗用車などの座席が複数列に渡って配置されているような移動体においては、どの座席からでも放送サービスを視聴できるようにすることが望まれる。この課題を実現したものとしては、例えば特許文献1に開示されているものがある。特許文献1に記載の受信装置においては、座席の列ごとにモニタを配置することによって、どの座席からでも放送サービスを視聴できるようになっている。
特開2006−109044
しかしながら、上記特許文献1のような従来の構成では、全てのモニタに同内容の映像が表示されることになり、例えば助手席と後部座席とで異なる番組を視聴したい、という要求に答えられなかった。
本発明は上記の問題を解決するものであり、複数のモニタを備えたデジタル放送受信装置において、各モニタで異なる番組の視聴が可能なデジタル放送受信装置、並びにこのデジタル放送受信装置を制御するための制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のデジタル放送受信装置は、第1及び第2の受信ユニットの受信する放送サービスを同一のものとして両者からのデジタル信号を合成して得られた合成ダイバーシティ信号を復号してこれを第1及び第2の再生手段の双方に再生させる第1の画面モードと、第1の受信ユニットから得られたデジタル信号を第1の復号ユニットにて復号して第1の再生手段に再生させると共に第2の受信ユニットから得られたデジタル信号を第2の復号ユニットにて復号して第2の再生手段によって再生させる第2の画面モードと、を切り換えるモード切換手段を備える。
このような構成とすると、第2の画面モードに切り換えればモニタごとに異なる番組を視聴可能となる。また、第1の画面モードにおいては、エラーの少ない高品質な信号が得られる合成ダイバーシティによって放送サービスの受信が行われる。
また、第2の画面モードにおいて、放送サービス選択ユニットによる選択の結果第1及び第2の受信ユニットで受信する放送サービスが同じものとなった時は、モード切換手段は第1の画面モードに切り換える構成としてもよい。
このような構成によれば、第2の画面モードにおいて、一方の再生手段で番組を視聴しているユーザが、他方の再生手段で再生されている番組を放送している放送サービスにチャンネルを切り換えた時に、第1の画面モードに自動的に移行し、合成ダイバーシティによる高品質な番組の視聴が可能となる。
また、第1及び第2の復号ユニットの各々について高ビットレートの信号が得られるようにするか低ビットレートの信号が得られるようにするかを設定する、データ品質設定手段をさらに有する構成としてもよい。この時、第1及び第2の受信ユニットが受信する放送波の信号品質を検出する信号品質検出手段と、検出された信号品質が所定のレベルよりも高い時には高ビットレートの信号が得られ、また、所定のレベルよりも低い時は低ビットレートの信号が得られるように、データ品質設定手段を制御する品質調整手段と、をさらに有することがより好ましい。
このような構成とすると、高品質な放送(例えば地上デジタル放送における12セグ放送)と、低品質であるが放送波の弱いエリアでも良好な視聴が期待できる放送(例えば地上デジタル放送における1セグ放送)とが、放送波の品質に応じて自動的に切り換えられることになり、より良好に番組を視聴できることが期待される。
ここで、信号品質検出手段は、例えば第1及び第2の受信ユニットにおいて復調された信号のビットエラーレートを信号品質として検出する。或いは、信号品質検出手段は、第1及び第2の受信ユニットにおいて復調された信号のC/N比を該信号品質として検出する。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態の車載用地上デジタル放送受信装置のブロック図を示したものである。図1に示されるように受信装置1は、第1アンテナ11、第1チューナ12、第1復調部13を備えた第1受信ユニット10と、第2アンテナ21、第2チューナ22、第2復調部23を備えた第2受信ユニット20と、第1デコーダ31と、第2デコーダ32と、出力切換回路42と、第1再生部51と、第2再生部52と、コントローラ60と、を有する。ここで、第1及び第2再生部51、52は、夫々映像を表示するためのモニタ51a、51b、音声が出力されるスピーカ51b、52b、チャンネルを選択するためのキーパッド51c、52cを備えている。なお、本実施形態の受信装置1は乗用車に搭載されることを前提としたものであり、第1再生部51は前部座席(運転席及び助手席)側に、第2再生部52は後部座席側に取り付けられている。また、図1において、実線の矢印は放送信号若しくはデータの流れを示したものであり、破線の矢印はコントローラ60と他の部材との間の制御の流れを示したものである。
第1受信ユニット10および第2受信ユニット20は、夫々異なる放送サービス(受信周波数およびサブキャリア)を受信可能である。以下の説明は第1受信ユニット10に関するものであるが、第1アンテナ11、第1チューナ12、第1復調部13の機能は、第2アンテナ21、第2チューナ22、第2復調部23の機能と同等である。デジタル放送の放送電波は第1アンテナ11で受信され、第1チューナ12にて所望の周波数帯の信号を抽出して第1復調部13に送信する。本実施形態においては、デジタル放送の信号はOFDM方式によって変調されたアナログ信号であり、これを第1復調部13によって復調(A/D変換、直交復調、FFT変換、波形等価処理、及びデジタル復号処理)してデジタル信号を得る。復調されたデジタル信号は第1デコーダ31に送信される。
