JP4600986B2 - 射出成形機の取出装置、射出成形システム及び取出装置の制御方法 - Google Patents

射出成形機の取出装置、射出成形システム及び取出装置の制御方法 Download PDF

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本発明は、射出成形された成形品を取り出す射出成形機の取出装置、それを備えた射出成形システム及び取出装置の制御方法に関する。
一般に、射出成形機には、成形品を取り出すための取出装置を備えている。この取出装置は、射出成形機によって成形された成形品を把持するチャックと、型開き状態の射出成形機の固定金型と可動金型との間に対してチャックを進退させるとともに、イジェクタによって可動金型から外された成形品へ向かってチャックを移動させる移動機構とを備えている。そして、この取出装置では、移動機構によってチャックが、固定金型と可動金型との間に移動され、さらに、イジェクタによって可動金型から突出されて外された成形品側へ移動されて成形品を把持して取り出す。
この種の取出装置としては、可動金型の位置を検出する検出センサを設け、この検出センサからの検出結果に基づいて、可動金型が移動して固定金型と可動金型との間隔が所定量となった時点から移動機構によるチャックの移動を開始させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−1728号公報
上記取出装置では、完全な形開き状態となる前に、チャックを移動させて成形品の取り出し時間を短縮しているが、この移動機構によるチャックの移動の開始のタイミング、移動速度及び移動経路等は、作業者がティーチングすることにより設定される。このため、このチャックの一連の移動動作を円滑に行わせて成形品の取り出し時間を短縮させるためには、作業者の熟練を要していた。したがって、作業者の熟練度によっては、チャックの移動動作の調整に膨大な時間がかかってしまい、また、ティーチングに不具合があると、成形品の取りこぼしや射出成形機側の一部にチャックが接触して故障の原因となる恐れもあった。
また、正確にティーチングしたとしても、射出成形機側の動作が何らかの問題により途中で停止した場合にも、取出位置へ移動されるチャックが射出成形機に接触してしまう。
しかも、ティーチングは、成形する成形品の種類毎に行わなければならず、立ち上げ時間に多大な手間及び時間を要していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、多大な手間及び時間を要せず、しかも、熟練を要せずに、成形品の取り出し時間を安全に極力短縮させることが可能な射出成形機の取出装置、それを備えた射出成形システム及び取出装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の射出成形機の取出装置は、固定金型に対して可動金型を進退させる型開閉機構と、可動金型から成形品を離型させるイジェクタとを備えた射出成形機の可動金型から成形品を取り出す取出装置に関するものであり、この取出装置は、成形品を把持可能なチャックと、チャックを移動させる移動機構と、型開閉機構及びイジェクタのそれぞれの駆動モータのエンコード情報に基づいて、チャック及び移動機構を制御する取出装置制御部とを備えたことを特徴とする。
このように、取出装置制御部が、射出成形機側の型開閉機構及びイジェクタの駆動モータのエンコード情報に基づいて、成形品を把持するチャック及びこのチャックを移動させる移動機構を制御するので、チャックによる成形品の取り出し動作のティーチングを不要とすることができ、熟練を要するティーチングにかかる多大な手間及び時間を不要とすることができ、また、取りこぼしなく成形品を取り出すことができる。
