JP4655042B2 - 光電気混載回路実装基板およびそれを用いた伝送装置 - Google Patents

光電気混載回路実装基板およびそれを用いた伝送装置 Download PDF

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Description

本発明は、伝送装置内においてボード間で送受信される大容量光信号を一括処理する光電気混載回路実装基板の光配線構造と光接続部の実装方式及びそれを用いた伝送装置に関する。
近年情報通信分野において、光を用いて大容量のデータを高速でやりとりする通信トラフィックの整備が急速に行われつつあり、これまで基幹、メトロ、アクセス系といった数km以上の比較的長い距離について光ファイバ網が展開されてきた。今後はさらに、伝送装置間(数m〜数百m)、或いは装置内(数cm〜数十cm)といった極めて近距離についても、大容量データを遅延なく処理するため、信号配線を光化することが有効である。
伝送装置内の光配線化に関して、例えばルータ/スイッチ装置では、イーサなど外部から光ファイバを通して伝送された高周波信号をラインカードに入力する。このラインカードは1枚のバックプレーンに対して数枚で構成されており、各ラインカードへの入力信号はさらにバックプレーンを介してスイッチカードに集められ、スイッチカード内のLSIにて処理した後、再度バックプレーンを介して各ラインカードに出力している。ここで、現状の装置では各ラインカードから現状300Gbit/s以上の信号がバックプレーンを介してスイッチカードに集まる。これを現状の電気配線で伝送するには、伝播損失の関係で配線1本あたり1〜3Gbit/s程度に分割する必要があるため、100本以上の配線数が必要となる。
さらに、これら高周波線路に対して波形成形回路や、反射、或いは配線間クロストークの対策が必要である。今後、さらにシステムの大容量化が進み、Tbit/s以上の情報を処理する装置になると、従来の電気配線では配線本数やクロストーク対策等の課題がますます深刻となってくる。これに対し、装置内ラインカード〜バックプレーン〜スイッチカードのボード間の信号伝送線路を光化することによって、10Gbps以上の高周波信号を低損失で伝播可能となるため、配線本数が少なくすむことと、高周波信号に対しても上記の対策が必要無くなるため有望である。
このような大容量の光インターコネクション回路を実現するためには光配線の高密度化と低損失で光接続が可能、且つ作製方法が容易な基板実装技術が必要となる。配線の高密度化に関しては、2次元的に複数本配列した光導波路アレイなどの光配線層をさらに基板の厚み方向に多層積層し、基板表面に搭載した面発(受)光型の光電変換素子アレイと光接続することで、より小さい実装面積で配線の高密度化が図れるため有効である。
このような、多層光配線層と光電変換素子アレイとを低損失で光接続可能な実装形態の一例が特許文献1に開示されている。この例では、特許文献1の図1に示されるように、多層光配線層の各層と光電変換素子アレイとを結合させるためのアレイ型光結合用光導波路ユニットを備えて、光配線層からの光を光結合用光導波路のコアを通して伝送するものとしてビーム拡がりによる光結合効率の低下を回避している。
さらに、ビーム拡がりによる光結合効率の低下を抑制する他の例が特許文献2に開示されている。この例では、特許文献2の図1に示されるように、多層光導波路と発光素子アレイにそれぞれマイクロレンズを搭載することにより、発光素子からの出射光をマイクロレンズでコリメートし、さらにその光をマイクロレンズで集光して光導波路のコアに導入する。これによって、素子からのビーム拡がりによる放射損失を抑制して光結合効率の低下を回避している。
特開2003−114365号公報 特開2001−185752号公報
しかし、特許文献1に開示される光路変換デバイスでは、光結合用のアレイ型光結合用光導波路ユニットを本体のアレイ型光導波路ユニットとは別に作製する必要がある。さらにアレイ型光導波路ユニットの積層数に応じて、それぞれ、長さの異なる光結合用の光導波路ユニットが必要となるため、部品数及び作製工程数が増大してしまう。また、各アレイ型光導波路ユニットを作製する際に、位置合わせが困難であり、光素子と各導波路層間の光軸位置がずれることによる光損失が大きくなる可能性がある。これらの影響は光導波路ユニットの層数が大きくなる程顕著となり、光導波路の多層化に限界がある。
一方、特許文献2に開示される方式においても、多層光導波路の積層数に対応して発光素子アレイと光導波路のコアとの距離が異なるため、各層ごとに焦点距離すなわち非球面形状をそれぞれ変化させたレンズが必要となり、部品数及び作製工程数が増大する。また、特許文献1と同様に、多層光導波路を作製する際の層間位置合わせが困難であり、光素子と各導波路層間の光軸位置がずれ、光損失が大きくなる可能性がある。
したがって、本発明の目的は、基板上に形成した多層光導波路と光電変換素子又は光導波路アレイコネクタとの光接続において、ビーム拡がりによる放射や光導波路作製時の層間位置合わせずれによる光素子と各導波路層間の光軸位置ずれによる光結合効率の劣化を抑制しつつ光配線の高密度化が図れると共に、部品数及び作製工程数を低減し低価格化を実現可能な光電気混載回路実装基板およびそれを用いた装置を提供することにある。
