JP4631480B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、タイヤ幅方向における位置によって傾斜角度が異なるコードを有するベルト層を備える空気入りタイヤに関するものである。
空気入りタイヤのベルト層のベルト構造は、タイヤ性能に影響を及ぼすものである。特に、ベルト構造のうちコードの傾斜角度、すなわちタイヤ周方向に対するコードの角度は、タイヤの性能に多大な影響を与えるものである。従って、従来においては、特許文献1,2に示すように、ベルト層(ベルト)をタイヤ幅方向に複数の領域に分割し、分割された各領域におけるコードの傾斜角度を変化させることで、タイヤの性能を向上させる技術が提案されている。
特開平1−208202号公報 特許第3466703号公報
ところで、上記コードの傾斜角度を変化させることで、タイヤ性能のうち耐久性、操縦安定性、乗り心地性が変化することが知られている。例えば、ベルト層のコードの傾斜角度を一律に小さくすると、コードの引張り剛性および面内曲げ剛性が高くなる。このコードの引張り剛性および面内曲げ剛性は、それぞれ耐久性および高荷重時あるいは低荷重時における操縦安定性に密接な関係を有している。従って、このコードの引張り剛性および面内曲げ剛性が高くなると、耐久性および高荷重時における操縦安定性が向上することとなる。しかし、それと同時に面外曲げ剛性も高くなる。この面外曲げ剛性は、乗り心地性に密接な関係を有している。従って、この面外曲げ剛性が高くなると、突起乗り越し時の衝撃力が大きくなり乗り心地性が低下することとなる。
一方、ベルト層のコードの傾斜角度を一律に大きくすると、面内曲げ剛性および面外曲げ剛性が低くなる。従って、低荷重時における操縦安定性が向上するとともに、突起乗り越し時の衝撃力が小さくなるため、乗り心地性が向上することとなる。しかし、それと同時に引張り剛性が低くなる。従って、耐久性が低下することとなる。
以上のように、ベルト層の全領域で、コードの傾斜角度を一律に変化させても、タイヤ性能のいずれかが向上し、このタイヤ性能のいずれかが低下することとなる。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、耐久性、操縦安定性、乗り心地性に対する要求を満たすことができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明では、タイヤ赤道面に対して傾斜するコードを有する層からなるベルト層を備える空気入りタイヤにおいて、前記ベルト層のコードは、前記タイヤ赤道面から当該ベルト層のタイヤ幅方向におけるベルト端部までの間に、当該タイヤ赤道面から前記ベルト端部に向かってセンタ領域、ショルダー領域、エッジ領域を有し、前記センタ領域とショルダー領域との第1分割点は、前記タイヤ赤道面から前記ベルト端部に向かって、当該タイヤ赤道面から当該ベルト端部までの幅の0.2〜0.4倍の範囲内に位置し、ショルダー領域とエッジ領域との第2分割点は、前記各層がタイヤ径方向において重なり合う領域と重なり合わない領域とのタイヤ幅方向における境界に位置し、前記センタ領域におけるコードの傾斜角度αcと、前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsとが異なり、前記エッジ領域におけるコードの傾斜角度α e と、前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度α s とが異なることを特徴とする。
なお、上記空気入りタイヤにおいて、前記エッジ領域におけるコードの傾斜角度αeと、前記センタ領域におけるコードの傾斜角度αcとが異なることが好ましい。
また、上記空気入りタイヤにおいて、上記空気入りタイヤにおいて、前記センタ領域におけるコードの傾斜角度αcと前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsとの差、あるいは当該ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsと前記エッジ領域におけるコードの傾斜角度αeとの差のうちいずれか一方が5°以上であることが好ましい。
また、上記空気入りタイヤにおいて、前記センタ領域におけるコードの傾斜角度αcと前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsとの差、あるいは当該ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsと前記エッジ領域におけるコードの傾斜角度αeとの差のうちいずれか一方が10°以下であることが好ましい。
これらの発明によれば、第1分割点で分割されたセンタ領域とショルダー領域、それぞれにおけるコードの傾斜角度αc,αsを異ならせる。例えば、ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsと対してセンタ領域におけるコードの傾斜角度αcを大きくあるいは小さくする。これにより、引張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性のうち、特に引張り剛性に対する面内曲げ剛性の大きさを変化させることができる。
