JP4808139B2 - 監視システム - Google Patents
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また本発明の他の目的は、既設の出入管理システムと監視カメラシステムとが蓄積するデータの形式を変更せずに、両システムを統合可能な監視システムを提供することにある。
係る構成により、扉の開放に応じて物理的にエリアがつながったことを検出できるので、物理的につながったエリアにて注目エリアを自動拡大し、その注目エリアに設置された監視カメラの映像を表示させることができるので、不審人物等が映っている可能性の高い映像を選択的に提供することが可能となる。
また、時系列的に連続した映像情報の撮影時刻を基準として、離散的に記録された出入管理情報から扉の開放を検出できるので、監視カメラの映像を時系列的に観察しつつ、不審人物等が扉を開放したといった重要な映像シーンを容易に捉えることができる。
係る構成により、注目エリアに追加するエリアにある扉の表示中の撮像時刻において既に開放されていれば、その追加するエリアから移動可能なエリアを含めて注目エリアに追加できる。これにより、重要な映像シーンを見逃すことがなくなる。
係る構成により、監視員が監視不要と判断したエリアの映像及び情報を監視対象から外すことができるので、不審人物等が映っている可能性の高い映像をより選択的に提供することができる。
また、既設の出入管理システムと監視カメラシステムとが蓄積するデータの形式を変更せずに、両システムを統合可能な監視システムを提供することが可能となった。
図1は、本発明を適用した監視システム1の全体システム構成を示す図である。図1に示すように、監視システム1は、監視対象であるビル等の施設(以下、監視対象施設という)の要所に配置された複数の監視カメラC1、C2及びC3によって撮影された映像情報を映像データベース22に記録する監視カメラシステム2と、監視対象施設の各区画の出入口に設けられた扉装置D1、D2、...、D5から得た出入管理情報を出入管理データベース34に記録する出入管理システム3と、監視カメラシステム2及び出入管理システム3とローカルエリアネットワーク(LAN)5で接続された統合装置4から構成される。
図2に示すように、監視対象施設は、施設内が3エリア(A1,A2,A3)に区切られている。エリアは、部屋、廊下等の壁と扉により他のエリアへの移動が制限される物理的な空間である。壁と扉により建物内との移動が制限される建物外も一つのエリアとして扱うことができる。ここでは便宜的に施設の外周をエリアA4とする。さらに、各エリア間の移動を可能とする出入口には、扉装置D1〜D5が設置されている。図から明らかなように、エリアA1から外周(エリアA4)へ出るための出入口には、扉装置D1が設置されている。また、エリアA1とエリアA2の出入口には、扉装置D2が設置されている。さらに、エリアA2とエリアA3の間には、二つの出入口があり、それぞれ扉装置D3及びD5が設置されている。そして、エリアA3から外へ出るための出入口に、扉装置D4が設置されている。なお、エリアA1とエリアA3の間、及びエリアA2から外への出入口は存在せず、扉装置も設置されていない。
また、図に示すように、エリアA1、A2及び外周(エリアA4)には、それぞれ監視カメラC1、C2及びC3が設置されている。ただし、エリアA3には、監視カメラは設置されていない。
最初に、監視カメラシステム2について説明する。監視カメラシステム2は、監視対象施設が有する複数のエリアに分散して設置された複数の監視カメラC1、C2及びC3と、映像データベース22と、監視端末23とがLAN5を介してネットワーク接続されて構成される。そして、監視カメラシステム2は、監視カメラC1、C2及びC3が撮像した映像データをカメラID及び撮像時刻により検索可能な形式にて映像データベース22に蓄積し、統合装置4からの映像配信要求に応じた映像データを選択的に統合装置4へ配信する。
制御部は撮像部が生成した映像データを記憶部に順次蓄積し、所定時間分の映像データが蓄積されるとその都度、時計部から取得した現在日時を撮像時刻として映像データに書き込み、更に記憶部から読み出したカメラIDを映像データに書き込んだ上で、通信部を制御してその映像データを映像データベース22へ送信する。
