JP4590137B2 - 屈曲路走行支援装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自車の前方にある屈曲路を安定して通過するにあたり、減速が必要であるときには車両の減速支援を行なうようにした屈曲路走行支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、屈曲路への進入前に、該屈曲路を適切に通過するための適正速度まで自動的に減速するようにしたものが、たとえば特開平10−149499号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが上記従来のものでは、屈曲路に進入する前に減速が必要か否かを判断し、必要時には目標速度まで自動的に減速するようにしている。しかるに屈曲路への進入時に、車両運転者はどの程度の速度で屈曲路を通過するかを考えてブレーキ操作を行なうのが一般的であり、上記従来のものでは、そのような車両運転者の運転意思とは無関係に減速されてしまう。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、車両運転者の運転意思を反映した減速支援を行なうようにした屈曲路走行支援装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、道路データを記憶する道路データ記憶手段と、前記道路データ上での自車位置を検出する自車位置検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記道路データおよび前記自車位置に基づいて自車の前方の屈曲路を検出する屈曲路検出手段と、前記屈曲路を適切に通過するための通過適正速度を算出する通過適正速度算出手段と、前記自車位置、前記車速、前記自車位置から前記屈曲路までの距離および前記通過適正速度に基づいて該通過適正速度で前記屈曲路に進入するのに必要となる必要減速度を算出するとともに前記必要減速度がしきい値を超えることに基づいて減速が必要と判断する減速必要性判断手段とを備え、減速必要性判断手段で減速が必要と判断されるのに応じて車両の減速支援を実行するようにした屈曲路走行支援装置において、車両運転者のブレーキ操作入力に対するブレーキ出力の比であるブレーキ出力ゲインを変更することを可能として車輪ブレーキが発揮するブレーキ力を調節するブレーキアクチュエータと、前記減速必要性判断手段により自車の屈曲路進入前に減速が必要と判断されたときには、前記ブレーキアクチュエータによるブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインよりも大きくするとともに、その大きくしたブレーキ出力ゲインを前記減速必要性判断手段が算出した必要減速度の増加に応じて増加するように定めるブレーキゲイン特性設定手段とを含むことを特徴とする。
【0006】
このような請求項1記載の発明の構成によれば、屈曲路に進入する前に減速が必要と減速必要性判断手段で判断したときには、ブレーキアクチュエータでのブレーキ出力ゲインが、減速必要性判断手段で算出された必要減速度に応じた値まで大きく設定されることになり、車両運転者がブレーキ操作を行なうのに応じて必要減速度に応じたブレーキ力で車両を減速させることができ、車両運転者の運転意思を反映しつつ通過適正速度まで速やかに減速することができる。
【0007】
また上記目的を達成するために、請求項2記載の発明は、道路データを記憶する道路データ記憶手段と、前記道路データ上での自車位置を検出する自車位置検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記道路データおよび前記自車位置に基づいて自車の前方の屈曲路を検出する屈曲路検出手段と、前記屈曲路を適切に通過するための通過適正速度を算出する通過適正速度算出手段と、前記自車位置、前記車速、前記自車位置から前記屈曲路までの距離および前記通過適正速度に基づいて該通過適正速度で前記屈曲路に進入するのに必要となる必要減速度を算出するとともに前記必要減速度がしきい値を超えることに基づいて減速が必要と判断する減速必要性判断手段とを備え、減速必要性判断手段で減速が必要と判断されるのに応じて車両の減速支援を実行するようにした屈曲路走行支援装置において、車両運転者のブレーキ操作入力に対するブレーキ出力の比であるブレーキ出力ゲインを変更することを可能として車輪ブレーキが発揮するブレーキ力を調節するブレーキアクチュエータと、前記減速必要性判断手段により自車の屈曲路進入前に減速が必要と判断されたときには、前記ブレーキアクチュエータによるブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインよりも大きくするとともに、その大きくしたブレーキ出力ゲインを前記減速必要性判断手段が算出した必要減速度および前記しきい値の差の増加に応じて増加するように定めるブレーキゲイン特性設定手段とを含むことを特徴とする。