ここで、取出装置制御部は、型開閉機構及びイジェクタのそれぞれの駆動モータのエンコード情報から成形品の位置を割り出し、可動金型の前後方向への移動速度及び位置の情報、チャックの前後方向への移動速度及び位置の情報、予め求められている取出装置の負荷イナーシャ値から、可動金型が緊急停止したとしても、可動金型とともに移動するチャックを可動金型に衝突することなく確実に停止させることができる安全距離を演算し、成形品に対して安全距離を保持させながらチャックを成形品に追従、または追従させながら近接させるよう制御する。このように、射出成形機側の動きに合わせ、安全距離を維持したままチャックが動作するので、射出成形機側の動作に変動があったとしても、チャックが射出成形機側へ接触するような不具合を確実になくすことができる。
また、取出装置制御部で演算する安全距離は、型開閉機構及びイジェクタの動作、すなわち、固定金型、可動金型、成型品の位置、可動金型やイジェクタの動作速度等に応じ、変動させるのが好ましい。例えば、可動金型が固定金型から離れる移動速度が速ければ、チャックのイナーシャは大きくなり、可動金型の移動速度が遅ければ、チャックのイナーシャが小さくなる。これらを鑑み、小さすぎず、かつ大きすぎない適切な安全距離を演算するのである。
ここで、取出装置制御部は、成形品に追従、または追従させながら近接させるチャックが移動中に成形品に対して安全距離を保ち、かつ安全距離を越えない範囲内で、チャックの移動速度を高めるべく制御するのが好ましい。これにより、可動金型に合わせてチャックが無駄なく移動するので、取り出し時間を大幅に短縮することができ、生産性を向上させることができる。しかも、型開閉機構及びイジェクタの動作等を検出するための別個のセンサが不要であり、設備費の低減を図ることができ、また、センサ検出遅れなどの無駄時間なく取り出し動作を行うことができる。
本発明の射出成形システムは、固定金型と可動金型とから形成されるキャビティに樹脂を射出して成形する射出成形機と、射出成形機から成形品を取り出す取出装置とを備えた射出成形システムであって、射出成形機は、固定金型に対して可動金型を進退させる型開閉機構と、可動金型から成形品を離型させるイジェクタと、これら型開閉機構及びイジェクタの駆動を制御する射出成形機制御部とを備え、取出装置は、成形品を把持可能なチャックと、チャックを移動させる移動機構と、チャック及び移動機構の駆動を制御する取出装置制御部とを備え、取出装置制御部は、射出成形機制御部から型開閉機構及びイジェクタのそれぞれの駆動モータのエンコード情報を引き出し、エンコード情報から成形品の位置を割り出し、可動金型の前後方向への移動速度及び位置の情報、チャックの前後方向への移動速度及び位置の情報、予め求められている取出装置の負荷イナーシャ値から、可動金型が緊急停止したとしても、可動金型とともに移動するチャックを可動金型に衝突することなく確実に停止させることができる安全距離を演算し、成形品に対して安全距離を保持させながらチャックを成形品に追従、または追従させながら近接させるよう制御することを特徴とする。
このように、取出装置制御部が、射出成形機制御部から型開閉機構及びイジェクタの駆動モータのエンコード情報を引き出し、この引き出したエンコード情報に基づいて、成形品を把持するチャック及びこのチャックを移動させる移動機構を制御するので、チャックによる成形品の取り出し動作のティーチングを不要とすることができ、熟練を要するティーチングにかかる多大な手間及び時間を不要とすることができ、また、取りこぼしなく成形品を取り出すことができる。また、射出成形機側の動きに合わせてチャックが動作するので、射出成形機側の動作に変動があったとしても、チャックが射出成形機側へ接触するような不具合を確実になくすことができる。
また、可動金型に合わせてチャックが無駄なく移動するので、取り出し時間を大幅に短縮することができ、生産性を向上させることができる。しかも、別個のセンサが不要であり、設備費の低減を図ることができ、また、センサ検出遅れなどの無駄時間なく取り出し動作を行うことができる。
