JP4596656B2 - 電子機器表示窓の保護パネルの製造方法 - Google Patents

電子機器表示窓の保護パネルの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、反射を防止して視認性を高めた電子機器表示窓の保護パネルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、携帯電話等に使用されている保護パネルには表面の傷防止及び透明性を考慮しPMMA(アクリル)材が使用されている場合が多い。しかし、近年携帯電話にもカラー画像を取りこむ機運が急速に高まっており、このような保護パネルでは、視認性が落ちる。そこで、かかる保護パネルの表面には、AR処理(外光からの反射を押さえる、光学的多層膜を形成する作業)を施して、カラー画像に対応することができる保護パネルが製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
現在、このような樹脂成形品である保護パネルは、一方の面を連続フィルムを用いて樹脂の射出後ベースシートを剥離させ、他方の面に連続フィルムからシートを切出してこれを成形品の一部として一体化させるインサート成形方法と、少なくとも一方の連続フィルムをシートに換えて、これを成形品の一部として一体化させるインサート成形方法とによって製造される。
【0004】
しかしながら、上記した通常のインモールド成形並びにインサート成形では、フィルム片またはシート片がキャビティ内で位置決めされ難いために、樹脂を射出した際、その勢いでフィルム片またはシート片がずれてしまうことがあり、特に、成形品が上述のような電子機器表示窓の保護パネルのように、透明窓と窓枠から構成される樹脂成形品では、位置がずれることによる不良品率は大きな問題となる。
【0005】
また、前記したようにAR処理を行う場合は、成形品の表面に切断片またはシート片の、AR下地層となるハードコート層または印刷層が露出しなければならず、射出された樹脂が薄くその表面を覆ってしまうということも不良品率を高める要因となる。
【0006】
そこで本発明は、射出された樹脂が金型内に配置される切断片やシート片をずらすことなく、また、フィルム片やシート片の裏側に回り込むことを防止することができる樹脂成形品の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、インサート成形方法を用いた電子機器表示窓の保護パネルの製造方法において、連続フィルムと連続シートを、互いの接着層を対面させ、前記連続フィルムを可動型と固定型との間に、前記連続シートを前記可動型内に通過させて位置決めする段階と、抜型を押し上げることにより前記連続シートから前記連続フィルム上の窓部より大きくシート片を切り出して、前記可動型上面より一段下げた状態まで押し上げる段階と、前記可動型と固定型を閉じて、前記連続フィルムと前記シート片との間に透明アクリル樹脂を射出する段階と、前記可動型と固定型を開き、前記連続フィルムの剥離層及びベースフィルムを分離するように成形品を取出す段階と、を有する電子機器表示窓の製造方法を提案する。
【0008】
また、インモールド成形方法を用いた電子機器表示窓の保護パネルの製造方法において、第1連続フィルムと第2連続フィルムを、互いの接着層を対面させ、前記第1連続フィルムを可動型と固定型との間に、前記第2連続フィルムを可動型内に通過させて位置決めする段階と、抜型を押し上げることにより前記第2連続フィルムから前記第1連続フィルム上の窓部より大きくフィルム片を切り出して、前記可動型上面より一段下げた状態まで押し上げる段階と、前記可動型と固定型を閉じて、前記第1連続フィルムと前記フィルム片との間に透明アクリル樹脂を射出する段階と、前記可動型と固定型を開き、前記第1連続フィルム及び前記フィルム片の剥離層、ベースフィルムを分離するように成形品を取出す段階と、を有する電子機器表示窓の製造方法を提案する。
【0009】
さらに、前記成形品は、さらに少なくとも一方の表面のハードコート層または印刷層の上にAR処理を施される構成としてもよく、また、前記第1連続フィルムまたは第2連続フィルムのAR下地層上にはAR層が予め形成されている構成としてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
[第一実施形態]
本発明に係る電子機器表示窓の保護パネルの製造方法の第一実施形態について、図を用いて説明する。本実施形態はインサート成形に関するものである。図1は本実施形態の方法により製造される保護パネルの説明図、図2は本実施形態に用いられる金型装置の側断面図、図3は第1連続フィルム及び第2連続フィルムの側断面図、図4は保護パネルの製造方法の説明図である。
【0011】