【0008】
このような請求項2記載の発明の構成によれば、屈曲路に進入する前に減速が必要と減速必要性判断手段で判断したときには、ブレーキアクチュエータでのブレーキ出力ゲインが、減速必要性判断手段で算出された必要減速度と、減速の必要の有無を判断する基準であるしきい値との差に応じた値まで大きく設定されることになり、車両運転者がブレーキ操作を行なうのに応じて必要減速度およびしきい値の差に応じたブレーキ力で車両を減速させることができ、車両運転者の運転意思を反映しつつ通過適正速度まで速やかに減速することができる。
【0009】
請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記ブレーキゲイン特性設定手段は、前記屈曲路検出手段が検出した屈曲路への進入後には、前記ブレーキアクチュエータによるブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインに定めることを特徴とし、屈曲路進入までに通過適正速度まで減速されているので、余分な減速支援を実行しないようにして、屈曲路を速やかに通過させることができる。
【0010】
上記目的を達成するために、請求項4記載の発明は、道路データを記憶する道路データ記憶手段と、前記道路データ上での自車位置を検出する自車位置検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記道路データおよび前記自車位置に基づいて自車の前方の屈曲路を検出する屈曲路検出手段と、前記屈曲路を適切に通過するための通過適正速度を算出する通過適正速度算出手段と、前記自車位置、前記車速、前記自車位置から前記屈曲路までの距離および前記通過適正速度に基づいて該通過適正速度で前記屈曲路に進入するのに必要となる必要減速度を算出するとともに前記必要減速度がしきい値を超えることに基づいて減速が必要と判断する減速必要性判断手段とを備え、減速必要性判断手段で減速が必要と判断されるのに応じて車両の減速支援を実行するようにした屈曲路走行支援装置において、車両運転者のブレーキ操作入力よりも大きなブレーキ力を得ることを可能として車輪ブレーキが発揮するブレーキ力を調節するブレーキアクチュエータと、自車の減速度を検出する減速度検出手段と、前記減速必要性判断手段により自車の屈曲路進入前に減速が必要と判断されたときに、前記減速必要性判断手段が算出した必要減速度ならびに前記減速度検出手段が検出した実際の減速度の差が小さくなるように車輪ブレーキのブレーキ力を定めて前記ブレーキアクチュエータの作動を制御するアクチュエータ制御手段とを含み、前記アクチュエータ制御手段が、前記屈曲路検出手段が検出した屈曲路への進入後には、前記必要減速度および実際の減速度の差を小さくする制御を停止することを特徴とする。
【0011】
このような請求項4記載の発明の構成によれば、屈曲路に進入する前に減速が必要と減速必要性判断手段で判断したときには、車輪ブレーキが発揮するブレーキ力が、減速必要性判断手段で算出された必要減速度と、実際の減速度との差が小さくなるように制御されることになり、車両運転者がブレーキ操作を行なうのに応じて、必要減速度および実際の減速度の差に応じたブレーキ力で車両を減速させることができ、車両運転者の運転意思を反映しつつ通過適正速度まで速やかに減速することができる。またアクチュエータ制御手段は、屈曲路検出手段が検出した屈曲路への進入後には、前記必要減速度および実際の減速度の差を小さくする制御を停止するので、屈曲路進入までに通過適正速度まで減速されており、余分な減速支援を実行しないようにして、屈曲路を速やかに通過させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0013】
図1〜図9は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は車両用ブレーキ装置の構成を示す液圧系統図、図2は屈曲路走行支援装置の構成を示すブロック図、図3は屈曲路検出手法を説明するための図、図4は同一屈曲路と判断する手法を説明するための図、図5は屈曲路走行支援を行なうための制御手順を示すフローチャート、図6はブレーキ操作力に対するブレーキ力の関係を示す特性図、図7は必要減速度およびブレーキ出力ゲインの関係を示す図、図8は必要減速度およびしきい値の差とブレーキ出力ゲインとの関係を示す図、図9はブレーキ操作開始からの経過時間に対するブレーキ力の変化を示す図である。