本発明では上記課題を解決するために、多層光導波路の各層ごとの高屈折率のコアには、このコアにより光を伝送する素子に対応する位置で光路を90°変換するミラーを設ける。すなわち、多層光導波路の上面に配置された素子、例えば、発光素子からの出射光は光導波路のコアに設けられたミラーで光路が90°変換されてコアの中を伝播する。伝播した光は、光導波路のコアの他の位置に設けられたミラーで光路が90°変換されて多層光導波路の上面に向かい、この位置の多層光導波路の上面に設けられた素子、例えば、面受光ダイオードで受光される。この際、本発明では、多層光導波路の上面から2層目以降の光導波路への光の伝播経路に、上層の光導波路のコアを通過するようにすることによりビーム拡がりを抑制し光結合効率の劣化を抑制する。この際、2層目以降の光導波路のための光の伝播経路となるコアの部分を、他のコアの領域から分離させることにより、よりビーム拡がりの抑制効果を向上できる。また、この分離、孤立した隔離コアの形状を光を絞る形状とすることにより、さらに、ビーム拡がりの抑制効果を向上できる。
本発明によれば、光導波路の高屈折率のコアに設けたミラーの位置により多層光導波路の上面に設けられる素子との高精度な位置決めが可能である。さらに、2層目以降の光導波路は、上層の光導波路の高屈折率のコアを介して光を伝播するものとしてビーム拡がりを抑制し光結合効率の劣化を抑制できるとともに、コアを伝播する光を光路変換して基板上面で光素子と結合できるようにしたので、必要な素子間隔をとることができ、光配線の高密度化とクロストークの防止が図れる。さらに、部品数及び作製工程数を低減し低価格化を実現可能な光電気混載回路実装基板およびそれを用いた装置を提供できる効果がある。
以下に詳細に実施例を説明する。
図1は、本発明の第一の実施例である光電気混載回路実装基板100の斜視図である。11はガラスエポキシ、或いはセラミックなどの材料で作製された基板であり、この基板11上に、それぞれがクラッド層で囲われた複数の高屈折率のコア13aを有する第一の光導波路層14が構成され、その上に、それぞれがクラッド層で囲われた複数の高屈折率のコア13bを有する第二の光導波路層15が構成された2層構成とされている。コア13aとコア13bとは、上下に重なる位置に設けられる。それぞれの光導波路層14、15のコア13a、13bには、二つのミラー16および18、17および19が設けられている。光導波路層14のコア13aのミラー16および18は、図に示すように、反射面の向きが逆である。したがって、実装基板100の上面からミラー16に入射した光は90°向きを変えてコア13a内を伝播し、ミラー18に入射する。ミラー18に入射した光は反射されて90°向きを変えて実装基板100の上面に向けて伝播される。光導波路層15のコア13bのミラー17および19でも同様である。コア13aのミラー16および18に対応する位置の実装基板100の上面には発光素子26および受光素子28を、それぞれ、コア13aの数だけ備える素子アレイ20および22が設けられる。上面のコア13bのミラー17および19に対応する位置の実装基板100の上面についても同様である。なお、実装基板100の上面には、図示しないが、各素子アレイに必要な電気配線パターンが施されている。この配線パターンはコア13a、コア13bと同様にリソグラフィ技術によって、コア13a、コア13bと位置合わせをしながら形成され、所定の位置に載置される発光素子26および受光素子28と電気的な接続がとられる。
ここで、図1に示す光電気混載回路実装基板100の主要部のサイズの例について述べると以下のようである。コア13a、13bの長さ方向と直角な方向での断面は50μm×50μm、光導波路層14のコア13aの間隔、光導波路層15のコア13bの間隔(中心間の距離)は、それぞれ、250μm、光導波路層14、光導波路層15のクラッドの上下の厚みは25μmである。したがって、各導波路層の上下方向の厚さは200μmである。また、コア13a、コア13bの上下の間隔は100μmである。ここで、光導波路層14のコア13aの間隔、光導波路層15のコア13bの間隔(中心間の距離)を、それぞれ、250μmとしたのは、現在の標準のMTコネクタなどのファイバピッチに対応したものとするためである。
光導波路層14、光導波路層15のコア13a、13bは、後述するように、いわゆるリソグラフィ技術によって形成されるので、相対的な位置を正しく規制することができ、コア13aの直上にコア13bを配置することができる。したがって、素子アレイ20の発光素子26から出される光は、コア13bを経由してコア13aのミラー16に到達する。同様に、ミラー18で反射された光は、コア13bを経由して素子アレイ22の受光素子28に到達する。この結果、実装基板100の上面の素子20,22から離れた位置にある高屈折率のコア13aのミラー16、ミラー18との光の授受において、一旦、コア周辺部のクラッド層よりも高屈折率のコア13bを通過することで、ビームの拡がりが抑制され放射損失による光結合効率の劣化を回避できる。また、ここで使用する素子26、28は、フリップチップによる表面実装に好適な面発光又は面受光ダイオードが良い。これは素子27、29についても、同様である。
