JP4594609B2 - 監視システム、および監視方法 - Google Patents

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Description

本発明は、監視領域において不審者の画像を記録して監視する監視システムおよび監視方法に関するものであり、特に不審者を画像上で特定してマーキングを付加し、監視センタにおいて追尾する監視システムおよび監視方法に関するものである。
従来、コンビニエンス・ストア等の店舗において、店舗内に設置した監視カメラが撮像した画像を、店舗奥の事務所や遠隔の監視センタで監視、録画して、万引きや強盗などの犯罪の証拠としていた。しかしながら、万引きの犯人を見つけるためには監視者は継続して監視を続ける必要がある。また、レジのオペレータとは別に監視のための人員を配置する必要が生じる。
そこで、レジのPOS(販売時点情報管理)端末に切替手段を設け、オペレータが前記切替手段を操作すると、通常のPOS画面が監視カメラの撮像画像を映し出し、レジを打ちながらも監視を行う発明が公開されている(特許文献1および2参照)。
また、オペレータが非常押ボタンを押下すると、監視センタの監視員に非常押ボタンの押下が通知され、監視センタのオペレータが画像を監視するシステムは公知である。また、監視センタの操作によって監視カメラのパン・チルト等の操作を遠隔で行うことができる監視システムがある(特許文献3参照)。
特開平3−25699号公報 特開平5−266349号公報 特開平1−270198号公報
しかしながら上記従来の監視システムでは、非常押しボタンを押下されてはじめて監視センタの監視員が監視行為を開始するものであり、また画像に複数名の不審者がいる場合、どの人物が不審者であるかを監視センタで特定するのが困難であるという問題があった。また、監視カメラの遠隔操作で不審者を追尾する場合でも、画像中のどの人物を追尾してよいか判然としないという問題があった。
また、現場において店員が非常押しボタンを押下した結果、監視センタの監視員が連絡しても、押しボタンを押下した店員以外の店員が電話に出た場合は、連絡した店員が特定できないために、非常事態に気づかないまま問題なしと返答してしまうという問題があった。
また、非常押しボタンが押下されて警備員が駆けつけると、すでに問題が解決している場合があり、その場合、非常押しボタンを押下した店員が自ら進んで押下した事実を報告しない限り、押下した店員の特定が困難であるため、誤動作によって安易に非常押しボタンが押されてしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、監視領域で撮像した画像において不審者を特定して監視センタに送信し、監視センタでも容易にその不審者を特定できる監視能力の高い監視システムを提供することを目的とする
また、監視領域で撮像した画像に対して不審者を特定した操作者を監視センタでも容易に特定して、迅速に事件の解決を図ることができる監視能力の高い監視システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる監視システムは、監視領域を撮像する第1の撮像手段と、前記第1の撮像手段の撮像した前記監視領域内の画像を表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段が表示する画像のうちから操作者による特定の人物の画像を指定する入力を受け付ける入力手段と、前記入力を受け付けられて特定された画像に対して監視すべき人物であることを示す特定情報を付加する特定手段と、前記撮像された画像および前記特定手段によって付加された特定情報をネットワークを介して送信する第1の送受信手段と、を有する情報端末と、前記ネットワークを介して前記情報端末に接続し、前記情報端末から送信される前記画像および特定情報を受信する第2の送受信手段と、前記第2の送受信手段が受信した画像を表示し、かつ前記特定情報が付加された画像に対しては特定情報を重畳して表示する第2の表示手段と、を有する監視センタと、を備えたことを特徴とする。
この請求項1にかかる発明によれば、監視システムにおいては、情報端末で、操作者が監視領域を撮像した画像を見ながら特定する人物の像に対して入力手段を介して入力し、特定された画像に対して監視すべき人物であることを示す特定情報を付加する特定手段と、付加された特定情報をネットワークを介して送信する第1の送受信手段とを有して、ネットワークを介して画像および特定情報を監視センタへ送信する。受信した監視センタでは、第2の表示手段が、注目すべき画像に特定情報を重畳して表示する。この構成によって、監視領域において情報端末によって特定情報を付加された画像は、監視センタにおいても特定情報を画像に重畳して表示することができるので、監視センタにおいて監視すべき人物を確実に特定できる監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の監視システムにおいて、前記情報端末は、前記特定手段によって特定された画像を追尾する追尾手段を、さらに有し、前記第1の撮像手段は、前記追尾手段による画像の追尾に従って前記第1の撮像手段の撮像方向を制御する制御手段を、さらに有することを特徴とする。
この請求項2にかかる発明によれば、情報端末は、特定手段によって特定された画像を追尾する追尾手段を、さらに有し、第1の撮像手段は、追尾手段による画像の追尾に従って制御手段により制御できる。この構成によって、特定された画像を追尾して撮像することができるので、監視すべき人物を確実に特定して追尾できる監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載の監視システムにおいて、前記情報端末の操作者を撮像する第2の撮像手段を、さらに備え、前記第1の送受信手段は、前記第2の撮像手段によって撮像された前記操作者の画像を前記監視センタに送信するものであり、前記第2の送受信手段は、前記第2の撮像手段によって撮像された前記操作者の画像を前記情報端末から受信するものであり、前記第2の表示手段は、前記第2の送受信手段が受信した前記操作者の画像を、表示するものであることを特徴とする。
この請求項3にかかる発明によれば、監視システムは、操作者の識別画像を取得する第2の撮像手段を、さらに備えて、監視センタに識別画像を送信するので、監視センタ側の第2の表示手段が、情報端末を操作する操作者の識別画像を、表示する。この構成によって、不審者などの人物を情報端末側の表示手段で特定した操作者を監視センタで確実に特定できるので、事件を迅速に解決できる監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の監視システムにおいて、前記情報端末は、前記操作者からの識別情報の読み出し要求の入力を受け付ける識別入力手段と、前記識別入力手段によって受け付けられた入力によって前記操作者についての情報を読み出す記憶手段と、をさらに有し、前記第1の送受信手段は、前記記憶手段から読み出された前記操作者の情報を前記監視センタに送信するものであり、前記第2の送受信手段は、前記記憶手段から読み出された前記操作者の情報を前記情報端末から受信するものであり、前記第2の表示手段は、前記第2の送受信手段が受信した前記操作者の情報を、表示するものであることを特徴とする。
この請求項4にかかる発明によれば、情報端末は、識別入力手段によって受け付けられた入力によって操作者についての情報を記憶手段から読み出して、監視センタに送信し、監視センタ側で操作者についての情報を表示するので、操作者についての情報を確実に取得することができる。この構成によって、不審者を特定した操作者を確実に特定できるので、事件を迅速に解決できる監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の監視システムにおいて、前記入力手段は、前記特定手段によって特定された画像に対して、前記操作者の入力により、不審者仮決定信号および不審者決定信号のうちのいずれか一方を送信するものであり、前記情報端末は、前記入力手段が送信する前記不審者仮決定信号を受信した場合、前記特定された画像に不審者仮決定情報を付加し、前記不審者決定信号を受信した場合、前記特定された画像に不審者決定情報を付加する決定手段を、さらに備え、前記第1の表示手段は、前記決定手段によって前記画像に付加された前記不審者仮決定情報および不審者決定情報のうちから選択される情報を表示するものであり、前記第1の送受信手段は、前記決定手段によって前記画像に付加された情報を、前記監視センタに送信するものであり、前記第2の送受信手段は、前記決定手段によって前記画像に付加された情報を、前記情報端末から受信するものであり、前記第2の表示手段は、前記第2の送受信手段が受信した前記決定手段によって前記画像に付加された情報を表示するものであることを特徴とする。
