JP2001277294A - 電子機器表示窓の保護パネルの製造方法 - Google Patents

電子機器表示窓の保護パネルの製造方法

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JP2001277294A
JP2001277294A JP2000097502A JP2000097502A JP2001277294A JP 2001277294 A JP2001277294 A JP 2001277294A JP 2000097502 A JP2000097502 A JP 2000097502A JP 2000097502 A JP2000097502 A JP 2000097502A JP 2001277294 A JP2001277294 A JP 2001277294A
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film
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Tsunehisa Watanabe
恒久 渡辺
Mikihiro Kuramitsu
幹博 倉光
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 AR層を成形することができ、さらにハクバ
リやひずみをおさえることができる電子機器表示窓の保
護パネルの製造方法を提供する。 【解決手段】 メインキャビティ部4bと縁取部17cを
成形するための縁取部用キャビティ部4cとから構成さ
れるキャビティ内3bに、ベースフィルム上に剥離層、
UVハード層または印刷層からなる表面AR下地層、接
着層を積層したメインキャビティ部より大きい連続フィ
ルム6を通過させるとともに、UVハード層または印刷
層からなる裏面AR下地層、ベースシート層、接着層を
有するシート13をインサートする段階と、連続フィル
ム6とシート13との間にアクリル樹脂を射出して成形
品を成形する段階と、成形品から連続フィルム6の剥離
層、ベースフィルム層を剥離させる段階と、成形品の縁
取部17cを切断除去して最終成形品を製造する段階と、
該成形品の表面AR下地層及び裏面AR下地層の上にA
R層を形成する段階とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射を防止して視
認性を高めた電子機器表示窓の保護パネルの製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、携帯電話等に使用されている保護
パネルには表面の傷防止及び透明性を考慮しPMMA
(アクリル)材が使用されている場合が多い。しかし、
近年携帯電話にもカラー画像を取りこむ機運が急速に高
まっており、このような保護パネルでは、視認性が落ち
る。
【0003】そこで、AR処理(光学的多層膜形成して
外光からの反射を押さえる)を片面づつ2回処理するこ
とにより、カラー画像に対応することができる保護パネ
ルが製造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
子機器表示窓の保護パネルの製造方法は、透明アクリル
樹脂上にAR層を成形しにくいという問題点があった。
【0005】また、転写フィルムの印刷幅が製品形状よ
り、印刷位置のずれ及び成形時の位置のずれを考慮して
製品外周より大きく(1〜2mm)している。このた
め、成形時に印刷のインク膜がはがれてハクバリが形成
され、その除去処理に手間がかかるという問題点もあっ
た。
【0006】さらに、保護パネルの用途である携帯電話
は小型軽量化の傾向に伴う保護パネルの薄肉化により、
樹脂が細いゲートを介してキャビティ部へ流れ込む際に
ひずみが生じたり、ゲート部付近に残留応力が残り、強
度の低下を起こしてしまうという問題点があった。
【0007】そこで本発明は、安定してAR層を成形す
ることができ、さらにハクバリやひずみをおさえること
ができる電子機器表示窓の保護パネルの製造方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る電子機器表示窓の保護パネルの製造方法
の代表的な構成は、固定金型と可動金型により形成さ
れ、成形品のうち所望する最終品の形状を成形するため
のメインキャビティ部と該最終品の全周囲に成形される
縁取部を成形するための縁取部用キャビティ部とから構
成されるキャビティ内に、少なくともベースフィルム上
に剥離層、ハードコート層または印刷層からなる表面A
R下地層、接着層を積層した前記メインキャビティ部よ
り大きい連続フィルムを通過させるとともに、少なくと
もハードコート層または印刷層からなる裏面AR下地
層、ベースシート層、接着層を有するシートをインサー
