JP4647989B2 - ポリ1−ブテン樹脂組成物およびその用途 - Google Patents

ポリ1−ブテン樹脂組成物およびその用途 Download PDF

Info

Publication number
JP4647989B2
JP4647989B2 JP2004360792A JP2004360792A JP4647989B2 JP 4647989 B2 JP4647989 B2 JP 4647989B2 JP 2004360792 A JP2004360792 A JP 2004360792A JP 2004360792 A JP2004360792 A JP 2004360792A JP 4647989 B2 JP4647989 B2 JP 4647989B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
poly
butene
butene resin
weight
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004360792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006169306A (ja
Inventor
伸 得居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP2004360792A priority Critical patent/JP4647989B2/ja
Publication of JP2006169306A publication Critical patent/JP2006169306A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4647989B2 publication Critical patent/JP4647989B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、柔軟性、耐傷付き性、低温引張特性のバランスに優れたポリ−1−ブテン樹脂組成物に関する。
ポリ−1−ブテン樹脂は、高温でのクリープ特性、耐摩耗性、可とう性、ポリプロピレンとの相容性などに優れることから、給水給湯用配管、表皮材等のシート、ポリプロピレン樹脂の改質に使用されている。
しかしながら、ポリ−1−ブテン樹脂は、低温特性、特に低温時の引張伸びが低いという問題がある。低温特性及び柔軟性の向上に関しては、1−ブテンと1−ブテン以外のαオレフィンとの共重合化やエチレン−αオレフィン共重合体等のエラストマーをポリ−1−ブテンにブレンドする方法が提案されているが、低温時の引張伸び及び柔軟性は向上するものの、耐傷付き性が著しく低下するという問題があった(特許文献1)。
一方、最近シンジオタクティックプロピレン系共重合体組成物に関する開示もされている(特許文献2)。
特許第2540285号公報 国際公開WO2004/067627号公報
本発明の目的は、上記のような従来技術に伴う問題を解決しようとするものであって、柔軟性、低温時の引張伸び及び耐傷付き性のバランスに優れるポリ−1−ブテン樹脂組成物及びその成形体を提供することである。
1)1−ブテン70〜100モル%及び炭素原子数2〜10の1−ブテン以外のα−オレフィン0〜30モル%を含む(共)重合体(ここで1−ブテンと炭素原子数2〜10の1−ブテン以外のα−オレフィンの合計量は100モル%)であって、メルトフローレート(MFR;ASTM D1238,190℃,2.16kg)が0.01〜50g/10minであるポリ1−ブテン樹脂(A)50〜99.9重量部に対し、シンジオタクティックポリプロピレン(B)を1〜40重量部、プロピレンから導かれる構成単位を90〜55モル%の量で含有し、プロピレンを除く炭素原子数2〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を10〜45モル%の量で含むシンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)50〜0.1重量部含有するポリ1−ブテン樹脂組成物。
2)前記ポリ−1−ブテン樹脂(A)50〜95重量部に対し、前記シンジオタクティックポリプロピレン(B)を1〜40重量部、前記シンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)を0.1〜24重量部含有する、上記1)に記載のポリ−1−ブテン樹脂組成物(ここで(A)(B)(C)の合計量が100重量部)。
前記シンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)のαオレフィンがエチレン、1−ブテン、1−オクテンから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする上記1)または2)に記載のポリ−1ブテン樹脂組成物。
)前記ポリ1−ブテン樹脂(A)のメルトフローレート(MFR;ASTM D1238,190℃,2.16kg)が、0.05〜30g/10minであり、NMRにより測定されるアイソタクチック指数(mmmm%)が90以上であることを特徴とする上記1)〜3)のいずれか1項に記載のポリ1−ブテン樹脂組成物。
