JP4615791B2 - タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム - Google Patents

タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラムに関する。さらに詳しくは、減圧検出の精度を向上させることができるタイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来のタイヤの空気圧の低下を検出する装置(DWSシステム)は、タイヤの空気圧が低下した際にタイヤの動荷重半径が減少すると、車輪速度が速くなることに基づいて、4つのABS車輪速センサの車輪速度から、タイヤの減圧判定を行なっている。この装置におけるタイヤの減圧判定としては、前輪タイヤの車輪速度と後輪タイヤの車輪速度との2つの対角和の差を比較して得られる判定値を用いている。
【0003】
ここで、タイヤは、規格内でのばらつき(初期差異)が含まれて製造されるため、各タイヤの有効転がり半径(一回転により進んだ距離を2πで割った値)は、すべてのタイヤがたとえ正常内圧であっても、同一とは限らない。
【0004】
そこで、タイヤの初期値学習が必要となる。そのため、DWSには「初期化」という処理を備えており、タイヤの製造上のばらつきを補正するための初期値を、この処理で学習している。また、学習した初期値は、車両のイグニッションスイッチをオフにしても消えないようにするために、不揮発性の記憶装置(以下、EEPROMという)に記憶されている。
【0005】
従来は、初期値が更新される度に、EEPROMに更新された初期値を記憶していた。
【0006】
しかしながら、DWSがABSなどの車両制御系のマイクロコンピュータに搭載されるようになってくると、前述の方法だと処理時間が問題になってくる。
【0007】
すなわちEEPROMへの書き込みには、かなりの時間を要するが、通常用いられるマイクロコンピュータで処理時間を計測したところ、DWSの1秒処理のうち、初期値学習や空気圧警報判定に必要な演算処理時間が約100msecであるのに対し、EEPROMへの書き込みには、約50バイトの記憶容量に200msecを要することが判明した。
【0008】
マイクロコンピュータの処理能力に余裕がある場合には、前記書き込みに要する時間は問題とはならないが、ABSなどとDWSを1つのマイクロコンピュータで同時に処理する場合には、この書き込み時間が原因で(長すぎて)タイムオーバーになることがある。
【0009】
通常、DWSの処理時間がタイムオーバーになると、つぎの1秒の処理をキャンセルする。このため、EEPROMの書き込み時間が原因で1秒分の走行データを捨ててしまうことが考えられる。
【0010】
本発明は、叙上の事情に鑑み、タイヤ減圧の検出精度を向上させることができるタイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のタイヤ空気圧低下検出方法は、車両に装着したタイヤから得られる回転情報に基づいてタイヤの内圧低下を検出するタイヤ空気圧低下検出方法であって、前記タイヤの初期値を更新したのち、該更新初期値のEEPROMへの書き込み要求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初期値のEEPROMへの書き込みを行なう工程を含むことを特徴とするタイヤ空気圧低下検出方法。
【0012】
また、本発明のタイヤ空気圧低下検出装置は、車両に装着したタイヤから得られる回転情報に基づいてタイヤの内圧低下を検出するタイヤ空気圧低下検出装置であって、前記各タイヤの回転情報を検出する回転情報検出手段と、前記各タイヤの回転情報を記憶する回転情報記憶手段と、タイヤの初期値を更新するか否かを判断する更新判断手段と、車両速度を演算する車速演算手段と、該車両速度が車両停止時、低速走行または高速走行であるか否かを判断する車両速度判断手段と、前記更新される初期値のEEPROMへの書き込み要求をカウントするカウンタ手段と、前記タイヤの初期値を更新したのち、該更新初期値のEEPROMへの書き込み要求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初期値のEEPROMへの書き込みを行なう書込み実施手段と、前記タイヤの空気圧低下を判定する減圧判定手段とを備えてなることを特徴とする。
【0013】