この請求項5にかかる発明によれば、情報端末では、入力手段の入力によって、不審者仮決定信号および不審者決定信号のうちのいずれか一方を送信し、不審者仮決定信号を受信した場合、特定された画像に不審者仮決定情報を付加し、不審者決定信号を受信した場合、不審者決定情報を付加する決定手段をさらに備える。第1の表示手段は、特定画像に付加された不審者仮決定情報および不審者決定情報のいずれかを表示する。さらに、送受信手段によって監視センタに送信された画像に付加された情報は、監視センタの第2の表示手段によって表示される。この構成によって、監視領域における特定画像が不審者仮決定か不審者決定状態なのかを、監視センタにおいて正確に判断することができる監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載の監視システムにおいて、前記入力手段は、前記決定手段によって前記不審者仮決定情報が付加された画像に対して、前記操作者の入力により、前記不審者仮決定情報の付加を停止を要求する付加停止信号を送信するものであり、前記決定手段は、前記付加停止信号を受信した場合、前記不審者仮決定情報が付加された画像に対して、前記不審者仮決定情報の付加を停止するものであることを特徴とする。
この請求項6にかかる発明によれば、情報端末は、決定加手段が付加した不審者仮決定情報の付加を停止することができる。この構成によって、監視領域において、不審者仮決定情報が付加された後、そうでないと判断した場合はその付加を停止するので、監視センタにおいても不審者でないと判断したことが、リアルタイムで判明する監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項7にかかる発明は、請求項5または6に記載の監視システムにおいて、第1段の押下位置において、前記決定手段に対して、前記不審者仮決定信号を送信し、かつ、第2段の押下位置において、前記決定手段に対して、前記不審者決定信号を送信する押ボタンを有することを特徴とする。
この請求項7にかかる発明によれば、第1段まで押下されると不審者仮決定情報が画像に付加され、第2段まで押下されると不審者決定情報が画像に付加される押ボタンを有する。この構成により1つのボタンでも不審者決定情報および不審者仮決定情報を付加することができ、監視センタに伝えることができるので、監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項8にかかる発明は、請求項7に記載の監視システムにおいて、前記押ボタンは、前記情報端末に配設されているものであることを特徴とする。
この請求項8にかかる発明によれば、押ボタンは、情報端末に配設されていることによって、迅速な操作が可能になるので、監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項9にかかる発明は、請求項1〜8のいずれか1つに記載の監視システムにおいて、前記情報端末は、前記特定手段によって特定された画像に対して説明情報の付加を受け付ける説明入力手段、をさらに有し、前記第1の送受信手段は、前記説明入力手段によって前記特定された画像に対して付加された前記説明情報を、前記監視センタに送信するものであり、前記第2の送受信手段は、前記説明入力手段によって付加された前記説明情報を、前記情報端末から受信するものであり、前記第2の表示手段は、前記第2の送受信手段によって受信した前記説明情報を表示するものであることを特徴とする。
この請求項9にかかる発明によれば、情報端末は、画像特定手段によって特定された画像に対して説明情報の付加を受け付ける説明入力手段、をさらに有し、入力された説明を監視センタにおいても表示して見ることができるので、監視領域をより詳細に知悉することができる監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項10にかかる発明は、請求項1〜9のいずれか1つに記載の監視システムにおいて、前記情報端末は、POS(販売時点情報管理)端末であることを特徴とする。
この請求項10にかかる発明によれば、情報端末は、POS(販売時点情報管理)端末であることによって、POS端末を利用した監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項11にかかる発明は、請求項10に記載の監視システムにおいて、前記押ボタンは、前記POS端末に配設されているものであることを特徴とする。
この請求項11にかかる発明によれば、押ボタンは、POS端末に配設されていることによって、特定者の不審状態を迅速な操作によって監視センタに伝えることができるので、POS端末を利用する監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項12にかかる発明は、請求項10に記載の監視システムにおいて、前記第2の撮像手段は、前記POS端末に配設されているものであることを特徴とする。
この請求項12にかかる発明によれば、第2の撮像手段は、POS端末に配設されていることによって、POS端末操作する操作者の識別画像を簡易な操作で確実に取得できるので、POS端末を利用する監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項13にかかる発明は、請求項10〜12のいずれか1つに記載の監視システムにおいて、前記第1の表示手段は、前記POS端末に配設されているPOS用の表示手段であり、前記POS端末に配設されている表示手段の画面上の少なくとも一部に、前記第1および第2の撮像手段が撮像する画像の少なくとも1つの撮像画像を表示するものであることを特徴とする。
この請求項13にかかる発明によれば、第1の表示手段は、POS端末に配設されているPOS用の表示手段であり、POS端末に配設されている表示手段の画面上の少なくとも一部に、第1および第2の撮像手段が撮像する画像の少なくとも1つの撮像画像を表示する。この構成によって、通常業務で用いるPOS端末の画面を監視用の画面として利用できるので、情報端末の占める空間と費用を節約できるPOS端末利用の監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項14にかかる発明は、請求項13に記載の監視システムにおいて、前記POS端末は、前記POS端末に配設されている表示手段の表示を、通常のPOS用の表示と前記少なくとも1つの撮像画像との間で切り替える切替手段を、さらに備えることを特徴とする。
この請求項14にかかる発明によれば、POS端末は、POS端末に配設されている表示手段の表示を、通常のPOS用の表示と少なくとも1つの撮像画像との間で切り替える切替手段を、さらに備える。この構成によって、通常業務で用いるPOS端末の画面と監視用の画面とを切り換えて使用できるので、情報端末の占める空間と費用を節約できるPOS端末利用の監視能力の高い監視システムを提供できる。
また、請求項15にかかる発明は、撮像された監視領域の画像に対して操作者による特定の人物の画像を指定する入力を受け付ける入力工程と、前記入力工程で前記入力により特定された画像に対して監視すべき人物であることを示す特定情報を付加する特定工程と、前記撮像された画像および前記特定工程において付加された前記特定情報を、送信する送信工程と、前記送信工程において送信された前記撮像画像および特定情報を受信する受信工程と、前記受信工程において受信された前記撮像画像および特定情報を表示する表示工程と、を含むことを特徴とする監視方法である。
この請求項15にかかる発明によれば、撮像された監視領域の画像に対して操作者による画像特定の入力を受け付け、入力により特定された画像に対して特定情報を付加し、撮像された画像および付加された特定情報を、送信し、送信された撮像画像および特定情報を受信し、受信された撮像画像および特定情報を表示する表示工程と、を含む。この構成により、受信した画像および特定情報を表示するので、監視領域において監視すべき人物を確実に特定できる監視能力の高い監視方法を提供できる。