)前記ポリ−1ブテン樹脂(A)が、メルトフローレート(MFR;ASTM D1238,190℃,2.16kg)が0.01〜10g/10minであり、GPC法により求められる分子量分布(Mw/Mn)が6以下であり、かつ、NMRにより測定されるアイソタクチック指数(mmmm%)が90以上であるポリ1−ブテン樹脂(a1)60〜95重量部、及びメルトフローレート(MFR;ASTM D1238,190℃,2.16kg)が該ポリ1−ブテン樹脂(a1)のMFR値の20倍以上であり、GPC法により求められる分子量分布(Mw/Mn)が6以下であり、かつ、NMRにより測定されるアイソタクチック指数(mmmm%)が90以上であるポリ1−ブテン樹脂(a2)5〜40重量部からなるポリ−1ブテン樹脂(a)であることを特徴とする上記1)〜3)のいずれか1項に記載のポリ−1ブテン樹脂組成物。
前記ポリ−1ブテン樹脂(A)が、1−ブテン70〜100モル%及び炭素原子数2〜10の1−ブテン以外のαオレフィン0〜30モル%を含む(共)重合体であって、NMRにより測定されるアイソタクチック指数(mmmm%)が90以上であり、GPC法により求められる分子量分布(Mw/Mn)が3以上であり、かつ、チタン金属によって表される触媒残渣量が50ppm以下であるポリ−1ブテン樹脂(b)であることを特徴とする上記1)〜3)のいずれか1項に記載のポリ1−ブテン樹脂組成物。
)更に、核剤を含有していることを特徴とする上記1)〜6)のいずれか1項に記載のポリ−1ブテン樹脂組成物。
)上記1)〜7)のいずれか1項に記載のポリ−1−ブテン樹脂組成物からなる成形体。
本発明のポリ−1−ブテン樹脂組成物は、柔軟性、低温時の引張伸び及び耐傷付き性のバランスに優れている。
以下、本発明にについて、具体的に説明する。
ポリ−1−ブテン樹脂(A)
本発明の組成物の主成分であるポリ−1−ブテン樹脂(A)は、1−ブテン70〜100モル%と炭素原子数2〜10の1−ブテン以外のα−オレフィンとを含む(共)重合体(ここで1−ブテンと炭素原子数2〜10の1−ブテン以外のα−オレフィンの合計量は100モル%)であって、1−ブテンの単独重合体または1−ブテン・α−オレフィン共重合体である。
炭素原子数2〜10の1−ブテン以外のα−オレフィンとしては、具体的には、エチレン、プロピレン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン等が挙げられる。これらのα−オレフィンは、1種単独で、あるいは2種以上組み合わせて用いられる。
1−ブテン・α−オレフィン共重合体における1−ブテン以外のα−オレフィンから導かれる構成単位の含有量は、0〜30モル%、好ましくは0〜20モル%であり、1−ブテンから導かれる構成単位の含有量は、70〜100モル%、好ましくは80〜100モル%である。
本発明で用いられるポリ−1−ブテン樹脂(A)のメルトフローレート(MFR:ASTM D1238,190℃,2.16kg荷重)は、0.01〜50g/10min、好ましくは0.1〜30g/10min、さらに好ましくは0.2〜20g/10minである。
上記のようなポリ−1−ブテン樹脂(A)は、従来公知の製法、例えばチーグラーナッタ触媒あるいはメタロセン系触媒の存在下に、1−ブテンのみを重合、または1−ブテンとエチレン、プロピレン等の1−ブテン以外のα−オレフィンとを共重合させることにより調整することができる。
本発明でも好ましく用いられるポリ−1−ブテン樹脂(A)としては、メルトフローレートが0.01〜5g/10minであり、アイソタクチック指数(mmmm%)が90以上であるポリ−1−ブテン樹脂(a1)60〜95重量%、及びメルトフローレートが該ポリ−1−ブテン樹脂(a1)のMFR値の20倍以上であり、分子量分布(Mw/Mn)が6以下であり、かつ、アイソタクチック指数(mmmm%)が90以上であるポリ−1−ブテン樹脂(a2)5〜40重量%からなるポリ−1−ブテン樹脂(a)であれば成形性等の点で好ましい。
上記ポリ−1−ブテン樹脂(a1)は、1−ブテンから導かれる構成単位含有量が70〜100モル%である、1−ブテン単独共重合体または1−ブテンと炭素数2〜10の1−ブテン以外のα−オレフィンとの1−ブテン・α−オレフィン共重合体であって、そのメルトフローレートは、0.01〜20g/10min、好ましくは0.1〜10g/10minである。
また、このポリ−1−ブテン樹脂(a1)は、分子量分布を表す重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が1.5〜6。0であり、得られるポリ−1−ブテン樹脂(a)組成物の耐衝撃性に優れる点で、2.0〜5.0であることが好ましい。このMwとMnの比(Mw/Mn)は、GPC測定によって求められる。
また、ポリ−1−ブテン樹脂(a1)のNMR法により測定されるアイソタクチック指数(mmmm%)は90以上であり、好ましくは92以上である。