記憶部は十分長い期間(例えば1週間)の映像データを記憶可能な容量を有する。
制御部は、監視カメラC1、C2及びC3から受信した映像データを撮像したカメラを識別するカメラID及び撮像時刻により検索可能な形式にて記憶部に記憶するとともに、統合装置4又は監視端末23からのカメラID及び日時を含む映像配信要求を受信して、その要求に合致する映像データを記憶部内で検索し、通信部を制御して検索結果を統合装置4又は監視端末23へ配信する。
認証装置としては、利用者が携帯するIDカードを照合するカードリーダ、利用者の指紋、顔貌、虹彩等の生体情報を読み取って照合する生体認証装置等を採用することができる。
通常時、電気錠は施錠状態に維持され利用者によるエリア間の移動を禁止している。
利用者が認証装置にて照合に成功して認証されると、照合結果が制御装置に送信され、これを受信した制御装置は電気錠へ制御信号を送信して電気錠を一時的に解錠状態にする。電気錠が解錠されると、利用者は扉を開放してエリア間を移動することが可能となる。また、扉が閉鎖されると電気錠は自動的に再び施錠状態となる。
そこで本実施形態では、制御装置は、電気錠が施錠状態から解錠状態へ変化すると、扉装置が開放状態になったとみなし、逆に電気錠が解錠状態から施錠状態へ変化すると、扉装置が閉鎖状態になったとみなす。そのために、制御装置は電気錠をポーリングして状態を監視しており、電気錠の状態の変化を検出すると、扉IDを記憶部から読み出し、時計部から現在日時を取得して、扉の状態を表す符号、扉ID及び現在日時を含む出入管理情報を中央装置33へ送信する。
尚、扉装置は、上記の電気錠と認証装置に代えて、扉の開放・閉鎖状態そのものを検知するマグネットセンサ等の扉センサを制御装置に接続しても良い。
制御部は、通信部が扉装置D1〜D5から出入管理情報を受信すると、表示部へ出入管理情報を表示するとともに、通信部を制御して出入管理情報を出入管理データベース34へ送信する。
また、制御部は、監視員による入力部からの指示に基づく出入管理データベース34への出入管理情報取得要求を生成し、通信部を制御してその要求を送信して出入管理情報を受信し、出入管理情報を表示部へ表示する。
制御部は、中央装置33から受信した出入管理情報を、その扉ID、扉装置の状態及び日時により検索可能な形式にて記憶部に記憶するとともに、統合装置4又は中央装置33からの扉ID、扉装置の状態及び日時等の検索条件を含む出入管理情報取得要求信号を受信して、検索条件に合致する出入管理情報を記憶部内で検索し、通信部を制御して検索結果を統合装置4又は中央装置33へ配信する。
なお、出入管理情報は、扉装置(若しくは扉ID)毎に別個に記録してもよい。その場合、出入管理情報は、扉ID毎に設定された記録テーブルに、扉装置の開閉状態が変更された日時及び扉装置の状態変更後の開閉状態を一組として記録される。
エリアテーブル412は、エリアと各エリアに設置された監視カメラ及び扉装置との対応関係を表す設定情報である。本実施形態においてエリアテーブル412は、エリア(A1〜A4)とそのエリア内に設置されて当該エリアを撮像する監視カメラ(C1〜C3)とを対応付け、また、エリアとそのエリアと他のエリアとの出入口に設置された扉装置(D1〜D5)とを対応付けるよう設定される。
図5に、図2に示した監視カメラと扉装置の配置例に対応するエリアテーブル412の例を示す。エリアテーブル412では、各エリアごとに、そのエリアに設置された監視カメラと扉装置が示される。ここで扉装置は二つのエリアの境界に設置されることから、各扉装置は二つのエリアと対応付けられている。例えば、扉装置D1はエリアA1及びA4に対応付けられている。
エリアテーブル412の設定は、予め操作部43等から入力される。
操作部43は、監視員により操作されて、エリアの選択指示等の各種指示、日時等の数値・文字入力を行う。
表示部44は、監視カメラC1〜C3が撮像した映像、GUIとしての画像情報等の各種情報を表示し、監視員による各種情報の視認を可能とする。なお、操作部43及び表示部44を、タッチパネルディスプレイを用いて一体として構成してもよい。
