JP4654350B2 - 走査光学系 - Google Patents

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Description

本発明は、カラーレーザープリンタ等に利用されるタンデム方式の走査光学系に関する。
特許文献1及び2には、複数の半導体レーザーから発した光束を単一のポリゴンミラーにより反射、偏向させ、結像光学系を介して原色系、あるいは補色系の各色成分毎に設けられた複数の感光体ドラム(走査対象面)上にそれぞれ同時に走査させることにより各色成分の潜像を形成するタンデム方式の走査光学系が開示されている。これらの特許文献に開示される結像光学系は、ポリゴンミラーで反射された複数の光束の共通光路に配置された第1レンズ群と、第1レンズ群より走査対象面側で複数の光束のそれぞれの単独光路に配置された第2レンズ群とを備えるが、色収差が補正されていないため、複数の半導体レーザーの発光波長にばらつきがあると、倍率色収差が発生し、走査線の長さ(倍率)が各色成分ごとに異なることによる色ずれが生じる。
一方、複数光源の波長差に起因する倍率色収差を補正する目的で、回折レンズ構造を有する面を走査光学系に用いることは公知であり(特許文献3及び4)、タンデム走査光学系においても回折レンズ構造を有する面を付加することで倍率色収差を補正することができる。
特開2003−075751号公報 特開2003−149573号公報 特開平10−197820号公報 特開2001−142020号公報
しかしながら、特許文献1及び2に開示されるタンデム方式の走査光学系には、特許文献3及び4に開示される回折レンズ構造を付加するのが困難であるという問題がある。
結像光学系が上記のように第1レンズ群と第2レンズ群とから構成される場合、回折レンズ構造は主走査方向のサイズが小さい第1レンズ群のレンズ面上に形成することが望ましい。一方、回折レンズ構造は、一般にプラスチックの射出成型により屈折レンズと一体に形成されるが、金型を作成する際には旋盤を用いて回折レンズ構造の母型となるパターンを形成できることが望ましい。そして、倍率色収差を補正するための回折レンズ構造は、主走査方向に沿って段差が繰り返される形状、すなわち、隣り合う領域の境界が副走査方向に沿う形状であるため、回折レンズ構造を付加する面のベースカーブは、光軸回りに回転対称であるか、主走査方向に伸びる回転軸回りに回転対称(副走査断面形状が円弧)であることが望ましい。ただし、第1レンズ群に光軸回りに回転対称な面を設けると、ポリゴンミラーの所定の反射面で反射されて第1レンズ群に入射した光束の一部がこの回転対称な面で反射され、ポリゴンミラーの隣接する反射面で反射されて結像光学系を介してゴースト光として走査対象面上に達し、濃度ムラを発生させるという問題がある。
また、レンズ面に回折レンズ構造を付加する場合、レンズの成型後の収縮により生じる回折レンズ構造の形状の崩れを避ける必要がある。倍率色収差を補正するための回折レンズ構造は、主走査方向において光軸側に光軸方向の段差面を向けた形状となるため、凹面に形成すると収縮時に段差部分が母型に引っかかり形状が崩れ易いのに対して、凸面に形成すると引っかかりにくい。この点の詳細については、実施の形態の項で改めて説明する。
このような観点で特許文献1の実施例として開示された光学系を検討すると、旋盤で母型を形成できる副走査断面が円弧の面は、第2レンズ群を構成する長尺レンズの走査対象面側のレンズ面のみであるが、主走査方向に長い長尺レンズの母型に回折パターンを加工するのには多くの時間を要するため、回折レンズ構造を形成するのには不向きである。なお、第1レンズ群の第2レンズはガラスレンズであるため、回折レンズ構造を形成するのには適さない。
また、引用文献2の実施例3では、走査レンズ30のポリゴンミラー側の面が球面であり、母型の形成には有利であるが、この面は凹面であるため、成型後の収縮により回折レンズ構造の形状が崩れる可能性があり、回折レンズ構造を形成するのには不向きである。なお、引用文献2の他の実施例には、回折レンズ構造を形成するのに好適な面が存在するが、他の実施例は結像光学系が3枚構成であり、光学系のコストアップになる。
