JP4596118B2 - レーザcvd装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ光により原料ガスを分解して基板上に薄膜を形成するレーザCVD装置に関する。
レーザCVD(Chemical Vapor Deposition ;化学的気相成長)装置は、半導体製造において、または液晶あるいは有機エレクトロルミネッセンスディスプレイの製造において、フォトマスクの欠陥修正、TFT(Thin Film Transistor;薄膜トランジスタ)基板の配線修正などに用いられている。通常のレーザCVD装置では、低圧・常圧成膜にかかわらず、真空室内に基板などを収容し、真空室内を排気したのちレーザ光を照射するようにしているので、装置全体が大型化する傾向があった。そのため、レーザ光照射位置付近のみを外気から遮断することにより真空室を不要とし、小型化したレーザCVD装置が提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。
図9は、このような従来の小型化されたレーザCVD装置の一例を表している。このレーザCVD装置では、載置台120上のTFT基板110が載置される位置に対向して局所成膜部140が配置されている。レーザ光LBは、局所成膜部140を通ってTFT基板110へと導かれ、このレーザ光LBの照射位置に向けてノズル151から成膜用の原料ガスG1が供給される。レーザ光LBの照射位置付近は、窒素(N2 )などの外気遮断ガスG4によるガスカーテン方式で外気から遮断されている。原料ガスG1および外気遮断ガスG4は、共通のガス吸引口152から吸引され、図示しない排気装置により排気処理される。このような局所成膜部140は、腕木171を介して支持柱170に固定されており、局所成膜部140とTFT基板110との間隔の設定値dsは、例えば10μmないし100μmの所定の値に固定されている。
しかしながら、このような従来のレーザCVD装置では、例えば図10に示したように、TFT基板110の厚みむらあるいは反りのため、局所成膜部140とTFT基板110との実際の間隔drが変動してしまい、それにつれて原料ガスG1の流れが変動してしまうため、均質な膜を得ることが困難であった。
原料ガスの流れの変動を最小限に抑えるためには、局所成膜部140とTFT基板110との間隔の設定値dsを大きくする必要がある。しかし、局所成膜部140とTFT基板110との間隔の設定値dsを大きくすると原料ガスG1の流速が小さくなり、レーザ光LBにより分解された微粒子状の分解生成物が照射位置の周囲に降り積もり、汚れの原因となってしまうという問題があった。
また、分解生成物の堆積による汚れを防止するには、原料ガスG1の流速を大きくすればよいが、その場合には、ノズル151からの原料ガス吹き出し量が増大することによりノズル151近傍で引き込み流が発生し、外気遮断ガスG4によるガスカーテン作用が崩れ、照射位置付近に外気が侵入して膜質が劣化してしまうという問題が生じていた。
更に、局所成膜部140は固定され、TFT基板110との間隔の設定値dsも固定されているので、TFT基板110の厚みむらあるいは反りのため、TFT基板110と局所成膜部140とが容易に接触してしまい、TFT基板110に損傷を与えるおそれがあった。
このようなTFT基板110と局所成膜部140との接触によるTFT基板110の損傷を防止するためには、例えば特許文献3に記載された静圧浮上方式を応用することが考えられる。静圧浮上方式では、例えば、図11に示したように、多孔質材料よりなる通気部261から浮上用ガスG2を吹き出すことにより、TFT基板110の厚みむらあるいは反りに追随して局所成膜部240を一定の浮上量dで浮上させることができ、TFT基板110と局所成膜部240との間隔の変動を防止することができるという利点を有している。
特開平8−222565号公報 特開平10−280152号公報 特開2001−242300号公報
しかしながら、特許文献3で達成された浮上量は5μmと極めて小さく、浮上量の範囲を更に広げることが求められていた。
