JP4635818B2 - 画像の濃度補正の実行可否の判定方法 - Google Patents
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Description
このインクジェットプリンタは、所定方向に沿って複数のノズルが整列してなる複数のノズル群を、前記所定方向と交差する方向(以下、移動方向とも言う)に移動させながら前記ノズルからインクを吐出して媒体にドットを形成するドット形成動作と、前記媒体を前記所定方向(以下、搬送方向とも言う)に搬送する搬送動作とを繰り返す。そして、これによって、前記移動方向に沿ったドットからなるドット列を、前記搬送方向に並ぶ列領域毎に形成して画像を印刷する。
なお、ここで「列領域」とは、前記移動方向に並ぶ複数の「単位領域」によって構成される領域のことをいう。また、「単位領域」とは、媒体上に仮想的に定められた矩形状の領域を指し、この単位領域にインクが着弾して前記ドットが形成される。
そこで、この濃度ムラを抑制すべく、濃度の補正値を前記列領域に対応付けて記憶するとともに、画像を印刷する際には前記補正値に基づいて列領域毎に濃度補正を行うプリンタが提案されている(特許文献1を参照)。
この確認方法としては、濃度補正を行わない場合の確認用パターンと濃度補正を行った場合の確認用パターンとを印刷し、両者の濃度のばらつきの大きさを相対的に比較する方法が挙げられる。
つまり、濃度ムラの判定に関して過剰品質に陥り、実用上問題ないレベルのプリンタについてまで検査工程で不合格にしてしまい、実質的にプリンタの生産効率を落とす虞があった。
画像の濃度補正の実行可否の判定方法であって、
濃度補正を行わない場合の確認用パターンと、濃度補正を行った場合の確認用パターンとを媒体に印刷するステップと、
各確認用パターンの濃度を読み取るステップと、
前記濃度の読み取り値に基づいて、前記各確認用パターンの濃度のばらつきを求めるステップと、
前記各確認用パターン同士の濃度のばらつきの比較結果と、前記濃度補正を行った場合の確認用パターンの濃度のばらつきの所定の閾値に対する比較結果とに基づいて、画像の濃度補正の実行可否を判定するステップと、
を備え、
前記画像の濃度補正の実行可否を判定するステップにおいて、
前記濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の確認用パターンの方が濃度のばらつきが小さい又は同値の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下される一方、
前記濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の確認用パターンの方が濃度のばらつきが大きい場合であっても、前記濃度補正を行った場合の確認用パターンの濃度のばらつきが前記閾値以下の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下されることを特徴とする画像の濃度補正の実行可否の判定方法である。
濃度補正を行わない場合の確認用パターンと、濃度補正を行った場合の確認用パターンとを媒体に印刷するステップと、
各確認用パターンの濃度を読み取るステップと、
前記濃度の読み取り値に基づいて、前記各確認用パターンの濃度のばらつきを求めるステップと、
前記各確認用パターン同士の濃度のばらつきの比較結果と、前記濃度補正を行った場合の確認用パターンの濃度のばらつきの所定の閾値に対する比較結果とに基づいて、画像の濃度補正の実行可否を判定するステップと、
を備えたことを特徴とする画像の濃度補正の実行可否の判定方法。
よって、濃度のばらつきの絶対値が小さく実用上問題のない印刷装置に対してまで、濃度補正を実行不可と判定して出荷を取り止めることを回避することができる。
前記画像の濃度補正の実行可否を判定するステップにおいて、
前記濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の確認用パターンの方が濃度のばらつきが小さい又は同値の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下される一方、
前記濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の確認用パターンの方が濃度のばらつきが大きい場合であっても、前記濃度補正を行った場合の確認用パターンの濃度のばらつきが前記閾値以下の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下されるようにしても良い。
