JP4639812B2 - スキャニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザレーダなどに用いられるMEMS(マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム)型のスキャニング装置に関する。
MEMS(マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム)型のスキャニング装置は、シリコンなどの基板を半導体プロセスを用いて加工することにより、形成されるものであり、一般に、基材にバネ部を介して連結されたミラーと、ミラーの反射面にビームを照射する光源とを備えて構成されている(たとえば、特許文献1参照)。
そして、このようなMEMS型のスキャニング装置においては、ミラーは、光源からのビームを反射するとともに、力を印加したときにバネ部の弾性力によって駆動されるようになっている。
具体的には、ミラーは、バネ部の弾性力の作用により、回転振動もしくは直線振動するようになっている。それにより、ミラーからの反射光は、このように振動するミラーの可動範囲に応じて走査される。
特開2003−302586号公報
ところで、上記したようなMEMS型のスキャニング装置は、構造が簡便で小型であるが、バネ部の弾性力を利用した振動型であり、ミラーのスキャン角度、つまり振れ角が小さい。
ここで、図9は、一般的な従来のMEMS型のスキャニング装置の概略的な断面構成を示す図である。図9において、ミラー10は、図9中の矢印Y1に示されるように、静電気力などの力の印加時に回転振動する。
このとき、光源50からのビームLBは、回転振動するミラー10によって走査される。そこで、反射されるビームLBが走査される角度θ2すなわちビームの走査角度θ2を大きくするためには、ミラー10の振れ角を大きくする必要がある。
しかしながら、ミラー10の振れ角を大きくするためには、より大きな静電気力などの力を発生するための高電圧回路が必要となる。また、ミラー10を大きく振らすと、ミラー10が、その下部に存在する支持基板などの構造体に干渉するため、ミラー10の振れ角が制限されてしまう。
なお、このような高電圧回路を必要とすることや、ミラーの周囲の構造体の干渉による振れ角の制限といった問題は、回転振動型だけではなく、直線振動型においても同様に発生することは言うまでもない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、MEMS型のスキャニング装置において、ミラーの振れ角を大きくすることなく、ミラーによるビームの走査範囲を大きくすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、基材(20)にバネ部(30)を介して連結されたミラー(10)と、ミラー(10)の反射面(11)にビームを入射する光源(50)とを備え、ミラー(10)は、光源(50)からのビームを反射するとともに、力を印加したときにバネ部(30)の弾性力によって回転振動するようになっているスキャニング装置において、ミラー(10)の反射面(11)は、角度の異なるミラー面(11a、11b)を複数有して構成されたものであり、光源(50)からのビームが、角度の異なるミラー面(11a、11b)にて同時に反射するようになっており、当該ビームが分割されるようになっていることを特徴としている。
従来では、ミラーの反射面は平坦な一つの面で構成されていたが、本発明では、ミラー(10)の反射面(11)を、複数の角度の異なるミラー面(11a、11b)により構成している。そして、光源(50)からのビームが、これら角度の異なるミラー面(11a、11b)にて同時に反射するようになっているため、光源(50)が一つであっても、角度の異なるミラー面(11a、11b)の間の角度のオフセット分だけ、ビームの走査範囲を大きくすることができる。
したがって、本発明によれば、MEMS型のスキャニング装置において、ミラー(10)の振れ角を大きくすることなく、ミラー(10)によるビームの走査範囲を大きくすることができる。
ここで、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載のスキャニング装置において、光源(50)からのビームを、角度の異なるミラー面(11a、11b)の境界部に入射すれば、光源(50)からのビームが、角度の異なるミラー面(11a、11b)にて同時に反射することを適切に実現することができる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のスキャニング装置において、ミラー(10)の回転の軸が、ミラー(10)の反射面(11)における角度の異なるミラー面(11a、11b)の境界部に位置していることを特徴としている。
