JP4616532B2 - 自動車用クラッチのための簡略化された液圧制御装置 - Google Patents

自動車用クラッチのための簡略化された液圧制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、ピストンを有する少なくとも1つの圧力発生シリンダ、または受圧シリンダを含むクラッチ、特に自動車用クラッチのための液圧制御装置に関する。
【0002】
より詳細には、本発明は、自動車用クラッチのための、フランス国特許願第99 02426号に記載のタイプであって、シリンダ本体が、前記ベース部分を含む少なくとも1つの盲前方部品と、少なくとも1つのシールリングを支持する中心部品とを、前方から後方に軸方向に連続して有し、これらの部品が、シールされた状態で共に固定されており、前記内側ボアが、ピストンを軸方向にスライド運動させるようにガイドするための2つの部分、すなわち、互いにほぼ同軸状かつ同心状の前方部分および後方部分を含むタイプの、特に自動車用クラッチのための液圧制御装置に関する。
【0003】
上記特許出願明細書では、シリンダ本体は、3つの部品、すなわち前方部品と、中心部品と、後方部品とから成り、これらの部品は、プラスチック材料を成形することにより製造されており、ピストンがシリンダ本体の内側ボア内で軸方向にスライド運動できるようにガイドされるようになっている2つの部分は、前方部品内および後方部品内に、それぞれ精密成形により形成されている。
【0004】
ピストンを軸方向にスライド運動させるためのガイド部分を製造するために、精度が重要となっている前方部品および後方部品の製造から生じる製造コストとは別に、この構造は複雑であり、かつ高価となっている。その理由は、軸方向にスライド運動させるようにピストンをガイドする前方部分および後方部分を、正しく同軸状かつ同心状として、前方部品および後方部品の中心部品への組み立ておよび締結を、同じ高精度で実行しなければならないからである。
【0005】
これらの欠点を解消するために、特に、製造コスト、および高品質の製品の組み立てコストをも更に低減するために、本発明は、ピストンをスライド運動させるようガイドする前方部分および後方部分を、シリンダ本体の中心部品内に設けてあることを特徴とする上記タイプの制御装置を提案するものである。
【0006】
本発明の別の特徴は、次のとおりである。
シリンダ本体の中心部品内に、直接後方ガイド部分が形成されており、かつ中心部品内に取り付けられた内側中心センタリングスリーブ内に、前方ガイド部分が形成されている。
【0007】
前方ガイド部分と後方ガイド部分とが、互いに同軸状かつ同心状となることを保証するように、中心部品に対し、スリーブを位置決めし、センタリングするための手段を、中心部品およびセンタリングスリーブに設けてある。
【0008】
中心部品に対してスリーブを位置決めし、かつセンタリングするための手段は、中心部品の相補的円筒形センタリング表面、および径方向を向く軸方向の横断位置決め面と協働する、円筒形センタリング表面、およびこのセンタリングスリーブを有する。
【0009】
前方から後方に軸方向に挿入することにより、中心部品内に、センタリングスリーブが取り付けられている。
【0010】
センタリングスリーブの円筒形センタリング表面は、凸状面であり、センタリングスリーブの軸方向を向く位置決め用横断面は、軸方向後方を向いている。
【0011】
中心部品は、段付き内側ボアを有し、段付き内側ボアがピストンをスライド運動されるようにガイドするための前記後方部分を構成する小径の少なくとも1つの後方部分と、内側表面が中心部品の凹状円筒形センタリング表面を構成する少なくとも1つの前方部分を備えている。
【0012】
中心部品の径方向を向く横断面と、センタリングスリーブの径方向を向く後方横断端面との間に、軸方向に、前記少なくとも1つのシールリングが挟持されている。
【0013】
段付きボアの中間部分内に、前記少なくとも1つのシールリングが取り付けられており、前記中間部分の軸方向の境界が、中心部品の前記径方向を向く横断面を構成するショルダーにより、小径の前記後方部分に対して軸方向の境界が定められている。
【0014】
中心部品の前記径方向を向く後方横断面とセンタリングスリーブの前記横断前方端面との間に軸方向に2つのシールリング、すなわち前方リングおよび後方リングが挟持されており、これら2つのシールリングの間に、スペーサが挟持されている。
【0015】
シリンダ本体は、前方部品を含み、この前方部品は、軸方向後方に向かって開口しており、中心部品の後方に固定されている。
【0016】