さらに、コア13a、コア13bの各ミラーと、実装基板100の上面の各素子の位置合わせについてみると、実施例1では、実装基板100の上面に形成された配線パターンに素子を載置した状態で、配線パターンの所定の位置に、素子位置を決めることができるので、正確に位置決めすることができる。
図2A−図2Gは、図1に示した実施例1の光電気混載回路実装基板の構成手順の一例を説明する図である。
図2Aは基板11上にクラッド層25を形成し、その上にクラッド層25よりも高屈折率の第1のコア13aのための材料の層13を塗布または貼付けによって形成した状態を示す図である。ここで、クラッド25層及びコア13aのための材料の層13の材料としてはポリマなどの樹脂又は石英で良い。なお、上述のサイズに対応して、クラッド層25は30μm、コア13aのための材料の層13は50μmとする。
図2Bは、クラッド層25の上面のコア13aのための材料の層13をホトリソグラフィ及びエッチングなどによって、コア13aのパターン形成をした後、コア13aの所望の場所に対して切削又はエッチング等により光路変換ミラー16、18を形成した状態を示す図である。ミラー部16、18表面は光を高効率で反射させるためにAuなどの金属を蒸着やメッキなどで被覆する。
図2Cは、図2Aと同様に、パターン形成されたコア13a上にクラッド層25と同一材料によるクラッド層材料12を載置した状態を示す。ここで、クラッド層材料12は80μmの厚さとし、基板11も含めて全体を少し加温してクラッド層25とクラッド層材料12を軟化させるとともに、上面から平坦な面の押し板によって加圧することにより、クラッド層材料12はコア13a間のスペース部分を埋めるとともに、基板11上に載置されていたクラッド層25と一体化して、コア13aをクラッド層25で囲った導波路層14を形成する。
図2Dは、コア13aがクラッド層25で囲われた第1の導波路層14が形成された状態を示す図である。図では、図が煩雑となるのを避けるため、最前面のコア13aについてのみミラー16,18が形成されている状態を示す。
図2Eは、図2Dの導波路層14のクラッド層25の上面に、図2A、図2Bで説明したのと同じ手順で、第2のコア13bのための材料の層13を積層し、これに、ホトリソグラフィ及びエッチングなどによって、コア13bをパターンニングした後、所望位置に光路変換ミラー17、19を形成した状態を示す図である。ここで、コア13aのミラー16、18の位置とコア13bのミラー17、19の位置についてみると、長さ方向で、250μm離れたものとするのが良い。これは、現在の標準のMTコネクタなどのファイバピッチに対応したものとするためである。光路変換ミラー17、19も、反射面には、光をよりよく反射させるためにAuなどの金属を蒸着やメッキなどで被覆する。
図2Fは、図2C、図2Dで説明したのと同じ手順で、第2のコア13bをクラッド層25で囲われた第2の導波路層15が形成された状態を示す図である。これにより、第1の導波路層14に第1のコア13aが、第2の導波路層15に第2のコア13bが、それぞれ、形成された2層のコア層を有する実装基板100が構成される。図2A−図2Fで説明した処理によれば、上述した、コア断面50μm×50μm、第1の光導波路層14の第1のコア13aの間隔、第2の光導波路層15の第2のコア13bの間隔(中心間の距離)は、それぞれ、250μm、光導波路層14、光導波路層15のクラッドの上下の厚みはそれぞれ25μmである。したがって、各導波路層の上下方向の厚さは100μmの実装基板100が構成される。
図2Gは、図1に示す光電気混載回路実装基板100が完成される最終段階を示す図である。クラッド層25の上面に、各素子アレイ20,21,22および23に必要な電気配線パターンをコア13a、コア13bと同様にリソグラフィ技術によって、コア13a、コア13bと位置合わせをしながら形成する。この配線パターンの所定の位置に半田バンプ31と各素子を載置して、各素子アレイ20,21,22および23に備えられる発光素子26および受光素子28と電気的な接続をとる。これによって、図1に示す光電気混載回路実装基板100が完成される。
図3は、光電気混載回路実装基板100の上面の素子アレイ22,23に代えて光コネクタ35を設けた例を示す斜視図である。36は各受光素子28,29が設けられていた位置に設けられる光ファイバである。実施例1ではコア13a、13bの長さ方向でのミラー18,19間が250μmとされ、コア13a、13bの間隔が250μmとされているから、光ファイバ36の間隔も、コアの長さ方向およびコアの間隔方向のそれぞれの方向で250μmとなり、標準のMTコネクタが適用できる。光コネクタ35をクラッド層25の上面に載置する場合、クラッド層25の上面に電気配線パターンをコア13a、コア13bと同様にリソグラフィ技術によって形成するのに合わせて、光コネクタ35の位置表示をコア13a、コア13bと位置合わせをしながら表示することにより、位置ずれなしに載置することができる。この際、クラッド層25の上面側と、これに接する光コネクタ35の面との間に凹凸による勘合関係を形成して固定するものとしても良い。こうすることで、光コネクタ35と光導波路層のミラーとの位置合わせが、簡便且つ高精度に可能となる。
