JP4637347B2 - エレベータの保守点検用設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータの保守点検時に用いる点検柵を管理するための保守点検用設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般のエレベータにおいては、乗りかごが昇降する建屋の昇降路の上端部に機械室が設けられ、この機械室内に乗りかごを昇降動作させる巻上機や安全装置としての調速機、ならびにエレベータを手動で制御するための制御盤が設けられている。
【0003】
そして、エレベータの保守点検時には、作業員が機械室内に入り込み、制御盤を操作し、エレベータを制御しながら保守点検作業を進めるようにしている。
【0004】
このように機械室内に作業員が入り込んで作業を行なう場合には、第三者の安全確保や作業スペースの確保のために用いる点検柵を特に設置するような必要がなく、また点検柵を用いる場合であってもその点検柵を機械室内に収納して保管することができる。
【0005】
ところで、昇降路の上端部に機械室が配置する構造のエレベータにあっては、その機械室により建屋の高さが高くなり、日照権や建屋の建築容積等の点で不利となり、そこで近年においては、昇降路の上端部に機械室を構築せず、昇降路内の空間の一部を利用して巻上機や調速機を設置するいわゆるマシンルームレスタイプのエレベータが提供されるようになってきている。
【0006】
エレベータが設置される建屋の各フロアーのエレベータホールには、乗りかごに対する出入口を構成する三方枠が設けられているが、機械室を排除したマシンルームレスタイプのエレベータにおいては、ある特定の階のエレベータホールの三方枠に制御盤扉が設けられ、この制御盤扉の内側に制御盤が設置されている。そして制御盤扉には施錠機構が設けられている。
【0007】
このような形式のエレベータの場合には、必然的にエレベータホールにおける三方枠の前側が保守点検時の作業領域の一部となる。したがってその作業時には、エレベータホールの三方枠の前側に第三者に対する安全確保や作業スペースの確保のために点検柵を設置することが必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、点検柵の設置場所がエレベータホールであるから、その点検柵を他の場所からいちいち持ち運ばなければならず、また作業終了後にその点検柵を他の場所に持ち運んで保管しなければならなくなる。
【0009】
一方、最近のエレベータにおいては、その運転回路中の安全回路や保護回路が動作したとき、あるいは停電が生じたとき等の異常時に、その信号をエレベータの管理保守会社等の外部施設に送信する故障発報システムやエレベータの運転状況を遠隔監視する遠隔監視システムが付設されている。
【0010】
そして故障発報システムの機能回路を手動操作により開放してその故障発報システムの機能を停止させるスイッチ、および遠隔監視システムの機能回路を手動操作により開放してその遠隔監視システムの機能を停止させるスイッチが設けられている。
【0011】
エレベータの保守点検時には、運転回路中の安全回路や保護回路を意識的に動作させてその機能を確認するような作業を行なう場合があるが、この場合に無用に故障発報システムや遠隔監視システムを機能させることのないように、その故障発報システムや遠隔監視システムのスイッチを切るようにしている。
【0012】
そしてこの場合、保守点検の作業が終了した後に、その故障発報システムや遠隔監視システムのスイッチを投入して故障発報システムや遠隔監視システムをオン状態に復帰させることが必要であるが、この復帰操作を作業員がうっかり忘れてしまうことがあり、この結果、エレベータの通常の運転時に故障発報システムや遠隔監視システムが機能せず、故障等が発生したときにそれに適正に対応することができなくなってしまう。
【0013】
また、保守点検作業の終了後に、三方枠に設けられている制御盤扉を確実に閉合し、施錠する必要があるが、これを忘れたまま放置すると、制御盤が第三者によりいたずらされて不測の事態を招いたり、あるいは風雨の吹込みで制御盤に故障の原因が生じるようなことが起きてしまう。
【0014】
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その第1の目的は、保守点検の作業時に、いちいち他の場所から点検柵を持ち運んで設置したり、また作業の終了後にその点検柵をいちいち他の場所に持ち運んで保管するような面倒で煩わしい管理を要することなく点検柵を取り扱うことができるエレベータの保守点検用設備を提供することにある。
【0015】
第2の目的は、保守点検の作業時に故障発報システムや遠隔監視システムの機能を停止させた場合にその復帰操作の忘れを防止し、また制御盤扉の閉じ忘れを防止することができるエレベータの保守点検用設備を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、エレベータの乗降口を構成する三方枠の壁面に、エレベータの保守点検作業時に使用する点検柵の構成部材の収納が可能な収納凹部を形成し、この収納凹部内に前記点検柵の構成部材を挿脱可能に収納してなり、エレベータには故障発生時にその信号を外部施設に発報する故障発報システムが付設され、この故障発報システムがオン状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を許容し、オフ状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を拒否する復帰ミス防止機構が設けられていることを特徴としている。