さらに本発明のタイヤ減圧判定のプログラムは、タイヤの空気圧低下を判定するためにコンピュータを、各タイヤの回転情報を記憶する回転情報記憶手段、タイヤの初期値を更新するか否かを判断する更新判断手段、車両速度を演算する車速演算手段、該車両速度が車両停止時、低速走行または高速走行であるか否かを判断する車両速度判断手段、前記更新される初期値のEEPROMへの書き込み要求をカウントするカウンタ手段、前記タイヤの初期値を更新したのち、該更新初期値のEEPROMへの書き込み要求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを行なう書込み実施手段、前記タイヤの空気圧低下を判定する減圧判定手段として機能させることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明のタイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラムを説明する。
【0015】
図1は本発明のタイヤ空気圧低下検出装置の一実施の形態を示すブロック図、図2は図1のタイヤ空気圧低下検出装置の電気的構成を示すブロック図、図3は本実施の形態にかかわるフローチャートの一例である。
【0016】
図1に示すように、本発明の一実施の形態にかかわるタイヤ空気圧低下検出装置は、たとえば4輪車両に備えられた4つのタイヤFL、FR、RLおよびRR(以下、総称してWiという。ここで、i=1〜4、1:前左タイヤ、2:前右タイヤ、3:後左タイヤ、4:後右タイヤ)の空気圧が低下しているか否かを検出するもので、タイヤWiにそれぞれ関連して設けられた通常の回転情報検出手段1を備えている。
【0017】
前記回転情報検出手段1としては、電磁ピックアップなどを用いて回転パルスを発生させてパルスの数から車輪速度(回転速度)を測定する車輪速センサまたはダイナモのように回転を利用して発電を行ない、この電圧から車輪速度を測定するものを含む角速度センサなどを用いることができる。前記回転情報検出手段1の出力はABSなどのコンピュータである制御ユニット2に与えられる。制御ユニット2には、空気圧が低下したタイヤWiを知らせるための液晶表示素子、プラズマ表示素子またはCRTなどで構成された表示器3、およびドライバーによって操作することができる初期化スイッチ4が接続されている。
【0018】
制御ユニット2は、図2に示されるように、外部装置との信号の受け渡しに必要なI/Oインターフェイス2aと、演算処理の中枢として機能するCPU2bと、該CPU2bの制御動作プログラムが格納されたROM2cと、前記CPU2bが制御動作を行なう際にデータなどが一時的に書き込まれたり、その書き込まれたデータなどが読み出されるRAM2dと、初期学習値および更新初期値が書き込まれるEEPROM2eとから構成されている。
【0019】
前記CPU2bでは、回転情報検出手段1から出力された車輪速パルスに基づき、所定のサンプリング周期ΔT(sec)、たとえばΔT=1秒ごとに各タイヤWiの回転角速度Fiが算出される。そして、この各タイヤWiの回転角速度Fiから車両速度が演算される。
【0020】
前記RAM2dの記憶領域の一部は、EEPROM2eへの書き込みにおいて用いられるカウンタとして利用される。また、前記初期学習値(更新初期値)をEEPROM2eへ書き込むのは、車両のイグニッションスイッチがオフにされても学習値を保持するためである。普通ドライバーは走行中にイグニッションをオフすることはないので、初期学習値および更新初期値はドライバーがイグニッションをオフする前に記憶しておけばよい。
【0021】
前記初期値とは、通常規格内でのばらつき(初期差異)が含まれて製造されるため、各初期タイヤWiに与えられる初期差異によるばらつきを打ち消すための補正係数としては、左右輪比補正係数Fac1、Fac2および前後輪比補正係数Fac3などがある。
【0022】
ここで、Fac1=(VFL/VFR
Fac2=(VRL/VRR
Fac3=(VFL+VFR)/(VRL+VRR
である。
【0023】
そして、このタイヤの製造上のばらつきを補正するための初期値を、DWSの初期化処理のときに学習させる。さらに、直線走行とみなされる状態が6秒続いたときには、初期値Fac1、Fac2が更新され、またニュートラル走行(エンジントルクがゼロとみなされる状態)が2秒続いたときには、初期値Fac3が更新される。この初期値が更新された場合に書き込み要求カウンタがカウントアップされる。そして、一度EEPROM2eに書き込みがされるとカウントはゼロになるが、書き込み要求があっても、高速走行中はEEPROM2eに書き込まれないため、カウント数が累積されていく。
【0024】
