JP4636249B2 - 電流共振型dc/dcコンバータおよびそのゼロ電流スイッチング実現方法 - Google Patents

電流共振型dc/dcコンバータおよびそのゼロ電流スイッチング実現方法 Download PDF

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Description

本発明は、電源装置に関し、特に、共振回路を含む電流共振型DC/DCコンバータおよびそのゼロ電流スイッチング実現方法に関する。
直流(DC)入力電圧(以下、単に「入力電圧」とも呼ぶ。)をそのDC入力電圧とは異なるDC出力電圧(以下、単に「出力電圧」とも呼ぶ。)に変換するスイッチング電源装置として、DC/DCコンバータが知られている。
DC/DCコンバータの一例としてPWM(パルス幅変調)型DC/DCコンバータが知られている。PWM型DC/DCコンバータには、降圧形、昇圧形、極性反転形のように種々のタイプがある。降圧形PWM型DC/DCコンバータは、通電スイッチと、短絡スイッチと、出力インダクタとから構成される。短絡スイッチの代わりに、ダイオードが使用される場合もある。
しかしながら、PWM型DC/DCコンバータは、通電スイッチがオンからオフ又はオフからオンへ切り替わるときのスイッチングロスが大きいという問題がある。このようなスイッチングロスを無くすことができるDC/DCコンバータとして、電流共振型DC/DCコンバータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図1に電流共振型DC/DCコンバータの一例として全波電流共振型DC/DCコンバータ10を示す。図示の全波電流共振型DC/DCコンバータ10は降圧形で、同期整流方式である。すなわち、出力電圧Voutは入力電圧Vinより低い。入力電源11には入力コンデンサCiが並列に接続されている。負荷13にはキャパシタンス素子(出力コンデンサ)Coが並列に接続されている。入力コンデンサCiと出力コンデンサCoとの間に、全波電流共振型DC/DCコンバータ部12が接続されている。
全波電流共振型DC/DCコンバータ部12は、通電スイッチSW1と、短絡スイッチSW2と、出力インダクタLoと、共振用インダクタLrと、共振用キャパシタCrとから構成されている。共振用インダクタLrと共振用キャパシタCrとによって、直列共振回路が構成されている。この直列共振回路は、通電スイッチSW1と短絡スイッチSW2との間に挿入されている。
通電スイッチSW1は第1のスイッチとも呼ばれ、短絡スイッチSW2は第2のスイッチとも呼ばれる。図示の通電スイッチSW1及び短絡スイッチSW2の各々は、NチャネルMOSFETで構成されている。第1のスイッチSW1には第1のボディダイオードBD1が寄生し、第2のスイッチSW2には第2のボディダイオードBD2が寄生している。
詳述すると、通電スイッチSW1のソースには第1のボディダイオードBD1のアノードが等価的に接続され、通電スイッチSW1のドレインには第1のボディダイオードBD1のカソードが等価的に接続されている。短絡スイッチSW2のソースには第2のボディダイオードBD2のアノードが等価的に接続され、短絡スイッチSW2のドレインには第2のボディダイオードBD2のカソードが等価的に接続されている。
すなわち、全波電流共振型DC/DCコンバータ部12は、共振用インダクタLrと共振用キャパシタCrとから成る直列共振回路が付加されている点を除いて、上述したPWM型DC/DCコンバータと同様の構成を有する。
通電スイッチ(第1のスイッチ)SW1の一端(ドレイン)は、入力電源11の陽極に接続されている。通電スイッチ(第1のスイッチ)SW1の他端(ソース)は、共振用インダクタLrの一端に接続されている。共振用インダクタLrの他端は、共振用キャパシタCrを介して接地されている。共振用キャパシタCrと並列に短絡スイッチ(第2のスイッチS)SW2が接続されている。詳述すると、短絡スイッチSW2の一端(ドレイン)は、共振用インダクタLrと共振用キャパシタCrとの接続点に接続され、短絡スイッチSW2の他端(ソース)は、接地されている。共振用インダクタLrの他端は、また、出力インダクタLoの一端に接続されている。出力インダクタLoの他端は出力コンデンサCoを介して接地されている。出力コンデンサCoの両端に出力電圧Voutが現れる。
尚、第1のスイッチ(通電スイッチ)SW1はハイサイドのスイッチとも呼ばれ、第2のスイッチ(短絡スイッチ)SW2はローサイドのスイッチとも呼ばれる。通電スイッチSW1および短絡スイッチSW2のオン/オフの制御は、制御回路であるドライバコントローラ20から供給される第1及び第2の駆動制御信号によって行われる。詳述すると、ドライバコントローラ20は、第1の駆動制御信号として駆動ハイサイドゲート信号VGHを通電スイッチSW1のゲートへ供給し、第2の駆動制御信号として駆動ローサイドゲート信号VGLを短絡スイッチSW2のゲートへ供給する。
次に、図1に示した全波電流共振型DC/DCコンバータ10の動作について説明する。
最初に、第1のスイッチSW1がオフで、第2のスイッチSW2がオンであるとする。この場合、出力インダクタLoを流れる電流ILo及び第2のスイッチSW2を流れる電流ISW2は、−Vout/Loの傾きで線形的に減少する。
次に、第1及び第2のスイッチSW1、SW2が共にオフになったとする。この第1及び第2のスイッチSW1、SW2の両方がオフになっている時間はデットタイムと呼ばれる。このデットタイムの期間中、第2のスイッチSW2を流れる電流ISW2は零になるが、その代わりに第2のボディダイオードBD2を介して電流IBD2が流れる。