すなわち、成膜開始前には、例えば図11に示したように、局所成膜部240を載置台120の待避部121上で予め浮上させておいたのち、局所成膜部240の下方にTFT基板110を移動させるか、または局所成膜部240をTFT基板110の上方に移動させる。待避部121の高さはTFT基板110の表面と同一面となるように設定されているが、TFT基板110は、通常、基板によって厚みが±10%程度異なっており、例えば厚みが0.7mmであれば変動値は70μmとなる。そのため、待避部121とTFT基板110との境目には、30μmないし40μm程度の段差122ができてしまう場合がある。その場合、局所成膜部240の浮上量dが5μmしかないと、局所成膜部240が段差122を乗り越えられず、TFT基板110に接触してしまうおそれがある。これを防ぐためには、待避部121上において局所成膜部240を少なくとも50μmないし100μm程度浮上させておく必要がある。成膜終了後に局所成膜部240をTFT基板110の上方から待避部121へと待避させる場合においても同様である。
これに対して、成膜時においては、浮上量が大きいと外力などにより容易に変動しやすくなり、それに伴って成膜条件が変動したり外気が侵入してしまう。よって、成膜条件を安定させ外気を確実に遮断するためには、浮上量を数μmないし50μm程度に小さくして浮上の剛性を高め、浮上量の変動を抑えることが望ましい。しかし、成膜開始前および成膜終了後と成膜時とで浮上量をこのように大きく変えることは、浮上用ガスの圧力または流量を制御することだけでは限界があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、局所成膜部の浮上量の範囲を広くすることができるレーザCVD装置を提供することにある。
本発明によるレーザCVD装置は、成膜用の基板を支持する載置台と、載置台に支持さ
れた基板に向けてレーザ光を発生するレーザ光源と、レーザ光を透過させるための窓を有し、載置台上の基板の表面に対して相対的に変位可能な局所成膜部と、基板上におけるレーザ光の照射位置に向けて成膜用の原料ガスを供給する原料ガス供給機構と、浮上用ガスを基板に向けて吹き出す通気手段を有し、通気手段を通過する浮上用ガスの流量が互いに異なる複数の浮上機構と、を備え、浮上機構を切り替えることにより、局所成膜部を基板に対して異なる浮上量範囲で浮上させるものである。
本発明のレーザCVD装置によれば、複数の浮上機構が、浮上用ガスを基板に向けて吹き出す通気手段をそれぞれ有し、通気手段を通過する浮上用ガスの流量を調整することにより局所成膜部を基板に対して異なる浮上量範囲で浮上させるようにしたので、複数の浮上機構を切り替えることにより局所成膜部の浮上量を容易に大きく変えることができる。よって、局所成膜部の浮上量の範囲を広くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るレーザCVD装置の断面構成を表している。このレーザCVD装置は、例えば、液晶あるいは有機エレクトロルミネッセンスディスプレイの製造において、TFT基板10の配線パターン(図示せず)の欠陥部分にレーザCVD法により例えばタングステン(W)膜を形成し、欠陥部分を修正するのに用いられるものであり、成膜用のTFT基板10を支持する載置台20と、レーザ光LBを発生するレーザ光源30と、載置台20上のTFT基板10の表面に対して相対的に変位可能な局所成膜部40とを備えている。TFT基板10は、例えばガラスにより構成され、厚みは例えば0.7mmであり、厚みの誤差は例えば±10%すなわち70μmである。また、このレーザCVD装置には、成膜用の原料ガスG1を供給する原料ガス供給機構50と、浮上用ガスG2により局所成膜部40をTFT基板10に対して浮上させる第1の浮上機構60および第2の浮上機構70と、パージガスG3を窓41に吹き付けるパージガス供給機構80とが設けられている。第1の浮上機構60および第2の浮上機構70は、例えば浮上機構切替部90により切替可能となっている
