JP4633544B2 - 移動通信端末装置および情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特定の領域に位置するときまたは特定の指示がなされたときに、着信検出をさせながら発信を停止する移動通信端末装置および移動通信端末装置と通信を行う情報処理装置に関する。
携帯電話機、あるいは通信機能付きのPDA(Personal Digital Assistance)などの移動通信端末装置は、利用者によって携帯され、電波によって情報の送受信を行うことができる。しかし、電波の発信が禁止されている場所、たとえば電磁波による影響を受ける電子機器を使用している場所などの特定の領域では、電波を発信させないために、利用者が移動通信端末装置の電源を切断する必要がある。しかし、電源の切断を利用者の操作に依存していると、電源の切り忘れによって、特定の領域でも電波が発信されることがある。
特定の領域で発信を停止するための第1の従来技術として、制限エリアに入ったとき、発信を制限すると共に着信音をオフにする移動端末の利用制限システムがある。この移動端末の利用制限システムは、制限エリアであることを示す利用制限信号を報知する利用制限通知装置から、利用制限信号を受信することによって、発信を制限すると共に着信音をオフにするものである(たとえば特許文献1参照)。
第2の従来技術として、携帯電話機の使用を禁止させたい場所では、携帯電話機のページャ機能のみを使用可能とする移動無線装置がある。この移動無線装置は、携帯電話機にページャ機能を設け、モード切替信号を送出するモード切替信号送出手段から、モード切替信号を受信すると、携帯電話機の通話を不可とし、ページャ機能を働かせ、着信のみ可能とするものである(たとえば特許文献2参照)。
第3の従来技術として、通信装置の存在する場所毎に定められた制御を行う通信装置がある。この通信装置は、位置情報を送信する位置情報報知器あるいはGPS(Global
Positioning System)によって、通信装置の存在する場所を認識し、音声通話による発信を制限、着信音の鳴動を中止、動作モードを切り替え、出力電力を制御、あるいは動作を停止させるものである(たとえば特許文献3参照)。
第4の従来技術として、移動局装置の電波が周辺装置等に悪影響を及ぼす場所あるいは使用禁止場所で、移動局装置の電波が悪影響を及ぼさないようにする、あるいはその場所で着信することができる移動体通信システムがある。この移動体通信システムは、移動局装置が携帯電話使用禁止場所に設けられた発信装置から信号を受信すると、着信を無音で所持者に通知する処理のみを可能とするものである(たとえば特許文献4参照)。
第5の従来技術として、規制エリアでの無線送信を規制する位置情報通信端末がある。この位置情報通信端末は、現在位置を所定の宛先に自動無線送信するものであり、GPS測位によって得られた現在位置が規制エリア内であると、無線部の送信機能を停止させるものである(たとえば特許文献5参照)。
第6の従来技術として、送信禁止状態つまりマナーモードにある携帯通信端末に対する着信を、マナーモードが解除されたときに、確実に携帯通信端末に認識させることができる携帯通信システムがある。この携帯通信システムは、通信管理センタが、マナーモードにある携帯通信端末に対する着信があったとき、その着信に基づく着信発生情報を記憶すると共に、その着信発生情報を携帯通信端末に送信し、マナーモードが解除されたとき、記憶したすべての着信発生情報を携帯通信端末に再度送信することによって、マナーモードにある携帯通信端末に対する着信を、確実に携帯通信端末に認識させるものである(たとえば特許文献6参照)。
特開2001−25059号公報 特開平7−245782号公報 特開2004−247819号公報 特開2001−268641号公報 特開2003−189365号公報 特開2002−344634号公報
第1の従来技術は、利用制限信号を受信することによって、発信を制限すると共に着信音をオフにするものであるが、位置登録確認動作(移動端末がどこに位置し、どの基地局を使用して通信するかを定期的に確認し、サーバに登録する動作)のため、あるいは着信データを取得するために、RF(Radio Frequency)信号を発信する必要があるので、電波を発信する機器が制限されているエリアでは、使用することができないという問題がある。
第2の従来技術は、モード切替信号を受信すると、携帯電話機の通話を不可とし、ページャ機能を働かせ、着信のみ可能とするものであるが、ページャ機能を設ける必要があり、ページャ機能を実現するための回路、ページャ通信網、およびページャ通信契約が必要になるという問題がある。
第3の従来技術は、位置情報報知器あるいはGPSによって、通信装置の存在する場所を認識し、通信装置を制御するものであるが、音声通話による発信の制限、着信音の鳴動の中止、動作モードの切り替え、および出力電力の制御を行っても、位置登録動作あるいは着信を行うときにRF信号を発信し、電波を発信する機器が制限されているエリアでは、使用することができないという問題がある。さらに、動作を停止させてしまうと着信もできないという問題がある。
第4の従来技術は、携帯電話使用禁止場所では、移動局装置は、着信を無音で所持者に通知する処理のみを可能とするものであるが、RF信号を発信しなければ携帯電話機の位置確認および登録処理が行えないため、交換局設備のシステム変更を伴わずに無音通知サービスを実現することができない。データ通信の場合は、データを受信する処理を行うために、RF信号を発信するので、電波を発信する機器が制限されているエリアでは、使用することができないという問題がある。
第5の従来技術は、GPS測位によって得られた現在位置が規制エリア内であると、無線部の送信機能をたとえば無線部に対する電源供給の停止等により禁止させるものであるが、無線部に対する電源供給を停止すると、着信も検出することもできないという問題がある。
第6の従来技術は、通信管理センタが、マナーモードにある携帯通信端末に対する着信があったとき、その着信に基づく着信発生情報を記憶すると共に、その着信発生情報を携帯通信端末に送信し、マナーモードが解除されたとき、記憶したすべての着信発生情報を携帯通信端末に再度送信するものである。しかし、マナーモードでは、着信するときにRF信号を発信し、電波を発信する機器が制限されているエリアでは、使用することができないという問題がある。
本発明の目的は、特定の領域で、電波を発信することなく着信の検出を可能にすることができる移動通信端末装置および移動通信端末装置と通信を行う情報処理装置を提供することである。
本発明は、RF信号を送信するRF送信手段と、
RF送信手段を制御して、無線基地局を介して他の通信端末装置に情報を発信する発信手段と、
RF信号を受信するRF受信手段と、
RF受信手段を制御して、無線基地局を介して情報処理装置から送られる、他の通信端末装置からの情報の着信を検出する着信検出手段と、
現在位置が特定領域内であるか否かを認識する特定領域認識手段と、
その特定領域認識手段によって、現在位置が特定領域内であると認識された場合、前記RF送信手段を制御して、無線基地局を介して前記情報処理装置へ、自移動通信端末装置についての位置登録確認動作を停止させて、自移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶させる信号を送信するとともに、前記着信検出手段による着信検出動作をさせながら、前記発信手段による発信動作を停止させる制御手段と、
着信を示す着信通知情報を通知する通知部とを含み、
前記RF受信手段は、前記発信手段による発信動作が停止されると、前記最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶する情報処理装置からの着信通知情報を、前記最後に通信を行った無線基地局を介して受信可能であり、
前記制御手段は、前記発信手段による発信動作が停止されてからの他の通信端末装置からの着信回数が予め定める着信回数以上となった着信を前記着信検出手段が検出した場合、その着信を示す着信通知情報を前記通知部に通知させることを特徴とする移動通信端末装置である。
本発明に従えば、発信手段によって、情報が発信され、着信検出手段によって、情報の着信が検出され、特定領域認識手段によって、現在位置が特定領域内であるか否かが認識され、制御手段によって、その特定領域認識手段によって現在位置が特定領域内であると認識された場合、前記着信検出手段による着信検出動作をさせながら、前記発信手段による発信動作が停止される。
このように、現在位置が特定領域内であると認識されると、発信手段による発信動作が停止されるので、特定領域に位置していると、情報の発信を行う発信機能を停止することができる。
また、着信回数に応じて通知を行うことができる。また移動通信端末装置がRF信号を発信しなくても、無線基地局からの通知を受信することができる。
また本発明は、RF信号を送信するRF送信手段と、
RF送信手段を制御して、無線基地局を介して他の通信端末装置に情報を発信する発信手段と、
RF信号を受信するRF受信手段と、
RF受信手段を制御して、無線基地局を介して情報処理装置から送られる、他の通信端末装置からの情報の着信を検出する着信検出手段と、
現在位置が特定領域内であるか否かを認識する特定領域認識手段と、
その特定領域認識手段によって、現在位置が特定領域内であると認識された場合、前記RF送信手段を制御して、無線基地局を介して前記情報処理装置へ、自移動通信端末装置についての位置登録確認動作を停止させて、自移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶させる信号を送信するとともに、前記着信検出手段による着信検出動作をさせながら、前記RF送信手段による送信動作を停止させる制御手段と、
