JP4631735B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、機体前部にブームやアーム等のアタッチメントが搭載された建設機械に関するものである。
前記建設機械には、従来から、前記アタッチメントとの間で機体の重量バランスを図るために、機体後部にカウンタウェイトが設けられたものが知られている。
この種の建設機械には、前記カウンタウェイトを後部に配するとともに当該カウンタウェイトと協働して機体上方を覆うボンネットを備え、このボンネット内の熱を前記カウンタウェイトに形成された排風口を通して機体の後方へ排出するものが知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1の建設機械は、ボンネットの内側で前記カウンタウェイトの前方に配設された冷却ファンを備え、この冷却ファンによって前記排風口を通してボンネットの外側へ熱を逃がすようになっている。
特開平10−183687号公報(特に、図3参照)
前記特許文献1の建設機械では、冷却ファンから送られた風の一部が、当該冷却ファンとカウンタウェイトとの間から左右方向に反れて再び冷却ファンに吸い込まれ、ボンネット内で循環することになる。このような循環をする風の流量が大きいほど、ボンネットの外側へ排出される熱量が低減し、その分、ボンネット内の冷却効率が低下するため、このような循環流の抑制が大きな課題となる。
ここで、冷却ファンとカウンタウェイトとの間隔を狭めるように、当該冷却ファン又はカウンタウェイトの配置を変更することが考えられるが、これら冷却ファン又はカウンタウェイトは、予め設定されたレイアウト等の制限により、配置変更することが困難だった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ボンネット内の冷却効率を向上させることができる建設機械を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、機体前部にアタッチメントが搭載される建設機械であって、機体後部に設けられ、前後方向に貫通する通風口が形成されたカウンタウェイトと、このカウンタウェイトの前方に設けられるとともに当該カウンタウェイトと協働して機体上方を覆うボンネットと、このボンネット内で前記カウンタウェイトの前方に設けられ、ボンネット内の気体を前記通風口側へ送る冷却ファンを含む冷却器と、この冷却器と前記カウンタウェイトとの間に設けられ、前記冷却ファンから送られた風が前記冷却器とカウンタウェイトとの間から前記通風口の左右方向の外側へ反れるのを抑制する抑制部材とを備え、前記通風口は、前記カウンタウェイトの左右方向の略中央位置に設けられ、前記通風口の左右方向の外側の両範囲のうちの一方の範囲には、前記ボンネット及びカウンタウェイトによって囲まれたエンジンルームが形成されているとともに、前記抑制部材は、前記通風口の左右両外側のうち前記エンジンルーム側に設けられた第1の抑制片と、反対側に設けられた第2の抑制片とを含み、前記第1の抑制片は、前記通風口の左右両縁部のうち前記エンジンルーム側のエンジンルーム側縁部の上下方向の範囲において冷却器とカウンタウェイトとの間に介在する隙間の一部のみを塞ぐように配設され、この第1の抑制片により塞がれていない空間が、前記第1の抑制片と第2の抑制片とにより挟まれる空間と、前記エンジンルーム内の空間とを連通する連通孔を形成していることを特徴とする請求項1に記載の建設機械を提供する。
本発明によれば、抑制部材によって冷却ファンから送られた風が通風口の左右方向の外側へ反れるのを抑制することができるので、冷却ファンにより送られた風のうち、通風口を通してボンネットの外側へ排出される風の量を多くすることができる。
したがって、本発明によれば、ボンネット内で循環する気体の量を低減することによりボンネット内の冷却効率を向上させることができる。
また、本発明によれば、連通孔が形成されているので、エンジンルーム内の気体を第1の抑制片と第2の抑制片とにより挟まれる空間に導いて、この気体を冷却ファンによって通風口を通してボンネットの外側へ排出することができる。
したがって、本発明によれば、エンジンルーム内の冷却効率をも向上させることができる。