トする段階と、前記固定金型と可動金型とを合わせた上
で所定のゲートから前記連続フィルムと前記シートとの
間に透明アクリル樹脂を射出して前記成形品を成形する
段階と、前記成形品から前記連続フィルムの剥離層、ベ
ースフィルム層を剥離させる段階と、前記成形品の縁取
部を切断除去して最終成形品を製造する段階と、該最終
成形品の表面AR下地層及び裏面AR下地層の上にAR
層を形成する段階と、を有することを特徴とした。
【0009】また、固定金型と可動金型により形成さ
れ、成形品のうち所望する最終品の形状を成形するため
のメインキャビティ部と該最終品の全周囲に成形される
縁取部を成形するための縁取部用キャビティ部とから構
成されるキャビティ内に、少なくともベースフィルム上
に剥離層、ハードコート層または印刷層からなるAR下
地層、接着層を積層した前記メインキャビティ部より大
きい連続フィルムを通過させるとともに、少なくともA
R層、ベースシート層、接着層を有するシートをインサ
ートする段階と、前記固定金型と可動金型とを合わせた
上で所定のゲートから前記連続フィルムと前記シートと
の間に透明アクリル樹脂を射出して前記成形品を成形す
る段階と、前記成形品から前記連続フィルムの剥離層、
ベースフィルム層を剥離させる段階と、前記成形品の縁
取部を切断除去し、最終成形品を製造する段階と、を有
することを特徴としてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明に係る電子
機器表示窓の保護パネルの製造方法の第一実施形態につ
いて、図を用いて説明する。図1は本実施形態の製造方
法により形成される保護パネルの斜視図、図2は固定金
型と可動金型に連続フィルムとシートを連続して通過さ
せる段階の説明図、図3は連続フィルムとシートの側断
面図、図4乃至図7は保護パネルの製造方法の説明図で
ある。
【0011】図1に、本実施形態により製造される保護
パネルP1、P2の例を示す。この保護パネルP1、P
2は携帯電話等の電子機器表示窓のパネルの例である。
図1(a)に示す保護パネルP1は透明なアクリルの板体
1aであって周囲に枠1bを印刷し、中央部に液晶画面
を表示するための透明な表示窓1cを残している。ま
た、図1(b)に示すように、全体を透明なアクリルの板
体2aとし、一部に文字や模様のワンポイント2bを印
刷した保護パネルP2とすることもできる。
【0012】以下、本実施形態に係る電子機器表示窓の
保護パネルP1の製造方法について説明する。
【0013】図2に示すように、第1の工程において
は、固定金型3と可動金型4との間に連続フィルム6を
連続して通過させるとともに、連続シート13を後述する
可動金型4の連続シート用孔4dに連続して通過させ
る。
【0014】固定金型3には、ゲート3aと、このゲー
ト3aに連結するキャビティ3bが形成されている。ゲ
ート3aは、固定金型3及び可動金型4に透明アクリル
樹脂を射出するための導入路であり、ここに樹脂が充填
されて固まるとスプルー17bが形成される。
【0015】また、可動金型4は、成形品17を成形する
キャビティ、連続シート13の通路である連続シート用孔
4d、連続シート13を打ち抜く打抜きブロック4eから
構成される。キャビティは、成形品17のうち所望する最
終品17aの形状を成形するためのメインキャビティ部4
bと最終品17aの全周囲に成形される縁取部17cを成形
するための縁取部用キャビティ部4cとから構成され
る。
【0016】固定金型3には、巻き取り装置5とが取り
付けられている。それぞれの巻き取り装置5は、送り出
しロール5aと、巻き取りロール5bを有しており、両
者間に連続フィルム6を巻き掛けている。
【0017】連続フィルム6は、送り出しロール5aに
巻きつけられて保持され、先端を固定金型3と可動金型
4との間を通過させて、巻き取りロール5bに巻き付け
られることで準備を完了する。可動金型4も固定金型3
と同様に、送り出しロールと、巻き取りロールを有する
巻き取り装置(不図示)が取り付けられている。
【0018】ここで図3(a)に示すように、連続フィル
ム6は、PET製のベースフィルム7上に順に、接着性
を有しない材質からなる剥離層8、表面の硬度を向上さ
せるためのハードコート層たるUVハード層9、印刷の
定着性を向上させるためのアンカー層10、印刷層11、接
着層12を積層している。また図3(b)に示すように、連
続シート13は順に、UVハード層14、PET製の透明な
ベースシート層15、接着層16を積層している。
【0019】UVハード層9、14は、それぞれ表面AR
下地層、裏面AR下地層として利用され、この上に後述
のAR処理を施してAR層を形成する。これにより、透
明アクリル樹脂上に形成しにくいAR層を安定して形成
することができる。
【0020】印刷層11には印刷が施された部分と施され
