JP2004070107A - 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】容易でかつ簡易な方法で走査線湾曲の低減、副走査方向のスポット径の小径化を図ることができる高精細印字に好適な光走査装置及びそれを用いた画像形成装置を得ること。
【解決手段】光源手段1と、該光源手段からの光束を偏向走査する偏向手段5と、該偏向手段で偏向した光束を被走査面8上に結像する走査光学系6と、を具備する光走査装置において、該走査光学系は回折部を有し、該回折部の副走査方向に対応する子線方向は非球面作用を有すること。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光走査装置及びそれを用いた画像形成装置に関し、例えば光源手段から光変調され出射した単一又は複数の光束を偏向手段としてのポリゴンミラーにより反射偏向させ、走査光学系を介して被走査面上を光走査して画像情報を記録するようにした、例えば電子写真プロセスを有するレーザービームプリンタやデジタル複写機やマルチファンクションプリンタ(多機能プリンタ)等の装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりレーザービームプリンタ(LBP)等の光走査装置においては画像信号に応じて光源手段から光変調され出射した光束を、例えば回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成る光偏向器により周期的に偏向させ、fθ特性を有する走査光学系によって感光性の記録媒体(感光ドラム)面上にスポット状に集束させ、その面上を光走査して画像記録を行っている。
【0003】
図16は従来の光走査装置の要部概略図である。
【0004】
同図において光源手段91から出射した発散光束はコリメーターレンズ92により略平行光束に変換され、絞り93によって該光束を制限して副走査方向にのみ所定の屈折力を有するシリンドリカルレンズ94に入射している。シリンドリカルレンズ94に入射した略平行光束のうち主走査断面内においてはそのままの状態で射出する。また副走査断面内においては集束してポリゴンミラーから成る偏向手段95の偏向反射面(反射面)95aにほぼ線像として結像している。
【0005】
そして偏向手段95の偏向反射面95aで偏向された光束をfθ特性を有する走査光学系96を介して被走査面としての感光ドラム面98上に導光し、偏向手段95を矢印A方向に回転させることによって該感光ドラム面98上を矢印B方向に光走査して画像情報の記録を行なっている。
【0006】
またカラー画像形成装置に用いる光走査装置は光源手段を複数有し、一つまたは複数の偏向手段に光束を入射させる。このとき入射する複数の光束は偏向反射面に対し異なる角度を有しており、一つまたは複数の走査光学系を介した後、ミラー等により光束を分離し、それぞれ異なる複数の被走査面上を複数の光スポットで走査させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この様な光走査装置において高精度な画像情報の記録を行なうためには、被走査面上におけるスポット径の小径化が必要となる。スポット小径化にあたっては球面収差等により生じる波面収差を低減することが重要であり、主走査方向に対応する母線方向においては従来より導入されている非球面を用いて収差低減を行っている。近年では副走査方向に対応する子線方向においても特開平11−237569号公報や特開平11−271658号公報等に開示されているように非球面を用いて収差低減、特に球面収差補正をする試みがなされている。
【0008】
しかしながら主走査、副走査方向が共に異なる非球面形状であるアナモフィック非球面形状は型加工が非常に難しく、測定、評価も困難であるという問題点があった。
【0009】
一方、偏向反射面に対し角度を有し光束を入射させる光走査装置(以下「斜入射光走査装置」と呼ぶ)においては、上記問題点に加え偏向時にポリゴンミラー面等よりなる偏向反射面に面出入りを生じ、それに対して角度を有して光束を入射させていることから被走査面上における走査線が湾曲するという問題点がある。
【0010】
特に4本の感光体を用いて各々に光走査装置を配置してレーザー光により潜像を形成し、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),Bk(ブラック)の各色の原稿の画像を各々対応する感光体面上に形成するカラー画像形成装置の場合、各感光体面上に形成されたY,M,C,Bkの4色の画像を紙等の転写体上に重ね合わせるため、各感光体に対応した光走査装置の走査線に湾曲が発生していると4色間での走査線の形状に誤差を生じ、転写体上での画像において色ずれが生じるため著しい画像劣化を招くため問題となる。
【0011】
この問題に対しては特開平7−191272号公報に開示されているように走査光学系の一部を偏向反射面に垂直な方向に偏心させ走査線湾曲を低減する方法が提言されている。しかしながら斜入射と偏心により走査線湾曲の出方が異なるため画像全域において完全に補正することが困難であること、副走査方向の結像関係が拡大系の走査光学系においては偏心により被走査面上のスポット回転が顕著となるため、実質的に縮小系の走査光学系にしか適用できないという問題点もある。
【0012】
本発明は副走査方向の結像性能の向上によるスポットの小径化、斜入射光走査装置における走査線湾曲の低減等を図ることができる高精細印字に好適な光走査装置及びそれを用いた画像形成装置の提供を目的とする。さらに本発明は色ずれの少ないカラー画像形成装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の光走査装置は、