また、請求項16にかかる発明は、請求項15に記載の監視方法において、前記操作者の識別画像および前記操作者の識別情報のうち少なくとも1つの情報を取得する操作者情報取得工程を、さらに含み、前記送信工程は、前記操作者情報取得工程で取得された前記少なくとも1つの情報を送信するものであり、前記受信工程は、前記送信工程で送信された前記少なくとも1つの情報を受信するものであり、前記表示工程は、前記受信工程において受信した前記少なくとも1つの情報を、表示するものであることを特徴とする。
この請求項16にかかる発明によれば、操作者の識別画像および操作者の識別情報のうち少なくとも1つの情報を取得し、取得された少なくとも1つの情報を送信し、送信された少なくとも1つの情報を受信し、受信した少なくとも1つの情報を、表示する。この構成によって、不審者を特定した操作者を操作者の画像および/または識別情報で確実に特定できるので、事件を迅速に解決できる監視能力の高い監視方法を提供できる。
また、請求項17にかかる発明は、請求項15または16に記載の監視方法において、前記特定工程によって、特定された画像に対して、前記操作者の入力により、不審者仮決定信号および不審者決定信号のうちから選択される1つの信号を送信する決定入力工程と、前記不審者仮決定信号を受信した場合、前記特定された画像に対して不審者仮決定情報を付加し、前記不審者決定信号を受信した場合、前記特定された画像に対して不審者決定情報を付加する決定工程と、をさらに含み前記送信工程は、前記決定工程によって付加された前記不審者仮決定情報および不審者決定情報のうちから選択される情報を送信するものであり、前記受信工程は、前記送信工程によって送信された前記選択される情報を受信するものであり、前記表示工程は、前記受信工程において受信した前記選択された情報をそれぞれ特定された画像に付加して表示するものであることを特徴とする。
この請求項17にかかる発明によれば、特定された画像に対して、操作者の入力により、不審者仮決定信号および不審者決定信号のうちから選択される1つの信号を送信し、不審者仮決定信号を受信した場合、特定された画像に対して不審者仮決定情報を付加し、不審者決定信号を受信した場合、特定された画像に対して不審者決定情報を付加する。さらに付加された不審者仮決定情報および不審者決定情報のうちから選択される情報を送信し、送信された選択される情報を受信し、受信した選択された情報をそれぞれ特定された画像に付加して表示する。この構成によって、監視状態における特定画像が不審者仮決定か不審者決定状態かを正確に判断でき事件を迅速に解決できる監視能力の高い監視方法を提供できる。
本発明(請求項1)にかかる監視システムは、監視領域において情報端末において特定情報を付加された画像は、監視センタにおいても特定情報を画像に重畳して表示することができるので、監視領域において監視すべき人物を確実に特定できる監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項2)にかかる監視システムは、特定された画像を追尾して撮像することができるので、監視すべき人物を確実に特定して追尾できる監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項3)にかかる監視システムは、不審者などの人物を情報端末側の表示手段で特定した操作者を監視センタで確実に特定できるので、事件を迅速に解決できる監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項4)にかかる監視システムは、不審者を特定した操作者についての情報を監視センタ側で確実に特定できるので、事件を迅速に解決できる監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項5)にかかる監視システムは、監視領域における特定画像が不審者仮決定か不審者決定状態なのかを、監視センタにおいて正確に判断することができる監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項6)にかかる監視システムは、監視領域において、不審者仮決定情報が付加された後、そうでないと判断した場合はその付加を停止するので、監視センタにおいても不審者でないと判断したことが、リアルタイムで判明する監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項7)にかかる監視システムは、1つのボタンでも不審者決定情報および不審者仮決定情報を付加することができ、監視センタに伝えることができるので、監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項8)にかかる監視システムは、押ボタンが情報端末に配設されていることによって、迅速な操作が可能になるので、監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項9)にかかる監視システムは、情報端末から入力された説明が監視センタにおいても表示して見ることができるので、監視領域をより詳細に知悉することができる監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項10)にかかる監視システムは、POS端末を利用した監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項11)にかかる監視システムは、POS端末を利用する監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項12)にかかる監視システムは、POS端末操作する操作者の識別画像を簡易な操作で確実に取得できるので、POS端末を利用する監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項13)にかかる監視システムは、通常業務で用いるPOS端末の画面を監視用の画面として利用できるので、情報端末の占める空間と費用を節約できるPOS端末利用の監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項14)にかかる監視システムは、通常業務で用いるPOS端末の画面と監視用の画面とを切り換えて使用できるので、情報端末の占める空間と費用を節約できるPOS端末利用の監視能力の高い監視システムを提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項15)にかかる監視方法は、受信した画像および特定情報を表示するので、監視領域において監視すべき人物を確実に特定できる監視能力の高い監視方法を提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項16)にかかる監視方法は、不審者を特定した操作者を操作者の画像および/または識別情報で確実に特定できるので、事件を迅速に解決できる監視能力の高い監視方法を提供できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項17)にかかる監視方法は、監視状態における特定画像が不審者仮決定か不審者決定状態かを正確に判断でき事件を迅速に解決できる監視能力の高い監視方法を提供できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる監視システム、および監視方法の最良な実施の形態を実施の形態1および2に分けて詳細に説明する。
(実施の形態1)
(1.1.監視システムの全体構成)
図1は、実施の形態1による監視システムの構成を示すブロック図である。監視システムは、監視領域内の画像を取得する撮像装置1、情報端末2、および公衆回線3によって情報端末2に接続する監視センタ4を備える。ここで監視領域は例えば店舗内であって、店舗内での万引き、盗み、あるいは強盗行為などを監視するものである。
撮像装置1は、監視領域である店内を撮影する監視カメラ11、店内カメラを上下左右方向に回動させる駆動部12、および情報端末2を操作する操作者を撮影する識別カメラ13を備える。操作者は、一般的に店員である。監視カメラ11、駆動部12、および識別カメラ13は、それぞれ電気的に情報端末2に接続されている。