図1に、本実施形態により製造される保護パネルPの一例を示す。この保護パネルPは携帯電話等の電子機器表示窓に取りつけられる枠付きの透明パネルである。図1(a)には同保護パネルPの斜視図を示すが、この保護パネルPは透明なアクリルの板体1であって、その表面1A側には印刷層により枠1aが形成され、その中央部に液晶画面を表示するための窓部1bが印刷層が形成されない部分(若しくは透明印刷層が形成された部分)として残留している。
【0012】
また、一部にボタン孔1cが形成され、この保護パネルPを携帯電話のケーシング本体(図示せず)に取りつけた際に、押圧ボタンがこのボタン孔1cからのぞく構成となっている。
【0013】
また、図1(b)は、図1(a)のX−X線による正断面図を、図(c)は図1(a)のY−Y線による側断面図を示すが、保護パネルPの裏面1Bには、表面1Aの窓部1bに対向する位置に***台部1dが形成される。保護パネルPの表面1Aには、後述する第1連続フィルム7の所定層から構成されるフィルム層7Aが一体になっているのに対して、保護パネルPの裏面1Bは、***台部1dの表面のみにおいて、後述する連続シート14の一部から構成されるシート片14Aが一体となっている。
【0014】
ここで、連続シート14の窓部1bの幅の寸法をA、高さの寸法をBとすると、この***台部1dの幅C、高さDは、A<C、B<Dの関係にあり、すなわち、同部分に一体となっているシート片14Aも同様の寸法C、Dを有している。
【0015】
以下、本実施形態に係る電子機器表示窓の保護パネルPの製造方法について図2乃至図5を用いて説明する。
【0016】
図2は、本実施形態で使用する金型の側断面図である。金型2は可動型本体31と抜型32とからなる可動型3と、固定型4とから構成される。可動型本体31の天面と固定型4の底面には、それぞれキャビティ31a、4aが形成されている。可動型本体31と固定型4とを組み合せることにより、保護パネルPの板体1を射出成形する空間を形成する。
【0017】
固定型4には、また、キャビティ4aに連続する樹脂射出ゲート4bが形成されている。可動型3と固定型4との間には、図示しない連続フィルムの送り出し装置と巻き取り装置間に掛け渡された連続フィルム7を通過させており、図2では連続フィルム7に所定間隔で穿孔された射出孔7aと上記樹脂射出ゲート4bとを一致させた状態で、可動型3と固定型4を閉じている。
【0018】
可動型本体31には、貫通孔31bが形成されている。この貫通孔31bにはベース32Aと押上ブロック32Bとからなる抜型32のうち、押上ブロック32Bが挿入され、内部を摺動するように構成されている。図2においては、抜型32は距離Lを置いて可動型本体31に完全に押し込まれていない状態を示しているが、抜型32を押し上げると、押上ブロック32Bの天面32aは高さT(図中一点鎖線で表示される)まで押し上げられて、可動型3の上面より一段下がった位置でキャビティ31aの一部を形成する。
【0019】
また、さらに可動型本体31には、その貫通孔31bを横断するようにスリット31cが形成されており、後述するように、このスリット31cには連続シート14を通過させている。上述の通り、押上ブロック32Bを上昇させると、押上ブロック32Bは、そのエッジが連続シート14を切り取り、切出されたシート片を高さTまで押し上げる。高さTまで押し上げられた押上ブロック32Bの天面32aは、可動型本体31のキャビティ31aより一段下がることになり、両者間に段差Gが形成される。
【0020】
次に、図3を用いて、連続フィルム7及び連続シート14の構造を説明する。図3(a) に示すように、連続フィルム7は、PET製のベースフィルム8上に順に、接着性を有しない材質からなる剥離層9、表面の硬度を向上させるためのUVハード層10、印刷の定着向上させるためのアンカー層11、印刷層12、接着層13を積層している。また、図3(b)に示すように、連続シート14は、下からUVハード層15、ベース層16、接着層17を積層している。
【0021】
UVハード層10、15は、それぞれ表面AR下地層、裏面AR下地層として利用され、この上に後述するAR処理を施してAR層を形成する。これにより、透明アクリル樹脂上に形成しにくいAR層を安定して形成することができる。
【0022】
また、印刷層12には印刷が施された部分と施されない部分(或いは透明な印刷が施された部分)が形成され、後者の部分が保護パネルPの窓部1bとなる。この、印刷層12は独立した印刷パターンを所定間隔で複数形成している。
【0023】
図4を用いて、本実施形態の保護パネルPの製造工程を説明する。まず図4(a)に示すように、固定型4、可動型3の可動型本体31及び抜型32をそれぞれ開いた状態で、固定型4と可動型本体31との間に連続フィルム7を通過させ、また、可動型本体31のスリット31cの中に連続シート14を通過させる。両者は、図示しない送り出し装置と巻き取り装置との間に掛け渡され、所定幅で間欠送りされる。なお、この連続フィルム7と連続シート14は互いに直交する方向に押し出され、巻き取られる。