図4は、本発明の第二の実施例の光電気混載回路実装基板200の斜視図である。ここでは第一の実施例の光電気混載回路実装基板100とは異なり、実装基板200の上面から、より離れたコア13aのミラー16,18と、実装基板200の上面に配置された素子との光の授受に際して通過するコア13bを、各光の通路ごとに分離、孤立したものとする。これにより、単にコア13bを介して伝播するよりも、分離、孤立した隔離コア13b1,13b2に、より強固に垂直方向の伝播光をコア領域に閉じ込め、高効率光結合特性を実現する。ここでも、図1と同様に、コア13a、コア13bを通して伝播される光のパスを破線で示した。
図4と図1とを対比して分かるように、光電気混載回路実装基板200では、下層のコア13aのミラー16,18と、実装基板200の上面に配置された素子との光の授受に際して通過するコア13b1,13b2を、各光の通路ごとに分離、孤立した隔離コアとする。そのために、ミラー17−19間のコア13bの光の伝播が阻害されることが無いように、コア13bのミラー17がコア13aのミラー16よりも内側に配置される。これに応じて素子アレイ20,21も逆の関係に配置換えされる。さらに、コア13bのミラー17および19の外側が切断されて、周囲をクラッド層に囲まれた分離、孤立した隔離コア13b1,13b2が形成されている。これらの処置は、図2B、図2Eで説明したコア13aのパターンニング、コア13bのパターンニングで行えばよい。分離、孤立した隔離コア13b1,13b2は、コア13aのミラー16,18と、実装基板200の上面に配置された素子との光の通路に当たる位置に配置されるものであることは当然である。
孤立した隔離コア13b1,13b2は、実装基板200の上面に配置された素子との光の通路の周面が導波路層よりも屈折率の低い材料のクラッド層で取り巻かれているから、光導波路層13bを透過する場合よりも、より強固に基板垂直方向の伝播光をコア領域に完全に閉じ込めることができ、高効率光結合特性を得られる。また、この直方体形状のコア構造については、図2B、図2Eで説明したコア13aのパターンニング、コア13bのパターンニングのレイアウト変更のみで実現できるため、部品や工程数の追加は必要でない。
図5(A)は、図4に示す実施例が孤立した隔離コア13b1,13b2を直方体形状で孤立したものとしたのに対して、四角推体または円錐体の先端部分を切り取ったテーパ付きの孤立したコアとした例を示す図である。他の構成要素については図4に示す実施例と同じである。なお、図を簡単にするため、ここでは、断面の形で表示することとし、基板11およびコア13a、13bおよび孤立した隔離コア13b1,13b2のみにハッチングを付した。図5(B)、(C)は孤立した隔離コア13b1について、拡大した斜視図として示した図である。孤立した隔離コア13b2は、これの上下を反転したものとなる。このように、孤立した隔離コア13b1,13b2を孤立した錐体構造とすることにより、端面から入射した光をテーパ付きの孤立したコアの側面で反射して絞り込んだ形で反対の端面から出射することができる。そのため、孤立した直方体とするよりも、孤立した隔離コア13b1,13b2を伝播する光が閉じ込められ、或いは、孤立した隔離コア13b1,13b2外に漏出する場合でも、屈折することにより、ビームの拡がりが抑制され、高効率光結合特性が得られる。これに加えてコア出射時の光ビーム径を入射時よりも絞ることが可能となることで、ミラー部17の表面に対して、より効率良く光を導入でき、隔離コア13b1とミラー16間の光軸中心位置ずれによる光結合損失を大幅に改善できる。なお、コア41の構造は光路変換ミラー作製に良く用いられる切削又はエッチング等によって形成可能であるが、中でも所望の場所に対して任意の傾斜角度形状を比較的簡略に作製可能なレーザビーム照射方式による作製がより有効である。
図6(A),(B)および(C)は、孤立した隔離コア13b1,13b2をテーパ付きの孤立したコアとすることにより得られる効果を模式的に説明する概念図である。ここでは、素子アレイ20、孤立した隔離コア13b1およびミラー16に着目して示す。図6(A)は、これらの軸位置が一点鎖線で示すように一致しているのに対して、図6(B)では、素子アレイ20がΔだけずれている場合を示す。図6(C)は、孤立した隔離コア13b1,13b2をテーパ付きの孤立したコアとした場合の側面と軸との角度θについて説明する図である。
図6(A)において、素子アレイ20から孤立した隔離コア13b1に向かって伸びている線は、図示しないが、素子アレイ20にある発光素子から出た光の外縁を示す。この光は孤立した隔離コア13b1の側面に当たったとき屈折して孤立した隔離コア13b1の内面に向かって進むとともに孤立した隔離コア13b1の端面から外に出てミラー16で反射されてコアを進むことになる。すなわち、孤立した隔離コア13b1により光ビーム径を入射時よりも絞ることができ、ビームの拡がりを抑制することができる。図6(B)においては、素子アレイ20の光軸が孤立した隔離コア13b1およびミラー16の光軸からΔだけずれているので、発光素子から出た光の、光軸がずれた側の一部は孤立した隔離コア13b1に入射しない。そのため、光結合損失が増すことになる。図6(C)に示すように、孤立した隔離コア13b1,13b2の側面と軸とは角度θを持つが、この角度θは5〜10°程度で良好な結果を得ることができる。この角度θを大きくすることにより、絞込みの効果は大きくなり、30°程度としても良い