【0014】
先ず図1において、たとえば四輪車両に搭載されるマスタシリンダ1には、負圧ブースタ2を介してブレーキペダル4からブレーキ操作力が入力される。このマスタシリンダ1は、タンデム型に構成されるものであり、たとえば左前輪用車輪ブレーキBFおよび右後輪用車輪ブレーキBRに対応した第1出力ポート5と、たとえば右前輪用車輪ブレーキ(図示せず)および左後輪用車輪ブレーキ(図示せず)に対応した第2出力ポート6とを備え、第1および第2出力ポート5,6には出力液圧路7,8がそれぞれ個別に接続される。
【0015】
前記第1出力ポート5側のブレーキ装置と、前記第2出力ポート6側のブレーキ装置とは同一の構成を有するものであり、以下、第1出力ポート5側のブレーキ装置に関する部分だけについて説明し、第2出力ポート6側のブレーキ装置に関する部分についての説明を省略する。
【0016】
前記マスタシリンダ1の出力液圧は、吸入弁11および吐出弁12を備えるとともにモータ9で駆動されるポンプ10で増圧可能であり、該ポンプ10の吐出側すなわち吐出弁12は液圧路13に接続される。
【0017】
前記液圧路13および両車輪ブレーキBF,BR間には調圧手段14が設けられており、この調圧手段14は、左前輪用車輪ブレーキBFおよび液圧路13間に設けられる常開型電磁弁15と、右後輪用車輪ブレーキBRおよび液圧路13間に設けられる常開型電磁弁16と、各車輪ブレーキBF,BR側から前記液圧路13側へのブレーキ液の流通を許容して両常開型電磁弁15,16にそれぞれ並列に接続される一対の一方向弁17,18と、両車輪ブレーキBF,BRに共通である単一のリザーバ19と、各車輪ブレーキBF,BRおよびリザーバ19間にそれぞれ設けられる常閉型電磁弁20,21とを備え、リザーバ19は、ポンプ10の吸入側すなわち吸入弁11にチェック弁22を介して接続される。
【0018】
このような調圧手段14は、常開型電磁弁15,16を開弁するとともに常閉型電磁弁20,21を閉弁することにより液圧路13の液圧を各車輪ブレーキBF,BRにそれぞれ作用せしめる状態と、常開型電磁弁15,16を閉弁するとともに常閉型電磁弁20,21を閉弁することにより各車輪ブレーキBF,BRにのブレーキ液圧を保持する状態と、常開型電磁弁15,16を閉弁するとともに常閉型電磁弁20,21を開弁することにより各車輪ブレーキBF,BRのブレーキ液圧をリザーバ19に解放する状態とを切換可能であり、各常開型電磁弁15,16および各常閉型電磁弁20,21の開閉を制御することにより液圧路13の液圧を制御して車輪ブレーキBF,BRに作用せしめることができる。
【0019】
出力液圧路7は常閉型電磁弁23を介して前記ポンプ10の吸入側すなわち吸入弁11およびチェック弁22間に接続されるとともに、常開型電磁弁24を介して前記液圧路13に接続される。
【0020】
常開型電磁弁24には、出力液圧路7から液圧路13側へのブレーキ液の流通を許容する一方向弁26が並列に接続されるとともに、液圧路13の液圧がリリーフ圧よりも高いときに開弁して液圧路13から出力液圧路7側に液圧を解放するリリーフ弁27が並列に接続されており、該リリーフ弁27のリリーフ圧は調節可能である。
【0021】
前記常閉型電磁弁23、常開型電磁弁24、一方向弁26およびリリーフ弁27は、共働してブレーキアクチュエータ28を構成するものであり、このブレーキアクチュエータ28においては、常閉型電磁弁23を開くとともに常開型電磁弁24を閉じた状態で、リリーフ弁27のリリーフ圧を調節することにより、車両運転者のブレーキ操作入力に対するブレーキ出力の比であるブレーキ出力ゲイン{(液圧路13のブレーキ液圧/ブレーキペダル4の操作力)または(車両減速度/ブレーキペダル4の操作力)}を変更することを可能として、車輪ブレーキBF,BRに作用せしめるブレーキ圧、すなわち車輪ブレーキが発揮するブレーキ力を調節することができる。これによりブレーキアクチュエータ28は、車両運転者のブレーキ操作入力よりも大きなブレーキ力を得ることを可能として車輪ブレーキBF,BRが発揮するブレーキ力を調節することができる。
【0022】
前記ポンプ10を駆動するモータ9のオン・オフ作動、前記調圧手段14における各常開型電磁弁15,16および各常閉型電磁弁20,21の開閉作動、前記ブレーキアクチュエータ28における常閉型電磁弁23および常開型電磁弁24の開閉作動、ならびに前記リリーフ弁27のリリーフ圧は、ブレーキ制御ECU29により制御されるものであり、このブレーキ制御ECU29には、車速を検出する車速検出手段30、車両運転者によるブレーキペダル4の踏込み操作を検出するブレーキ操作検出手段31、マスタシリンダ1の出力圧である出力液圧路7の液圧を検出するブレーキマスタ圧検出手段32、ならびに車輪ブレーキBF,BRのブレーキ圧を検出する車輪ブレーキ圧検出手段33,34の各検出信号が入力される。