光源手段と、該光源手段からの光束を偏向走査する偏向手段と、該偏向手段で偏向した光束を被走査面上に結像する走査光学系と、を具備する光走査装置において、
該走査光学系は回折部を有し、該回折部の副走査方向に対応する子線方向は非球面作用を有することを特徴としている。
【0014】
請求項2の発明は請求項1の発明において、
前記走査光学系の回折部の子線方向の非球面作用は母線方向に対応して軸上から軸外に向け連続的に変化していることを特徴としている。
【0015】
請求項3の発明は請求項1の発明において、
前記走査光学系は1つの走査光学素子より成ることを特徴としている。
【0016】
請求項4の発明は請求項1の発明において、
前記走査光学系は光軸上において副走査方向の温度補償をする作用を有していることを特徴としている。
【0017】
請求項5の発明は請求項1の発明において、
前記光源手段は独立に変調可能な複数の発光点を有するマルチビーム光源を有していることを特徴としている。
【0018】
請求項6の発明は請求項1乃至5のいずれか一項の発明において、
副走査断面内において、前記偏向手段と前記被走査面とは共役又は略共役であることを特徴としている。
【0019】
請求項7の発明の画像形成装置は、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記光走査装置で走査された光束によって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、前記現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを備えたことを特徴としている。
【0020】
請求項8の発明のカラー画像形成装置は、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光走査装置を1以上と、前記被走査面に配置された複数の感光体と、前記光走査装置で走査された光束によって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する複数の現像器と、前記現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを備えたことを特徴としている。
【0021】
請求項9の発明の画像形成装置は、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを備えたことを特徴としている。
【0022】
請求項10の発明の光走査装置は、
光源手段と、該光源手段からの光束を偏向走査する偏向手段と、該偏向手段で偏向した光束を被走査面上に結像する走査光学系と、を具備し、該光源手段からの光束は該偏向手段の偏向反射面に対し角度を有し入射し、該偏向反射面と該被走査面は共役又は略共役である光走査装置において、
該走査光学系は回折部を有し、該回折部の副走査方向に対応する子線方向は非球面作用を有することを特徴としている。
【0023】
請求項11の発明は請求項10の発明において、
前記走査光学系の回折部の子線方向の非球面作用は母線方向に対応して軸上から軸外に向け連続的に変化していることを特徴としている。
【0024】
請求項12の発明は請求項10の発明において、
前記走査光学系は1つの走査光学素子より成ることを特徴としている。
【0025】
請求項13の発明は請求項10の発明において、
前記走査光学系は光軸上において副走査方向の温度補償をする作用を有していることを特徴としている。
【0026】
請求項14の発明は請求項10の発明において、
前記光源手段は独立に変調可能な複数の発光点を有するマルチビーム光源を有していることを特徴としている。
【0027】
請求項15の発明は請求項10の発明において、
前記走査光学系は前記偏向反射面に対し角度を有して光束を入射させることにより発生する被走査面上の走査線の湾曲が補正されていることを特徴としている。
【0028】
請求項16の発明の画像形成装置は、
請求項10乃至15のいずれか一項に記載の光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記光走査装置で走査された光束によって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、前記現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを備えたことを特徴としている。
【0029】
請求項17の発明のカラー画像形成装置は、
請求項10乃至15のいずれか一項に記載の光走査装置を1以上と、前記被走査面に配置された複数の感光体と、前記光走査装置で走査された光束によって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する複数の現像器と、前記現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを備えたことを特徴としている。
【0030】
請求項18の発明の画像形成装置は、
請求項10乃至15のいずれか一項に記載の光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを備えたことを特徴としている。
【0031】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
図1は本発明の実施形態1における光走査装置の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図2は本発明の実施形態1における光走査装置の副走査方向の光路を展開したときの要部断面図(副走査断面図)である。