後方部品は、中心部品と一体的に形成されている。
【0017】
後方部品は、弾性インサートにより、中心部品の後方部分に固定されている。
【0018】
中心部品は、プラスチック材料で成形されている。
【0019】
センタリングスリーブは、プラスチック材料で成形されている。
【0020】
前方部品と中心部品とは、間接加熱により、シールされた状態で共に溶接されている。
【0021】
センタリングスリーブと中心部品とは、間接加熱により、シールされた状態で共に溶接されている。
【0022】
シリンダ本体の中心部品は、制御装置を締結するための横断プレートとして構成されている。
【0023】
シリンダ本体の後方端部は、ピストンの軸方向後方への変位を制限するように、ピストンの後端部と協働するようになっている少なくとも1つの当接部を備えている。
【0024】
ピストンは、金属製の周辺ピストンジャケットを含み、このジャケットは、ピストンに軸方向に固定されており、シリンダ本体の内側ボア内で、軸方向にスライドしうる。
【0025】
添付図面を参照しながら、次の詳細な説明を読み、理解すれば、本発明の上記以外の特徴および利点が明らかとなると思う。
【0026】
次の説明において、互いに同一、類似、同様の部品には、同じ符合を付してある。
【0027】
図1および図2は、自動車のクラッチ用の制御装置のための圧力発生器の形態をした制御シリンダを示す。
この装置(図示せず)は、ダクトを介して、受圧シリンダに接続された圧力発生シリンダを含み、受圧シリンダの構造は、圧力発生シリンダに類似している。
【0028】
各シリンダ、すなわち、受圧器または圧力発生器は、ピストンを有し、このピストンは、容積可変液圧チャンバを構成するよう、シリンダ本体の内部で、軸方向に移動自在となっている。ダクトが接続された接続オリフィスは、液圧チャンバに開口している。
【0029】
圧力発生シリンダはピストンロッドを備え、このピストンロッドは、例えばドライバが操作するクラッチペダル、または所定のプログラムに従って作動されるアクチュエータに接続されている。
【0030】
圧力発生シリンダのピストンは、この圧力発生シリンダを受圧シリンダに接続するパイプまたはダクトに向けて、液圧チャンバ内に収容されている流体、例えばオイルを押し出すようになっている。
クラッチが係合されている時、圧力発生シリンダの液圧チャンバの容積は最大であり、一方、受圧シリンダの制御チャンバの容積は最小となっている。
【0031】
クラッチを切る動作中、圧力発生シリンダの液圧チャンバの容積は減少し、他方、受圧シリンダの制御チャンバの容積は増加する。
従って、受圧シリンダのピストンは、例えばクラッチ解除フォークの作用するロッドに作用し、クラッチ解除フォークは、摩擦クラッチの一部となっているクラッチ解除ベアリングに作用する。
【0032】
次に、受圧シリンダのピストンは、前記クラッチ解除ベアリングが液圧タイプである場合に、クラッチ解除ベアリングに直接作用するロッドに作用する。
圧力発生シリンダおよび受圧シリンダは、ピストンとシリンダ本体のベースとの間で作用するスプリングを備えている。
【0033】
ペダル自身が、既にかかるスプリング装置を有する場合の液圧制御装置では、このスプリングを省略してもよい。
【0034】
ドライバーが、クラッチペダルに対する自分の操作を解放するか、またはアクチュエータが最初のクラッチ係合位置に復帰すると、圧力発生器のシリンダの復帰スプリングは膨張し、シリンダを初期位置に戻す。一方、圧力発生シリンダの復帰スプリングは、ダイヤフラムのようなクラッチスプリングによって圧縮され、受圧シリンダのピストンは初期位置に戻る。
【0035】
図面では、圧力発生シリンダ10は、圧力を送り出している状態に示されている。この圧力発生シリンダ10は、シリンダ本体17を含み、シリンダ本体17は、図示されていないキャップによってカバーされるようになっている入口オリフィス18を有する。この入口オリフィスを介して、圧力発生シリンダの液圧チャンバ20に、受圧シリンダ(図示せず)を圧力発生シリンダ10に接続するダクトまたはパイプ(図示せず)が開口している。
【0036】
チャンバ20は、容積可変タイプのものであり、このチャンバの境界は、シリンダ本体17によって定められており、軸方向後部に向かう境界は、ピストン21によって定められている。このピストン21は、シリンダ本体17内で軸方向に移動できるように取り付けられている。
【0037】