光源(50)からのビームを、角度の異なるミラー面(11a、11b)の境界部に入射するようにした場合、一つのビームのパワーが、当該境界部を挟んで一方のミラー面(11a)と他方のミラー面(11b)とに分割される。
ここで、ミラー(10)の回転の軸が、ミラー(10)の反射面(11)における角度の異なるミラー面(11a、11b)の境界部に位置するのではなく、たとえば、ミラー(10)の反射面(11)よりもミラー(10)の内部側に位置する場合、ミラー(10)の回転に伴い、上記境界部とビームとの相対的な位置がずれる。すると、ミラー(10)の回転に伴い、分割されるビームのパワーも一方と他方とで変動してしまう。
その点、本発明のように、ミラー(10)の回転の軸を、ミラー(10)の反射面(11)における角度の異なるミラー面(11a、11b)の境界部に位置させれば、ミラー(10)の回転に伴う上記境界部とビームとの位置ずれを抑制することができ、分割されるビームのパワーの変動を防止することができ、好ましい。
また、請求項4に記載の発明では、請求項1に記載のスキャニング装置において、ミラー(10)の反射面(11)において、角度の異なるミラー面(11a、11b)のパターンが繰り返されていることを特徴としている。
それによれば、ミラー(10)の反射面(11)において一つのビームが当たる範囲内に、角度の異なるミラー面(11a、11b)の繰り返しパターンを位置させることができる。そのため、ビームを角度の異なるミラー面(11a、11b)にて同時に反射させるための、ビームの位置精度を緩いものにできる。
また、請求項5に記載の発明では、請求項1〜請求項4に記載のスキャニング装置において、角度の異なるミラー面(11a、11b)のうち隣り合う2個のミラー面(11a、11b)において、これら2個のミラー面(11a、11b)のなす角度θ1と個々のミラー面(11a、11b)によるビームの走査角度θ2とが同一であることを特徴としている。
それによれば、隣り合う2個のミラー面(11a、11b)について、ビームの走査範囲を、隙間が無く且つ重複のないものにできる。つまり、ビームの走査範囲を効率的に大きくすることができる。
また、請求項に記載の発明では、請求項1〜請求項に記載のスキャニング装置において、バネ部(30)の弾性力によってミラー(10)を振動させるためにミラー(10)に印加される前記力は、静電気力であることを特徴としている。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るMEMS型のスキャニング装置の要部を示す概略平面図であり、図2は、本スキャニング装置の要部を示す概略断面図である。
図1には、本スキャニング装置におけるミラー10を有するミラーデバイスにおいて、ミラー10の反射面11側の平面構成が示されている。このミラーデバイスは、シリコンなどの半導体基板100に対して、フォトリソグラフやエッチングなどの半導体製造技術を用いて加工を施すことにより、製造されるものである。
半導体基板100は、本例では、2枚のシリコン層の間に酸化層を挟んでなるSOI(シリコンオンインシュレータ)基板100からなる。このSOI基板100の一方のシリコン層の表面側が図1に表されている。
そして、SOI基板100における一方のシリコン層に対して、トレンチエッチングを施すことにより、図1に示されるような構造体10〜40が形成されている。図1に示されるSOI基板100の中央部にミラー10が位置している。本例では、ミラー10は矩形板状をなしている。
ミラー10は、基材20に対して、バネ部としての梁部30を介して連結されている。この基材20は、ミラー10の周囲に位置する矩形枠状のフレーム21を有している。このフレーム21は、たとえばSOI基板100における他方のシリコン層に対して酸化層を介して支持されており、フレーム21およびその支持部を含めて基材20が構成されている。
また、このフレーム21の内周部においては、一方のシリコン層の下側に位置する酸化層は、犠牲層エッチングなどにより除去されている。つまり、フレーム21の内周に位置する一方のシリコン層からなる構造体は、その下の他方のシリコン層とは離間した状態となっている。