着信を示す着信通知情報を通知する通知部とを含み、
前記RF受信手段は、前記RF送信手段による送信動作が停止されると、前記最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶する情報処理装置からの着信通知情報を、前記最後に通信を行った無線基地局を介して受信可能であり、
前記制御手段は、前記RF送信手段による送信動作が停止されてからの他の通信端末装置からの着信回数が予め定める着信回数以上となった着信を前記着信検出手段が検出した場合、その着信を示す着信通知情報を前記通知部に通知させることを特徴とする移動通信端末装置である。
本発明に従えば、RF送信手段によって、RF信号が送信され、RF受信手段によって、RF信号が受信され、特定領域認識手段によって、現在位置が特定領域内であるか否かが認識され、制御手段によって、その特定領域認識手段によって現在位置が特定領域内であると認識された場合、前記RF受信手段による受信動作をさせながら、前記RF送信手段による送信動作が停止される。
このように、現在位置が特定領域内であると認識されると、RF送信手段にRF信号の送信を停止させるので、一切の電波を発信することがない。
また、着信回数に応じて通知を行うことができる。また移動通信端末装置がRF信号を発信しなくても、無線基地局からの通知を受信することができる。
また本発明は、前記特定領域認識手段は、
現在位置が特定領域内であるか否かを表す情報を受信する受信手段を含み、
その受信手段が受信した前記情報に基づいて、現在位置が予め定める特定領域内であるか否かを認識することを特徴とする。
本発明に従えば、現在位置が特定領域に位置するか否かを表す情報を受信するので、移動通信端末装置は、特定領域を示す大量のデータを記憶する必要がない。
また本発明は、前記特定領域認識手段は、
現在位置を示すまたは導出するための現在位置情報を取得する取得手段と、
特定領域を示す特定領域情報を記憶する記憶手段と、
前記現在位置情報に基づく現在位置が、前記特定領域に位置するか否かを判定する特定領域判定手段とを含み、
その特定領域判定手段の判定結果に基づいて、現在位置が予め定める特定領域内であるか否かを認識することを特徴とする。
本発明に従えば、移動通信端末装置に記憶した特定領域情報に基づいて、特定領域に位置するか否かを判定するので、外部の装置が保有する特定領域情報とは独立の特定領域情報を用いることができ、かつ現在位置情報等を送受信しなくてもよい。
また本発明は、前記特定領域認識手段は、
現在位置に関連する特定領域情報を受信する受信手段をさらに含み、
その受信手段によって受信された特定領域情報を前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
本発明に従えば、現在位置に関連する特定領域情報のみを受信して、記憶手段に記憶するので、すべての特定領域情報を情報処理装置から受信する必要がなく、さらにすべての特定領域情報を移動通信端末装置に記憶する必要がない。
また本発明は、前記発信手段による発信動作の停止、または前記RF送信手段による送信動作の停止を通知する、動作停止通知手段をさらに含むことを特徴とする。
本発明に従えば、発信手段による発信動作の停止、またはRF送信手段による送信動作の停止を通知するので、移動通信端末装置が発信動作または送信動作を停止したことを認識することができる。
また本発明は、前記制御手段は、前記特定領域認識手段が現在位置を特定領域外であると認識すると、前記発信手段による発信動作の停止または前記RF送信手段による送信動作の停止を解除させることを特徴とする。
本発明に従えば、現在位置が特定領域外であると認識されると、発信手段による発信動作の停止または前記RF送信手段による送信動作の停止が解除されるので、特定領域外に出ることによって、情報の発信を行うことができる。
また本発明は、発信先を入力する入力手段と、
入力された発信先が特定の宛先であるか否かを判別する発信先判別手段とをさらに含み、
前記制御手段は、前記入力された発信先が特定の宛先であると判別された場合、前記発信手段による発信動作の停止または前記RF送信手段による送信動作の停止を解除させることを特徴とする。
本発明に従えば、特定の宛先に一致する発信先が入力されると、発信手段による発信の停止または前記RF送信手段による送信動作の停止を解除させるので、その発信先に発信することができる。
また本発明は、RF信号を送信するRF送信手段と、
RF送信手段を制御して、無線基地局を介して他の通信端末装置に情報を発信する発信手段と、
無線基地局を介して情報処理装置から送られる、他の通信端末装置からの情報の着信を検出する着信検出手段と、
発信動作の停止を指示する発信停止指示手段と、
その発信停止指示手段によって発信の停止が指示されると、前記RF送信手段を制御して、無線基地局を介して前記情報処理装置へ、自移動通信端末装置についての位置登録確認動作を停止させて、自移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶させる信号を送信するとともに、前記着信検出手段による着信検出動作をさせながら、前記発信手段による発信動作を停止させる制御手段と、
着信を示す着信通知情報を通知する通知部とを含み、
前記着信検出手段は、前記発信手段による発信動作が停止されると、前記最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶する情報処理装置からの着信通知情報を検出可能であり、
前記制御手段は、前記発信手段による発信動作が停止されてからの他の通信端末装置からの着信回数が、予め定める着信回数以上になった場合、その着信を示す着信通知情報を前記通知部に通知させることを特徴とする移動通信端末装置である。
本発明に従えば、情報を発信する発信手段と情報の着信を検出する着信検出手段とを含む移動通信端末装置は、発信の停止を指示する発信停止指示手段を有するので、発信停止指示手段の指示によって、発信手段に発信動作を停止させることができる。
また、着信回数に応じて通知を行うことができる。また移動通信端末装置が信号を発信しなくても、無線基地局からの通知を受信することができる。
また本発明は、無線基地局を介して移動通信端末装置と通信を行う通信手段と、
情報の発信動作を停止している特定移動通信端末装置を認識する特定移動通信端末認識手段と、
前記認識された特定移動通信端末装置に、他の通信端末装置から着信があった場合、前記特定移動通信端末装置の発信動作が停止されてからの着信回数が、予め定める着信回数以上になったか否かを判別する特定着信判別手段と、
その特定移動通信端末装置の発信動作が停止されてからの着信回数が、予め定める着信回数以上になったと前記特定着信判別手段が判別した場合、前記通信手段によって、その着信を示す着信通知情報を送信させる制御手段とを含み、
前記制御手段は、前記特定移動通信端末認識手段によって前記特定移動通信端末装置を認識すると、前記特定移動通信端末装置についての位置登録確認動作を停止し、前記特定移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶し、
前記通信手段は、前記特定移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局を介して前記着信通知情報を送信することを特徴とする情報処理装置である。
本発明に従えば、通信手段によって、移動通信端末装置と通信が行なわれ、特定移動通信端末認識手段によって、情報の発信動作を停止している特定移動通信端末装置が認識され、制御手段によって、前記認識された特定移動通信端末装置に、他の通信端末装置から着信があった場合、前記特定移動通信端末装置からの電波を受信していない状態であっても、前記通信手段によって、その着信を示す着信通知情報が送信される。
このように、情報の発信動作を停止している特定移動通信端末装置に対して、その特定移動通信端末装置への着信通知情報を送信するので、移動通信端末装置はその着信通知情報を受信することができる。
また、着信回数に応じて通知を行うことができる。また移動通信端末装置が信号を発信しなくても、無線基地局からの通知を行うことができる。
また本発明は、無線基地局を介して移動通信端末装置と通信を行う通信手段と、
情報の発信動作を停止している特定移動通信端末装置を認識する特定移動通信端末認識手段と、
前記認識された前記特定移動通信端末装置に、他の通信端末装置から着信があった場合、所定の条件を満足するか否かを判別する特定着信判別手段と、
他の通信端末装置と通信を行う第2の通信手段とを含み、
前記所定の条件は、他の通信端末装置から特定移動通信端末装置に着信があったとき、前記第2の通信手段が、発信元の通信端末装置に、緊急または重要であるか否かを確認するための確認情報を送信し、その確認情報に応答して返信される応答情報が、緊急または重要であることを表すという条件であり、
その特定着信判別手段が所定の条件を満足すると判別した場合、前記通信手段によって、その着信を示す着信通知情報を送信させる制御手段をさらに含み、
前記制御手段は、前記特定移動通信端末認識手段によって前記特定移動通信端末装置を認識すると、前記特定移動通信端末装置についての位置登録確認動作を停止し、前記特定移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶し、