本発明の取出装置の制御方法は、固定金型に対して可動金型を進退させる型開閉機構と、可動金型から成形品を離型させるイジェクタとを備えた射出成形機に設けられ、移動機構により移動されるチャックに可動金型の成形品を把持させて取り出す取出装置の制御方法であって、型開閉機構及びイジェクタのそれぞれの駆動モータのエンコード情報から成形品の位置を割り出し、可動金型の前後方向への移動速度及び位置の情報、チャックの前後方向への移動速度及び位置の情報、予め求められている取出装置の負荷イナーシャ値から、可動金型が緊急停止したとしても、可動金型とともに移動するチャックを可動金型に衝突することなく確実に停止させることができる安全距離を演算し、成形品に対して安全距離を保持させながらチャックを成形品に追従させることを特徴とする。
このように、射出成形機の型開閉機構及びイジェクタの駆動モータのエンコード情報に基づいて、可動金型とともに移動する成形品に対するチャックの安全距離を演算し、この安全距離を保持しながらチャックを成形品に追従させるので、チャックによる成形品の取り出し動作のティーチングを不要とすることができ、熟練を要するティーチングにかかる多大な手間及び時間を不要とすることができ、また、取りこぼしなく成形品を取り出すことができる。また、射出成形機側の動作に変動があったとしても、チャックが射出成形機側へ接触するような不具合を確実になくすことができる。
また、可動金型に合わせてチャックが無駄なく移動するので、取り出し時間を大幅に短縮することができ、生産性を向上させることができる。しかも、別個のセンサが不要であり、設備費の低減を図ることができ、また、センサ検出遅れなどの無駄時間なく取り出し動作を行うことができる。
また、安全距離の演算時に、型開閉機構及びイジェクタのそれぞれの駆動モータのエンコード情報とともに、取出装置の負荷イナーシャの情報を用いることが好ましい。
これにより、例え射出成形機の可動金型が緊急停止したとしても、この可動金型に追従させているチャックを、射出成形機側へ接触させることなく確実に停止させることができる。
さらに、安全距離と、可動金型の厚さ、型開速度設定値、イジェクタによる成形品の突出量及び取出装置の取出し機速度設定値のうち、少なくとも可動金型の厚さ及びイジェクタによる成形品の突出量からなる設定情報とからチャックによる成形品のチャック位置及び移動機構によるチャックの移動速度を決定することが望ましい。
これにより、射出成形機で成形する成形品の種類を変更しても、その変更に対応してチャックの移動を制御することができる。
そして、取出装置側における金型寸法・型開き量などの設定が不要となり、熟練を要することなく操作することができる。
本発明によれば、多大な手間及び時間を要せず、しかも、熟練を要せずに、成形品の取り出し時間を安全に極力短縮させることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の射出成形システムを示す側面図、図2は、射出成形システムの制御系を示すブロック図、図3は、射出成形システムにおける動作制御の流れを説明するフローチャート図、図4は、可動金型の移動速度に対する安全距離の関係を示すグラフ図である。
図1に示すように、射出成形システム1は、射出成形機2と、この射出成形機2の上部に設置された取出装置3とから構成されている。
射出成形機2は、ベースフレーム11を備え、このベースフレーム11には、その上面の右側に、矩形盤状に形成された固定型盤12が縦向きで固定されている。そして、この固定型盤12には、その左側面の中央に固定金型13が取り付けられ、右側面に射出ユニット14が取り付けられている。そして、固定型盤12の4隅からは4本のタイバー15が左側方へ延在されている。
固定型盤12の左側には、矩形盤状に形成された可動型盤20が縦向きで平行に配置されている。この可動型盤20には、その右側面の中央に、固定金型13と向き合う可動金型21が取り付けられている。
可動型盤20の底部には、リニアベアリング22が設けられ、可動型盤20は、リニアベアリング22を介してベースフレーム11上に敷設されたガイドレール23に移動可能に支持されている。
また、可動型盤20は、その4隅に、表裏に貫通する貫通孔が形成され、これら各貫通孔に各タイバー15が摺動自在に挿通され、各タイバー15をガイドとして可動型盤20が固定型盤12に対して、平行を保った状態にて進退可能に支持されている。