第1デコーダ31は、復調されたデジタル信号に含まれる符号化された映像/音声データ(例えばMPEG2方式のもの)を復号する機能を有する。また、デコーダ31は、復号された映像データを処理して所定の形式(コンポーネント信号などのアナログ信号やDVI信号などのデジタル信号)のビデオ信号に変換して出力する機能を有する。さらに、デコーダ31は、復号された音声データを処理して所定の形式(アナログ又はデジタル)のオーディオ信号に変換して出力する機能を有する。なお、第2復調部23によって復調されたデジタル信号が入力される第2デコード32も、第1デコーダ31と同等の機能を有する。
第1デコーダ31の出力は、第1再生部51及び出力切換回路42の双方に送られるようになっている。また、第2デコーダ32の出力は、出力切換回路42のみに送られる。コントローラ60は、出力切換回路42を制御して、第1及び第2デコーダ31、32から入力された映像/音声データのいずれか一方を選択的に第2再生部52に出力するようになっている。すなわち、本実施形態においては、第1デコーダ31の出力が第1、第2再生部51、52の双方にて再生される第1の画面モードと、第1デコーダ31の出力が第1の再生部で再生され且つ第2デコーダ32の出力が第2再生部52で出力される第2の画面モードとが切換可能となっている。この切換動作は、第1再生部51のキーパッド51cまたは、第2再生部52のキーパッド52cのいずれかを操作することによってなされる。すなわち、この切換動作は前部座席側、後部座席側の何れからも行うことが可能である。
また、第1の画面モードにおいては、第1再生部51のキーパッド51cと第2再生部52のキーパッド52cの双方で、視聴する放送サービスの選択を行うことができる。この場合は、例えば前部座席側で放送サービスの変更を行うと、後部座席側の第2再生部52において再生されている放送サービスも切り換わる。一方、第2の画面モードにおいては、第1再生部51で再生されている放送サービスの選択は第1再生部51のキーパッド51cで、また、第2再生部52で再生されている放送サービスの選択は第2再生部52のキーパッド52cで別個に行う。この場合は、一方の再生部で再生されている放送サービスを変更しても、他方の再生部での再生されている放送サービスは変わらない。
本実施形態においては、第1受信ユニット10と第2受信ユニット20とで同一の放送サービスの放送信号を受信し、これを合成してエラー(データ欠損)の少ない信号を生成する、所謂合成ダイバーシティを行うことが出来るようになっている。より具体的には、第1受信ユニット10と第2受信ユニット20とで放送波を一旦直交復調し、得られた信号を合成し、再び変調する。この結果得られた信号は第1受信ユニット10と第2受信ユニット20が受信した信号よりもエラーの少ない高品質な信号である。そして、この信号を第1復調器13でもう一度復調して高品質なデジタル信号を得る。合成ダイバーシティは、第1の画面モードにて実行され、第1受信ユニット10により得られ、第1デコーダ31によって復号された映像/音声データは、第1再生部51と第2再生部52の双方で再生される。
本実施形態の受信装置1は、ARIB規格TR−B14及びSTD−B31に準拠したデジタル放送を受信・再生するものである。この規格は一つの物理チャンネルが13のセグメントに分割されているものである。この13のセグメントのうち、12のセグメントを使って高ビットレート、すなわち高品質(HDTV品質)の映像/音声の送信(所謂12セグ放送)が行われると同時に、残りの1セグメントを使って低ビットレート、すなわち低品質(QVGA品質)の映像/音声の送信(所謂1セグ放送)が行われる。12セグ放送に比べて1セグ放送は、電波の受信状態が悪い場合であっても比較的良好に受信できる。という特性を有している。また、通常は、同一の物理チャンネルにおいて12セグ放送と1セグ放送とでは同一内容の番組を流すという、いわゆるサイマル放送が行われている。
本実施形態においては、第1及び第2受信ユニット10、20が受信/復調された信号の品質をコントローラ60が検出し、この品質に応じて12セグ放送と1セグ放送との切換を行うようになっている。この構成を含む、コントローラ60の動作につき以下説明する。
本実施形態においては、受信装置1のユーザが第1再生部51のキーパッド51cまたは第2再生部52のキーパッド52cを操作して画面モードの切換が指示し、次いで放送サービスの変更(所謂チャンネルの切換)が指示された時に、画面モードの変更が行われるようになっている。このため、コントローラ60は図2のフローチャートに示される画面モード切換設定ルーチン及び図3のフローチャートに示される放送サービス切換ルーチンを利用する。