前記通信手段は、前記特定移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局を介して前記着信通知情報を送信することを特徴とする情報処理装置である。
本発明に従えば、着信が所定の条件を満足するか否かを判定することができるので、所定の条件を満足する着信のみ、移動通信端末装置に送信することができる。
また、所定の条件は、発信元の通信端末装置から、特定の指示を受信したことを条件とするので、発信元が特定の指示を送信することができる。また移動通信端末装置が信号を発信しなくても、無線基地局からの通知を行うことができる。
また本発明は、前記特定移動通信端末装置に、他の通信端末装置から着信があった場合、その着信を示す着信記録情報を記憶する着信記録情報記憶手段をさらに含み、
前記制御手段は、前記特定移動通信端末装置が発信動作の停止を解除した場合、前記特定移動通信端末装置についての位置登録確認動作を再開するとともに、前記通信手段によって、前記記憶された着信記録情報を送信させることを特徴とする。
本発明に従えば、特定移動通信端末装置への着信を着信記録情報として記憶しておくので、オフラインモードが解除されたとき、移動通信端末装置に着信記録情報を送信することができる。
本発明によれば、現在位置が特定領域に位置していると、情報の着信を検出する着信検出機能を維持させながら、情報の発信を行う発信機能を停止するので、情報の発信を停止して、情報の着信を検出することができる。
また、着信回数に応じて通知を行うことができる。また移動通信端末装置がRF信号を発信しなくても、無線基地局からの通知を受信することができる。
また本発明によれば、現在位置が特定領域に位置していると、一切の電波を発信することがないので、電波を発信することなく着信の検出を可能にすることができる。
また、着信回数に応じて通知を行うことができる。また移動通信端末装置がRF信号を発信しなくても、無線基地局からの通知を受信することができる。
また本発明によれば、移動通信端末装置は、特定領域を示す大量のデータを記憶する必要がないので、移動通信端末装置のメモリ容量を少なくし、装置を小型化、軽量化、および低価格化することができる。
また本発明によれば、外部の装置が保有する特定領域情報とは独立の特定領域情報を用いることができ、かつ現在位置情報等を送受信しなくてもよいので、ユーザ独自の特定領域を設定することができ、さらに単独測位によって座標位置の計算を行う場合には、情報処理装置とGPS測位情報などを送受信しなくてもよいので通信料金がかからない。
また本発明によれば、すべての特定領域情報を情報処理装置から受信する必要がなく、さらにすべての特定領域情報を移動通信端末装置に記憶する必要がないので、通信情報量を減らすことができ、かつ移動通信端末装置のメモリ容量を少なくすることができる。
また本発明によれば、移動通信端末装置が発信動作または送信動作を停止したことを認識することができる。
また本発明によれば、特定領域外に出ることによって、情報の発信を行うことができる状態になる。
また本発明によれば、緊急に連絡を要する可能性のある発信先、たとえば発信番号を特定の宛先、たとえば予め定める発信番号として登録しておくことによって、オフラインモードでも、その発信番号を入力するだけで緊急の通話を行うことができる。予め定める発信番号とは、緊急特番、たとえば日本の場合であれば、警察は「110」、消防は「119」、および海上保安は「118」などの緊急特番としてメーカーが出荷時に予め登録しておく番号、あるいは所持者が独自に設定する番号である。
また本発明によれば、発信停止指示手段の指示によって、情報の発信を停止することができるので、人手操作によって、情報の発信を停止することができる。
また、着信回数に応じて通知を行うことができる。また移動通信端末装置が信号を発信しなくても、無線基地局からの通知を受信することができる。
また本発明によれば、オフラインモード中であっても、情報処理装置は着信通知情報を送信するので、移動通信端末装置は、着信通知情報を受信することができる。
また、着信回数に応じて通知を行うことができる。また移動通信端末装置が信号を発信しなくても、無線基地局からの通知を行うことができる。
また本発明によれば、所定の条件を満足する着信のみ、移動通信端末装置に送信するので、たとえば緊急性あるいは重要性のある着信のみ、移動通信端末装置に送信することができる。
また、発信元が特定の指示を送信することができるので、発信者の意思によって緊急または重要な情報を移動通信端末装置に通知することができる。また移動通信端末装置が信号を発信しなくても、無線基地局からの通知を行うことができる。
また本発明によれば、オフラインモードが解除されたとき、移動通信端末装置に着信記録情報を送信することができるので、移動通信端末装置は、オフラインモード中の着信を確実に受け取ることができる。
図1は、本発明の実施の一形態である移動通信システム1の動作を説明するための図である。この図は、移動通信端末装置である携帯電話機10が、電波の発信が許可されている通信許可エリアから、電波の発信が制限されているオフライン指定エリアに入り、その後オフライン指定エリアを出て、通信許可エリアに戻る例を示している。携帯電話機10は、時間経過と共に携帯電話機10aの位置から携帯電話機10eの位置まで移動している。
移動通信システム1は、たとえば、無線基地局またはサーバ20が設置された交換機設備である交換局(以下、無線基地局または交換局を、省略して交換局ともいう)30,31、および携帯電話機10を含む。図1は、交換局30の通話圏内を移動中の携帯電話機10の動作を説明する図である。境界線40の外側である通信許可エリアから境界線40の内側であるオフライン指定エリアに移動し、さらに境界線40を超えて通信許可エリアに移動することを示している。図1に示した点線矢印は、交換局30と携帯電話機10との間の通信方向を示す。オフライン指定エリアは、たとえば病院の建物の中など、電波の影響を受ける可能性のある電子機器などが設置されている領域である。
通信許可エリアに位置する携帯電話機10aは、通常処理を行い、たとえば交換局30を介して、他の通信端末装置と通信することができる。他の通信端末装置は、たとえば移動通信端末装置、固定電話機、およびIP電話を含む通信端末装置である。携帯電話機10が、携帯電話機10aの位置から携帯電話機10bの位置まで移動し、通信許可エリアからオフライン指定エリアに入ると、携帯電話機10は、交換局30との間でオフライン開始処理を行い、オフラインモードに移行する。
オフラインモードの携帯電話機10cは、電波、たとえばRF(Radio Frequency)信号の受信を行うが、発信は行わない。携帯電話機10が、携帯電話機10dの位置から携帯電話機10eの位置まで移動し、オフライン指定エリアから通信許可エリアに出ると、携帯電話機10は、交換局30との間でオフライン終了処理を行い、オフラインモードを解除する。通信許可エリアに戻った携帯電話機10eは、通常処理を行うことができる。
無線基地局は、位置登録確認動作を行うことによって携帯電話機10の位置を確認するが、携帯電話機10がオフライン指定エリアに入り、オフラインモードになると、携帯電話機10はRF信号を発信しないので、無線基地局は携帯電話機10の位置を位置登録確認動作によって追跡することができなくなる。しかしながら、携帯電話機10がオフライン指定エリアに入る直前まで、その携帯電話機10を収容している無線基地局は確定しているので、携帯電話機10がそのオフライン指定エリアに所在する限り、携帯電話機10は、その無線基地局からの情報を受信することができる位置に所在する。したがって、無線基地局が、オフライン指定エリアに所在する携帯電話機10を収容していることを記憶しておけば、無線基地局から携帯電話機10に情報を送信することができる。すなわち携帯電話機10がオフライン指定エリアに所在する限り、携帯電話機10がRF信号を発信しなくても、携帯電話機10は、無線基地局からの情報を受信することができる。
図2は、図1に示した携帯電話機10の構成を示すブロック図である。携帯電話機10は、無線部A11、GPS(Global Positioning System)電波受信部12、ユーザ設定データベース部13、端末情報記憶部A14、制御部A15、入力部16、および通知部17を含んで構成される。無線部A11は、RF信号を送信するRF送信部111およびRF信号を受信するRF受信部112を含み、制御部A15の指示に従い、無線基地局または交換局との間で無線通信を行う。
GPS電波受信部12は、GPS衛星からの電波を受信し、GPS測位情報を抽出して制御部A15に送出する。GPS測位情報は、現在位置を算出するための現在位置情報である。ユーザ設定データベース部13は、オフライン指定エリアを示すオフライン指定エリア情報、たとえばオフライン指定エリアを示す地図情報をデータベースとして記憶する記憶装置である。記憶装置は、たとえばフラッシュメモリなどの不揮発性の半導体メモリで構成される。オフライン指定エリア情報は、緯度、経度、高度、住所、建物名、建物の種類、電話番号、および通信の可否を示す情報のいずれかあるいはすべてを含む。オフライン指定エリア情報が、交換機30側で記憶されるときは、ユーザ設定データベース部13として記憶しなくてもよい。
端末情報記憶部A14は、通信していた交換局に関する最新の情報あるいは携帯電話機10の動作モードなどの端末情報を記憶する記憶装置であり、たとえば半導体メモリで構成される。制御部A15は、たとえばCPU(Central Processing Unit)で構成され、CPUに含まれるメモリに記憶されるプログラムを実行することによって、携帯電話機10全体の制御および演算を行うものである。