具体的に、前記第1の抑制片を、前記冷却器とカウンタウェイトとに密着させ、かつ、前記エンジンルーム側縁部の上下方向の範囲において冷却器とカウンタウェイトとの間に介在する隙間の上下方向の一部の領域のみに設けることにより、前記連通孔を形成することができる。
このようにすれば、カウンタウェイトと冷却器との間に抑制片の厚み寸法に対応した比較的大きな開口面積の連通孔を形成することができるので、抑制片とカウンタウェイト又は冷却器との間に微小の隙間を形成する場合と異なり、当該隙間を通過する気体により騒音が発生することを抑制することができる。
前記建設機械において、前記冷却器は、エンジンの冷却水を冷却するためのラジエータと、前記ラジエータを収納する収納部材と、この収納部材から後方に延びるダクトと、このダクトの内側に設けられるとともに前記ダクト内の空気を後方に送る冷却ファンとを含み、前記第1の抑制片及び第2の抑制片は、それぞれ前記ダクトと前記カウンタウェイトとの間に設けられていることが好ましい。
前記建設機械において、前記冷却器は、前記ダクトの後端面に固定された左右一対のブラケットをさらに含み、前記第1の抑制片及び第2の抑制片は、それぞれ前記ブラケットに固着されていることが好ましい。
本発明によれば、ボンネット内の冷却効率を向上させることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るホイール式ショベルの全体構成を示す、(a)は側面図、(b)は背面図である。
図1を参照して、建設機械の一例としてのホイール式ショベル1は、タイヤ2aを有する下部走行体2と、この下部走行体2上に搭載される上部旋回体3と、この上部旋回体3の前部に起伏自在に装備されたアタッチメント4とを備えている。
アタッチメント4は、ブーム5と、このブーム5の先端部に連結されるアーム6とから構成されており、そのアーム6の先端部にバケット7が揺動自在に取り付けられ、前記ブーム5の基端部が上部旋回体3に対し起伏軸8(図2参照)回りに起伏自在に支持されている。
図2は、上部旋回体の要部を示す平面図である。
図1及び図2を参照して、上部旋回体3は、下部走行体2上に旋回自在に保持される旋回フレーム9と、この旋回フレーム9上にそれぞれ設けられたキャブ10、カウンタウェイト11、ボンネット12、エンジン14及び冷却器15とを備えている。なお、キャブ10内に着座した乗員の方向を用いて以下説明する。
旋回フレーム9には、左右略中央位置で前後方向に延びる左右一対の縦板16、縦板17がそれぞれ立設されている。これら縦板16、17のうち、右側の縦板16の右方位置には、エンジン14が設けられている。
また、各縦板16、17の前部には、前記アタッチメント4を支持する起伏軸8が左右方向に懸架されている。
一方、旋回フレーム9の後部には、前記アタッチメント4との間で機体の重量バランスを図るためのカウンタウェイト11が設けられている。カウンタウェイト11は、旋回フレーム9の後縁部に沿った平面円弧状の鋳造部材であり、旋回フレーム9の後縁部上に立設されている。
また、図1の(b)に詳しく示すように、カウンタウェイト11には、このカウンタウェイト11を左右略中央位置で前後方向に貫通する通風口18が形成されている。
ボンネット12は、前記カウンタウェイト11を後面として、旋回フレーム9の上方を覆うようになっている。
具体的に、ボンネット12は、キャブ10及び起伏軸8を開放しながら旋回フレーム9の上方を被覆可能な平面形状とされた天板19と、旋回フレーム9の左右の縁部に沿った側板20とを備え、これら両板19、20とカウンタウェイト11とによってエンジン14及び冷却器15を覆うようになっている。すなわち、ボンネット12により冷却器15の右方の範囲にエンジンルームR1が形成されている。
図3は、図2の冷却器の一部を拡大して示す、(a)は左側面図、(b)は背面図、(c)は右側面図をそれぞれ示したものである。図4は、図3のIV―IV線断面図に相当する図である。
図2〜図4を参照して、冷却器15は、前記カウンタウェイト11の通風口18の前方に設けられている。