ミラー10は、1組の両端にて梁部30を介してフレーム21に連結され支持されている。この梁部30は、本実施形態では、回転振動型のミラー10を実現するものであり、この梁部30の弾性力によって、図1中の矢印Y1方向に、ミラー10を回転振動させることができるようになっている。
また、ミラー10のもう1組の両端には、ミラー10を駆動する、すなわち回転振動させるための力として静電気力を印加するための駆動電極40が設けられている。本例では、駆動電極40は、ミラー10からフレーム21側に突出して形成された櫛歯部と、フレーム21からミラー10側に突出して形成された櫛歯部とから構成されている。
そして、駆動電極40は、ミラー10側の櫛歯部とフレーム21側の櫛歯部との間に電圧を印加することにより、これら両櫛歯部の間に静電気力を発生させる。そして、この静電気力の印加によって、ミラー10は、梁部30の弾性力の作用により、図1中の矢印Y1方向に回転振動するようになっている。
また、図2に示されるように、本スキャニング装置は、このミラー10の反射面11にビームLBを照射する光源50を備えている。この光源50は、半導体レーザダイオードからなる。なお、この光源50は、図1においては図示しないが、図1における紙面上方に位置し、ビームLBをミラー10の反射面11に入射するようになっている。
そして、図2に示されるように、光源50から照射されたビームLBは、ミラー10の反射面11に入射され、図2中の矢印Y1方向に回転振動するミラー10によって反射され、走査されるようになっている。
次に、本実施形態のスキャニング装置の独自の構成について述べる。
上述したように、本実施形態のスキャニング装置は、基材20にバネ部としての梁部30を介して連結されたミラー10と、ミラー10の反射面11にビームLBを入射する光源50とを備え、ミラー10は、光源50からのビームLBを反射するとともに、静電気力を印加したときにバネ部30の弾性力によって回転振動するようになっていること、つまり、MEMS型であって回転振動型であることを基本としている。
そして、このようなスキャニング装置において、本実施形態独自の構成として、図1および図2に示されるように、ミラー10の反射面11が、角度の異なるミラー面11a、11bを複数有して構成されたものとなっている。
図2では、反射面11が折り曲げられた形となっており、折り曲げ部である凸部の頂点を境界部として、2個のミラー面11a、11bが形成されている。ここで、図2中、右側のミラー面11aを第1のミラー面11a、左側のミラー面11bを第2のミラー面11bとする。また、これら隣り合う2個のミラー面11a、11bのなす角度をθ1としている。
そして、これら2個のミラー面11aと11bとにより、ミラー10の反射面11が構成されている。なお、このような反射面11は、エッチングや切削加工などにより形成することができる。
そして、光源50からのビームLBが、角度の異なるミラー面11a、11bにて同時に反射するようになっている。具体的には、図2に示されるように、光源50からのビームLBが、角度の異なるミラー面11a、11bの境界部に入射され、このビームLBは、各ミラー面11a、11bにて反射される。
このとき、ミラー10は、図2中の矢印Y1方向に回転振動するため、それぞれのミラー面11a、11bにて反射されるビームLBは、ミラー10の振れ角に応じて走査される。具体的には、図2に示されるように、ミラー10の振れ角がθ2であるとき、個々のミラー面11a、11bによるビームLBの走査角度もθ2となる。
ここで、図2では、図中の右側に示されるビームの走査角度θ2は、右側の第1のミラー面11aによるビームの走査角度θ2であり、図中の左側に示されるビームの走査角度θ2は、左側の第2のミラー面11bによるビームの走査角度θ2である。
そして、図2では、好ましい例として、隣り合う2個のミラー面11a、11bにおいて、これら2個のミラー面11a、11bのなす角度θ1と個々のミラー面11a、11bによるビームの走査角度θ2とが同一である場合を示している。具体的には、θ1=θ2=10°程度にすることができる。
この場合、たとえば、ミラー10の振れ角がθ2であっても、ミラー10によるビームLBの走査角度は、第1のミラー面11aによるビームの走査角度θ2と第2のミラー面11bによるビームの走査角度θ2とを足し合わせた値2×θ2となる。つまり、この例では、ビームLBの走査角度を、ミラー10の振れ角の2倍程度まで大きくすることができる。
もちろん、2個のミラー面11a、11bのなす角度θ1と個々のミラー面11a、11bによるビームの走査角度θ2とが異なっていてもよく、角度θ1が走査角度θ2よりも大きくてよいし、小さくてもよい。その場合であっても、上述したことから、ビームLBの走査角度を、ミラー10の振れ角よりも大きくできることは明らかである。