そして、この可動型盤20は、電動式の型開閉機構25によって固定型盤12に対して進退される。
この型開閉機構25は、固定型盤12に、例えばスラスト軸受で回転自在に支えられたボールねじ軸27を有している。このボールねじ軸27は、タイバー15の軸心方向である可動型盤20の進退方向と平行に可動型盤20側へ延ばされており、可動型盤20のボールねじナット28に螺合されている。
このボールねじ軸27は、その後端部が、歯車29、ピニオンギヤ30を介して、固定型盤12に取り付けた電動式のサーボモータからなる型開閉モータ(駆動モータ)31に接続されている。そして、型開閉機構25は、型開閉モータ31を正転あるいは逆転させることにより、ボールねじ軸27が回転され、これにより、可動型盤20が平行に進退移動される。そして、この可動型盤20の進退移動により、固定金型13と可動金型21の開閉、すなわち型開閉の動作が行なわれる。
可動型盤20は、その四隅に、固定機構35を備えている。これら固定機構35は、タイバー15に形成されたリング溝に係合可能なハーフナット(図示略)を有しており、このハーフナットがタイバー15のリング溝に係脱し、可動型盤20のタイバー15に対する固定あるいはその解除が行われる。
また、固定型盤12は、その4隅に、型締シリンダ41を備えている。これら型締シリンダ41には、その内部に、型締ラム42が摺動可能に設けられ、この型締ラム42に、タイバー15の一端部が接続されている。そして、この型締シリンダ41に、圧油が供給されると、型締ラム42が可動型盤20と反対側へ移動されてタイバー15が引き込まれ、固定機構35によってタイバー15に固定されていた可動型盤20が固定型盤12側へ引き寄せられ、固定金型13及び可動金型21の型締めが行われる。
また、可動型盤20には、可動金型21に貼り付いた状態の成形品Sを可動金型21から離型させるイジェクタ51が設けられている。このイジェクタ51は、サーボモータからなるイジェクトモータ(駆動モータ)52を有しており、このイジェクトモータ52には、ピニオンギヤ53、54を介してボールねじ軸55が接続されている。このボールねじ軸55は、可動型盤20を貫通し、その先端部が作動プレート56に螺合されており、ボールねじ軸55の回転により、作動プレート56がボールねじ軸55の軸線に沿って移動される。
この作動プレート56には、複数のイジェクトバー57が設けられており、ボールねじ軸55の回転によって作動プレート56が移動されると、イジェクトバー57が、可動金型21の型面にて出没する。そして、このイジェクトバー57が可動金型21の型面から突出することにより、可動金型21に貼り付いている成形品Sがイジェクトバー57によって押圧され、可動金型21から離型される。
取出装置3は、射出成形機2の上部にて、可動型盤20の移動方向に沿って設置されたガイドレール61を備えており、このガイドレール61には、ロータリーアクチュエータ(移動機構)62が、図示しない支持ブロックを介し、ガイドレール61の長手方向に沿って移動可能に支持されている。ロータリーアクチュエータ62には、アーム63が接続されている。このアーム63には、その先端部に、複数の吸着パッド64を有するチャック65が取り付けられている。このチャック65は、吸着パッド64を成形品Sに当接させた状態にて吸着パッド64にて真空引きすることにより、成形品Sを吸着パッド64に吸着させて保持する。
ロータリーアクチュエータ62は、アーム63を回動させることにより、チャック65を、可動型盤20の移動方向である射出成形機2の前後方向(図1中X方向)に対して直交する方向(図1中Y,Z方向)へ移動させる。
また、ガイドレール61の一端には、チャック移動モータ(移動機構)66が設けられており、このチャック移動モータ66によって、ガイドレール61に沿って設けられたボールねじ67が回転される。このボールねじ67は、ロータリーアクチュエータ62に螺合されており、ボールねじ67がチャック移動モータ66によって回転されることにより、ロータリーアクチュエータ62がガイドレール61に沿って移動される。そして、このロータリーアクチュエータ62が移動されると、このロータリーアクチュエータ62にアーム63を介して支持されたチャック65が、射出成形機2の前後方向(図1中X方向)へ移動される。