ない部分が形成され、この印刷が施されない部分から裏
面に、透明アクリル樹脂層がのぞくことで、透明な表示
窓(図1参照)が形成されている。また、印刷層11は独立
した印刷パターンを所定間隔で複数形成している。
【0021】また、連続フィルム6、連続シート13は、
幅が広く、キャビティ3b、縁取部用キャビティ部4c
の全体を覆うことができる。
【0022】なお、AR下地層はUVハード層9、14と
したが、少なくとも表示窓1cを形成する部分を透明と
した印刷層であってもよい。
【0023】図4(a)に示すように、巻き取り装置5を
作動させて、連続フィルム6を固定金型側に接着層12が
対向する状態で固定金型3と可動金型4の間に間欠送り
する。この間欠送り作業は、上述の印刷パターンが、固
定金型3のキャビティ3bと常に一致するように制御さ
れる。
【0024】連続シート13は、連続フィルム6の間欠送
りと同期して連続フィルム6と交差する方向に、接着層
16が打抜きブロック4eに対向するように可動金型4の
内部に設けられた連続シート用孔4dに間欠送りされ
る。なお、連続シート13に印刷層11(図3参照)がなく印
刷パターンがない場合、連続フィルム6のような高精度
の間欠送りでなくともよい。
【0025】次に、図4(b)に示すように、上述の如く
連続フィルム6、連続シート13を間欠送りし、所定の位
置で停止させた後、固定金型3と可動金型4とを合わせ
型締めする。
【0026】このように、連続フィルム6と連続シート
13とを交差させることにより、連続フィルム6、連続シ
ート13に幅方向及び搬送方向で偏光性などの指向性があ
る場合、違う性質を持った層を保護パネルの表面と裏面
に形成することができる。
【0027】図4(c)に示すように、そして、可動金型
4の連続シート用孔4dに送られた連続シート13が、打
抜きブロック4eにより最終品17aの大きさに打ち抜か
れ、シート片13aとなる。
【0028】連続フィルム6には、所定間隔で穴6aが
開けられており、この穴6aを通してゲート3aから連
続フィルム6とシート片13aとの間に透明アクリル樹脂
を射出する。射出された透明アクリル樹脂は、連続フィ
ルム6とシート片13aを固定金型3と可動金型4側に押
圧しながら、メインキャビティ部4b内に充填されてい
く。この時、透明アクリル樹脂は、まず縁取部用キャビ
ティ部4cに導入され、逐次周囲から均一にキャビティ
3b、メインキャビティ部4bに流れ込むことになる。
このため、ゲート3aの圧力ひずみが一部分に集中する
ことがなく、最終品17aに偏光ひずみが生じることがな
い。
【0029】そして、透明アクリル樹脂が硬化後、図5
(a)に示すように、連続フィルム6と切断されたシート
片13aとが一体となった成形品17から連続フィルム6の
剥離層8及びベースフィルム7を剥して転写作業を完了
させる。このように、連続シート13はインサート成形さ
れて保護パネルP1と一体化するため、ベースフィルム
7を除去する作業が必要なく、製造工程を簡略化するこ
とができる。
【0030】次に、所定の冶具を用いて成形品17からス
プルー17bと縁取部17cを切断除去する。図6に示すよ
うに、切断冶具として一対のカッター18を用いる。それ
ぞれのカッター18は台座18a上に切断刃18bを立設した
ものであって、切断刃18bは最終品17aの寸法に合わせ
て配置されている。
【0031】そして、一対のカッター18で成形品17を挟
み込み、外側の縁取部17cを切断除去する。
【0032】一般に成形品を連続フィルムから引き剥が
すとき、ベースフィルムに残るべき印刷層が引っ張られ
て、成形品の周囲にハクバリと呼ばれる印刷膜が付いて
しまう。しかし、本実施形態では、ハクバリが生じた部
分を縁取部17cとともに除去することができるので、ハ
クバリ処理を行う必要がなく、生産効率を向上させるこ
とができる。
【0033】図7に示すように、縁取部17cを切断除去
された最終品17aは、AR下地層であるUVハード層
9、14上にAR層を形成することにより保護パネルP1
が成形される。このAR層により反射を防止して視認性
を向上させることができる。
【0034】連続フィルム6の印刷パターンを逐次送り
出し、上述した工程を繰り返すことにより、保護パネル
P1を連続して製造することができる。
【0035】なお、本実施形態では、AR下地層とし
て、UVハード層9、14としたが、AR下地層として、
透明の印刷層を形成して、その上にAR層を形成しても
よい。
【0036】[第二実施形態]次に本発明に係る電子機器
表示窓の保護パネルの製造方法の第二実施形態について
図8を用いて説明する。図8は連続フィルムとシートの
側断面図である。上記第一実施形態と説明の重複する部