移動方向に移動する複数のノズルからインクを吐出して媒体にドットを形成するドット形成動作と、前記媒体を前記移動方向と交差する交差方向に搬送する搬送動作とを繰り返すことによって、前記移動方向に沿ったドット列を前記交差方向に並ぶ列領域毎に形成して前記各確認用パターンは印刷され、
前記列領域毎に前記読み取り値が生成されるのが望ましい。
このような画像の濃度補正の実行可否の判定方法によれば、前記列領域毎に読み取り値が生成されるので、濃度ムラの改善効果の確認に供する母数を増やすことができて、画像の濃度補正の実行可否をより正確に判定可能となる。
前記複数のノズルは、前記交差方向に沿って整列してノズル群を構成し、
前記ノズル群は、画像の印刷時に吐出するインクの色毎に設けられており、
各確認用パターンは、前記移動方向に関してノズル群毎に領域を区分され、区分された前記領域毎に前記濃度のばらつきが求められるのが望ましい。
このような画像の濃度補正の実行可否の判定方法によれば、前記各確認用パターンに対して互いに対応する前記領域毎にばらつきの比較を行うので、区分された領域の相違に伴う諸条件の相違が前記ばらつきに与える影響を排除することができて、画像の濃度補正の実行可否をより正確に判定可能となる。
前記各確認用パターンは、画像データに基づいて印刷され、
前記画像データは、前記各確認用パターンにおいて前記ノズル群毎に区分された領域に含まれる列領域に前記ドット列を形成するための濃度の階調値データを有し、
前記階調値データは、前記区分された領域に含まれる全ての前記列領域に亘って同じであるのが望ましい。
このような画像の濃度補正の実行可否の判定方法によれば、確認用パターンの全ての列領域に亘って、ドット列は同じ階調値に基づいて形成される。従って、隣り合うドット列との間隔の変化で顕在化する濃度ムラをより顕在化させ易くなり、その結果、画像の濃度補正の実行可否をより正確に判定可能となる。
前記画像の濃度補正の実行可否を判定するステップでは、
前記各確認用パターンにおいて同じノズル群で印刷された前記領域同士で前記ばらつきの比較を行い、
いずれの前記領域についても、濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の方が濃度のばらつきが小さい又は同値の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下される一方、
濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の方が濃度のばらつきが大きい前記領域が存在する場合であっても、前記濃度補正を行った場合の前記領域の濃度のばらつきの平均値が前記閾値以下の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下されるようにしても良い。
移動方向に移動する複数のノズルからインクを吐出して媒体にドットを形成するドット形成動作と、前記媒体を前記移動方向と交差する交差方向に搬送する搬送動作とを繰り返すことによって、前記移動方向に沿ったドット列を前記交差方向に並ぶ列領域毎に形成して補正用パターンを印刷し、
前記補正用パターンから前記列領域毎に濃度を読み取って、前記濃度の読み取り値に基づいて前記列領域毎に補正値を求め、
前記濃度補正を実行可能とする判定が下された場合には、画像を印刷する際に前記補正値に基づいて列領域毎に濃度補正を行うのが望ましい。
このような画像の濃度補正の実行可否の判定方法によれば、ドット形成動作と搬送動作とを繰り返して形成される画像の濃度ムラを抑制するための濃度補正に対して、その実行可否をより正確に判定可能となる。
前記補正用パターンはノズル群毎に印刷されているようにしても良い。
濃度補正を行わない場合の確認用パターンと、濃度補正を行った場合の確認用パターンとを媒体に印刷するステップと、
各確認用パターンの濃度を読み取るステップと、
前記濃度の読み取り値に基づいて、前記各確認用パターンの濃度のばらつきを求めるステップと、
前記各確認用パターン同士の濃度のばらつきの比較結果と、前記濃度補正を行った場合の確認用パターンの濃度のばらつきの所定の閾値に対する比較結果とに基づいて、画像の濃度補正の実行可否を判定するステップと、
を備え、
移動方向に移動する複数のノズルからインクを吐出して媒体にドットを形成するドット形成動作と、前記媒体を前記移動方向と交差する交差方向に搬送する搬送動作とを繰り返すことによって、前記移動方向に沿ったドット列を前記交差方向に並ぶ列領域毎に形成して前記各確認用パターンは印刷され、前記列領域毎に前記読み取り値が生成され、
前記複数のノズルは、前記交差方向に沿って整列してノズル群を構成し、前記ノズル群は、画像の印刷時に吐出するインクの色毎に設けられており、各確認用パターンは、前記移動方向に関してノズル群毎に領域を区分され、区分された前記領域毎に前記濃度のばらつきが求められ、