平面図領域71は、GUI手段453が監視対象施設のエリアの配置、監視カメラの配置及び扉装置の配置を示した図面を表示する領域である。また、GUI手段453は表示部44の画面上での各エリアの領域の座標データを管理しており、操作部43を構成するマウスの移動により特定のエリアの領域がポイントされた状態でマウスのボタンが押下(以下、クリックと表記する)されると当該エリアが選択されたことを認識する。更に、注目エリアとなっているエリアは、識別可能に表示されているので、監視員が注目エリアを容易に視認できる。
GUI手段453は、終了ボタン73がクリックされると、注目エリアに関する映像再生を終了する終了指示を制御部45へ通知する。
映像表示領域75は、表示制御手段454が映像を表示する領域である。本実施形態において映像表示領域75は、751、752、753及び754の4個の映像表示領域を含む。
削除ボタン77は、注目エリアを削除する指示する受け付けるボタンである。平面図領域71にて特定のエリアが選択された状態で削除ボタン77がクリックされると、GUI手段453は注目エリア情報413から当該エリアを削除する。そして、上記のように、注目エリア情報から削除されたエリアに設置された監視カメラからの映像は、映像表示領域75から削除される。更に、平面図領域71において、注目エリアの表示は更新される。
表示カメラはエリア追加手段452によるエリアの追加に応じて増加する。表示制御手段454は、表示カメラを表示カメラ情報414として記憶部41に記憶する。このとき、表示カメラ情報414には各表示カメラの映像を、表示部44上に表示される複数の映像表示領域の何れかの領域に表示するかを割り当て、映像表示領域の情報も併せて記憶する。本実施形態では、まず、表示カメラとして抽出された順に映像表示領域751,752,753,754を割り当てる。
上記の何れの場合においても、監視員の選択などにより、注目エリアの数が減少して表示カメラの数が4個未満になった場合、残りの注目エリアに設置された監視カメラのうちに表示を中止していた表示カメラが含まれる場合には、その表示カメラの映像も表示する。
ここで、制御部45のGUI手段453は、入力確定ボタン722がクリックされると、選択されたエリアを記憶部41の注目エリア情報413に記憶して注目エリア情報413を更新した旨及び注目日時を扉開放検出手段451及び表示制御手段454へ通知する。
続いて扉開放検出手段451は、抽出した扉装置が注目日時を起点とした時間範囲dの間に開放された情報、及び注目日時の時点で既に開放状態にある扉装置について、注目日時より遡って扉が開放された時の情報の取得を出入管理データベース34に要求する出入管理情報取得要求信号を生成して通信部42へ送出する。通信部42は出入管理情報取得要求信号を出入管理データベース34へ送信する。なお、時間範囲dは、原則として予め定めた時間範囲Dに設定される。但し、注目日時に時間範囲Dを加算した時刻が図示しない時計手段から取得した現在日時を超過している場合は、時間範囲dを現在日時と注目日時の差とする。なお、時間範囲Dは、扉装置が開放される頻度を勘案して数分程度に予め設定される。本実施形態では時間範囲Dを5分間とした。
統合装置4の通信部42が出入管理データベース34から検索結果を受信すると、扉開放検出手段451は検索結果を記憶部41の扉開放情報411に追加する。
そこでまず、扉開放検出手段451は、再生時又は早送り再生時なら注目日時に時間範囲dを加算した時刻を扉開放検出手段451が扉開放情報411を更新する時刻(扉開放情報更新時刻)として算出し、逆再生時又は巻き戻し再生時なら注目日時から時間範囲dを減算した時刻を扉開放情報更新時刻として算出し、扉開放情報更新時刻を記憶部41に記憶させる。
表示制御手段454は、表示カメラ情報414を参照し、表示カメラが注目日時から更新時刻の間に撮像した映像の配信を要求する映像配信要求信号を生成し、通信部41を介して監視カメラシステム2へ送信する。
監視カメラシステム2が映像配信要求信号を受信すると、監視カメラシステム2の映像データベース22は、映像配信要求信号に合致する映像データを検索して統合装置4へ配信する。映像データを受信した表示制御手段454は、映像データを記憶部41へ蓄積する。
