JP4645036B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、外枠表面に軟質材からなる保護層を有する電動工具に関するものである。
従来の電動工具を、図12を用いて説明する。図12は従来の電動工具の外観を示す正面図である。ハンドル部10を把握する手指の滑り止め、あるいは握り心地を良くし操作性及び作業性を向上させる目的で、一層目の樹脂16より軟質のエラストマー等からなる二層目の樹脂15(斜線部)をハンドル部10に形成している。また、胴体部9の後面及び側面の水平方向に延びる領域に二層目の樹脂15(斜線部)を形成することにより、電動工具を地面に横方向に置いたときに載置面及び電動工具が傷つくのを防止するとともに、電動工具を傾斜面に置いたときに滑り止めとして働くようにしている。
特許文献1には、このような電動工具の製造コストを抑えるために、二つ割ハウジングの表面2箇所にエラストマーを成形する場合に、2箇所のエラストマー間を連結する延在部(接続部)を設けることで、一気にエラストマーを成形させるようにし、成形型のランナの数を減らして、エラストマーの無駄使いを低減することが提案されている。
また特許文献2には、アルミ製のハンマケースと、ハウジングにハンマケースを設けるための締付けネジとを備えた電動工具において、締付けネジの外周を覆うカバーをハンマケースの外周に設けることにより、電動工具及び相手材が傷つくのを防止することが提案されている。
特開2003−39345号公報
特開2003−245865号公報
本発明が解決しようとする課題を、図13を用いて説明する。図13は従来の電動工具のハウジングと相手建材が接触した状態を示す概略断面図(図12のB−B断面図)である。インパクトドライバ19は、図13に示すように胴体部9が円筒に近い形状であるため、作業時に一層目の樹脂16の表面を相手建材18に接触させて、相手建材を傷付けてしまったり、一層目の樹脂16の表面から地面に落ちたときに衝撃を吸収しきれず、インパクトドライバ19が破損してしまうという問題があった。また、より確実に相手建材とインパクトドライバ19を保護するために、胴体部9全体に二層目の樹脂15を形成する方法が考えられるが、二層目の樹脂15の使用量が増えるために材料代が高くなるという問題があった。
また、図示しない表示用または飾り用プレートやラベルをハウジング2に貼付ける場合、二層目の樹脂15の表面は剥れやすいため、一層目の樹脂16の表面に貼付ける必要があり、その結果、二層目の樹脂15を成形する領域が分断されると金型のゲート数が増えて、金型代が高くなるという問題があった。
また、上記表示用または飾り用プレートやラベルはインパクトドライバの外観意匠の重要な要素となるが、意匠性の高い成形樹脂プレートなどは衝撃に弱く、一層目の樹脂16の表面に貼付けると破損しやすいという問題があった。
本発明の目的は、上記の問題を解決し、周囲の建て材等と接触しても互いに傷つけ合ったり破損したりすることがなく、握ったときに手から滑りにくくて操作のしやすい電動工具を、安価に提供することにある。
駆動源であるモータと、該モータの駆動力を伝達する伝達機構部と、該伝達機構部より前記モータの駆動力を伝達される先端工具保持部と、前記モータへの電力の供給を制御するスイッチと、前後方向に延びる略円筒形の外枠であって、後方から順に前記モータ、前記伝達機構部及び前記先端工具保持部を収納する胴体部と、横方向から見て該胴体部と略T字形状をなすように連設される外枠であって前記スイッチを収容するハンドル部とを有する電動工具において、前記胴体部の上方の全体に渡ってエラストマ等の軟質材からなる保護層を設けることによって、特に狭い場所での作業時に前記胴体部が建て材に接触しても、互いに傷つけ合うことを防止することができる。
さらに、前記保護層を、前記胴体部の前後方向の幅が6mm以上15mm以下の隙間を複数有する網状に設けると、前記保護層の形成に必要となる樹脂を減らすことができる。また、胴体部に手を添えて作業する場合には、各々の隙間にそれぞれ指を沿わせることができ、電動工具を相手材に押さえつけやすくなり、作業性が向上する。
さらに、前記胴体部は左右から合わさる2つのハウジングを有するものであり、前記保護層は前記ハウジングの表面に、前記ハウジングの合わせ面で繋がるように設けられるようにすると、繋がっていない場合と比べて上記の傷つき防止の効果をより高めることができる。