シリンダ本体17は、全体としてチューブ状をしており、本例では、3つの別個の部品から成っている。これらの部品は、プラスチック材料を成形することにより別個に形成されており、前方から後方に向かって、軸方向に連続して配置されている。すなわち、図面において左から右に連続的に配置されており、軸方向前端に設けられたオリフィス18を含む、前方部分17Aと、中心または中間部品17Bと、後方部品17Cとから成っている。
【0038】
3つの部品17A、17Bおよび17Cから構成されたシリンダ本体71は、ほぼ盲状の内側ボア22を有し、この内側ボア22は、横方向を向く、前方のベース部分24と共に、シリンダ本体17の全体の対称軸線に対応する軸線X−Xを構成している。
【0039】
このベース部分24内には、入口オリフィス18が開口している。このオリフィスは、コネクタ25の一部となっており、このコネクタ25は、例えばクリップ留めにより上記ダクトと接続できるようにする。
【0040】
ダクトを圧力発生シリンダに取り付けるクリップが嵌合される内側通路27を、クリップ留めのために有する別の変形例では、このコネクタはネジタイプのものでよい。
【0041】
シリンダ本体17は、後部がほぼ開口している。すなわち、その後方部分17C自身の後部が開口している。
最端部にある2つの軸方向部品、すなわち、前方部品17Aおよび後方部品17Cは、簡単な構造をしたチューブ状の部材となっており、このような簡単な形状のため、プラスチック材料を成形することによって製造が容易である。
【0042】
内側ボア22は、前方部品17A内に形成された一定の直径の前方部分22Aと、中心部品17B内に形成された段部の設けられた中心部分17Bと、後方部品17C内に形成された一定の直径の後方部分22Cとを有する。
【0043】
ピストン21は、シリンダ本体17内でスライドするようになっている。より詳細には、図1に示されている後退位置、すなわち、クラッチが切られた位置からスタートし、伸長位置、すなわちクラッチが係合した位置(図示せず)に向かって後方から前方に、シリンダ本体17の内側ボア22内でスライドするようになっている。
【0044】
横断ベース部分24と一体的に、ほぼ切頭円錐形の突出する要素28が形成されている。この突出要素28は、ボア22内で軸方向後方に延び、リターンスプリング29に対するセンターを構成している。リターンスプリング29は、本例では、シリンダ本体17とピストン21との間、より正確には、横断ベース部分24とピストン21の前方端部との間に挟持された螺旋スプリングとなっている。
【0045】
当然ながら、オリフィス18はベース部分24を貫通し、ベース部分24と成形により一体に形成された突出要素28に対して横方向に開口している。
ピストン21の本体は、プラスチック材料を成形した部材であり、ほぼチューブ状の形状をしており、前方端部に横断の壁30を有する。この横断壁30の前方横断面は、液圧チャンバ20の後方端部を構成しているが、壁の前方面32は、ピストンロッド33のヘッドと協働している。
【0046】
ピストン21の本体は、チムニー部分34として正面30から軸方向前方に延びており、チムニー部分34は切頭円錐形の外形を有する。
【0047】
チムニー34のまわりには、螺旋リターンスプリング29が取り付けられており、このチムニーのベースは、リターンスプリング29をセンタリングしている。リターンスプリングの軸方向後端部は、ピストン21のクロス壁30の前面31に当接している。
従って、スプリング29は、ベース部分24と前方面31との間で軸方向に挟持されている。
【0048】
突出要素28の軸方向後方横断端面36は、当接部を構成し、この当接部に、チムニー34の軸方向前方横断端面37が協働できるようになっている。
より正確には、ピストン21が前進した位置にあると、チムニー34の前面を介し、突出要素28の面36に接触し、よってシリンダ本体17は、ピストン21の軸方向前方への変位を制限する当接部28を有する。
【0049】
横断壁30から軸方向後方に向かって、プラスチック材料製のピストン21のチューブ状本体が、ボア39を有するスリーブ部分38として延びている。このボア39の前方ベースは、ピストン21の横断壁30の後面32によって境界が定められている。
ボア39のベース32は、ピストンロッド33の軸方向前端部に形成された相補的ヘッド40が嵌合されるように、ほぼ半球状となっている。
【0050】
弾性変形可能な要素26により、ヘッド40、従ってピストンロッド33はボア39内に、よってピストン21に対して軸方向に係止されている。弾性変形可能な要素26については、より詳細には説明しないこととする。
【0051】
ロッド33は、ピストン21内に回転自在に取り付けられている。より詳細には、スリーブ部分38のベース32に対して回転自在に取り付けられている。