図2の画面モード切換設定ルーチンは、受信装置1のユーザが第1再生部51のキーパッド51cまたは第2再生部52のキーパッド52cを操作して画面モードの切換を指示した時に割込実行されるルーチンである。本ルーチンが実行されると、ステップS1が実行される。ステップS1では、受信装置1のユーザが第1再生部51のキーパッド51cまたは第2再生部52のキーパッド52cを操作して指示された画面モードの内容の確認が行われる。すなわち、ユーザによって第1の画面モードと第2の画面モードのいずれが選択されているのかの判定が行われる。第1の再生部51と第2の再生部52で同じ内容の放送サービスを再生する第1の画面モードが設定されている場合は(S1:第1の画面モード)、ステップS2に進む。
ステップS2では、受信モードフラグの判定が行われる。受信モードフラグとは、現在合成ダイバーシティによる受信が行われている(ダイバーシティ動作)か、各受信ユニットが連携せずに受信を行っている(シングル動作)を示すフラグである。ステップS2において、シングル動作が行われていることを示す値が受信モードフラグに設定されている場合は(S2:シングル)、ステップS3に進む。
ステップS3では、ダイバーシティ動作を開始するためのダイバーシティ切換処理(後述)が実行される。この処理が完了した後、ステップS4が実行される。
一方、ステップS2において、ダイバーシティ動作が行われていることを示す値が受信モードフラグに設定されている場合は(S2:ダイバーシティ)、ステップS3を実行する必要がないため、ステップS4に進む。
ステップS4では、画面モードフラグの設定が行われる。画面モードフラグとは、設定されるべき画面モードが第1の画面モードであるか第2の画面モードであるのかを示すフラグである。ステップS4では、設定されるべき画面モードが第1の画面モードであることを示す値が画面モードフラグに設定される。次いで、本ルーチンを終了する。
一方、ステップS1において、第1の再生部51と第2の再生部52で異なる放送サービスを再生する第2の画面モードが設定されている場合は(S1:第2の画面モード)、ステップS5に進む。ステップS5では、設定されるべき画面モードが第2の画面モードであることを示す値が画面モードフラグに設定される。次いで、本ルーチンを終了する。
以上のように、本ルーチンが実行されると、ユーザによる指示内容に応じて画面モードフラグの変更が行われる。
次いで、放送サービス切換ルーチンにつき説明する。図3に示される放送サービス切換ルーチンは、ユーザが受信装置1のユーザが第1再生部51のキーパッド51cまたは第2再生部52のキーパッド52cを操作して受信/再生する放送サービスの変更が指示された時に割込実行されるルーチンである。本ルーチンが開始すると、ステップS11が実行される。
ステップS11では、画面モードフラグの内容の確認が行われる。すなわち、ステップS11において、設定されるべき画面モードが第1の画面モードであることを示す値が画面モードフラグに設定されていることが確認された場合は(S11:第1の画面モード)、ステップS12に進む。
ステップS12では、第1の画面モードにおいて受信する放送サービスの変更を行うための第1選局処理(後述)が実行される。次いで、本ルーチンを終了する。
一方、ステップS11において、設定されるべき画面モードが第2の画面モードであることを示す値が画面モードフラグに設定されていることが確認された場合は(S11:第2の画面モード)、ステップS13に進む。
ステップS13では、第2の画面モードにおいて受信する放送サービスの変更を行うための第2選局処理(後述)が実行される。次いで、本ルーチンを終了する。
図3のルーチンのステップS12にて実行される第1選局処理の詳細につき、以下説明する。図4はこの第1選局処理のルーチンのフローチャートである。第1選局処理が実行されると、図4のフローチャートのステップS21が実行される。
ステップS21では、受信モードフラグの内容の確認が行われる。本ステップにおいて、シングル動作が行われていることを示す値が受信モードフラグに設定されている場合は(S21:シングル)、ステップS22に進む。
ステップS22では、ダイバーシティ動作を開始するためのダイバーシティ切換処理(後述)が実行される。この処理が完了した後、ステップS23が実行される。
ステップS21において、ダイバーシティ動作が行われていることを示す値が受信モードフラグに設定されている場合は(S21:ダイバーシティ)、ステップS22を実行する必要がないので、ステップS23に進む。
ステップS23では、放送サービス切換ルーチン(図3)の実行前にユーザにて指定された、放送サービスの物理チャンネルに第1及び第2チューナ12、22を合わせる。次いで、本ルーチンを終了させる。
以上説明した第1選局処理が実行されると、ユーザが指定した放送サービスの受信/再生が合成ダイバーシティによって行われるようになり、また、この放送サービスは第1再生部51と第2再生部52の双方で再生される。
図3のルーチンのステップS13にて実行される第2選局処理の詳細につき、以下説明する。図5はこの第2選局処理のルーチンのフローチャートである。第2選局処理が実行されると、図5のフローチャートのステップS31が実行される。
本ルーチンが実行される時は、ユーザによって第1再生部51または第2再生部52で再生すべき放送サービスの変更指示が行われた時である。ステップS31においては、ユーザによって放送サービスの変更指示が行われる再生部において再生すべき放送サービスと、ユーザによって放送サービスの変更指示が行われない方の再生部にて現在再生されている放送サービスが同一のものであるかどうかの判定が行われる。放送サービスが同一のものでないならば(S31:NO)、ステップS32に進む。