【0023】
図2を併せて参照して、車両が自車の前方にある屈曲路を安定して通過するにあたって減速が必要であるときには、車両運転者のブレーキ操作に応じてブレーキアクチュエータ28の作動がブレーキ制御ECU29により制御されるのであるが、このブレーキ制御ECU29には、屈曲路進入前の減速支援が必要であるか否かの判断を示す信号がナビゲーションシステムECU35から入力される。
【0024】
車両のヨーレートを検出するヨーレート検出手段36およびGPSアンテナ37等からの信号が入力されるナビゲーションシステムECU35は、道路データを予め記憶するCD−ROM等の道路データ記憶手段40と、道路データ記憶手段40から読み出した道路データ上の自車位置をGPSアンテナ37で受信した自車位置データを重ね合わせて前記道路データ上での自車位置を検出する自車位置検出手段41と、前記道路データおよび前記自車位置に基づいて自車の前方の屈曲路を検出する屈曲路検出手段42と、屈曲路検出手段42で検出した屈曲路を適切に通過するための通過適正速度を算出する通過適正速度算出手段43と、前記自車位置、前記車速、前記自車位置から前記屈曲路までの距離および前記通過適正速度に基づいて減速の必要性判断を行なう減速必要性判断手段44とを備える。
【0025】
屈曲路検出手段42では、図3で示すように、自車の前方の道路上に複数のノード点N1,N2…Nnを設定し、ノード点Nnのリンク交差角をθn(ラジアン)、ノード点Nnの両側のリンク長さをL(n−1)、Lnとしたときに、ノード点Nnにおける半径Rnが第(1)式に基づいて算出される。
【0026】
Rn=〔{L(n−1)/θn}+{Ln/θn}〕/2
={L(n−1)+Ln}/2θn……(1)
ここで減速支援の対象として検出すべき屈曲路の半径の最大値をRmaxとしたときに、屈曲路検出手段42は、第(1)式で算出した半径RnがRmaxを超える領域は制御対象の屈曲路ではないものと判断し、1/Rn>1/Rmaxである状態が連続する区間、すなわち図4の斜線部で示す範囲に連続して存在する区間を同一の屈曲路として検出する。
【0027】
通過適正速度算出手段43は、屈曲路検出手段42で検出した屈曲路の平均半径RAを、同一屈曲路に存在するノード点の数をkとしたときに、次の第(2)式もしくは第(3)式に基づいて算出し、
Ra=ΣRk/k……(2)
Ra=(屈曲路長さ)/屈曲路深さ(旋回角)
=屈曲路長さ/Σθk……(3)
その平均半径RAを用いて屈曲路を適切に通過するための通過適正速度を算出する。
【0028】
減速必要性判断手段44は、自車位置、車速、自車位置から屈曲路までの距離および通過適正速度に基づいて該通過適正速度で屈曲路に進入するのに必要となる必要減速度を算出するものであり、現在の自車の速度をVoとし、通過適正速度をVsとし、自車位置から屈曲路までの距離をLdとしたときに、必要減速度を{(Vo2 −Vs2 )/2Ld}として算出する。
【0029】
しかも減速必要性判断手段44は、前記必要減速度がしきい値を超えることに基づいて減速が必要と判断するものであり、ナビゲーションシステムECU35は、減速必要性判断手段44で減速が必要と判断されるのに応じて、減速が必要であることを示す信号および前記必要減速度、もしくは減速が必要であることを示す信号ならびに前記必要減速度およびしきい値の差を、ブレーキ制御ECU29に入力する。
【0030】
再び図2において、ブレーキ制御ECU29は、前記必要減速度もしくは必要減速度およびしきい値の差に応じてブレーキアクチュエータ28によるブレーキ出力ゲインを定めるブレーキゲイン特性設定手段46と、ブレーキアクチュエータ28の作動による減速支援を実行するタイミングを定める制御開始判断手段47と、制御開始判断手段47の判断に基づいてブレーキゲイン特性設定手段46で設定されたブレーキ出力ゲインが得られるようにブレーキアクチュエータ28を駆動するアクチュエータ駆動手段48とを備える。
【0031】
ブレーキゲイン特性設定手段46は、減速が必要であることを示す信号がナビゲーションシステムECU35の減速必要性判断手段44から入力されるのに応じて、ブレーキアクチュエータ28によるブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインよりも大きくするとともにその大きくしたブレーキ出力ゲインを前記必要減速度もしくは必要減速度およびしきい値の差が大きくなるにつれて大きくするように設定するものである。