なお、ドライバーがイグニッションをオフするまでの過程は、イグニッションオン → 走行 →・・・減速 → 停車 → イグニッションオフのように、通常、ドライバーが走行後、イグニッションをオフするまでのあいだには、減速、停車という過程を含んでいる。
【0025】
DWSは、低速、たとえば約30km/h以下になると空気圧判定を行なうことができないので、低速から停車時にEEPROM2eへの書き込みを行なえば、たとえDWSの処理時間がタイムオーバーになり1秒分の走行データを捨ててしまったとしても、前記速度域では、空気圧判定を行なうことができないため、実質的な不利益にはならない。一方、タイムオーバーにならずに走行データが得られた場合は、判定に用いられる走行データの数が多くなり、より効率的な空気圧判定を行ない、タイヤ減圧の検出精度を向上させることができる。
【0026】
本実施の形態では、前記各タイヤWiの回転情報を検出する回転情報検出手段1と、前記各タイヤWiの回転情報を記憶する回転情報記憶手段と、タイヤWiの初期値が更新されているか否かを判断する更新判断手段と、車両速度を演算する車速演算手段と、該車両速度が車両停止時、低速走行または高速走行であるか否かを判断する車両速度判断手段と、前記更新される初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求をカウントするカウンタ手段と、前記タイヤの初期値を更新したのち、該更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを行なう書込み実施手段と、前記タイヤの空気圧低下を判定する減圧判定手段とを備えている。
【0027】
また、前記書込み実施手段は、前記カウンタ手段により、カウント数が所定の値未満までは、前記更新初期値のEEPROM2eへの書き込みを車両停止時または低速走行時に行なう場合またはカウント数が所定の値以上の場合に、前記更新初期値のEEPROM2eへの書き込みを前記車両停止時、低速走行時または高速走行時に行なう場合がある。
【0028】
前記カウント数と車両速度を判断するにあたり、カウント数が、たとえば所定の値30以上のときは前記車両停止時、低速走行時または高速走行時にEEPROM2eへの書き込みを実施する。これは、万が一走行中にイグニッションをオフにされた場合でも途中段階の初期学習値を保存させておくためである。
【0029】
また、タイヤWiの空気圧低下の検出のための減圧判定値(DEL)は、たとえば前輪タイヤと後輪タイヤとの2つの対角和の差を比較するものであって、対角線上にある一対の車輪からの信号の合計から対角線上にある他の一対の車輪からの信号の合計を引算し、その結果と2つの合計の平均値との比率として、つぎの式(1)から求められる。
【0030】
DEL={(V1+V4)/2−(V2+V3)/2}/{(V1+V2
+V3+V4)/4}×100(%) ・・・(1)
【0031】
そして、本実施の形態におけるタイヤ減圧判定のプログラムは、制御ユニット2を、前記各タイヤWiの回転情報を記憶する回転情報記憶手段、タイヤWiの初期値が更新されているか否かを判断する更新判断手段、車両速度を演算する車速演算手段、該車両速度が車両停止時、低速走行または高速走行であるか否かを判断する車両速度判断手段、前記更新される初期値のEEPROMへの書き込み要求をカウントするカウンタ手段、前記タイヤの初期値を更新したのち、該更新初期値のEEPROMへの書き込み要求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを行なう書込み実施手段、前記タイヤの空気圧低下を判定する減圧判定手段として機能させる。
【0032】
また、前記制御ユニット2を、前記更新される初期値のEEPROM2eへの書き込み要求をカウントするカウンタ手段、該カウンタ手段により、該更新初期値のEEPROM2eへの書き込み要求のカウント数が所定の値以上の場合、前記車両停止時または低速走行にかかわらず更新初期値のEEPROM2eへの書き込みを行なう第2の書込み実施手段としてさらに機能させる。
【0033】
つぎに本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
【0034】
実施例
正常な空気圧(2.2×104Pa)にされたタイヤが装着された車両を用意した。前記タイヤサイズは185/70R14である。また、車両をテストコースにおいて、車速をランダム(10km/h〜100km/h)に振りながら走行させた。
【0035】