ステップS32では、受信モードフラグの確認が行われる。ダイバーシティ動作が行われていることを示す値が受信モードフラグに設定されている場合は(S32:ダイバーシティ)、ステップS33に進む。
ステップS33では、シングル動作を開始するためのシングル切換処理(後述)が実行される。この処理が完了した後、ステップS34が実行される。
一方、ステップS32において、シングル動作が行われていることを示す値が受信モードフラグに設定されている場合は(S32:シングル)、ステップS33を実行する必要がないため、ステップS34に進む。
ステップS34では、ユーザによって放送サービスの変更指示が行われた再生部が第1再生部51と第2再生部52のいずれであるかの判定が行われる。第1再生部51で再生される放送サービスの変更指示がなされたのであれば(S34:第1再生部)、ステップS35に進み、第1チューナ12で受信する物理チャンネルをユーザによって指示された放送サービスの物理チャンネルに設定する。次いで、本ルーチンを終了する。
ステップS34において第2再生部52で再生される放送サービスの変更指示がなされたことが確認されたのであれば(S34:第2再生部)、ステップS36に進み、第2チューナ22で受信する物理チャンネルをユーザによって指示された放送サービスの物理チャンネルに設定する。次いで、本ルーチンを終了する。
また、ステップS31において、ユーザによって放送サービスの変更指示が行われる再生部において再生すべき放送サービスと、ユーザによって放送サービスの変更指示が行われない方の再生部にて現在再生されている放送サービスが同一のものであるならば(S31:YES)、ステップS37に進む。
ステップS37では、受信モードフラグの内容の確認が行われる。本ステップにおいて、シングル動作が行われていることを示す値が受信モードフラグに設定されている場合は(S37:シングル)、ステップS38に進む。
ステップS38では、ダイバーシティ動作を開始するためのダイバーシティ切換処理(後述)が実行される。この処理が完了した後、ステップS39が実行される。
ステップS37において、ダイバーシティ動作が行われていることを示す値が受信モードフラグに設定されている場合は(S37:ダイバーシティ)、ステップS38を実行する必要がないので、ステップS39に進む。
ステップS39では、放送サービス切換ルーチン(図3)の実行前にユーザにて指定された、放送サービスの物理チャンネルに第1及び第2チューナ12、22を合わせる。次いで、本ルーチンを終了させる。
以上のように、本ルーチンが実行されると、ユーザによって放送サービスの変更指示が行われる再生部において再生すべき放送サービスと、ユーザによって放送サービスの変更指示が行われない方の再生部にて現在再生されている放送サービスが同一のものである場合は、合成ダイバーシティによるより高品質な映像/音声の再生が行われる。
シングル動作からダイバーシティ動作に切り換えるためのダイバーシティ切換処理につき以下説明する。図6は、ダイバーシティ切換処理のルーチンのフローチャートである。本ルーチンは、前述のように、ステップS3(図2)、S22(図4)、S38(図5)から呼び出されるルーチンである。本ルーチンが開始すると、ステップS41が実行される。
ステップS41では、コントローラ60は第1復調部13及び第2復調部23を制御して合成ダイバーシティが行われるようにする。具体的には、第2復調部23にて直交復調された信号が第1復調部13に送られるようにすると共に、第1復調部13ではこの信号と、第1復調部13で直交復調された信号とを用いて合成ダイバーシティが行われるようにする。次いで、ステップS42に進む。
ステップS42では、コントローラ60は出力切換回路42を制御して、第1デコーダの出力(すなわち、合成ダイバーシティによって得られた映像/音声)が第2再生部52に送られるようにする。次いで、ステップS43に進む。
ステップS43では、ダイバーシティ動作が行われていることを示す値を受信モードフラグに設定する。次いで、本ルーチンを終了する。
以上のように、本ルーチンが実行されると、合成ダイバーシティによる放送サービスの受信/再生が開始されると共に、第1再生部と第2再生部とで同内容の映像/音声が再生される。
ダイバーシティ動作からシングル動作に切り換えるためのシングル切換処理につき以下説明する。なお、本ルーチンはステップS33(図5)から呼び出されるルーチンである。シングル切換処理のルーチンのフローチャートを図7に示す。本ルーチンが開始すると、ステップS51が実行される。
ステップS51では、コントローラ60は第1復調部13及び第2復調部23を制御して、第1受信ユニット10と第2受信ユニット20とが別個に放送波の受信・復調を行うシングル動作が行われるようにする。具体的には、第2復調部23にて直交復調された信号は第1復調部13に送られず合成ダイバーシティが行われないようにする。次いで、ステップS52に進む。
ステップS52では、コントローラ60は出力切換回路42を制御して、第2デコーダの出力が第2再生部52に送られるようにする。次いで、ステップS53に進む。