また、第2分割点で分割されたショルダー領域とエッジ領域、それぞれにおけるコードの傾斜角度α c ,α e を異ならせる。例えば、ショルダー領域におけるコードの傾斜角度α s と対してエッジ領域におけるコードの傾斜角度α e を大きくあるいは小さくする。これにより、引張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性のうち、特に面外曲げ剛性の大きさを変化させることができる。
また、この発明では、上記空気入りタイヤにおいて、前記センタ領域におけるコードの傾斜角度αcが前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsよりも大きく、前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsがエッジ領域におけるコードの傾斜角度αeよりも小さいことを特徴とする。
この発明によれば、引張り剛性に対して面内曲げ剛性を大きくすることができるとともに、引っ張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性をさらに小さくすることができる。
また、この発明では、上記空気入りタイヤにおいて、前記センタ領域におけるコードの傾斜角度αcが前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsよりも大きく、前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsがエッジ領域におけるコードの傾斜角度αeよりも大きいことを特徴とする。
この発明によれば、引張り剛性に対して面内曲げ剛性を大きくすることができるとともに、引っ張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性をさらに大きくすることができる。
また、この発明では、上記空気入りタイヤにおいて、前記センタ領域におけるコードの傾斜角度αcが前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsよりも小さく、前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsがエッジ領域におけるコードの傾斜角度αeよりも小さいことを特徴とする。
この発明によれば、引張り剛性に対して面内曲げ剛性を小さくすることができるとともに、引っ張り剛性および面外曲げ剛性をさらに小さくすることができる。
また、この発明では、上記空気入りタイヤにおいて、前記センタ領域におけるコードの傾斜角度αcが前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsよりも小さく、前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsがエッジ領域におけるコードの傾斜角度αeよりも大きいことを特徴とする。
この発明によれば、引張り剛性に対して面内曲げ剛性を小さくすることができるとともに、引っ張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性をさらに大きくすることができる。
この発明にかかる空気入りタイヤは、引張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性をセンタ領域、ショルダー領域、エッジ領域、それぞれにおけるコードの傾斜角度αc,αs,αeを異ならせることで、要求される耐久性、操縦安定性、乗り心地性となる引張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性とすることができるという効果を奏する。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、以下の実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。なお、以下の実施例では、空気入りタイヤとして、乗用車などに装着される空気入りタイヤについて説明するが、これに限定されるものではなく、トラック、バスなどに装着される重荷重用空気入りタイヤに用いても良い。
図1は、この発明にかかる空気入りタイヤの構成例を示す図である。図2は、この発明にかかる空気入りタイヤのベルト層の構成例を示す図である。図3は、引張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性引とコードの傾斜角度との関係説明図である。図4−1〜2は、各領域におけるコード傾斜角度と引張り剛性との関係を示す要因効果図である。図5−1〜2は、各領域におけるコード傾斜角度と面内曲げ剛性との関係を示す要因効果図である。図6−1〜2は、各領域におけるコード傾斜角度と面外曲げ剛性との関係を示す要因効果図である。なお、図1は、この発明にかかる空気入りタイヤのタイヤ周方向断面である。