【0017】
請求項2に記載の発明は、エレベータの乗降口を構成する三方枠の壁面に、エレベータの保守点検作業時に使用する点検柵の構成部材の収納が可能な収納凹部を形成し、この収納凹部内に前記点検柵の構成部材を挿脱可能に収納してなり、エレベータにはその運転状況を遠隔監視する遠隔監視システムが付設され、この遠隔監視システムがオン状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を許容し、オフ状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を拒否する復帰ミス防止機構が設けられていることを特徴としている。
【0018】
請求項3に記載の発明は、エレベータの乗降口を構成する三方枠の壁面に、エレベータの保守点検作業時に使用する点検柵の構成部材の収納が可能な収納凹部を形成し、この収納凹部内に前記点検柵の構成部材を挿脱可能に収納してなり、エレベータにはその運転制御用の制御盤およびこの制御盤を覆う制御盤扉が付設され、この制御盤扉が閉合状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を許容し、開放状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を拒否する復帰ミス防止機構が設けられていることを特徴としている。
【0019】
請求項4に記載の発明は、エレベータの乗降口を構成する三方枠の壁面に、エレベータの保守点検作業時に使用する点検柵の構成部材の収納が可能な収納凹部を形成し、この収納凹部内に前記点検柵の構成部材を挿脱可能に収納してなり、エレベータには故障発生時にその信号を外部施設に発報する故障発報システムと、エレベータの運転状況を遠隔監視する遠隔監視システムと、エレベータの運転制御用の制御盤およびこの制御盤を覆う制御盤扉が付設され、前記故障発報システムおよび遠隔監視システムがオン状態で、かつ前記制御盤扉が閉合状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を許容し、前記故障発報システムおよび遠隔監視システムのいずれか一方がオフ状態か、あるいは前記制御盤扉が開放状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を拒否する復帰ミス防止機構が設けられていることを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1には建屋のエレベータホール1を示してあり、このエレベータホール1にはエレベータの乗りかごに対する出入口2を構成する三方枠3が設けられ、この三方枠3の内側に、左右方向にスライドして出入口2を開閉するホールドア4が設けられている。
【0022】
三方枠3の前面には、出入口2の左側に位置して操作口5が形成され、この操作口5の内方部にエレベータを手動で制御するための制御盤6が設置されている。そして操作口5に制御盤6を覆う制御盤扉7およびこの制御盤扉7を施錠する施錠機構8ならびに制御盤扉7の閉合の有無つまり施錠機構9の施錠の有無を検出する検出スイッチ9が設けられている。
【0023】
また、三方枠3の前面には、右側の側部にホールインジケータ10が取り付けられているとともに、左側の側部にシート用収納凹部11が形成されている。そしてシート用収納凹部11内に点検柵用シート12が脱着可能に収納されている。なお、シート用収納凹部11の前面の開口部には開閉扉(図示せず)が設けられ、通常時にはその開閉扉によりシート用収納凹部11の前面の開口部が閉塞されている。
【0024】
さらに、三方枠3の左右側の側部の前面には、対称的にそれぞれレバー用収納凹部15が形成されている。これらレバー用収納凹部15は、三方枠3の側部のほぼ下半部の部分に上下方向に延びるように形成されている。
【0025】
各レバー用収納凹部15内には点検柵用レバー16がそれぞれ収納されている。各レバー用収納凹部15内の上部には図2および図3に示すように、それぞれ支軸17が架設され、これら支軸17を介して前記点検柵用レバー16の一端部が回動自在に支持されている。そして通常時には、点検柵用レバー16が支軸17から自重で下方に垂下してレバー用収納凹部15内に収納されている。
【0026】
なお、各レバー用収納凹部15の前面の開口部には開閉扉(図示せず)が設けられ、通常時にはその開閉扉によりレバー用収納凹部15の前面の開口部が閉塞されている。
【0027】
各点検柵用レバー16にはその基端部と先端部とにフック掛け孔18が形成され、また各レバー用収納凹部15の内側部には、前記支軸17の斜め下方の前方側に位置して支持ピン20が設けられている。これら支持ピン20は、レバー用収納凹部15の内側部の壁面から突没自在に突出し、通常時にはスプリング21の付勢力でその突出状態が保持されている。そしていずれか一方のレバー収納凹部15における支持ピン20に対してその突没動作を拘束するロック機構22が設けられている。
【0028】