【0032】
このようなブレーキ制御ECU29および前記ナビゲーションシステムECU35による屈曲路走行支援制御は、図5で示す手順に従って実行されるものであり、ステップS1で自車位置および車速を検出し、ステップS2で前方の屈曲路を検出するとともに自車から屈曲路までの距離を算出した後に、ステップS3では、屈曲路を適正に通過するための通過適正速度を算出する。
【0033】
ステップS4では、自車位置から屈曲路までの距離、現在の車速および通過適正速度に基づいて必要減速度を算出し、その必要減速度がしきい値を超えるか否かをステップS5で判断する。
【0034】
必要減速度がしきい値以下であったときには、ステップS5からステップS6に進み、このステップS6では、ブレーキアクチュエータ28によるブレーキ出力ゲインを通常のブレーキ出力ゲインに定め、これにより、ブレーキ操作力に対するブレーキ力の変化は図6の破線で示すように比較的緩やかとなる。またステップS5で、必要減速度がしきい値を超えると判断されたときにはステップS7に進む。
【0035】
このステップS7では、図7で示すように必要減速度に応じて変化するブレーキ出力ゲイン、または図8で示すように必要減速度およびしきい値の差に応じて変化するブレーキ出力ゲインを設定する。
【0036】
次のステップS8では、屈曲路への進入前であるか否かを判断し、屈曲路に進入後であると判断されたときにはステップS8からステップS6に進み、ブレーキアクチュエータ28によるブレーキ出力ゲインが通常のブレーキ出力ゲインに定められる。すなわちブレーキゲイン特性設定手段46は、屈曲路への進入後にはブレーキアクチュエータ28によるブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインに定めることになる。
【0037】
ステップS8において、屈曲路への進入前であることを確認したときには、ステップS9でブレーキ操作がなされたか否かを判断し、ブレーキ操作がなされたときには、ステップS7で定めたブレーキ出力ゲインとなるようにブレーキアクチュエータ28を駆動することによる屈曲路走行支援制御が実行されることになる。これにより、ブレーキ操作力に対するブレーキ力の変化は図6の実線で示すように比較的急激となる。この際、図7で示したように必要減速度が大きくなるにつれてブレーキアクチュエータ28によるブレーキ出力ゲインを大きくするように、もしくは図8で示したように必要減速度およびしきい値の差が大きくなるにつれてブレーキアクチュエータ28によるブレーキ出力ゲインを大きくするようにしているので、必要減速度もしくは必要減速度およびしきい値の差が大きくなるにつれて、図6の矢印で示すようにブレーキ操作力に対するブレーキ力の変化がより大きくなる。
【0038】
次にこの第1実施例の作用について説明すると、屈曲路に進入する前に減速が必要であると減速必要性判断手段44が判断したときには、ブレーキアクチュエータ28でのブレーキ出力ゲインが、減速必要性判断手段44で算出された必要減速度、もしくは前記必要減速度ならびに減速の必要の有無を判断する基準であるしきい値の差に応じた値まで大きく設定されることになる。したがって減速の必要があるときに車両運転者がブレーキ操作を行なうのに応じて、必要減速度もしくは必要減速度およびしきい値の差に応じたブレーキ力で車両を減速させることができ、車両運転者の運転意思を反映しつつ通過適正速度まで速やかに減速することができる。
【0039】
しかもブレーキゲイン特性設定手段46は、屈曲路検出手段42が検出した屈曲路への進入後には、ブレーキアクチュエータ28によるブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインに定めるものであり、屈曲路進入までに通過適正速度まで減速されているので、余分な減速支援を実行しないようにして、屈曲路を速やかに通過させることができる。
【0040】
このような屈曲路走行支援制御が行なわれることにより、通常のブレーキ操作時のブレーキ力が、図9の破線で示すようにブレーキ操作開始から比較的長い時間をかけて最大ブレーキ力に達するのに対し、屈曲路でのブレーキ出力ゲインを増大したブレーキアシストによって図9の実線で示すようにブレーキ操作開始から比較的短い時間で最大ブレーキ力に達するようにすることができ、屈曲路への進入速度が大きくなり過ぎないようにすることができる。
【0041】