第1のスイッチSW1はオンし、第2のスイッチSW2はオフになったとする。この場合、第1のスイッチSW1を流れる電流ISW1はVin/Loの傾きで線形的に増加する。一方、この第1のスイッチSW1を流れる電流ISW1が増えた分だけ、第1のボディダイオードBD2を流れる電流IBD2は減少する。このとき、第2のボディダイオードBD2によって、共振用キャパシタCrの両端電圧VCrは0Vにクランプされる。
第1のスイッチSW1がオンした時点から第1の時間T1=(ILoLr)/Vinだけ経過した時点で、第1のスイッチSW1を流れる電流ISW1と出力インダクタLoを流れる電流ILoとが等しくなり(ISW1=ILo)、直列共振回路は共振を開始する。したがって、共振用キャパシタCrに流れ込む電流ICrは徐々に増加してからピークに達した後、徐々に減少する。このとき、共振用キャパシタCrの両端電圧VCrは、徐々に増加して入力電圧Vinの2倍の電圧2Vinに成る。共振用キャパシタCrを流れる電流ICrがピークのときに、共振用キャパシタCrの両端電圧VCrは入力電圧Vinに等しい。
共振用キャパシタCrに電流ICrが流れ込む第2の時間(即ち、共振用キャパシタCrが充電される期間)T2は、共振用インダクタLrのインダクタンス値と共振用キャパシタCrのキャパシタンス値とによって規定される共振周波数frの逆数の半分に等しい(T2=1/fr=π√(LrCr))。共振用キャパシタCrに流れ込む電流ICrが零のとき、第1のスイッチSW1を流れる電流ISW1と出力インダクタLoを流れる電流ILoとが等しくなる。
第1のスイッチSW1を流れる電流ISW1が出力インダクタLoを流れる電流ILoよりも小さくなると、共振用キャパシタCrは放電を開始して共振用キャパシタCrから放電電流ICrが流れ出す。これにより、共振用キャパシタCrの両端電圧VCrは徐々に低下し始める。
第1のスイッチSW1を流れる電流ISW1が零になった時点で、第1のスイッチSW1をオフする。すなわち、第1のスイッチSW1を零電流スイッチングする。その後は、第1のボディダイオードBD1を介して電流IBD1が入力電源11へ逆流する。第1のボディダイオードBD1が零になった時点で、直列共振回路の共振が停止する。
第1のボディダイオードBD1を流れる電流IBD1が零になった時点以後、共振用キャパシタCrから放電する電流ICrと出力インダクタLoを流れる電流ILoとは等しくなる(ILo=ICr)ので、共振用キャパシタCrはほぼ直流で放電する。このとき、共振用キャパシタCrの両端電圧VCrは、ILo/Crの傾きで線形的に減少する。
共振用キャパシタCrが放電しきると、第2のボディダイオードBD2を介して電流IBD2が流れ始める。
第1のスイッチSW1がオフしたままで、第2のスイッチSW2がオンしたとする。この場合、第2のスイッチSW2を介して電流ISW2が流れる。第2のスイッチSW2を流れる電流ISW2と出力インダクタLoを流れる電流ILoとは等しい。
以後は、上述した動作を繰り返す。
上述したように、全波電流共振型DC/DCコンバータ10は、通電スイッチSW1を流れる電流ISW1が零になった後、電流が逆方向に流れて共振し、再び零になった時点で、通電スイッチSW1をオフしている。また、共振用キャパシタCrの両端電圧VCrが0Vの期間の間、短絡スイッチSW2をオン状態にしている。
尚、共振用インダクタLrにはスイッチング周期に対して共振期間のみ電流を流す。スイッチング周期から共振期間を除いた期間は、共振用インダクタLrへは電流ILrを流さない。入出力電圧比Vin/Voutが小さくなる程、共振期間に対するスイッチング周期が長くなり、共振用インダクタLrに電流ILrを流さない期間がますます増える(例えば、特許文献2参照)。
とにかく、図1に図示した全波電流共振型DC/DCコンバータ10の大きな利点の一つは、共振用インダクタLrと共振用キャパシタCrとから成る直列共振回路の直列共振を利用することにより、第1のスイッチ(通電スイッチ)SW1のゼロ電流スイッチングを可能にし、その結果として、スイッチングロスを低減させることができることにある。
したがって、全波電流共振型DC/DCコンバータ10の利点を生かすためには、第1のスイッチ(通電スイッチ)SW1を流れる電流ISW1がゼロになる時点を正確に検出して、第1のスイッチ(通電スイッチ)SW1のスイッチングを行う必要がある。
従来、ゼロ電流スイッチング(以下、ZCSとも略称する)を実現する方法として、以下に述べるように、回路に直列に抵抗器を挿入する方法と、通電スイッチSW1のオン抵抗、共振用インダクタLrの寄生抵抗による電圧降下を利用する方法とが採用されている。
図2に、第1の従来のZCSを実現する全波電流共振型DC/DCコンバータ10Aを示す。
図2に示されるように、入力電源11の陽極と通電スイッチSW1との間に、通電スイッチSW1を流れる電流ISW1を検出するための抵抗器14を挿入している。抵抗器14の両端は、ゼロ電流検出回路21に接続されている。ゼロ電流検出回路21は、抵抗器14の両端電圧が0Vになったとき、ゼロ電流検出信号をドライバコントローラ20へ送出する。すなわち、ゼロ電流検出回路21とドライバコントローラ20との組み合わせによって、全波電流共振型DC/DCコンバータ10Aの制御回路が構成されている。
図3に、第2の従来のZCSを実現する全波電流共振型DC/DCコンバータ10Bを示す。
図3に示されるように、通電スイッチSW1のドレインと、共振用インダクタLrと共振用キャパシタCrとの接続点とが、抵抗成分抽出ゼロ電流検出回路21Aに接続されている。抵抗成分抽出ゼロ電流検出回路21Aは、通電スイッチSW1のオン抵抗成分と共振用インダクタLrの寄生抵抗成分とを合せた抵抗成分(以下、「合成抵抗成分」と呼ぶ)による電圧降下を検出し、この電圧降下が0Vになったとき、ゼロ電流検出信号をドライバコントローラ20へ送出する。すなわち、抵抗成分抽出ゼロ電流検出回路21Aとドライバコントローラ20との組み合わせによって、全波電流共振型DC/DCコンバータ10Bの制御回路が構成されている。
特開平9−103070号公報 米国特許第4720667号