ステップS53では、シングル動作が行われていることを示す値を受信モードフラグに設定する。次いで、本ルーチンを終了する。
以上のように、本ルーチンが実行されると、第1受信ユニット10で受信・復号された信号が第1デコーダで復号されて第1再生部51で再生されるようになると共に、第2受信ユニット20で受信・復号された信号が第1デコーダで復号されて第2再生部52で再生されるようになる。
本実施形態においては、コントローラは第1復調部13及び第2復調部23が復調して得られた信号の品質を定期的にチェックしており、その結果に応じて低品位の1セグ放送と高品位の12セグ放送のどちらを再生すべきかを適宜切り換えている。この放送切換処理は、図8のフローチャートに示されるルーチンによって実行される。なお、本ルーチンは図2〜7に示される他のルーチンとは並列動作するよう構成されている。また、本ルーチンは定期的(例えば1分に1回)に実行されるようになっている。本ルーチンが実行されると、ステップS101が実行される。
ステップS101では、第1デコーダ31の復号方式、すなわち第1デコーダ31が1セグ放送の映像/音声と12セグ放送の映像/音声のどちらを出力しているかについてのチェックが行われている。第1デコーダ31の復号方式が1セグ放送であるならば(S101:1セグ)、ステップS102に進む。
ステップS102では、第1復調部13の出力信号の信号品質が基準レベル以上であるかどうかの判定が行われる。この信号品質は、例えば出力信号のビットエラーレートが第1の閾値未満であるかどうかによって行われる。出力信号のビットエラーレートが第1の閾値未満であるならば、出力信号が基準レベル以上、すなわち12セグ放送を充分に復号できるレベルであると判断する。このような場合は(S102:基準レベル以上)、ステップS103に進む。なお、第1復調部13の出力信号は、合成ダイバーシティ動作の時は合成ダイバーシティの結果として得られた信号を復調したものであり、シングル動作の時は、第1受信ユニットで受信した信号を復調したものである。従って、本ステップは、合成ダイバーシティ動作の時は合成ダイバーシティの結果として得られた信号の、シングル動作の時は第1受信ユニットで受信した信号の品質を夫々判定するものである。
ステップS103では、第1デコーダ31による復号方式を12セグ放送に設定する。次いで、ステップS110に進む。
一方、ステップS102において出力信号のビットエラーレートが第1の閾値以上であるならば、出力信号が基準レベル未満、すなわち12セグ放送を充分に復号できるとはいえないレベルであると判断する。このような場合は(S102:基準レベル未満)、ステップS103を実行せずにステップS110に進む。
また、ステップS101において第1デコーダ31の復号方式が12セグ放送であるならば(S101:12セグ)、ステップS104に進む。
ステップS104では、第1復調部13の出力信号の信号品質が基準レベル未満であるかどうかの判定が行われる。この信号品質は、例えば出力信号のビットエラーレートが第2の閾値以上であるかどうかによって行われる。出力信号のビットエラーレートが第2の閾値以上であるならば、出力信号が基準レベル未満、すなわち12セグ放送を充分に復号できるレベルではないと判断する。このような場合は(S104:基準レベル以上)、ステップS105に進む。
ステップS105では、第1デコーダ31による復号方式を1セグ放送に設定する。次いで、ステップS110に進む。なお、第2の閾値は第1の閾値よりもある程度小さい値となっており、一旦復号方式が1セグ放送となった後は、充分に出力信号の品質が回復するまで12セグ放送には切り換わらないようになっている。
一方、ステップS104において出力信号のビットエラーレートが第2の閾値未満であるならば、出力信号が基準レベル以上、すなわち12セグ放送を充分に復号できるレベルであると判断する。このような場合は(S104:基準レベル以上)、ステップS105を実行せずにステップS110に進む。
ステップS110では、受信モードフラグのチェックが行われる。シングル動作が行われていることを示す値が受信モードフラグに設定されている場合は(S110:シングル)、ステップS111に進む。
ステップS111では、第2デコーダ32の復号方式、すなわち第2デコーダ32が1セグ放送の映像/音声と12セグ放送の映像/音声のどちらを出力しているかについてのチェックが行われている。第2デコーダ31の復号方式が1セグ放送であるならば(S111:1セグ)、ステップS112に進む。
ステップS112では、第2復調部23の出力信号の信号品質が基準レベル以上であるかどうかの判定が行われる。この信号品質は、例えば出力信号のビットエラーレートが第1の閾値未満であるかどうかによって行われる。出力信号のビットエラーレートが第1の閾値未満であるならば、出力信号が基準レベル以上、すなわち12セグ放送を充分に復号できるレベルであると判断する。このような場合は(S112:基準レベル以上)、ステップS113に進む。
ステップS113では、第2デコーダ32による復号方式を12セグ放送に設定する。次いで、本ルーチンを終了する。