【0032】
ここで、主走査方向とは偏向手段の回転軸及び走査光学素子の光軸に垂直な方向(偏向手段で光束が反射偏向(偏向走査)される方向)を示し、副走査方向とは偏向手段の回転軸と平行な方向を示す。また主走査断面とは主走査方向に平行で走査光学系の光軸を含む平面を示す。また副走査断面とは主走査断面と垂直な断面を示す。
【0033】
図1、図2において1は光源手段であり、例えば半導体レーザーより成っている。2はコリメーターレンズ(第1の光学素子)である。3は絞りであり、光束(光量)を制限している。4はシリンドリカルレンズ(第2の光学素子)である。5は光偏向器(偏向手段)でポリゴンミラーより成っており、モーター等の駆動手段(不図示)により回転軸5gを中心に矢印A方向に回転している。6はfθ特性を有する走査光学系であり、実施形態1では単一の走査光学素子で構成されている。8は被走査面である感光ドラム面である。
【0034】
実施形態1において光源手段である半導体レーザー1から出射した発散光束Liはコリメーターレンズ2によって略平行光束(収斂光束または発散光束であっても良い。)に変換される。この光束は絞り3によって光量を制限され、リンドリカルレンズ4に入射する。このうち主走査方向の光束はそのまま光偏向器であるポリゴンミラー5に入射するが、副走査方向の光束はシリンドリカルレンズ4によりポリゴンミラー5の偏向反射面5a付近に結像される。したがってポリゴンミラー5に入射する光束は主走査方向に長手の線像となる。
【0035】
このポリゴンミラー5に入射する光束は偏向反射面5aに対し角度γを有し入射されており、モ−タ−(不図示)によるポリゴンミラー5の矢印A方向の回動によって走査光学系6に向け偏向走査され、fθ特性を有する走査光学系6に入射される。走査光学系6は主走査方向と副走査方向に異なる屈折力を持つ1枚のトーリックレンズ(走査光学素子)を有し、ポリゴンミラー5からの偏向光束Ldを被走査面8にスポット状に結像させるとともにポリゴンミラー5の偏向反射面5aの倒れを補正している。また走査光学系6は少なくとも1面に回折部を有し、該回折部は少なくとも副走査方向に対応する子線方向に非球面作用を有している。走査光学系6に入射した光束は、該走査光学系6により感光ドラム等からなる被走査面8に結像し、その面上を該光束で光走査する。
【0036】
実施形態1における走査光学系6の屈折面6a,6bの面形状は以下の形状表現式により表されている。
【0037】
図3に示すように光軸Laとの交点を原点O1とし、光軸方向をx軸、主走査面内において光軸Laと直交する軸をy軸、副走査面内において光軸Laと直交する軸をz軸としたとき、主走査方向と対応する母線方向が、
【0038】
【数1】
Figure 2004070107
【0039】
(但し、Rは近軸母線曲率半径、K、B、B、B、B10は非球面係数)
副走査方向(光軸を含み主走査方向に対して直交する方向)と対応する子線方向が、
【0040】
【数2】
Figure 2004070107
【0041】
ここでRs’=Rs(1+D+D+D+D+D1010
(但し、Rsは光軸上の子線曲率半径、D、D、D、D、D10は係数)
Sは母線方向の各々の位置における母線の法線を含み主走査断面(XY面)と垂直な面内に定義される子線形状である。また形状表現式における多項式は10次までの関数で表現しているが、次数はこれ以上でも以下でも差し支えない。
【0042】
実施形態1における回折面は上記ベース屈折面上に以下の位相関数で表される回折格子を付加した形状で表されるものである。
【0043】
φ=mλ=b+b+b+b+b1010+(d+d+d)Z+(e+e+e)Z
(但し、mは回折次数:実施形態1〜3では+1次回折光を使用)
なお本表現式では非球面表現式や位相関数における次数を制限して記してあるが、実施形態1の回折面はこれを制限するものではなく、次数を上げるほど設計自由度が増し収差が少なくなる。
【0044】
図4は実施形態1におけるポリゴンミラー5から被走査面8までの副走査方向の拡大図、表1に実施形態1の設計値を示す。
【0045】
【表1】
Figure 2004070107
【0046】
実施形態1において光源手段1から発せられた入射光束Liは図2に示すように主走査断面に対して副走査方向に角度γ=3(deg)を有して偏向手段5の偏向反射面5aに入射している。また偏向光束Ldも主走査断面に対して副走査方向に角度γ′=3(deg)を有して走査光学系6へ入射している。その為、偏向光束Ldの主光線(二点鎖線)が走査光学系6の入射面6aならびに出射面6b上に到達する位置は、子線光軸(もしくは母線)から大きく離れた位置を通過する。レンズ面6a,6bの通過位置Za,Zbの光軸Laからの距離Zlensは、母線位置(Zlens=0)よりも上方であり、Zlens>>0となる。走査光学系6を通過した偏向光束Ldは走査光学系6の集光作用により被走査面8上の光軸からの距離Zimageの点Zoに結像される。
【0047】
このように母線(もしくは子線光軸)Laから離れた位置を偏向光束Ldの主光線が通過する場合、走査光学系6を通過した光束はレンズのパワー(屈折力)により下方へと向きを変えられ、被走査面8上の手前で子線光軸Laと交差して被走査面8上では主走査断面よりも下方の位置に到達する。ここで、偏向光束Ldが被走査面8上に到達する副走査方向の位置のことを照射位置Zoと呼ぶこととする。
【0048】
一般には走査光学系6の入射面6a及び出射面6bに到達する偏向光束Ldの副走査方向の位置ならびに走査光学系6を通過した偏向光束Ldを下方へと向きを変えるパワー(屈折力)が像高によって異なることにより、照射位置Zoが同一に揃わず、走査線曲がりの問題が発生する。