ところで、実際の製品では、全波電流共振型DC/DCコンバータ部12の共振用インダクタLrと共振用キャパシタCrとの時定数により決定される共振周波数は数MHz以上となっている。そのため、図2及び図3に図示したZCS実現方法では、抵抗器14の抵抗値や通電スイッチSW1と共振用インダクタLrの合成抵抗成分の抵抗値を、各部品、パターンなどの寄生インピーダンス成分に対して十分大きな値にする必要がある。
具体例を挙げると、全波電流共振型DC/DCコンバータ部12の共振用インダクタLrと共振用キャパシタCrとの時定数により決定される共振周波数が2MHzである場合、上記合成抵抗成分の抵抗値が数mΩであるのに対して、インダクタンス成分のインピーダンス値が数百mΩになってしまう。この場合、通電スイッチSW1を流れる電流ISW1を正確に検出することができなくなってしまう。
しかしながら、抵抗器14の抵抗値や上記合成抵抗成分の抵抗値を、寄生インピーダンス成分に対して大きな値にしてしまうと、全波電流共振型DC/DCコンバータ部12の損失が大きくなるので、実用的ではない。
逆に、抵抗器14の抵抗値や合成抵抗成分の抵抗値として、全波電流共振型DC/DCコンバータ部12における損失として無視できるほど小さな値を使用して、通電スイッチSW1を流れる電流ISW1を検出することが考えられる。しかしながら、その場合には、ゼロ電流検出回路21や抵抗成分抽出ゼロ電流検出回路21Aとして、高精度で複雑な回路が必要となってしまう。
したがって、本発明の課題は、損失を増やしたり、複雑な回路を組んで、通電スイッチを流れる電流を検出することなく、安定したゼロ電流スイッチングを実現することができる、電流共振型DC/DCコンバータを提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、駆動制御信号(VGH)に応答してオン/オフする通電スイッチ(SW1)と、該通電スイッチに一端が接続された共振用インダクタ(Lr)と、該共振用インダクタの他端に一端が接続された共振用キャパシタ(Cr)とを含む電流共振型DC/DCコンバータ(10C)において、前記通電スイッチをゼロ電流スイッチングする方法であって、前記駆動制御信号(VGH)と、前記通電スイッチと前記共振用インダクタとの接続点の電圧(VSH)とを使用して、前記駆動制御信号(VGH)と前記接続点の電圧(VSH)とのそれぞれのエッジ間の時間差をエラー量(VER1)として生成するステップ(31、32)と、前記エラー量が小さくなるように、前記通電スイッチのオフタイミングを決定するステップ(33,34,35,36)と、該決定したオフタイミングに基づいて、前記通電スイッチを流れる電流(ILr)が実質的にゼロとなるタイミングで前記通電スイッチオフとなるように、前記駆動制御信号(VGH)を生成するステップ(38,39)と、を含むことを特徴とする電流共振型DC/DCコンバータのゼロ電流スイッチング実現方法が得られる。
本発明の第2の態様によれば、駆動制御信号(VGH)に応答してオン/オフする通電スイッチ(SW1)と、該通電スイッチに一端が接続された共振用インダクタ(Lr)と、該共振用インダクタの他端に一端が接続された共振用キャパシタ(Cr)とを含む電流共振型DC/DCコンバータ部(12)を有する電流共振型DC/DCコンバータ(10C)において、前記駆動制御信号(VGH)と、前記通電スイッチと前記共振用インダクタとの接続点の電圧(VSH)とを使用して、前記駆動制御信号(VGH)および前記接続点の電圧(VSH)のエッジを検出して、それぞれ、ロジック制御信号(VG)およびロジック電圧信号(VS)を出力するエッジ検出回路(31)と、前記ロジック制御信号と前記ロジック電圧信号とからそれらのエッジ間の時間差をエラー量(VERR1)として生成するエラー量生成手段(32)と、前記エラー量が小さくなるように、前記通電スイッチのオフタイミングを決定するオフタイミング決定手段(33,34,35,36)と、該決定したオフタイミングに基づいて、前記通電スイッチを流れる電流(ILr)が実質的にゼロとなるタイミングで前記通電スイッチオフとなるように、前記駆動制御信号(VGH)を生成する駆動制御信号生成手段(38,39)と、を備えたことを特徴とする電流共振型DC/DCコンバータが得られる。
上記本発明の第2の実施の形態に係る電流共振型DC/DCコンバータにおいて、前記電流共振型DC/DCコンバータ部は、全波電流共振型DC/DCコンバータ部(12)から成っていて良い。また、前記全波電流共振型DC/DCコンバータ部は、降圧形全波電流共振型DC/DCコンバータ部(12)から成っていて良い。
前記通電スイッチはNチャネルMOSFET(SW1)から構成されて良い。この場合、前記駆動制御信号は前記通電スイッチのゲートに供給される駆動ゲート信号(VGH)であり、前記特定の電圧は、前記通電スイッチのソースと前記共振用インダクタの一端との間のソース電圧(VSH)である。前記エッジ検出回路(31)は、基準電圧を発生する基準電圧発生回路(311)と、前記基準電圧と前記駆動ゲート信号とを比較して、前記ロジック制御信号としてロジックゲート信号(VG)を出力する第1の比較回路(312)と、前記基準電圧と前記ソース電圧とを比較して、前記ロジック電圧信号としてロジックソース信号(VS)を出力する第2の比較回路(313)とから構成されて良い。
前記エラー量生成手段(32)は、例えば、前記ロジックゲート信号を反転して反転したロジックゲート信号を出力するインバータゲート(321)と、前記反転したロジックゲート信号と前記ロジックソース信号との論理積をとり、論理積結果信号を前記エラー量を時間軸上の長さで表わした時間長誤差信号(VERR1)として出力するアンドゲート(322)とから構成されて良い。