以降、映像データの配信と蓄積は、継続的に行われる。
映像データの蓄積が行われると、表示制御手段454は、蓄積した映像データを表示部44にて表示可能な映像信号に順次変換して表示部44へ出力する。また、表示制御手段454は、再生中の映像データに記録されている撮像時刻を読み出して扉開放検出手段451へ逐次通知する。
また、表示制御手段454は、GUI手段453からの一時停止指示、早送り再生指示、逆再生指示、巻き戻し再生指示の通知有無も確認し、各指示に応じた映像の再生を行う。
以上の表示制御手段454によるステップS4、S5の処理は、扉開放検出手段451及びエリア追加手段452による処理と時分割的に実行される。
超過している情報が存在しない場合(ステップS6にてNO)はステップS12へ移行する。一方、超過している情報が存在する場合(ステップS6にてYES)、扉開放検出手段451は当該情報に含まれる扉IDをエリア追加手段452へ入力する。このとき扉開放情報411から当該情報を削除する。
なお、注目日時の時点で開放状態にあったと判断された扉が存在する場合、扉開放検出手段451は、その扉のIDをエリア追加手段452へ入力する。上述したように、注目日時の時点で開放状態にあったと判断された扉に関しては、扉開放情報411にその扉が閉鎖されたときの記録が追加されているので、扉開放情報411から扉閉鎖情報を検出することにより、注目日時の時点で開放状態にあった扉を特定することができる。
ステップS10にてエリア追加手段452は、記憶部41に記憶している注目日時を、ステップS6において撮影時刻が超過した扉開放時刻に設定し、追加した注目エリアを表示制御手段454及び扉開放検出手段451へ通知する。
こうして扉装置の開放に合わせて注目エリアが自動的に拡大されると、処理はステップS2へ移行する。
エリア追加手段452から追加した注目エリアを入力された扉開放検出手段451は、上述のステップS2の処理を実行し、エリアテーブル412にて当該注目エリアと対応付けられた扉装置を抽出し、抽出した扉装置が開放された情報を出入管理データベース34から取得して扉開放情報411を更新することで、注目エリアの拡大に応じて検出対象の扉装置を増加させる。
エリア追加手段452から追加した注目エリアを入力された表示制御手段454は、上述したステップS3以降の処理を実行し、エリアテーブル412にて当該注目エリアと対応付けられた監視カメラを表示カメラとして追加し、追加した表示カメラの映像を追加取得し、再生する。表示部44には、それまでに表示されていた映像の他に、追加された注目エリアに設置された監視カメラの映像が表示されるようになる。
削除の通知がない場合(ステップS11にてNO)、ステップS12へ移行する。
超過していない場合(ステップS12にてNO)、ステップS13へ移行する。
終了指示がない場合(ステップS13にてNO)、処理はステップS6へ移行し、映像の再生等の処理が継続される。
ここで説明する例では、2006年8月13日10時10分頃にエリアA1にて物品が紛失する事案が発生し、事案に係わる不審人物がエリアA1からA2,A3,A4へと移動していったものとする。
扉開放検出手段451は、エリアテーブル412にて注目エリアA1に対応付けられている扉装置D1又はD2が2006年8月13日10時10分以降5分間に開放された情報を出入管理データベース34に要求して、同日10時11分21秒に扉装置D2が開放されたという情報(図3の1番)を取得し、この情報を扉開放情報411に記憶する(ステップS2)。
表示制御手段454は記憶部41に蓄積されている監視カメラC1の映像を再生して映像表示領域751に表示する(ステップS5、図9(a))。
撮像時刻が同日10時11分21秒を経過すると、扉開放検出手段451は扉開放情報411から扉装置D2が開放された旨の情報を検出し、エリア追加手段452は扉装置D2の開放により新たに移動可能となったエリアA2をエリアテーブル412から抽出して注目エリア情報413に追加記憶する(ステップS7〜S9)。これにより注目エリアはA1からA1及びA2へ拡大される。