図1、図2に示すように、この発明にかかる空気入りタイヤ1は、トレッド部2と、サイドウォール部3と、タイヤビード部4とにより構成されている。各部には、カーカス層5が配置されており、このカーカス層5は、対向するタイヤビード部4のビードコア6間に、トレッド部2および対向するサイドウォール部3を介して掛け渡されているとともに、その両端部がビードコア6およびビードフィラ7を巻き込み折り返されている。
トレッド部2は、タイヤ径方向内側からタイヤ径方向外側に向かって、インナライナ8、カーカス層5、ベルト層9、トレッドゴム21の順に配置されている。このトレッド部2のタイヤ径方向外側の表面には、周方向溝および/または横溝などの溝部22と、この溝部22により区画された図示しない陸部とによりトレッドパターンが形成されている。
ベルト層9は、カーカス層5とトレッドゴム21との間に配置され、それぞれ複数本のコード10,11からなる2層(第1ベルト91,第2ベルト92)から構成されており。このベルト層9は、第1ベルト層91のコード10と第2ベルト層92のコード11がタイヤ径方向から見て交差するクロスベルト構造である。この第1ベルト層91のタイヤ赤道面からタイヤ幅方向における端部91aまでの長さは、第2ベルト層92のタイヤ赤道面からタイヤ幅方向における端部92aまでの長さよりも長く、各層(第1ベルト層91、第2ベルト層92)がタイヤ径方向において重なり合う領域と、重なり合わない領域とが形成される。なお、コード10,11は、スチールコードやテキスタイルコード(ポリアミド繊維やアラミド繊維)などである。
ベルト層9のコード10,11は、タイヤ赤道面からベルト層9のタイヤ幅方向におけるベルト端部9a(同図では、タイヤ赤道面から第1ベルト層91の端部91a)までの間を3つの領域に分割されている。つまり、ベルト層9のコード10,11は、タイヤ赤道面からベルト端部9aに向かって、センタ領域、ショルダー領域、エッジ領域が形成されている。具体的には、第1ベルト層91のコード10は、タイヤ赤道面からベルト端部9aに向かって、センタ領域、ショルダー領域、エッジ領域が形成されている。また、第2ベルト層92のコード11は、タイヤ赤道面からベルト端部9aに向かって、センタ領域、ショルダー領域が形成されている。
このコード10,11のセンタ領域とショルダー領域とを分割する第1分割点Pは、タイヤ赤道面からベルト端部9aに向かって、このタイヤ赤道面からベルト端部9aまでの幅の0.2〜0.4倍の範囲内に位置する。また、コード10,11のショルダー領域とエッジ領域とを分割する第2分割点Qは、各層がタイヤ径方向において重なり合う領域と重なり合わない領域とのタイヤ幅方向における境界に位置する。この第1ベルト層91のタイヤ赤道面からタイヤ幅方向における端部91aまでの長さは、第2ベルト層92のタイヤ赤道面からタイヤ幅方向における端部92aまでの長さよりも長いため、第2分割点Qは、第2ベルト92の端部92aとなる。
つまり、タイヤ赤道面からベルト端部9aまでの幅をWとすると、センタ領域は、ベルト層9のタイヤ赤道面からタイヤ幅方向におけるベルト端部9aまでの間のうち、タイヤ赤道面から0.2W〜0.4Wの位置の分割点Pからタイヤ赤道面側の領域となる。また、ショルダー領域は、ベルト層9のタイヤ赤道面からタイヤ幅方向におけるベルト端部9aまでの間のうち、タイヤ赤道面から0.2W〜0.4Wの範囲に位置する第1分割点Pと第2ベルト端部92aに位置する第2分割点Qまでの領域となる。また、エッジ領域は、ベルト層9のタイヤ赤道面からタイヤ幅方向におけるベルト端部9aまでの間のうち、第2ベルト端部92aに位置する第2分割点Qからタイヤ赤道面側と反対側の領域となる。
ベルト層9を構成するコード10,11は、センタ領域、ショルダー領域、エッジ領域においてそれぞれタイヤ周方向に対する角度である傾斜角度αc,αs,αeとなるように形成される。具体的には、第1ベルト層91のコード10は、センタ領域、ショルダー領域、エッジ領域においてそれぞれ傾斜角度αc1,αs1,αe1となるように形成される。第2ベルト層92のコード11は、センタ領域、ショルダー領域においてそれぞれ傾斜角度αc2,αs2となるように形成される。なお、コード10,11は、タイヤ赤道面との交点を中心に点対称に形成される。
以下に、ベルト層9のコード10,11をセンタ領域、ショルダー領域、エッジ領域に分割し、各領域において傾斜角度αを設定する理由について説明する。発明者らは、図3に示すように、空気入りタイヤのベルト層9のタイヤ赤道面からベルト端部9aまでの範囲をタイヤ幅方向に複数の領域(ここでは、第1ベルト層91を9領域、第2ベルト層92を8領域)に分割し、各領域におけるコード10,11のコード勾配角度α11〜α28と、各領域における引張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性との関係を調べた。具体的には、各領域におけるコード10,11のコード勾配角度α11〜α28は、20°、25°、30°と変化させ、図4−1〜図6−2に示すような関係を得た。