前記オフタイミング決定手段は、例えば、前記時間長誤差信号を電圧レベル誤差信号(VERR2)に変換する時間長/電圧レベル変換手段(33)と、所定のノコギリ波形状のタイマー信号(VT)を出力するタイマー(34)と、前記電圧レベル誤差信号と前記タイマー信号とを比較して、比較結果信号(VOFF)を出力する比較器(35)と、該比較結果信号に応答して、前記通電スイッチのオフタイミングを表わすオフタイミング信号を生成するオフタイミング生成回路(36)と、から構成されて良い。
前記駆動制御信号生成手段は、例えば、前記オフタイミング信号に基づいて、原ゲート信号を出力するロジック回路(38)と、前記原ゲート信号に応答して、前記駆動ゲート信号(VGH)を前記通電スイッチ(SW1)のゲートに供給するドライバ(39)と、から構成されて良い。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、駆動制御信号と、通電スイッチと共振用インダクタとの間の特定の電圧とを使用して、フィードバックループにより、通電スイッチを流れる電流が実質的にゼロとなるタイミングで通電スイッチをオフとするように、駆動制御信号を発生しているので、損失を増やしたり、複雑な回路を組んで、通電スイッチを流れる電流を検出することなく、安定したゼロ電流スイッチングを実現することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図4を参照して、本発明の一実施の形態に係る電流共振型DC/DCコンバータ10Cについて説明する。
図示の電流共振型DC/DCコンバータ10Cは、制御回路の構成が図1乃至図3に図示した電流共振型DC/DCコンバータ10、10A、10Bの制御回路と相違する点を除いて、電流共振型DC/DCコンバータ10、10A、10Bと同様の構成を有する。従って、制御回路に30の参照符号を付してある。また、図1に示されたものと同一の機能を有するものには同一の参照符号を付してある。
図示の電流共振型DC/DCコンバータ10Cは、降圧形、同期整流方式の全波電流共振型DC/DCコンバータである。したがって、出力電圧Voutは入力電圧Vinより低い。全波電流共振型DC/DCコンバータ10Cは、電流共振型コンバータ部12と制御回路30とを備えている。入力電源11には入力コンデンサCiが並列に接続されている。負荷13には出力コンデンサCoが並列に接続されている。入力コンデンサCiと出力コンデンサCoとの間に、電流共振型DC/DCコンバータ部12が接続されている。
電流共振型DC/DCコンバータ部12は、通電スイッチSW1と、共振用インダクタLrと、共振用キャパシタCrと、短絡スイッチSW2と、出力インダクタLoとから構成されている。共振用インダクタLrと共振用キャパシタCrとによって、直列共振回路が構成されている。この直列共振回路は、通電スイッチSW1と短絡スイッチSW2との間に挿入されている。
通電スイッチSW1は第1のスイッチとも呼ばれ、短絡スイッチSW2は第2のスイッチとも呼ばれる。図示の通電スイッチSW1及び短絡スイッチSW2の各々は、NチャネルMOSFETで構成されている。第1のスイッチSW1には第1のボディダイオードBD1が寄生し、第2のスイッチSW2には第2のボディダイオードBD2が寄生している。
詳述すると、通電スイッチSW1のソースには第1のボディダイオードBD1のアノードが等価的に接続され、通電スイッチSW1のドレインには第1のボディダイオードBD1のカソードが等価的に接続されている。短絡スイッチSW2のソースには第2のボディダイオードBD2のアノードが等価的に接続され、短絡スイッチSW2のドレインには第2のボディダイオードBD2のカソードが等価的に接続されている。
通電スイッチ(第1のスイッチ)SW1の一端(ドレイン)は、入力電源11の陽極に接続されている。通電スイッチ(第1のスイッチ)SW1の他端(ソース)は、共振用インダクタLrの一端に接続されている。共振用インダクタLrの他端は、共振用キャパシタCrを介して接地されている。共振用キャパシタCrと並列に短絡スイッチ(第2のスイッチ)SW2が接続されている。詳述すると、短絡スイッチSW2の一端(ドレイン)は、共振用インダクタLrと共振用キャパシタCrとの接続点に接続され、短絡スイッチSW2の他端(ソース)は、接地されている。共振用インダクタLrの他端は、また、出力インダクタLoの一端に接続されている。出力インダクタLoの他端は出力コンデンサCoを介して接地されている。出力コンデンサCoの両端に出力電圧Voutが現れる。
尚、第1のスイッチ(通電スイッチ)SW1はハイサイドのスイッチとも呼ばれ、第2のスイッチ(短絡スイッチ)SW2はローサイドのスイッチとも呼ばれる。通電スイッチSW1および短絡スイッチSW2のオン/オフの制御は、後述する制御回路30から供給される第1及び第2の駆動制御信号によって行われる。詳述すると、制御回路30は、第1の駆動制御信号として駆動ハイサイドゲート信号VGHを通電スイッチSW1のゲートへ供給し、第2の駆動制御信号として駆動ローサイドゲート信号VGLを短絡スイッチSW2のゲートへ供給する。
制御回路30は、駆動ハイサイドゲート信号VGHを生成する第1の制御部分と、駆動ローサイドゲート信号VGLを生成する第2の制御部分とから構成されるが、本発明は、第1の制御部分に関するので、図4では制御回路30から第2の制御部分を省略してある。
前述したように、通電スイッチSW1のオン/オフは、制御回路30から供給される駆動ハイサイドゲート信号VGHによって制御される。制御回路30は出力電圧Voutを受ける。また、制御回路30は、駆動ハイサイドゲート信号VGHと、通電スイッチSW1と共振用インダクタLrとの間の特定の電圧(以下、「ハイサイドソース電圧」と呼ぶ)VSHとを受ける。後述するように、制御回路30は、駆動ハイサイドゲート信号VGHと駆動ハイサイドソース電圧VSHとを使用して、フィードバックループにより、通電スイッチSW1を流れる電流が実質的にゼロとなるタイミングで通電スイッチSW1をオフとするように、駆動ハイサイドゲート信号VGHを発生する。