また、駆動源であるモータと、該モータの駆動力を伝達する伝達機構部と、該伝達機構部より前記モータの駆動力を伝達される先端工具保持部と、前記モータへの電力の供給を制御するスイッチと、前後方向に延びる外枠であって、後方から順に前記モータ、前記伝達機構部及び前記先端工具保持部を収納する胴体部と、横方向から見て該胴体部と略T字形状をなすように連設される外枠であって前記スイッチを収容するハンドル部とを有する電動工具であって、前記胴体部の少なくとも一部及び前記ハンドル部は、ナイロン等の樹脂からなる2つのハウジングを左右から合わせたものであり、エラストマ等の軟質材よりなり前記ハウジングから凸となるように設けられた保護層を有する電動工具において、前記保護層を、前記ハンドル部の後方から前記ハンドル部の下方、該ハンドル部の下方から前記胴体部の前方、該胴体部の前方から前記胴体部の後方へと繋がるように1つのハウジングにおいて一体に設けることによって、ハウジングは全体的に保護層に覆われるので、周囲の建て材と接触しても、互いに傷つけ合うことを防止することができる。また、ハウジングの成形型のゲートが1つで足りるので、多くのゲートに樹脂を残して無駄にしてしまうことがなくなる。
また、駆動源であるモータと、該モータの駆動力を伝達する伝達機構部と、該伝達機構部より前記モータの駆動力を伝達される先端工具保持部と、前記モータへの電力の供給を制御するスイッチと、前記モータ、前記伝達機構部、前記先端工具保持部及び前記スイッチを収容する外枠部とを有する電動工具であって、前記外枠部は樹脂からなるハウジングを有し、該ハウジングの表面から凸となるようにエラストマ等の軟質材からなる保護層が設けられた電動工具において、前記保護層と前記ハウジングとの境界線を略波形状にすることによって、電動工具を手で握ったときに、略波形状の部分が手に適度に食い込んで、手から滑ることがなくなり、操作性が向上する。
また、駆動源であるモータと、該モータの駆動力を間欠的に発生する衝撃トルクに変換するインパクト機構部と、該インパクト機構部より前記衝撃トルクを伝達される先端工具保持部と、前記モータへの電力の供給を制御するスイッチと、前後方向に延びる外枠であって、後方から順に前記モータ、前記インパクト機構部及び前記先端工具保持部を収納する胴体部と、横方向から見て該胴体部と略T字形状をなすように連設される外枠であって、前記スイッチを収容するハンドル部とを有する電動工具であって、前記先端工具保持部は前記胴体部の先端から前方へ部分的に突出し、前記胴体部は前記先端工具保持部が突出する部分に行くに従って外径が小さくなる先細り部が形成される電動工具において、前記先細り部の表面の少なくとも側面に複数の凸部を設けることによって、先端工具をねじ等の被締結材にあてがうときに、手を前記凸部に沿わせれば胴体部が手から滑ることがなくなり、操作性が向上する。
また、駆動源であるモータと、該モータの駆動力を伝達する伝達機構部と、該伝達機構部より前記モータの駆動力を伝達される先端工具保持部と、前記モータへの電力の供給を制御するスイッチと、前記モータ、前記伝達機構部、前記先端工具保持部及び前記スイッチを収容する外枠部とを有する電動工具であって、前記外枠部はナイロン等の樹脂からなるハウジングを有し、該ハウジングの表面から凸となるようにエラストマ等の軟質材からなる保護層が設けられ、前記外枠部の表面に別の部品である板状のプレートが張り付けられる電動工具において、前記プレートは前記保護層の表面に張り付けられることによって、プレートに衝撃が加わっても、保護層がクッションとなり、プレートが割れ難くなる。
さらに、前記プレートを、前記保護層の表面と、前記ハウジングの表面の両方にまたがるように張り付けることによって、接着し難い軟質材の保護層のみでなく、比較的接着しやすい樹脂にも接着されるので、プレートが割れ難いと共に、剥がれにくくなる。