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、2枚構成の結像光学系を用いつつ、回折レンズ構造を形成する場合に、旋盤を利用した母型の作成が可能で、かつ、成型後の収縮により回折レンズ構造の形状が崩れる可能性が小さく、しかも、ゴースト光の発生を抑えることができる走査光学系を提供することを目的とする。
本発明にかかる走査光学系は、上記の目的を達成させるため、タンデム方式の走査光学系において、結像光学系を構成する第1レンズの走査対象面側のレンズ面を、副走査断面が円弧、主査走査断面が凸面であるベースカーブとして、この面に回折レンズ構造を形成したことを特徴とする。
すなわち、本発明の走査光学系は、複数の光束を発生する光源部と、光源部から発する複数の光束を同時に反射、偏向させるポリゴンミラーと、ポリゴンミラーにより反射された複数の光束を複数の走査対象面上でそれぞれ主走査方向に走査するスポットとして収束させる結像光学系とを備え、結像光学系は、金型を用いたプラスチックの射出成型で形成されたレンズであり且つ前記走査対象面側のレンズ面のみに前記金型によって形成された回折レンズ構造を有するとともに、前記ポリゴンミラーで反射された複数の光束の共通光路に配置された単レンズである第1レンズ含み、回折レンズ構造が形成されたレンズ面のベースカーブは、主走査方向に回転軸を持ち、主走査断面と副走査断面の曲率半径が異なり、その主走査断面形状が偏向器側に凹となり且つ副走査断面形状が偏向器側に凸となるトーリック面であり、前記第1レンズの前記回折レンズ構造が形成されていない面は、その主走査断面が偏向器側に凹となる面であることを特徴とする。
回折レンズ構造には、光源部から発する複数の光束の波長差に起因する倍率色収差を補正する機能を持たせることができる。回折レンズ構造が形成されたレンズ面のベースカーブは、副走査断面形状が偏向器側に凸となるとすることが望ましい。
また、第1レンズのポリゴンミラー側のレンズ面は、主走査断面の形状が光軸からの主走査方向の距離の関数、副走査断面の曲率が光軸からの主走査方向の距離の関数として、それぞれ独立に定義される非球面とすることが望ましい。さらに、結像光学系は、第1レンズより走査対象面側で複数の光束のそれぞれの単独光路に配置された単レンズである第2レンズを含むことが望ましい。
なお、回折レンズ構造が形成されたレンズ面のベースカーブの副走査断面の曲率半径は、母型の旋盤への取り付けを考慮すると、150mm以下であることが望ましい。また、第1レンズは、副走査断面がポリゴンミラー側に凸となるメニスカス形状であり、副走査断面パワーが+2.5dptr.〜-2.5dptr.の範囲にあることが望ましい。
本発明によれば、結像光学系を構成する第1レンズの走査対象側の面に回折レンズ構造を形成し、そのベースカーブの主走査断面を凸面、副走査断面を円弧とすることにより、2枚構成の結像光学系を用いつつ、旋盤を利用して作成できる母型を利用して回折レンズ構造を形成することができ、かつ、成型後の収縮により回折レンズ構造の形状が崩れる可能性も小さくなり、しかも、ゴースト光の発生を抑えることができる。
以下、本発明にかかる走査光学系の実施形態を説明する。図1は、実施形態にかかる走査光学系の全体構成を示す斜視図、図2は、その副走査方向の断面を示す説明図である。実施形態の走査光学系は、カラーレーザープリンタのタンデム方式のレーザー走査ユニットに使用され、入力される描画信号にしたがってON/OFF変調された複数のレーザー光を各色成分毎に配置された複数の感光体ドラム等の走査対象面上で走査させ、静電潜像を形成する。この明細書では、走査対象面上でスポットが走査する方向を主走査方向、これに直交する方向を副走査方向と定義し、各光学素子の形状、パワーの方向性は、走査対象面上での方向を基準に説明することとする。
図1及び図2に示すタンデム走査光学系は、4本の光束L1,L2,L3,L4(符号は図2にのみ示す)を発生する光源部10と、光源部10から発する4本の光束を同時に反射、偏向させる単一のポリゴンミラー20と、ポリゴンミラー20により反射された4本の光束を複数の感光体ドラム(走査対象面)31,32,33,34上でそれぞれ主走査方向に走査するスポットとして収束させる結像光学系40とを備えている。