ピストン21は、その円筒形外周部に静止ピストンシールリング41を支持している。このシールリング41は、本例ではOリングであって、横断壁30と一致するよう、円筒形外周部に形成された内側ラジアル溝内に取り付けられている。静止シールリングの他の形状も考えつくことができる。
【0052】
静止シール41は、ピストンジャケット42の円筒形内周面と協働するようになっており、このピストンジャケット42は、本例では金属製である。
【0053】
ピストンジャケット42は、ジャケット42内に嵌合されたピストン21を囲むチューブ状の要素である。
【0054】
ピストンジャケット42は、例えば陽極処理されたアルミニウムまたは処理されたスチールから製造されている。ピストンジャケット42が図示されていない前進位置にある時に、チムニー34が突出要素28に接触し、一方、前方横断ターミナルエッジ42Aが、これに対向する位置にある横断ベース部分24から軸方向に離間するよう、チムニー34に対して軸方向に突出するよう前方に延びている。
【0055】
ピストンジャケット42の寸法は、チムニー34およびリターンスプリング29が、径方向の間隙をもってピストンジャケット42内に嵌合されるように定められている。ピストンジャケット42は、その円筒形外周部において、ピストン21の円筒形外周部に密に接触すると共に、静止シールリング41の外周部に密に接触する。
【0056】
ピストンジャケット42は、静止シールリング41との協働によるピストン21とピストンジャケット42との間のラジアルグリップ効果によって、部分的にピストン21に対して軸方向に固定されている。
【0057】
本発明の範囲から逸脱することなく、ピストンジャケット42と共に回転するように、ピストン21を軸方向に接続するための他の手段を考えつくことが可能である。
【0058】
いずれのケースにおいても、シリンダ本体17の内側ボア22内で軸方向に移動する可動部品を構成する、ピストン21とピストンジャケット42から成る一体的なサブ組立体が設けられ、ピストンジャケット42とピストン21とは、軸線X−X上で同心状かつ同軸状となっている。
【0059】
シリンダ本体は、自動車の固定部品に固定されるようになっており、よって圧力発生シリンダ10のほぼ固定された部分の一部となっている。一方、ピストンロッド33を備えたピストン21は、圧力発生シリンダの可動部品の一部となっている。
【0060】
これに関連し、シリンダ本体17の中心部分17Bは、本体17の前方部品17Aと後方部品17Cとの間に軸方向に配置された中間プレートとして製造されている。
【0061】
プレート17Bは、軸線X−Xに対して直角な径方向に配置された平面に横方向に位置している。
【0062】
締結プレートを構成する中心部品17Bは、プラスチック材料で成形されており、例えば締結用耳部46を含むことができる。この耳部46は、シリンダ本体17、従って圧力発生シリンダ10を自動車の固定部品に締結するための締結部材、一般にはネジを通過させるための孔47を有する。
【0063】
図1は、シリンダ本体17の中心部品17Bに固定されたチューブ49を更に示している。
チューブ49は、シリンダ本体17の内部を主要供給リザーバ(図示せず)に接続できる。このリザーバは、シリンダ本体17に取り付けられており、圧力発生シリンダおよび受圧シリンダの液圧チャンバは、液圧流体、例えばオイルによって満たされている。
【0064】
リザーバは、一部が液圧流体によって満たされており、図面には示されていないダクトを介して、チューブ49に接続されている。チューブ49は、通路51に排出するようになっており、通路51は、軸線X−Xに対して傾斜した配置となっており、前方横断面45Aから中心部品17Bを貫通し後方に向け、更にスタックされた中心ボア22B内で軸方向に排出するようになっている。中心ボア22Bは、中心部品17Bのほぼ環状で、かつ円筒形をした中実な中心部分54内に形成されている。
【0065】
次に、図1〜図3を参照して、シリンダ本体17内でスライド運動するように、ピストン21をガイドするための本発明に係わる手段について説明する。
【0066】
本発明の特徴によれば、シリンダ本体の内側ボア22内で軸方向にスライド運動するように、ピストン21、42をガイドするための手段は、2つのガイド部分60および62を備え、これらは、後方ガイド部分と前方ガイド部分となっている。各ガイド部分は、一般的な軸線X−X上のシリンダの一部であり、双方のガイド部分は、シリンダ本体17の中心部分17Bの一部となっている。
【0067】