本発明によれば、エラストマ等の軟質材からなる保護層をハウジング表面の様々な部分から外側に出張るように設けることにより、周囲の建て材等と接触するのは軟質な保護層となるので、互いに傷つけ合うことがなくなるし、クッション効果によって工具が破損し難くなる。また、保護層とハウジングとの境界線を波形状に形成することにより、手が適度に食い込み、手から滑りにくくなる。また、保護層をハウジングのほぼ全体を覆うように設けることにより、いかなる状態においても周囲の建て材等と傷つけ合うことを防止できる。また、保護層を網状に形成することにより、保護層の材料を節約で製造コストを低減できると共に、手が適度に食い込み、手から滑りにくくなる。また、この広範囲に渡る保護層を全て繋がるように構成することにより、保護層を成形するための成形型のゲートを例えば1つだけと少なくすることができ、保護層の材料を節約できるので、製造コストを低減できる。また、外枠の先端工具保持部先端から後方7cm以内の範囲の側面に複数の凸部を形成することにより、電動工具に取り付けたビットをつまんで被締め付け材にあてがうときに、手に引っ掛かり滑りにくくなり、操作性がよくなる。
本発明による1つ目の実施の形態による電動工具を図1〜図9を用いて説明する。図1は本発明による電動工具の外観を示す正面図、図2は本発明による電動工具の外観を示す背面図、図3は本発明による電動工具の外観を示す左側面図、図4は本発明による電動工具の内部構造を示す全体構造図、図5は本発明による電動工具のハウジングと相手建材が接触した状態を示す概略断面図(図2のA−A断面図)、図6は本発明による電動工具を両手で保持する状態を示す図、図7は本発明による電動工具を先端工具を被締め付け材にあてがう状態を示す図、図8は本発明による電動工具を前後逆に保持した状態を示す図、図9は本発明による電動工具のハウジングから表示用又は飾り用プレートを取り外した状態を示す部分正面図である。
図3及び図4において、電動工具の1種であるインパクトドライバ1は、電動工具の外形を形成する外枠であるハウジング2と、同じく外枠であるハンマケース3の内部で、先端工具保持部であるアンビル4と同軸上に配置された駆動源であるモータ5により回転する伝達機構部である遊星ギヤ部6で回転が減速され、該遊星ギヤ部6にスピンドル7に挿入されて合わせてインパクト機構部となるハンマ8により該アンビル4が回転打撃されるものである。ハウジング2は左右に分割されたハウジング2aとハウジング2bとを組合わせたものである。ハウジング2aとハウジング2bとは図示せぬねじによって組合わされており、胴体部9と該胴体部9から垂下するハンドル部10が形成されており、上記胴体部9後方に風窓11が、ハンドル部10内には上部にスイッチ12が、下部にバッテリ受け部13とバッテリ14の一部がそれぞれ配設される。
ハウジング2a及び2bは、ナイロン樹脂等からなる一層目の樹脂16を射出成形することで形成される。該一層目の樹脂16より軟質のエラストマ等からなる二層目の樹脂15(斜線部)を、一層目の樹脂16上に射出成形して熱溶着させることで保護層が形成される。
保護層は、ハウジング2a及び2bのほぼ全体を覆うように設けられる。保護層の面積は、図1の方向から見てハウジング2全体のおよそ60%以上を占める。保護層は、ハウジング2a上で、ハンドル部10の後方からハンドル部10の下方、ハンドル部10の下方から胴体部9の前方、胴体部9の前方から胴体部9の後方へと繋がるように設けられる。ハウジング2bについても同様に、ハウジング1bとほぼ対称となるように保護層が設けられる。保護層は胴体部9のほぼ全域を覆うように設けられる。このため、ハウジング2が周囲の建て材等に接触しかかっても、保護層が介在することによって、互いに傷つけ合ったり、破損したりすることを防ぐことができる。また、保護層は繋がって一体とされているので、保護層の成形型には、材料を型内に送る通路であるゲートの数を少なく、例えば1つにすることができる。
胴体部9について説明すると、略円筒状の胴体部9の上からほぼ30%の領域では、保護層が網状に張り巡らされており、保護層のない部分が前後方向でおよそ8mmの幅で、前後方向におよそ7mmの間隔を隔てて複数設けられている。このようにして、およそ15mmの間隔で保護層のない部分が複数設けられている。この網状の部分は胴体部9の上部において、ハウジング2a及び2bの合わせ目で繋がるように設けられている。成人の指の幅は指を広げた状態でおよそ15〜20mm程度であり、人差し指、中指、薬指、小指が互いに着くようにして胴体部9にほぼ直角に沿わせると、互いの指の間隔はおよそ15mmとなる。