このエレベータには、その運転回路中の安全回路や保護回路が動作したとき、あるいは停電が生じたとき等の異常時に、その信号をエレベータの管理保守会社等の外部施設に送信する故障発報システム、およびエレベータの運転状況を遠隔監視する遠隔監視システムが付設されている。
【0029】
そして故障発報システムの電源回路を手動操作により開閉してその故障発報システムの機能をオン状態からオフ状態、あるいはオフ状態からオン状態に切換える切換えスイッチ25、および遠隔監視システムの電源回路を手動操作により開閉してその遠隔監視システムの機能をオン状態からオフ状態、あるいはオフ状態からオン状態に切換える切換えスイッチ26が前記制御盤6に設けられている。
【0030】
図4には、復帰ミス防止機構を構成する制御部30を示してあり、この制御部30はマイクロコンピュータを内蔵しており、この制御部30に前記検出スイッチ9および切換えスイッチ26,27の信号が入力され、これら信号に基づいて前記ロック機構22が制御されるようになっている。
【0031】
エレベータの保守点検時には、まずレバー用収納凹部15の開閉扉(図示せず)を開き、支持ピン20をスプリング21の付勢力に抗して押し込み、点検柵用レバー16を支軸17を支点に回動して三方枠3の前方側に引き出すとともに、支持ピン20をスプリング21の付勢力で突出させ、この支持ピン20で前記点検柵用レバー16を図2に鎖線で示すように水平に支持する。
【0032】
このようにして図1(B)に示すように、三方枠3の両側に各点検柵用レバー16を水平に突出させた後に、シート用収納凹部11の開閉扉(図示せず)を開いてその内部の点検用シート12を取り出し、このシート12を展開し、フック12aを各点検柵用レバー16のフック18に引っ掛けて支持する。これにより三方枠3の前方側を作業領域として区画する点検柵31が構成され、この点検柵31の内側に作業員が入り込み、保守点検の作業を行なう。
【0033】
この作業時には、施錠機構8を解き、制御盤扉7を開き、制御盤6を操作してホールドア4を開閉したり、乗りかご(図示せず)を昇降させながら各部の点検を行なう。この際、故障発報システムおよび遠隔監視システムが作動しないように、手動による操作で予め切換えスイッチ25,26を切って故障発報システムおよび遠隔監視システムをオフ状態に設定してその機能を停止させておく。
【0034】
保守点検作業が終了した後には、故障発報システムの切換えスイッチ25および遠隔監視システムの切換えスイッチ26を閉じて故障発報システムおよび遠隔監視システムをオン状態に復帰させ、また制御盤6の制御盤扉7を閉じ、施錠機構8で施錠してエレベータを通常状態に復帰させる。
【0035】
そして、点検柵用レバー16から点検柵用シート12を取り外し、このシート12を折り畳んでシート用収納凹部11内に収納する。また、支持ピン20をスプリング21に抗して押し込み、点検柵用レバー16を回動してレバー用収納凹部15内に収納する。
【0036】
ここで、故障発報システムの切換えスイッチ25や遠隔監視システムの切換えスイッチ26の復帰操作を忘れたり、あるいは制御盤6の制御盤扉7を閉じ忘れていた場合には、その信号の入力により制御部30によりロック機構22が制御され、このロック機構22により支持ピン20がロックされ、その押し込みが不能になる。したがって、この場合には、支持ピン20を押し込んで点検柵用レバー16をレバー用収納凹部15内に収納しようとしても、押し込みが不能な支持ピン20により阻まれて点検柵用レバー16の収納ができなくなる。この制御の流れを図5に示してある。
【0037】
このため、作業員は切換えスイッチ25,26に対する復帰操作や制御盤6の制御盤扉7に対する閉じ忘れに気付き、切換えスイッチ25,26の復帰操作や制御盤6の制御盤扉7の閉合操作を行なうことになる。そしてこれらの操作が達成されると、その信号が制御部30に入力され、この信号に基づいて制御部30によりロック機構22が解除操作され、これにより支持ピン20の押し込みが可能となる。
【0038】
したがって、この後、支持ピン20をスプリング21に抗して押し込み、点検柵用レバー16を回動し、この点検柵用レバー16をレバー用収納凹部15内に収納する。
【0039】
このように、エレベータの保守点検の作業時には、点検柵31の構成部材であるシート12やレバー16を他の場所から持ち込むことなく、三方枠3から引出してその三方枠3の前方のエレベータホール1で点検柵31を容易に能率よく組み立てて設置でき、また作業の終了後にはその点検柵31の構成部材を他の場所に持ち運んで保管するような面倒で厄介な処理を要することなく、そのエレベータホール1の三方枠3内に収納して合理的に保管することができる。
【0040】
そして、作業の終了後における故障発報システムの切換えスイッチ25や遠隔監視システムの切換えスイッチ26の復帰操作を忘れたり、制御盤6の制御盤扉7を閉じ忘れたときには、点検柵31の構成部材である点検柵用レバー16の収納が不能となることからそれに気付き、したがって作業の終了後に、故障発報システムや遠隔監視システムがオフ状態のまま放置されたり、制御盤6の制御盤扉7が開放状態のまま放置されるような復帰ミスがなくなる。
【0041】