一方、ステップS112において出力信号のビットエラーレートが第1の閾値以上であるならば、出力信号が基準レベル未満、すなわち12セグ放送を充分に復号できるとはいえないレベルであると判断する。このような場合は(S112:基準レベル未満)、ステップS113を実行せずに本ルーチンを終了する。
また、ステップS111において第2デコーダ32の復号方式が12セグ放送であるならば(S111:12セグ)、ステップS114に進む。
ステップS114では、第2復調部23の出力信号の信号品質が基準レベル未満であるかどうかの判定が行われる。この信号品質は、例えば出力信号のビットエラーレートが第2の閾値以上であるかどうかによって行われる。出力信号のビットエラーレートが第2の閾値以上であるならば、出力信号が基準レベル未満、すなわち12セグ放送を充分に復号できるレベルではないと判断する。このような場合は(S114:基準レベル以上)、ステップS115に進む。
ステップS115では、第2デコーダ32による復号方式を1セグ放送に設定する。次いで、本ルーチンを終了する。
一方、ステップS114において出力信号のビットエラーレートが第2の閾値未満であるならば、出力信号が基準レベル以上、すなわち12セグ放送を充分に復号できるレベルであると判断する。このような場合は(S114:基準レベル以上)、ステップS115を実行せずに本ルーチンを終了する。
また、ステップS110においてダイバーシティ動作が行われていることを示す値が受信モードフラグに設定されている場合は(S110:ダイバーシティ)、第2デコーダの復号方式を設定する必要がないため、何もせずに本ルーチンを終了させる。
以上のように、本実施形態によれば、前部座席側の再生部と後部座席側の再生部とで同じ放送サービスを再生する第1の画面モードと、前部座席側の再生部と後部座席側の再生部とで異なる放送サービスを再生する第2の画面モードとを、ユーザの操作によって切り換えることが可能となる。また、第1の画面モードにおいては合成ダイバーシティによる高品質な放送サービスの受信・再生が可能となる。さらに、本実施形態によれば、充分な品質の放送波が得られる時は高品位な12セグ放送を再生し、そうでない場合は低品位だが放送波の品質が低い場合であっても良好に再生できる1セグ放送を再生するようになっている。
なお、上記説明した本実施形態においては、第1デコーダ31、第2デコーダ32、出力切換回路42が別個の部品として示されているが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、第1デコーダ31、第2デコーダ32、出力切換回路42が1チップに収められたデコーダ素子を代わりに使用しても良い。
また、本実施形態においては、12セグ放送の放送サービスの再生を行うか、1セグ放送の放送サービスの再生を行うかどうかの判断基準は、第1又は第2の受信ユニットが受信・復調したデータのビットエラーレートに基づくものである。しかしながら、本発明は上記の構成に限定されるものではなく、他の判断基準、例えば復調したデータのC/N比が所定値以上/未満であるかどうかを用いてもよい。
また、本実施形態においては、シングル動作時であっても、第1の再生部と第2の再生部とで同じ放送サービスが選局された時は自動的に合成ダイバーシティ動作に移行するよう構成されているが、第1の再生部と第2の再生部とで選局されている放送サービスに関わらず、常にシングル動作となる構成としてもよい。
また、本実施形態においては、復調した信号の品質に応じて、1セグ放送で復号するか12セグ放送で復号するかを適宜変更しているが、本発明はこの構成に限定されるものでない。例えば、合成ダイバーシティによる信号品質の改善が期待できる第1の画面モードにおいては常に12セグ放送で復号し、第2の画面モードでは常に1セグ放送で復号する構成としてもよい。
また、本実施形態においては、合成ダイバーシティ動作中は1セグ放送か12セグ放送のどちらか一方が双方の再生部で再生されるようになっているが、出力切換回路やデコーダの構成を変えることによって、合成ダイバーシティ動作時に一方の再生部で1セグ放送、他方の再生部で12セグ放送を再生するようにすることもできる。また、再生部の各々に電源スイッチが設けられており、一方の再生部のみが利用可能な時は常に合成ダイバーシティ動作で放送サービスの受信・再生が行われるような構成もまた、本発明の範囲内である。
また、本実施形態においては、受信ユニット、再生部共に2組の構成が開示されているが、本発明はこの構成に限定されるものではない。すなわち、受信ユニットが4組あり、再生部が3組あるような構成もまた本発明の範囲内である。この場合は、全ての再生部で同一の放送サービスを受信する場合は4組の受信ユニット全てを用いて合成ダイバーシティを行い、各再生部で異なる放送サービスを受信する場合は一つの再生部では2組の受信ユニットを用いた合成ダイバーシティの結果として得られた信号を再生し、他の2組の再生部は夫々1組の受信ユニットからの出力を再生することになる。或いは、各再生部で異なる放送サービスを受信する場合に、3組の再生部は夫々1組の受信ユニットからの出力を再生する(放送サービスの再生に関与しない受信ユニットが1つ残る)構成としてもよい。