上記ポリ−1−ブテン樹脂(a2)は、ポリ−1−ブテン樹脂(a1)と同様に、1−ブテン単独重合体または1−ブテンと炭素原子数2〜10の1−ブテン以外のα−オレフィンとの1−ブテン・α−オレフィン共重合体である。
このポリ−1−ブテン樹脂(a2)のメルトフローレートは、前記ポリ−1−ブテン樹脂(a1)のメルトフローレート値の20倍以上、好ましくは50〜1000倍である。
また、このポリ−1−ブテン樹脂(a2)は、GPC法により求められる分子量分布(Mw/Mn)が1.5〜6、得られるポリ−1−ブテン樹脂(a)組成物の耐衝撃性に優れる点で、2.0〜5.0であることが好ましい。
更に、ポリ−1−ブテン樹脂(a2)のNMR法により測定されるアイソタクチック指数(mmmm%)値は、90以上であり、好ましくは92以上である。
この様なポリ−1−ブテン樹脂(a1)及びポリ−1−ブテン樹脂(a2)からなるポリ−1−ブテン樹脂(A)を含有するポリ−1−ブテン樹脂樹脂組成物において、得られるポリ−1−ブテン樹脂(a)組成物の溶融溶融パリソンのメルトテンションが高くなるため成形加工性が良好となり、高速でパイプに成形することが可能となる。また、耐衝撃性に優れる成形品が得られる点で、ポリ−1−ブテン樹脂(a1)とポリ−1−ブテン樹脂(a2)との配合割合は、重量比[(a1)/(a2)]で60/40〜95/5、好ましくは90/10〜70/30である。
このポリ−1−ブテン樹脂(a1)及びポリ−1−ブテン樹脂(a2)からなるポリ−1−ブテン樹脂(a)の製造例は、特開平5−9352号公報に記載されている。
また、本発明で好ましく用いられる他のポリ−1−ブテン樹脂(A)として、1−ブテン70〜100モル%及び炭素原子数2〜10の1−ブテン以外のα−オレフィン0〜30モル%を(共)重合して得られ、NMR法により測定されるアイソタクチック指数(mmmm%)が90以上であり、GPC法により求められる分子量分布(Mw/Mn)が3以上であり、かつ、チタン金属によって表される触媒残存量が50ppm以下であるポリ−1−ブテン樹脂(b)が挙げられる。
このようなポリ−1−ブテン樹脂(b)及びその製造方法については、EP0980396B1号公報に記載されている。
シンジオタクティックポリプロピレン(B)
本発明で用いられるシンジオタクティックポリプロピレン(B)は、プロピレンの単独重合体またはプロピレンとプロピレン以外のオレフィン類との共重合体であり、実質的にシンジオタックティック構造を有するポリプロピレンである。
プロピレン以外のオレフィン類としては、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン等が挙げられる。プロピレン以外のオレフィン類は、少量例えば、10モル%未満、好ましくは0〜5モル%、特に好ましくは0〜3モル%の量で共重合されていてもよい。これらのオレフィン類が上記の量で共重合されると、物性に優れた組成物が得られる傾向がある。
ここで実質的にシンジオタックティック構造であるとは、プロピレンの単独重合体にあっては、シンジオタックティックペンタッド分率(rrrr、ペンタッドシンジオタクティシティー)が0.5以上、好ましくは0.6以上、より好ましくは0.7以上、特に好ましくは0.80以上であるものであり、シンジオタックティックペンタッド分率が0.5以上のものは耐熱性、成形性に優れ、結晶性のポリプロピレンとしての特性が良好で好ましい。
なお、上記のシンジオタクティックペンタッド分率(rrrr)は、先行公報特開2003−147135に記載されている方法で測定・計算されるものである。
また、プロピレンと他のオレフィン類との共重合体にあっては、実質的にシンジオタックティック構造であるとは、1,2,4−トリクロロベンゼン溶液測定したC13-NMRで約20.2ppmに観測されるピーク強度がプロピレン単位の全メチル基に帰属されるピーク強度の0.3以上、好ましくは0.5以上であり、特にこの値が0.3以上のものは、透明性、耐傷付性、耐衝撃性が良好となるため好ましい。
シンジオタクティックポリプロピレン(B)は、135℃のテトラリン溶液で測定した極限粘度[η]が通常0.1〜20dl/g、好ましくは0.5〜10dl/g程度である。
また、シンジオタクティックポリプロピレン(B)は、MFRが0.001〜1000g/10分、好ましくは好ましくは0.05〜100g/10分の範囲にあることが望ましい。い。MFRがこのような範囲にあると、良好な流動性を示し、このシンジオタクティックポリプロピレン(B)を他の成分と配合し易く、また得られた組成物から機械的強度に優れた成形品が得られる傾向がある。
シンジオタクティックポリプロピレン(B)は、密度が0.86〜0 .91g/cm3、好ましくは0 .865 〜0.905g/cm3 の範囲にあることが望ましい。このような密度のものを用いると、成形加工性が良好となり、充分な柔軟性を有する成形品が得られる傾向がある。
このようなシンジオタクティックポリプロピレン(B)の合成方法については先行公報特開2003−147135に記載されている。
シンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)