なお、前記実施形態においては、故障発報システム、遠隔監視システム、制御盤扉を対象とし、故障発報システムおよび遠隔監視システムのいずれか一方がオフ状態か、あるいは制御盤扉が開放状態にあるときに点検柵の構成部材としてのレバーの収納を拒否するようにしたが、故障発報システムのみを対象とし、この故障発報システムがオフ状態にあるときにのみ点検柵の構成部材としてのレバーの収納を拒否する形態、または遠隔監視システムのみを対象とし、この遠隔監視システムがオフ状態にあるときにのみ点検柵の構成部材としてのレバーの収納を拒否する形態、あるいは制御盤扉のみを対象とし、この制御盤扉が開放状態にあるときにのみ点検柵の構成部材としてのレバーの収納を拒否する形態とする場合であってもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、保守点検の作業時に、いちいち他の場所から点検柵を持ち運んで設置したり、また作業の終了後にその点検柵をいちいち他の場所に持ち運んで保管するような面倒で煩わしい管理を要することなく、三方枠の前方のエレベータホールの部分で点検柵を容易に能率よく組み立てて設置でき、またその点検柵を三方枠内に収納して保管することができる。
【0043】
そして、保守点検の作業時に故障発報システムや遠隔監視システムの機能を停止させた場合にその復帰操作の忘れを防止し、また開放させた制御盤扉の閉じ忘れを防止して保守点検作業後の原状復帰を確実に達成させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す正面図。
【図2】その実施形態における要部の断面図。
【図3】その実施形態における要部の正面図。
【図4】その実施形態における電気回路の構成を示すブロック図。
【図5】その実施形態における制御の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1…エレベータホール
3…三方枠
6…制御盤
7…制御盤扉
8…施錠機構
9…検出スイッチ
11…シート用収納凹部
12…点検柵用シート
15…レバー用収納凹部
16…点検柵用レバー
20…支持ピン
21…スプリング
22…ロック機構
30…制御部
31…点検柵

Claims (4)

  1. エレベータの乗降口を構成する三方枠の壁面に、エレベータの保守点検作業時に使用する点検柵の構成部材の収納が可能な収納凹部を形成し、この収納凹部内に前記点検柵の構成部材を挿脱可能に収納してなり、
    エレベータには故障発生時にその信号を外部施設に発報する故障発報システムが付設され、この故障発報システムがオン状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を許容し、オフ状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を拒否する復帰ミス防止機構が設けられていることを特徴とするエレベータの保守点検用設備。
  2. エレベータの乗降口を構成する三方枠の壁面に、エレベータの保守点検作業時に使用する点検柵の構成部材の収納が可能な収納凹部を形成し、この収納凹部内に前記点検柵の構成部材を挿脱可能に収納してなり、
    エレベータにはその運転状況を遠隔監視する遠隔監視システムが付設され、この遠隔監視システムがオン状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を許容し、オフ状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を拒否する復帰ミス防止機構が設けられていることを特徴とするエレベータの保守点検用設備。
  3. エレベータの乗降口を構成する三方枠の壁面に、エレベータの保守点検作業時に使用する点検柵の構成部材の収納が可能な収納凹部を形成し、この収納凹部内に前記点検柵の構成部材を挿脱可能に収納してなり、
    エレベータにはその運転制御用の制御盤およびこの制御盤を覆う制御盤扉が付設され、この制御盤扉が閉合状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を許容し、開放状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を拒否する復帰ミス防止機構が設けられていることを特徴とするエレベータの保守点検用設備。
  4. エレベータの乗降口を構成する三方枠の壁面に、エレベータの保守点検作業時に使用する点検柵の構成部材の収納が可能な収納凹部を形成し、この収納凹部内に前記点検柵の構成部材を挿脱可能に収納してなり、
    エレベータには故障発生時にその信号を外部施設に発報する故障発報システムと、エレベータの運転状況を遠隔監視する遠隔監視システムと、エレベータの運転制御用の制御盤およびこの制御盤を覆う制御盤扉が付設され、前記故障発報システムおよび遠隔監視システムがオン状態で、かつ前記制御盤扉が閉合状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を許容し、前記故障発報システムおよび遠隔監視システムのいずれか一方がオフ状態か、あるいは前記制御盤扉が開放状態にあるときには、前記収納凹部内への点検柵構成部材の収納を拒否する復帰ミス防止機構が設けられていることを特徴とするエレベータの保守点検用設備。
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