図7は、本発明の第三の実施例である光電気混載回路実装基板300の断面図である。ここでは、第一、第二の実施例で説明したのと同様にして、基板11上に2層の第1の光導波路14および第2の光導波路層15の2層の光導波路層を積層した上に、図2E、図2Fで説明した手法により第3の光導波路層40を積層した例を示す。第3の光導波路層40の中には、コア13c、ミラー41および42、コア13cから分離されたテーパ付きの孤立したコア13c1,13c2,13c3および13c4が形成される。これらの形成は、第2光導波路層のコア13bと分離されたテーパ付きの孤立したコア13b1,13b2と同じ手法でできる。光導波路層14のミラー16、光導波路層15の分離されたテーパ付きの孤立したコア13b1および光導波路層40の分離されたテーパ付きの孤立したコア13c2は、同一光軸上に配置されるように形成される。光導波路層14のミラー18、光導波路層15の分離されたテーパ付きの孤立したコア13b2および光導波路層40の分離されたテーパ付きの孤立したコア13c4についても同様である。これは光導波路層15のミラー17および光導波路層40の分離されたテーパ付きの孤立したコア13c1、光導波路層15のミラー19および光導波路層40の分離されたテーパ付きの孤立したコア13c3についても同様である。実装基板300の上面には、各光軸と一致する位置に発光素子を2次元配列した素子アレイを設け、各光軸と一致する位置に光ファイバ36を2次元配列した光コネクタ35を設けた。
実施例3によれば、光導波路層14のコア13aは二つの光導波路層15および40を介して伝播される光信号を伝播することになる。しかし、素子からの光は分離されたテーパ付きの孤立したコア13c2、13b1を介して伝播されるから、低損失で光信号の授受ができる。したがって、光電気混載回路実装基板の更なる高密度化を図ることができる。
図8は、本発明の第四の実施例である光電気混載回路実装基板400の断面図である。実施例4では、基板は、いわゆる、多層プリント板で構成される。表面の中央部に電気配線51,52が施された基板11aと表面の中央部に電気配線53,54が施された基板11bとが積層され、電気配線51,52と電気配線53,54とは、スルーホールに設けられた電気配線55,56により必要に応じて接続された構造である。基板11bの上面には、図5で説明した実施例2の構成に係わる光導波路層14、15が形成される。この基板上に上述した実施例の光導波路層が形成される。この際、実施例4ではコア13a、13bとミラー16〜19および分離されたテーパ付きの孤立したコア13b1,13b2を光導波路層14、15のそれぞれ左半分に形成し、右半分には、これに対応するコア13d、13eとミラー43〜46および分離されたテーパ付きの孤立した隔離コア13e1,13e2を形成している。
光導波路層15の上面の左端部には光コネクタ35が設けられ、ファイバアレイ38のファイバ36が、分離されたテーパ付きの孤立したコア13b1およびミラー17に対向して設けられている。一方、分離されたテーパ付きの孤立したコア13b2およびミラー18に対向する受光素子を有する素子アレイ23が光導波路層15の上面の中央部よりに設けられる。光導波路層15の上面の中央部には集積回路(LSI)50が設けられる。光導波路層15の上面の素子アレイ23の反対側に発光素子を有する素子アレイ21が設けられる。素子アレイ23、集積回路(LSI)50および素子アレイ21は、図2Gで説明したように、光導波路層15の上面に設けられた電気配線パターンにより電気的に接続されるとともに、光導波路層14、15のコア13a,13b,13dおよび13eの無い領域を利用して形成されるスルーホールによる電気配線57,58を介して電気配線53,54とも接続される。素子アレイ21に設けられた発光素子の発光面は、コア13eの分離されたテーパ付きの孤立したコア13e1およびミラー45に対向している。
一方、光導波路層15の上面右端に、光導波路アレイコネクタ500を設けている。光導波路アレイコネクタ500は、コア13f、コア13gのそれぞれを有する光導波路層を備える。コア13fは一端にミラー47を有し、コア13gはミラー49および分離されたテーパ付きの孤立したコア13g1を有する。実装基板400のコア13eの他端のミラー46および分離されたテーパ付きの孤立したコア13e2は、光導波路アレイコネクタ500のコア13gの分離されたテーパ付きの孤立したコア13g1およびミラー49に対向している。光導波路アレイコネクタ500は光導波路層の外面をカバー層501で覆われて保護されている。また、光電気混載回路実装基板400のコアと光を交換する部分では、カバー層501は開口とされて光の通過の障害となるのを防止している。