次に、上記射出成形システム1の制御系について説明する。
図2に示すように、射出成形システム1を構成する射出成形機2及び取出装置3は、それぞれ射出成形機制御部71及び取出装置制御部72を備えている。
射出成形機制御部71には、型開閉モータ31、イジェクトモータ52、型締シリンダ41及び固定機構35が接続されている。そして、射出成形機制御部71は、これら型開閉モータ31、イジェクトモータ52、型締シリンダ41及び固定機構35に制御信号を出力することにより、それぞれの駆動を制御する。
取出装置制御部72には、チャック移動モータ66、ロータリーアクチュエータ62及び吸着パッド64が接続されている。そして、取出装置制御部72は、これらチャック移動モータ66、ロータリーアクチュエータ62及び吸着パッド64に制御信号を出力することにより、それぞれの駆動を制御する。
また、射出成形機制御部71及び取出装置制御部72は、互いに接続されて、速度情報、位置情報あるいは設定値情報などの各種情報の送受信が可能とされている。
次に、上記制御系を備えた射出成形システム1により射出成形を行って成形品Sを成形する場合について説明する。
まず、型開閉機構25の型開閉モータ31を作動させて、ボールねじ軸27を正回転させる。このようにすると、固定型盤12から離れた位置にあった可動型盤20が、タイバー15をガイドとして固定型盤12と平行な姿勢を保ちながら固定型盤12へ接近する。
そして、可動型盤20が、固定金型13と可動金型21とが近接した型締位置にまで移動して停止すると、可動型盤20の固定機構35のハーフナットが閉じ、ハーフナットがタイバー15のリング溝部に係合し、可動型盤20がタイバー15に固定される。
この状態において、型締シリンダ41に圧油が供給され、型締ラム42が可動型盤20と反対側へ移動されてタイバー15が引き込まれる。これにより、固定機構35によってタイバー15に固定されていた可動型盤20が固定型盤12側へ引き寄せられ、固定金型13及び可動金型21の型締めが行われる。
上記のようにして型締めを行ったら、その後に、射出ユニット14によって固定金型13と可動金型21との間のキャビティへの射出成形が行われ、成形品Sが成形される。
次に、射出成形後に、成形品Sを取り出す場合について説明する。
射出成形が終了すると、型締シリンダ41によってタイバー15が可動型盤20側へ押し出されて固定金型13、可動金型21における型締めが解除される。
この状態にて、固定機構35のハーフナットによるタイバー15への係合状態が解除され、可動型盤20のタイバー15への固定が解除される。
その後、型開閉機構25の型開閉モータ31が作動されて、ボールねじ軸27が逆転する。これにより、可動型盤20が、固定型盤12と平行な姿勢を保ちながら固定型盤12から所定の型開き位置まで離型される。
また、この可動型盤20の型開き移動時に、イジェクタ51のイジェクトモータ52が駆動し、ボールねじ軸55が回転される。これにより、ボールねじ軸55が螺合された作動プレート56が固定型盤12側へ移動し、これにより、この作動プレート56に設けられたイジェクトバー57が、可動金型21の型面から突出し、可動金型21に貼り付いている成形品Sがイジェクトバー57によって押圧され、可動金型21から離型される。
そして、このように、可動金型21から離型された成形品Sは、取出装置3によって取り出され、射出成形機2は、次の成形品Sを成形すべく、前述した成形品Sの成形動作を行う。
次に、射出成形機2の上記射出成形動作中における取出装置3の動作について、図3のフローチャート図に沿って説明する。
射出成形機2における型開動作が開始されると、取出装置3は、その取出装置制御部72が射出成形機制御部71から型開閉モータ31及びイジェクトモータ52のエンコード情報を取り入れ、これらエンコード情報から成形品Sの位置を割り出し、成形品Sと固定金型13との間にチャック65を挿入するスペースが形成されたか否かを判断し(ステップS1)、挿入可能なスペースが形成されるまで、チャック65の位置を保持する(ステップS2)。