詳述すると、制御回路30は、エッジ検出回路31と、第1の誤差信号生成回路32と、第2の誤差信号生成回路33と、タイマー34と、比較器35と、オフタイミング生成回路36と、オンタイミング生成回路37と、ロジック回路38と、ドライバ回路39とを備えている。
エッジ検出回路31は、駆動ハイサイドゲート信号VGHおよびハイサイドソース電圧VSHを受けて、それぞれ、ロジックゲート信号VGおよびロジックソース信号VSを出力する。ロジックゲート信号VGはロジック制御信号とも呼ばれ、ロジックソース信号VSはロジック電圧信号と呼ばれる。エッジ検出回路31は、第1の基準電圧を発生する第1の基準電圧発生回路311と、駆動ハイサイドゲート信号VGHと第1の基準電圧とを比較して、ロジックゲート信号VGを出力する第1の比較回路312と、ハイサイドソース電圧VSHと第1の基準電圧とを比較して、ロジックソース信号VSを出力する第2の比較回路313とから構成されている。
第1の比較回路312の反転入力端子には第1の基準電圧が供給され、第1の比較回路312の非反転入力端子には駆動ハイサイドゲート信号VGHが供給されている。駆動ハイサイドゲート信号VGHが第1の基準電圧より高いとき、第1の比較回路312は論理ハイレベルのロジックゲート信号VGを出力する。駆動ハイサイドゲート信号VGHが第1の基準電圧より低いとき、第1の比較回路312は論理ローレベルのロジックゲート信号VGを出力する。
第2の比較回路313の反転入力端子には第1の基準電圧が供給され、第2の比較回路313の非反転入力端子にはハイサイドソース電圧VSHが供給される。ハイサイドソース電圧VSHが第1の基準電圧より高いとき、第2の比較回路313は論理ハイレベルのロジックソース信号VSを出力する。ハイサイドソース電圧VSHが第1の基準電圧より低いとき、第2の比較回路313は論理ローレベルのロジックソース電圧VSを出力する。
第1の誤差信号生成回路32は、ロジックゲート信号VGとロジックソース信号VSとを受けて、エラー量を表わす第1の誤差信号VERR1を生成する。第1の誤差信号生成回路32は、インバータゲート321と、アンドゲート322とから構成されている。インバータゲート321は、ロジックゲート信号VGを反転して、反転したロジックゲート信号を出力する。アンドゲート322は、反転したロジックゲート信号とロジックソース信号VSとの論理積をとり、論理積結果信号を第1の誤差信号VERR1として出力する。この第1の誤差信号VERR1は、駆動ハイサイドゲート信号VGHとハイサイドソース信号VGHとの間の誤差の大きさ(エラー量)を、時間軸上の長さで表わした信号である。従って、第1の誤差信号VERR1は時間長誤差信号と呼ばれる。
とにかく、第1の誤差信号生成回路32は、ロジック制御信号(ロジックゲート信号)VGとロジック電圧信号(ロジックソース信号)VSとからエラー量を求めるエラー量生成手段として働く。
第2の誤差信号生成回路33は、第1の誤差信号(時間長誤差信号)VERR1を受けて、第2の誤差信号VERR2を生成する。この第2の誤差信号VERR2は、駆動ハイサイドゲート信号VGHとハイサイドソース信号VGHとの間の誤差の大きさ(エラー量)のレベルを、電圧レベルで表わした信号である。したがって、第2の誤差信号VERR2は電圧レベル誤差信号と呼ばれる。とにかく、第2の誤差信号生成回路33は、時間長誤差信号VERR1を電圧レベル誤差信号VERR2に変換する時間長/電圧レベル変換手段として働く。
第2の誤差信号生成回路33は、第2の基準電圧を発生する第2の基準電圧発生回路331と、第2の基準電圧発生回路331に一端が接続された第1の抵抗器Re1と、この第1の抵抗器Re1の他端に一端が接続された第2の抵抗器Re2と、第2の抵抗器Re2の他端と接地端子との間に接続され、第1の誤差信号VERR1を受ける第3のスイッチSW3と、第1の抵抗器Re1と第2の抵抗器Re2との接続点と接地端子との間に接続されたコンデンサCeとから構成されている。
第3のスイッチSW3はNチャネルMOSFETで構成されている。第3のスイッチSW3には、第3のボディダイオードBD3が寄生している。第3のスイッチSW3のソースに第3のボディダイオードBD3のアノードが等価的に接続され、第3のスイッチSW3のドレインに第3のボディダイオードBD3のカソードが等価的に接続されている。第3のスイッチSW3のソースは接地され、第3のスイッチSW3のドレインは抵抗器Re2の他端に接続され、第3のスイッチSW3のゲートには、第1の誤差信号(時間長誤差信号)VERR1が供給される。
このような構成の第2の誤差信号生成回路33においては、第1の誤差信号VERR1がハイレベルの間、第3のスイッチSW3がオンして、コンデンサCeに蓄えられていた電荷が放電され、第2の誤差信号VERR2の電圧レベルは下降する。これに対して、第1の誤差信号VERR1がローレベルの間、第3のスイッチSW3がオフして、第2の基準電圧発生回路331から抵抗器Re1を介してコンデンサCeが充電されるので、第2の誤差信号VERR2の電圧レベルは上昇する。このようにして、第2の誤差信号生成回路33は、第1の誤差信号(時間長誤差信号)VERR1を第2の誤差信号(電圧レベル誤差信号)VERR2に変換する。
タイマー34は、後述するような、電圧レベルが徐々に低下して急激に上昇するノコギリ波形状のタイマー信号VTを発生する。
比較器35は、タイマー信号VTと第2の誤差信号(電圧レベル誤差信号)VERR2とを比較して、比較結果信号を出力する回路である。この比較結果信号は、オフタイミング信号VOFFの立下りタイミングを決定している。詳述すると、比較器35の非反転入力端子にはタイマー信号VTが供給され、比較器35の反転入力端子には第2の誤差信号(電圧レベル誤差信号)VERR2が供給されている。タイマー信号VTが第2の誤差信号(電圧レベル誤差信号)VERR2より高いとき、比較器35は比較結果信号として論理ハイレベルのオフタイミング信号VOFFを出力する。逆に、タイマー信号VTが第2の誤差信号(電圧レベル誤差信号)VERR2より低いとき、比較器35は比較結果信号として論理ローレベルのオフタイミング信号VOFFを出力する。このオフタイミング信号VOFFの立下りタイミングによって、駆動ハイサイドゲート信号VGHのオフタイミング(立下り)が決定される。