分については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0037】図8に示すように、本実施形態に係る保護
パネルの製造方法は、第一実施形態に係る連続フィルム
6及び連続シート13に代えて連続フィルム21及び連続シ
ート22を用いる。
【0038】図8(a)に示すように、連続フィルム21
は、PET製のベースフィルム7上に順に、接着性を有
しない材質からなる剥離層8、表面の硬度を向上させる
ためのUVハード層9、印刷の定着性を向上させるため
のアンカー層10、印刷層11、接着層12を積層している。
また図8(b)に示すように、連続シート22は順に、AR
層24、UVハード層14、PET製の透明なベースシート
層15、接着層16を積層している。
【0039】連続シート22に予めAR層24を形成したこ
とにより、最終品の裏面にAR処理を施す必要がなく、
生産工程を減らすことができる。なお、表面側には第一
実施形態で説明した方法等でAR処理を行う。
【0040】なお、上記した2つの実施形態において
は、いずれも保護パネルの上面側のみに印刷層を形成し
たが、この印刷層は両面に形成してもよく。また、下面
側のみに形成してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、UVハード層を表
面AR下地層、裏面AR下地層として利用して、この上
に後述のAR処理を施してAR層を形成することによ
り、保護パネルの透明アクリル樹脂上に形成しにくいA
R層を安定して形成することができる。
【0042】また、保護パネルを形成する際に、射出さ
れた透明アクリル樹脂は縁取部用キャビティ部を介して
メインキャビティ部へ流れ込むため、単一のゲートから
流れ込んだ際にでき易いひずみを防止することができ
る。
【0043】さらに、成形品から連続フィルムのベース
フィルムを剥離させる際に生じる印刷層のハクバリ部を
縁取部除去により切断するため、ハクバリ処理を必要と
せず、製造効率を向上させることができる。
【0044】また、シートは保護パネルを形成する際
に、インサート成形されて保護パネルと一体化するた
め、ベースフィルム層を除去する作業が必要なく、製造
工程を簡略化することができる。
【0045】シートに予めAR層を形成したことによ
り、片面に対するAR処理工程を省略できるので、生産
工程を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の製造方法により形成される保護
パネルの斜視図である。
【図2】固定金型と可動金型に連続フィルムとシートを
連続して通過させる段階の説明図である。
【図3】連続フィルムとシートの側断面図である。
【図4】保護パネルの製造方法の説明図である。
【図5】保護パネルの製造方法の説明図である。
【図6】保護パネルの製造方法の説明図である。
【図7】保護パネルの製造方法の説明図である。
【図8】第二実施形態に係る連続フィルムとシートの側
断面図である。
【符号の説明】
P1、P2 …保護パネル 1a、2a …板体 1b …枠 1c …表示窓 2b …ワンポイント 3 …固定金型 3a …ゲート 3b …キャビティ 4 …可動金型 4b …メインキャビティ部 4c …縁取部用キャビティ部 4d …連続シート用孔 4e …打抜きブロック 5 …巻き取り装置 5a …送り出しロール 5b …巻き取りロール 6、21 …連続フィルム 6a …穴 7 …ベースフィルム 8 …剥離層 9、14 …UVハード層(ハードコート層) 10 …アンカー層 11 …印刷層 12、16 …接着層 13、22 …シート 13a …シート片 15 …ベースシート層 17 …成形品 17a …最終品 17b …スプルー 17c …縁取部 18 …カッター 18a …台座 18b …切断刃 23 …AR層 24 …AR層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月16日(2000.5.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 電子機器表示窓の保護パネルの製造方
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハクバリやひずみ
を抑えることができ、または、視認性を高めた電子機器
表示窓の保護パネルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、携帯電話等に使用されている保護
パネルには表面の傷防止及び透明性を考慮しPMMA
(アクリル)材が使用されている場合が多い。従来、ア
クリル樹脂パネル成形過程においては、ゲートからメイ
ンキャビティ内に透明アクリル樹脂を注入する方法が考
えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