前記各確認用パターンは、画像データに基づいて印刷され、前記画像データは、前記各確認用パターンにおいて前記ノズル群毎に区分された領域に含まれる列領域に前記ドット列を形成するための濃度の階調値データを有し、前記階調値データは、前記区分された領域に含まれる全ての前記列領域に亘って同じであり、
前記画像の濃度補正の実行可否を判定するステップでは、前記各確認用パターンにおいて同じノズル群で印刷された前記領域同士で前記ばらつきの比較を行い、いずれの前記領域についても、濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の方が濃度のばらつきが小さい又は同値の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下される一方、濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の方が濃度のばらつきが大きい前記領域が存在する場合であっても、前記濃度補正を行った場合の前記領域の濃度のばらつきの平均値が前記閾値以下の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下され、
移動方向に移動する複数のノズルからインクを吐出して媒体にドットを形成するドット形成動作と、前記媒体を前記移動方向と交差する交差方向に搬送する搬送動作とを繰り返すことによって、前記移動方向に沿ったドット列を前記交差方向に並ぶ列領域毎に形成して補正用パターンを印刷し、前記補正用パターンから前記列領域毎に濃度を読み取って、前記濃度の読み取り値に基づいて前記列領域毎に補正値を求め、前記濃度補正を実行可能とする判定が下された場合には、画像を印刷する際に前記補正値に基づいて列領域毎に濃度補正を行い、
前記補正用パターンはノズル群毎に印刷されていることを特徴とする画像の濃度補正の実行可否の判定方法。
このような画像の濃度補正の実行可否の判定方法によれば、既述の全ての効果を奏するため、本発明の目的がより有効に達成される。
<印刷システム100>
図1は、印刷システム100の構成の説明図である。印刷システムとは、印刷装置と、この印刷装置の動作を制御する印刷制御装置とを少なくとも含むシステムのことである。本実施形態の印刷システム100は、プリンタ1と、コンピュータ110と、表示装置120と、入力装置130と、記録再生装置140と、スキャナ150とを有している。
図2は、プリンタ1の全体構成のブロック図である。また、図3Aは、プリンタ1の全体構成の概略図である。また、図3Bは、プリンタ1の全体構成の断面図である。以下、本実施形態のプリンタ1の基本的な構成について説明する。
図5Aは、スキャナ150の縦断面図である。図5Bは、上蓋151を外した状態のスキャナ150の上面図である。
スキャナ150は、上蓋151と、原稿5が置かれる原稿台ガラス152と、この原稿台ガラス152を介して原稿5と対面しつつ副走査方向に移動する読取キャリッジ153と、読取キャリッジ153を副走査方向に案内する案内部材154と、読取キャリッジ153を移動させるための移動機構155と、スキャナ150内の各部を制御するスキャナコントローラ(不図示)とを備えている。読取キャリッジ153には、原稿5に光を照射する露光ランプ157と、主走査方向(図5Aにおいて紙面に垂直な方向)のラインの像を検出するラインセンサ158と、原稿5からの反射光をラインセンサ158へ導くための光学系159とが設けられている。図中の読取キャリッジ153の内部の点線は、光の軌跡を示している。
<印刷処理について>
図6は、印刷時の動作のフロー図である。以下に説明される各動作は、コントローラ60が、メモリ63内に格納されたプログラムに従って、各ユニットを制御することにより実行される。このプログラムは、各動作を実行するためのコードを有する。
まず、通常印刷について説明する。本実施形態の通常印刷は、インターレース印刷と呼ばれる印刷方法により行われる。ここで、『インターレース印刷』とは、1回のパスで記録されるドット列間に、記録されないドット列が挟まれるような印刷を意味する。また、『パス』とはドット形成動作を指し、『パスn』とはn回目のドット形成動作を意味する。『ドット列』とは、移動方向に並ぶドットの列である。
図8は、先端印刷及び後端印刷の説明図である。最初の5回のパスが先端印刷であり、最後の5回のパスが後端印刷である。
<濃度ムラ(バンディング)について>
ここでは、説明の簡略化のため、単色印刷された画像中に生じる濃度ムラの発生原因について説明する。なお、多色印刷の場合、以下に説明する濃度ムラの発生原因が色毎に生じている。