チャック65の挿入が可能と判断されると、取出装置制御部72は、ロータリーアクチュエータ62及びチャック移動モータ66を制御し、チャック65の移動を開始させる。
ここで、取出装置制御部72は、所定時間毎に、射出成形機制御部71から引き出した可動金型21の前後方向(図1におけるX方向)への移動速度(型開F/B速度)及び可動金型21の前後方向の位置(型開F/B位置)の情報、取出装置3のチャック65の前後方向(図1におけるX方向)への移動速度(取出し機F/B速度)及びチャック65の前後方向の位置(取出し機F/B位置)の情報、さらに、予め求められている取出装置3の負荷イナーシャ値から、可動金型21に対するチャック65の安全距離を演算する(ステップS3)。
この可動金型21に対するチャック65の安全距離の演算は、図4の可動金型21の移動速度との関係から導かれる。図4に示すように、安全距離は、可動金型21の移動速度が速くなるにしたがって増加され、取出装置3の負荷イナーシャを考慮し、可動金型21が緊急停止したとしても、可動金型21に衝突することなくチャック65を確実に停止させることができる距離とされている。
さらに、取出装置制御部72は、演算した安全距離とともに、射出成形機制御部71にて予め設定された、金型の厚さ、型開速度設定値、イジェクタ突出し量及び取出装置にて設定された取出し機速度設定値の情報に基づいて、チャック65による成形品Sの取り出し位置であるチャック位置と、チャック移動モータ66及びロータリーアクチュエータ62によるチャック65の移動速度とを決定する(ステップS4)。このとき、取出装置制御部72では、取出機の移動速度は、安全距離を越えない範囲内で、なるべく高くなるように演算するのが好ましい。
そして、取出装置制御部72は、ロータリーアクチュエータ62及びチャック移動モータ66を制御し、上記のようにして決定した移動速度にてチャック65をチャック位置へ移動させる。
取出装置制御部72は、上記の安全距離の演算(ステップS3)、チャック位置及び取出機移動速度決定(ステップS4)の処理を、チャック65の吸着パッド64によって成形品Sが取出し可能となるまで繰り返す(ステップS5)。
これにより、チャック65は、成形品Sに対して安全な距離を保ちながら、安全な距離を越えない範囲内で最大限の移動速度で追従することとなる。そして、チャック65は、可動金型21が停止すると、イジェクタ51によって突き出された成形品Sに対して吸着パッド64によって成形品Sを吸着可能なチャック位置に配置される。
この状態にて、取出装置制御部72は、吸着パッド64を制御し、成形品Sをチャック65に吸着保持させて取り出す。
成形品Sの取り出し後、射出成形機2の可動金型21が固定金型13側へ移動し始めると、取出装置制御部72は、ロータリーアクチュエータ62及びチャック移動モータ66を制御し、チャック65の移動を開始させる。
ここで、取出装置制御部72は、再び、型開F/B速度及び型開F/B位置の情報、取出装置3の取出し機F/B速度及び取出し機F/B位置の情報、さらに、予め求められている取出装置3の負荷イナーシャ値から、可動金型21に対するチャック65の安全距離を演算する(ステップS8)。
さらに、取出装置制御部72は、演算した安全距離とともに、射出成形機2側の金型の厚さ、型開速度設定値、イジェクタ突出し量及び取出装置3側の取出し機速度設定値の情報に基づいて、チャック65に保持した成形品Sの次工程への受け渡し位置であるチャック位置と、チャック移動モータ66及びロータリーアクチュエータ62によるチャック65の移動速度とを決定する(ステップS9)。
そして、取出装置制御部72は、ロータリーアクチュエータ62及びチャック移動モータ66を制御し、上記のようにして決定した移動速度にてチャック65を受け渡し位置へ移動させる。