オフタイミング生成回路36は、比較結果信号(オフタイミング信号)VOFFに応答して、駆動ハイサイドゲート信号VGH用のオフタイミング信号を生成する。
とにかく、第2の誤差信号生成回路33とタイマー34と比較器35とオフタイミング生成回路36との組み合わせは、エラー量を小さくするように、通電スイッチSW1のオフタイミングを決定するオフタイミング決定手段として働く。
オンタイミング生成回路37は、出力電圧Voutに基づいて、駆動ハイサイドゲート信号VGH用のオンタイミング信号を生成する。ロジック回路38は、駆動ハイサイドゲート信号VGH用のオフタイミング信号と駆動ハイサイドゲート信号VGH用のオンタイミング信号とに基づいて、原ハイサイドゲート信号を出力する。この原ハイサイドゲート信号に応答して、ドライバ回路39は、駆動ハイサイドゲート信号VGHを通電スイッチSW1のゲートに供給する。
したがって、ロジック回路38とドライバ回路39との組み合わせは、決定したオフタイミングに基づいて第1の駆動制御信号VGHを生成する駆動制御信号生成手段として動作する。
図5は、図4に示した電流共振型DC/DCコンバータ10Cの動作を説明するためのタイムチャートである。図5において、(a)は駆動ハイサイドゲート信号VGHを示し、(b)は共振用インダクタを流れる電流(共振電流)ILrを示し、(c)はハイサイドソース電圧VSHを示し、(d)はロジックゲート信号VGを示し、(e)はロジックソース信号VSを示し、(f)は第1の誤差信号(時間長誤差信号)VERR1を示し、(g)は第2の誤差信号(電圧レベル誤差信号)VERR2とタイマー信号VTとを示し、(h)はオフタイミング信号VOFFを示す。尚、共振電流ILrは、共振用インダクタLrから共振用キャパシタCrの方へ流れる向きを正で、共振用インダクタLrから通電スイッチSW1の方へ流れる向きを負で表わしている。
最初に、図5の左側を参照して、電流共振型DC/DCコンバータ10Cの過渡状態のときの動作について説明する。
駆動ハイサイドゲート信号VGHがハイレベルになると、通電スイッチSW1がオンして、共振用インダクタLrと共振用キャパシタCrとから成る直列共振回路は共振を開始し、図5(b)に示されるように、共振用インダクタLrに共振電流ILrが流れる。通電スイッチSW1がオンすると、図5(c)に示されるように、ハイサイドソース電圧VSHは入力電圧Vinに等しくなる。一方、エッジ検出回路31では、駆動ハイサイドゲート信号VGHが論理ハイレベルになったので、ロジックゲート信号VGは論理ハイレベルになる(図5(d)参照)。また、ハイサイドソース電圧VSHが入力電圧Vinになるので、ロジックソース信号VSも論理ハイレベルになる(図5(e)参照)。
過渡状態では、第2の誤差信号生成回路33から生成される第2の誤差信号(電圧レベル誤差信号)VERR2の電圧レベルが高いので、共振電流ILrが零になる前に、タイマー信号VTの電圧レベルが第2の誤差信号VERR2の電圧レベルより低くなる(図5(g)参照)。この時点で、比較器35は、論理ローレベルのオフタイミング信号VOFFを出力する。このオフタイミング信号VOFFをオフタイミング生成回路36及びロジック回路38を介して受けた、ドライバ回路39は、駆動ハイサイドゲート信号VGHを論理ハイレベルから論理ローレベルに遷移する(図5(a)参照)。これにより、通電スイッチSW1はオフする。この例では、通電スイッチSW1がオフした時点で、共振電流ILrが負側であるので、共振電流ILrはそのまま第1のボディダイオード(寄生ダイオード)BD1を流れ続ける。
と同時に、駆動ハイサイドゲート信号VGHが論理ローレベルになったので、ロジックゲート信号VGが論理ハイレベルから論理ローレベルに遷移する(図5(d)参照)。ロジックゲート信号VGが論理ローレベルで、ロジックソース信号VSが論理ハイレベルであるので、第1の誤差信号生成回路32は、論理ハイレベルの第1の誤差信号VERR1を生成する(図5(f)参照)。
図5(b)の丸で囲んだ部分で示されるように、共振電流ILrは負の値から零に達した後、第1のボディダイオード(寄生ダイオード)BD1の回復電流分だけ、正側に流れてから、第1のボディダイオード(寄生ダイオード)BD1はオフする。この回復電流は、共振用インダクタLrから共振用キャパシタCr側へ流れるので、第1のボディダイオード(寄生ダイオード)BD1がオフした瞬間に共振用インダクタLrに発生する逆起電圧により、ハイサイドソース電圧VSHは立ち下がる(図5(c)参照)。
ハイサイドソース電圧VSHが立ち下がったので、エッジ検出回路31から出力されるロジックソース信号VSが論理ハイレベルから論理ローレベルに遷移する(図5(e)参照)。これにより、第1の誤差信号生成回路32から生成される第1の誤差信号(時間長誤差信号)VERR1は、論理ハイレベルから論理ローレベルに遷移する(図5(f)参照)。
この第1の誤差信号(時間長誤差信号)VERR1が論理ハイレベルの期間は、時間軸上のエラー量を規定している。この過渡状態においては、エラー量が大きいので、第2の誤差信号生成回路33におけるスイッチSW3が長時間オンし、その結果、第2の誤差信号(電圧レベル誤差信号)VERR2の電圧レベルは下降する。すなわち、制御回路30は、駆動ハイサイドゲート信号VGHの立下りからハイサイドソース電圧VSHの立上がりまでの期間を表わすエラー量が小さくなるように、フィードバックループを組んでいる。