載置台20は、例えばX−Yステージにより構成され、TFT基板10を局所成膜部40に対して相対的に移動させ、TFT基板10上に点在する欠陥部分にレーザ光LBを照射させることができるようになっている。また、載置台20には、TFT基板10の載置、交換などの際に局所成膜部40を待避させるための待避部21が設けられている。この待避部21は、成膜開始前に局所成膜部40を予め浮上させておく浮上開始台としての機能も有している。
レーザ光源30は、例えば、QスイッチNd:YAGレーザの第3高調波光源により構成されている。また、レーザ光源30と局所成膜部40との間には、照射光学系として、例えば、レーザ光LBを整形する図示しないアパーチャ等と共に、レーザ光LBの進行方向を変更するミラー31およびレーザ光LBを集光する対物レンズ32が配置されている。なお、対物レンズ32は、TFT基板10の欠陥部分の修正状況を観察するための観察部を構成しており、倍率は例えば50倍、作動距離は例えば15mmとすることができる。
局所成膜部40は、略円板状の形状を有し、その中央に窓41および反応室42が設けられている。窓41は、レーザ光LBを透過させるためのものであり、例えば、レーザ光LBに対して透過性を有するガラスなどの透明材料により構成されている。反応室42は、窓41により塞がれると共にTFT基板10側が開放され、原料ガス供給機構50により原料ガスG1が供給されるようになっている。
原料ガス供給機構50は、TFT基板10上におけるレーザ光LBの照射位置に向けて例えばヘキサカルボニルタングステン(0)(W(CO)6 )などの成膜用の原料ガスG1を供給するものである。
原料ガス供給機構50は、原料ガス供給部51と、原料ガス供給路52と、原料ガス吸引口53と、原料ガス排気部54とを備えている。原料ガス供給部51は、原料ガスG1をアルゴン(Ar)ガスなどのキャリアガスと共に供給するものである。原料ガス供給路52は、原料ガスG1をキャリアガスと共に反応室42へと導入するものである。原料ガス吸引口53は、局所成膜部40の載置台20側の面に設けられ、成膜に使用された原料ガスG1およびキャリアガス並びにパージガスG3を吸引するものである。原料ガス排気部54は、原料ガス吸引口53から吸引された原料ガスG1およびキャリアガス並びにパージガスG3を排気処理するものであり、図示しないが有毒ガスの除害装置を含んでいる。また、原料ガス排気部54は、圧力制御用の弁54Aを備えており、反応室42内のガス分圧および流速を制御し、成膜条件を最適化するようになっている。
第1の浮上機構60および第2の浮上機構70は、窒素(N2 )または空気などの浮上用ガスG2により局所成膜部40をTFT基板10に対して浮上させるものである。また、第1の浮上機構60は、特に成膜時において、浮上用ガスG2により反応室42への外気の侵入を遮断するガスカーテンとしての機能も有しており、窓41と共に反応室42を外気から遮断すると共に、原料ガスG1の分解に伴って生成される一酸化炭素(CO)などの有毒ガスが外部に漏れることを防止できるようになっている。
第1の浮上機構60は、局所成膜部40の載置台20側の面に、浮上用ガスG2を載置台20上のTFT基板10に向けて吹き出す第1の通気部61を有している。第2の浮上機構70は、局所成膜部40の載置台20側の面に、浮上用ガスG2を載置台20上のTFT基板10に向けて吹き出す第2の通気部71を有している。第1の浮上機構60および第2の浮上機構70は、第1の通気部61および第2の通気部71を通過する浮上用ガスG2の流量をそれぞれ調整することにより、局所成膜部40をTFT基板10に対して異なる浮上量Dの範囲で浮上させるようになっている。ここで、浮上量Dとは局所成膜部40とTFT基板10との間隔をいう。
第1の通気部61および第2の通気部71には、浮上用ガスG2を吹き出すため、図示しないが多数の空孔が設けられている。第1の通気部61および第2の通気部71は、浮上用ガスG2を均一に放出するため例えば多孔質材料により構成されていることが好ましい。多孔質材料としては、例えば多孔質金属、多孔質セラミックスあるいは多孔質合成樹脂が好ましく、中でも多孔質アルミニウム(Al)がより好ましい。高い精度で容易に加工することができるからである。また、ロウ付け等により局所成膜部40に高強度で確実に固定することができるからである。