取出装置制御部72は、上記の安全距離の演算(ステップS8)、チャック位置及び取出機移動速度決定(ステップS9)の処理を、可動金型21と固定金型13とが閉ざされる型閉動作完了まで繰り返す(ステップS10)。
これにより、チャック65は、可動金型21に対して安全な距離を保ちながら受け渡し位置へ移動される。
以上、説明したように、上記実施形態によれば、射出成形機2の型開閉機構25及びイジェクタ51の型開閉モータ31及びイジェクトモータ52のエンコード情報に基づいて、可動金型21とともに移動する成形品Sに対するチャック65の安全距離を演算し、この安全距離を保持しながらチャック65を成形品Sに追従させるので、チャック65による成形品Sの取り出し動作のティーチングを不要とすることができ、熟練を要するティーチングにかかる多大な手間及び時間を不要とすることができ、また、取りこぼしなく成形品Sを取り出すことができる。また、射出成形機2側の動作に変動があったとしても、チャック65が射出成形機2側へ接触するような不具合を確実になくすことができ、安全性を高めることができる。
また、可動金型21に合わせてチャック65が無駄なく移動するので、取り出し時間を大幅に短縮することができ、生産性を向上させることができる。しかも、別個のセンサが不要であり、設備費の低減を図ることができ、また、センサ検出遅れなどの無駄時間なく取り出し動作を行うことができる。
また、取出装置3側の負荷イナーシャの情報を考慮して安全距離を演算するので、例え射出成形機2の可動金型21が緊急停止したとしても、この可動金型21に追従させているチャック65を、射出成形機2側へ接触させることなく確実に停止させることができる。
また、予め設定された可動金型21の厚さ、可動金型21の移動速度設定値、チャック65の移動速度の設定値及びイジェクタ51による成形品Sの突出量からなる設定情報からチャック65による成形品Sのチャック位置及びチャック65の移動速度を決定するので、射出成形機2で成形する成形品Sの種類を変更しても、その変更に対応してチャック65の移動を制御することができる。
これにより、取出装置3側における金型寸法・型開き量などの設定が不要となり、熟練を要することなく操作することができる。
なお、上記実施形態では、取出装置3側の負荷イナーシャだけを考慮してチャック65の移動を制御したが、取出装置3側の負荷イナーシャとともに射出成形機2側の負荷イナーシャを考慮しても良いことは勿論である。
また、チャック65を、イジェクタ51による成形品Sの突出動作開始位置よりも少しだけ固定金型13側における上方に待機させておき、型開きの際に、成形品Sがチャック65の下方を通過した時点にてチャック65を成形品Sに追従させながら近接させるようにしても良い。これにより、取出装置3による成形品Sの取り出し動作をより迅速に行うことができる。
さらに、型開き動作中にて、成形品Sにチャック65を追従させて近接させながらチャック65の吸着パッド64によって成形品Sを吸着し、その後は、チャック65への駆動力をOFFにしてフリーランの状態とし、チャック65を成形品Sに付随させて移動させ、イジェクタ51による成形品Sの突き出しの完了後に成形品Sを取り出すようにしても良い。
本発明の射出成形システムを示す側面図である。 射出成形システムの制御系を示すブロック図である。 射出成形システムにおける動作制御の流れを説明するフローチャート図である。 可動金型の移動速度に対する安全距離の関係を示すグラフ図である。
符号の説明
1…射出成形システム、2…射出成形機、3…取出装置、13…固定金型、21…可動金型、25…型開閉機構、31…型開閉モータ(駆動モータ)、51…イジェクタ、52…イジェクトモータ(駆動モータ)、62…ロータリーアクチュエータ(移動機構)、65…チャック、66…チャック移動モータ(移動機構)、71…射出成形機制御部、72…取出装置制御部、S…成形品

Claims (5)

  1. 固定金型に対して可動金型を進退させる型開閉機構と、前記可動金型から成形品を離型させるイジェクタとを備えた射出成形機の前記可動金型から成形品を取り出す取出装置であって、