本発明で用いられるシンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)は、実質的にシンジオタクティック構造であり、プロピレンから導かれる構成単位を90〜55モル%、好ましくは85〜60モル%、特に好ましくは80〜65モル%の量で、プロピレン以外の炭素原子数2〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を10〜45モル%、好ましくは12〜40モル%の量、特に好ましくは15〜35モル%の量で含有している。
プロピレン以外のオレフィン類としては、エチレン;炭素原子数4以上のα-オレフィン、例えば1 −ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、4−メチル−1−ペンテン、ビニルシクロヘキサン、1−ヘキサデセン、ノルボルネン等;ジエン類例えば、ヘキサジエン、オクタジエン、デカジエン、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボルネン等が挙げられるが、特に好ましいのはエチレンであり、このようなシンジオタクティックプロピレン・エチレン共重合体は耐寒性、低温特性に優れるため、本発明に好適に利用できる。
このような量でプロピレン単位およびα−オレフィン単位を含有するシンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)は、シンジオタクティックポリプロピレン(B)との相溶性が良好となり、得られるポリプロピレン樹脂組成物は、充分な透明性、柔軟性、耐熱性、耐傷付性を発揮する傾向がある。
実質的にシンジオタックティック構造であるとは、1,2,4−トリクロロベンゼン溶液測定したC13-NMRで約20.2ppmに観測されるピーク強度がプロピレン単位の全メチル基に帰属されるピーク強度の0.3以上、好ましくは0.5以上、特に好ましくは0.6以上であるものをいい、特にこの値が0.3以上のものは、透明性、耐傷付性、耐衝撃性が良好となるため好ましい。
シンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)は、135℃デカリン中で測定した極限粘度[η]が、通常0.01〜10dl/g、好ましくは0.05〜10dl/gの範囲にあることが望ましい。該シンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)の極限粘度[η]が、前記範囲内にあると、耐候性、耐オゾン性、耐熱老化性、低温特性、耐動的疲労性などの特性に優れる。
またGPCにより測定した分子量分布Mw/Mn(ポリスチレン換算、Mw :重量平均分子量、Mn :数平均分子量)は4.0以下であることが好ましい。
このシンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)は、単一のガラス転移温度を有し、かつ示差走査熱量計(DSC )によって測定したガラス転移温度(Tg)が、通常−10℃以下、好ましくは−15℃以下の範囲にあることが望ましい。該シンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)のガラス転移温度(Tg)が前記範囲内にあると、耐寒性、低温特性に優れる。
このようなシンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)合成方法については先行公報特開2003−147135に記載されているほか、特願2002−332243に記載された触媒を用いて製造することが可能であるが、とくにこれらに限定されるものではない。
ポリ−1−ブテン樹脂樹脂組成物
本発明に係わるポリ−1−ブテン樹脂組成物はポリ1−ブテン樹脂(A)50〜99.9重量部に対し、シンジオタクティックポリプロピレン(B)を1〜40重量部、シンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)50〜0.1重量部を含有する(ここで(A)(B)(C)の合計量が100重量部)。
好ましくは、本発明に係わるポリ−1−ブテン樹脂組成物はポリ1−ブテン樹脂(A)50〜95重量部に対し、シンジオタクティックポリプロピレン(B)を1〜40重量部、シンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)50〜0.1重量部を含有する(ここで(A)(B)(C)の合計量が100重量部)。
より好ましくは、本発明に係わるポリ−1−ブテン樹脂組成物はポリ1−ブテン樹脂(A)50〜90重量部に対し、シンジオタクティックポリプロピレン(B)を1〜40重量部、シンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)50〜0.1重量部を含有する(ここで(A)(B)(C)の合計量が100重量部)。