次に、図5の右側を参照して、電流共振型DC/DCコンバータ10Cが定常状態のときの動作について説明する。
駆動ハイサイドゲート信号VGHがハイレベルになると、通電スイッチSW1がオンして、共振用インダクタLrと共振用キャパシタCrとから成る直列共振回路は共振を開始し、図5(b)に示されるように、共振用インダクタLrに共振電流ILrが流れる。通電スイッチSW1がオンすると、図5(c)に示されるように、ハイサイドソース電圧VSHは入力電圧Vinに等しくなる。一方、エッジ検出回路31では、駆動ハイサイドゲート信号VGHが論理ハイレベルになったので、ロジックゲート信号VGは論理ハイレベルになる(図5(d)参照)。また、ハイサイドソース電圧VSHが入力電圧Vinになるので、ロジックソース信号VSも論理ハイレベルになる(図5(e)参照)。
定常状態では、第2の誤差信号生成回路33から生成される第2の誤差信号(電圧レベル誤差信号)VERR2の電圧レベルが低く、共振電流ILrが負の値から零になる付近で、タイマー信号VTの電圧レベルが第2の誤差信号VERR2の電圧レベルより低くなる(図5(g)参照)。この時点で、比較器35は、論理ローレベルのオフタイミング信号VOFFを出力する。このオフタイミング信号VOFFをオフタイミング生成回路36及びロジック回路38を介して受けた、ドライバ回路39は、駆動ハイサイドゲート信号VGHを論理ハイレベルから論理ローレベルに遷移する(図5(a)参照)。
と同時に、駆動ハイサイドゲート信号VGHが論理ローレベルになったので、ロジックゲート信号VGが論理ハイレベルから論理ローレベルに遷移する(図5(d)参照)。ロジックゲート信号VGが論理ローレベルで、ロジックソース信号VSが論理ハイレベルであるので、第1の誤差信号生成回路32は、論理ハイレベルの第1の誤差信号VERR1を生成する(図5(f)参照)。
前述したように、共振電流ILrは負の値から零に達した後、第1のボディダイオード(寄生ダイオード)BD1の回復電流分だけ、正側に流れてから、第1のボディダイオード(寄生ダイオード)BD1はオフする。この回復電流は、共振用インダクタLrから共振用キャパシタCr側へ流れるので、第1のボディダイオード(寄生ダイオード)BD1がオフした瞬間に共振用インダクタLrに発生する逆起電圧により、ハイサイドソース電圧VSHは立ち下がる(図5(c)参照)。
ハイサイドソース電圧VSHが立ち下がったので、エッジ検出回路31から出力されるロジックソース信号VSが論理ハイレベルから論理ローレベルに遷移する(図5(e)参照)。これにより、第1の誤差信号生成回路32から生成される第1の誤差信号(時間長誤差信号)VERR1は、論理ハイレベルから論理ローレベルに遷移する(図5(f)参照)。
定常状態では、この第1の誤差信号(時間長誤差信号)VERR1が論理ハイレベルの期間は、定常偏差を規定している。
上述したように、制御回路30は、エラー量を小さくして定常偏差をもって、ゼロ電流スイッチングを実現することができる。換言すれば、上述したようなフィードバックループにより、駆動ハイサイドゲート信号VGHのオフタイミングは、共振電流ILrが0となる時点に近づくことが分かる。
尚、共振電流ILrが大幅に正側にある状態で通電スイッチSW1をオフすると、共振用インダクタLrに大きな起電力が生じる。その結果、実機では、通電スイッチSW1の破壊などにつながる。そのため、通電スイッチSW1のオフタイミングは、共振電流ILrが零となる直前で安定することが望ましい。
図示の制御回路30は、第2の誤差信号生成回路33における抵抗器Re1、Re2の抵抗値やコンデンサCeの容量値を適切に選択(決定)することにより、スイッチSW3のスイッチング速度(すなわち、オン、オフ可能な最小時間)に応じた定常偏差分だけ、共振電流ILrのゼロ電流点の直前で、自動的に安定する。
前述したように、本実施の形態による電流共振型DC/DCコンバータ10Cによれば、損失を増やしたり、複雑な回路を組んで、通電スイッチSW1を流れる電流を検出することなく、安定したゼロ電流スイッチングを実現することができる。このため、寄生ダイオードBD1の順方向電圧Vfと共振電流ILrによる損失を大幅に減らすことができ、かつ、ゼロ電流スイッチングにより、スイッチング損失を低減することができる。また、制御回路30は、フィードバックループを構成するため、ループ特性を考慮すれば良く、各部品特性のばらつきなどとは無関係に、安定した動作が可能となる。
さらに、制御回路30としてフィードバック回路を使用しているので、定常状態において定常偏差をもって、共振電流ILrの零電流点直前の負側で通電スイッチSW1をオフすることができるので、安全に動作するという利点もある。実機において、図4に示されるように、駆動ハイサイドゲート信号VGHとハイサイドソース電圧VSHとを通電スイッチSW1の近くから検出することにより、フィードバックループがドライバ回路39、ロジック回路38の遅れなども含めて補正する構成となる。したがって、図示の制御回路30は、エッジ検出回路31からドライバ回路39までの遅れを補正する必要がない。
図4の例ではスイッチにMOSFETを使用しているが、スイッチとしてバイポーラトランジスタや接合形FETなどを使用しても良いのは勿論である。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上述した実施の形態では、降圧形で、同期整流方式の全波電流共振型DC/DCコンバータを例に挙げて説明しているが、昇圧形、極性反転形の他のタイプにも適用可能なのは勿論であり、非同期方式であっても良い。非同期方式の場合、短絡スイッチSW2の代わりにダイオードが使用される。