駆動部12は後述する情報端末2からの制御によって、店内の人物など、特定の画像をリアルタイムで追尾して撮影するよう監視カメラ11の撮影方向を回動させる。識別カメラ13は、操作者を識別する識別画像を撮影する。店内カメラ11および識別カメラ13によって撮影された画像情報は、接続している情報端末2に送信される。
情報端末2の送受信部28は、監視カメラ11および識別カメラ13によって撮影された画像情報を受信する。受信された画像情報は、表示制御部22によって制御されて表示パネル21上に表示される。
情報端末2の操作者は、表示パネル21上に表示された監視領域の画像を見ながら、不審な行動をとる人物を監視する。不審な行動をとる人物を発見した場合、不審人物の画像に対して、入力部23を介して不審者特定の入力を行う。入力部23は、操作者からの入力を受け付けると、画像上で不審者の画像情報に対して注目すべきことを表す特定情報を付加する付加要求信号を、画像特定部25に送信する。特定情報の付加要求信号を受信した画像特定部25は、該当する不審人物の画像情報に所定の特定情報を付加する。ここで入力制御部24は、入力部23の動作を制御する。
特定情報が付加されると、表示パネル21上にマーキングが特定された人物の画像に重畳して表示される。マーキングが特定された不審人物に重畳して表示されることにより、容易に目視による不審人物の特定が確認できる。
ここで、画像特定部25は、本発明の特定手段を構成する。また、表示パネル21と表示制御部22は、本発明の第1の表示手段を構成する。
さらに、入力部23は、操作者からの特定画像の追尾を要求する入力を受け付けて、特定画像の追尾を要求する追尾要求信号を、追尾部26に送信する。追尾要求信号を受信した追尾部26は、画像情報上でマーキングが付加された画像を追尾し、その特定された画像情報の追尾に従って、識別カメラ13の駆動部12を駆動させて、店内カメラ11に特定された不審者を追尾して撮影させるよう制御する。このようにして、操作者によって特定された不審者の画像は、監視カメラ11によって追尾されて撮影される。
ここで、入力部23、入力制御部24,および追尾部26は、本発明における追尾手段を構成する。駆動部23は、本発明における制御手段を構成する。
監視カメラ11によって撮影される画像情報、および画像特定部25によって付加された特定情報は、送受信部28によって、公衆回線3を介して、監視センタ4に送信される。
ここで、情報端末2は、ハードディスクなどの記録装置から構成される記録部27を備えて、監視センタ4に送信される記録画像を同時に記録する構成とすることができる。記録した監視画像を情報端末2側で再度、目視により確認できるからである。
また、記憶部27は、情報端末2の操作者の個人情報を格納する。
監視センタ4は、送信される撮影画像情報、および画像特定部25によって付加された特定情報を、送受信部43を介して受信し、表示制御部42の制御によりモニタ41に表示する。表示制御部42は、特定された画像情報に対して付加された特定情報を、その特定された画像に対してマーキングを重畳した状態で表示させる。このように表示することによって、情報端末2によって特定された監視領域内の不審者の画像が、監視センタにおいてもマーキングが重畳されて表示されるので、明確に不審者画像の特定が可能になる。
ここで、表示制御部42およびモニタ41は、本発明における第2の表示手段を構成する。
(1.2.撮像装置)
図2は、実施の形態1に用いる監視カメラの1例を示す概念図である。監視カメラ11は、カメラ本体111,鏡筒部112、および駆動部12を有する。監視カメラ11を駆動する駆動部12は、カメラ本体111を載置する台座部113,台座部の軸に固着された歯車114、歯車114に噛合する歯車115、歯車115を回転させる駆動モータ116、および台座部113を回転自在に支持し駆動モータ116を配設する支持台117を備える。支持台117は監視カメラ11を取り付ける取付具120に固着される。
ここで、駆動モータ116は、情報端末2の追尾部26(後述)によって制御されて、監視カメラ11を水平方向に回動させる。その結果、左右方向の回動が制御される。
図2に示した監視カメラ11の駆動部12は、駆動モータ116の回転軸が鉛直方向であるので、監視カメラ11は水平方向に回動される。一方、図2における駆動モータ116の回転軸を水平方向であるように駆動部12を構成すれば(不図示)、駆動部12は監視カメラ11を上下方向に回動可能となる。鉛直方向および水平方向の2つの回転軸を備えた構成とすることによって(不図示)、左右および上下方向に回動自在となる。このような構成によって、情報端末2の追尾部26によって監視カメラ11は上下左右に回動して、特定された不審者を追尾可能となる。
監視カメラ11が、撮影の画角を変化させるズーミング機構を有することが望ましい。また、情報端末2は、情報端末2の入力部23の入力によって監視カメラ11の画角を変化させるズーミング要求信号をズーミング機構に送信して、画角の変化を制御する画角制御部(不図示)を備えることが望ましい。この構成により、監視カメラ11の撮影する画角を変化させて、より明瞭で詳細な不審者の画像を取得できる。
また、監視カメラ11を公知技術によって平行移動させる平行移動部と、該平行移動を制御する平行移動制御部とを設けて、監視カメラ11を平行移動して撮影する構成(不図示)とすることができる。
(1.3.情報端末)
(1.3.1.不審者画像の特定)
図3は、実施の形態1による情報端末を説明する斜視図である。情報端末2は、CPUを備えたコンピュータとして構成する。情報端末2は、監視カメラ11からの画像を表示する表示パネル21、および入力部23を備える。入力部23は、ここではマウス231およびキーボード232である。
ここで監視領域は例えば、店舗であり、操作者は店舗で勤務する店員であるとする。店員は、表示パネル21を見ながら、不審者250を発見する。店員は、画面上の不審者の画像にマウス231を操作してカーソルを合わせて、マウス231をクリックする。マウス231がクリックされることによって、特定情報を画像に付加する付加要求信号が、画像特定部25に送信される。特定情報の付加要求信号を受信した画像特定部25は、カーソル位置の画像情報に特定情報を付加する。画像特定部25は、当該画像情報に特定情報を付加することによって、表示制御部22に対して、表示パネル21上の当該画像に対してマーキングを重畳して表示させる。ここで、マーキングは例えば図中Aで示すような矢印である。
マウス231によるクリックの場合、右クリックで不審の種類を選択するメニューを設けて、特定する不審者の不審の種類を選択することが可能である。例えば、右クリックした場合、1.万引き、2.器物破損、3.強盗などに分けて選択することにより、マーキング表示を変化させることができる。
マーキング表示の表示様式は、文字、形状、色別、あるいは色の明度合いの差異で区別が可能である。例えば、重畳して表示するマーキングの形状を矢印にし、矢印の色を赤にして、緊張度が高まる段階に応じて赤の色を濃くする構成とする。
ここで、キーボード232から、特定された人物についての説明文(スーパーインポーズ)を入力し、特定された人物の画像情報に付加し、表示パネル21に表示させることができる。例えばキーボード232から「挙動不審」と入力した場合、表示パネル21上にスーパーインポーズとして「挙動不審」(図中符号251)の文字が表示される。説明文の入力は、キーボード232によらずともマウス231の右クリックによって表示されるプルダウンメニュー(不図示)から選択するようにしても良い。
追尾部26は、特定情報が付加された人物の画像情報を表示画面上で追尾して、画面上の中央付近に来るように監視カメラ11を制御する。追尾部26は、例えばマーキングを打たれた画像の座標の差分値を算出し、算出された差分値をD/A変換(デジタルアナログ変換)することにより監視カメラ11の駆動部12を駆動制御し、監視カメラ11の撮影方向を上下左右方向に回動させて特定された人物の画像が表示パネル21の中央部に来るように特定された人物を追尾して撮影する。画像情報の追尾は、公知技術であるので、詳細な説明は省略する。
情報端末2の送受信部28は、特定情報が付加された画像を含む撮影画像、およびスーパーインポーズを、公衆回線3を介してリアルタイムで監視センタ4に送信する。情報端末2が、監視画像をリアルタイムで監視センタ4に送信することによって、監視センタ4側のモニタ41上で、リアルタイムにスーパーインポーズを含む監視画像を見て監視することができる。
(1.3.2.操作者情報の入力)