子機器表示窓の保護パネルの製造方法は、小型軽量化の
傾向に伴う保護パネルの薄肉化により、樹脂が細いゲー
トを介してキャビティ部へ流れ込む際にひずみが生じた
り、ゲート部付近に残留応力が残り、強度の低下を起こ
してしまうという問題点があった。
【0004】また、転写フィルムの印刷幅が製品形状よ
り、印刷位置のずれ及び成形時の位置のずれを考慮して
製品外周より大きく(1〜2mm)している。このた
め、成形時に印刷のインク膜がはがれてハクバリが形成
され、その除去処理に手間がかかるという問題点もあっ
た。
【0005】また、携帯電話等に使用されている保護パ
ネルには表面の傷防止及び透明性を考慮しPMMA材が
使用されている場合が多い。しかし、近年携帯電話にも
カラー画像を取り込む機運が急速に高まっており、この
ような保護パネルでは視認性が落ちる。
【0006】そこでAR処理(工学的多層膜形成をして
外光からの反射を抑える)を片面ずつ2回処理すること
により、カラー画像に対応することができる保護パネル
が製造されている。
【0007】しかしながら、上記電子機器表示窓の保護
パネルの製造方法は、透明アクリル樹脂上にAR層を成
形しにくいという問題点があった。
【0008】そこで本発明は、ハクバリやひずみを抑え
ることができる電子機器表示窓の保護パネルの製造方法
を提案し、または、安定してAR層を成形することがで
きる電子機器表示窓の保護パネルの製造方法を提案する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る電子機器表示窓の保護パネルの製造方
法の代表的な構成は、固定金型と可動金型により形成さ
れ、成形品のうち所望する最終品の形状を成形するため
のメインキャビティ部と該最終品の全周囲に成形される
縁取部を成形するための縁取部用キャビティ部とから構
成されるキャビティ内に、アクリル樹脂を射出して成形
品を成形する段階と、表面、裏面の少なくとも一方に、
前記縁取部にかかる印刷層を形成する段階と、成形品の
縁取部を切断除去し、最終成形品を製造する段階と、を
有することを特徴とした。
【0010】また、固定金型と可動金型により形成さ
れ、成形品のうち所望する最終品の形状を成形するため
のメインキャビティ部と該最終品の全周囲に成形される
縁取部を成形するための縁取部用キャビティ部とから構
成されるキャビティ内に、少なくともベースフィルム上
に剥離層、ハードコート層または印刷層からなる表面A
R下地層、接着層を積層した前記メインキャビティ部よ
り大きい連続フィルムを通過させるとともに、少なくと
もハードコート層または印刷層からなる裏面AR下地
層、ベースシート層、接着層を有するシートをインサー
トする段階と、前記固定金型と可動金型とを合わせた上
で所定のゲートから前記連続フィルムと前記シートとの
間に透明アクリル樹脂を射出して前記成形品を成形する
段階と、前記成形品から前記連続フィルムの剥離層、ベ
ースフィルム層を剥離させる段階と、前記成形品の縁取
部を切断除去して最終成形品を製造する段階と、該最終
成形品の表面AR下地層及び裏面AR下地層の上にAR
層を形成する段階と、を有することを特徴としてもよ
い。
【0011】また、固定金型と可動金型により形成さ
れ、成形品のうち所望する最終品の形状を成形するため
のメインキャビティ部と該最終品の全周囲に成形される
縁取部を成形するための縁取部用キャビティ部とから構
成されるキャビティ内に、少なくともベースフィルム上
に剥離層、ハードコート層または印刷層からなるAR下
地層、接着層を積層した前記メインキャビティ部より大
きい連続フィルムを通過させるとともに、少なくともA
R層、ベースシート層、接着層を有するシートをインサ
ートする段階と、前記固定金型と可動金型とを合わせた
上で所定のゲートから前記連続フィルムと前記シートと
の間に透明アクリル樹脂を射出して前記成形品を成形す
る段階と、前記成形品から前記連続フィルムの剥離層、
ベースフィルム層を剥離させる段階と、前記成形品の縁
取部を切断除去し、最終成形品を製造する段階と、を有
することを特徴としてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明に係る電子
機器表示窓の保護パネルの製造方法の第一実施形態につ
いて、図を用いて説明する。図1は本実施形態の製造方
法により形成される保護パネルの斜視図、図2は固定金
型と可動金型に連続フィルムとシートを連続して通過さ
せる段階の説明図、図3は連続フィルムとシートの側断
面図、図4乃至図7は保護パネルの製造方法の説明図で
ある。
【0013】図1に、本実施形態により製造される保護
パネルP1、P2の例を示す。この保護パネルP1、P
2は携帯電話等の電子機器表示窓のパネルの例である。