このように、本実施形態によれば、MEMS型であって回転振動型のスキャニング装置において、ミラー10の反射面11は、角度の異なるミラー面11a、11bを複数有して構成されたものであり、光源50からのビームLBが、角度の異なるミラー面11a、11bにて同時に反射するようになっていることを特徴とするスキャニング装置を提供することができる。
従来では、ミラーの反射面は平坦な一つの面で構成されていたが、本実施形態では、ミラー10の反射面11を、複数の角度の異なるミラー面11a、11bにより構成している。
そして、光源50からのビームLBが、これら角度の異なるミラー面11a、11bにて同時に反射するようになっているため、光源50が一つであっても、角度の異なるミラー面11a、11bの間の角度のオフセット分、つまり上記角度θ1の分だけ、ミラー10によるビームLBの走査範囲を大きくすることができる。
したがって、本実施形態によれば、MEMS型のスキャニング装置において、ミラー10の振れ角を大きくすることなく、ミラー10によるビームLBの走査範囲を大きくすることができる。
また、本実施形態においては、上述したように、光源50からのビームLBを、角度の異なるミラー面11a、11bの境界部に入射していることも特徴のひとつである。このようにすることで、光源50からのビームLBが、角度の異なるミラー面11a、11bにて同時に反射することを適切に実現できている。
また、本実施形態においては、図2に示されるように、ミラー10が回転振動するときの当該ミラー10の回転の軸G(図2中の黒丸G)が、ミラー10の反射面11における角度の異なるミラー面11aと11bとの境界部に位置していることが好ましい。もちろん、このことは、当該回転の軸Gの位置を限定するものではない。
図2に示されるように、光源50からのビームLBを、角度の異なるミラー面11a、11bの境界部に入射するようにした場合、一つのビームLBのパワーが、当該境界部を挟んで一方のミラー面11aと他方のミラー面11bとに分割される。
ここで、ミラー10の回転の軸Gが、ミラー10の反射面11における角度の異なるミラー面11a、11bの境界部に位置するのではなく、たとえば、図2中の白丸G’に示されるように、ミラー10の反射面11よりもミラー10の内部側に位置する場合、ミラー10の回転に伴い、上記境界部とビームLBとの相対的な位置がずれる。すると、ミラー10の回転に伴い、分割されるビームLBのパワーも一方のミラー面11aと他方のミラー面11bとで変動してしまう。
その点、図2に示される例のように、ミラー10の回転の軸Gを、ミラー10の反射面11における角度の異なるミラー面11a、11bの境界部に位置させれば、ミラー10の回転に伴う上記境界部とビームLBとの位置ずれを抑制することができ、分割されるビームLBのパワーの変動を防止することができ、好ましい。
また、上述したが、本実施形態においては、図2の例のように、隣り合う2個の角度の異なるミラー面11a、11bにおいて、これら2個のミラー面11a、11bのなす角度θ1と個々のミラー面11a、11bによるビームの走査角度θ2とが同一であることが好ましいとしている。
それによれば、隣り合う2個のミラー面11a、11bについて、ビームLBの走査範囲を、隙間が無く且つ重複のないものにできる。つまり、ミラー10によるビームLBの走査範囲を効率的に大きくすることができる。
たとえば、θ1=θ2=10°とすれば、第1のミラー面11aから反射されるビームの走査角度θ2と第2のミラー面11bから反射されるビームの走査角度θ2とが、重複すること無く、また、両走査角度θ2の間には隙間がないものになる。つまり、上述したように、ビームLBの走査角度は2×θ2となる。
[変形例]
図3は、本実施形態の変形例を示す概略断面図である。図3に示されるように、ミラー10の反射面11において、角度の異なるミラー面11a、11bのパターンが繰り返されている。
つまり、本変形例のミラー10では、ミラー10の反射面11は、多数の角度の異なるミラー面11a、11bにより構成されている。図3では、第1のミラー面11aおよび第2のミラー面11bが、それぞれ10個設けられている。このような反射面11もエッチングや切削などにより形成することができる。
本変形例によれば、ミラー10の反射面11において、一つのビームLBが当たる範囲内に、角度の異なるミラー面11a、11bの繰り返しパターンを位置させることができる。