より詳細には、前方ガイド部分62は、中心部品17Bに取り付けられたガイドリング64の一部であり、一方、後方ガイド部分60は、中心部品内に直接形成されている。この中心部品は、例えばプラスチック材料を精密成形することによって形成されている。
【0068】
図3からより詳細に理解できるように、中心部品の中実部分54内に形成された中心ボア22Bの部分は、段付きボア部分となっている。
より詳細には、後方から前方に見ると、すなわち、図3において右から左に見ると、段付き中心ボア22Bは、より小径の後方部分60を有する。この後方部分60は、後方ガイド部分を構成する精密に製造された凸状円筒形表面であり、リリーフ66として軸方向後方に延びている。このリリーフ66の直径は、若干大きいが、その寸法上の精度は機能的には重要ではない。
【0069】
後方ガイド部分60を越えて前方に向かい、段付きボア22Bは、第1の、すなわち後方シールリング59Cに対するシートを構成する、寸法上の精度を要しない、より大径の部分68と、第2の、すなわち前方シールリング59Aに対するシートを構成する、寸法上の精度を要しないより大径の別の部分70と、より大径の部分74とを、連続的に備えている。
【0070】
シールリング59Aには、例えば横断面が長方形であって、中空とし得る軸方向のスペーサ74が挟持されている。大径部分74は、センタリングスリーブ64をセンタリングするための凹状円筒形表面であり、横方向ショルダー76により、前記部分70に対して軸方向前方の境界が定められている。横方向ショルダー76は、ラジアル平面に位置し、軸方向前方に向いている。
【0071】
部分60および68の境界は、前方を向くラジアルショルダー67によって定められており、部分60および70の境界は、ショルダー69によって定められている。
【0072】
これと相補的に、ガイドリング64の中実な軸方向端部部分78は、凸状円筒形支持表面80により、外側の径方向の境界が定められている。この支持表面80の直径は、部分74の内径と相補的であり、後部がショルダー76に軸方向に当接する後方横断端面82により、軸方向の境界が定められている。
【0073】
中心部品17Bの段付きボア22内で、例えば溶接により、組み立て位置にセンタリングスリーブ64の中実部分78を締結するために、この部分78は、更に外側ラジアルカラー部分84を有する。このラジアルカラー部分84は、段付きボア22B内の、より大径の最終前方ターミナル部分86内に嵌合されており、この部分86は、溶接作業を容易にするよう、特殊な態様に構成された接続ゾーン88によって、先の部分74に接合されている(図3参照)。
【0074】
センタリングスリーブ64は、軸方向により長くなっているチューブ状部分90として、その中実後方部分78を越えて軸方向に延び、長い後方ガイド部分62を構成している。
【0075】
例えば溶接により、取り付けて、固定すると、プラスチック材料を精密成形したセンタリングスリーブ64は、軸方向に完全に位置決めされ、中心部品17B内にセンタリングされ、ピストン21のための後方ガイド部分60および前方ガイド部分62は、互いに完全に同軸状かつ同心状となる。
【0076】
更に、スペーサ75を挟持した状態で、2つのシール、すなわち、前方シール59Aおよび後方シール59Bを、軸方向にトラップすることにより、中心部分17Bの段付きボア88B内にセンタリングスリーブ64を取り付け、締結すると、中心部品17Bの中実な中心部分54内に、複雑なシールを設けることができる。
【0077】
これらダイナミックシール、すなわち前方シール59Aおよび後方シール59Bは、本例では、リップ付きカップシール状となっている。このカップシールは、中心部品17Bの中実中心部分65内に形成された相補的なシート68、70内に取り付けられ、径方向内側に開口しているので、各ダイナミックシール59A、59Cは、径方向内側のリップを介して、ピストンジャケット42の外側円筒形表面と協働できる。各ダイナミックシールを、複合シールリングとすることもできる。
【0078】
中心部品17Bは、その中実中心部分54により、複雑なシールとして働く。このシールは、本ケースでは、2つのダイナミックシールリングを支持するが、本発明の範囲から逸脱することなく、単一のダイナミックシールリングを設けることも可能である。
【0079】
本発明の特徴によれば、特に内側ボア部分22Aおよび22Cが、ピストン21、42の軸方向スライド運動をガイドしない程度に、前方部品17Aおよび後方部品17Cを、低い精度で製造し、かつ、2つの同軸状かつ同心状ガイド部分50および62を設けるという観点から、ガイドスリーブ64の中心部品17Bだけを、高い製造精度で製造すればよい。
【0080】