そして、このようなドット列からなる印刷画像を巨視的に見ると、キャリッジ31の移動方向に沿う縞状の濃度ムラが視認される。この濃度ムラは、印刷画像の画質を低下させる原因となる。
図10Aは、プリンタ1の製造後の検査工程で行われる処理のフロー図である。この検査工程では、プリンタ1に補正値を設定するための「補正値設定処理(S100)」と、設定された補正値による濃度ムラの改善効果を確認するための「濃度補正効果の確認処理(S150)」とが行われる。なお、ここでは、ステップS100の補正値設定処理について詳細に説明し、ステップS150の濃度補正効果の確認処理については後で説明する。
θ = tan−1{(KY2−KY1)/(KX2−KX1)}
次に、検査用コンピュータ110の補正値設定プログラムは、画像データの中から不要な画素をトリミングする(S106)。
Sbt=Sb+(Sc−Sb)×{(Cbt−Cb)/(Cc−Cb)}
Sbt=Sb−(Sb−Sa)×{(Cbt−Cb)/(Ca−Cb)}
Hb = (Sbt−Sb)/Sb
図22は、ユーザー下で行なわれる処理のフロー図である。
プリンタ1を購入したユーザーは、所有するコンピュータ110(もちろん、プリンタ製造工場の検査用コンピュータとは別のコンピュータ)に、プリンタ1を接続する(S201、S301)。なお、ユーザーのコンピュータ110には、スキャナ150は接続されていなくても良い。
まず、プリンタドライバは、解像度変換処理を行う(S211)。解像度変換処理は、アプリケーションプログラムから出力された画像データ(テキストデータ、イメージデータなど)を、紙に印刷する際の解像度に変換する処理である。例えば、紙に画像を印刷する際の解像度が720×720dpiに指定されている場合、アプリケーションプログラムから受け取った画像データを720×720dpiの解像度の画像データに変換する。なお、解像度変換処理後の画像データは、RGB色空間により表される256階調のデータ(RGBデータ)である。
図10AのステップS150の「濃度補正効果の確認処理」は、プリンタ1に設定された補正値が所期の濃度ムラの改善効果を発揮するか否かを、実際に前記プリンタ1で確認用パターンを印刷することによって確認するものである。従って、前記補正値を設定済みのプリンタ1がこの確認処理の対象となる。そして、確認用パターンに基づいて補正効果無しと判定された場合には、当該プリンタ1では濃度補正を実行不可と捉えて、その旨が検査工程の検査者に報知され、検査者は、そのプリンタ1の出荷を取り止めて規定の調査工程へ送る。
まず、検査者は、前記検査キットに、処理対象のプリンタ1がセットされているかをチェックする(S151)。なお、この時点は、図10Bに示す補正値設定処理の終了直後なので、特別な事情がない限り、前記検査キットには処理対象のプリンタ1がセットされている。すなわち、このプリンタ1は、検査キットの検査用コンピュータ110及び検査用インクカートリッジ35に接続されたままになっている。また、この検査用キットの検査用コンピュータ110には、プリンタドライバやスキャナドライバの他に、スキャナ150から読み取った確認用パターンの画像データに基づいて定量的に濃度ムラの改善効果を確認処理するための補正効果確認プログラムがインストールされている。
図26は、補正効果確認用のテストパターンの説明図であり、図27は、このテストパターンが備える確認用パターンの説明図である。図26に示すように、一枚の紙に、テストパターンとして2つの確認用パターンが形成される。一方の確認用パターンは、上述の補正値に基づいて濃度補正を行ったパターン(以下、補正有りの確認用パターンとも言う)であり、その下に形成されるもう一方の確認用パターンは、濃度補正を行わないパターン(以下、補正無しの確認用パターンとも言う)であり、いずれも前述の補正用パターンと同様に720×720dpiの印刷解像度で印刷されている。
σ=√{[(C1―Cave)2+ … +(Cn―Cave)2]/n}
ここで、上式中のCaveは、Cave=(C1+ … +Cn)/nである。
上述した「濃度補正効果の判定(S160)」では、補正有り及び補正無しの各確認用パターンの濃度ばらつきσを、互いに対応する区分領域毎に相対的に比較することによって濃度補正効果の判定を行っていた。詳しくは、補正無しよりも補正有りの濃度ばらつきσの方が大きい区分領域が一つでも存在した場合には、補正効果無しと判定していた。
そして、その場合に上述の方法では、濃度ムラが視認可能なレベルになく問題の無いプリンタ1に対してまで、濃度補正を実行不可と判定してしまい、その出荷を取りやめてしまう虞がある。
但し、このうねりの振幅は、図35Aの右半面に示すように総じて小さい。よって、図35Aの左半面に示すように補正無しの濃度ばらつきσの絶対値が大きい場合には、濃度補正による濃度ばらつきσの減少代が大きいこともあって、濃度補正にて前記うねりが生じても、補正無しよりも補正有りの濃度ばらつきσの方が大きくなるという逆転現象は、まず起こらない。