光源部10は、図示せぬ4個の半導体レーザーと、これらの半導体レーザーにそれぞれ対応して設けられたコリメートレンズとから構成され、4本のほぼ平行なレーザー光を発する。光源部10とポリゴンミラー20との間には、副走査方向にのみ正のパワーを持つシリンドリカルレンズ11が配置され、4本の光束は副走査方向にのみ収束光となり、かつ、シリンドリカルレンズ11が持つプリズム作用により偏向されてポリゴンミラー20の近傍でほぼ同一位置に線像を形成する。すなわち、光源部10から発する4本の光束は、副走査方向の断面内での入射角度がそれぞれ異なり、ポリゴンミラー20の反射面上で交差する。これにより、ポリゴンミラー20の副走査方向の高さを小さく抑えることができる。内側の2本の光束L2,L3のポリゴンミラー20に対する入射角度は±βin、外側の2本の光束L1,L4の入射角度は±βoutである。すなわち、対をなす2本ずつの光束が、ポリゴンミラー20に対して副走査方向の断面内で絶対値が等しく符号が異なる入射角度で入射するように設定されている。
結像光学系40は、ポリゴンミラー20で反射された複数の光束の共通光路に配置された単レンズである第1レンズ41と、第1レンズ41を射出して副走査方向に角度を持って広がる4本の光束を一本ずつ図中下向きに反射させる第1〜第7ミラー42a〜42gと、これらのミラーより走査対象面側で複数の光束のそれぞれの単独光路に配置された単レンズである第2レンズ43〜46とを備えている。
ポリゴンミラー20により同時に偏向された4本の光束L1〜L4は、副走査方向に関しては所定の角度で異なる方向に進み、第1レンズ41に入射する。図2にも示すように、第1レンズ41から射出した光束L1は一対のミラー42a,42bにより反射され、第2レンズ43を介して、感光体ドラム31上に収束してドラム上にビームスポットを形成する。同様にして、光束L2は、一対のミラー42c,42dにより反射され、第2レンズ44を介して、感光体ドラム32上に収束し、光束L3は、一対のミラー42e,42fにより反射され、第2レンズ45を介して、感光体ドラム33上に収束し、光束L4は、ミラー42gにより反射され、第2レンズ46を介して、感光体ドラム34上に収束する。ポリゴンミラー20を回転させることにより、4本の感光体ドラム31〜34上にそれぞれ走査線を同時に形成することができる。
結像光学系40の第1レンズ41のポリゴンミラー20側のレンズ面41aは、主走査断面の形状が光軸からの主走査方向の距離の関数、副走査断面の曲率が光軸からの主走査方向の距離の関数として、それぞれ独立に定義されるアナモフィック非球面であり、感光体ドラム側のレンズ面41bは、倍率色収差を補正するための回折レンズ構造が形成された回折面である。また、レンズ面41bのベースカーブは、主走査断面が凸面であり、副走査断面が凹面であり、主走査方向に回転軸を持ち、主走査断面と副走査断面の曲率半径が異なる面である。具体的には、図3に示すように主走査の曲率半径RYと副走査の曲率半径RZが異なるトーリック面、あるいは、図4に示すように主走査断面形状が非円弧であるトーリック非球面である。
このように、ベースカーブの主走査断面が凸面であるレンズ面41bに回折レンズ構造を形成することにより、レンズの成型後の収縮により生じる回折レンズ構造の形状の崩れを避けることができる。この効果を回折レンズ構造を主走査形状が凹面である第1レンズのポリゴンミラー側のレンズ面41aに形成した場合と比較して説明する。図5の(A)はレンズ面41aに回折レンズ構造を形成した場合の主走査断面図、(B)は(A)の破線で示す円内の拡大図である。
金型を用いて第1レンズ41を射出成型した後、レンズを冷却、固化させる段階で、レンズには材料であるプラスチックの温度変化による収縮によるレンズ中心を収縮中心とした収縮による応力F1’と、メニスカス形状の凹面側に反るベンディングによる応力F2’とが作用し、実線で示した型通りの形状から、破線で示した形状に変化する。このときに作用する応力F1’,F2’を合成した応力F’を回折レンズ構造の段差に直交する成分F3’と平行な成分F4’に分解すると、これらの両方の成分が回折レンズ構造の段差を型の段差に押し付けて段差を崩す方向の力として作用する。