本発明の実施の形態1による情報端末は、不審者の画像情報を監視センタに送信するだけでなく、不審者を特定した操作者を判別するために、操作者の画像情報を監視センタに送信する。監視センタが操作者の画像情報を受信することによって、不審者を特定した操作者を確実に特定して、警備員を急派した際に、事件を迅速に解決できる。
通常、店舗において店員が業務を開始した時点においては、情報端末2を操作する操作者が、操作者を識別するための登録を済ませることが望ましい。不審者は何時出現するか分からないからである。
操作者は、識別カメラ13の前において、マウス231を操作して操作者の撮影モードを右クリックのメニューで選択する。識別カメラ13は、情報端末2に配設されていることが望ましい。操作者の識別画像を、容易かつ簡便に取得できるからである。
識別カメラ13は、カメラ13の前にいる操作者の画像を、表示パネル21に写し出す。操作者は、クリック操作によって操作者自身の画像を撮影する。何カットか撮影した後、マウス231の右クリック操作によってプルダウンメニューを出して、操作者が登録したいと考える撮影画像を選択する。さらに、プルダウンメニューの中で、監視センタ4への送信を選択する。このような入力操作によって、操作者を識別できる識別画像が識別カメラ13によって撮影されて、送受信部28を介して監視センタ4に送信される。
ここで、識別カメラ13は、本発明の第2の撮像手段を構成する。
ここで、操作者が操作者のIDおよびパスワードを入力部23から入力し、入力制御部24が、該当する操作者についてのプロフィールを情報端末2の記憶部27に格納されているデータベース(不図示)から読み出して、監視センタ4に送信する構成としても良い。
ここで、入力部23、入力制御部24、および記憶部27は、本発明における記憶手段を構成する。
図4は、監視センタに送信される操作者のプロフィール情報の一例を示す模式図である。操作者のプロフィール情報は、ID、操作者名、性別年齢などの個人的プロフィール、および識別画像を含む。操作者のプロフィール情報は、図4に示されるように、画面上の表示をカード型データベースとして構成する。プロフィール情報には、操作者自身の識別画像が含まれるようにする。
操作者のプロフィールがデータベース化されて格納される記憶部27は、例えばハードディスクあるいは不揮発性メモリのような記憶媒体を備える。
操作者の識別画像および操作者の識別情報は、情報端末2の送受信部28および監視センタ4の送受信部43を介して、送受信され、監視センタ4のモニタ41上で表示される。
操作者の識別写真画像が含まれたプロフィールを送信できる場合は、識別カメラ13によって操作者の画像を取得しない構成とすることも可能である。また、プロフィール情報に操作者の画像が含まれている場合は、識別カメラ13を備えない構成とすることも可能である。
(1.4.監視センタ)
実施の形態1による監視センタ4は、情報端末2によって送信される監視領域における監視画像情報および情報端末2の操作者の画像情報を、送受信部43によって受信し、監視画像および操作者の画像をモニタ41において表示させる。監視画像および操作者画像をともに表示させることによって、事件が起きた場合に、警備員を急行させた際に特定操作を行った操作者を迅速に特定して事件の解決を迅速に図ることができる。
図5は、実施の形態1による監視システムにおける監視センタのモニタに表示された画面の一例を説明する図である。モニタ41上には、リアルタイムに監視領域の画像411、監視領域の識別情報412、画像についての説明文(スーパーインポーズ)413、時間情報414、操作者の識別画像415、および操作者のプロフィール情報416が表示される。監視画像411には、不審者であると特定された人物画像250にマーキング(図中矢印A)が重畳される。
情報端末2を操作する操作者は、既述のように撮影した操作者自身の識別画像あるいは記憶部27から読み出した操作者自身のプロフィール情報を、入力部23を操作し、送受信部28を介して監視センタ4にすでに送信している。
図5中の操作者の識別画像415、および操作者のプロフィール情報416は、情報端末2から送信された操作者のプロフィールについてのカード型データベースを読み込んで表示する。ここで、操作者のプロフィール情報が送信されずに識別画像415のみが送信されてきた場合は、少なくとも識別画像415を表示する。
監視センタ4が、情報端末2の操作者によって不審者であると特定された付加情報を受信した場合、監視センタ4内でアラームを鳴動させるなど警報を発することが望ましい。
モニタ41に表示された画面情報は、警備の記録の必要上、継続して記録する。
(1.5.実施の形態1による監視システムの監視動作)
図6は、第1の実施の形態による監視システムの監視手順を示すフローチャートである。監視カメラ11は、監視領域である店内を撮影中であり、情報端末2の表示パネル21の画面は撮影された店内を表示している。同時に、送受信部28はリアルタイムで、監視センタ4に撮影された監視画像を送信する(ステップS101)。受信した監視センタ4は、モニタ41上に、監視対象の撮影画像を表示する(ステップS102)。
操作者が出勤して勤務に就くと先ず、操作者としての登録を行う。その場合、操作者はキーボード232を操作してID、パスワードを入力し、記憶部27からプロフィール情報を読み出す(ステップS103)。この時、プロフィール情報が記憶部27に無ければ(ステップS103のNo)、識別カメラ13によって操作者の識別画像を取得する(ステップS104)。記憶部27に識別画像を含むプロフィール情報が存在した場合は、記憶部27はプロフィール情報を読み出す(ステップS105)。送受信部28は、読み出されたプロフィール情報あるいは撮影された操作者の識別画像を監視センタ4に送信する(ステップS106)。
監視センタ4は、送受信部43を介してプロフィール情報あるいは識別画像情報を受信し、パネル21上に操作者の情報として表示する(ステップS107)。
操作者である店員が表示パネル21上で店内に不審者を発見した場合、マウス操作によって、不審者画像にカーソルを合わせてクリックする。入力部は、不審者特定の特定情報の入力を検出動作を行う(ステップS108)。入力部23が、特定情報の入力を検出しない場合は、そのまま継続して検出動作を続ける(ステップS108のNo)。入力部23が特定情報の入力を検出した場合(ステップS108のYes)、画像特定部25は、特定情報を特定された画像に付加し、追尾部26は付加された特定画像を追尾開始し、かつ、監視カメラ11の駆動部12を制御して特定された画像の人物方向に撮像方向を向けて追尾し、さらに表示パネル21は特定された画像にマークを重畳して表示する(ステップS109)。
送受信部28は、特定情報が付加された画像を含む撮影画像を、リアルタイムで監視センタ4に送信し、受信した監視センタ4は、パネル21上に監視画像および特定された画像にマーキングを重畳してリアルタイムに監視カメラ11による監視画像を表示する(ステップS110)。
(1.6.効果)
実施の形態1による監視システムにおいては、店舗などの監視領域を監視カメラが常時監視し、監視カメラに接続する情報端末の操作者が情報端末の画面上で不審者を特定して監視カメラが不審者を追尾して撮影し、かつ操作者の識別画像を入力する。特定された不審者に付加された付加情報、追尾される不審者の画像、および操作者の識別画像が、監視センタに送信されて監視センタのモニタ上で常時監視できるので、特定された不審者を画像上で容易に判別して監視できるとともに、現場に急行した場合に、不審者を特定した操作者を容易に識別できるので、事件を正確に迅速に解決することができる。
(実施の形態2)
(2.1.全体構成)
実施の形態2による監視システムが実施の形態1による監視システムと異なる点は、情報端末が、特定された画像に対して、不審者仮決定状態を示す不審者仮決定情報および不審者決定状態のいずれであるかを示す不審者仮決定情報を付加して監視センタに送信し、監視センタは、特定された画像およびその画像に付加された不審者仮決定情報および不審者決定情報のいずれであるかを画面上で表示する点である。この機能により、監視センタ4では、監視領域における特定画像の人物に対して不審者仮決定か不審者決定状態かを判別することができ、パネル上の表示を確認して警備員の急行の要不要などを判断することができる。