【0024】
次に図4(b)に示すように、連続フィルム7の射出孔7aが樹脂射出ゲート4bと一致するよう、且つ連続フィルム7上の印刷層12のうち窓部1bを形成する透明部分12aが抜型32の押上ブロック32Bと一致するように位置決めされた後、固定型4と可動型本体31とを型締めする。
【0025】
図4(c)に示すように、さらに抜型32を上昇させて、貫通孔31b内を通過している連続シート14を切断し、押上ブロック32Bの天面32aをキャビティ31aより一段下がった位置まで押し上げ、切断されたシート片14Aを同位置に載置する。そして、連続フィルム7の射出孔7aを通過させて連続フィルム7の裏側へ回り込むように透明アクリル樹脂を樹脂射出ゲート4bから射出して、キャビティ4a、31a内に充填する。
【0026】
射出された透明アクリル樹脂は、キャビティ4a、31a内の連続フィルム7及びシート片14A表面のそれぞれの接着層13、17と一体化する。このとき、シート片14Aは、段差Gによって周囲を囲まれているために、射出された透明アクリル樹脂の圧力によって位置がずれてしまうことはなく、また、透明アクリル樹脂が裏面に回り込んでしまうことも防止することができる。
【0027】
最後に図4(d)に示すように、それぞれの型を開いて成形した板体1を取出す。型開きした状態では、この板体1は連続フィルム7に係合した状態となっているがバキューム装置等でこれを連続フィルム7のベースフィルム8から引き剥がすと、ベースフィルム8及び剥離層9を残し、UVハード層10、アンカー層11、印刷層12を含んだ連続フィルム7の一部7Aが板体1側に残る。また、その裏面にはシート片14Aが樹脂と一体化されている。
【0028】
このインサート成形加工工程の終了後、図5に示すように、AR処理工程を行う。AR層の形成は、スプルーS等の不要部分を除去した後、所定の雰囲気を有するチェンバー内でスパッタリングにより行うことが出来る。この場合、図5(a)に示すように板体1の裏面のみ処理を行う方法であってもよく、また図5(b)に示すように両面に行っても良い。いずれの場合も、表面に露出したAR下地層となるUVハード層10、15上にAR層が形成される。
【0029】
[第二実施形態]
次に、本発明に係る電子機器表示窓の保護パネルの製造方法の第二実施形態について、図を用いて説明する。本実施形態はインモールド成形に関するものである。図6(a)は、本実施形態の方法に用いられる第2連続フィルムの断面図であり、図6(b)は射出成形後の板体の断面図であり、さらに図6(c)は同板体からベースフィルムを剥がす作業の説明図である。
【0030】
図6(a)に示すように、本実施形態では第一実施形態の連続シートの代りに、第2連続フィルム114 を用いる。この第2連続フィルム114 は、PET製のベースフィルム115 上に順に、接着性を有しない材質からなる剥離層116 、表面の硬度を向上させるためのUVハード層117 、印刷の定着向上させるためのアンカー層118 、印刷層119 、そして接着層120 を積層している。
【0031】
その後、金型2を用い、かかる第2連続フィルム114 を可動型3のスリット31cに通過させ、抜型32が第2連続フィルム114 を所定の大きさに切断してフィルム片114A とした後、このフィルム片114A と(第1)連続フィルム7との間に透明アクリル樹脂を射出し、図6(b)に示す板体1を成形する。
【0032】
そして、図6(c)に示すように、板体1を第1連続フィルム7から一部7Aを残した状態で板体1を剥がし、さらに、板体1の裏面に一体化したフィルム片114A からベースフィルム115 、剥離層116 を剥がすことで、保護パネルPを形成する。この後、先の図5に示す作業により、AR下地層となるUVハード層10が露出した板体1の表面に、AR層を形成することができる。
【0033】
なお、上記第一、第二実施形態では、AR層を金型から取出した成形品たる板体1の表裏に最後の工程により成形したが、勿論、第1連続フィルム、第二連続フィルム、または連続シートに予めAR層を形成しておけば、AR層形成工程を別途設けなくとも、より簡単な製造方法で保護パネルPを製造することもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、電子機器表示窓の保護パネルの製造方法では、金型内で抜型が連続シート若しくは第2連続フィルムから切断したフィルム片、シート片を一段下げた状態で金型内に保持することを特徴とする。このため、フィルム片及びシート片は段差で囲まれることになり、射出された樹脂が金型内に配置されるフィルム片やシート片をずらすことがなく、また、フィルム片やシート片の裏側に回り込むことを防止することができ、AR層が成形される位置がずれることなく、またその成形を確実に行うこともできる。