また、第1の通気部61および第2の通気部71は、これらを構成する多孔質材料の空孔率を異ならせることにより、第1の通気部61および第2の通気部71を通過する浮上用ガスG2の流量が調整されている。第1の通気部61および第2の通気部71のそれぞれを構成する多孔質材料の空孔率は、目的とする浮上量D、浮上の安定性、浮上用ガスG2の圧力もしくは使用量、または第1の通気部61および第2の通気部71の面積比などによっても異なるが、例えば、第1の通気部61を構成する多孔質材料の空孔率は10%以上30%以下、第2の通気部71を構成する多孔質材料の空孔率は30%以上50%以下とされていることが好ましい。この範囲内であれば、第1の通気部61を通過する浮上用ガスG2の流量と第2の通気部71を通過する浮上用ガスG2の流量との差を大きくすることができ、局所成膜部40の浮上量Dの範囲を広くすることができるからである。
特に、第1の通気部61を構成する多孔質材料の空孔率は例えば15%、第2の通気部71を構成する多孔質材料の空孔率は例えば40%であればより好ましい。成膜時と成膜開始前および成膜終了後とのいずれにおいても安定して適切な浮上量Dを得ることができるからである。すなわち、第1の通気部61を構成する多孔質材料の空孔率を15%とすれば、成膜時において第1の浮上機構60により浮上量Dの範囲を例えば数μmないし10μm程度と小さくして浮上の剛性を高め、浮上量の変動を抑えて成膜条件を安定させ外気を確実に遮断することができる。また、第2の通気部71を構成する多孔質材料の空孔率を40%とすれば、成膜開始前または成膜終了後において第2の浮上機構70により浮上量Dの範囲を例えば50μmないし100μm程度と大きくして、局所成膜部40が待避部21からTFT基板10の上方に移動する際、または局所成膜部40がTFT基板10の上方から待避部21へと待避する際にTFT基板10に接触してしまうのを防ぐことができる。
なお、第1の浮上機構60の浮上用ガスG2と第2の浮上機構70の浮上用ガスG2とは、同一のガスでもよく、異なるガスでもよい。また、第1の浮上機構60の浮上用ガスG2と第2の浮上機構70の浮上用ガスG2とは、第1の浮上機構60と第2の浮上機構70との配置に応じて選択することが好ましい。
例えば、反応室42に近い内側に配置された方では浮上用ガスG2として窒素などの不活性ガスを用いることが好ましい。反応室42へ空気が流入することを防ぎ、TFT基板10上に良質なタングステン(W)膜を成膜することができるからである。
また、反応室42から遠い外側に配置された方では浮上用ガスG2として圧縮空気を用いてもよい。例えば、図1においては、外側の第2の浮上機構70の浮上用ガスG2としては窒素を用いてもよいが、空気を用いればより好ましい。外側の第2の浮上機構70では、後述するように局所成膜部40を安定して大きく浮上させるために浮上用ガスG2を多量に流す必要があるので、第2の浮上機構70の浮上用ガスG2として窒素よりも空気を用いるほうが安全性を高めることができ、更にランニングコストの面からも有利であるからである。
第1の浮上機構60は、また、反応室42方向へ向かって流れてくる浮上用ガスG2を吸引する第1の浮上用ガス吸引口62と、浮上用ガスG2を供給する第1の浮上用ガス供給部63と、浮上用ガスG2を局所成膜部40へと導く第1の浮上用ガス供給路64と、第1の浮上用ガス吸引口62から吸引された浮上用ガスG2を排気処理する第1の浮上用ガス排気部65とを備えている。第1の浮上用ガス排気部65は、図示しないが、有毒ガスの除害装置を含んでいる。
第1の浮上機構60は、更に、浮上用ガスG2の圧力または流量を制御する弁65Aを備えており、浮上用ガスG2の圧力または流量を制御して、局所成膜部40の浮上量Dを制御することができるようになっている。
第1の浮上用ガス吸引口62と、原料ガス吸引口53とは、別々に設けられていることが好ましい。原料ガス供給機構50の弁54Aによる成膜条件の制御と、第1の浮上機構60の弁65Aによる外気遮断の制御とを互いに独立に行うことが可能となり、TFT基板10上に高品質なタングステン(W)膜を形成することができるからである。