そして、図3に示されるように、まず車両を走行させながらタイヤの初期値学習として、Fac1、Fac2およびFac3の各条件判断と値演算を行ない(ステップS1)、ついでステップS2において、初期値学習の条件を満しているか否かを判断して、満たしていれば初期値演算を行ない、初期値の更新を行なう。初期値を更新する場合、書き込み要求カウンタをカウントアップして、カウント数を累積する(ステップS3)。そして、EEPROM書き込み判断処理を行なう。
【0036】
かかる書き込み判断処理では、図4に示されるように、つぎの手順が行われる。すなわち車両速度が30km/h以下で、かつカウント数の値が1以上のとき、EEPROMへの書き込みを実施した(ステップS4、S5)。
【0037】
また、本実施例では、前述したように万が一走行中にイグニッションがオフにされた場合でも途中段階の更新初期値を保存させておくため、カウント数の値が30以上のときは、車両速度にかかわらずEEPROMへの書き込みを実施した(ステップS4、S6)。その後、カウント数をゼロにする。
【0038】
本実施例では、得られる車両の走行データは、DAT(Digital Audio Tape)レコーダーに記憶させたのち、EEPROMへの書き込み処理プログラムを格納したマイクロコンピュータで処理し、初期化完了までの時間を計算した。
【0039】
また比較例として図5に示されるように、従来と同様に初期値の更新をしたのち(ステップS11、S12)、直ちにEEPROMへの書き込み処理も行なった(ステップS13)。かかるEEPROMへの書き込み処理プログラムを格納したマイクロコンピュータで前記実施例と同一の走行データの量を処理し、初期化完了までの時間を計算した(比較例)。
【0040】
ついで本実施例と比較例について、同一の走行データによる初期化完了までの時間を比較した。その結果、本実施例では、1時間32分49秒で初期値学習を終了したのに対し、比較例では、本実施例より長い1時間47分12秒で初期値学習を終了した。これにより、本実施例は、EEPROMへの書き込み時間による、処理時間のオーバーが原因で走行データを捨ててしまうことを防ぐことができるため、初期化完了までの時間を短縮していることがわかる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、カウント数と車両の速度との関係から、EEPROMの書き込みを行なっており、走行データの数を無駄にすることなく、より効率的な空気圧判定が可能となる。これにより、タイヤ減圧の検出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ空気圧低下検出装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1のタイヤ空気圧低下検出装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態にかかわるEEPROM書き込み判断処理までのフローチャートの一例である。
【図4】図3のEEPROM書き込み判断処理のフローチャートの一例である。
【図5】従来のEEPROMへの書き込み処理までのフローチャートの一例である。
【符号の説明】
1 回転情報検出手段
2 制御ユニット
3 表示器
4 初期化スイッチ

Claims (6)

  1. 車両に装着したタイヤから得られる回転情報に基づいてタイヤの内圧低下を検出するタイヤ空気圧低下検出方法であって、前記タイヤの初期値を更新したのち、該更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを行なう工程を含むタイヤ空気圧低下検出方法であり、
    前記カウント数が所定の値未満までは、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを車両停止時または低速走行時に行なうタイヤ空気圧低下検出方法。
  2. 車両に装着したタイヤから得られる回転情報に基づいてタイヤの内圧低下を検出するタイヤ空気圧低下検出方法であって、前記タイヤの初期値を更新したのち、該更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを行なう工程を含むタイヤ空気圧低下検出方法であり、
    前記カウント数が所定の値以上の場合に、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを前記車両停止時、低速走行時または高速走行時に行なうタイヤ空気圧低下検出方法。