たとえば、上記図2に示される例では、光源50からのビームLBが、角度の異なるミラー面11a、11bにて同時に反射させるために、光源50からのビームLBを、角度の異なるミラー面11a、11bの境界部に入射しているが、それゆえ、ビームLBの位置精度が厳しくなる。
それに対して、本変形例では、ビームLBを角度の異なるミラー面11a、11bにて同時に反射させるための、ビームLBの位置精度を緩いものにできる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係るMEMS型のスキャニング装置の要部を示す概略断面図である。
本実施形態のスキャニング装置も、上記第1実施形態と同様に、基材20にバネ部としての梁部30を介して連結されたミラー10と(上記図1参照)、ミラー10の反射面11にビームLBを照射する光源50とを備え、ミラー10は、光源50からのビームLBを反射するとともに、静電気力を印加したときにバネ部30の弾性力によって回転振動するようになっていること、つまり、MEMS型であって回転振動型であることを基本としている。
また、図4に示されるように、本実施形態のスキャニング装置も、ミラー10の反射面11は、角度の異なるミラー面11a、11bを複数有して構成されたものであることは、上記第1実施形態と同様である。
しかし、上記実施形態では、光源50が一つであったのに対して、本実施形態では、光源50は複数個設けられている。図4に示される例では、角度の異なるミラー面11a、11bが2個であることに対応して、光源50も2個設けられている。図4中、下側の光源50aを第1の光源50a、上側の光源50bを第2の光源50bとする。
そして、図4に示されるように、複数個の光源50(50a、50b)によって互いに平行な別々のビームLB1、LB2が、角度の異なるミラー面11a、11bのそれぞれに対して入射されるようになっている。
図4では、下側の第1の光源50aからミラー10の反射面11の右側に位置する第1のミラー面11aに対して、ビームLB1が入射され、上側の第2の光源50bからミラー10の反射面11の左側に位置する第2のミラー面11bに対して、ビームLB2が入射されるようになっている。そして、各ビームLB1、LB2は、それぞれのミラー面11a、11bにて反射される。
このとき、ミラー10は、図4中の矢印Y1方向に回転振動するため、それぞれのミラー面11a、11bにて反射されるビームLB1、LB2は、ミラー10の振れ角に応じて走査される。
ここで、図4では、図中の右側に示されるビームの走査角度θ2は、第1の光源50aのビームLB1を反射する第1のミラー面11aによるビームの走査角度θ2であり、図中の左側に示されるビームの走査角度θ2は、第2の光源50bのビームLB2を反射する第2のミラー面11bによるビームの走査角度θ2である。
そして、図4では、好ましい例として、隣り合う2個のミラー面11a、11bにおいて、これら2個のミラー面11a、11bのなす角度θ1と個々のミラー面11a、11bによるビームの走査角度θ2とが同一である場合を示している。
この場合、上記図2に基づいて述べたのと同様に、たとえば、ミラー10の振れ角がθ2であっても、ミラー10によるビームの走査角度は、2つのミラー面11a、11bによるビームの走査角度θ2を足し合わせた値2×θ2となり、ビームの走査角度を、ミラー10の振れ角の2倍程度まで大きくすることができる。
もちろん、この場合も、2個のミラー面11a、11bのなす角度θ1と個々のミラー面11a、11bによるビームの走査角度θ2とが異なっていてもよく、その場合でも、上述したことから、ビームの走査角度を、ミラー10の振れ角よりも大きくできることは明らかである。
このように、本実施形態では、ミラー10の反射面11を、複数の角度の異なるミラー面11a、11bにより構成している。そして、光源50を複数個の光源50a、50bにより構成し、複数個の光源50a、50bによって別々のビームLB1、LB2を、角度の異なるミラー面11a、11bのそれぞれに対して入射するようにしている。
そのため、本実施形態においても、角度の異なるミラー面11a、11bの間の角度のオフセット分、つまり上記角度θ1の分だけ、ミラー10によるビームの走査範囲を大きくすることができる。
したがって、本実施形態によれば、MEMS型のスキャニング装置において、ミラー10の振れ角を大きくすることなく、ミラー10によるビームの走査範囲を大きくすることができる。