【0049】
そこで実施形態1では走査光学系6を構成する1枚の走査光学素子の入射面6aを母線方向が非球面のトーリック面、出射面6bをトーリック面とし、この出射面6b上に子線方向に非球面作用(非球面項)を有する回折部(回折格子)を形成している。実施形態1における回折格子は子線方向にのみパワーを有するものであり、走査光学系6の母線方向に沿って光軸Laから離れるに従って非球面量を変化させたものである。
【0050】
この回折格子の有する非球面成分により走査光学系6を通過した偏向光束Ldを下方へと向きを変えるパワーを変化させることが可能となり、被走査面8上の照射位置Zoを制御することができる。そして母線方向に沿って非球面量を変化させることにより像高毎の照射位置Zoを揃える、つまり偏向反射面に対し角度を有して光束を入射させることにより発生する被走査面8上の走査線の湾曲が補正されている。
【0051】
図5に実施形態1の収差図を示す。上から像面湾曲、歪曲収差、走査線湾曲を示しており、走査線湾曲グラフ中の破線は実施形態1から子線方向の非球面成分を除去した比較例である。同図より主走査、副走査の像面湾曲、歪曲収差(fθ特性)を良好に保ちつつ走査線湾曲がりが比較例に対し良好に補正されていることが分かる。
【0052】
次に走査光学系6の製法について説明する。
【0053】
実施形態1においては高精度に加工された非球面金型上にダイヤモンドバイトで回折格子を切削加工し、この金型を用いてプラスチック射出成形を行っており、容易に製作することを可能としている。また子線方向の非球面成分を回折格子に分担させることにより、ベース屈折面において母線、子線が共に非球面となることを防ぎ、加工、測定、評価を容易にしている。
【0054】
図6に実施形態1及び比較例における副走査方向の球面収差を示す。走査線湾曲を補正するために付加した回折素子の副走査方向の非球面成分は、副走査方向の球面収差を補正する効果をも有する。図中の実線は主走査方向の光軸上における副走査方向の球面収差、点線は同様に主走査方向の7割位置、一点鎖線は主走査方向の10割像高における副走査方向の球面収差である。子線方向の非球面成分を除去した比較例と比べ、主走査方向のいずれの像高においても球面収差が補正されていることが読み取れる。
【0055】
なお実施形態1は1枚の走査光学素子により構成した走査光学系を例に挙げたが、これに限ったものではなく、例えばレンズや結像ミラーなどの走査光学素子を複数枚用いて構成された走査光学系であっても良く、該走査光学素子のうち少なくとも1面に回折部を用い子線非球面量を変化させることで、走査線曲がりを良好に補正することができる。また実施形態1では1本の光束を光走査する光走査装置を例に挙げたが、これに限ったものではなく、例えば光源手段に独立に変調可能な複数の発光点を有するマルチビーム光源を用いて2本、3本、4本…と複数の光束を同時に光走査するマルチビーム型の光走査装置においても実施形態1と同等の効果を得ることができる。
【0056】
以上、実施形態1では走査光学系6の少なくとも1面に回折部を有し、該回折部が少なくとも副走査方向に対応する子線方向に非球面作用(非球面項)を有することにより、自由曲面のような複雑な形状を用いることなく、容易かつ安価な方法で斜入射方式の光走査装置における走査線湾曲の低減を行い、高精細印字に好適な光走査装置を実現することが可能となる。
【0057】
[実施形態2]
図7は本発明の実施形態2の光走査装置の主走査断面図、図8は副走査断面図である。実施形態2において実施形態1と異なる点は、ポリゴンミラー5に入射する光束を偏向反射面内(主走査断面図内)から入射させた点、副走査方向の収差を補正し小スポット化を行った点、回折部を用いて副走査方向の温度補償を行った点、さらにこの光走査装置を画像形成装置に搭載した点であり、他は実施形態1と同様である。
【0058】
表2に実施形態2における設計値を示す。
【0059】
【表2】
Figure 2004070107
【0060】
実施形態2ではポリゴンミラー5に入射する光束を偏向反射面(XY面)内から入射させており、偏向光束は走査光学系16の子線光軸La上を通り被走査面8に到達する。走査光学系16は実施形態1と同様、入射面16aを母線方向が非球面のトーリック面、出射面16bをトーリック面とし、この出射面16b上に子線方向に非球面作用(非球面項)を有する回折部(回折格子)を形成している。実施形態2における回折部は子線方向にのみパワーを有するものであり、回折部の母線方向に沿って光軸から離れるに従って非球面量を変化させたものである。
【0061】
実施形態2においては実施形態1と比較し回折格子の子線方向のパワーをより強く設定している。これは走査光学系16の屈折部と回折部のパワーを最適化することにより、光走査装置全体に温度変化が生じた場合、レーザーからの光の波長変化に伴う副走査方向のピント変化とプラスチック製の走査光学系16の材質の屈折率変化に伴う副走査方向のピント変化を相殺させるためである。通常走査光学系の屈折部の副走査方向パワーをφLs、回折部の副走査方向パワーをφDsとしたとき、
1.0<φLs/φDs<2.6
の範囲内でパワー配分することにより、副走査方向のピントに対する温度補償を行うことが可能となる。
【0062】
図9に実施形態2の収差図を示す。上から像面湾曲、歪曲収差、走査線湾曲を示しており、像面湾曲中の一点鎖線は光走査装置の周辺温度が+25℃昇温したときの副走査方向の像面湾曲を示している。同図より主走査、副走査の像面湾曲、歪曲収差(fθ特性)を良好に保ちつつ、昇温時のピント変動も殆ど発生しないことが読み取れる。
【0063】