図7は、実施の形態2による監視システムの一例の構成を示すブロック図である。実施の形態2による監視システムの構成が、実施の形態1による監視システムと異なる点は、監視システムが情報端末72に接続されて不審者仮決定情報および不審者決定情報のいずれかを入力する押ボタン101をさらに備えることである。さらに異なる点は、情報端末72が画像に対して特定者の不審の状態の度合いを示す情報を付加する不審者決定部201、および画像に付加する説明情報を入力する説明入力部203をさらに備えることである。
(2.2.不審者決定部)
押ボタン101を操作者が押すことによって、不審者仮決定情報および不審者決定情報のいずれかを示す信号が、不審者決定部201に送信される。不審者決定部201は、受信した不審者仮決定情報および不審者決定情報のいずれかの信号に応じて、不審者仮決定情報および不審者決定情報のいずれかを画像に付加する。付加された情報は、該当する画像とともに監視センタ4に送信され、監視センタ4のモニタ41上に、それぞれ不審者仮決定情報および不審者決定情報のいずれかに応じて表示する。
図8−1は、実施の形態2による押ボタンを説明する図である。図8−2は、押ボタンの押下を説明する図である。押ボタンは、外郭部81と、外郭部の内部において押下されて移動する押圧部82とを備える。以下の説明では、押下する押ボタンとは、押圧部82を指す。
一般的に店舗に被害を与える人間は、最初から明らかにそれと分かる直接行動をとるのではなく、先ず不審な行動を取り、次に具体的に損害を与える行動をとる場合が多い。操作者は監視カメラ11が撮影した画像を表示パネル21で監視しながら、不審な行動をとる者を発見した場合、押ボタン101を押下する。押ボタンは2段階に押下されるように構成される。
即ち、押ボタンは、浅く第1段階の深さまで押下した場合(図8−2の矢印B)は嫌疑の状態であり、不審者仮決定信号を送信し、より深く第2段階の深さまで押下した場合は(図8−2の矢印C)、嫌疑だけで終わらず不審者として決定した時で、非常事態であり不審者決定信号を送信する。ここで、不審者仮決定信号は、不審者決定部201に対して当該画像に対して不審者仮決定情報の付加を要求する。また、不審者決定信号は、不審者決定部201に対して当該画像に対して不審者決定情報の付加を要求する。
(2.2.1.第1レベルの不審者仮決定情報の付加と付加停止)
不審者決定部201が、押ボタンが押下されて送信した不審者仮決定信号を受信した場合、不審者決定部201は当該画像に対して不審者仮決定情報を付加する。不審者決定部201が、押ボタンが押下されて送信した不審者決定信号を受信した場合、不審者決定部201は当該画像に対して不審者決定情報を付加する。リアルタイムで撮影される監視画像情報、当該画像情報、および付加されたそれぞれの不審者仮決定情報および不審者決定情報は、送受信部28を介して監視センタ4に送信される。
図9は、実施の形態2による監視センタにおけるモニタが、監視領域での不審状態を表示する一例の模式図である。監視センタ4は、情報端末2から送受信部28を介して送信される画像情報および付加された不審者状態に関する情報(不審者仮決定状態か不審者決定常態化の信号)を、監視センタ4の送受信部43を介して受信する。送受信部43で受信された画像および不審者状態に関する情報は、表示制御部42によってモニタ41上に、画像および画像に付加された不審者状態に関する情報を伴って表示される。図8では、最初、情報端末72の操作者が不審者仮決定信号を発信する第1段階まで押ボタンを押下した結果送信された不審者仮決定情報が、モニタ41上に「不審者仮決定」450と表示される。
さらに情報端末72の操作者が押ボタン101を第2段階の深さまで押下した場合、不審者決定信号が発信されて、監視センタ4のモニタ41上で、不審者決定情報が「不審者決定!」451と強調されて表示される。
実施の形態1による監視システムにおいては、マウス231から不審者の画像情報を直接的に特定したが、不審者画像の特定と同時に、あるいは同時でなくても、押ボタン101の押下と不審者決定部201の機能によって不審者状態の決定情報を付加することができる。
ここで、情報端末2におけるマウス231のクリック操作によって、不審者決定/仮決定信号の送信要求を入力することが可能である。操作者は監視カメラ11が撮影した画像を表示パネル21で監視しながら、不審者を見いだした場合、表示パネル上の当該不審者の画像に対して、実施の形態1において説明したマウス操作によって不審者画像を特定した後、マウス231を右クリックして不審者決定/仮決定情報付加メニューをプルダウンする。プルダウンメニューには、(1)不審者仮決定、(2)不審者決定の選択肢が示される。プルダウンメニューの中からマウス231介して(1)選択されてクリックされた場合は、不審者仮決定信号が不審者決定部201に送信される。プルダウンメニューの中から(2)が選択されて入力された場合は、不審者決定信号が不審者決定部201に送信される。不審者決定部201がそれぞれの不審者決定/仮決定信号を受信した以降は、押ボタン101の押下による信号の送信を不審者決定部201が受信した以降と同様であるので説明を省略する。
なおここで、押ボタンの押下により送信される信号の示す不審者の状態についての度合いを2段階として説明したが、適宜さらに細かく多段階とすることができる。また、マウスのプルダウンメニューに、さらに多数の選択肢を設けることが可能である。
ここで、情報端末2の操作者が、情報端末72の表示パネル21によって不審者であると判断して押ボタンを第1段階まで押下した後、不審者ではなかったことが判明した場合、既に第1段階まで押下して送信した不審者仮決定情報の付加を停止することができるのが望ましい。なぜなら、不審と思われただけであって結局は不審者でなかった場合、監視センタ4においても、警備員を現場に急行させるなどの対応策を採る必要が無くなるからである。
ここで、押ボタン101を、第1段階まで続けて2度押下した場合、不審者決定部201に対して、不審者仮決定情報の付加停止(以下、停止と称する)を要求する要求信号を送信する。不審者決定部201は、不審者仮決定の停止要求信号を受けて、付加停止を実行する。このように構成することによって、情報端末2の操作者側によって不審者仮決定情報の付加を停止するように構成する。
ここで、押ボタン101と不審者決定部201とは、本発明における決定手段を構成する。
この場合、マウス231の右クリックによって現れるメニューにおいて「不審者仮決定情報の付加停止」の選択肢を選択できるように構成することもできる。
(2.2.2.不審者決定情報の付加)
しかしながら、単なる仮の不審者で終わらずに例えば強奪行為を働き始めた場合、操作者は、不審者決定情報を付加して監視センタ4に送信する。この場合、情報端末2側において不審者決定情報を取り消すことは警備上好ましくない。なぜなら、事件が起きているにもかかわらず、その情報を送信できないことになるからである。
不審者決定部201が、押ボタンが第2段階まで押下されて送信した不審者決定情報付加要求信号を受信した場合、不審者決定部201は当該画像に対して不審者決定情報を付加する。リアルタイムで撮影される監視画像情報、当該画像情報、および付加された不審者決定情報は、送受信部28を介して監視センタ4に送信される。
送受信部43で受信された画像および不審者決定情報は、表示制御部42によってモニタ41上に、画像および画像に付加された不審者決定情報を伴って表示される。図8で、操作者が押ボタン101を第2段階の深さまで押下した場合、不審者決定情報信号が発信されて、監視センタ4のモニタ41上で、不審者決定情報が「不審者決定」451と強調されて表示される。
なお、不審者決定情報の送信を停止する判断は、現場において安全を確認した上で、監視センタ4側で行うことが望ましい。
(2.3.実施の形態2による監視動作)
図10は、実施の形態2による監視システムが監視する動作を説明するフローチャートである。情報端末72の操作者は、情報端末72の表示パネル21の画面上で不審者を発見した場合、仮の不審者であると判断して押ボタン101を第1段階まで押下する。押ボタン101は、第1段階までの押下を検出する動作に入っている(ステップS201)。押ボタン101が第1段階までの押下を検出しない場合(ステップS201のNo)、継続して検出動作を続ける。押ボタン101が第1段階までの押下を検出した場合(ステップS201のYes)、不審者決定部201に対して画像に不審者仮決定情報を付加する要求信号を送信する。不審者仮決定情報を付加する要求信号を受信した不審者決定部201は、画像に対して、不審者仮決定情報を付加する(ステップS202)。