ここで、本実施形態においては、角度の異なるミラー面11a、11bのそれぞれに対して行われるビームLB1、LB2の入射が、同時に行われるようになっていてもよいし、時期をずらして同時に行われないようになっていてもよい。
また、上述したが、本実施形態においても、図4の例のように、隣り合う2個の角度の異なるミラー面11a、11bにおいて、これら2個のミラー面11a、11bのなす角度θ1と個々のミラー面11a、11bによるビームの走査角度θ2とが同一であることが好ましい。その理由は、上記実施形態と同様である。
なお、本実施形態では、複数個の光源によって互いに平行な別々のビームが、角度の異なるミラー面のそれぞれに対して入射される構成であるならば、光源および角度の異なるミラー面は3個以上であってもよい。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態に係るMEMS型のスキャニング装置の要部を示す概略断面図である。
本実施形態のスキャニング装置も、上記第1実施形態と同様に、基材20にバネ部としての梁部30を介して連結されたミラー10と(上記図1参照)、ミラー10の反射面11にビームLBを照射する光源50とを備え、ミラー10は、光源50からのビームLBを反射するとともに、静電気力を印加したときにバネ部30の弾性力によって回転振動するようになっていること、つまり、MEMS型であって回転振動型であることを基本としている。
そして、図5に示されるように、本実施形態では、このようなスキャニング装置において、光源50(50a、50b)は複数個設けられており、複数個の光源50a、50bによって複数のビームLB1、LB2が、ミラー10の反射面11に対して異なる角度で入射されるようになっていることを特徴としている。
図5に示される例では、光源50は2個設けられており、図中、下側の光源50aを第1の光源50a、上側の光源50bを第2の光源50bとする。また、ミラー10の反射面11は、従来と同様に一つの平坦なミラー面である。
そして、下側の第1の光源50aからミラー10の反射面11に対してビームLB1が入射され、このビームLB1とは異なる入射角度にて、上側の第2の光源50bからミラー10の反射面11に対してビームLB2が入射されるようになっている。そして、各ビームLB1、LB2は、反射面11にて反射される。
このとき、ミラー10は、図5中の矢印Y1方向に回転振動するため、反射面11にて反射される各ビームLB1、LB2は、ミラー10の振れ角に応じて走査される。ここで、入射角度の異なるビームLB1、LB2が2つあり、これら2つのビームLB1とLB2とのなす角度をθ3とする。
また、図5では、図中の右側に示されるビームの走査角度θ2は、第1の光源50aのビームLB1を反射する反射面11によるビームの走査角度θ2であり、図中の左側に示されるビームの走査角度θ2は、第2の光源50bのビームLB2を反射する反射面11によるビームの走査角度θ2である。
そして、図5では、好ましい例として、2つのビームLB1とLB2とのなす角度θ3と、ミラー10の反射面11による個々のビームの走査角度θ2とが同一である場合を示している。
この場合、たとえば、ミラー10の振れ角がθ2であっても、ミラー10によるビームの走査角度は、2つのビームLB1、LB2によるビームの走査角度θ2を足し合わせた値2×θ2となり、ビームの走査角度を、ミラー10の振れ角の2倍程度まで大きくすることができる。
もちろん、この場合、2つのビームLB1とLB2とのなす角度θ3と、ミラー10の反射面11による個々のビームの走査角度θ2とが異なっていてもよく、その場合でも、ビームの走査角度を、ミラー10の振れ角よりも大きくできることは明らかである。
このように、本実施形態では、光源50を複数個の光源50a、50bにより構成し、複数個の光源50a、50bによって、複数のビームLB1、LB2を、ミラー10の反射面11に対して異なる角度で入射するようにしている。
そのため、ミラー10の反射面11を従来のように一つの平坦な面で構成した場合であっても、入射角度の異なるビームLB1、LB2の間の角度のオフセット分、つまり上記角度θ3の分だけ、ミラー10によるビームの走査範囲を大きくすることができる。
したがって、本実施形態によれば、MEMS型のスキャニング装置において、ミラー10の振れ角を大きくすることなく、ミラー10によるビームの走査範囲を大きくすることができる。
また、上述したが、本実施形態においても、図5の例のように、入射角度の異なる2つのビームLB1、LB2のなす角度θ3と、ミラー10の反射面11による個々のビームの走査角度θ2とが同一であることが好ましい。