なお実施形態2においてはこの副走査方向の非球面効果により光走査装置の副走査方向の収差補正を行い、被走査面8上におけるスポット径の小径化を行っている。図10に実施形態2の副走査方向の球面収差を示す。同図より回折素子の非球面効果により球面収差が補正されていることが分かり、この収差補正により副走査方向のスポット径を40μm程度まで微小化することが可能となる。なお実施形態2ではポリゴンミラー5に入射する光束を偏向反射面内から入射しているため原理的に走査線湾曲は発生しない。
【0064】
[画像形成装置]
図14は本発明の画像形成装置の実施形態を示す副走査方向の要部断面図である。同図において、符号104は画像形成装置を示す。この画像形成装置104には、パーソナルコンピュータ等の外部機器117からコードデータDcが入力する。このコードデータDcは、装置内のプリンタコントローラ111によって、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。この画像データDiは、実施形態に示した構成を有する光走査装置100に入力される。そして、この光走査装置100からは、画像データDiに応じて変調された光ビーム103が出射され、この光ビーム103によって感光ドラム101の感光面が主走査方向に走査される。
【0065】
静電潜像担持体(感光体)たる感光ドラム101は、モータ115によって時計廻りに回転させられる。そして、この回転に伴って、感光ドラム101の感光面が光ビーム103に対して、主走査方向と直交する副走査方向に移動する。感光ドラム101の上方には、感光ドラム101の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ102が表面に当接するように設けられている。そして、帯電ローラ102によって帯電された感光ドラム101の表面に、前記光走査装置100によって走査される光ビーム103が照射されるようになっている。
【0066】
先に説明したように、光ビーム103は、画像データDiに基づいて変調されており、この光ビーム103を照射することによって感光ドラム101の表面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、上記光ビーム103の照射位置よりもさらに感光ドラム101の回転方向の下流側で感光ドラム101に当接するように配設された現像器107によってトナー像として現像される。
【0067】
現像器107によって現像されたトナー像は、感光ドラム101の下方で、感光ドラム101に対向するように配設された転写ローラ108によって被転写材たる用紙112上に転写される。用紙112は感光ドラム101の前方の用紙カセット109内に収納されているが、手差しでも給紙が可能である。用紙カセット109端部には、給紙ローラ110が配設されており、用紙カセット109内の用紙112を搬送路へ送り込む。
【0068】
以上のようにして、未定着トナー像を転写された用紙112はさらに感光ドラム101後方(図14において左側)の定着器へと搬送される。定着器は内部に定着ヒータ(図示せず)を有する定着ローラ113とこの定着ローラ113に圧接するように配設された加圧ローラ114とで構成されており、転写部から搬送されてきた用紙112を定着ローラ113と加圧ローラ114の圧接部にて加圧しながら加熱することにより用紙112上の未定着トナー像を定着せしめる。更に定着ローラ113の後方には排紙ローラ116が配設されており、定着された用紙112を画像形成装置の外に排出せしめる。
【0069】
図においては図示していないが、プリントコントローラ111は、先に説明したデータの変換だけでなく、モータ115を始め画像形成装置内の各部や、光走査装置内のポリゴンモータなどの制御を行う。
【0070】
以上、実施形態2では走査光学系16の少なくとも1面に回折部を有し、該回折部が少なくとも副走査方向に対応する子線方向に非球面作用(非球面項)を有することにより、容易かつ安価な方法で被走査面上における副走査方向のスポット径の小径化を行うことができ、高精細印字に好適な光走査装置及びそれを用いた画像形成装置を実現することが可能となる。
【0071】
さらに実施形態2固有の効果として、走査光学系16の屈折部、回折部における副走査方向のパワーを最適化することにより、走査光学系16の副走査方向の温度補償を行うことができ、環境変動に強い光走査装置及びそれを用いた画像形成装置の実現が可能となる。
【0072】
[実施形態3]
図11は本発明の実施形態3の光走査装置における主走査断面図、図12は副走査断面図である。実施形態3において実施形態1と異なる点は、走査光学系の回折部に子線方向だけでなく母線方向にもパワーを持たせた点、これに伴い主走査方向の倍率色収差を補正している点、偏向手段を挟んで2枚の走査光学系61,62を対峙させ4個の像担持体8a,8b,8c,8dに同時又は時系列的に書き込めるよう構成した点、さらにこの光走査装置をタンデム型のカラー画像形成装置に搭載した点であり、他は実施形態1と同様である。
【0073】
表3に実施形態3における設計値を示す。
【0074】
【表3】
Figure 2004070107
【0075】
実施形態3は偏向手段5を挟み走査光学系を2つ(61、62)備え、更に夫々の走査光学系61、62へ2本の光束を入射させて1つの偏向手段5により同時に4本の光束Bma,BMb,BMc,BMdを偏向し、夫々に対応した感光ドラム面(被走査面)8a,8b,8c,8d上を光走査させる光走査装置を示している。
【0076】