送受信部28は、付加された不審者仮決定情報および付加した画像をともに監視センタ4に送信する(ステップS203)。送信された情報は、監視センタの送受信部43によって受信され、表示制御部42によって制御されて表示パネル21上に画像および付加された不審者仮決定情報とともに表示される(ステップS204)。
ここで、操作者は表示パネル21上で不審者を監視していて、不審者でないと判断した場合、押ボタン101を第1段階まで2度続けて押下する。第1段階まで2度続けて押下することによって、不審者仮決定情報の付加停止(以下、停止と称する)を要求する要求信号を、不審者決定部201に送信する。不審者決定部201は、不審者仮決定情報の停止要求信号を検出する動作に入る。(ステップS205)。検出しない場合は(ステップS205のNo)、そのまま検出動作を続ける。一方、不審者決定部201が、不審者仮決定情報の付加停止を要求する信号を検出した場合(ステップS205のYes)、不審者決定部201は、不審者仮決定情報付加動作を停止する(ステップS206)。
送受信部28は、不審者仮決定情報が付加されていない画像を監視センタへ送信する(ステップS207)。監視センタ4のモニタ41は、不審者仮決定情報が付加しない画像を監視画面を表示する(ステップS208)。
図11は、実施の形態2による監視システムが監視する他の動作を説明するフローチャートである。情報端末72の操作者は、情報端末72の表示パネル21の画面上で確定的な不審者であると判断した場合、押ボタン101を第2段階まで押下する。押ボタン101は、第2段階までの押下を検出する動作に入っている(ステップS301)。押ボタン101が第2段階までの押下を検出しない場合(ステップS301のNo)、継続して検出動作を続ける。
押ボタン101が第2段階までの押下を検出した場合(ステップS301のYes)、不審者決定部201に対して画像に不審者決定情報を付加する要求信号を送信する。不審者決定情報を付加する要求信号を受信した不審者決定部201は、画像に対して、不審者決定情報を付加する(ステップS302)。
送受信部28は、付加された不審者決定情報および付加した画像をともに監視センタ4に送信する(ステップS303)。送信された情報は、監視センタの送受信部43によって受信され、表示制御部42によって制御されて表示パネル21上に画像および付加された不審者仮決定情報とともに表示される(ステップS304)。
(2.4.情報端末の変形例)
ここで、情報端末2として、POS(販売時点情報管理)端末装置を用いることができる。この構成によりPOS業務を行いながら、不審者の特定を行うことができる。
図11は、実施の形態2による情報端末としてPOS端末装置を用いた例を説明する図である。POS端末装置(以下、POS端末と略する)300に備えられたPOS業務用のタッチパネル321は、本発明の第1の表示手段を構成する。新たに監視用の表示画面を設けなくて済むことから、経費および端末の占める空間を節約できるからである。
また、その場合、POS端末に備えられたキーボード330などの入力装置は、情報端末2の入力部23を構成する。新たに入力部を設けなくて済むことから、経費および装置の占める空間を節約できるからである。
また、POS業務用のタッチパネル321による表示画面と監視用表示画面を、キーボード330などの入力装置によって切り替える構成あるいは同時に表示させる構成としても良い(不図示)。1つの表示装置によって、2つの目的の画面を表示させることができるので、経費および装置の占める空間を節約できるからである。
また、POS業務用のタッチパネル321による表示画面と監視用表示画面を、並列して表示させても良い(不図示)。1つのタッチパネル321によって、2つの目的の画面を並列して表示させることができるので、経費および装置の占める空間を節約できるとともに、操作者による監視動作を並行して行うことができるからである。
また、識別カメラ13は、POS端末に配設されることが望ましい。操作者の識別画像を、容易かつ的確に取得できるからである。
また、キーボード330の何れかのキーを不審者仮決定/仮決定情報を付加させる押ボタンとして構成することができる。特別の押ボタンを他に設けなくてもすみ、かつ、操作者に取って、操作が容易であるからである。
(2.5.効果)
実施の形態2による監視システムにおいては、情報端末の操作者は不審者を表示パネル上で発見すると、先ず、仮の不審者であることを示す不審者仮決定情報を画像情報に付加して監視センタに送信することにより、監視センタにおいて監視領域における特定画像の人物に対して不審者仮決定の状態であると判断することができる。その後、操作者が表示パネルで監視して、不審者でないと判断した時は、情報端末側において、不審者仮決定情報の付加を取り消すことができ、不審者仮決定情報が付加されていない通常の監視画像が監視センタに送信されてパネル上で不審者仮決定情報が取り消されて表示されるので、既に監視領域で不審者の状態でなくなったことを判断できる。
一方、注目していた不審者が実際に被害を与える例えば強盗のような実行犯であった時は、操作者は押ボタンを第2段階の深さにまで押下して、不審者決定情報を画像に付加して監視センタに送信し、監視センタのモニタに表示することによって、例えば現場への警備員の急行の必要性を判断することができる。
(2.5.変形例)
ここで、不審者決定情報の付加停止は、現場での安全を確認した上で、管理センタにおいて行うことが望ましい。監視センタ4の監視者(不図示)は、監視センタの入力部44を介して、不審者決定情報の付加を解除する要求信号の入力を行う。入力された不審者決定情報付加の停止要求信号は、送受信部43および28を介して情報端末2に送信され、不審者決定部201が検出する。不審者決定部201は、監視センタから送信された不審者決定情報付加の停止要求信号を検出した場合においてのみ、不審者決定情報付加を停止する。
このような構成によって、現場の情報端末側においては、不審者決定情報付加を停止することができないので、万一事件が発生した場合でも、不用意に不審者決定情報の付加を取り消すことができないので、警備上、より安全である。
以上のように、本発明にかかる監視システムおよび監視方法は、監視領域において不審者の画像を記録して監視する監視システムおよび監視方法に有用であり、特に不審者を画像上で特定してマーキングを付加し、監視センタにおいて追尾する監視システムおよび監視方法に適している。
実施の形態1による監視システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に用いる監視カメラの一例を示す概念図である。 実施の形態1による情報端末を説明する斜視図である。 監視センタに送信される操作者のプロフィール情報の一例を示す模式図である。 実施の形態1による監視システムにおける監視センタのモニタに表示された画面の一例を説明する図である。 第1の実施の形態による監視システムの監視手順を示すフローチャートである。 実施の形態2による監視システムの一例の構成を示すブロック図である。 実施の形態2による押ボタンを説明する図である。 押ボタンの押下を説明する図である。 実施の形態2による監視センタにおけるモニタが、監視領域での特定者の不審状態情報を表示する一例の模式図である。 実施の形態2による監視システムが監視する動作を説明するフローチャートである。 実施の形態2による監視システムが監視する他の動作を説明するフローチャートである。 本発明による画像監視システムにPOS端末装置を適用したことを説明する図である。
符号の説明
1 撮像装置
2 情報端末
3 公衆回線
4 監視センタ
11 監視カメラ
12 駆動部
13 識別カメラ
21 表示パネル
22、42 表示制御部
23、44 入力部
24、45 入力制御部
25 画像特定部
26 追尾部
27 記憶部
28、43 送受信部
41 モニタ
42 表示制御部
101 押ボタン
201 不審者決定部
203 説明入力部

Claims (17)

  1. 監視領域を撮像する第1の撮像手段と、
    前記第1の撮像手段の撮像した前記監視領域内の画像を表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段が表示する画像のうちから操作者による特定の人物の画像を指定する入力を受け付ける入力手段と、前記入力を受け付けられて特定された画像に対して監視すべき人物であることを示す特定情報を付加する特定手段と、前記撮像された画像および前記特定手段によって付加された特定情報をネットワークを介して送信する第1の送受信手段と、を有する情報端末と、