従来の降圧形で、同期整流方式の全波電流共振型DC/DCコンバータの構成を示すブロック図である。 第1の従来のZCSを実現する全波電流共振型DC/DCコンバータを示すブロック図である。 第2の従来のZCSを実現する全波電流共振型DC/DCコンバータを示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による、ZCSを実現する全波電流共振型DC/DCコンバータを示すブロック図である。 図4に図示した全波電流共振型DC/DCコンバータの動作を説明するためのタイムチャートである。
符号の説明
10C 降圧形全波電流共振型DC/DCコンバータ
11 入力電源
12 降圧形全波電流共振型DC/DCコンバータ部
13 負荷
30 制御回路
31 エッジ検出回路
32 第1の誤差信号生成回路(エラー量生成手段)
33 第2の誤差信号生成回路(時間長/電圧レベル変換手段)
34 タイマー
35 比較器
36 オフタイミング生成回路
37 オンタイミング生成回路
38 ロジック回路
39 ドライバ回路
Lr 共振用インダクタ
SW1 通電スイッチ
Cr 共振用キャパシタ
SW2 短絡スイッチ
Lo 出力インダクタ
Co 出力コンデンサ
Ci 入力コンデンサ

Claims (8)

  1. 駆動制御信号に応答してオン/オフする通電スイッチと、該通電スイッチに一端が接続された共振用インダクタと、該共振用インダクタの他端に一端が接続された共振用キャパシタとを含む電流共振型DC/DCコンバータにおいて、前記通電スイッチをゼロ電流スイッチングする方法であって、
    前記駆動制御信号と、前記通電スイッチと前記共振用インダクタとの接続点の電圧とを使用して、前記駆動制御信号と前記接続点の電圧とのそれぞれのエッジ間の時間差をエラー量として生成するステップと、
    前記エラー量が小さくなるように、前記通電スイッチのオフタイミングを決定するステップと、
    この決定したオフタイミングに基づいて、前記通電スイッチを流れる電流が実質的にゼロとなるタイミングで前記通電スイッチオフとなるように、前記駆動制御信号を生成するステップと、
    を含むことを特徴とする電流共振型DC/DCコンバータのゼロ電流スイッチング実現方法。
  2. 駆動制御信号に応答してオン/オフする通電スイッチと、該通電スイッチに一端が接続された共振用インダクタと、該共振用インダクタの他端に一端が接続された共振用キャパシタとを含む電流共振型DC/DCコンバータ部を有する電流共振型DC/DCコンバータにおいて、
    前記駆動制御信号と、前記通電スイッチと前記共振用インダクタとの接続点の電圧とを使用して、前記駆動制御信号および前記接続点の電圧のエッジを検出して、それぞれ、ロジック制御信号およびロジック電圧信号を出力するエッジ検出回路と、
    前記ロジック制御信号と前記ロジック電圧信号とからそれらのエッジ間の時間差をエラー量として生成するエラー量生成手段と、
    前記エラー量が小さくなるように、前記通電スイッチのオフタイミングを決定するオフタイミング決定手段と、
    該決定したオフタイミングに基づいて、前記通電スイッチを流れる電流が実質的にゼロとなるタイミングで前記通電スイッチオフとなるように、前記駆動制御信号を生成する駆動制御信号生成手段と、
    を有することを特徴とする電流共振型DC/DCコンバータ。
  3. 前記電流共振型DC/DCコンバータ部が、全波電流共振型DC/DCコンバータ部から成る、請求項2に記載の電流共振型DC/DCコンバータ。
  4. 前記全波電流共振型DC/DCコンバータ部が、降圧形全波電流共振型DC/DCコンバータ部から成る、請求項3に記載の電流共振型DC/DCコンバータ。
  5. 前記通電スイッチはNチャネルMOSFETから構成されており、前記駆動制御信号は前記通電スイッチのゲートに供給される駆動ゲート信号であり、前記接続点の電圧は、前記通電スイッチのソースと前記共振用インダクタの一端との間の接続点電圧であり、前記エッジ検出回路は、
    基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、
    前記基準電圧と前記駆動ゲート信号とを比較して、前記ロジック制御信号としてロジックゲート信号を出力する第1の比較回路と、
    前記基準電圧と前記接続点電圧とを比較して、前記ロジック電圧信号としてロジックソース信号を出力する第2の比較回路と
    から構成されることを特徴とする、請求項2乃至4のいずれか1つに記載の電流共振型DC/DCコンバータ。
  6. 前記エラー量生成手段は、
    前記ロジックゲート信号を反転して反転したロジックゲート信号を出力するインバータゲートと、
    前記反転したロジックゲート信号と前記ロジックソース信号との論理積をとり、論理積結果信号を前記エラー量を時間軸上の長さで表わした時間長誤差信号として出力するアンドゲートと
    から構成されていることを特徴とする、請求項5に記載の電流共振型DC/DCコンバータ。
  7. 前記オフタイミング決定手段は、
    前記時間長誤差信号を電圧レベル誤差信号に変換する時間長/電圧レベル変換手段と、
    所定のノコギリ波形状のタイマー信号を出力するタイマーと、
    前記電圧レベル誤差信号と前記タイマー信号とを比較して、比較結果信号を出力する比較器と、
    該比較結果信号に応答して、前記通電スイッチのオフタイミングを表わすオフタイミング信号を生成するオフタイミング生成回路と、
    から構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の電流共振型DC/DCコンバータ。
  8. 前記駆動制御信号生成手段は、
    前記オフタイミング信号に基づいて、原ゲート信号を出力するロジック回路と、
    前記原ゲート信号に応答して、前記駆動ゲート信号を前記通電スイッチのゲートに供給するドライバと、
    から構成される、請求項7に記載の電流共振型DC/DCコンバータ。
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