図中、1は光源手段(マルチビームレーザ)であり、夫々1本の光束を出射する4つの半導体レーザー1a,1b,1c,1dから成っている。4つの半導体レーザー1a,1b,1c,1dから発せられた4本の発散光束は夫々に対応したコリメーターレンズ(第1の光学素子)2a,2b,2c,2dにより略平行光束(収斂光束又は発散光束であっても良い。)に変換され、夫々に対応した開口絞り3a,3b,3c,3dによって光束幅を制限される。このうち開口絞り3a,3bを通過した2つの略平行光束は副走査方向のみにパワーを有する第1のシリンドリカルレンズ(第2の光学素子)4aにより、後述する偏向手段5の偏向反射面5a近傍に主走査断面内に長手の線像として結像される。また開口絞り3c,3dを通過した2つの略平行光束は副走査方向のみにパワーを有する第2のシリンドリカルレンズ(第2の光学素子)4bにより、後述する偏向手段5の偏向反射面5b近傍に主走査断面内に長手の線像として結像される。
【0077】
5は例えば4面構成のポリゴンミラー(回転多面鏡)から成る偏向手段であり、モーター等の駆動手段(不図示)により図中矢印A方向に一定の角速度で回転している。
【0078】
61はプラスチック成型により作製されたfθ特性を有する1枚の走査光学素子(fθレンズ)によって構成される第1の走査光学系であり、62はプラスチック成型により作製されたfθ特性を有する1枚の走査光学素子(fθレンズ)によって構成される第2の走査光学系であって、偏向手段5によって反射偏向された夫々2本の偏向光束BMa,BMb(BMc,BMd)を被走査面としての感光ドラム面8a,8b(8c,8d)上に結像させ、且つ該偏向手段5の偏向反射面5a(5b)の面倒れを補正している。このとき偏向手段5の偏向反射面5a,5bで反射偏向された4本の偏向光束BMa,BMb,BMc,BMdは第1の走査光学系61および第2の走査光学系62を介して4本の光束夫々に対応した夫々4つの感光ドラム面8a,8b,8c,8d上に導光され、ポリゴンミラー5を矢印A方向に回転させることによって、該感光ドラム面8a,8b,8c,8d上を矢印B方向に光走査している。これにより4つの感光ドラム面8a,8b,8c,8d上に夫々1本ずつの走査線を形成し、画像記録を行っている。
【0079】
実施形態3ではシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応した4つの感光体ドラムを有するカラー画像形成装置の例を示している。カラー画像は上述の4色を重ね合わせて形成されており、各色に対応した走査線の印字位置がずれると色ずれが発生し、画質劣化を招く。そこで、各色に対応した走査線の印字位置を合わせる必要がある。
【0080】
実施形態3では図12に示すように1つのポリゴンミラー5に対して2つの走査光学系61,62を用いて4本の光束を同時に光走査する光走査装置であって、各走査光学系61、62の子線光軸より上方に入射した偏向光束BMa,BMcを各走査光学系61、62に近接した位置で第1もしくは第2の折り返しミラー7a,7dにより下方へ折り返し、更に第3もしくは第4の折り返しミラー7c,7fにより感光体ドラム面8a,8cへ向けて反射させている。また各走査光学系61、62の子線光軸より下方に入射した偏向光束BMb,BMdを各走査光学系61、62から離れた位置で第5もしくは第6の折り返しミラー7b,7eによって感光体ドラム面8b,8dへ向けて反射させている。
【0081】
この様に折り返しミラーの配置はポリゴンミラーの回転軸に対して略線対称な配置としており、簡単な構成でコンパクトな光走査装置を提供している。
【0082】
一般に実施形態3のようにポリゴンミラー5の回転軸に対して線対称な折り返しミラーの配置とした場合、各感光体ドラム面上に光走査される走査線の曲がりの方向が逆転し、走査線曲がりの大きな光走査装置を用いると色ずれの問題が顕著に表れる虞があった。また、折り返しミラーの配置を実施形態3とは逆転させて第2の走査光学系62の子線光軸より下方に入射した偏向光束を奇数枚の折り返しミラーを用いて感光体ドラム面上に導光させ、子線光軸より上方に入射した光束を偶数枚の折り返しミラーを用いて感光ドラム面8上に導光させた場合、走査線曲がりの方向を揃えることができるが、光路の取り回しが複雑となり、光走査装置の大型化や折り返しミラーの枚数が増加してコストアップを招く虞があった。
【0083】
そこで実施形態3における光走査装置では実施形態1と同様、走査光学系を構成する1枚の走査光学素子61,62の入射面61a,62aを母線方向が非球面のトーリック面、出射面61b,62bをトーリック面とし、出射面上に子線方向に非球面作用(非球面項)を有する回折格子を形成している。実施形態2における回折格子は母線方向、子線方向共にパワーを有するものであり、素子の母線方向に沿って光軸から離れるに従って子線方向の非球面量を変化させたものである。
【0084】
この回折格子の有する非球面成分により走査光学系61,62を通過した偏向光束を下方へと向きを変えるパワーを変化させることが可能となり、被走査面8a〜8d上の照射位置を制御することができる。そして母線方向に沿って非球面量を変化させることにより像高毎の照射位置を揃える、つまり走査線湾曲を補正することが可能となる。
【0085】
また実施形態3において回折格子に主走査のパワーを持たせているのは、走査光学系61,62で発生する倍率色収差を低減するためである。通常、半導体レーザーは製造誤差により±10nm程度の波長ばらつきを有する。実施形態3では上記4つの色光に対応する走査光学系にばらつきを有した光源を使用した場合においても、主走査方向の結像位置(倍率)が揃い色ずれを発生しないよう配慮されている。
【0086】