本発明の実施の形態の車載用地上デジタル放送受信装置のブロック図である。 本発明の実施の形態の画面モード切換設定ルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態の放送サービス切換ルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態の第1選局処理のルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態の第2選局処理のルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態のダイバーシティ切換処理のルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態のシングル切換処理のルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態の放送切換処理のルーチンのフローチャートである。
符号の説明
1 受信装置
10 第1受信ユニット
11 第1アンテナ
12 第1チューナ
13 第1復調部
20 第2受信ユニット
21 第2アンテナ
22 第2チューナ
23 第2復調部
31 第1デコーダ
32 第2デコーダ
42 出力切換回路
51 第1再生部
51a モニタ
51b スピーカ
51c キーパッド
52 第2再生部
52a モニタ
52b スピーカ
52c キーパッド


Claims (20)

  1. 放送波を受信及び復調してデジタル信号を出力する第1及び第2の受信ユニットと、
    前記第1及び第2の受信ユニットから出力されるデジタル信号を合成して合成ダイバーシティ信号を生成する合成ダイバーシティユニットと、
    前記第1及び第2の受信ユニットで受信する放送サービスを選択する放送サービス選択ユニットと、
    前記第1の受信ユニットから出力される該デジタル信号又は該合成ダイバーシティ信号を復号して映像、音声及び/またはデータ信号を取り出す第1の復号ユニットと、
    前記第2の受信ユニットから出力される該デジタル信号を復号して映像及び/または音声信号を取り出す第2の復号ユニットと、
    それぞれ異なる位置に設置され、前記第1及び第2の復号ユニットによって復号された信号を映像及び/または音声として再生する第1及び第2の再生手段と、
    前記第1及び第2の受信ユニットの受信する放送サービスを同一のものとして両者からのデジタル信号を合成して得られた合成ダイバーシティ信号を復号してこれを前記第1及び第2の再生手段の双方に再生させる第1の画面モードと、前記第1の受信ユニットから得られたデジタル信号を第1の復号ユニットにて復号して前記第1の再生手段に再生させると共に前記第2の受信ユニットから得られたデジタル信号を第2の復号ユニットにて復号して前記第2の再生手段によって再生させる第2の画面モードと、を切り換えるモード切換手段と、
    を有する、デジタル放送受信装置。
  2. 該第2の画面モードにおいて、前記放送サービス選択ユニットによる選択の結果第1及び第2の受信ユニットで受信する放送サービスが同じものとなった時は、前記モード切換手段は前記第1の画面モードに切り換える、ことを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記第1及び第2の復号ユニットの各々について高ビットレートの信号が得られるようにするか低ビットレートの信号が得られるようにするかを設定する、データ品質設定手段をさらに有する、請求項1又は2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記第1及び第2の受信ユニットが受信する放送波の信号品質を検出する信号品質検出手段と、
    該検出された信号品質が所定のレベルよりも高い時には高ビットレートの信号が得られ、また、該所定のレベルよりも低い時は低ビットレートの信号が得られるように、前記データ品質設定手段を制御する品質調整手段と、
    をさらに有する、請求項3に記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記信号品質検出手段は、前記第1及び第2の受信ユニットにおいて復調された信号のビットエラーレートを該信号品質として検出する、ことを特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信装置。
  6. 前記信号品質検出手段は、前記第1及び第2の受信ユニットにおいて復調された信号のC/N比を該信号品質として検出する、ことを特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信装置。
  7. 放送波を受信及び復調してデジタル信号を出力する第1及び第2の受信ユニットと、該第1及び第2の受信ユニットから出力されるデジタル信号を合成して合成ダイバーシティ信号を生成する合成ダイバーシティユニットと、該第1及び第2の受信ユニットで受信する放送サービスを選択する放送サービス選択ユニットと、該第1の受信ユニットから出力される該デジタル信号又は該合成ダイバーシティ信号を復号して映像、音声及び/またはデータ信号を取り出す第1の復号ユニットと、該第2の受信ユニットから出力される該デジタル信号を復号して映像及び/または音声信号を取り出す第2の復号ユニットと、それぞれ異なる位置に設置され、該第1及び第2の復号ユニットによって復号された信号を映像及び/または音声として再生する第1及び第2の再生手段と、を備えたデジタル放送受信装置を制御する制御方法であって、