図4−1〜図6−2に示すように、ベルト層9のコード10,11をタイヤ幅方向に、センタ、ショルダー、エッジに大きく分割したとすると、センタにおける各領域のコード10,11のコード勾配角度α(例えば、α11,α12,α21,α28)は、引張り剛性および面外曲げ剛性に対する影響が大きいことが分かった。また、ショルダーにおける各領域のコード10,11のコード勾配角度α(例えば、α13〜α18,α23〜α28)は、面内曲げ剛性および面外曲げ剛性に対する影響が大きいことが分かった。エッジにおける各領域のコード10,11のコード勾配角度α(例えば、α19)は、面外曲げ剛性に対する影響が大きいことが分かった。つまり、少なくともこのベルト層9のコード10,11をタイヤ幅方向にセンタ、ショルダー、エッジに分割し、分割した各領域におけるコード10,11の傾斜角度αを変化させることで、領域ごとにベルト層9の引張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性を様々に変化させることができることが分かった。
ここで、ベルト層9のコード10,11の各領域の傾斜角度αc,αs,αeは、少なくとも隣り合う領域における傾斜角度αc,αs,αeとの差を5°以上が好ましく、さらには8°以上とすることが好ましい。具体的には、第1ベルト層91のコード10では、センタ領域における傾斜角度αc1とショルダー領域における傾斜角度αs1との差、ショルダー領域における傾斜角度αs1とエッジ領域におけるαe1との差が5°以上が好ましく、さらには8°以上とすることが好ましい。また、第2ベルト層92のコード11では、センタ領域における傾斜角度αc1とショルダー領域における傾斜角度αs1との差が5°以上が好ましく、さらには8°以上とすることが好ましい。これは、5°未満であると、各領域がベルト層9の引張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性に対して与える影響が小さくなり、耐久性、高荷重時あるいは低荷重時における操縦安定性(高荷重状態のコーナリングパワーあるいは低荷重状態のコーナリングパワー)、乗り心地性に対する要求を満たすことができる空気入りタイヤ1とすることが困難となるためである。
また、ベルト層9のコード10,11の各領域の傾斜角度αc,αs,αeは、少なくとも隣り合う領域における傾斜角度αc,αs,αeとの差を10°以下とすることが好ましい。具体的には、第1ベルト層91のコード10では、センタ領域における傾斜角度αc1とショルダー領域における傾斜角度αs1との差、ショルダー領域における傾斜角度αs1とエッジ領域におけるαe1との差が10°以下が好ましい。また、第2ベルト層92のコード11では、センタ領域における傾斜角度αc1とショルダー領域における傾斜角度αs1との差が10°以下が好ましい。これは、10°を超えると、第一分割点Pおよび第二分割点Qにおけるコード10,11の屈曲が大きくなり、耐久性が低下する虞があるためである。
なお、第一分割点Pおよび第二分割点Qにおけるコード10,11は、屈曲せずに湾曲している場合がある。この場合におけるベルト層9のコード10,11の各領域の傾斜角度αc,αs,αeは、各領域におけるコード10,11の延長線の交点を中心に、各領域におけるコード10,11とタイヤ周方向とがなす角度とすることが好ましい。
以下に、従来例とこの発明にかかる空気入りタイヤ1と比較を行った。ここで、この比較に用いる各空気入りタイヤのタイヤサイズを175/65R14とし、第1ベルト91のタイヤ幅方向における幅(Wの二倍)を130mmとし、第2ベルト92のタイヤ幅方向における幅を117mmとし、第1分割点Pを0.325W(タイヤ赤道面からベルト端部9aに向かって、このタイヤ赤道面からベルト端部9aまでの幅の0.325倍)の位置とし、第2分割点Pを第2ベルト92の端部92aの位置、ここでは0.9W(タイヤ赤道面からベルト端部9aに向かって、このタイヤ赤道面からベルト端部9aまでの幅の0.9倍)の位置とした。そして、上記空気入りタイヤのベルト層の引張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性を計算した。なお、ベルト層の各剛性は、コード10,11の全領域における傾斜角度αc1,αs1,αe1,αc2,αs2が25°とした際における各剛性を「100」とした相対指数である。
ここで、「従来例1」として、コード10,11の全領域における傾斜角度αc1,αs1,αe1,αc2,αs2を25°とした空気入りタイヤを用いる。「従来例2」として、コード10,11の全領域における傾斜角度αc1,αs1,αe1,αc2,αs2を20°とした空気入りタイヤを用いる。「従来例3」として、コード10,11の全領域における傾斜角度αc1,αs1,αe1,αc2,αs2を30°とした空気入りタイヤを用いる。