図13に実施形態3の収差図を示す。上から像面湾曲、歪曲収差、走査線湾曲を示している。歪曲収差グラフ中の点線は波長が基準波長より+10nm変化したときの歪曲収差であり、波長変化により歪曲収差が変化しないこと、つまり倍率色収差が補正されていることを示している。走査線湾曲においても回折素子の持つ子線非球面効果により良好に補正されていることが分かる。
【0087】
尚、実施形態3においても走査光学系を構成する走査光学素子の枚数を1枚としたがこれに限ったものではなく、複数枚としても効果を十分に得ることができる。また実施形態3では各色に対応して感光体ドラム面上に光走査される光束を1本としたがこれに限ったものではなく、例えば8本の光束をポリゴンミラーによって同時に反射偏向し2つの走査光学系夫々に4本ずつの光束を入射させ、各感光体ドラムへ2本ずつの光束を光走査する光走査装置としても同等の効果を得ることができる。
【0088】
[カラー画像形成装置]
図15は本発明の実施態様のカラー画像形成装置の要部概略図である。本実施形態は像担持体である感光ドラム面上に画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。図15において、80はカラー画像形成装置、11は光走査装置、21,22,23,24は各々像担持体としての感光ドラム、31,32,33,34は各々現像器、71は搬送ベルトである。尚、図18においては現像器で現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器(不図示)と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器(不図示)とを有している。
【0089】
図15において、カラー画像形成装置80には、パーソナルコンピュータ等の外部機器72からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色信号が入力する。これらの色信号は、装置内のプリンタコントローラ53によって、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各画像データ(ドットデータ)に変換される。これらの画像データは光走査装置11に入力される。そして光走査装置からは、各画像データに応じて変調された光ビームが射出され、これらの光ビームによって感光ドラム21,22,23,24の感光面が主走査方向に走査される。
【0090】
本実施態様におけるカラー画像形成装置は上述の如く光走査装置11により各々の画像データに基づいた光ビームを用いて各色の潜像を各々対応する感光ドラム21,22,23,24面上に形成している。その後、記録材に多重転写して1枚のフルカラー画像を形成している。
【0091】
前記外部機器72としては、例えばCCDセンサを備えたカラー画像読取装置が用いられても良い。この場合には、このカラー画像読取装置と、カラー画像形成装置80とで、カラーデジタル複写機が構成される。
【0092】
以上、実施形態3では走査光学系の少なくとも1面に回折部を有し、該回折部が少なくとも副走査方向に対応する子線方向に非球面作用(非球面項)を有することにより、容易かつ安価な方法で斜入射方式の光走査装置における走査線湾曲の低減を行い、高精細印字に好適な光走査装置及びそれを用いた画像形成装置を実現することが可能となる。
【0093】
さらに実施形態3固有の効果として、回折素子に副走査方向のみならず主走査方向においてもパワーを付与することにより、光走査装置の倍率色収差を低減することができ、色ずれの少ない光走査装置及びそれを用いた画像形成装置を実現することが可能となる。
【0094】
【発明の効果】
本発明によれば前述の如く走査光学系の少なくとも1面に回折部を設け、該回折部は少なくとも副走査方向に対応する子線方向に非球面作用を有することにより、容易でかつ簡易な方法で走査線湾曲の低減、副走査方向のスポット径の小径化を図ることができる高精細印字に好適な光走査装置及びそれを用いた画像形成装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における光走査装置の主走査方向の断面図
【図2】本発明の実施形態1における光走査装置の副走査方向の断面図
【図3】本発明の実施形態1における面の概念図
【図4】本発明の実施形態1における光走査装置のポリゴンミラーから被走査面までの副走査方向の拡大図
【図5】本発明の実施形態1における幾何収差を示す図
【図6】本発明の実施形態1及び比較例における副走査方向の球面収差を示す図
【図7】本発明の実施形態2における光走査装置の主走査方向の断面図
【図8】本発明の実施形態2における光走査装置の副走査方向の断面図
【図9】本発明の実施形態2における幾何収差を示す図
【図10】本発明の実施形態2における副走査方向の球面収差を示す図
【図11】本発明の実施形態3における光走査装置の主走査方向の断面図
【図12】本発明の実施形態3における光走査装置の副走査方向の断面図
【図13】本発明の実施形態3における幾何収差を示す図
【図14】本発明の画像形成装置の要部概要図
【図15】本発明のカラー画像形成装置の実施形態を示す副走査方向の要部断面図
【図16】従来の光走査装置における斜視図
【符号の説明】
1 光源手段
2 コリメーターレンズ
3 開口絞り
4 シリンドリカルレンズ
5 偏向手段(ポリゴンミラー)
6 走査光学系(fθレンズ)
8 被走査面(感光ドラム面)
1a,1b,1c,1d 光源手段
2a,2b,2c,2d コリメーターレンズ
3a,3b,3c,3d 開口絞り
4a,4b シリンドリカルレンズ
61,62 走査光学系(fθレンズ)
8a,8b,8c,8d 被走査面(感光ドラム面)
11 光走査装置
21、22、23、24 像担持体(感光ドラム)
31、32、33、34 現像器