但し、前述したように当該うねりの振幅は小さく、更に、このうねりは、複数の列領域に亘って変化するという長周期の性質を帯びている。このため、このうねりは、目視では濃度ムラとして認識され難く、実際には問題とならないことが多い。
図36は本実施形態に係る「濃度補正効果の判定ステップ(S160a)」のフロー図である。
よって、このステップS163が追加されている以外は、上述した図34の例とほぼ同じであり、以下では当該ステップS163について主に説明する。
σave=(σC−1+σC−2+σC−3+σM−1+σM−2+σM−3
+σY−1+σY−2+σY−3+σK−1+σK−2+σK−3)/12
なお、上式中のσC−1,σC−2,σC−3,σM−1,σM−2,…σK−3は、それぞれ、各区分領域C−1,C−2,C−3,M−1,M−2,…K−3の濃度ばらつきσの大きさを示している。
ちなみに、前記判定閾値σthは、次のような官能評価を用いた方法で予め決定されている。先ず、目視にて濃度ムラの大きさが相違すると判別可能な帯状パターンのサンプルを、例えば5水準に亘って印刷する。そして、複数の人に、これら5水準の濃度ムラを、5段階の官能評価値(レベル1:無し、レベル2:小、レベル3、中、レベル4:大、レベル5:特大)によって目視評価してもらう。一方、これと並行して、これら5水準の濃度をスキャナ150で読み取って各水準の濃度ばらつきσを求めておく。
そして、前記濃度ムラの官能評価値と濃度ばらつきσとを、それぞれ横軸及び縦軸にとって図37のようにグラフ化し、しかる後に、そのグラフから、前記レベル1(濃度ムラ無しに相当)に対応する濃度ばらつきσを読み取って、これを判定閾値σthとすれば良い。
上記の実施形態は、主としてプリンタ1を備えた印刷システム100について記載されているが、その中には、画像の濃度補正の実行可否の判定方法等の開示が含まれていることは言うまでもない。
また、一実施形態としてのプリンタ1等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述の実施形態では、プリンタ1が説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の記録装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。
前述の実施形態は、プリンタ1の実施形態だったので、染料インク又は顔料インクをノズルから吐出していた。しかし、ノズルから吐出するインクは、このようなインクに限られるものではない。
前述の実施形態では、ピエゾ素子を用いてインクを吐出していたが、インクを吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
前述の実施形態では、往復のいずれの移動方向にヘッド41が移動する際に、インクを吐出するのか述べていないが、往路のみ、復路のみ、又は往復の両方のいずれにおいてインクを吐出するようにしても良い。
前述の実施形態では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)の4色のインクを紙上に吐出してドットを形成する多色印刷を例に説明したが、インク色はこれに限るものではない。例えばこれらインク色に加えて、ライトシアン(薄いシアン、LC)及びライトマゼンタ(薄いマゼンタ、LM)等のインクを用いても良い。
前述の実施形態では、検査工程の作業簡略化の観点から、検査用インクとして一種類のインク(ライトマゼンダ)を用いて補正値設定用のテストパターン及び補正効果確認用のテストパターン印刷したが、何等これに限るものではない。
例えば、ノズル群毎に対応するインク色のインクを用いて、前記テストパターンの各帯状パターンを印刷するようにしても良い。すなわち、シアンノズル群の帯状パターンはシアンインクで印刷し、マゼンダノズル群の帯状パターンはマゼンダインクで、イエロノズル群の帯状パターンはイエロインクで、ブラックノズル群の帯状パターンはブラックインクで印刷するようにしても良い。
前述の実施形態では、図10Aに示す「補正値の設定処理(S100)」及び「濃度補正効果の確認処理(S150)」を、工場の検査工程で行っていたが、これらの処理を、購入したユーザー下で行うようにしても良い。なお、その場合には、テストパターンをプリンタ1に印刷させるためのプリンタドライバや、スキャナを制御するためのスキャナドライバ、補正値設定プログラム並びに補正効果確認プログラムを、ユーザーが自分のコンピュータ110にインストールできるように、これらプログラムを記憶したCD−ROM等が前記プリンタ1に付属されているのは言うまでもない。