図1(a)に示す保護パネルP1は透明なアクリルの板体
1aであって周囲に枠1bを印刷し、中央部に液晶画面
を表示するための透明な表示窓1cを残している。ま
た、図1(b)に示すように、全体を透明なアクリルの板
体2aとし、一部に文字や模様のワンポイント2bを印
刷した保護パネルP2とすることもできる。
【0014】以下、本実施形態に係る電子機器表示窓の
保護パネルP1の製造方法について説明する。
【0015】図2に示すように、第1の工程において
は、固定金型3と可動金型4との間に連続フィルム6を
連続して通過させるとともに、連続シート13を後述する
可動金型4の連続シート用孔4dに連続して通過させ
る。
【0016】固定金型3には、ゲート3aと、このゲー
ト3aに連結するキャビティ3bが形成されている。ゲ
ート3aは、固定金型3及び可動金型4に透明アクリル
樹脂を射出するための導入路であり、ここに樹脂が充填
されて固まるとスプルー17bが形成される。
【0017】また、可動金型4は、成形品17を成形する
キャビティ、連続シート13の通路である連続シート用孔
4d、連続シート13を打ち抜く打抜きブロック4eから
構成される。キャビティは、成形品17のうち所望する最
終品17aの形状を成形するためのメインキャビティ部4
bと最終品17aの全周囲に成形される縁取部17cを成形
するための縁取部用キャビティ部4cとから構成され
る。
【0018】固定金型3には、巻き取り装置5とが取り
付けられている。それぞれの巻き取り装置5は、送り出
しロール5aと、巻き取りロール5bを有しており、両
者間に連続フィルム6を巻き掛けている。
【0019】連続フィルム6は、送り出しロール5aに
巻きつけられて保持され、先端を固定金型3と可動金型
4との間を通過させて、巻き取りロール5bに巻き付け
られることで準備を完了する。可動金型4も固定金型3
と同様に、送り出しロールと、巻き取りロールを有する
巻き取り装置(不図示)が取り付けられている。
【0020】ここで図3(a)に示すように、連続フィル
ム6は、PET製のベースフィルム7上に順に、接着性
を有しない材質からなる剥離層8、表面の硬度を向上さ
せるためのハードコート層たるUVハード層9、印刷の
定着性を向上させるためのアンカー層10、印刷層11、接
着層12を積層している。また図3(b)に示すように、連
続シート13は順に、UVハード層14、PET製の透明な
ベースシート層15、接着層16を積層している。
【0021】UVハード層9、14は、それぞれ表面AR
下地層、裏面AR下地層として利用され、この上に後述
のAR処理を施してAR層を形成する。これにより、透
明アクリル樹脂上に形成しにくいAR層を安定して形成
することができる。
【0022】印刷層11には印刷が施された部分と施され
ない部分が形成され、この印刷が施されない部分から裏
面に、透明アクリル樹脂層がのぞくことで、透明な表示
窓(図1参照)が形成されている。また、印刷層11は独立
した印刷パターンを所定間隔で複数形成している。
【0023】また、連続フィルム6、連続シート13は、
幅が広く、キャビティ3b、縁取部用キャビティ部4c
の全体を覆うことができる。
【0024】なお、AR下地層はUVハード層9、14と
したが、少なくとも表示窓1cを形成する部分を透明と
した印刷層であってもよい。
【0025】図4(a)に示すように、巻き取り装置5を
作動させて、連続フィルム6を固定金型側に接着層12が
対向する状態で固定金型3と可動金型4の間に間欠送り
する。この間欠送り作業は、上述の印刷パターンが、固
定金型3のキャビティ3bと常に一致するように制御さ
れる。
【0026】連続シート13は、連続フィルム6の間欠送
りと同期して連続フィルム6と交差する方向に、接着層
16が打抜きブロック4eに対向するように可動金型4の
内部に設けられた連続シート用孔4dに間欠送りされ
る。なお、連続シート13に印刷層11(図3参照)がなく印
刷パターンがない場合、連続フィルム6のような高精度
の間欠送りでなくともよい。
【0027】次に、図4(b)に示すように、上述の如く
連続フィルム6、連続シート13を間欠送りし、所定の位
置で停止させた後、固定金型3と可動金型4とを合わせ
型締めする。
【0028】このように、連続フィルム6と連続シート
13とを交差させることにより、連続フィルム6、連続シ
ート13に幅方向及び搬送方向で偏光性などの指向性があ
る場合、違う性質を持った層を保護パネルの表面と裏面
に形成することができる。
【0029】図4(c)に示すように、そして、可動金型
4の連続シート用孔4dに送られた連続シート13が、打
抜きブロック4eにより最終品17aの大きさに打ち抜か
れ、シート片13aとなる。
【0030】連続フィルム6には、所定間隔で穴6aが
開けられており、この穴6aを通してゲート3aから連