71 搬送ベルト
72 外部機器
73 プリンタコントローラ
80 カラー画像形成装置
100 光走査装置
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
103 光ビーム
107 現像装置
108 転写ローラ
109 用紙カセット
110 給紙ローラ
111 プリンタコントローラ
112 転写材(用紙)
113 定着ローラ
114 加圧ローラ
115 モータ
116 排紙ローラ
117 外部機器

Claims (18)

  1. 光源手段と、該光源手段からの光束を偏向走査する偏向手段と、該偏向手段で偏向した光束を被走査面上に結像する走査光学系と、を具備する光走査装置において、
    該走査光学系は回折部を有し、該回折部の副走査方向に対応する子線方向は非球面作用を有することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記走査光学系の回折部の子線方向の非球面作用は母線方向に対応して軸上から軸外に向け連続的に変化していることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 前記走査光学系は1つの走査光学素子より成ることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  4. 前記走査光学系は光軸上において副走査方向の温度補償をする作用を有していることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  5. 前記光源手段は独立に変調可能な複数の発光点を有するマルチビーム光源を有していることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  6. 副走査断面内において、前記偏向手段と前記被走査面とは共役又は略共役であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光走査装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記光走査装置で走査された光束によって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、前記現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光走査装置を1以上と、前記被走査面に配置された複数の感光体と、前記光走査装置で走査された光束によって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する複数の現像器と、前記現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを備えたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  9. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 光源手段と、該光源手段からの光束を偏向走査する偏向手段と、該偏向手段で偏向した光束を被走査面上に結像する走査光学系と、を具備し、該光源手段からの光束は該偏向手段の偏向反射面に対し角度を有し入射し、該偏向反射面と該被走査面は共役又は略共役である光走査装置において、
    該走査光学系は回折部を有し、該回折部の副走査方向に対応する子線方向は非球面作用を有することを特徴とする光走査装置。
  11. 前記走査光学系の回折部の子線方向の非球面作用は母線方向に対応して軸上から軸外に向け連続的に変化していることを特徴とする請求項10記載の光走査装置。
  12. 前記走査光学系は1つの走査光学素子より成ることを特徴とする請求項10記載の光走査装置。
  13. 前記走査光学系は光軸上において副走査方向の温度補償をする作用を有していることを特徴とする請求項10記載の光走査装置。
  14. 前記光源手段は独立に変調可能な複数の発光点を有するマルチビーム光源を有していることを特徴とする請求項10記載の光走査装置。
  15. 前記走査光学系は前記偏向反射面に対し角度を有して光束を入射させることにより発生する被走査面上の走査線の湾曲が補正されていることを特徴とする請求項10記載の光走査装置。
  16. 請求項10乃至15のいずれか一項に記載の光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記光走査装置で走査された光束によって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、前記現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項10乃至15のいずれか一項に記載の光走査装置を1以上と、前記被走査面に配置された複数の感光体と、前記光走査装置で走査された光束によって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する複数の現像器と、前記現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを備えたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  18. 請求項10乃至15のいずれか一項に記載の光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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