これに対して、実施形態のように第1レンズ41の走査対象面側のレンズ面41bに回折レンズ構造を形成した場合には、図6(A),(B)に示すように収縮による応力F1とベンディングによる応力F2との合力Fを回折レンズ構造の段差に直交する成分F3と平行な成分F4に分解すると、F3は回折レンズ構造の段差を型の段差に押し付けて段差を崩す方向の力として作用するが、F4はレンズが金型から抜ける方向の力として作用するため、段差を崩す成分とはならない。したがって、回折レンズを主走査断面が凹面であるレンズ面41aに形成するよりも、凸面であるレンズ面41bに形成した方が回折レンズ構造の崩れる可能性を低くすることができる。
なお、図5及び図6では、形状の変化をわかりやすくするため、変化の度合いを実際より誇張して示しており、かつ、回折レンズ構造も実際より拡大して、段差の数も減らして示している。
また、第1レンズ41の走査対象面側のレンズ面41bのベースカーブは、主走査方向に回転軸を持つため、旋盤を利用して金型を作成することができる。さらに、このベースカーブは、主走査断面と副走査断面の曲率半径が異なる面であるため、この面で反射された光束はポリゴンミラーに入射せず、ゴースト光の発生を防ぐことができる。
第2レンズ43〜46の第1レンズ面側の面は、面中心を原点として含んで走査レンズの光軸と直交する基準平面からのサグ量が主走査方向・副走査方向それぞれの面中心からの距離に関する二次元多項式で表現される二次元多項式非球面であり、その形状は、面中心を通る副走査方向の境界線を境に対称である。
第2レンズ43〜46は、同一設計のレンズであるが、光軸に対する副走査方向の偏心量DEC-Zと、光軸に対する副走査断面内の角度TILT-βとが、外側の光束L1が入射する第2レンズ43と内側の光束L2が入射する第2レンズ44とでは異なる。なお、第2レンズ45,46は、それぞれ第2レンズ44,43を光軸(反射面を展開して考えたときの結像光学系40の光軸)を中心に180°回転させて配置している。
次に、上記の実施形態の具体的な設計例である実施例を3例と、回折レンズ構造を設けていない比較例を1例説明する。
図7は、実施例1の走査光学系のミラーを省略し光路を展開して示す主走査方向の説明図である。ここでは、単一の光束L1の光路に沿って配置された第2レンズ43、感光体ドラム31を示すが、他の光束の光路についても同一の構成となる。なお、図中の破線で示した矢印は、第1レンズ41の感光体ドラム31側の面で反射された光束を示す。後述するように、ポリゴンミラーに対して副走査方向に異なる高さを通るため、ゴースト光にならない。
表1は、実施例1の走査光学系におけるシリンドリカルレンズ11より感光体ドラム31〜34側の構成を示す。表中の記号Ryは主走査方向の曲率半径(単位:mm)、Rzは副走査方向の曲率半径(回転対称面の場合には省略、単位:mm)、Dは面間の光軸上の距離(単位:mm)、Nは設計波長780nmでの屈折率、DEC-Zは反射面を展開して考えたときの走査レンズ30の光軸を基準にした各面の副走査方向への偏心(単位:mm)、TILT-βは反射面を展開して考えたときの走査レンズ30の光軸を基準にした各面の副走査方向の傾き(単位:度)である。ポリゴン入射角度は、各光束の中心軸がポリゴンミラー20に入射する際に反射面の法線に対してなす角度(副走査方向は主走査方向に対して垂直な平面に投影した際の角度)である。
面番号1、2がシリンドリカルレンズ11、面番号3がポリゴンミラー20の反射面、面番号4,5が第1レンズ41、面番号6,7が第2レンズ43、面番号8が感光体ドラム31を示す。第1面はシリンドリカル面、第2面、第3面は平面、第4面はアナモフィック非球面、第5面はトーリック面のベースカーブ上に回折レンズ構造が形成された面、第6面は二次元多項式非球面、第7面は球面である。なお、第1レンズ41のポリゴンミラー側の面の副走査断面パワーは2.309 dptr.である。
アナモフィック非球面は、面上で光軸を通る主走査方向の曲線を想定した際に、光軸からの主走査方向の距離がyとなる上記曲線上の座標点での光軸上の接線からの距離(サグ量)をX(y)、当該座標点でこの曲線に接する副走査方向の円弧の曲率をCz(y)として、以下の式で定義される。
式中、Cは主走査方向の曲率、κは円錐係数、AMmは主走査方向の曲率を定義するn次の非球面係数、Cz0は光軸上での副走査方向の曲率(=1/rz)、ASnは副走査方向の曲率を定義するn次の非球面係数である。第4面を定義する各係数の値は、表2に示されている。なお、表中の記号「E」は、10の累乗を示し、例えば「-1.2397E-07」は、「-1.2397×10-7」の意味である。