具体的に、冷却器15は、前記エンジン14のオイルを冷却するオイルクーラ21と、エンジン14の冷却水を冷却するラジエータ22と、これらオイルクーラ21及びラジエータ22を収納する収納ボックス23と、この収納ボックス23から後方に延びるダクト24と、このダクト24内の空気を後方に排出する冷却ファン25と、前記ダクト24の後端面に固定された左右一対のブラケット26と、このブラケット26にそれぞれ設けられた左右一対の抑制片27a(第1の抑制片)、抑制片27b(第2の抑制片)とを備えている。
収納ボックス23は、オイルクーラ21及びラジエータ22を左右に並べて収納するようになっている。この収納ボックス23の後面には、オイルクーラ21及びラジエータ22から発せられる熱を後方へ導く案内孔28が前後に貫通して形成されている。
ダクト24は、前記案内孔28を左右及び上下に取り囲むように断面四角形の筒状に形成され、その4辺が上下及び左右方向にそれぞれ沿うように配置されている。また、ダクト24は、後方へ向けて先窄まりの形状とされて、その後部の開口面積が前記通風口18の開口面積よりも大きく設定されている(図3の(b)参照)。
冷却ファン25は、前記ダクト24に対しその後方から挿入されており、当該ダクト24内の空気を通風口18側(後方)へ送るようになっている。したがって、冷却ファン25の駆動によりダクト24内の熱が通風口18を通してボンネット12の外側へ排出されることになる。
各ブラケット26は、それぞれ単一の金属板が上下方向に沿った稜線に沿って曲げ加工されたものである。これらブラケット26は、前記ダクト24の後端面の左右にそれぞれ設けられている。すなわち、各ブラケット26は、ダクト24の上下方向に沿った2辺の後端面にそれぞれ設けられている。
各抑制片27a、27bは、前記各ブラケット26の後端面にそれぞれ固着されているとともに、カウンタウェイト11に対し圧接した状態で設けられ、冷却ファン25により送られた風が、図4の矢印Y1に示すように、冷却器15とカウンタウェイト11との間を通して通風口18の左右外側へ反れるのを抑制するようになっている。
具体的に、各抑制片27a、27bは、発砲ウレタン等の弾性を有する合成樹脂により形成されている。また、各抑制片27a、27bは、図3の(b)に示すように、前記カウンタウェイト11の通風口18の左右両縁部よりも広い上下範囲に設けられている。
そして、各抑制片27a、27bは、図3の(b)のハッチングで示す部分が、前記カウンタウェイト11の前面との間で挟持されるようになっている。具体的に、前記カウンタウェイト11には、図4に示すように、その通風口18の左右の縁部に沿って上下に延びる左右一対のリブ29、リブ30が設けられ、これらリブ29、30と前記ブラケット26の後端面との間で抑制片27a、27bが挟持されている。
以下、前記ホイール式ショベル1のボンネット12内の冷却作用について、図4を参照して説明する。
前記オイルクーラ21やラジエータ22から発生する熱は、収納ボックス23の案内孔28を通って後方へ案内され、この熱は、冷却ファン25によってさらに後方へ導かれる。
ここで、本実施形態では、通風口18の左右両縁部の上下方向の全範囲にわたり抑制片27a、27bが設けられている(図3参照)ので、当該抑制片27a、27bが設けられていない場合のように冷却ファン25によって導かれた風が、図4の矢印Y1に示すように通風口18の手前側の位置で左右方向に反れてしまうことを確実に阻止することができる。
したがって、冷却ファン25により導かれた風は、そのほとんど全量が、矢印Y2に示すように通風口18を通してボンネット12(カウンタウェイト11)の外側へ導かれることになる。
以上説明したように、前記ホイール式ショベル1によれば、抑制片27a、27bによって冷却ファン25から送られた風が通風口18の左右方向の外側へ反れるのを抑制することができるので、冷却ファン25により送られた風のうち、通風口18を通してボンネット12の外側へ排出される風の量を多くすることができる。
したがって、前記ホイール式ショベル1によれば、ボンネット12内で循環する気体の量を低減することによりボンネット12内の冷却効率を向上させることができる。
抑制片27a、27bを通風口18の左右両外側位置でカウンタウェイト11と冷却器15(ブラケット26)とにそれぞれ密着させた前記実施形態によれば、カウンタウェイト11と冷却器15との間の隙間を生めるように抑制片27a、27bを設けることにより、当該隙間を通した気体の流通を抑制することができる。