軸方向後方のシールを、2つのシールリングによって保証し、前方部品17Aと中心部品17Bとの間に挟持したシールされた締結手段により、これらの部品の間に、軸方向前方シールを設けて、ガイドスリーブ64と中心部品17Bを組み立て、締結するには、特定のシール手段を必要としない。
【0081】
図1および図2に示された実施例では、中実部分54の軸方向前方端部部分92は、前方部品17Aの軸方向後方端部部分96内に形成された相補的な環状円筒形シート94内に軸方向に嵌合されるチューブ状要素として製造されており、ゾーン20にて、部分92および94を溶接することにより、好ましくは、このケースでは回転摩擦溶接、振動溶接またはレーザー溶接により、2つの部品17Aと17Bとの間のシールされた締結が得られる。
【0082】
図1および図2から理解できるように、後方部品17Cは、特に簡単な形状となっている。この後方部品を、中心部品17Bの軸方向後方端部部分98に締結する手段は、特定のシール手段を必要としない。その理由は、これら2つの部品の締結ゾーンは、複雑なシールの下流側であって、チャンバ20の外側に位置しているからである。
【0083】
従って、図1および図2に示された実施例では、後方部品17Cは、孔102と先端104により、弾性インサート100によって、軸方向後方端部部分98に固定される。
【0084】
本発明に係わる構造は、次のような特定の利点も有する。すなわち、前方部品17Aから開始し、次にスプリング29と、複雑シールおよびピストン用ガイド手段を形成するように、予めセンタリングスリーブ64が設けられた中心部品17Bと、後方部品17Cと、最後にヘッド40を有するピストンロッド33とを次々に所定位置に置くことにより、特に軸線X−Xに対応する垂直な組み立て方向に軸方向に重ねることによって、異なる部品を一体に組み立てることが可能であるという利点を有する。
【0085】
この組み立て方法は、ピストン組立体21、42のチューブ状後方横断端面が当接する弾性当接リング106を取り付けることによって完了する。
【0086】
図4に示す変形実施例では、プラスチック材料を成形することにより、中心部品17Bと後方部品17Cとが一体に形成されている。それ以外は、図4に示した単一部材の右から左への子全体の構造は、図1および図3を参照して説明した構造と同じである。
【0087】
振動溶接により、前方部品17Aと中心部品17Bとをシール締結するのに特に適した、図5に示された別の変形例では、センタリングスリーブ64の構造を変更しないまま、径方向外側に開口する相補的シート94内に、チューブ状部分92が嵌合されている。
【0088】
図1および図2に示されたケースと同じように、回転摩擦溶接により、前方部品17Aと中心部品17Bとの間をシール締結するのに特に適している、図6に示された別の変形例では、第1に、センタリングスリーブ64のチューブ状インサート90により、第2に、中心部品17Bの軸方向前方端部部分92により構成された相補的なシート内に嵌合されたチューブ状部品として、前方部品17Aの軸方向後方端部部分94が構成されている。
【0089】
最後に、図7は、ピストン21、42のための軸方向後方当接手段の変形実施例を示す。この当接手段は、本例では、後方部品17Cの軸方向後方自由端部部分のまわりに弾性的に取り付けられた外側キャップ108から成っている。
【0090】
ピストンジャケット42は、このピストンジャケットの内外を互いに連通させるための少なくとも1つの孔または通路を有する。
この孔は、前方ダイナミックシールリング59Aのリップの両側において、ピストンジャケット42を備えたピストン21の軸方向の運動に応じて位置決めされる。
【0091】
クラッチが係合されていると、孔は、液圧制御チャンバ20と、外側の主要リザーバとを互いに連通させる。クラッチが作動している間、この孔は、図2を参照すると、シール59Aに対して前方に変位するので、このような連通は遮断される。
【0092】
当然ながら、多量の流体が流れることができ、組み立てプロセス中に回転角方向の配置に依存する必要がないようにするために、共通する横方向平面にいくつかの孔を設けることも可能である。この場合、これらの孔62は、一定の間隔で円周方向に離間される。
【0093】
液圧チャンバ20とリザーバとの間の連通は、これらの孔、およびピストンジャケット42の外側円筒形表面と中心部品17Bの中実な中心部分54の内側ボア22Aの内側円筒形表面との間に構成された環状軸方向スペースを通して行われる。
【0094】
図2に示されていない特徴として、流体が外部に漏れるのを防止するために、シリンダ本体17とピストンロッド33との間、例えば中心部品17Bとピストンロッドとの間に、シール用ベローズを設けてもよい。