入力部16は、たとえば数字および文字などを入力するキー、ジョグダイヤル、ジョイスティック、ポインティングデバイス、マイク、カメラなどで構成され、電話番号の入力、選択、およびメールの作成などを行うための入力装置である。通知部17は、各種の状態、着信の有無、発信者番号、着信メールなどの情報をユーザに通知するための通知装置であり、たとえば液晶ディスプレイなどの表示画面を有する表示装置、スピーカなどの発音装置、振動モータなどの振動装置等である。入力装置および表示装置として、入力装置と表示装置とを一体化したタッチパネルなどを用いてもよい。
制御部A15は、GPS電波受信部12からGPS測位情報を受け取ると、緯度、経度、および高度によって特定される現在位置の座標計算を行い、ユーザ設定データベース部13に記憶されたオフライン指定エリア情報と照合し、現在位置がオフライン指定エリアに位置しているか否かの判断を行う。制御部A15はまた、GPS電波受信部12からGPS測位情報を受け取ると、受け取ったGPS測位情報を、無線部A11によってサーバ20に送信し、オフライン指定エリアに位置しているか否かの判断を依頼する。
制御部A15は、現在位置がオフライン指定エリアに位置していると判断すると、あるいは無線部A11によってサーバ20から、現在位置がオフライン指定エリアに位置しているとの判断に基づいて、オフラインモード移行の指示を受けると、オフライン開始処理を行い、オフラインモードに移行する。制御部A15は、通知部17によって、オフラインモードに移行したことをメッセージ出力あるいはアイコン表示などでユーザに通知する。オフライン開始処理では、制御部A15は、オフラインモードへの移行をサーバ20に通知し、現在位置に関連する関連オフライン指定エリア情報を、ユーザ設定データベース部13から取得して、あるいは無線部A11によってサーバ20から取得して、端末情報記憶部A14に記憶する。さらに情報の発信を行う発信機能を停止すると共に、無線部A11のRF送信部111によるRF信号の送信を停止させる。RF送信部111によるRF信号の送信を停止しても、着信処理を行う着信機能は働いており、つまりRF受信部112がRF信号を受信可能であるので、オフラインモードであっても、サーバ20からの着信を検出することができる。制御部A15は、通知部17によって、着信を検出したことをユーザに通知する。
オフラインモードでは、情報の発信を行う発信機能を停止すると共に無線部A11のRF送信部111によるRF信号の送信を停止させたが、たとえば着信機能のために若干の(短時間のまたは低出力の)電波の発信が許される場合は、着信機能のためのRF信号の送信は停止させなくてもよい。
発信機能および着信機能は、制御部A15がプログラムを実行することによって実現される機能である。このように、現在位置が、特定領域、つまりオフライン指定エリア内であると認識されると、着信検出機能による着信検出動作は維持したまま、発信機能による発信動作が停止されるので、情報の発信を停止して、情報の着信を検出することができる。
さらに、現在位置が特定領域、つまりオフライン指定エリア内であると認識されると、さらにRF送信部111によるRF信号の送信を停止させるので、一切の電波を発信することがない。したがって、現在位置が特定領域に位置していると、電波を発信することなく着信の検出を可能にすることができる。
オフラインモードでは、制御部A15は、GPS電波受信部12からGPS測位情報を受け取ると、緯度、経度、および高度によって特定される現在位置の座標計算を行い、端末情報記憶部A14に記憶した関連オフライン指定エリア情報と照合し、オフライン指定エリアに位置しているか否かの判断を行う。オフライン指定エリア外であると判断すると、オフライン終了処理を行う。オフライン終了処理では、制御部A15は、オフラインモードを解除し、すなわち、発信機能の停止を解除すると共に、無線部A11のRF送信部111によるRF信号の送信の停止を解除し、オフラインモードの解除をサーバ20に通知する。サーバ20からオフラインモード中の着信を示す着信記録情報を受信し、未受信のメッセージなどを端末情報記憶部A14に記憶するとともに通知部17によって、ユーザに通知する。
図3は、図1に示した無線基地局または交換局30に設置されるサーバ20の構成を示すブロック図である。情報処理装置であるサーバ20は、無線基地局または交換局30に設置される交換設備であり、無線部B21、オフライン指定エリアデータベース部22、留守番応答サービス部23、端末情報記憶部B24、および制御部B25を含んで構成される。
無線部B21は、携帯電話機10と無線通信を行う。オフライン指定エリアデータベース部22は、オフライン指定エリア情報、たとえばオフライン指定エリアを示す地図情報を、データベースとして記憶する磁気ディスク装置などの記憶装置である。オフライン指定エリア情報が、携帯電話機10側で記憶されるときは、オフライン指定エリアデータベース部22として記憶しなくてもよい。
留守番応答サービス部23は、携帯電話機10が応答できないときなどに、発呼あるいは電子メールを受信すると、それぞれ発呼情報あるいは受信した電子メールを記憶するなどの留守番応答サービスを行う。端末情報記憶部B24は、通常動作モード、オフラインモード、マナーモード、およびドライブモードなどの携帯電話機の動作モード、ならびに最後に通信を行った無線基地局の情報など、携帯電話機に関する状態情報を記憶する磁気ディスク装置などの記憶装置である。制御部B25は、たとえばCPUで構成され、CPUに含まれるメモリに記憶されるプログラムを実行することによって、サーバ20全体の制御および演算を行う。
制御部B25は、無線部B21によって携帯電話機10からGPS測位情報を受信すると、受信したGPS測位情報に基づいて緯度、経度、および高度によって特定される現在位置の座標計算を、AGPS(Assisted GPS)技術等によって高速かつ高精度に行い、オフライン指定エリアデータベース部22に記憶されたオフライン指定エリア情報と照合し、現在位置がオフライン指定エリアに位置しているか否かの判断を行う。
現在位置がオフライン指定エリアに位置していると判断したとき、あるいは無線部B21によって携帯電話機10からオフラインモード移行要求を受信したとき、携帯電話機10が収容されている無線基地局等の所在位置関連情報を定期的に確認して登録する位置登録確認動作を停止する。さらに現在収容されている無線基地局等の所在位置関連情報、つまり携帯電話機10が位置するオフライン指定エリアを管理する無線基地局を示す情報を端末情報記憶部B24に記憶する。サーバ20は、端末情報記憶部B24にオフライン指定エリアに所在する携帯電話機10の所在位置関連情報を記憶するので、オフラインモードの携帯電話機10からRF信号が送信されなくても、携帯電話機10が収容されている無線基地局を認識することができ、オフラインモードの携帯電話機10に対する着信などの着信通知情報を送信することができる。
制御部B25は、オフラインモードの携帯電話機10、つまり電波を受信していない状態である携帯電話機10への音声通話の着信あるいは電子メールなどの着信があるか否かを監視し、緊急または重要な着信があったとき、緊急または重要な着信を示す着信通知情報であるメッセージを作成し、携帯電話機10に送信する。緊急または重要であるか否かは、たとえばオフラインモードになってからの着信回数が所定の着信回数以上になったか否か、所定の期間内の着信回数が所定の着信回数以上になったか否か、発信者が所定の発信者であるか否か、あるいは発信者から緊急もしくは重要である旨の指示があるか否かなどの条件によって判定することができる。
緊急または重要であることを示す発信者からの指示は、たとえば発信者に緊急または重要であるか否かを確認するための確認情報を送信し、その確認情報に応答して返信される緊急または重要であることを表す応答情報によって実現することができる。具体的には、留守番応答サービス部23は、オフラインモードの携帯電話機10に対する着信を受けると、発信元の通信端末装置に、「おかけになった電話は現在オフラインモードです。お急ぎの場合は「1」をプッシュしてください」というメッセージを送信し、緊急または重要である場合は発信者に「1」を入力するように要求する。留守番応答サービス部23は、発信元の通信端末装置から「1」を表す情報を受信すると、着信が緊急または重要な着信であることを、制御部B25に通知する。制御部B25は、留守番応答サービス部23から、着信が緊急または重要な着信であることを通知されると、着信に対する着信通知情報であるメッセージを作成し、携帯電話機10に送信する。
あるいは留守番応答サービス部23は、発信元の通信端末装置に、発信者を識別するための識別情報、たとえば暗証番号の入力を要求するメッセージを送信し、発信者に暗証番号を入力するように要求する。留守番応答サービス部23は、発信元の通信端末装置から暗証番号を表す情報を受信すると、受信した暗証番号が予め登録されている暗証番号と一致するか否かを判定し、一致しているとき、着信が緊急または重要な着信であることを、制御部B25に通知する。制御部B25は、留守番応答サービス部23から、着信が緊急または重要な着信であることを通知されると、着信に対する着信通知情報であるメッセージを作成し、携帯電話機10に送信する。
このように、他の通信端末装置から特定移動通信端末装置である携帯電話機10に着信があったとき、確認情報を発信元の他の通信端末装置に送信して、その着信が着信通知情報を特定移動通信端末装置に送信すべき緊急着信であるか否かを確認するので、発信元の他の通信端末装置から、緊急または重要であることを指示することができる。したがって、発信者の意思によって緊急または重要な情報を移動通信端末装置に通知することができる。