図10〜図12は本発明の第2実施例を示すものであり、図10は屈曲路走行支援装置の構成を示すブロック図、図11は屈曲路走行支援を行なうための制御手順を示すフローチャート、図12はブレーキ操作開始からの経過時間に対するブレーキ力の変化を示す図である。
【0042】
図10において、ナビゲーションシステムECU35の減速必要性判断手段44において、屈曲路の進入前に減速が必要と判断されたときには、減速必要性判断手段44で算出された必要減速度と、減速が必要であることを示す信号とがナビゲーションシステムECU35からブレーキ制御ECU29′に入力される。
【0043】
このブレーキ制御ECU29′は、自車の減速度を車速検出手段30で検出された車速の経時変化に基づいて算出するようにした減速度検出手段49と、減速必要性判断手段44で算出した必要減速度ならびに減速度検出手段49が検出した実際の減速度の差が小さくなるように車輪ブレーキBF,BRのブレーキ力を定めてブレーキアクチュエータ28の作動を制御するアクチュエータ制御手段50とを含む。
【0044】
このようなブレーキ制御ECU29′およびナビゲーションシステムECU35による屈曲路走行支援制御は、図11で示す手順に従って実行されるものであり、ステップS11で自車位置および車速を検出し、ステップS12で前方の屈曲路を検出するとともに自車から屈曲路までの距離を算出した後に、ステップS13では、屈曲路を適正に通過するための通過適正速度を算出する。
【0045】
ステップS14では、自車位置から屈曲路までの距離、現在の車速および通過適正速度に基づいて必要減速度を算出し、ステップS15では屈曲路進入前であるか否かを判断し、屈曲路進入前であることを確認したときにはステップS16でブレーキ操作がなされたか否かを判断し、ブレーキ操作がなされたときには、ステップS17に進む。
【0046】
ステップS17で実際の減速度を検出した後のステップS18では、必要減速度と実際の減速度との差ΔGを算出し、その差ΔGが所定値を超えることをステップS19で確認したときに、ステップS20で、差ΔGが小さくなるように車輪ブレーキBF,BRのブレーキ力を定め、ステップS21において、前記設定ブレーキ力となるようにブレーキアクチュエータ28を駆動することによる屈曲路走行支援制御が実行されることになる。
【0047】
これにより、屈曲路走行支援制御を行なわない場合に図12の破線で示すように実際の減速度が変化するのに対し、実際の減速度は図12の実線で示すように変化し、必要減速度まで速やかに減速されることになる。
【0048】
この第2実施例によれば、車両運転者がブレーキ操作を行なうのに応じて、必要減速度および実際の減速度の差に応じたブレーキ力で車両を減速させることができ、車両運転者の運転意思を反映しつつ通過適正速度まで速やかに減速することができる。
【0049】
しかも屈曲路への進入後には必要減速度および実際の減速度の差を小さくする制御を停止するので、余分な減速支援を実行しないようにして、屈曲路を速やかに通過させることができる。
【0050】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0051】
たとえば上記実施例では、ブレーキ液圧を調圧可能としたブレーキアクチュエータ28を備えるブレーキ装置に関連して説明したが、車輪ブレーキを直接電動モータで作動せしめるようにしたブレーキ装置にも本発明を適用することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上のように請求項の発明によれば、減速必要性判断手段により自車の屈曲路進入前に減速が必要と判断されたときには、ブレーキアクチュエータによるブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインよりも大きくするとともに、その大きくしたブレーキ出力ゲインを、減速必要性判断手段が算出した必要減速度の増加に応じて増加するように定めるので、屈曲路に進入する前に減速が必要と減速必要性判断手段で判断したときには、ブレーキアクチュエータでのブレーキ出力ゲインが、減速必要性判断手段で算出された必要減速度に応じた値まで大きく設定されることになり、これにより、車両運転者がブレーキ操作を行なうのに応じて、必要減速度に応じたブレーキ力で車両を減速させることができるため、車両運転者の運転意思を反映しつつ通過適正速度まで速やかに減速することができる。
【0053】