また、「本発明1」として、コード10のセンタ領域における傾斜角度αc1、コード11のセンタ領域における傾斜角度αc2を30°、コード10のショルダー領域における傾斜角度αs1、コード11のショルダー領域における傾斜角度αs2を20°コード10のエッジ領域における傾斜角度αe1を30°とした本発明にかかる空気入りタイヤ1を用いる。つまり、「本発明1」の空気入りタイヤ1は、センタ領域におけるコード10,11の傾斜角度αc1、αc2がショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2よりも大きく、ショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2がエッジ領域におけるコード10の傾斜角度αe1よりも小さいベルト層9を有している。
また、「本発明2」として、コード10のセンタ領域における傾斜角度αc1、コード11のセンタ領域における傾斜角度αc2を30°、コード10のショルダー領域における傾斜角度αs1、コード11のショルダー領域における傾斜角度αs2を20°コード10のエッジ領域における傾斜角度αe1を10°とした本発明にかかる空気入りタイヤ1を用いる。つまり、「本発明2」の空気入りタイヤ1は、センタ領域におけるコード10,11の傾斜角度αc1、αc2がショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2よりも大きく、ショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2がエッジ領域におけるコード10の傾斜角度αe1よりも大きいベルト層9を有している。
また、「本発明3」として、コード10のセンタ領域における傾斜角度αc1、コード11のセンタ領域における傾斜角度αc2を20°、コード10のショルダー領域における傾斜角度αs1、コード11のショルダー領域における傾斜角度αs2を30°コード10のエッジ領域における傾斜角度αe1を20°とした本発明にかかる空気入りタイヤ1を用いる。つまり、「本発明3」の空気入りタイヤ1は、センタ領域におけるコード10,11の傾斜角度αc1、αc2がショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2よりも小さく、ショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2がエッジ領域におけるコード10の傾斜角度αe1よりも大きいベルト層9を有している。
また、「本発明4」として、コード10のセンタ領域における傾斜角度αc1、コード11のセンタ領域における傾斜角度αc2を20°、コード10のショルダー領域における傾斜角度αs1、コード11のショルダー領域における傾斜角度αs2を30°コード10のエッジ領域における傾斜角度αe1を40°とした本発明にかかる空気入りタイヤ1を用いる。つまり、「本発明4」の空気入りタイヤ1は、センタ領域におけるコード10,11の傾斜角度αc1、αc2がショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2よりも小さく、ショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2がエッジ領域におけるコード10の傾斜角度αe1よりも小さいベルト層9を有している。
Figure 0004631480
この表から明らかなように、「従来例2」および「従来例3」の空気入りタイヤでは、ベルト層のコードの傾斜角度を一律に変化させても、コードの引張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性が一律に変化することとなる。従って、「従来例2」および「従来例3」の空気入りタイヤでは、空気入りタイヤのタイヤ性能のうち、耐久性、操縦安定性、乗り心地性に対する要求、例えば、いずれのタイヤ性能も向上させるなどの要求は満たすことができない。
「本発明1」および「本発明2」の空気入りタイヤ1では、面外曲げ剛性、引張り剛性を一定に維持しつつ、引っ張り剛性に対して面内曲げ剛性を大きくすることができる。これは、センタ領域におけるコード10,11の傾斜角度αc1、αc2がショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2よりも大きいためである。一方、「本発明3」および「本発明4」の空気入りタイヤ1では、面外曲げ剛性、引張り剛性を一定に維持しつつ、引っ張り剛性に対して面内曲げ剛性を小さくすることができる。これは、センタ領域におけるコード10,11の傾斜角度αc1、αc2がショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2よりも小さいためである。