【0095】
しかし、2つのダイナミックシールリング59A、59Cを設けたことにより、相補的なシールベローズを省略できる。
この場合、必要であれば、後方部品17Cを保護するために、相補的なキャップ(図示せず)を設けることができる。この相補的キャップは、例えば中心部品17Bの後方チューブ状部分27Cのまわりに固定され、ピストンロッド33が貫通する後方部品17Cを囲む。
当然ながら、かかる保護キャップでシールベローズを囲むことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ピストンが後退位置にある、本発明の主な特徴に従って製造された圧力発生シリンダの第1実施例の軸方向かつ長手方向の断面図である。
【図2】 スプリングおよびピストンを除いた、図1に示された圧力発生シリンダの部品の軸方向かつ長手方向の分解断面図である。
【図3】 シリンダ本体の中心部品の段付き内側ボアを示す各大詳細図である。
【図4】 中心部品と後方端部部分とが互いに一体的であり、一体的に成形された、本発明にかかわるシリンダ本体の第1変形実施例を示す図である。
【図5】 中心部品に軸方向端部部分をシールされた状態で溶接ジョイント締結する変形実施例を示す詳細図である。
【図6】 シールされたジョイントの別の変形実施例を示す、図5に類似した図である。
【図7】 ピストンに対する軸方向後方当接手段の変形構造を示す縮小詳細図である。
【符号の説明】
10 液圧制御装置
17 シリンダ本体
17A 前方部品
17B 中心部品
17C 後方部品
20 液圧チャンバ
21 ピストン
22 内側ボア
22B 中心部品
24 ベース部分
31 前方面
32 後方面
33 ピストンロッド
42 ピストンジャケット
59A、59C シールリング
60 後方ガイド部分
62 前方ガイド部分
64 センタリングスリーブ
67 横断面
68 中間部分
74 センタリング表面
75 スペーサ
76 位置決め面
80 センタリング表面
82 後方横断端面
98 後方部分
102,104 弾性インサート
106,108 当接部

Claims (20)

  1. シリンダ本体(17)を有する少なくとも1つのシリンダを含み、シリンダ本体(17)は、前方にベース部分(24)を有し、このシリンダ本体は、後方に開口する、内側ボア(22)を有し、この内側ボア内に、ピストン(21、42)が軸方向にスライド運動できるように設けられており、少なくとも1つのダイナミックシールリング(59A、59C)が挟持されており、ピストン(21)の外周部(42)と協働するようにシリンダ(17、17B)の本体によって支持されており、ピストン(21)が液圧チャンバ(20)を構成する前面(31)、およびピストンロッド(33)と協働する後面(32)を有するタイプであり、更に、前記ベース部分(24)を含む少なくとも1つの盲前方部品(17A)と、少なくとも1つのシールリングを支持する中心部品(17B)とを前方から後方に軸方向に連続して有し、これらの部品が、シールされた状態で共に固定されており、前記内側ボアは、ピストン(21、42)を軸方向にスライド運動させるようにガイドするための2つの部分であって互いに同軸状かつ同心状の前方部分および後方部分を含むタイプの自動車用クラッチのための液圧制御装置(10)において、
    ピストン(21、42)をスライド運動させるようガイドする前方部分(62)および後方部分(60)が、シリンダ本体の中心部品(17B、64)内に設けられていることを特徴とする液圧制御装置(10)。
  2. シリンダ本体(17)の中心部品(17B)内に、直接後方ガイド部分(60)が形成されており、かつ中心部品(17B)内に取り付けられたセンタリングスリーブ(64)内に、前方ガイド部分(62)が形成されていることを特徴とする、請求項1記載の制御装置。
  3. 前方ガイド部分(62)と後方ガイド部分(60)とが、互いに同軸状かつ同心状となることを保証するように、中心部品(17B、22B)に対し、センタリングスリーブ(64)を位置決めし、センタリングするための手段(74、76、80、82)を、中心部品(17B)および中心ガイドスリーブ(64)が有することを特徴とする、請求項2記載の制御装置。
  4. 中心部品(17)に対して中心ガイドスリーブ(64)を位置決めし、かつセンタリングするための手段が、中心部品(17B、22B)の相補的円筒形センタリング表面(74)、および径方向を向く軸方向の横断位置決め面(76)と協働する、円筒形センタリング表面(80)およびこのセンタリングスリーブ(64)を有することを特徴とする、請求項3記載の制御装置。