それによれば、2つのビームLB1、LB2の間にて、ミラー10によるビームの走査範囲を、隙間が無く且つ重複のないものにできる。つまり、ビームの走査範囲を効率的に大きくすることができる。
たとえば、θ3=θ2=10°とすれば、第1の光源50aからのビームLB1の反射によるビームの走査角度θ2と第2の光源50bのビームLB2からの反射によるビームの走査角度θ2とが、重複すること無く、また、両走査角度θ2の間には隙間がないものになる。つまり、上述したように、ビームの走査角度は2×θ2となる。
なお、本実施形態においても、ミラー10の反射面11は、角度の異なるミラー面11a、11bを複数有して構成されたものであってもよい。
(第4実施形態)
図6は、本発明の第4実施形態に係るMEMS型のスキャニング装置の要部を示す概略断面図である。
本実施形態のスキャニング装置も、上記第1実施形態と同様に、基材20にバネ部としての梁部30を介して連結されたミラー10と(上記図1参照)、ミラー10の反射面11にビームLBを照射する光源50とを備え、ミラー10は、光源50からのビームLBを反射するようになっている。
そして、本実施形態では、静電気力を印加したときにバネ部30の弾性力によって直線振動するようになっている。つまり、本実施形態のスキャニング装置は、MEMS型であって直線振動型であることを基本としている。
本実施形態では、ミラー10をフレーム21に支持する梁部30(上記図1参照)の弾性力によって、図6中の矢印Y2方向に、ミラー10を回直線振動させることができるようになっている。
そして、図6に示されるように、本実施形態では、このようなスキャニング装置において、ミラー10の反射面11は、角度の異なるミラー面11a、11b、11c、11dを複数有して構成されたものであることを特徴としている。
図6に示される例では、ミラー10の反射面11は凹面形状であり、ミラー10の反射面11において、複数の角度の異なるミラー面11a〜11dがステップ状に形成されている。なお、図示しないが、本実施形態において、ミラー10の反射面11は凸面形状であってもよい。
そして、本実施形態では、光源50からミラー10の反射面11に対してビームLBが入射され、反射面11にて反射される。このとき、ミラー10は、図6中の矢印Y2方向に直線振動するため、反射面11にて反射されるビームLBは、ミラー10の振れ角に応じて走査される。
このように、本実施形態では、ミラー10の反射面11を、複数の角度の異なるミラー面11a〜11dにより構成しているため、直線振動するミラー10において、角度の異なるミラー面11a〜11dの間の角度のオフセット分だけ、ビームの走査範囲を大きくすることができる。
したがって、本実施形態によれば、MEMS型のスキャニング装置において、ミラー10の振れ角を大きくすることなく、ミラー10によるビームの走査範囲を大きくすることができる。
ここで、本実施形態においては、図7に示されるように、ミラー10の反射面11において、複数の角度の異なるミラー面が連続的に形成されていてもよい。図7(a)は、凸面形状に連続的に形成されている例、図7(b)は、凹面形状に連続的に形成されている例を示す。
(第5実施形態)
図8(a)は、本発明の第5実施形態に係るMEMS型のスキャニング装置の要部を示す概略断面図であり、図8(b)は、(a)中の受光部60の概略平面図である。
本実施形態は、上記実施形態にて述べられたスキャニング装置において、さらに、ミラー10から複数のビームが同時に出射されるようになっているとともに、この複数の出射光が外部物体に当たって反射したときの複数の反射光Rを受ける受光部60を備えているものである。
ここで、図示しない外部物体から反射された複数の反射光Rは、受光用レンズ61にて集光され、受光部60に当てられる。この受光部60としては、たとえば、フォトダイオードなどを採用することができる。
ここにおいて、図8(b)に示されるように、受光部60は、各々の反射光Rの位置に応じて分割されたものとなっている。図示例では、受光部60は碁盤目状に分割されている。そのため、受光部60のうち反射光Rを受けた位置に基づいて、受光した反射光Rの入射方向がわかるようになっている。
このように、本実施形態のスキャニング装置では、ミラー10から複数のビームが同時に出射され、この複数の出射光が外部物体に当たって反射する複数の反射光Rを受ける受光部60を備える場合、受光部60を分割した構成とすることにより、複数の反射光Rのうちの個々の反射光Rを識別することができる。