  3. 車両に装着したタイヤから得られる回転情報に基づいてタイヤの内圧低下を検出するタイヤ空気圧低下検出装置であって、前記各タイヤの回転情報を検出する回転情報検出手段と、前記各タイヤの回転情報を記憶する回転情報記憶手段と、タイヤの初期値を更新するか否かを判断する更新判断手段と、車両速度を演算する車速演算手段と、該車両速度が車両停止時、低速走行または高速走行であるか否かを判断する車両速度判断手段と、前記更新される初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求をカウントするカウンタ手段と、前記タイヤの初期値を更新したのち、該更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを行なう書込み実施手段と、前記タイヤの空気圧低下を判定する減圧判定手段とを備えてなるタイヤ空気圧低下検出装置であり、
    前記書込み実施手段が、前記カウンタ手段により、カウント数が所定の値未満までは、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを車両停止時または低速走行時に行なう手段であるタイヤ空気圧低下検出装置。
  4. 車両に装着したタイヤから得られる回転情報に基づいてタイヤの内圧低下を検出するタイヤ空気圧低下検出装置であって、前記各タイヤの回転情報を検出する回転情報検出手段と、前記各タイヤの回転情報を記憶する回転情報記憶手段と、タイヤの初期値を更新するか否かを判断する更新判断手段と、車両速度を演算する車速演算手段と、該車両速度が車両停止時、低速走行または高速走行であるか否かを判断する車両速度判断手段と、前記更新される初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求をカウントするカウンタ手段と、前記タイヤの初期値を更新したのち、該更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを行なう書込み実施手段と、前記タイヤの空気圧低下を判定する減圧判定手段とを備えてなるタイヤ空気圧低下検出装置であり、
    前記書込み実施手段が、前記カウンタ手段により、カウント数が所定の値以上の場合に、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを前記車両停止時、低速走行時または高速走行時に行なう手段であるタイヤ空気圧低下検出装置。
  5. タイヤの空気圧低下を判定するためにコンピュータを、各タイヤの回転情報を記憶する回転情報記憶手段、タイヤの初期値を更新するか否かを判断する更新判断手段、車両速度を演算する車速演算手段、該車両速度が車両停止時、低速走行または高速走行であるか否かを判断する車両速度判断手段、前記更新される初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求をカウントするカウンタ手段、前記タイヤの初期値を更新したのち、該更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを行なう書込み実施手段、前記タイヤの空気圧低下を判定する減圧判定手段として機能させるためのタイヤ減圧判定のプログラムであり、
    前記書込み実施手段が、前記カウンタ手段により、カウント数が所定の値未満までは、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを車両停止時または低速走行時に行なうタイヤ減圧判定のプログラム。
  6. タイヤの空気圧低下を判定するためにコンピュータを、各タイヤの回転情報を記憶する回転情報記憶手段、タイヤの初期値を更新するか否かを判断する更新判断手段、車両速度を演算する車速演算手段、該車両速度が車両停止時、低速走行または高速走行であるか否かを判断する車両速度判断手段、前記更新される初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求をカウントするカウンタ手段、前記タイヤの初期値を更新したのち、該更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを行なう書込み実施手段、前記タイヤの空気圧低下を判定する減圧判定手段として機能させるためのタイヤ減圧判定のプログラムであり、
    前記書込み実施手段が、前記カウンタ手段により、カウント数が所定の値以上の場合に、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを前記車両停止時、低速走行時または高速走行時に行なうタイヤ減圧判定のプログラム。
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