また、表示制御手段454は、追加した注目エリアA2に対応付けられた監視カメラC2をエリアテーブル412から抽出し、表示カメラ情報414に追加記憶する(ステップS3)。さらに、表示カメラ情報に含まれる監視カメラC1及びC2が撮像した同日10時11分21秒より後の映像データを映像データベース22から取得して記憶部41に蓄積しつつ(ステップS4)、これらの映像を表示する(ステップS5)。このとき、監視カメラC1の映像に加え、映像表示領域752に監視カメラC2の映像が表示されるようになる(図9(b))。
この時点で、不審人物はエリアA3へ移動したが、エリアA3は監視カメラが設置されていない監視カメラシステム2の死角であり、不審人物がエリアA3に滞在する間、監視員は不審人物の動きを映像から得られなくなる。エリアA3には複数の扉装置D3,D4及びD5が設置されており、監視員はこの間、不審人物が次にどの監視カメラに映るのかを映像から判断することができない。
尚、この時点で監視カメラC2の映像により不審人物がエリアA3へ移動したことを確認できた場合、監視員は操作部43を操作して、次に不審人物が移動することのないエリアA1を注目エリア情報413から削除する指示或いはエリアA1に設置されている監視カメラC1を表示カメラ情報414から削除する指示を行うこともできる。このようにすると、表示部44に表示される映像が必要最小限のものとなり監視効率がより向上する。
ここで、仮に不審人物が同日10時21分1秒までにエリアA2へ戻ったとしても表示部にはエリアA2を撮像した監視カメラC2の映像が表示されているので、監視員は不審人物を見失うことはない。
2 監視カメラシステム
22 映像データベース
23 監視端末
C1〜C3 監視カメラ
3 出入管理情報システム
32 設備制御用LAN
33 中央装置
34 出入管理データベース
D1〜D5 扉装置
4 統合装置
41 記憶部
411 扉開放情報
412 エリアテーブル
413 注目エリア情報
414 表示カメラ情報
42 通信部
43 操作部
44 表示部
45 制御部
451 扉開放検出手段
452 エリア追加手段
453 GUI手段
454 表示制御手段
5 LAN
Claims (3)
- 扉を境界として複数のエリアに区分けされた監視対象を、扉の開放時刻を含む出入管理情報と、前記エリアに設置された複数の監視カメラの映像情報を用いて監視する監視システムであって、
扉を識別する扉IDと当該扉の開放時刻を含む出入管理情報を記憶している出入管理データベースと、
監視カメラを識別するカメラIDと当該監視カメラが撮像した映像及び当該映像の撮像時刻を対応させた映像情報を記録している映像データベースと、
前記エリアに前記扉IDと前記カメラIDを対応させて記憶しているテーブル記憶部と、
監視員が注目したいエリアを注目エリアとして選択する操作部と、
映像を表示する表示部と、
前記注目エリアに対応する前記カメラIDを前記テーブル記憶部から抽出し、当該抽出されたカメラIDに対応する映像を前記表示部に表示させる表示制御手段と、
前記注目エリアに対応する前記扉IDを前記テーブル記憶部から抽出し、当該抽出された扉IDが前記表示部に表示中の映像の撮像時刻に開放されたことを前記出入管理データベースから検出する開放検出手段と、
前記開放検出手段にて開放を検出された扉IDに対応しているエリアを前記テーブル記憶部から抽出して前記注目エリアに追加する追加手段を具備することを特徴とした監視システム。 - さらに、前記出入管理情報は、前記扉が開放状態か又は閉鎖状態かを示す扉状態を対応させて記憶しており、
前記追加手段は、追加するエリアに対応する扉IDを前記テーブル記憶部から抽出し、当該扉IDに該当する扉が前記撮像時刻において開放状態であれば、当該扉IDに対応しているエリアを前記テーブル記憶部から抽出して前記注目エリアに追加する請求項1に記載の監視システム。 - 前記表示部は、前記監視対象におけるエリアの配置を示す平面図領域と、前記映像を表示する映像表示領域を同一画面上に表示し、
前記操作部にて前記平面図領域における注目エリアの一部のエリアを選択し、注目エリアから当該エリアを削除する削除手段を有する請求項1又は2に記載の監視システム。
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