第2の浮上機構70は、また、反応室42方向へ向かって流れてくる浮上用ガスG2を吸引する第2の浮上用ガス吸引口72と、浮上用ガスG2を供給する第2の浮上用ガス供給部73と、浮上用ガスG2を局所成膜部40へと導く第2の浮上用ガス供給路74と、第2の浮上用ガス吸引口72から吸引された浮上用ガスG2を排気処理する第2の浮上用ガス排気部75とを備えている。第2の浮上用ガス排気部75は、図示しないが、有毒ガスの除害装置を含んでいる。
第2の浮上機構70は、更に、浮上用ガスG2の圧力または流量を制御する弁75Aを備えており、浮上用ガスG2の圧力または流量を制御して、局所成膜部40の浮上量Dを制御することができるようになっている。
第2の浮上用ガス吸引口72と原料ガス吸引口53とは、別々に設けられていることが好ましい。第2の通気部71から出た浮上用ガスG2が反応室42近くに到達しないうちに第2の通気部71の近くで確実に吸引排除し、第2の通気部71からの浮上用ガスG2が反応室42に流入するのを防ぐことができるからである。更に、これと同じ理由により、第2の浮上用ガス吸引口72と第1の浮上用ガス吸引口62とについても、別々に設けられていることが好ましい。
パージガス供給機構80は、窓41に意図しないタングステン(W)膜が形成されてしまうことを防止するため、アルゴン(Ar)ガスなどのパージガスG3を窓41に吹き付けるものである。パージガス供給機構80は、パージガスG3を供給するパージガス供給部81と、パージガスG3を反応室42へと導入するパージガス供給路82とを備えている。
図2は、局所成膜部40をTFT基板10側から見た底面図である。なお、図2では、局所成膜部40,第1の通気部61および第2の通気部71の識別を容易とするために、それらに図1と同一の斜線をそれぞれ付している。原料ガス吸引口53,第1の浮上用ガス吸引口62,第1の通気部61,第2の浮上用ガス吸引口72および第2の通気部71は、原料ガス吸引口53を窓41に最も近い位置として、窓41を中心とした同心環状に配置されている。第1の通気部61から吹き出された浮上用ガスG2を外側の第1の浮上用吸引口62から排気すると共に、原料ガスG1を内側の原料ガス吸引口53から排気し、原料ガスG1と浮上用ガスG2とが混ざって浮上機構60によるガスカーテン作用が崩れるのを防止するためである。
図3は、通気部を構成する多孔質材料の空孔率が15%および40%である場合について、通気部に供給される浮上用ガスの圧力と通気部を通過する浮上用ガスの流量との関係をそれぞれ表したものであり、図4は、通気部に供給される浮上用ガスの圧力と局所成膜部の浮上量との関係をそれぞれ表したものである。ここでは、図5および図6に示したような一つの浮上機構360を有する局所成膜部340において、通気部361を構成する多孔質材料の空孔率を15%にしたものおよび40%にしたものを作製し、それぞれについて、通気部361を通過して吹き出される浮上用ガスG2の流量および局所成膜部340の浮上量Dを測定した。なお、図5および図6に示した局所成膜部340において、図1に示した局所成膜部40と同一の構成要素には同一の符号を付している。
図3から分かるように、浮上用ガスG2の圧力が同一であれば、通気部361を構成する多孔質材料の空孔率が大きい方が浮上用ガスG2の流量も大きかった。すなわち、図1に示した局所成膜部40において、第1の通気部61および第2の通気部71を構成する多孔質材料の空孔率を異ならせることにより、第1の通気部61および第2の通気部71を通過する浮上用ガスG2の流量を調整することができることが分かった。
また、図4から分かるように、浮上用ガスG2の圧力が同一であれば、空孔率40%の場合のほうが、空孔率15%の場合よりも、局所成膜部340の浮上量Dが大きくなった。空孔率40%の場合の浮上量Dの範囲は、約25μmないし約105μmであったのに対し、空孔率15%の場合の浮上量Dの範囲は、約2μmないし約15μmであり、空孔率によって浮上量Dの範囲が異なっていた。すなわち、図1に示した局所成膜部40において、第1の通気部61および第2の通気部71を構成する多孔質材料の空孔率を異ならせることにより、局所成膜部40の浮上量Dの範囲を異ならせることができることが分かった。