抑制片27a、27bをカウンタウェイト11と冷却器15との間で弾性変形させた状態で設けた前記実施形態によれば、各抑制片27a、27bの厚み寸法をカウンタウェイト11と冷却器15との間隔よりも若干大きな寸法として、この抑制片27a、27bをカウンタウェイト11と冷却器15との間に挟持させることにより、冷却器15により送られた風がカウンタウェイト11と冷却器15との間を通るのを抑制することができるので、当該抑制片27a、27bの寸法制度を緩和しながらボンネット12内の冷却効率を向上することができる。
抑制片27a、27bの前端部がブラケット26(冷却器15)に固着されているとともに後端部がカウンタウェイト11に圧接された構成によれば、冷却器15に抑制片27a、27bを予め固着した構成とすることができるので、カウンタウェイト11と冷却器15とを組み付ける際に、抑制片27a、27bをカウンタウェイト11と冷却器15との間に保持しておくといった手間をなくすことができ、組み付け作業の作業性を向上することができる。
さらに、抑制片27a、27bを冷却器15から後方へ突出する各ブラケット26の後端面に固着した構成によれば、カウンタウェイト11と冷却器15との隙間をブラケット26によってある程度狭めた上で、このブラケット26に対し抑制片27a、27bを設けることによりカウンタウェイト11と冷却器15のそれぞれに対し抑制片27a、278bを密着させることができる。
したがって、冷却器15からの各ブラケット26の突出寸法の分だけ、抑制片27a、27bの厚み寸法を低減することができるので、カウンタウェイト11と冷却器15との間隔に対応した厚肉の抑制片27a、27bを使用する場合よりも当該抑制片27a、27bのコストを低減することができる。
なお、前記実施形態では、カウンタウェイト11の通風口18の縁部の上下全範囲にわたり抑制片27a、27bを設けるようにしているが、図5に示すように、通風口18の縁部の上下範囲のうちの一部に抑制片27a、27bを設けることもできる。
具体的に、各抑制片27a、27bのうち少なくとも前記エンジンルームR1側(右側)に設けられた抑制片27aを2分割してこれらを上下に離間して設けることにより、冷却器15とカウンタウェイト11との間に介在する隙間の一部のみを塞ぐようにし、抑制片27aにより塞がれていない空間が、両抑制片27a、27bにより挟まれる空間と、エンジンルームR1内の空間とを連通する連通孔31を形成している。
この実施形態によれば、連通孔31が形成されているので、エンジンルームR1内の気体を両抑制片27a、27bにより挟まれる空間に導いて、この気体を冷却ファン15によって通風口18を通してボンネット12の外側へ排出することができる。
したがって、この構成によれば、エンジンルームR1内の冷却効率をも向上させることができる。
ここで、左側の抑制片27bについても前記連通孔31に相当する開口を形成することもできるが、この開口は前記連通孔31よりも小さな開口面積にする必要がある。
このように構成することにより、抑制片27bが設けられていない領域を通して両抑制片27a、27bにより挟まれる空間内に流入される気体よりも多量の気体を、連通孔31を通してエンジンルームR1から両抑制片27a、27bに挟まれる空間へ流入させることができるので、ボンネット12内の空間のうちエンジンルームR1内の冷却効率を優先して向上させることができる。
そして、前記実施形態のように、2分割した抑制片27aの間に連通孔31を形成するようにした構成によれば、カウンタウェイト11と冷却器15との間に各抑制片27aの厚み寸法に対応した比較的大きな開口面積の連通孔31を形成することができるので、抑制片27aとカウンタウェイト11又は冷却器15との間に微小間隔の開口を形成する場合と異なり、当該開口を通過する気体により騒音が発生するのを抑制することができる。
一方、図示は省略するが、抑制片27a、27bと冷却器15又はカウンタウェイト11とを離間して配設した場合、例えば、前記リブ29、30の一部を省略した部分を形成した場合にも、冷却器15とカウンタウェイト11との間に前記連通孔31に相当する開口を形成することができる。