回折レンズ構造は、光軸Ax1を中心とした短冊状(矩形格子状)の輪帯構造を有し、倍率色収差を補正する機能を有する。回折レンズ構造は、以下の式で表される光軸Ax1からの高さをhの位置での光路長付加量Δφ(h)によって表現される。
Δφ(h)=P22+P44+P66+P88+P1010
Pnは、n次(偶数次)の光路差関数係数である。第5面に形成された回折レンズ構造を規定する光路差関数係数の値は、以下の表3に示される。
二次元多項式非球面は、面中心で接する平面上での主走査方向の距離y、副走査方向の距離zの点(y,z)におけるサグ量X(y,z)として、以下の二次元多項式により表される。ここで、Cは面中心における主走査方向の曲率(1/ry)、κは円錐係数、hは面中心からの距離(=(y2+z2)1/2)、Bmnは係数(mは主走査方向,nは副走査方向に関する次数)である。この二次元多項式は、回転非対称な光学曲面を表す一般式である。Bmnのnが奇数の場合の値を0以外の値にすると、面形状は副走査方向に対して垂直で面中心を含む平面に関して非対称となる。第6面を定義する各係数の値は、表4に示されている。
実施例1にかかる走査光学系による倍率色収差を図8に示す。図8(A)は、レーザー光の波長が基準波長である780nmに対して15nm低い場合、図8(B)は基準波長に対して15nm高い場合の倍率色収差を示す。各グラフとも縦軸は主走査方向の走査位置(単位:mm)、横軸は収差量(単位:mm)を示す。各グラフから、波長が上下いずれにずれた場合にも、倍率色収差の発生が抑えられていることが理解できる。
また、図9は、実施例1の光学系のポリゴンミラー20と第1レンズ41との近傍を拡大して示す副走査断面図であり、図9(A)は内側の光束L2の光路、(B)は外側の光束L1の光路をそれぞれ示している。シリンドリカルレンズ11により副走査方向の角度がつけられた光束は、ポリゴンミラー20の第1面21で反射されて第1レンズ41に入射する。そして、第1レンズ41の感光体ドラム側のレンズ面で反射された光束は、図中破線で示すように、ポリゴンミラー20の第2面22には入射せず、したがって、この光束がゴースト光となって感光体ドラムに達することはない。なお、実施例1では、ポリゴンミラーの反射面の副走査方向の高さ3.0mm(±1.5mm)として、内側の光束はポリゴンミラー反射面での副走査方向に3.115mm上側、外側の光束は11.405mm上側にシフトする。
図10は実施例2の走査光学系のミラーを省略し光路を展開して示す主走査方向の説明図である。ここでは、単一の光束L1の光路に沿って配置された第2レンズ43、感光体ドラム31を示すが、他の光束の光路についても同一の構成となる。表5は、実施例2の走査光学系におけるシリンドリカルレンズ11より感光体ドラム31〜34側の構成を示す。
面番号と各光学素子との対応は実施例1におけるのと同一である。第1面はシリンドリカル面、第2面、第3面は平面、第4面はアナモフィック非球面、第5面はトーリック面のベースカーブ上に回折レンズ構造が形成された面、第6面は二次元多項式非球面、第7面は球面である。なお、第1レンズ41のポリゴンミラー側の面の副走査断面パワーは-1.202dptr.である。第4面を定義する各係数の値は表6、第5面の回折レンズ構造を規定する光路差関数係数の値は表7、第6面を定義する各係数の値は表8に示されている。
実施例2にかかる走査光学系による倍率色収差を図11に示す。図11(A)は、レーザー光の波長が基準波長である780nmに対して15nm低い場合、図11(B)は基準波長に対して15nm高い場合の倍率色収差を示す。各グラフから、波長が上下いずれにずれた場合にも、倍率色収差の発生が抑えられていることが理解できる。
また、図12は、実施例2の光学系のポリゴンミラー20と第1レンズ41との近傍を拡大して示す副走査断面図であり、図12(A)は内側の光束L2の光路、(B)は外側の光束L1の光路をそれぞれ示している。第1レンズ41の感光体ドラム側のレンズ面で反射された光束は、図中破線で示すように、ポリゴンミラー20の第2面22には入射せず、したがって、この光束がゴースト光となって感光体ドラムに達することはない。なお、実施例2では、ポリゴンミラーの反射面の副走査方向の高さ3.0mm(±1.5mm)として、内側の光束はポリゴンミラー反射面での副走査方向に2.693mm上側、外側の光束は10.101mm上側にシフトする。