以上から、第1の通気部61および第2の通気部71を構成する多孔質材料の空孔率を異ならせることにより、第1の通気部61および第2の通気部71を通過する浮上用ガスG2の流量を調整し、局所成膜部40の浮上量Dの範囲を異ならせることができることが分かった。
また、図4において空孔率40%の場合と空孔率15%の場合とを比較すると、まず、空孔率40%の場合には、浮上用ガスG2の圧力が0.3MPaで、成膜開始前または成膜終了後の浮上量Dとして望ましい値である約100μmの浮上量Dが得られた。また、浮上用ガスG2の圧力が0.1MPa以下では、時として発振を起こすことがあり、浮上の安定性が低かった。更に、図3から、局所成膜部340を安定した浮上量Dで大きく浮上させるためには浮上用ガスG2の流量は20L/min以上必要であり、成膜開始前または成膜終了後の浮上量Dとして望ましい約100μmの浮上量Dを得るために必要な浮上用ガスG2の流量は50L/min以上であることが分かった。
一方、空孔率15%の場合の浮上量Dは、図4から分かるように、浮上用ガスG2の圧力が0.3MPaでは10μm程度であり、浮上の安定性および剛性のいずれについても高くすることができ、成膜時の浮上量Dとして望ましい値であった。このとき必要な浮上用ガスG2の流量も、図3から分かるように、3.9L/min程度と少なく、成膜時の浮上用ガスG2の使用量の抑制が期待できることが分かった。
以上の結果から、図1に示した局所成膜部40において、第1の通気部61を構成する多孔質材料の空孔率を15%、第2の通気部71を構成する多孔質材料の空孔率を40%とすることにより、成膜時と成膜開始前および成膜終了後とのいずれについても望ましい適切な浮上量Dを得ることができることが分かった。
図7ないし図10は、このレーザCVD装置によりTFT基板10の配線パターンの欠陥部分にタングステン(W)膜を形成する工程を順に表すものである。まず、図7(A)に示したように、成膜開始前において、局所成膜部40を待避部21上に待避させ、第2の通気部71から浮上用ガスG2を待避部21に向けて吹き出すことにより局所成膜部40を浮上させる。このとき、浮上用ガスG2の圧力を例えば0.35MPaとすることにより、局所成膜部40の浮上量Dを例えば105μmとする。このとき、安定して浮上させるため、第2の浮上用ガス吸引口72および第1の浮上用ガス排気部75により浮上用ガスG2を排気する。なお、排気しなくても安定して局所成膜部40を浮上させることができれば、特に排気を行う必要はなく、その場合、浮上量Dは例えば270μmとなる。
次いで、図7(B)に示したように、載置台20にTFT基板10を載置し、TFT基板10を局所成膜部40の下に移動させる。このとき、局所成膜部40の浮上量Dが105μm確保されているので、TFT基板10の厚みの誤差のために待避部21とTFT基板10との間に段差がある場合でも局所成膜部40がTFT基板10に接触することはない。
続いて、図8(A)に示したように、浮上機構切替部90により浮上用ガスG2の供給経路を第2の浮上機構70から第1の浮上機構60へと切り替え、局所成膜部40の浮上量Dを例えば10μmとする。このとき、第1の浮上機構60に供給される浮上用ガスG2の圧力と第2の浮上機構70に供給される浮上用ガスG2の圧力とは変える必要はなく、同一圧力としてよい。ここで、第1の浮上機構60および第2の浮上機構70は、第1の通気部61および第2の通気部71を通過する浮上用ガスG2の流量を調整することにより局所成膜部40を異なる浮上量Dの範囲で浮上させるようになっているので、第2の浮上機構70と第1の浮上機構60とを切り替えるだけで、浮上用ガスG2の流量を瞬時に大きく変化させ、局所成膜部40の浮上量Dを容易にかつ瞬時に大きく変えることができる。