続フィルム6とシート片13aとの間に透明アクリル樹脂
を射出する。射出された透明アクリル樹脂は、連続フィ
ルム6とシート片13aを固定金型3と可動金型4側に押
圧しながら、メインキャビティ部4b内に充填されてい
く。この時、透明アクリル樹脂は、まず縁取部用キャビ
ティ部4cに導入され、逐次周囲から均一にキャビティ
3b、メインキャビティ部4bに流れ込むことになる。
このため、ゲート3aの圧力ひずみが一部分に集中する
ことがなく、最終品17aに偏光ひずみが生じることがな
い。
【0031】そして、透明アクリル樹脂が硬化後、図5
(a)に示すように、連続フィルム6と切断されたシート
片13aとが一体となった成形品17から連続フィルム6の
剥離層8及びベースフィルム7を剥して転写作業を完了
させる。このように、連続シート13はインサート成形さ
れて保護パネルP1と一体化するため、ベースフィルム
7を除去する作業が必要なく、製造工程を簡略化するこ
とができる。
【0032】次に、所定の冶具を用いて成形品17からス
プルー17bと縁取部17cを切断除去する。図6に示すよ
うに、切断冶具として一対のカッター18を用いる。それ
ぞれのカッター18は台座18a上に切断刃18bを立設した
ものであって、切断刃18bは最終品17aの寸法に合わせ
て配置されている。
【0033】そして、一対のカッター18で成形品17を挟
み込み、外側の縁取部17cを切断除去する。
【0034】一般に成形品を連続フィルムから引き剥が
すとき、ベースフィルムに残るべき印刷層が引っ張られ
て、成形品の周囲にハクバリと呼ばれる印刷膜が付いて
しまう。しかし、本実施形態では、ハクバリが生じた部
分を縁取部17cとともに除去することができるので、ハ
クバリ処理を行う必要がなく、生産効率を向上させるこ
とができる。
【0035】図7に示すように、縁取部17cを切断除去
された最終品17aは、AR下地層であるUVハード層
9、14上にAR層を形成することにより保護パネルP1
が成形される。このAR層により反射を防止して視認性
を向上させることができる。
【0036】連続フィルム6の印刷パターンを逐次送り
出し、上述した工程を繰り返すことにより、保護パネル
P1を連続して製造することができる。
【0037】なお、本実施形態では、AR下地層とし
て、UVハード層9、14としたが、AR下地層として、
透明の印刷層を形成して、その上にAR層を形成しても
よい。
【0038】[第二実施形態]次に本発明に係る電子機器
表示窓の保護パネルの製造方法の第二実施形態について
図8を用いて説明する。図8は連続フィルムとシートの
側断面図である。上記第一実施形態と説明の重複する部
分については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0039】図8に示すように、本実施形態に係る保護
パネルの製造方法は、第一実施形態に係る連続フィルム
6及び連続シート13に代えて連続フィルム21及び連続シ
ート22を用いる。
【0040】図8(a)に示すように、連続フィルム21
は、PET製のベースフィルム7上に順に、接着性を有
しない材質からなる剥離層8、表面の硬度を向上させる
ためのUVハード層9、印刷の定着性を向上させるため
のアンカー層10、印刷層11、接着層12を積層している。
また図8(b)に示すように、連続シート22は順に、AR
層24、UVハード層14、PET製の透明なベースシート
層15、接着層16を積層している。
【0041】連続シート22に予めAR層24を形成したこ
とにより、最終品の裏面にAR処理を施す必要がなく、
生産工程を減らすことができる。なお、表面側には第一
実施形態で説明した方法等でAR処理を行う。
【0042】なお、上記した2つの実施形態において
は、いずれも保護パネルの上面側のみに印刷層を形成し
たが、この印刷層は両面に形成してもよく。また、下面
側のみに形成してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、保護パネルを形成
する際に、射出された透明アクリル樹脂は縁取部用キャ
ビティ部を介してメインキャビティ部へ流れ込むため、
単一のゲートから流れ込んだ際にでき易いひずみを防止
することができる。
【0044】また、成形品から連続フィルムのベースフ
ィルムを剥離させる際に生じる印刷層のハクバリ部を縁
取部除去により切断するため、ハクバリ処理を必要とせ
ず、製造効率を向上させることができる。
【0045】さらに、UVハード層を表面AR下地層、
裏面AR下地層として利用する電子機器表示窓の保護パ
ネルの製造方法では、この上に後述のAR処理を施して
AR層を形成することにより、保護パネルの透明アクリ
ル樹脂上に形成しにくいAR層を安定して形成すること
ができる。