実施例4の構成によれば、したがって、ファイバ36から実装基板400に導入された光信号はコア13a、13bを介して素子アレイ23の受光素子で電気信号に変換されて集積回路(LSI)50に導入されて必要な信号処理がなされる。集積回路(LSI)50で信号処理がなされた結果の電気信号は素子アレイ21の発光素子で光信号に変換されて、コア13d、コア13eを介して伝送され、実装基板500のコア13g、13fを介してさらに他の光電気混載回路実装基板に伝送される。このように、実装基板上の素子間の信号授受に際して、実装基板上の素子とコアとの間で、少なくとも2回の光信号の伝送が行われるが、分離されたテーパ付きの孤立したコアを介在させるから、伝送特性に支障無い程度の低損失で光結合可能である。
(本発明の効果の定量的評価例)
図9は光電気混載回路実装基板上に配置された素子と、この素子と光信号の授受を行う光導波路層のコアとの間での光結合損失を、素子−コア間について、光線追跡法によって計算した結果を示す図である。ここでは、素子をビーム拡がり角23度の発光素子とし、光導波路はコア/クラッドの比屈折率を1%、コアは、前述したように、50μm×50μmの断面を持ち、コアを包むクラッドの厚さが25μmとした。したがって、各光導波路層間におけるコア中心間隔は100μm、最上層の光導波路の上端から実装基板上に配置された素子の発光面までの距離は50μmとなる。
図9は横軸に素子−コア間の距離、縦軸に光結合損失を示す。図中、白丸を付した点線が素子−コア間の伝播光がクラッド層のみを通過する場合、三角を付した実線が素子−コア間の伝播光が上層のコアを通過する場合、塗りつぶしの四角を付した実線が素子−コア間の伝播光が上層の分離、孤立した隔離コアを通過する場合、塗りつぶしの丸を付した線が素子−コア間の伝播光が上層の分離、孤立したテーパ付きコアを通過する場合のそれぞれについて最下層の光導波路層のコアと素子間の光結合損失を示す。したがって、ここで、単層とは光導波路層が1層のみの場合であり、2層とは光導波路層が2層の場合である。なお、分離、孤立した隔離コアの形状は直方体または図5(B)に示すものとした。したがって、例えば、4層とは、素子からの光信号を、3層の光導波路層を介して、4層目の光導波路層が受けるときの光結合損失を意味している。図からわかるように、光導波路層が単層あるいは2層積層である場合では、光導波路層のコアと素子間距離は、150μmと比較的近いため、ビーム拡がりによる損失は殆ど無く、本発明による効果は明らかではない。
しかしながら、光導波路層をさらに積層するにつれて素子との距離が大きくなるため、破線で示す伝播光がクラッドのみ通過の場合は、前述のビーム拡がりによる損失が大きくなってしまう。これに対し、実線で示す本発明構造である下層光導波路への伝播光を上層のコアを通過させた場合は、例えば5層積層の場合においてもクラッドのみ通過が≧−6dB(約80%)と大きな損失であるのに対し、本発明のコア通過の場合は、いずれの実施例においても、損失が≦−1.6dB(約30%)以内とビーム拡がり抑制に対して効果的であり、本発明による効果の大きいことがわかる。
なお、図1の例ではコア13bを伝播する光と、素子26からコア13aに送られる光とが交差するが、それぞれの光の進行方向が約90度異なるため、互いの光の干渉による特性劣化の恐れは無い。また、図9では、発光素子および受光素子とコア間の光の伝達についての特性を示すが、発光素子および受光素子が光ファイバである場合についても、同じ結果が得られる。
図10は、図9で説明したパラメータを用い、分離、孤立した隔離コアを基板平行方向(紙面と平行方向)に移動したときの光軸位置ずれトレランス(図6(B)に示す△)とコア−素子間距離との関係について計算した結果を示す図である。なお、基板垂直方向(紙面と垂直方向)に移動したときの光軸位置ずれトレランスも同様の結果が得られるが、図が煩雑となるので表示を省略する。ここでは、図6(C)に示す分離、孤立した隔離コアのテーパ角θを7°とした。また、位置ずれトレランスは最大光結合効率に対し−2dBの損失となる点までの移動距離で定義した。ここでは、基板垂直方向の移動の位置ずれトレランスを示した。さらに、クラッドのみを通過する場合には、分離、孤立した隔離コアの位置ずれに代えてミラーの位置ずれトレランスを示した。
図10中、白丸を付した点線が素子−コア間の伝播光がクラッド層のみを通過する場合、三角を付した実線が素子−コア間の伝播光が上層のコアを通過する場合、塗りつぶしの四角を付した実線が素子−コア間の伝播光が上層の分離、孤立した隔離コアを通過する場合、塗りつぶしの丸を付した線が素子−コア間の伝播光が上層の分離、孤立したテーパ付きコアを通過する場合のそれぞれについて最下層の光導波路層のコアと素子間の分離、孤立した隔離コアの最大位置ずれトレランスを示す。光導波路層が1層のみの場合は分離、孤立した隔離コアの光の通過はないので、図9に示した単層については省略し、光導波路層が2層の場合からデータを示した。したがって、例えば、4層とは、素子からの光信号を、3層の光導波路層を介して、4層目の光導波路層が受けるときの分離、孤立した隔離コアの最大位置ずれトレランスを意味することになる。図からわかるように、分離、孤立したテーパ付きコアでは光導波路層の層数に係わらず大きな効果が得られている。分離、孤立した隔離コアおよび上層コアの通過では、2層あるいは3層積層の場合には、クラッド層通過と大差がないが、4層以上の光導波路層の積層ではビーム拡がり抑制により、4層積層の場合でも≧±10μmの光軸位置ずれトレランスが得られ、本発明による効果の大きいことがわかる。