そののち、図8(B)に示したように、載置台20によりTFT基板10を局所成膜部40に対して相対的に移動させ、局所成膜部40をTFT基板10の欠陥部分に対向させる。このとき、局所成膜部40は、第1の浮上機構60により、TFT基板10の反りあるいはうねりに追随して一定の浮上量Dで浮上しながら移動し、局所成膜部40とTFT基板10が接触することはない。また、TFT基板10の移動距離が大きい場合、あるいはTFT基板10を高速で移動させる場合などにおいて載置台20が振動しても、局所成膜部40とTFT基板10が接触することはなく、浮上量Dを増大させる必要なくTFT基板10を長距離にわたり高速で移動させることができる。よって、欠陥修正に要する時間を短縮し、生産性を向上させることができる。
続いて、図1に示したように、原料ガス供給機構50により、原料ガスG1をキャリアガスと共に反応室42に供給すると共に、パージガス供給機構70により、パージガスG3を窓41に向けて吹き付ける。このとき、原料ガスG1の流速は例えば0.1L/min、キャリアガスの流速は例えば5L/min、原料ガスG1の分圧は例えば44Paとし、パージガスG3の流速は例えば0.2L/minとする。
そののち、同じく図1に示したように、レーザ光源30からのレーザ光LBを局所成膜部40の窓41を介してTFT基板10の欠陥部分に照射し、原料ガスG1を分解して欠陥部分にタングステン(W)膜を形成して修正する。レーザ光LBの照射条件は、例えば、繰り返し2kHz、パルス幅50ns、照射強度50kW/cm2 、ビーム形状は5μm角とする。
以上の工程を繰り返すことにより、TFT基板10の配線パターンの欠陥部分が順次修正される。このとき、成膜時においては第1の浮上機構60により局所成膜部40の浮上量Dが例えば10μm程度と小さくされているので、浮上の剛性が高くなって浮上量Dの変動が抑えられ、原料ガスG1の流速などの成膜条件が安定すると共に外気が確実に遮断され、TFT基板10上に良質なタングステン(W)膜が形成される。
TFT基板10の配線パターンの欠陥部分をすべて修正したのち、図7(B)に示したように、浮上機構切替部90により浮上用ガスG2の供給経路を第1の浮上機構60から第2の浮上機構70へと瞬時に切り替え、局所成膜部40の浮上量Dを例えば105μmに増大させる。このとき、第1の浮上機構60に供給される浮上用ガスG2の圧力と第2の浮上機構70に供給される浮上用ガスG2の圧力とは変える必要はなく、同一圧力としてよい。
局所成膜部40の浮上量Dを増大させたのち、図7(A)に示したように、載置台20に載置されたTFT基板10を局所成膜部40の下から移動させ、局所成膜部40を待避部21に待避させる。このとき、局所成膜部40の浮上量Dが105μm確保されているので、TFT基板10の厚みの誤差のために待避部21とTFT基板10との間に段差がある場合でも局所成膜部40がTFT基板10に接触することはない。
このように本実施の形態では、第1の浮上機構60および第2の浮上機構70が、第1の通気部61および第2の通気部71を通過する浮上用ガスG2の流量をそれぞれ調整することにより、局所成膜部40をTFT基板10に対して異なる浮上量Dの範囲で浮上させるようにしたので、第1の浮上機構60および第2の浮上機構70を切り替えることにより局所成膜部40の浮上量Dを容易に大きく変えることができる。よって、局所成膜部40の浮上量Dの範囲を広くすることができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態においては、レーザCVD装置の構成を具体的に挙げて説明したが、レーザCVD装置の構成は上記実施の形態に限られない。例えば、上記実施の形態では、レーザ加工装置が第1の浮上機構60および第2の浮上機構70を備えた場合について説明したが、レーザ加工装置は、三つ以上の浮上機構を備えていてもよい。その場合、三つ以上の浮上機構のうちの少なくとも二つの浮上機構の浮上量の範囲が異なっていればよい。
また、上記実施の形態では、図2に示したように円板状の局所成膜部40に、第1の通気部61,第2の通気部71,原料ガス吸引口53,第1の浮上用ガス吸引口62および第2の浮上用ガス吸引口72を環状に形成するようにしたが、第1の通気部61,第2の通気部71,原料ガス吸引口53,第1の浮上用ガス吸引口62および第2の浮上用ガス吸引口72の形状は環状に限定されず、例えば矩形、三角形などとしてもよい。ただし、環状とすれば製造が容易であるので好ましい。