保護層の間隔もおよそ15mmとなるように設けられているので、胴体部9を手で保持したときに、各々の指が保護層の境界線に引っ掛かるようになり、滑りにくくなっている。図6に示すように、胴体部上面の境界線の段差に指が沿うように胴体部を保持すれば、電動工具が横方向にぶれ難く、しかも強い力で前方に押すことができる。また、相手建材が接触しやすい胴体部9に、側面から上面を経て反対側ハウジングの胴体部9の側面まで続くように、該二層目の樹脂15aを縞状に形成することにより、図5に示すように、作業時に上記一層目の樹脂16の表面を相手建材18に接触させて相手建材18を傷付けることを防ぐことができ、また、地面に落としたときの衝撃を吸収してインパクトドライバ1が破損することを防ぐことができる。
ハンドル部10について説明すると、保護層は胴体部9後方からハンドル部10後方ハンドル部10下方、ハンドル部10中程を順に経て胴体部9前方に繋がるように設けられている。このうち、ハンドル部10後方の保護層の境界線は、波形状に形成されている。この波形状は、振幅がおよそ10mm〜35mm程度で、隣り合う頂点の間隔がおよそ15mm〜25mm程度で、頂点が3〜4個ほどとなるように形成されている。この間隔も、上記の指を着けたときの間隔とほぼ同じである。足場の狭い高所作業などでは、図8に示すように電動工具を前後逆に持ち替えて、足場のない空中に手を伸ばして親指でトリガを引いて手前方向にあるボルト等を締め付ける場合がある。このような場合に波形状の段差が指に引っかかるので、滑りにくく、安全に作業を行うことができる。
胴体部9の前方の説明をすると、胴体部9の一部であって、ハウジング2の前方に設けられたアルミ合金製のハンマケース3は、エラストマ等の軟質材からなる外枠であるプロテクタ21によって覆われている。このプロテクタ21はハンマケース3と建て材とが傷つけ合うことを防止すると共に、滑り止めと、ハンマケース3が高熱になったときの火傷の防止の効果がある。ハンマケース3及びプロテクタ21は後方から前方に行くに従い外径が小さくなるように形成されており、ハンマケース3の先端からは先端工具保持部であるアンビル4が突出しており、先端工具が取り付けられるようになっている。ハンマケース3及びプロテクタ21が先細り形状となっているのは、狭所作業で邪魔にならないことと、後方から見たときに先端工具の先を見やすくするためである。プロテクタ21を手でプロテクタ21の表面には波形状の凸部を複数設けてある。この凸部はプロテクタ21の側面(左右方向の面)では高さがおよそ0.5mm〜1mm程度ある。このようにすれば、先端工具をねじ等の被締め付け材にあてがう場合に、図7に示すようにハンドル部10を把持していない方の手をプロテクタ21と先端工具に沿うように持つと、上記の凸部がちょうど指がかかる位置にあるため、滑り止めの効果がより大きくなる。また、ハンマケース3はプロテクタ21で保護され、ハウジング2は全体的に保護層で保護されるため、外枠の大部分が軟質材で保護されることになり、保護効果は飛躍的に向上している。
胴体部9の中程の説明をすると、図9に示すように、表示用または飾り用プレート17を、一層目の樹脂16aの表面と二層目の樹脂15cの表面にまたがってハウジング2に貼付ける方法により、二層目の樹脂15bを上記二層目の樹脂15cを介して他の領域に形成した上記二層目の樹脂15と連結することができ、上記二層目の樹脂15bが独立している場合に比べて、金型のゲート数をより少なくできるために、金型代を抑えられる。
また、上記表示用または飾り用プレート17が受ける衝撃を上記二層目の樹脂15cが吸収するために、上記一層目の樹脂16aの表面だけに貼付けた場合に比べて、上記表示用または飾り用プレート17が破損しにくくなる。
本発明による2つ目の実施の形態による電動工具を図10、図11を用いて説明する。図10は本発明の第2の実施の形態による電動工具の外観を示す正面図、図11は本発明の第2の実施の形態による電動工具のハウジングから表示用又は飾り用プレートを取り外した状態を示す部分正面図である。