本発明に係わるポリ−1−ブテン樹脂組成物は、上記ポリ−1−ブテン樹脂(A)と、上記シンジオタクティックポリプロピレン(B)と、上記シンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)からなるものであり、必要に応じて任意に核剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、帯電防止剤、防かび剤、発錆防止剤、滑剤、充填剤、顔料、アンチブロッキング剤、スリップ防止剤、防曇剤などの添加剤を、本発明の目的を損なわない範囲で配合することができる。
上記核剤としては、たとえばポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ナイロン(ポリアミド)、ポリカプロラクトン、タルク、酸化チタン、1,8−ナフタルイミド、フタルイミド、アリザリン、キニザリン、1,5−ジヒドリキシ-9,10-アントラキノン、キナリザリン、2-アントラキノンスルホン酸ナトリウム、2-メチル-9,10-アントラキノン、アントロン、9-メチルアントラセン、アントラセン、9,10-ジヒドロアントラセン、1,4-ナフトキノン、1,1-ジナフチル、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、酸化亜鉛、ハイドロキノン、アントラニル酸、エチレンビスステアリルアミド、ソルビトール誘導体、さらには特開平8−48838号公報に記載のポリカルボン酸系アミド化合物、ポリアミン系アミド化合物及びポリアミノ酸系アミド化合物、特公平5−58019号公報に記載のビニルシクロアルカン重合体などが挙げられる。
これらの核剤は、1種単独で使用することもできるし、2種以上を組み合わせて使用することもできる。これらの核剤を含む場合、ポリ−1−ブテン樹脂組成物((A)(B)(C)の合計量)100重量部に対して0.001〜5重量部、好ましくは0.001〜3重量部含む。
本発明に係わるポリ−1−ブテン樹脂組成物は、上記ポリ−1−ブテン樹脂(A)と、上記シンジオタクティックポリプロピレン(B)と、上記シンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)、及び必要に応じて各種添加剤を溶融混練することにより調整することができる。
上記混練は、たとえば一軸押出機、二軸押出機、二軸混練機、バンバリーミキサーなどの混練装置を用いて行うことができる。
成形体
本発明に係わるポリ−1−ブテン樹脂組成物を含む成形体としては、押出成形、射出成形、ブロー成形等に用いられ、給水給湯用配管等のパイプ、さや管、表皮材等のシートとして好適に用いられる。
[実施例]
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではない。
[合成例1(シンジオタクティックプロピレン・エチレン共重合体(sPER)の合成)]
充分に窒素置換した2000mlの重合装置に、833mlの乾燥ヘキサンとトリイソブチルアルミニウム(1.0mmol)を常温で仕込んだ後、重合装置内温を90℃に昇温しプロピレンで系内の圧力を0.66MPaになるように加圧した後に、エチレンで、系内圧力を0.69MPaに調整した。次いで、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(オクタメチルジヒドロベンゾイルフルオレニル)ジルコニウムジクロリド0.001mmolとアルミニウム換算で0.3mmolのメチルアルミノキサン(東ソー・ファインケム社製)を接触させたトルエン溶液を重合器内に添加し、内温90℃、系内圧力を0.69MPaにエチレンで保ちながら20分間重合し、20mlのメタノールを添加し重合を停止した。脱圧後、2Lのメタノール中で重合溶液からポリマーを析出し、真空下130℃、12時間乾燥した。得られたポリマーは、46.4gであり、極限粘度[η]が2.3dl/gであり、ガラス転移温度Tgは−24℃であり、エチレン含量は19.0モル%であり、GPCにより測定した分子量分布(Mw/Mn)は2.3であった。また、前述のDSC測定条件では融解ピークは、実質的に観測されなかった。
[シンジオタクティックポリプロピレン(sPP)]
ATOFINA製 FINAPLAS1571(MFR 230℃=12g/10min,密度=870kg/m3,融点=130℃)を使用した。
[ポリ−1−ブテン樹脂(A),(PB)]
表1記載の物性を有するポリ−1−ブテン樹脂を使用した。
Figure 0004647989
[実施例1]
上記のポリ−1−ブテン樹脂(A)90重量%、シンジオタクティックポリプロピレン(sPP)2重量%、(シンジオタクティックプロピレン・エチレン共重合体(sPER)8重量部を、40mmφ一軸押出機によりメルトブレンドし、ペレット状のポリ−1−ブテン樹脂組成物を得た。
次いで、このポリ−1−ブテン樹脂組成物組成物を190℃、5分の条件でプレス成形することで、厚さ2mmのプレスシートを得た。
Mw/Mn(GPC)の測定
下記の方法によって測定される。
(i)分子量既知の標準ポリスチレン(単分散ポリスチレン、東ソー(株)製)を用い、異なる分子量のポリスチレンを下記の条件で、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)分析に供し、分子量MとEV値(Elution volume:溶媒体積)の較正曲線を作成する。