図13は実施例3の走査光学系のミラーを省略し光路を展開して示す主走査方向の説明図である。ここでは、単一の光束L1の光路に沿って配置された第2レンズ43、感光体ドラム31を示すが、他の光束の光路についても同一の構成となる。表9は、実施例3の走査光学系におけるシリンドリカルレンズ11より感光体ドラム31〜34側の構成を示す。
面番号と各光学素子との対応は実施例1におけるのと同一である。第1面はシリンドリカル面、第2面、第3面は平面、第4面はアナモフィック非球面、第5面はトーリック面のベースカーブ上に回折レンズ構造が形成された面、第6面は二次元多項式非球面、第7面は球面である。なお、第1レンズ41のポリゴンミラー側の面の副走査断面パワーは2.064dptr.である。第4面を定義する各係数の値は表10、第5面の回折レンズ構造を規定する光路差関数係数の値は表11、第6面を定義する各係数の値は表12に示されている。
実施例3にかかる走査光学系による倍率色収差を図14に示す。図14(A)は、レーザー光の波長が基準波長である780nmに対して15nm低い場合、図14(B)は基準波長に対して15nm高い場合の倍率色収差を示す。各グラフから、波長が上下いずれにずれた場合にも、倍率色収差の発生が抑えられていることが理解できる。
また、図15は、実施例3の光学系のポリゴンミラー20と第1レンズ41との近傍を拡大して示す副走査断面図であり、図15(A)は内側の光束L2の光路、(B)は外側の光束L1の光路をそれぞれ示している。第1レンズ41の感光体ドラム側のレンズ面で反射された光束は、図中破線で示すように、ポリゴンミラー20の第2面22には入射せず、したがって、この光束がゴースト光となって感光体ドラムに達することはない。なお、実施例3では、ポリゴンミラーの反射面の副走査方向の高さ3.0mm(±1.5mm)として、内側の光束はポリゴンミラー反射面での副走査方向に2.904mm上側、外側の光束は10.348mm上側にシフトする。
[比較例]
図16は上記の実施例1〜3に対して、回折レンズ構造を設けずに形成した比較例の走査光学系のミラーを省略し光路を展開して示す主走査方向の説明図である。比較例の基本的な構成は図1,図2に示した実施形態と同一であり、上記の回折レンズ構造を設けていない点と、第1レンズ41’のポリゴンミラー20’側の面を球面にした点が各実施例とは異なる。表13は、比較例の走査光学系におけるシリンドリカルレンズ11’より感光体ドラム31’側の構成を示す。
面番号と各光学素子との対応は実施例1におけるのと同一である。第1面はシリンドリカル面、第2面、第3面は平面、第4面は球面、第5面はアナモフィック非球面、第6面は二次元多項式非球面、第7面は球面である。なお、第1レンズ41のポリゴンミラー側の面の副走査断面パワーは2.602dptr.である。第5面を定義する各係数の値は表14、第6面を定義する各係数の値は表15に示されている。
比較例にかかる走査光学系による倍率色収差を図17に示す。図17(A)は、レーザー光の波長が基準波長である780nmに対して15nm低い場合、図17(B)は基準波長に対して15nm高い場合の倍率色収差を示す。各グラフから、波長が上下にずれると、極性の反転した倍率色収差が発生することが理解できる。
また、図18は、比較例の光学系のポリゴンミラー20’と第1レンズ41’との近傍を拡大して示す副走査断面図であり、図18(A)は内側の光束L2の光路、(B)は外側の光束L1の光路をそれぞれ示している。第1レンズ41’のポリゴンミラー側のレンズ面で反射された光束は、図中破線で示すように、内側の光束は、ポリゴンミラー20’の第2面22’に入射し、再び結像光学系に入射して感光体ドラムに達し、ゴースト光となる。なお、比較例では、ポリゴンミラーの反射面の副走査方向の高さ3.0mm(±1.5mm)として、内側の光束はポリゴンミラー反射面での副走査方向に0.563mm上側、外側の光束は2.048mm上側にシフトする。
実施例1〜3と比較例とを比較すると、回折レンズ構造を設けることにより倍率色収差を補正できること、第1レンズのレンズ面を光軸回りに回転対称な面としないことにより、ゴースト光の発生が避けられることがわかる。