また請求項2の発明によれば、減速必要性判断手段により自車の屈曲路進入前に減速が必要と判断されたときには、ブレーキアクチュエータによるブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインよりも大きくするとともに、その大きくしたブレーキ出力ゲインを減速必要性判断手段が算出した必要減速度およびしきい値の差の増加に応じて増加するように定めるので、屈曲路に進入する前に減速が必要と減速必要性判断手段で判断したときには、ブレーキアクチュエータでのブレーキ出力ゲインが、減速必要性判断手段で算出された必要減速度と、減速の必要の有無を判断する基準であるしきい値との差に応じた値まで大きく設定されることになり、これにより、車両運転者がブレーキ操作を行なうのに応じて必要減速度およびしきい値の差に応じたブレーキ力で車両を減速させることができるため、車両運転者の運転意思を反映しつつ通過適正速度まで速やかに減速することができる。
【0054】
また請求項3載の発明によれば、ブレーキゲイン特性設定手段は、屈曲路検出手段が検出した屈曲路への進入後には、ブレーキアクチュエータによるブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインに定めるものであり、屈曲路進入までに通過適正速度まで減速されているので、余分な減速支援を実行しないようにして、屈曲路を速やかに通過させることができる。
【0055】
また請求項4の発明によれば、減速必要性判断手段により自車の屈曲路進入前に減速が必要と判断されたときに、減速必要性判断手段が算出した必要減速度ならびに減速度検出手段が検出した実際の減速度の差が小さくなるように車輪ブレーキのブレーキ力を定めてブレーキアクチュエータの作動を制御するので、屈曲路に進入する前に減速が必要と減速必要性判断手段で判断したときには、車輪ブレーキが発揮するブレーキ力が、減速必要性判断手段で算出された必要減速度と、実際の減速度との差が小さくなるように制御されることになり、これにより、車両運転者がブレーキ操作を行なうのに応じて、必要減速度および実際の減速度の差に応じたブレーキ力で車両を減速させることができるため、車両運転者の運転意思を反映しつつ通過適正速度まで速やかに減速することができる。またアクチュエータ制御手段は、屈曲路検出手段が検出した屈曲路への進入後には、前記必要減速度および実際の減速度の差を小さくする制御を停止するので、余分な減速支援を実行しないようにして、屈曲路を速やかに通過させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の車両用ブレーキ装置の構成を示す液圧系統図である。
【図2】 屈曲路走行支援装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 屈曲路検出手法を説明するための図である。
【図4】 同一屈曲路と判断する手法を説明するための図である。
【図5】 屈曲路走行支援を行なうための制御手順を示すフローチャートである。
【図6】 ブレーキ操作力に対するブレーキ力の関係を示す特性図である。
【図7】 必要減速度およびブレーキ出力ゲインの関係を示す図である。
【図8】 必要減速度およびしきい値の差とブレーキ出力ゲインとの関係を示す図である。
【図9】 ブレーキ操作開始からの経過時間に対するブレーキ力の変化を示す図である。
【図10】 第2実施例の屈曲路走行支援装置の構成を示すブロック図である。
【図11】 屈曲路走行支援を行なうための制御手順を示すフローチャートである。
【図12】 ブレーキ操作開始からの経過時間に対するブレーキ力の変化を示す図である。
【符号の説明】
28・・・ブレーキアクチュエータ
30・・・車速検出手段
40・・・道路データ記憶手段
41・・・自車位置検出手段
42・・・屈曲路検出手段
43・・・通過適正速度算出手段
44・・・減速必要性判断手段
46・・・ブレーキゲイン特性設定手段
49・・・減速度検出手段
50・・・アクチュエータ制御手段
BF,BR・・・車輪ブレーキ

Claims (4)

  1. 道路データを記憶する道路データ記憶手段(40)と、前記道路データ上での自車位置を検出する自車位置検出手段(41)と、車速を検出する車速検出手段(30)と、前記道路データおよび前記自車位置に基づいて自車の前方の屈曲路を検出する屈曲路検出手段(42)と、前記屈曲路を適切に通過するための通過適正速度を算出する通過適正速度算出手段(43)と、前記自車位置、前記車速、前記自車位置から前記屈曲路までの距離および前記通過適正速度に基づいて該通過適正速度で前記屈曲路に進入するのに必要となる必要減速度を算出するとともに前記必要減速度がしきい値を超えることに基づいて減速が必要と判断する減速必要性判断手段(44)とを備え、減速必要性判断手段(44)で減速が必要と判断されるのに応じて車両の減速支援を実行するようにした屈曲路走行支援装置において、