<測定条件>
装置:Water社製,ALC/GPC150−C型
カラム:東ソー(株)製、TSKgelGMHHR−H(S)HT×2+TSKgelGMH6−HTL×1
(それぞれ7.8mmφ×300mm、7.5mmφ×600mm)
温度:140℃
流速:1ml/分
(ii)試料の調整
分子量を測定するポリマー試料と溶媒o−ジクロロベンゼンとをフラスコに入れ、ポリマー30mgに対して溶媒20mlの割合の溶液を調整する。
得られたポリマー溶液に、安定剤として2,6−ジ−t−ブチルクレゾールを0.1重量%の濃度になるように加える。この溶液を145℃で1時間攪拌して、ポリマー及び安定剤を完全に溶解させる。次に、145℃の温度で0.45μmのフィルターで溶液を濾過する。得られた濾過液を、上記の(i)と同じ測定条件でGPC分析に供し、得られたEV値から、前記(i)で作成しておいた較正曲線により、数平均分子量(Mn=ΣMi2Ni/ΣNi)及び重量平均分子量(Mw=ΣMi2Ni/ΣMiNi)を求め、Mw/Mnを計算する。
引張伸び及び引張弾性率の評価方法
JIS K7113に準拠して、得られたプレスシートから2号型試験片を用いて、引張速度=50mm/min,測定温度=23℃,0℃,−20℃の条件で試験を実施し、ポリ−1−ブテン樹脂組成物の引張伸び及び引張弾性率を測定した。
デュロメーター硬さの評価方法
JIS K7215に準拠してタイプDデュロメーター圧子を用い、荷重負荷5秒後の指示値よデュロメーター硬さを23℃で測定した。
耐傷付き性の評価方法
東洋精機製、学振摩耗試験機を用いて、厚さ2mmの試験片を用いて、45R,SUS製の摩耗子500gの先端を綿帆布10号で覆い、これを23℃、往復回数500回、往復速度30回/分、ストローク100mmの条件で試料上を往復させ、試験前後のグロスの変化率Δグロス(ΔG)を以下のようにして求めた。
ΔG=(試験前のグロス値−試験後のグロス値)/試験前のグロス値×100
[実施例2]
実施例1において、ポリ−1−ブテン樹脂(A)80重量%、シンジオタクティックポリプロピレン(sPP)4重量%、(シンジオタクティックプロピレン・エチレン共重合体(sPER)16重量部とした以外は、実施例1と同様にして、ペレット状のポリ−1−ブテン樹脂組成物を得た。
以下、この組成物を用いて実施例1と同様に測定を行った。結果を表2に示す。
[実施例3]
実施例1において、 ポリ−1−ブテン樹脂(A)70重量%、シンジオタクティックポリプロピレン(sPP)6重量%、シンジオタクティックプロピレン・エチレン共重合体(sPER)24重量%とした以外は、実施例1と同様にして、ペレット状のポリ−1−ブテン樹脂組成物を得た。
以下、この組成物を用いて実施例1と同様に測定を行った。結果を表2に示す。
[実施例]
実施例1において、 ポリ−1−ブテン樹脂(A)80重量%、シンジオタクティックポリプロピレン(sPP)6重量%、ンジオタクティックプロピレン・エチレン共重合体(sPER)14重量%とした以外は、実施例1と同様にして、ペレット状のポリ−1−ブテン樹脂組成物を得た。
以下、この組成物を用いて実施例1と同様に測定を行った。結果を表2に示す。
[比較例1]
実施例2において、(シンジオタクティックプロピレン・エチレン共重合体(sPER)の代わりに、エチレン−プロピレン共重合体(EPR,三井化学株式会社製 タフマーP0680、MFR=0.7g/10min、密度=870kg/m3)を用いた以外は、実施例1と同様にしてペレット状のポリ−1−ブテン樹脂組成物を得た。
以下、この組成物を用いて実施例1と同様に測定を行った。結果を表2に示す。
[比較例2]
ポリ−1−ブテン樹脂(A)100重量%のみで実施例1と同様の測定を行った。結果を表2に示す。
[比較例3]
エチレン含量=1.5モル%のブテン/エチレン共重合体(MFR=1g/10min、密度=910kg/m3、融点=112℃)100重量%のみで実施例1と同様の測定を行った。結果を表2に示す。
Figure 0004647989
本発明のポリ−1−ブテン樹脂組成物は、柔軟性、低温時の引張伸び及び耐傷付き性のバランスに優れ、給水給湯用配管等のパイプ、さや管、表皮材等のシートとして好適に用いられる。

Claims (8)

  1. 1−ブテン70〜100モル%及び炭素原子数2〜10の1−ブテン以外のα−オレフィン0〜30モル%を含む(共)重合体(ここで1−ブテンと炭素原子数2〜10の1−ブテン以外のα−オレフィンの合計量は100モル%)であって、メルトフローレート(MFR;ASTM D1238,190℃,2.16kg)が0.01〜50g/10minであるポリ1−ブテン樹脂(A)50〜99.9重量部に対し、シンジオタクティックポリプロピレン(B)を1〜40重量部、プロピレンから導かれる構成単位を90〜55モル%の量で含有し、プロピレンを除く炭素原子数2〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を10〜45モル%の量で含むシンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)50〜0.1重量部含有するポリ1−ブテン樹脂組成物。