制御部B25から携帯電話機10へ送信するメッセージは、たとえば着信が音声通話であれば、発信者番号などを送出してもよい。あるいは着信が電子メールであれば、サブジェクト、つまり件名あるいは差出人のメールアドレス、さらにはメール本文などを送出してもよい。この場合、携帯電話機10からは応答はないので、受信できる確率を上げるために複数回繰り返し送出してもよい。
緊急または重要な着信のみではなく、すべての着信を特定移動通信端末装置に通知するようにしても良い。このように、移動通信端末装置である携帯電話機10が電波を発信することができない状態であっても、サーバはその移動通信端末装置への発信者番号などを発信するので、携帯電話機10はその発信者番号などを受信することができる。したがって、オフラインモード中であっても、情報処理装置であるサーバは着信通知情報を送信するので、移動通信端末装置は、着信通知情報を受信することができる。受信した着信通知情報は、通知部17によってユーザに通知することができる。
制御部B25は、無線部B21によって携帯電話機10からオフラインモード解除通知を受け取ると、オフラインモードを解除し、その携帯電話の位置登録確認動作を再開し、オフラインモード中の携帯電話機10に対する着信を示す着信記録情報を携帯電話機10に送信する。
このように、特定領域であるオフライン指定エリア内に位置すると認識された移動通信端末装置である携帯電話機10への着信を着信記録情報として記憶しておくので、オフラインモードが解除されたとき、携帯電話機10に着信記録情報を送信することができる。したがって、携帯電話機10は、オフラインモード中の着信を確実に受け取ることができる。
図4は、図1に示した移動通信システム1によって処理される第1のオフライン処理手順を示す図である。上部に「端末」と記された図4の左側の処理手順は、図2に示した携帯電話機10が行う処理手順であり、制御部A15によって処理される。上部に「無線基地局または交換局」と記された図4の右側の処理手順は、図3に示したサーバ20が行う処理手順であり、制御部B25によって処理される。携帯電話機10の電源が投入され、制御部A15が動作可能になるとステップS1に移る。
ステップS1では、通常動作において、すなわち待ち受けおよび発呼可能状態において、GPS電波受信部12が、GPS衛星からの電波を受信して、抽出したGPS測位情報、つまり測位データをサーバ20に送信する。ステップS2では、携帯電話機10から受信したGPS測位情報に基づいて、携帯電話機10の現在位置の座標計算を行う。ステップS3では、座標計算で求めた現在位置を、オフライン指定エリアデータベース部22に記憶されたオフライン指定エリア情報と照合する。ステップS4では、座標計算で求めた現在位置がオフライン指定エリアに位置しているとき、ステップS5に進み、オフライン指定エリアに位置していないとき、ステップS2に戻る。
ステップS5では、オフライン指定エリアデータベース部22に記憶されたオフライン指定エリア情報から、座標計算で求めた現在位置が位置するオフライン指定エリアを示す関連オフライン指定エリア情報を取得する。ステップS6では、取得した関連オフライン指定エリア情報を、携帯電話機10に送信する。ステップS7では、送信された関連オフライン指定エリア情報を取得し、端末情報記憶部A14に格納する。
このように、情報処理装置であるサーバ20で、現在位置が特定領域、つまりオフライン指定エリアに位置するか否かを判定し、移動通信端末装置である携帯電話機10は、その判定結果を受信するので、オフライン指定エリアを示す大量のデータを記憶する必要がない。したがって、携帯電話機10のメモリ容量を少なくし、装置を小型化、軽量化、および低価格化することができる。
さらに、サーバ20は、処理速度の速いCPUによって現在位置の座標計算を演算することができ、かつAGPS等の座標補正技術を用いることができるので、より精度の高い座標計算を行うことができる。したがって、情報の発信を行う発信機能の停止を、より正確な位置情報に基づいて行うことができる。
ステップS8では、オフライン指定エリアに位置すると判定されたことに基づいて、オフラインモードへの移行を指示するオフラインモード移行命令を携帯電話機10に発行する。ステップS9では、サーバ20からオフラインモード移行命令を受信すると、オフラインモード移行命令を受信したことを示すオフラインモード移行命令確認をサーバ20に送り、情報の発信を行う発信機能を停止すると共に、無線部A11のRF送信部111によるRF信号の送信を停止させ、オフラインモードに移行する。ステップS10では、オフラインモード移行命令確認を受信すると、オフラインモード移行命令確認を送信した携帯電話機10がオフラインモードであること示すオフラインモード情報を、端末情報記憶部B24に記憶し、携帯電話機10の位置登録確認動作を停止する。ステップS11では、収容されている無線基地局等の所在位置関連情報を端末情報記憶部B24に記憶する。
ステップS12では、GPS電波受信部12に、GPS衛星からの電波を受信させて、GPS測位情報を抽出させる。ステップS13では、GPS電波受信部12が抽出したGPS測位情報を基に、緯度、経度、および高度によって特定される現在位置の座標計算を携帯電話機10単独で行う(以下、単独測位という)。ステップS14では、端末情報記憶部A14に記憶された関連オフライン指定エリア情報と照合し、現在位置がオフライン指定エリアに位置しているか否かを判定する。オフライン指定エリアに位置しているとき、ステップS19に進み、オフライン指定エリアに位置していないとき、ステップS22に進む。
ステップS15では、オフラインモード中の携帯電話機10宛の着信があるか否かを判定する。着信のあった携帯電話機10がオフラインモードであるか否かは、端末情報記憶部B24に記憶しているオフインモード情報によって確認することができる。着信がないとき、ステップS15に戻り、着信があるとき、ステップS16に進む。着信は、音声通話の着信あるいは電子メールなどの着信を含む。
ステップS16では、着信の内容を着信記録情報として端末情報記憶部B24に記憶し、その着信が、緊急または重要であるか否かを判定する。緊急または重要でないとき、ステップS15に戻り、緊急または重要のとき、ステップS17に進む。ステップS17では、着信した内容に基づいて、着信通知情報、たとえば緊急または重要メッセージを作成する。ステップS18では、作成した緊急または重要メッセージを携帯電話機10に送信する。
このように、着信が所定の条件を満足するか否か、たとえば緊急または重要であるか否かを判定することができるので、所定の条件を満足する着信のみ、移動通信端末装置である携帯電話機10に送信することができる。したがって、緊急性あるいは重要性のある着信のみ、携帯電話機10に送信することができる。緊急または重要な着信のみではなく、すべての着信を携帯電話機10に送信するようにしてもよい。
ステップS19では、サーバ20から緊急または重要メッセージを受信したか否かを判定する。緊急または重要メッセージを受信していないとき、ステップS12に戻り、緊急または重要メッセージを受信したとき、ステップS20に進む。ステップS20では、受信した緊急または重要メッセージを端末情報記憶部A14に記憶する。ステップS21では、緊急または重要メッセージが着信したことを示す着信情報を、通知部17に表示して、緊急または重要メッセージの着信をユーザに通知する。着信の通知は、たとえば振動、あるいはLED(Light Emitting Diode)等の発光によってユーザに通知してもよい。
ステップS22では、発信機能の停止を解除すると共に、RF送信部111によるRF信号の送信の停止を解除して、オフラインモードを解除する。ステップS23では、オフラインモードの解除を通知するためのオフラインモード解除通知をサーバ20に送信する。ステップS24では、オフラインモード解除通知を送信した携帯電話機10について、端末情報記憶部B24に記憶しているオフラインモード情報を、オフラインモードでないことを示す情報に書き換えて、オフラインモードに切り換わる直前の状態にする。ステップS25では、携帯電話機10の位置登録確認動作を再開する。
このように、携帯電話機10が関連オフライン指定エリア情報を記憶しておいて、GPS測位情報に基づいて、オフライン指定エリア外に出たか否かを判定して、オフラインモードを解除するので、情報の発信および電波の発信を行うことができる。したがって、人手操作無しに通常動作に復帰することができる。
すなわち、現在位置が特定領域、つまりオフライン指定エリア外であると認識されると、発信機能による発信動作の停止またはRF送信手段による送信動作の停止が解除されるので、特定領域外に出ることによって、情報および電波の発信を行うことができる状態になる。
さらに、オフラインモード、つまり発信動作を停止させた後、サーバ20から取得しておいた現在位置に関連する関連特定領域情報、つまり関連オフライン指定エリア情報に基づいて、現在位置が特定領域、つまりオフライン指定エリアに位置するか否かを判定するので、すべてのオフライン指定エリア情報をサーバ20から受信する必要がなく、さらにすべてのオフライン指定エリア情報を移動通信端末装置である携帯電話機10に記憶する必要がない。したがって、通信情報量を減らすことができ、かつ携帯電話機10のメモリ容量を少なくすることができる。