    前記成形品を把持可能なチャックと、該チャックを移動させる移動機構と、前記チャック及び前記移動機構を制御する取出装置制御部とを備え、
    前記取出装置制御部は、
    前記型開閉機構及び前記イジェクタのそれぞれの駆動モータのエンコード情報から前記成形品の位置を割り出し、
    前記可動金型の前後方向への移動速度及び位置の情報、前記チャックの前後方向への移動速度及び位置の情報、予め求められている前記取出装置の負荷イナーシャ値から、前記可動金型が緊急停止したとしても、前記可動金型とともに移動する前記チャックを当該可動金型に衝突することなく確実に停止させることができる安全距離を演算し、
    前記成形品に対して前記安全距離を保持させながら前記チャックを前記成形品に追従、または追従させながら近接させるよう制御することを特徴とする射出成形機の取出装置。
  2. 前記取出装置制御部は、前記成形品に追従、または追従させながら近接させる前記チャックが移動中に前記成形品に対して前記安全距離を保ち、かつ当該安全距離を越えない範囲内で、前記チャックの移動速度を高めるべく制御することを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の取出装置。
  3. 固定金型と可動金型とから形成されるキャビティに樹脂を射出して成形する射出成形機と、該射出成形機から前記成形品を取り出す取出装置とを備えた射出成形システムであって、
    前記射出成形機は、前記固定金型に対して前記可動金型を進退させる型開閉機構と、前記可動金型から前記成形品を離型させるイジェクタと、これら型開閉機構及びイジェクタの駆動を制御する射出成形機制御部とを備え、
    前記取出装置は、前記成形品を把持可能なチャックと、該チャックを移動させる移動機構と、前記チャック及び前記移動機構の駆動を制御する取出装置制御部とを備え、
    前記取出装置制御部は、前記射出成形機制御部から前記型開閉機構及び前記イジェクタのそれぞれの駆動モータのエンコード情報を引き出し、前記エンコード情報から前記成形品の位置を割り出し、
    前記可動金型の前後方向への移動速度及び位置の情報、前記チャックの前後方向への移動速度及び位置の情報、予め求められている前記取出装置の負荷イナーシャ値から、前記可動金型が緊急停止したとしても、前記可動金型とともに移動する前記チャックを当該可動金型に衝突することなく確実に停止させることができる安全距離を演算し、
    前記成形品に対して前記安全距離を保持させながら前記チャックを前記成形品に追従、または追従させながら近接させるよう制御することを特徴とする射出成形システム。
  4. 固定金型に対して可動金型を進退させる型開閉機構と、前記可動金型から成形品を離型させるイジェクタとを備えた射出成形機に設けられ、移動機構により移動されるチャックに前記可動金型の前記成形品を把持させて取り出す取出装置の制御方法であって、
    前記型開閉機構及び前記イジェクタのそれぞれの駆動モータのエンコード情報から前記成形品の位置を割り出し、
    前記可動金型の前後方向への移動速度及び位置の情報、前記チャックの前後方向への移動速度及び位置の情報、予め求められている前記取出装置の負荷イナーシャ値から、前記可動金型が緊急停止したとしても、前記可動金型とともに移動する前記チャックを当該可動金型に衝突することなく確実に停止させることができる安全距離を演算し、
    前記成形品に対して前記安全距離を保持させながら前記チャックを前記成形品に追従させることを特徴とする取出装置の制御方法。
  5. 前記安全距離と、予め設定された前記可動金型の厚さ、型開速度設定値、前記イジェクタによる前記成形品の突出量及び取出装置の取出し機速度設定値のうち、少なくとも前記可動金型の厚さ及び前記イジェクタによる前記成形品の突出量からなる設定情報とから前記チャックによる前記成形品のチャック位置及び前記移動機構による前記チャックの移動速度を決定することを特徴とする請求項4に記載の取出装置の制御方法。
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