従って、センタ領域におけるコードの傾斜角度αcが前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsよりも大きいベルト層とすることで、タイヤ性能として、耐久性および乗り心地を維持しつつ、高荷重時における操縦安定性の向上が要求される空気入りタイヤ1を提供することができる。また、センタ領域におけるコードの傾斜角度αcが前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsよりも小さいベルト層とすることで、タイヤ性能として、耐久性および乗り心地を維持しつつ、低荷重時における操縦安定性の向上が要求される空気入りタイヤ1を提供することができる。
また、「本発明1」および「本発明4」の空気入りタイヤ1は、それぞれ「本発明2」および「本発明3」に対して、引っ張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性を小さくすることができる。これは、ショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2がエッジ領域におけるコード10の傾斜角度αe1よりも大きいか小さいかによるものである。つまり、ショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2がエッジ領域におけるコード10の傾斜角度αe1よりも大きいと、引っ張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性を大きくすることができる。一方、ショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2がエッジ領域におけるコード10の傾斜角度αe1よりも小さいと、引っ張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性を小さくすることができる。
従って、「本発明1」のように、センタ領域におけるコードの傾斜角度αcが前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsよりも大きく、ショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2がエッジ領域におけるコード10の傾斜角度αe1よりも小さいベルト層とすることで、タイヤ性能として、耐久性を維持しつつ、高荷重時における操縦安定性の向上および乗り心地性の向上が要求される空気入りタイヤ1を提供することができる。
また、「本発明2」のように、センタ領域におけるコードの傾斜角度αcが前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsよりも大きく、ショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2がエッジ領域におけるコード10の傾斜角度αe1よりも大きいベルト層とすることで、タイヤ性能として、乗り心地性を維持しつつ、高荷重時における操縦安定性の向上および耐久性の向上が要求される空気入りタイヤ1を提供することができる。
また、「本発明3」のように、センタ領域におけるコードの傾斜角度αcが前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsよりも小さく、ショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2がエッジ領域におけるコード10の傾斜角度αe1よりも大きいベルト層とすることで、タイヤ性能として、乗り心地性を維持しつつ、低荷重時における操縦安定性の向上および耐久性の向上が要求される空気入りタイヤ1を提供することができる。
また、「本発明4」のように、センタ領域におけるコードの傾斜角度αcが前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsよりも小さく、ショルダー領域におけるコード10,11の傾斜角度αs1,αs2がエッジ領域におけるコード10の傾斜角度αe1よりも小さいベルト層とすることで、タイヤ性能として、耐久性を維持しつつ、低荷重時における操縦安定性の向上および乗り心地性の向上が要求される空気入りタイヤ1を提供することができる。
なお、上記この発明にかかる空気入りタイヤ1においては、ベルト層9が2層からなる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものでない。例えば、ベルト層9が3層以上であっても良い。この場合における第2分割点Qは、例えば、ベルト層9のうちタイヤ幅方向に最も長い層と次に長い層とがタイヤ径方向において重なり合う領域と重なり合わない領域とのタイヤ幅方向における境界に位置するようにする。
以上のように、この発明にかかる空気入りタイヤは、タイヤ幅方向における位置によって傾斜角度が異なるコードを有するベルト層を備える空気入りタイヤに有用であり、特に、要求される耐久性、操縦安定性、乗り心地性を満たすのに適している。