ステップS26では、その携帯電話機10がオフラインモード中に着信した着信であって、その携帯電話機10宛の着信を示す着信記録情報のすべてを、端末情報記憶部B24から取得する。ステップS27では、取得した着信記録情報を携帯電話機10に送信する。ステップS28では、サーバ20から着信記録情報を受信する。ステップS29では、携帯電話機10がオフラインモード中に受信した緊急または重要メッセージ、つまり着信通知情報と、サーバ20から受信した着信記録情報とを照合し、未受信の着信記録情報、およびエラーのあった着信通知情報に対応する着信記録情報を端末情報記憶部A14に格納し、着信があったことを示す着信情報を通知部17に表示して、ユーザに通知して終了する。
このように、発信停止期間中、つまりオフラインモード中にサーバ20が記憶したその携帯電話機10宛の着信を示す着信記録情報のすべてを、サーバ20から受信し、携帯電話機10がオフラインモード中に受信した緊急または重要メッセージ、つまり着信通知情報と比較するので、受信できなかったメッセージ、たとえば建物等の影響で電波の受信圏外であったため、あるいは電波状態が不安定であったために受信できなかったメッセージあるいは正しく受信できなかったメッセージを取得することができる。
すなわち発信停止期間中に情報処理装置であるサーバが受信した着信記録情報をすべて受信し、着信検出機能が検出した着信を示す着信通知情報と比較するので、対応する着信通知情報のない着信記録情報、およびエラーのあった着信通知情報に対応する着信記録情報を取得することができる。したがって、移動通信端末装置である携帯電話機10は、オフラインモード中の着信を確実に受け取ることができる。さらに、既取得の着信通知情報はサーバ20から受信せず、着信通知情報と着信記録情報とを比較してから必要なものだけを取得するようにすれば、無駄な通信が発生せず、時間とトラヒックとの節約になる。
通常動作は、ステップS1〜ステップS4の処理であり、オフライン開始処理つまりオフラインモード開始は、ステップS5〜ステップS11の処理であり、オフラインモードは、ステップS12〜ステップS21の処理であり、オフライン終了処理つまりオフラインモード終了は、ステップS22〜ステップS29の処理である。
図5は、図1に示した移動通信システム1によって処理される第2のオフライン処理手順を示す図である。図4に示した第1のオフライン処理手順では、オフライン指定エリアに位置するか否かの判定と、オフラインモード中の携帯電話機10宛の着信が緊急または重要であるか否かの判定をサーバ20で行ったが、図5に示した第2のオフライン処理手順では、これらの処理を携帯電話機10側で行うものである。図5に示した第2のオフライン処理手順は、図4に示した第1のオフライン処理手順と重複する部分があり、相違する部分について説明する。携帯電話機10の電源が投入され、制御部A15が動作可能になるとステップT1に移る。
ステップT1では、GPS電波受信部12が、GPS衛星からの電波を受信して、抽出したGPS測位情報、つまり測位データをサーバ20に送信する。ステップT2では、携帯電話機10から受信したGPS測位情報に基づいて、携帯電話機10の現在位置の座標計算を行い、座標計算で求めた座標データを、携帯電話機10に送信する。ステップT3では、受信した座標データが示す現在位置を、ユーザ設定データベース部13に記憶されたオフライン指定エリア情報と照合する。ステップT1〜ステップT3では、GPS測位情報をサーバ20に送信して、サーバ20で現在位置を求め、求めた現在位置を示す座標データを携帯電話機10に送信しているが、携帯電話機10のCPUの処理速度が速ければ、携帯電話機10が座標計算を行ってもよい。
このように、移動通信端末装置である携帯電話機10に記憶した特定領域情報、つまりオフライン指定エリア情報に基づいて、特定領域、つまりオフライン指定エリアに位置するか否かを判定するので、外部の装置、たとえば情報処理装置であるサーバ20が記憶するオフライン指定エリア情報とは独立のオフライン指定エリア情報を用いることができ、かつ現在位置情報であるGPS測位情報などを送受信しなくてもよい。したがって、ユーザ独自のオフライン指定エリアを設定することができ、さらに単独測位によって座標位置の計算を行う場合には、情報処理装置であるサーバ20とGPS測位情報などを送受信しなくてもよいので通信料金がかからない。
ステップT4では、受信した座標データが示す現在位置がオフライン指定エリアに位置しているとき、ステップT5に進み、オフライン指定エリアに位置していないとき、ステップT1に戻る。ステップT5では、ユーザ設定データベース部13に記憶されたオフライン指定エリア情報から、受信した座標データが示す現在位置が位置するオフライン指定エリアを示す関連オフライン指定エリア情報を取得する。ステップT6では、取得した関連オフライン指定エリア情報を、端末情報記憶部A14に格納する。
ステップT7では、オフラインモードへの移行を要求するオフラインモード移行要求をサーバ20に送信する。ステップT8では、携帯電話機10からオフラインモード移行要求を受信する。ステップT9では、オフラインモードへの移行の承認を示すオフラインモード移行承認を発行する。
ステップT10では、オフラインモード移行承認を受信すると、情報の発信を行う発信機能を停止すると共に、無線部A11のRF送信部111によるRF信号の送信を停止させ、オフラインモードに移行する。ステップT11では、オフラインモードに移行した携帯電話機10がオフラインモードであることを示すオフラインモード情報を、端末情報記憶部B24に記憶し、携帯電話機10の位置登録確認動作を停止する。ステップT12では、収容されている無線基地局等の所在位置関連情報を端末情報記憶部B24に記憶する。
ステップT13では、GPS電波受信部12に、GPS衛星からの電波を受信させて、GPS測位情報を抽出させる。ステップT14では、GPS電波受信部12が抽出したGPS測位情報を基に、単独測位を行う。ステップT15では、端末情報記憶部A14に記憶された関連オフライン指定エリア情報と照合し、現在位置がオフライン指定エリアに位置しているか否かを判定する。現在位置がオフライン指定エリアに位置しているとき、ステップT19に進み、オフライン指定エリアに位置していないとき、ステップT23に進む。
ステップT16では、オフラインモード中の携帯電話機10宛の着信があるか否かを判定する。着信のあった携帯電話機10がオフラインモードであるか否かは、端末情報記憶部B24に記憶しているオフラインモード情報によって確認することができる。着信がないとき、ステップT16に戻り、着信があるとき、ステップT17に進む。ステップT17では、着信の内容を着信記録情報として端末情報記憶部B24に記憶するとともに、携帯電話機10に通知するための着信通知情報、つまり着信メッセージを作成する。ステップT18では、作成した着信メッセージを携帯電話機10に送信する。
ステップT19では、サーバ20から着信メッセージを受信したか否かを判定する。着信メッセージを受信していないとき、ステップT13に戻り、着信メッセージを受信したとき、ステップT20に進む。ステップT20では、受信した着信メッセージを端末情報記憶部A14に記憶する。
ステップT21では、着信したメッセージが、緊急または重要であるか否かを判定する。緊急または重要でないとき、ステップT13に戻り、緊急または重要のとき、ステップT22に進む。ステップT22では、緊急または重要メッセージが着信したことを示す着信情報を、通知部17に表示して、緊急または重要メッセージの着信をユーザに通知する。緊急または重要であるか否かは、たとえばオフラインモードになってからの着信回数が所定の着信回数以上になったか否か、所定の期間内の着信回数が所定の着信回数以上になったか否か、あるいは発信者が所定の発信者であるか否かなどの条件によって判定することができる。
このように、着信が所定の条件を満足するか否か、たとえば緊急または重要であるか否かを判定することができるので、緊急性あるいは重要性のある着信のみユーザに通知することができる。
さらに、所定の条件を、所定の着信回数以上の着信回数、あるいは所定の時間内での所定の着信回数以上の着信回数とするので、着信回数に応じて、あるいは所定の時間内での着信回数に応じて、緊急または重要であるか否かを判定することができる。したがって、同じ相手から何度も着信があった場合、あるいは所定の時間内に同じ相手から何度も着信があった場合、その着信のみユーザに通知することができる。
さらにまた、所定の条件を、発信者を示す発信者情報、つまり所定の発信者とするので、発信者に応じて、緊急または重要であるか否かを判定することができる。したがって、特定の相手からの着信のみユーザに通知することができる。
ステップT23〜ステップT30は、図4に示したステップS22〜ステップS29に対応するので説明は省略する。
図6および図7は、図1に示した移動通信システム1によって処理される第3のオフライン処理手順を示す図である。第3のオフライン処理手順は、図1に示した第1のオフライン処理手順に、緊急を要する発信先、たとえば発信番号への発信を可能とする処理を追加したものであり、図6に示したステップU1〜ステップU18、およびステップU20〜ステップU30は、図4に示したステップS1〜ステップS18、およびステップS19〜ステップS29に対応するので、説明を省略する。
図6に示したステップU19では、入力部16によって発信番号の入力があったか否かを判定する。発信番号の入力があったとき、図7に示したステップU31に進み、発信番号の入力がなかったとき、ステップU20に進む。発信番号の入力は、キーボタンからの入力に限らず、電話帳機能によって呼び出したり、音声認識機能によって入力するなどでもよい。ステップU31では、入力された発信番号が、特定の宛先である予め登録された特定発信番号か否かを判定する。特定発信番号は、端末情報記憶部A14に予め登録しておく番号で、緊急特番、たとえば日本の場合であれば、警察は「110」、消防は「119」、および海上保安は「118」などの緊急特番としてメーカーが出荷時に予め登録しておく番号、あるいは所持者が独自に設定する番号である。入力された発信番号が特定発信番号に一致するとき、ステップU32に進み、入力された発信番号が特定発信番号に一致しないとき、図6に示したステップU12に戻る。