    前記ネットワークを介して前記情報端末に接続し、前記情報端末から送信される前記画像および特定情報を受信する第2の送受信手段と、前記第2の送受信手段が受信した画像を表示し、かつ前記特定情報が付加された画像に対しては特定情報を重畳して表示する第2の表示手段と、を有する監視センタと、
    を備えたことを特徴とする監視システム。
  2. 前記情報端末は、
    前記特定手段によって特定された画像を追尾する追尾手段を、さらに有し、
    前記第1の撮像手段は、
    前記追尾手段による画像の追尾に従って前記第1の撮像手段の撮像方向を制御する制御手段を、さらに有することを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記情報端末の操作者を撮像する第2の撮像手段を、さらに備え、
    前記第1の送受信手段は、前記第2の撮像手段によって撮像された前記操作者の画像を前記監視センタに送信するものであり、
    前記第2の送受信手段は、前記第2の撮像手段によって撮像された前記操作者の画像を前記情報端末から受信するものであり、
    前記第2の表示手段は、前記第2の送受信手段が受信した前記操作者の画像を、表示するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の監視システム。
  4. 前記情報端末は、
    前記操作者からの識別情報の読み出し要求の入力を受け付ける識別入力手段と、
    前記識別入力手段によって受け付けられた入力によって前記操作者についての情報を読み出す記憶手段と、をさらに有し、
    前記第1の送受信手段は、前記記憶手段から読み出された前記操作者の情報を前記監視センタに送信するものであり、
    前記第2の送受信手段は、前記記憶手段から読み出された前記操作者の情報を前記情報端末から受信するものであり、
    前記第2の表示手段は、前記第2の送受信手段が受信した前記操作者の情報を、表示するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の監視システム。
  5. 前記入力手段は、前記特定手段によって特定された画像に対して、前記操作者の入力により、不審者仮決定信号および不審者決定信号のうちのいずれか一方を送信するものであり、
    前記情報端末は、
    前記入力手段が送信する前記不審者仮決定信号を受信した場合、前記特定された画像に不審者仮決定情報を付加し、前記不審者決定信号を受信した場合、前記特定された画像に不審者決定情報を付加する決定手段を、さらに備え、
    前記第1の表示手段は、前記決定手段によって前記画像に付加された前記不審者仮決定情報および不審者決定情報のうちから選択される情報を表示するものであり、
    前記第1の送受信手段は、前記決定手段によって前記画像に付加された情報を、前記監視センタに送信するものであり、
    前記第2の送受信手段は、前記決定手段によって前記画像に付加された情報を、前記情報端末から受信するものであり、
    前記第2の表示手段は、前記第2の送受信手段が受信した前記決定手段によって前記画像に付加された情報を表示するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の監視システム。
  6. 前記入力手段は、前記決定手段によって前記不審者仮決定情報が付加された画像に対して、前記操作者の入力により、前記不審者仮決定情報の付加を停止を要求する付加停止信号を送信するものであり、
    前記決定手段は、前記付加停止信号を受信した場合、前記不審者仮決定情報が付加された画像に対して、前記不審者仮決定情報の付加を停止するものであることを特徴とする請求項5に記載の監視システム。
  7. 第1段の押下位置において、前記決定手段に対して、前記不審者仮決定信号を送信し、かつ、第2段の押下位置において、前記決定手段に対して、前記不審者決定信号を送信する押ボタンを有することを特徴とする請求項5または6に記載の監視システム。
  8. 前記押ボタンは、前記情報端末に配設されているものであることを特徴とする請求項7に記載の監視システム。
  9. 前記情報端末は、
    前記特定手段によって特定された画像に対して説明情報の付加を受け付ける説明入力手段、をさらに有し、
    前記第1の送受信手段は、前記説明入力手段によって前記特定された画像に対して付加された前記説明情報を、前記監視センタに送信するものであり、
    前記第2の送受信手段は、前記説明入力手段によって付加された前記説明情報を、前記情報端末から受信するものであり、
    前記第2の表示手段は、前記第2の送受信手段によって受信した前記説明情報を表示するものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の監視システム。
  10. 前記情報端末は、POS(販売時点情報管理)端末であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の監視システム。
  11. 前記押ボタンは、前記POS端末に配設されているものであることを特徴とする請求項10に記載の監視システム。
  12. 前記第2の撮像手段は、
    前記POS端末に配設されているものであることを特徴とする請求項10に記載の監視システム。
  13. 前記第1の表示手段は、前記POS端末に配設されているPOS用の表示手段であり、
    前記POS端末に配設されている表示手段の画面上の少なくとも一部に、前記第1および第2の撮像手段が撮像する画像の少なくとも1つの撮像画像を表示するものであることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1つに記載の監視システム。
  14. 前記POS端末は、
    前記POS端末に配設されている表示手段の表示を、通常のPOS用の表示と前記少なくとも1つの撮像画像との間で切り替える切替手段を、さらに備えることを特徴とする請求項13に記載の監視システム。
  15. 撮像された監視領域の画像に対して操作者による特定の人物の画像を指定する入力を受け付ける入力工程と、
    前記入力工程で前記入力により特定された画像に対して監視すべき人物であることを示す特定情報を付加する特定工程と、
    前記撮像された画像および前記特定工程において付加された前記特定情報を、送信する送信工程と、
    前記送信工程において送信された前記撮像画像および特定情報を受信する受信工程と、
    前記受信工程において受信された前記撮像画像および特定情報を表示する表示工程と、
    を含むことを特徴とする監視方法。
  16. 前記操作者の識別画像および前記操作者の識別情報のうち少なくとも1つの情報を取得する操作者情報取得工程を、さらに含み、
    前記送信工程は、前記操作者情報取得工程で取得された前記少なくとも1つの情報を送信するものであり、
    前記受信工程は、前記送信工程で送信された前記少なくとも1つの情報を受信するものであり、
    前記表示工程は、前記受信工程において受信した前記少なくとも1つの情報を、表示するものであることを特徴とする請求項15に記載の監視方法。
  17. 前記特定工程によって、特定された画像に対して、前記操作者の入力により、不審者仮決定信号および不審者決定信号のうちから選択される1つの信号を送信する決定入力工程と、
    前記不審者仮決定信号を受信した場合、前記特定された画像に対して不審者仮決定情報を付加し、前記不審者決定信号を受信した場合、前記特定された画像に対して不審者決定情報を付加する決定工程と、をさらに含み、
    前記送信工程は、前記決定工程によって付加された前記不審者仮決定情報および不審者決定情報のうちから選択される情報を送信するものであり、
    前記受信工程は、前記送信工程によって送信された前記選択される情報を受信するものであり、
    前記表示工程は、前記受信工程において受信した前記選択された情報をそれぞれ特定された画像に付加して表示するものであることを特徴とする請求項15または16に記載の監視方法。
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