図10の結果から、点線で示す伝播光がクラッドのみ通過の場合は、光導波路層を積層するにつれて素子との距離が大きくなることにより、前述のビーム拡がりによる損失が大きくなってしまい、3層以上積層した場合は素子−コア−ミラー間の光軸位置ずれトレランスを確保出来ない。これに対し、破線で示す実施例1で説明した構造では、ビーム拡がりによる光結合損失を抑制することによってさらに実線で示すテーパ角を設けコアの表面積を通過する光の伝播方向に沿って小さくした構造にすることによって、前述した光ビーム径狭窄効果によって3層積層の場合でも≧±20μmと更なる位置ずれトレランス向上が図れることがわかる。
図11は本発明の光電気混載回路実装基板を応用した第五実施例の概要を示す図であり、図8に示す実施例4の光電気混載回路実装基板400を適用した形で構成された光伝送装置の斜視図である。60は電気集積回路基板であり、図8で説明した光電気混載回路実装基板400を基礎として構成される。破線で示す61,62は埋め込まれている光導波路層をしめし、これがコア13a、13b、13d、および、13eに対応するコアを含む光導波路層14,15に対応する。63,64、および、65は素子アレイ23,21、および、集積回路(LSI)50に対応する。66、および、67,68は光コネクタ35およびファイバアレイ38に対応する。69,70、および、71は電子回路である。集積回路(LSI)50の手前側にある電子回路は、図が煩雑になるので、参照符号を省略した。72,73は各電子回路間を接続する電気配線を代表して示すとともに、他の電気集積回路基板60の各電子回路間および、後述するスイッチカード80の各電子回路間とも接続される。74は図8に示す光電気混載回路実装基板500に対応する光コネクタであるが、ここでは、光導波路層14,15のコアの光を受けて、これをファイバで伝送するものとした。なお、電気集積回路基板60は光信号を受けて処理するだけでなく、処理結果の光信号を、再び、送信する機能も必要であるので、図8で説明した光導波路層14,15に対応する光導波路層61,62および素子アレイ63,64は、送信機能のために、もう一組必要であるが、ここでは省略した。
80はスイッチカードであり、光コネクタ74、光導波路層62、素子アレイ64、電気配線72,73を備えるとともに、参照符号を省略した電子回路を備える。
90はバックプレーンであり、各電気集積回路基板60を機械的に保持するとともに、光コネクタ74の光信号を伝送するファイバ75および各電気集積回路基板60の電気配線72,73間を接続する図示しない配線を備える。
ファイバアレイ67,68の光ファイバから導入された光信号は各電気集積回路基板60にて処理された後、バックプレーン90を介してスイッチカード80に集められ、必要な処理がなされた後、再び、各電気集積回路基板60を介して、ファイバアレイ67,68の光ファイバを介して送出される。
光配線の高密度化が図れると共に、部品数及び作製工程数を低減し低価格化を実現可能な光電気混載回路実装基板およびそれを用いた光伝送装置を提供できる。
本発明の第一の実施例である光電気混載回路実装基板の斜視図である。 基板11上にクラッド層を形成し、その上にクラッド層よりも高屈折率の第1のコアのための材料の層を塗布または貼付けによって形成した状態を示す図である。 クラッド層の上面の第1のコアのための材料の層をホトリソグラフィ及びエッチングなどによって、コアのパターン形成をした後、コアの所望の場所に対して切削又はエッチング等により光路変換ミラーを形成した状態を示す図である。 図2Aと同様に、パターン形成されたコア上にクラッド層と同一材料によるクラッド層材料を載置した状態を示す。 第1のコアがクラッド層で囲われた第1の導波路層が形成された状態を示す図である。 図2Dの第1の導波路層のクラッド層の上面に、図2A、図2Bで説明したのと同じ手順で、第2のコアのための材料の層を積層し、これに、ホトリソグラフィ及びエッチングなどによって、第2のコアをパターンニングした後、所望位置に光路変換ミラーを形成した状態を示す図である。 図2C、図2Dで説明したのと同じ手順で、第2のコアをクラッド層で囲われた第2の導波路層15が形成された状態を示す図である。 図1に示す光電気混載回路実装基板が完成される最終段階を示す図である。 光電気混載回路実装基板の上面の素子アレイに代えて光コネクタを設けた例を示す斜視図である。 本発明の第二の実施例の光電気混載回路実装基板の斜視図である。 (A)は、図4に示す実施例が孤立した隔離コア13b1,13b2を直方体形状で孤立したものとしたのに対して、四角推体または円錐体の先端部分を切り取ったテーパ付きの孤立したコアとした例を示す図、(B)、(C)は孤立した隔離コアについて、拡大した斜視図として示した図である。 (A),(B)および(C)は、孤立した隔離コアをテーパ付きの孤立したコアとすることにより得られる効果を模式的に説明する概念図である。 本発明の第三の実施例である光電気混載回路実装基板の断面図である。 本発明の第四の実施例である光電気混載回路実装基板の断面図である。 光電気混載回路実装基板上に配置された素子と、この素子と光信号の授受を行う光導波路層のコアとの間での光結合損失を、素子−コア間について、光線追跡法によって計算した結果を示す図である。 図9で説明したパラメータを用い、分離、孤立した隔離コアを基板平行方向(紙面と平行方向)に移動したときの光軸位置ずれトレランス(図6(B)に示すデルタ)とコア−素子間距離との関係について計算した結果を示す図である。 本発明の光電気混載回路実装基板の応用例の概要を示す図であり、図8に示す実施例4の光電気混載回路実装基板を適用した形で構成された光伝送装置の斜視図である。