このように構成した場合にも、前記矢印Y2のように、開口を通して、エンジンルームR1内の気体をボンネット12の外側へ排出して当該ボンネット12内の冷却を行うことができる。
また、前記各実施形態では、冷却器15(各ブラケット26)に対し各抑制片27a、27bを固着した構成について説明したが、各抑制片27a、27bをカウンタウェイト11に固着することもできる。
すなわち、カウンタウェイト11の通風口18の左右の縁部に対し各抑制片27a、27bを固定しておき、当該カウンタウェイト11と各ブラケット26との間で各抑制片27a、27bを挟持するように構成した場合にも、前述した効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係るホイール式ショベルの全体構成を示す、(a)は側面図、(b)は背面図である。 上部旋回体の要部を示す平面図である。 図2の冷却器の一部を拡大して示す、(a)は左側面図、(b)は背面図、(c)は右側面図をそれぞれ示したものである。 図3のIV―IV線断面図に相当する図である。 別の実施形態に係るホイール式ショベルの要部を示す、(a)は図3(b)相当図、(b)は(a)のVb―Vb線断面図である。
R1 エンジンルーム
1 ホイール式ショベル
3 上部旋回体
4 アタッチメント
11 カウンタウェイト
12 ボンネット
14 エンジン
15 冷却器
18 通風口
23 収納ボックス
24 ダクト
25 冷却ファン
26 ブラケット
27 規制部材
28 案内孔
29 リブ
30 リブ

Claims (4)

  1. 機体前部にアタッチメントが搭載される建設機械であって、
    機体後部に設けられ、前後方向に貫通する通風口が形成されたカウンタウェイトと、
    このカウンタウェイトの前方に設けられるとともに当該カウンタウェイトと協働して機体上方を覆うボンネットと、
    このボンネット内で前記カウンタウェイトの前方に設けられ、ボンネット内の気体を前記通風口側へ送る冷却ファンを含む冷却器と、
    この冷却器と前記カウンタウェイトとの間に設けられ、前記冷却ファンから送られた風が前記冷却器とカウンタウェイトとの間から前記通風口の左右方向の外側へ反れるのを抑制する抑制部材とを備え、
    前記通風口は、前記カウンタウェイトの左右方向の略中央位置に設けられ、
    前記通風口の左右方向の外側の両範囲のうちの一方の範囲には、前記ボンネット及びカウンタウェイトによって囲まれたエンジンルームが形成されているとともに、
    前記抑制部材は、前記通風口の左右両外側のうち前記エンジンルーム側に設けられた第1の抑制片と、反対側に設けられた第2の抑制片とを含み、
    前記第1の抑制片は、前記通風口の左右両縁部のうち前記エンジンルーム側のエンジンルーム側縁部の上下方向の範囲において冷却器とカウンタウェイトとの間に介在する隙間の一部のみを塞ぐように配設され、この第1の抑制片により塞がれていない空間が、前記第1の抑制片と第2の抑制片とにより挟まれる空間と、前記エンジンルーム内の空間とを連通する連通孔を形成していることを特徴とす建設機械。
  2. 前記第1の抑制片は、前記冷却器とカウンタウェイトとに密着し、かつ、前記エンジンルーム側縁部の上下方向の範囲において冷却器とカウンタウェイトとの間に介在する隙間の上下方向の一部の領域のみに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記冷却器は、エンジンの冷却水を冷却するためのラジエータと、前記ラジエータを収納する収納部材と、この収納部材から後方に延びるダクトと、このダクトの内側に設けられるとともに前記ダクト内の空気を後方に送る冷却ファンとを含み、
    前記第1の抑制片及び第2の抑制片は、それぞれ前記ダクトと前記カウンタウェイトとの間に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建設機械。
  4. 前記冷却器は、前記ダクトの後端面に固定された左右一対のブラケットをさらに含み、
    前記第1の抑制片及び第2の抑制片は、それぞれ前記ブラケットに固着されていることを特徴とする請求項3に記載の建設機械。
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