  2. 前記ポリ−1−ブテン樹脂(A)50〜95重量部に対し、前記シンジオタクティックポリプロピレン(B)を1〜40重量部、前記シンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)を0.1〜24重量部含有する、請求項1に記載のポリ−1−ブテン樹脂組成物(ここで(A)(B)(C)の合計量が100重量部)。
  3. 前記シンジオタクティックプロピレン・α−オレフィン共重合体(C)のαオレフィンがエチレン、1−ブテン、1−オクテンから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1または2に記載のポリ−1ブテン樹脂組成物。
  4. 前記ポリ1−ブテン樹脂(A)のメルトフローレート(MFR;ASTM D1238,190℃,2.16kg)が、0.05〜30g/10minであり、NMRにより測定されるアイソタクチック指数(mmmm%)が90以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリ1−ブテン樹脂組成物。
  5. 前記ポリ−1ブテン樹脂(A)が、メルトフローレート(MFR;ASTM D1238,190℃,2.16kg)が0.01〜10g/10minであり、GPC法により求められる分子量分布(Mw/Mn)が6以下であり、かつ、NMRにより測定されるアイソタクチック指数(mmmm%)が90以上であるポリ1−ブテン樹脂(a1)60〜95重量部、及びメルトフローレート(MFR;ASTM D1238,190℃,2.16kg)が該ポリ1−ブテン樹脂(a1)のMFR値の20倍以上であり、GPC法により求められる分子量分布(Mw/Mn)が6以下であり、かつ、NMRにより測定されるアイソタクチック指数(mmmm%)が90以上であるポリ1−ブテン樹脂(a2)5〜40重量部からなるポリ−1ブテン樹脂(a)であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリ−1ブテン樹脂組成物。
  6. 前記ポリ−1ブテン樹脂(A)が、1−ブテン70〜100モル%及び炭素原子数2〜10の1−ブテン以外のαオレフィン0〜30モル%を含む(共)重合体であって、NMRにより測定されるアイソタクチック指数(mmmm%)が90以上であり、GPC法により求められる分子量分布(Mw/Mn)が3以上であり、かつ、チタン金属によって表される触媒残渣量が50ppm以下であるポリ−1ブテン樹脂(b)であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリ1−ブテン樹脂組成物。
  7. 更に、核剤を含有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のポリ−1ブテン樹脂組成物。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のポリ−1−ブテン樹脂組成物からなる成形体。
JP2004360792A 2004-12-14 2004-12-14 ポリ1−ブテン樹脂組成物およびその用途 Active JP4647989B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004360792A JP4647989B2 (ja) 2004-12-14 2004-12-14 ポリ1−ブテン樹脂組成物およびその用途

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004360792A JP4647989B2 (ja) 2004-12-14 2004-12-14 ポリ1−ブテン樹脂組成物およびその用途

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006169306A JP2006169306A (ja) 2006-06-29
JP4647989B2 true JP4647989B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=36670409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004360792A Active JP4647989B2 (ja) 2004-12-14 2004-12-14 ポリ1−ブテン樹脂組成物およびその用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4647989B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018179117A (ja) * 2017-04-11 2018-11-15 株式会社ブリヂストン 給水給湯用パイプ
JP6950077B2 (ja) * 2018-03-22 2021-10-13 三井化学株式会社 ブテン系重合体組成物
JP7410647B2 (ja) * 2018-03-22 2024-01-10 三井化学株式会社 ブテン系重合体組成物