ステップU32では、発信機能による発信動作の停止を解除し、オフラインモードを一時解除する。ステップU33では、入力された発信番号への通話を開始する。ステップU34では、通話が完了したか否かを判定し、通話が完了しないときは、ステップU34に戻り、通話が完了するとステップU35に進む。ステップU35では、発信機能による発信動作を停止させ、オフラインモードを再開し、図6に示したステップU12に戻る。
このように、予め定める特定発信番号に一致する発信番号が入力されると、発信機能による発信動作の停止を解除するので、その発信番号に発信することができる。したがって、緊急に連絡を要する可能性のある発信番号を予め定める特定発信番号として登録しておくことによって、オフラインモードでも、その発信番号を入力するだけで緊急の通話を行うことができる。
図6および図7では、オフラインモード中のみ発信番号の入力の有無が合ったか否かを判定しているが、オフライン開始処理中およびオフライン終了処理中にも、発信番号の入力の有無が合ったか否かを判定して、緊急発信を可能にしてもよい。
さらに、予め登録された緊急発信番号か否かを判定して、緊急発信を可能にしたが、暗証番号あるいはパスワードなどの識別情報を登録させておいて、登録された識別情報が入力されたときに、オフラインモードを一時解除して、入力される発信番号に発信することができるようにしてもよい。
図8は、図1に示した移動通信システム1によって処理される第4のオフライン処理手順を示す図である。図4に示した第1のオフライン処理手順では、オフライン指定エリアに位置するか否かをサーバ20で検出してオフラインモードに移行したが、図8に示した第4のオフライン処理手順では、オフラインモードへの移行を、携帯電話機10に設けたオフラインスイッチによって行うものである。図8に示した第4のオフライン処理手順は、図4に示した第1のオフライン処理手順と重複する部分があり、相違する部分について説明する。携帯電話機10の電源が投入され、制御部A15が動作可能になるとステップV1に移る。
ステップV1では、携帯電話機10に設けたオフラインスイッチが押下されたか否かを判定する。オフラインスイッチは、たとえば入力部16に設けられるスイッチである。オフラインスイッチが押下されたとき、ステップV2に進み、オフラインスイッチが押下されないとき、ステップV1に戻る。ステップV2では、オフラインモードへの移行を要求するオフラインモード移行要求をサーバ20に送信する。ステップV3では、携帯電話機10からオフラインモード移行要求を受信する。ステップV4では、オフラインモードへの移行の承認を示すオフラインモード移行承認を発行する。
ステップV5では、オフラインモード移行承認を受信すると、情報の発信を行う発信機能を停止すると共に、無線部A11のRF送信部111によるRF信号の送信を停止させ、オフラインモードに移行する。ステップV6では、オフラインモードに移行した携帯電話機10がオフラインモードであることを示すオフラインモード情報を、端末情報記憶部B24に記憶し、携帯電話機10の位置登録確認動作を停止する。ステップV7では、収容されている無線基地局等の所在位置関連情報を端末情報記憶部B24に記憶する。
ステップV8では、携帯電話機10に設けたオフライン解除スイッチが押下されたか否かを判定する。オフライン解除スイッチは、たとえば入力部16に設けられるスイッチである。オフライン解除スイッチが押下されたとき、ステップV16に進み、オフラインスイッチが押下されないとき、ステップV13に進む。ステップV9〜ステップV23は、図4に示したステップS15〜ステップS29に対応するので、説明を省略する。
図8に示した例では、オフラインスイッチおよびオフライン解除スイッチを別のスイッチとして構成したが、スイッチを1つにして、オフラインモードでないときに押下されたとき、オフラインモードへの移行を指示し、オフラインモードで押下されたとき、オフラインモードの解除を指示すると判断してもよい。
このように、たとえばスイッチによって、オフラインモードに切り替えることができる、すなわち情報あるいは電波の発信を停止することができる。したがって、人手操作によって、着信の検出動作をさせながら、情報あるいは電波の発信を停止することができる。
図8に示した実施の形態では、オフラインモードへの移行をオフラインスイッチのみで行ったが、図4〜図7に示したGPS測位情報と併用してもよい。
さらに、オフラインモードへの移行を他の方法、たとえばオフライン指定エリアであることを示す信号を特定領域内に発信する発信装置を用意し、携帯電話機10は、その発信装置が発する信号を検出したとき、オフラインモードに移行し、発信装置からの信号を検出しなくなったとき、オフラインモードを解除するようにしてもよい。
あるいはRFID(Radio Frequency Identification)を用いてもよい。具体的には、携帯電話機10にIC(Integrated Circuit)タグを搭載し、かつオフライン指定エリアの入出力ゲートに、ICタグにアクセスするための受発信器を設置し、入出力ゲートを通過するたびに、ICタグにアクセスすることによって、オフラインモードを切り替えるようにしてもよい。または携帯電話機10にICタグにアクセスするための受発信器を搭載し、入出力ゲートにICタグを設置するようにしてもよい。
上述した実施の形態では、オフラインモードを解除したとき、ユーザには何も通知していないが、オフラインモードに切り替えたとき、およびオフラインモードを解除したとき、モードが切り替わったこと示す情報を、たとえば通知部17に表示することによって、ユーザに通知してもよい。さらに現在のモードを示すアイコンを通知部17に表示するようにしてもよい。
上述した実施の形態では、サーバ20が携帯電話機10の現在位置の座標計算、オフライン指定エリアに位置するか否かの判定、オフラインモード中の着信情報の送信および記録などの処理を行っているが、それらの処理を単一のサーバではなく複数のサーバがそれぞれ行うようにしてもよい。
上述した実施の形態では、オフラインモード中の携帯電話機10宛の着信を示す着信記録情報のすべてを、オフラインモードの解除後に、サーバ20から携帯電話機10に送信するようにしているが、オフラインモード中に携帯電話機10が着信検出できなかった着信を示す着信記録のみをサーバ20から送信するようにしてもよい。
上述した実施の形態では、移動通信端末装置がオフライン指定エリアに位置していないことを確認できた場合、あるいは特定発信番号を入力した場合など、すなわち移動通信端末装置からの要求によりオフラインモードを解除する方法を説明したが、たとえば地震や洪水などの災害やテロ行為などの事件が発生、あるいは予測される場合に、交換局側から移動通信端末装置にオフライン解除を指示し、通常の通話・通信を可能とさせたり、通話・通信の発信は規制したままで位置登録・確認動作だけを回復するなどの制御も可能である。
さらに上述した実施の形態では、移動通信端末装置として、携帯電話機10を用いた例を説明したが、PDA、ノート型パーソナルコンピュータ、およびカーナビゲーションなど通信機能を有する移動端末、ならびにその移動端末を含む移動通信システムに好適である。
本発明の実施の一形態である移動通信システム1の動作を説明するための図である。 図1に示した携帯電話機10の構成を示すブロック図である。 図1に示した無線基地局または交換局30に設置されるサーバ20の構成を示すブロック図である。 図1に示した移動通信システム1によって処理される第1のオフライン処理手順を示す図である。 図1に示した移動通信システム1によって処理される第2のオフライン処理手順を示す図である。 図1に示した移動通信システム1によって処理される第3のオフライン処理手順の第1の部分を示す図である。 図1に示した移動通信システム1によって処理される第3のオフライン処理手順の第2の部分を示す図である。 図1に示した移動通信システム1によって処理される第4のオフライン処理手順を示す図である。
符号の説明
1 移動通信システム
10 携帯電話機
11 無線部A
12 GPS電波受信部
13 ユーザ設定データベース部
14 端末情報記憶部A
15 制御部A
16 入力部
17 通知部
20 サーバ
21 無線部B
22 オフライン指定エリアデータベース部
23 留守番応答サービス部
24 端末情報記憶部B
25 制御部B
30,31 無線基地局または交換局
111 RF送信部
112 RF受信部

Claims (12)

  1. RF信号を送信するRF送信手段と、
    RF送信手段を制御して、無線基地局を介して他の通信端末装置に情報を発信する発信手段と、
    RF信号を受信するRF受信手段と、
    RF受信手段を制御して、無線基地局を介して情報処理装置から送られる、他の通信端末装置からの情報の着信を検出する着信検出手段と、
    現在位置が特定領域内であるか否かを認識する特定領域認識手段と、
    その特定領域認識手段によって、現在位置が特定領域内であると認識された場合、前記RF送信手段を制御して、無線基地局を介して前記情報処理装置へ、自移動通信端末装置についての位置登録確認動作を停止させて、自移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶させる信号を送信するとともに、前記着信検出手段による着信検出動作をさせながら、前記発信手段による発信動作を停止させる制御手段と、