更に、上記実施の形態では、載置台20により、TFT基板10を局所成膜部40に対して移動させる場合について説明したが、レーザ光源30および局所成膜部40をTFT基板10に対して移動させるようにしてもよく、あるいは両方を移動させるようにしてもよい。
加えて、上記実施の形態ではTFT基板10の欠陥部分にタングステン(W)膜を形成する場合について説明したが、他の材料よりなる膜を形成してもよい。更に、原料ガスG1,キャリアガス,浮上用ガスG2またはパージガスG3は、上記実施の形態で説明したガス種に限られず、他のガスでもよい。
本発明のレーザCVD装置は、上述したTFT基板の欠陥部分の修正またはフォトマスクの欠陥修正などの用途のほか、回路基板の作製などにも適用することができる。
本発明の一実施の形態に係るレーザCVD装置の構成を表す断面図である。 図1に示した局所成膜部をTFT基板側から見た構成を表す底面図である。 図5に示した局所成膜部において通気部に供給される浮上用ガスの圧力と通気部から吹き出される浮上用ガスの流量との関係を表す図である。 図5に示した局所成膜部において通気部に供給される浮上用ガスの圧力と局所成膜部の浮上量との関係を表す図である。 図3および図4の測定に用いたレーザCVD装置の構成を表す断面図である。 図5に示した局所成膜部をTFT基板側から見た構成を表す底面図である。 図1に示したレーザCVD装置の動作を工程順に表す断面図である。 図7に続く工程を表す断面図である。 従来のレーザCVD装置の一構成例を表す断面図である。 図9に示したレーザCVD装置における問題点を説明するための図である。 従来の他のレーザCVD装置の問題点を説明するための図である。
符号の説明
10…TFT基板、20…載置台、21…待避部、30…レーザ光源、40…局所成膜部、41…窓、42…反応室、50…原料ガス供給機構、53…原料ガス吸引口、60…第1の浮上機構、61…第1の通気部、62…第1の浮上用ガス吸引口、70…第2の浮上機構、71…第2の通気部、72…第2の浮上用ガス吸引口、80…パージガス供給機構、90…浮上機構切替部、G1…原料ガス、G2…浮上用ガス、G3…パージガス

Claims (7)

  1. 成膜用の基板を支持する載置台と、
    前記載置台に支持された基板に向けてレーザ光を発生するレーザ光源と、
    前記レーザ光を透過させるための窓を有し、前記載置台上の基板の表面に対して相対的
    に変位可能な局所成膜部と、
    前記基板上における前記レーザ光の照射位置に向けて成膜用の原料ガスを供給する原料
    ガス供給機構と、
    浮上用ガスを前記基板に向けて吹き出す通気手段を有し、前記通気手段を通過す
    る浮上用ガスの流量が互いに異なる複数の浮上機構と、を備え、
    前記浮上機構を切り替えることにより、前記局所成膜部を前記基板に対して異なる浮上量範囲で浮上させる
    ーザCVD装置。
  2. 前記複数の浮上機構は、前記浮上用ガスを吸引する浮上用ガス吸引手段をそれぞれ備え

    求項1記載のレーザCVD装置。
  3. 前記通気手段は多孔質材料により構成され、前記通気手段を通過する前記浮上用ガスの
    流量は前記多孔質材料の空孔率を異ならせることにより調整され
    求項1記載のレーザCVD装置。
  4. 前記多孔質材料は多孔質アルミニウム(Al)であ
    求項3記載のレーザCVD装置。
  5. 前記複数の浮上機構は、前記浮上用ガスの圧力または流量を制御する弁をそれぞれ備え

    求項1記載のレーザCVD装置。
  6. 前記原料ガス供給機構は、前記局所成膜部の前記基板側の面に、前記原料ガスを吸引す
    る原料ガス吸引手段を備え、前記浮上用ガス吸引手段と前記原料ガス吸引手段とが別々に設けられてい
    求項2記載のレーザCVD装置。
  7. 前記原料ガス吸引手段、前記浮上用ガス吸引手段および前記通気手段は、前記原料ガス
    吸引手段を前記窓に最も近い位置として、前記窓を中心とした同心環状に配置され
    求項6記載のレーザCVD装置。
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