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059352A (ja) * 1990-09-21 1993-01-19 Mitsui Petrochem Ind Ltd ポリ1−ブテン樹脂組成物
JP2000191858A (ja) * 1998-10-21 2000-07-11 Mitsui Chemicals Inc 軟質透明性シンジオタクティックポリプロピレン組成物
JP2000191854A (ja) * 1998-10-21 2000-07-11 Mitsui Chemicals Inc 軟質透明性シンジオタクティックポリプロピレン組成物
JP2001523302A (ja) * 1998-03-05 2001-11-20 モンテル テクノロジー カンパニー ビーブイ ポリブテン−1(共)重合体およびそれらの製造方法
JP2002241553A (ja) * 2000-11-30 2002-08-28 Mitsui Chemicals Inc ポリ1−ブテン樹脂組成物およびその用途

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059352A (ja) * 1990-09-21 1993-01-19 Mitsui Petrochem Ind Ltd ポリ1−ブテン樹脂組成物
JP2001523302A (ja) * 1998-03-05 2001-11-20 モンテル テクノロジー カンパニー ビーブイ ポリブテン−1(共)重合体およびそれらの製造方法
JP2000191858A (ja) * 1998-10-21 2000-07-11 Mitsui Chemicals Inc 軟質透明性シンジオタクティックポリプロピレン組成物
JP2000191854A (ja) * 1998-10-21 2000-07-11 Mitsui Chemicals Inc 軟質透明性シンジオタクティックポリプロピレン組成物
JP2002241553A (ja) * 2000-11-30 2002-08-28 Mitsui Chemicals Inc ポリ1−ブテン樹脂組成物およびその用途

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006169306A (ja) 2006-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5538663B2 (ja) 可塑化ポリプロピレン熱可塑性樹脂
US6372847B1 (en) Polyolefin compositions having improved low temperature toughness
EP1904576B1 (en) Elastomeric compositions
JP5095080B2 (ja) 異相ポリマー組成物
JP6998175B2 (ja) ポリプロピレン系樹脂組成物及び射出圧縮成形体
JP2019501246A (ja) 光ファイバーケーブルバッファチューブのための高弾性率オレフィン化合物
KR100831179B1 (ko) 폴리프로필렌 수지 조성물 및 그의 제조 방법
US7253234B2 (en) Syndiotactic propylene polymer composition
WO2018155179A1 (ja) 成形体およびその製造方法
US20060052540A1 (en) Thermoplastic vulcanizates
JP4594141B2 (ja) ポリ−1−ブテン系樹脂組成物及びその用途
JP2010111822A (ja) 耐圧パイプまたは耐圧容器
JP6884061B2 (ja) ポリプロピレン系樹脂組成物及び射出圧縮成形体
JP4647989B2 (ja) ポリ1−ブテン樹脂組成物およびその用途
KR102385491B1 (ko) 뷰텐계 중합체 조성물
JP2008169387A (ja) ポリプロピレン系樹脂組成物
JP2006056128A (ja) ポリオレフィン系化粧シート
JP7217652B2 (ja) 樹脂配管
JP2014074102A (ja) ポリプロピレン系樹脂組成物
JP2018145350A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物、その成形体及びそれらの製造方法
JP2008063563A (ja) 熱可塑性樹脂組成物および該熱可塑性樹脂組成物から得られる成形体
JP2014221913A (ja) ポリプロピレン樹脂組成物とこれからなる成形体
JP2010138289A (ja) 中空成形体
JP2012008249A (ja) ポリプロピレン系樹脂組成物からなる光学部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070709

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4647989

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250