    着信を示す着信通知情報を通知する通知部とを含み、
    前記RF受信手段は、前記発信手段による発信動作が停止されると、前記最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶する情報処理装置からの着信通知情報を、前記最後に通信を行った無線基地局を介して受信可能であり、
    前記制御手段は、前記発信手段による発信動作が停止されてからの他の通信端末装置からの着信回数が予め定める着信回数以上となった着信を前記着信検出手段が検出した場合、その着信を示す着信通知情報を前記通知部に通知させることを特徴とする移動通信端末装置。
  2. RF信号を送信するRF送信手段と、
    RF送信手段を制御して、無線基地局を介して他の通信端末装置に情報を発信する発信手段と、
    RF信号を受信するRF受信手段と、
    RF受信手段を制御して、無線基地局を介して情報処理装置から送られる、他の通信端末装置からの情報の着信を検出する着信検出手段と、
    現在位置が特定領域内であるか否かを認識する特定領域認識手段と、
    その特定領域認識手段によって、現在位置が特定領域内であると認識された場合、前記RF送信手段を制御して、無線基地局を介して前記情報処理装置へ、自移動通信端末装置についての位置登録確認動作を停止させて、自移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶させる信号を送信するとともに、前記着信検出手段による着信検出動作をさせながら、前記RF送信手段による送信動作を停止させる制御手段と、
    着信を示す着信通知情報を通知する通知部とを含み、
    前記RF受信手段は、前記RF送信手段による送信動作が停止されると、前記最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶する情報処理装置からの着信通知情報を、前記最後に通信を行った無線基地局を介して受信可能であり、
    前記制御手段は、前記RF送信手段による送信動作が停止されてからの他の通信端末装置からの着信回数が予め定める着信回数以上となった着信を前記着信検出手段が検出した場合、その着信を示す着信通知情報を前記通知部に通知させることを特徴とする移動通信端末装置。
  3. 前記特定領域認識手段は、
    現在位置が特定領域内であるか否かを表す情報を受信する受信手段を含み、
    その受信手段が受信した前記情報に基づいて、現在位置が予め定める特定領域内であるか否かを認識することを特徴とする請求項1または2に記載の移動通信端末装置。
  4. 前記特定領域認識手段は、
    現在位置を示すまたは導出するための現在位置情報を取得する取得手段と、
    特定領域を示す特定領域情報を記憶する記憶手段と、
    前記現在位置情報に基づく現在位置が、前記特定領域に位置するか否かを判定する特定領域判定手段とを含み、
    その特定領域判定手段の判定結果に基づいて、現在位置が予め定める特定領域内であるか否かを認識することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の移動通信端末装置。
  5. 前記特定領域認識手段は、
    現在位置に関連する特定領域情報を受信する受信手段をさらに含み、
    その受信手段によって受信された特定領域情報を前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項4に記載の移動通信端末装置。
  6. 前記発信手段による発信動作の停止、または前記RF送信手段による送信動作の停止を通知する、動作停止通知手段をさらに含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の移動通信端末装置。
  7. 前記制御手段は、前記特定領域認識手段が現在位置を特定領域外であると認識すると、前記発信手段による発信動作の停止または前記RF送信手段による送信動作の停止を解除させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の移動通信端末装置。
  8. 発信先を入力する入力手段と、
    入力された発信先が特定の宛先であるか否かを判別する発信先判別手段とをさらに含み、
    前記制御手段は、前記入力された発信先が特定の宛先であると判別された場合、前記発信手段による発信動作の停止または前記RF送信手段による送信動作の停止を解除させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の移動通信端末装置。
  9. RF信号を送信するRF送信手段と、
    RF送信手段を制御して、無線基地局を介して他の通信端末装置に情報を発信する発信手段と、
    無線基地局を介して情報処理装置から送られる、他の通信端末装置からの情報の着信を検出する着信検出手段と、
    発信動作の停止を指示する発信停止指示手段と、
    その発信停止指示手段によって発信の停止が指示されると、前記RF送信手段を制御して、無線基地局を介して前記情報処理装置へ、自移動通信端末装置についての位置登録確認動作を停止させて、自移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶させる信号を送信するとともに、前記着信検出手段による着信検出動作をさせながら、前記発信手段による発信動作を停止させる制御手段と、
    着信を示す着信通知情報を通知する通知部とを含み、
    前記着信検出手段は、前記発信手段による発信動作が停止されると、前記最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶する情報処理装置からの着信通知情報を検出可能であり、
    前記制御手段は、前記発信手段による発信動作が停止されてからの他の通信端末装置からの着信回数が、予め定める着信回数以上になった場合、その着信を示す着信通知情報を前記通知部に通知させることを特徴とする移動通信端末装置。
  10. 無線基地局を介して移動通信端末装置と通信を行う通信手段と、
    情報の発信動作を停止している特定移動通信端末装置を認識する特定移動通信端末認識手段と、
    前記認識された特定移動通信端末装置に、他の通信端末装置から着信があった場合、前記特定移動通信端末装置の発信動作が停止されてからの着信回数が、予め定める着信回数以上になったか否かを判別する特定着信判別手段と、
    その特定移動通信端末装置の発信動作が停止されてからの着信回数が、予め定める着信回数以上になったと前記特定着信判別手段が判別した場合、前記通信手段によって、その着信を示す着信通知情報を送信させる制御手段とを含み、
    前記制御手段は、前記特定移動通信端末認識手段によって前記特定移動通信端末装置を認識すると、前記特定移動通信端末装置についての位置登録確認動作を停止し、前記特定移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶し、
    前記通信手段は、前記特定移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局を介して前記着信通知情報を送信することを特徴とする情報処理装置。
  11. 無線基地局を介して移動通信端末装置と通信を行う通信手段と、
    情報の発信動作を停止している特定移動通信端末装置を認識する特定移動通信端末認識手段と、
    前記認識された前記特定移動通信端末装置に、他の通信端末装置から着信があった場合、所定の条件を満足するか否かを判別する特定着信判別手段と、
    他の通信端末装置と通信を行う第2の通信手段とを含み、
    前記所定の条件は、他の通信端末装置から特定移動通信端末装置に着信があったとき、前記第2の通信手段が、発信元の通信端末装置に、緊急または重要であるか否かを確認するための確認情報を送信し、その確認情報に応答して返信される応答情報が、緊急または重要であることを表すという条件であり、
    その特定着信判別手段が所定の条件を満足すると判別した場合、前記通信手段によって、その着信を示す着信通知情報を送信させる制御手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記特定移動通信端末認識手段によって前記特定移動通信端末装置を認識すると、前記特定移動通信端末装置についての位置登録確認動作を停止し、前記特定移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局の情報を記憶し、
    前記通信手段は、前記特定移動通信端末装置が最後に通信を行った無線基地局を介して前記着信通知情報を送信することを特徴とする情報処理装置。
  12. 前記特定移動通信端末装置に、他の通信端末装置から着信があった場合、その着信を示す着信記録情報を記憶する着信記録情報記憶手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記特定移動通信端末装置が発信動作の停止を解除した場合、前記特定移動通信端末装置についての位置登録確認動作を再開するとともに、前記通信手段によって、前記記憶された着信記録情報を送信させることを特徴とする請求項10または11に記載の情報処理装置。
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