【0046】また、シートは保護パネルを形成する際
に、インサート成形されて保護パネルと一体化するた
め、ベースフィルム層を除去する作業が必要なく、製造
工程を簡略化することができる。
【0047】シートに予めAR層を形成したことによ
り、片面に対するAR処理工程を省略できるので、生産
工程を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の製造方法により形成される保護
パネルの斜視図である。
【図2】固定金型と可動金型に連続フィルムとシートを
連続して通過させる段階の説明図である。
【図3】連続フィルムとシートの側断面図である。
【図4】保護パネルの製造方法の説明図である。
【図5】保護パネルの製造方法の説明図である。
【図6】保護パネルの製造方法の説明図である。
【図7】保護パネルの製造方法の説明図である。
【図8】第二実施形態に係る連続フィルムとシートの側
断面図である。
【符号の説明】 P1、P2 …保護パネル 1a、2a …板体 1b …枠 1c …表示窓 2b …ワンポイント 3 …固定金型 3a …ゲート 3b …キャビティ 4 …可動金型 4b …メインキャビティ部 4c …縁取部用キャビティ部 4d …連続シート用孔 4e …打抜きブロック 5 …巻き取り装置 5a …送り出しロール 5b …巻き取りロール 6、21 …連続フィルム 6a …穴 7 …ベースフィルム 8 …剥離層 9、14 …UVハード層(ハードコート層) 10 …アンカー層 11 …印刷層 12、16 …接着層 13、22 …シート 13a …シート片 15 …ベースシート層 17 …成形品 17a …最終品 17b …スプルー 17c …縁取部 18 …カッター 18a …台座 18b …切断刃 24 …AR層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 9:00 B29L 9:00 Fターム(参考) 4F206 AA21 AD09 AD10 AD20 AD35 AE10 AG03 AH42 JA07 JB13 JB19 JF05 JW23 JW50 5G435 AA17 FF01 KK05 LL07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定金型と可動金型により形成され、成
    形品のうち所望する最終品の形状を成形するためのメイ
    ンキャビティ部と該最終品の全周囲に成形される縁取部
    を成形するための縁取部用キャビティ部とから構成され
    るキャビティ内に、少なくともベースフィルム上に剥離
    層、ハードコート層または印刷層からなる表面AR下地
    層、接着層を積層した前記メインキャビティ部より大き
    い連続フィルムを通過させるとともに、少なくともハー
    ドコート層または印刷層からなる裏面AR下地層、ベー
    スシート層、接着層を有するシートをインサートする段
    階と、 前記固定金型と可動金型とを合わせた上で所定のゲート
    から前記連続フィルムと前記シートとの間に透明アクリ
    ル樹脂を射出して前記成形品を成形する段階と、 前記成形品から前記連続フィルムの剥離層、ベースフィ
    ルム層を剥離させる段階と、 前記成形品の縁取部を切断除去して最終成形品を製造す
    る段階と、 該最終成形品の表面AR下地層及び裏面AR下地層の上
    にAR層を形成する段階と、を有することを特徴とし
    た、電子機器表示窓の保護パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 固定金型と可動金型により形成され、成
    形品のうち所望する最終品の形状を成形するためのメイ
    ンキャビティ部と該最終品の全周囲に成形される縁取部
    を成形するための縁取部用キャビティ部とから構成され
    るキャビティ内に、少なくともベースフィルム上に剥離
    層、ハードコート層または印刷層からなるAR下地層、
    接着層を積層した前記メインキャビティ部より大きい連
    続フィルムを通過させるとともに、少なくともAR層、
    ベースシート層、接着層を有するシートをインサートす
    る段階と、 前記固定金型と可動金型とを合わせた上で所定のゲート
    から前記連続フィルムと前記シートとの間に透明アクリ
    ル樹脂を射出して前記成形品を成形する段階と、 前記成形品から前記連続フィルムの剥離層、ベースフィ
    ルム層を剥離させる段階と、 前記成形品の縁取部を切断除去し、最終成形品を製造す
    る段階と、を有することを特徴とした、電子機器表示窓
    の保護パネルの製造方法。
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