そのため、たとえば、本実施形態のスキャニング装置は、外部物体との距離計測を行う距離計やレーザレーダなどに用いて好適なスキャニング装置を提供することができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態において、半導体基板100にミラー10が形成された半導体基板100や、光源50、受光部60などは、ケースなどに組み付けられ、ユニットとして構成されて用いられる。
また、ミラー10を構成する半導体基板100は、上述したSOI基板100に限定されるものではない。また、ミラー10を回転振動または直線振動させるための弾性力を発揮する梁部30は、上記図1に示される形状に限定されるものではない。これら半導体基板100や梁部30は、当業者であれば適宜設計変更が可能である。
また、バネ部としての梁部30の弾性力によってミラー10を振動させるためにミラー10に印加される力は、上記実施形態では、静電気力であったが、たとえば、電磁力など、それ以外の力であってもよい。
また、上記した各種の実施形態は、可能な範囲において適宜組み合わせて用いるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係るMEMS型のスキャニング装置の要部を示す概略平面図である。 図1に示されるスキャニング装置の要部を示す概略断面図である。 第1実施形態の変形例を示す概略断面図である。 本発明の第2実施形態に係るMEMS型のスキャニング装置の要部を示す概略断面図である。 本発明の第3実施形態に係るMEMS型のスキャニング装置の要部を示す概略断面図である。 本発明の第4実施形態に係るMEMS型のスキャニング装置の要部を示す概略断面図である。 上記第4実施形態の変形例としてのMEMS型のスキャニング装置の要部を示す概略断面図である。 (a)は、本発明の第5実施形態に係るMEMS型のスキャニング装置の要部を示す概略断面図であり、(b)は、(a)中の受光部の概略平面図である。 従来のMEMS型のスキャニング装置の概略断面図である。
符号の説明
10…ミラー、11…ミラーの反射面、
11a、11b、11c、11d…角度の異なるミラー面、
20…基材、30…バネ部としての梁部、
50、50a、50b…光源、60…受光部、
θ1…2個のミラー面のなす角度、
θ2…ビームの走査角度、
θ3…2つのビームのなす角度。

Claims (6)

  1. 基材(20)にバネ部(30)を介して連結されたミラー(10)と、前記ミラー(10)の反射面(11)にビームを入射する光源(50)とを備え、
    前記ミラー(10)は、前記光源(50)からのビームを反射するとともに、力を印加したときに前記バネ部(30)の弾性力によって回転振動するようになっているスキャニング装置において、
    前記ミラー(10)の反射面(11)は、角度の異なるミラー面(11a、11b)を複数有して構成されたものであり、
    前記光源(50)からのビームが、前記角度の異なるミラー面(11a、11b)にて同時に反射するようになっており、当該ビームが分割されるようになっていることを特徴とするスキャニング装置。
  2. 前記光源(50)からのビームが、前記角度の異なるミラー面(11a、11b)の境界部に入射されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のスキャニング装置。
  3. 前記ミラー(10)の回転の軸が、前記ミラー(10)の反射面(11)における前記角度の異なるミラー面(11a、11b)の境界部に位置していることを特徴とする請求項2に記載のスキャニング装置。
  4. 前記ミラー(10)の反射面(11)において、前記角度の異なるミラー面(11a、11b)のパターンが繰り返されていることを特徴とする請求項1に記載のスキャニング装置。
  5. 前記角度の異なるミラー面(11a、11b)のうち隣り合う2個のミラー面(11a、11b)において、これら2個のミラー面(11a、11b)のなす角度θ1と個々のミラー面(11a、11b)によるビームの走査角度θ2とが同一であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のスキャニング装置。
  6. 前記バネ部(30)の弾性力によって前記ミラー(10)を振動させるために前記ミラー(10)に印加される前記力は、静電気力であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載のスキャニング装置。
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