    車両運転者のブレーキ操作入力に対するブレーキ出力の比であるブレーキ出力ゲインを変更することを可能として車輪ブレーキ(BF,BR)が発揮するブレーキ力を調節するブレーキアクチュエータ(28)と、
    前記減速必要性判断手段(44)により自車の屈曲路進入前に減速が必要と判断されたときには、前記ブレーキアクチュエータ(28)によるブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインよりも大きくするとともに、その大きくしたブレーキ出力ゲインを前記減速必要性判断手段(44)が算出した必要減速度の増加に応じて増加するように定めるブレーキゲイン特性設定手段(46)とを含むことを特徴とする屈曲路走行支援装置。
  2. 道路データを記憶する道路データ記憶手段(40)と、前記道路データ上での自車位置を検出する自車位置検出手段(41)と、車速を検出する車速検出手段(30)と、前記道路データおよび前記自車位置に基づいて自車の前方の屈曲路を検出する屈曲路検出手段(42)と、前記屈曲路を適切に通過するための通過適正速度を算出する通過適正速度算出手段(43)と、前記自車位置、前記車速、前記自車位置から前記屈曲路までの距離および前記通過適正速度に基づいて該通過適正速度で前記屈曲路に進入するのに必要となる必要減速度を算出するとともに前記必要減速度がしきい値を超えることに基づいて減速が必要と判断する減速必要性判断手段(44)とを備え、減速必要性判断手段(44)で減速が必要と判断されるのに応じて車両の減速支援を実行するようにした屈曲路走行支援装置において、
    車両運転者のブレーキ操作入力に対するブレーキ出力の比であるブレーキ出力ゲインを変更することを可能として車輪ブレーキ(BF,BR)が発揮するブレーキ力を調節するブレーキアクチュエータ(28)と、
    前記減速必要性判断手段(44)により自車の屈曲路進入前に減速が必要と判断されたときには、前記ブレーキアクチュエータ(28)によるブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインよりも大きくするとともに、その大きくしたブレーキ出力ゲインを前記減速必要性判断手段(44)が算出した必要減速度および前記しきい値の差の増加に応じて増加するように定めるブレーキゲイン特性設定手段(46)とを含むことを特徴とする屈曲路走行支援装置。
  3. 前記ブレーキゲイン特性設定手段(46)は、前記屈曲路検出手段(42)が検出した屈曲路への進入後には、前記ブレーキアクチュエータ(28)によるブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインに定めることを特徴とする請求項1または2記載の屈曲路走行支援装置。
  4. 道路データを記憶する道路データ記憶手段(40)と、前記道路データ上での自車位置を検出する自車位置検出手段(41)と、車速を検出する車速検出手段(30)と、前記道路データおよび前記自車位置に基づいて自車の前方の屈曲路を検出する屈曲路検出手段(42)と、前記屈曲路を適切に通過するための通過適正速度を算出する通過適正速度算出手段(43)と、前記自車位置、前記車速、前記自車位置から前記屈曲路までの距離および前記通過適正速度に基づいて該通過適正速度で前記屈曲路に進入するのに必要となる必要減速度を算出するとともに前記必要減速度がしきい値を超えることに基づいて減速が必要と判断する減速必要性判断手段(44)とを備え、減速必要性判断手段(44)で減速が必要と判断されるのに応じて車両の減速支援を実行するようにした屈曲路走行支援装置において、
    車両運転者のブレーキ操作入力よりも大きなブレーキ力を得ることを可能として車輪ブレーキ(BF,BR)が発揮するブレーキ力を調節するブレーキアクチュエータ(28)と、
    自車の減速度を検出する減速度検出手段(49)と、
    前記減速必要性判断手段(44)により自車の屈曲路進入前に減速が必要と判断されたときに、前記減速必要性判断手段(44)が算出した必要減速度ならびに前記減速度検出手段(49)が検出した実際の減速度の差が小さくなるように車輪ブレーキ(BF,BR)のブレーキ力を定めて前記ブレーキアクチュエータ(28)の作動を制御するアクチュエータ制御手段(50)とを含み、
    前記アクチュエータ制御手段(50)は、前記屈曲路検出手段(42)が検出した屈曲路への進入後には、前記必要減速度および実際の減速度の差を小さくする制御を停止することを特徴とする屈曲路走行支援装置。
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