  5. 前方から後方に軸方向に挿入することにより、中心部品(17B、22B)内に、センタリングスリーブ(64)が取り付けられていることを特徴とする、請求項3または4記載の制御装置。
  6. センタリングスリーブ(64)の円筒形センタリング表面(80)が凸状面であり、センタリングスリーブ(64)の軸方向を向く位置決め用横断面が、軸方向後方に向いていることを特徴とする、請求項4を引用する請求項5に記載の装置。
  7. 中心部品(17B)が、段付き内側ボア(22)を有し、段付き内側ボア(22)が、ピストンをスライド運動されるようにガイドするための前記後方部分を構成する小径の少なくとも1つの後方ガイド部分(60)と、内側表面が中心部品(17B、22B)の凹状円筒形センタリング表面を構成する少なくとも1つのセンタリング表面(74)を含むことを特徴とする、請求項6記載の制御装置。
  8. 中心部品の径方向を向く横断面(67)と、センタリングスリーブ(64)の径方向を向く後方横断端面(82)との間に、軸方向に、前記少なくとも1つのシールリング(59A、59C)が挟持されていることを特徴とする、請求項4〜7のいずれかに記載の装置。
  9. 段付きボア(22B)の中間部分(68)内に、前記少なくとも1つのシールリング(59C)が取り付けられており、前記中間部分(68)の軸方向の境界が、中心部品(17B、22B)の前記径方向を向く横断面を構成するショルダーにより、小径の前記後方ガイド部分(60)に対して、軸方向の境界が定められていることを特徴とする、請求項7を引用する請求項8記載の制御装置。
  10. 中心部品(17B、22B)の前記径方向を向く後方横断面(67)と、センタリングスリーブ(64)の前記後方横断端面(82)との間に、軸方向に2つのシールリング、すなわち前方シールリング(59A)および後方シールリング(59C)が挟持されており、かつこれら2つのシールリングの間に、スペーサ(75)が挟持されていることを特徴とする、請求項8または9記載の制御装置。
  11. シリンダ本体(17)が方部品(17C)を含み、この方部品(17C)が軸方向後方に向かって開口しており、かつ中心部品(17B)の後方に固定されていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の制御装置。
  12. 後方部品(17C)が、中心部品(17B)と一体的に形成されていることを特徴とする、請求項11記載の制御装置。
  13. 後方部品(17C)が、弾性インサート(102、104)により、中心部品(17B)の後方部分(98)に固定されていることを特徴とする、請求項11記載の制御装置。
  14. 中心部品(17B)が、プラスチック材料で成形されていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の制御装置。
  15. センタリングスリーブ(64)が、プラスチック材料で成形されていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載の制御装置。
  16. 前方部品(17A)と中心部品(17B)とが、間接加熱によりシールされた状態で、共に溶接されていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載の装置。
  17. センタリングスリーブ(64)と中心部品(17B)とが、間接加熱によりシールされた状態で、共に溶接されていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれかに記載の制御装置。
  18. シリンダ本体(17)の中心部品(17B)が、液圧制御装置(10)を締結するための横断プレートとして構成されていることを特徴とする、請求項1〜17のいずれかに記載の制御装置。
  19. シリンダ本体(17)の後端部が、ピストン(21)の軸方向後方への変位を制限するように、ピストンの後端部と協働するようになっている少なくとも1つの当接部(106、108)を含むことを特徴とする、請求項1〜18のいずれかに記載の制御装置。
  20. ピストン(21)が、金属製のピストンジャケット(42)を含み、このピストンジャケット(42)が、ピストンに軸方向に固定されており、シリンダ本体(17)の内側ボア内で軸方向にスライドしうることを特徴とする、請求項1〜19のいずれかに記載の制御装置。
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