図10において、ドライバドリル20は一層目の樹脂16を射出成形した後に、該一層目の樹脂16より軟質の二層目の樹脂15{斜線部}を射出成形して熱溶着させたハウジング2を有すが、ハンドル10に加え、相手建材が接触しやすい胴体部9の側面から上面を経て反対側の上記胴体部9の側面まで続く複数の帯状の領域に上記二層目の樹脂15a’を形成することにより、作業時に上記一層目の樹脂16の表面を相手建材に接触させて相手建材を傷付けることを防ぐことができ、また、地面に落としたときの衝撃を吸収してドライバドリル20が破損することを防ぐことができる。
また、上記二層目の樹脂15a’を、上記複数の帯状の領域に形成する方法は、上記胴体部9全体に上記二層目の樹脂15を形成した場合に比べて、より少ない量の上記二層目の樹脂15で同様の効果を得ることができるために、材料代を抑えられる。
また、上記複数の帯状の領域に形成した上記二層目の樹脂15a’を互いに連結することにより、上記二層目の樹脂15a’が互いに独立している場合に比べて、金型のゲート数をより少なくできるために、金型代を抑えられる。
また、上記帯状の領域に形成した上記二層目の樹脂15a’を、上記ハウジング2の他の領域に形成した上記二層目の樹脂15と連結することにより、上記二層目の樹脂15a’が独立している場合に比べて、金型のゲート数をより少なくできるために、金型代を抑えられる。
また、図11に示すように、表示用または飾り用プレート17’を、一層目の樹脂16a’の表面と二層目の樹脂15c’の表面にまたがってハウジング2に貼付ける方法により、二層目の樹脂15b’を上記二層目の樹脂15c’を介して他の領域に形成した上記二層目の樹脂15と連結することができ、上記二層目の樹脂15b’が独立している場合に比べて、金型のゲート数をより少なくできるために、金型代を抑えられる。
また、上記表示用または飾り用プレート17’が受けた衝撃を上記二層目の樹脂15c’が吸収するために、上記一層目の樹脂16a’の表面だけに貼付けた場合に比べて、上記表示用または飾り用プレート17’が破損しにくくなる。
最後に、以上説明した二層成形の構成は、例示したインパクトドライバ1やドライバドリル20に限らず、丸のこ等の電動工具に幅広く適用可能である。
本発明による電動工具の外観を示す正面図。 本発明による電動工具の外観を示す背面図。 本発明による電動工具の外観を示す左側面図。 本発明による電動工具の内部構造を示す全体構造図である。 本発明による電動工具のハウジングと相手建材が接触した状態を示す概略断面図(図2のA−A断面図)。 本発明による電動工具を両手で保持する状態を示す図。 本発明による電動工具を先端工具を被締め付け材にあてがう状態を示す図。 本発明による電動工具を前後逆に保持した状態を示す図。 本発明による電動工具のハウジングから表示用又は飾り用プレートを取り外した状態を示す部分正面図。 本発明の別の実施の形態による電動工具の外観を示す正面図。 本発明の別の実施の形態による電動工具のハウジングから表示用又は飾り用プレートを取り外した状態を示す部分正面図。 従来の電動工具の外観を示す正面図。 従来の電動工具のハウジングと相手建材が接触した状態を示す概略断面図(図12のB−B断面図)。
符号の説明
1はインパクトドライバ、2、2a、2bはハウジング、3はハンマケース、4はアンビル、5はモータ、6は遊星ギヤ部、7はスピンドル、8はハンマ、9は胴体部、10はハンドル部、11は風窓、12はスイッチ、13はバッテリ受け部、14はバッテリ、15、15’、15a、15a’、15b、15b’、15c、15c’、15dは二層目の樹脂、16、16a、16a’は一層目の樹脂、17、17’は表示用又は飾り用プレート、18は相手建材、19はインパクトドライバ、20はドライバドリル、21はプロテクタである。

Claims (1)

  1. 駆動源であるモータと、
    該モータの駆動力を伝達する伝達機構部と、
    該伝達機構部より前記モータの駆動力を伝達される先端工具保持部と、
    前記モータへの電力の供給を制御するスイッチと、
    を収容する樹脂製の外枠部と、
    該外枠部の表面に設けられ、前記外枠部より軟質の樹脂からなる軟質材と
    有する電動工具において、
    前記外枠部の表面と、該外枠部の表面を挟んで外枠部の表面両側に設けられた2個の軟質材の表面の両方にまたがるように板状のプレートを貼り付けたことを特徴とする電動工具。
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