また、このユーザー下では、キャリッジ31には検査用インクカートリッジ35ではなく、ノズル群毎に対応するインク色のカートリッジ33(K),33(C),33(M),33(Y)が装着されているので、テストパターンの各帯状パターンは、上述したようにノズル群毎に対応するインク色のインクを用いて印刷されるのは言うまでもない。
前述の実施形態では、図33に示すように、各確認用パターンを帯状パターン毎且つ印刷領域毎に区分して12個の区分領域にしていたが、何等これに限るものではない。例えば、印刷領域毎の区分はせずに、前記移動方向に関して帯状パターン毎に区分して4個の区分領域としても良い。
20 搬送ユニット、21 給紙ローラ、22 搬送モータ、23 搬送ローラ、
24 プラテン、25 排紙ローラ、
30 キャリッジユニット、31 キャリッジ、32 キャリッジモータ、
33 インクカートリッジ、35 検査用インクカートリッジ、
40 ヘッドユニット、41 ヘッド、
50 検出器群、51、リニア式エンコーダ、52、ロータリー式エンコーダ、
53 紙検出センサ、54 光学センサ、
60 コントローラ、61 インターフェース部、62 CPU、63 メモリ、
64 ユニット制御回路、
100 印刷システム、110 コンピュータ、120 表示装置、
130 入力装置、140 記録再生装置、150 スキャナ、
151 上蓋、152 原稿台ガラス、153 読取キャリッジ、154 案内部材、
155 移動機構、157 露光ランプ、158 ラインセンサ、159 光学系
Claims (8)
- 画像の濃度補正の実行可否の判定方法であって、
濃度補正を行わない場合の確認用パターンと、濃度補正を行った場合の確認用パターンとを媒体に印刷するステップと、
各確認用パターンの濃度を読み取るステップと、
前記濃度の読み取り値に基づいて、前記各確認用パターンの濃度のばらつきを求めるステップと、
前記各確認用パターン同士の濃度のばらつきの比較結果と、前記濃度補正を行った場合の確認用パターンの濃度のばらつきの所定の閾値に対する比較結果とに基づいて、画像の濃度補正の実行可否を判定するステップと、
を備え、
前記画像の濃度補正の実行可否を判定するステップにおいて、
前記濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の確認用パターンの方が濃度のばらつきが小さい又は同値の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下される一方、
前記濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の確認用パターンの方が濃度のばらつきが大きい場合であっても、前記濃度補正を行った場合の確認用パターンの濃度のばらつきが前記閾値以下の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下されることを特徴とする画像の濃度補正の実行可否の判定方法。 - 請求項1に記載の画像の濃度補正の実行可否の判定方法であって、
移動方向に移動する複数のノズルからインクを吐出して媒体にドットを形成するドット形成動作と、前記媒体を前記移動方向と交差する交差方向に搬送する搬送動作とを繰り返すことによって、前記移動方向に沿ったドット列を前記交差方向に並ぶ列領域毎に形成して前記各確認用パターンは印刷され、
前記列領域毎に前記読み取り値が生成されることを特徴とする画像の濃度補正の実行可否の判定方法。 - 請求項2に記載の画像の濃度補正の実行可否の判定方法であって、
前記複数のノズルは、前記交差方向に沿って整列してノズル群を構成し、
前記ノズル群は、画像の印刷時に吐出するインクの色毎に設けられており、
各確認用パターンは、前記移動方向に関してノズル群毎に領域を区分され、区分された前記領域毎に前記濃度のばらつきが求められることを特徴とする画像の濃度補正の実行可否の判定方法。 - 請求項3に記載の画像の濃度補正の実行可否の判定方法であって、
前記各確認用パターンは、画像データに基づいて印刷され、
前記画像データは、前記各確認用パターンにおいて前記ノズル群毎に区分された領域に含まれる列領域に前記ドット列を形成するための濃度の階調値データを有し、
前記階調値データは、前記区分された領域に含まれる全ての前記列領域に亘って同じであることを特徴とする画像の濃度補正の実行可否の判定方法。 - 請求項3又は4に記載の画像の濃度補正の実行可否の判定方法であって、
前記画像の濃度補正の実行可否を判定するステップでは、
前記各確認用パターンにおいて同じノズル群で印刷された前記領域同士で前記ばらつきの比較を行い、