本発明の実施例対にかかるタンデム方式の走査光学系の全体構成を示す斜視図である。 図1の走査光学系の副走査方向の断面を示す説明図である。 トーリック面の形状を示す説明図である。 トーリック非球面の形状を示す説明図である。 凹面であるレンズ面に回折レンズ構造を形成した場合に成型後に発生する応力を示す説明図である。 凸面であるレンズ面に回折レンズ構造を形成した場合に成型後に発生する応力を示す説明図である。 本発明の実施例1にかかる走査光学系の光学素子の配置を示す主走査平面内の平面図である。 実施例1の走査光学系による倍率色収差を示すグラフである。 実施例1の走査光学系による第1レンズでの反射光の光路を示す副走査方向の拡大図である。 本発明の実施例2にかかる走査光学系の光学素子の配置を示す主走査平面内の平面図である。 実施例2の走査光学系による倍率色収差を示すグラフである。 実施例2の走査光学系による第1レンズでの反射光の光路を示す副走査方向の拡大図である。 本発明の実施例3にかかる走査光学系の光学素子の配置を示す主走査平面内の平面図である。 実施例3の走査光学系による倍率色収差を示すグラフである。 実施例3の走査光学系による第1レンズでの反射光の光路を示す副走査方向の拡大図である。 比較例にかかる走査光学系の光学素子の配置を示す主走査平面内の平面図である。 比較例の走査光学系による倍率色収差を示すグラフである。 比較例の走査光学系による第1レンズでの反射光の光路を示す副走査方向の拡大図である。
符号の説明
10 光源部
20 ポリゴンミラー
31〜34 感光体ドラム
40 結像光学系
41 第1レンズ
41b 回折面
43〜46 第2レンズ

Claims (6)

  1. 複数の光束を発生する光源部と、
    前記光源部から発する複数の光束を同時に反射、偏向させるポリゴンミラーと、
    該ポリゴンミラーにより反射された複数の光束を複数の走査対象面上でそれぞれ主走査方向に走査するスポットとして収束させる結像光学系とを備え、
    前記結像光学系は、
    金型を用いたプラスチックの射出成型で形成されたレンズであり且つ前記走査対象面側のレンズ面のみに前記金型によって形成された回折レンズ構造を有するとともに、前記ポリゴンミラーで反射された複数の光束の共通光路に配置された単レンズである第1レンズ含み、
    前記回折レンズ構造が形成されたレンズ面のベースカーブは、主走査方向に回転軸を持ち、主走査断面と副走査断面の曲率半径が異なり、その主走査断面形状が偏向器側に凹となり且つ副走査断面形状が偏向器側に凸となるトーリック面であり、前記第1レンズの前記回折レンズ構造が形成されていない面は、その主走査断面が偏向器側に凹となる面であ
    ことを特徴とする走査光学系。
  2. 前記回折レンズ構造は、前記光源部から発する複数の光束の波長差に起因する倍率色収差を補正する機能を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の走査光学系。
  3. 前記回折レンズ構造が形成されたレンズ面のベースカーブは、主走査断面形状が非円弧であるトーリック非球面である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の走査光学系。
  4. 前記第1レンズの前記ポリゴンミラー側のレンズ面は、主走査断面の形状が光軸からの主走査方向の距離の関数、副走査断面の曲率が光軸からの主走査方向の距離の関数として、それぞれ独立に定義される非球面である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の走査光学系。
  5. 前記結像光学系は、前記第1レンズより前記走査対象面側で複数の光束のそれぞれの単
    独光路に配置された単レンズである第2レンズを含む
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の走査光学系。
  6. 前記第1レンズは、前記結像光学系を構成する光学素子の中で、前記ポリゴンミラーの最も近くに配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の走査光学系。
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