符号の説明
100,200,300,400…光電気混載回路実装基板、500…光導波路アレイコネクタ、11…基板、11a,11b…多層プリント板、13a,13b,13c,13d,13e,13f,13g…コア、13b1,13b2,13c1,13c2,13c3,13c4,13e1,13e2,13g1…孤立した隔離コア、14,15,40,61,62…光導波路層、16,17,18,19,41,42、43,44,45,46,47,49…光路変換ミラー、20,21,22,23,63,64…素子アレイ、31…半田バンプ、35,66,74…光コネクタ、36,75…光ファイバ、38,66…ファイバアレイ、50,65…集積回路(LSI)、51,52,53,54,55,56…電気配線、60…電気集積回路基板、69,70,71…電子回路、72,73…電気配線、80…スイッチカード、90…バックプレーン。

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板上に積層され、クラッド層に囲まれ、前記クラッド層よりも屈折率の高い材料からなる第1のコアを有する第1の光導波路層と、
    前記第1の光導波路層上に積層され、前記クラッド層に囲まれ、前記クラッド層よりも屈折率の高い材料からなる前記第のコアおよび前記第のコアからクラッド層で分離された第のコアを有する第2の光導波路層と、
    前記第2の光導波路層の上面に形成された電気配線パターンと、
    前記第2の光導波路層上に載置され、前記電気配線パターンの一部と電気的に接続された光素子と、
    記第1の光導波路層の前記第1のコアと前記光素子との光の授受が前記第のコアを介して行われるように垂直方向に光路を変換するミラーと、を有することを特徴とする光電気混載回路実装基板。
  2. 前記第2のコアは、直方体形状である請求項1記載の光電気混載回路実装基板。
  3. 前記第2のコアは、光の入射面が光の出射面よりも大きい面積を有する請求項1記載の光電気混載回路実装基板。
  4. 前記光素子は、面発光ダイオードあるいは面受光ダイオードである請求項1記載の光電気混載回路実装基板。
  5. 前記光素子は、面発光ダイオードあるいは面受光ダイオードが2次元配置されたものである請求項4記載の光電気混載回路実装基板。
  6. 前記光素子とは別に、前記第2の光導波路層上に載置されたコネクタを有する光ファイバと、
    前記第1の光導波路層の前記第1のコアと前記光素子との光の授受が前記第3のコアを介して行われるように垂直方向に光路を変換する第2のミラーと、を備えることを特徴とする請求項1記載の光電気混載回路実装基板。
  7. 前記光素子は、面発光ダイオードあるいは面受光ダイオードが2次元配置されたものであり、前記光ファイバ2次元に配列されていることを特徴とする請求項6記載の光電気混載回路実装基板。
  8. 前記第1の光導波路層のコア中心間の間隔は、前記ミラーに対応して配置される光素子間の間隔より小さい請求項1記載の光電気混載回路実装基板。
  9. 前記基板が多層プリント配線基板であり、該多層プリント配線と前記電気配線パターンとは、スルーホールを介して電気的に接続されたものである請求項1記載の光電気混載回路実装基板。
  10. 外部から入力された光信号を処理する第1の光信号処理部を搭載したラインカードと、
    前記ラインカードから光配線を介して伝送された光信号を処理する第2の信号処理部を有するスイッチカードと、
    前記ラインカードと前記スイッチカードとを光学的に接続する光配線が形成されたバックプレーンとを有する伝送装置であって、
    前記第1のラインカードは、
    基板と、
    前記基板上に積層され、クラッド層に囲まれ、前記クラッド層よりも屈折率の高い材料からなる第1のコアを有する第1の光導波路層と、
    前記第1の光導波路層上に積層され、前記クラッド層に囲まれ、前記クラッド層よりも屈折率の高い材料からなる前記第のコアおよび前記第のコアからクラッド層で分離された第のコアを有する第2の光導波路層と、
    前記第2の光導波路層の上面に形成された電気配線パターンと、
    前記第2の光導波路層上に載置され、前記電気配線パターンの一部と電気的に接続された光素子と、
    前記第1の光導波路層の前記第1のコアと前記光素子との光の授受が前記第のコアを介して行われるように垂直方向に光路を変換するミラーと、を有する光電気混載回路実装基板を基礎に構成されることを特徴とする伝送装置。
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