【0035】
また、切断したフィルム片及びシート片は、表面側に形成される窓部より大きな寸法を有する。このため、窓部に対応する裏面部分を充分な大きさのAR層で覆うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第一実施形態の保護パネルの斜視図、(b)は同保護パネルの正面断面図、(c)は同保護パネルの側断面図である。
【図2】本実施形態の製造方法に用いられる金型の断面図である。
【図3】(a)は本実施形態の製造方法に用いられる連続フィルムの断面図、(b)は同連続シートの断面図である。
【図4】同保護パネルを製造するための樹脂射出成形作業の説明図である。
【図5】同保護パネルを製造するためのAR層形成作業の説明図である。
【図6】(a)は第二実施形態に保護パネルの製造方法に用いられる第2連続フィルムの側面図であり、(b)は同保護パネルの射出成形後の板体の断面図であり、(c)は同板体からベースフィルムを剥がす作業の説明図である。
【符号の説明】
P …保護パネル
1 …板体
1a …枠
1b …窓部
1d …***台部
2 …金型
3 …可動型
31 …可動型本体
32 …抜型
4 …固定型
7 …連続フィルム(第1連続フィルム)
8 …ベースフィルム
9 …剥離層
10 …UVハード層
11 …アンカー層
12 …印刷層
13 …接着層
14 …連続シート
14A …シート片
15 …UVハード層
16 …ベース層
17 …接着層
114 …第2連続フィルム
114A …フィルム片
115 …ベースフィルム
116 …剥離層
117 …UVハード層
118 …アンカー層
119 …印刷層
120 …接着層

Claims (4)

  1. 抜型を組み込んだ可動型と、固定型とからなる金型を用い、少なくともベースフィルム、窓部及び窓枠部を形成した印刷層であるAR下地層、接着層を積層した連続フィルムと、少なくともAR下地層、ベース層、接着層を積層した連続シートのシート片との間に透明樹脂を射出するインサート成形方法を用いた電子機器表示窓の保護パネルの製造方法において、前記連続フィルムと前記連続シートを、互いの接着層を対面させ、前記連続フィルムを前記可動型と前記固定型との間に、前記連続シートを前記可動型内に通過させて位置決めする段階と、前記抜型を押し上げることにより前記連続シートから前記連続フィルム上の窓部より大きくシートを切り出して、前記可動型上面より一段下げた状態まで押し上げる段階と、前記可動型と固定型を閉じて、前記連続フィルムと前記シート片との間に透明樹脂を射出する段階と、前記可動型と固定型を開き、前記連続フィルムの剥離層及びベースフィルムを分離するように成形品を取出す段階と、を、有することを特徴とした、電子機器表示窓の製造方法。
  2. 抜型を組み込んだ可動型と、固定型とからなる金型を用い、少なくともベースフィルム、窓部及び窓枠部を形成した印刷層であるAR下地層、接着層を積層した第1連続フィルムと、少なくともベースフィルム、剥離層、AR下地層、接着層を積層した第2連続フィルムのフィルム片との間に透明樹脂を射出するインモールド成形方法を用いた電子機器表示窓の保護パネルの製造方法において、前記第1連続フィルムと前記第2連続フィルムを、互いの接着層を対面させ、前記第1連続フィルムを前記可動型と前記固定型との間に、前記第2連続フィルムを前記可動型内に通過させて位置決めする段階と、前記抜型を押し上げることにより前記第2連続フィルムから前記第1連続フィルム上の窓部より大きい寸法でフィルム片を切り出して、前記可動型上面より一段下げた状態まで押し上げる段階と、前記可動型と固定型を閉じて、前記第1連続フィルムと前記フィルム片との間に透明樹脂を射出する段階と、前記可動型と固定型を開き、前記第1連続フィルム及び前記フィルム片の剥離層及びベースフィルムを分離するように成形品を取出す段階と、を、有することを特徴とした、電子機器表示窓の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2記載の電子機器表示窓の製造方法であって、前記成形品は、さらに少なくとも一方の表面のハードコート層または印刷層の上にAR処理を施されることを特徴とする電子機器表示窓の製造方法。
  4. 請求項1または請求項2記載の電子機器表示窓の製造方法であって、前記第1連続フィルムまたは第2連続フィルムのAR下地層上にはAR層が予め形成されていることを特徴とする電子機器表示窓の製造方法。
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