いずれの前記領域についても、濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の方が濃度のばらつきが小さい又は同値の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下される一方、
濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の方が濃度のばらつきが大きい前記領域が存在する場合であっても、前記濃度補正を行った場合の前記領域の濃度のばらつきの平均値が前記閾値以下の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下されることを特徴とする画像の濃度補正の実行可否の判定方法。 - 請求項3乃至5のいずれかに記載の画像の濃度補正の実行可否の判定方法であって、
移動方向に移動する複数のノズルからインクを吐出して媒体にドットを形成するドット形成動作と、前記媒体を前記移動方向と交差する交差方向に搬送する搬送動作とを繰り返すことによって、前記移動方向に沿ったドット列を前記交差方向に並ぶ列領域毎に形成して補正用パターンを印刷し、
前記補正用パターンから前記列領域毎に濃度を読み取って、前記濃度の読み取り値に基づいて前記列領域毎に補正値を求め、
前記濃度補正を実行可能とする判定が下された場合には、画像を印刷する際に前記補正値に基づいて列領域毎に濃度補正を行うことを特徴とする画像の濃度補正の実行可否の判定方法。 - 請求項6に記載の画像の濃度補正の実行可否の判定方法であって、
前記補正用パターンはノズル群毎に印刷されていることを特徴とする画像の濃度補正の実行可否の判定方法。 - 画像の濃度補正の実行可否の判定方法であって、
濃度補正を行わない場合の確認用パターンと、濃度補正を行った場合の確認用パターンとを媒体に印刷するステップと、
各確認用パターンの濃度を読み取るステップと、
前記濃度の読み取り値に基づいて、前記各確認用パターンの濃度のばらつきを求めるステップと、
前記各確認用パターン同士の濃度のばらつきの比較結果と、前記濃度補正を行った場合の確認用パターンの濃度のばらつきの所定の閾値に対する比較結果とに基づいて、画像の濃度補正の実行可否を判定するステップと、
を備え、
移動方向に移動する複数のノズルからインクを吐出して媒体にドットを形成するドット形成動作と、前記媒体を前記移動方向と交差する交差方向に搬送する搬送動作とを繰り返すことによって、前記移動方向に沿ったドット列を前記交差方向に並ぶ列領域毎に形成して前記各確認用パターンは印刷され、前記列領域毎に前記読み取り値が生成され、
前記複数のノズルは、前記交差方向に沿って整列してノズル群を構成し、前記ノズル群は、画像の印刷時に吐出するインクの色毎に設けられており、各確認用パターンは、前記移動方向に関してノズル群毎に領域を区分され、区分された前記領域毎に前記濃度のばらつきが求められ、
前記各確認用パターンは、画像データに基づいて印刷され、前記画像データは、前記各確認用パターンにおいて前記ノズル群毎に区分された領域に含まれる列領域に前記ドット列を形成するための濃度の階調値データを有し、前記階調値データは、前記区分された領域に含まれる全ての前記列領域に亘って同じであり、
前記画像の濃度補正の実行可否を判定するステップでは、前記各確認用パターンにおいて同じノズル群で印刷された前記領域同士で前記ばらつきの比較を行い、いずれの前記領域についても、濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の方が濃度のばらつきが小さい又は同値の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下される一方、濃度補正を行わない場合よりも濃度補正を行った場合の方が濃度のばらつきが大きい前記領域が存在する場合であっても、前記濃度補正を行った場合の前記領域の濃度のばらつきの平均値が前記閾値以下の場合には、前記濃度補正を実行可能とする判定が下され、
移動方向に移動する複数のノズルからインクを吐出して媒体にドットを形成するドット形成動作と、前記媒体を前記移動方向と交差する交差方向に搬送する搬送動作とを繰り返すことによって、前記移動方向に沿ったドット列を前記交差方向に並ぶ列領域毎に形成して補正用パターンを印刷し、前記補正用パターンから前記列領域毎に濃度を読み取って、前記濃度の読み取り値に基づいて前記列領域毎に補正値を求め、前記濃度補正を実行可能とする判定が下された場合には、画像を印刷する際に前記補正値に基づいて列領域毎に濃度補正を行い、
前記補正用パターンはノズル群毎に印刷されていることを特徴とする画像の濃度補正の実行可否の判定方法。
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