この発明にかかる空気入りタイヤの構成例を示す図である。 この発明にかかる空気入りタイヤのベルト層の構成例を示す図である。 引張り剛性、面内曲げ剛性、面外曲げ剛性引とコードの傾斜角度との関係説明図である。 第2ベルト層の各領域におけるコード勾配角度と引張り剛性との関係を示す要因効果図である。 第1ベルト層の各領域におけるコード勾配角度と引張り剛性との関係を示す要因効果図である。 第2ベルト層の各領域におけるコード勾配角度と面内曲げ剛性との関係を示す要因効果図である。 第1ベルト層の各領域におけるコード勾配角度と面内曲げ剛性との関係を示す要因効果図である。 第2ベルト層の各領域におけるコード勾配角度と面外曲げ剛性との関係を示す要因効果図である。 第1ベルト層の各領域におけるコード勾配角度と面外曲げ剛性との関係を示す要因効果図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
21 トレッドゴム
22 溝部
3 サイドウォール部
4 タイヤビード部
5 カーカス層
6 ビードコア
7 ビードフィラ
8 インナライナ
9 ベルト層
91 第1ベルト層
92 第2ベルト層
10,11 コード

Claims (7)

  1. タイヤ赤道面に対して傾斜するコードを有する層からなるベルト層を備える空気入りタイヤにおいて、
    前記ベルト層のコードは、前記タイヤ赤道面から当該ベルト層のタイヤ幅方向におけるベルト端部までの間に、当該タイヤ赤道面から前記ベルト端部に向かってセンタ領域、ショルダー領域、エッジ領域を有し、
    前記センタ領域とショルダー領域との第1分割点は、前記タイヤ赤道面から前記ベルト端部に向かって、当該タイヤ赤道面から当該ベルト端部までの幅の0.2〜0.4倍の範囲内に位置し、
    ショルダー領域とエッジ領域との第2分割点は、前記各層がタイヤ径方向において重なり合う領域と重なり合わない領域とのタイヤ幅方向における境界に位置し、
    前記センタ領域におけるコードの傾斜角度αcと、前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsとが異なり、
    前記エッジ領域におけるコードの傾斜角度α e と、前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度α s とが異なることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記エッジ領域におけるコードの傾斜角度α e と、前記センタ領域におけるコードの傾斜角度α c とが異なることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記センタ領域におけるコードの傾斜角度α c と前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度α s との差、あるいは当該ショルダー領域におけるコードの傾斜角度α s と前記エッジ領域におけるコードの傾斜角度α e との差のうちいずれか一方が5°以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記センタ領域におけるコードの傾斜角度α c が前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度α s よりも大きく、前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度α s がエッジ領域におけるコードの傾斜角度α e よりも小さいことを特徴とする請求項2または3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記センタ領域におけるコードの傾斜角度αc が前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度α s よりも大きく、前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度α s がエッジ領域におけるコードの傾斜角度α e よりも大きいことを特徴とする請求項2または3に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記センタ領域におけるコードの傾斜角度αcが前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsよりも小さく、前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsがエッジ領域におけるコードの傾斜角度αeよりも小さいことを特徴とする請求項2または3に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記センタ領域におけるコードの傾斜角度αcが前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsよりも小さく、前記ショルダー領域におけるコードの傾斜角度αsがエッジ領域におけるコードの傾斜角度αeよりも大きいことを特徴とする請求項2または3に記載の空気入りタイヤ。
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