    該第1及び第2の受信ユニットの受信する放送サービスを同一のものとして両者からのデジタル信号を合成して得られた合成ダイバーシティ信号を復号してこれを該第1及び第2の再生手段の双方に再生させる第1の画面モードと、該第1の受信ユニットから得られたデジタル信号を第1の復号ユニットにて復号して該第1の再生手段に再生させると共に該第2の受信ユニットから得られたデジタル信号を第2の復号ユニットにて復号して該第2の再生手段によって再生させる第2の画面モードと、を切り換えるモード切換ステップを有する、デジタル放送受信装置の制御方法。
  8. 該第2の画面モードにおいて、該放送サービス選択ユニットによる選択の結果第1及び第2の受信ユニットで受信する放送サービスが同じものとなった時は、前記モード切換ステップにおいて該第1の画面モードへの切換が行われる、ことを特徴とする請求項7に記載のデジタル放送受信装置の制御方法。
  9. 該第1及び第2の復号ユニットの各々について高ビットレートの信号が得られるようにするか低ビットレートの信号が得られるようにするかを設定する、データ品質設定ステップをさらに有する、請求項7又は8に記載のデジタル放送受信装置の制御方法。
  10. 該第1及び第2の受信ユニットが受信する放送波の信号品質を検出する信号品質検出ステップと、
    該検出された信号品質が所定のレベルよりも高い時には高ビットレートの信号が得られ、また、該所定のレベルよりも低い時は低ビットレートの信号が得られるように、該データ品質設定手段を制御する品質調整ステップと、
    をさらに有する、請求項9に記載のデジタル放送受信装置の制御方法。
  11. 前記信号品質検出ステップは、該第1及び第2の受信ユニットにおいて復調された信号のビットエラーレートを該信号品質として検出する、ことを特徴とする請求項10に記載のデジタル放送受信装置の制御方法。
  12. 前記信号品質検出ステップは、該第1及び第2の受信ユニットにおいて復調された信号のC/N比を該信号品質として検出する、ことを特徴とする請求項10に記載のデジタル放送受信装置の制御方法。
  13. 請求項7から12のいずれかに記載の制御方法を手順として実行させるための、デジタル放送受信装置の制御プログラム。
  14. 放送波を受信及び復調してデジタル信号を出力する受信ユニットと、
    前記受信ユニットから出力されるデジタル信号を復号して映像及び/または音声信号を取り出す復号ユニットと、
    前記受信ユニットで受信する放送サービスを選択する放送サービス選択ユニットと、
    前記復号ユニットから高ビットレートの信号が得られるようにするか低ビットレートの信号が得られるようにするかを設定する、データ品質設定手段と、
    前記受信ユニットが受信する放送波の信号品質を検出する信号品質検出手段と、
    該検出された信号品質が所定のレベルよりも高い時には高ビットレートの信号が得られ、また、該所定のレベルよりも低い時は低ビットレートの信号が得られるように、前記データ品質設定手段を制御する品質調整手段と、
    を有する、デジタル放送受信装置。
  15. 前記信号品質検出手段は、前記受信ユニットにおいて復調された信号のビットエラーレートを該信号品質として検出する、ことを特徴とする請求項14に記載のデジタル放送受信装置。
  16. 前記信号品質検出手段は、前記受信ユニットにおいて復調された信号のC/N比を該信号品質として検出する、ことを特徴とする請求項14に記載のデジタル放送受信装置。
  17. 放送波を受信及び復調してデジタル信号を出力する受信ユニットと、該受信ユニットから出力されるデジタル信号を復号して映像及び/または音声信号を取り出す復号ユニットと、該受信ユニットで受信する放送サービスを選択する放送サービス選択ユニットと、該復号ユニットから高ビットレートの信号が得られるようにするか低ビットレートの信号が得られるようにするかを設定する、データ品質設定手段と、を備えたデジタル放送受信装置を制御するための制御方法であって、
    該受信ユニットが受信する放送波の信号品質を検出する信号品質検出ステップと、
    該検出された信号品質が所定のレベルよりも高い時には高ビットレートの信号が得られ、また、該所定のレベルよりも低い時は低ビットレートの信号が得られるように、前記データ品質設定手段を制御する品質調整ステップと、
    を有する、デジタル放送受信装置の制御方法。
  18. 前記信号品質検出ステップは、該受信ユニットにおいて復調された信号のビットエラーレートを該信号品質として検出する、ことを特徴とする請求項17に記載のデジタル放送受信装置の制御方法。
  19. 前記信号品質検出手段は、前記受信ユニットにおいて復調された信号のC/N比を該信号品質として検出する、ことを特徴とする請求項17に記載のデジタル放送受信装置の制御方法。
  20. 請求項17から19のいずれかに記載の制御方法を手順として実行させるための、デジタル放送受信装置の制御プログラム。
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