JP4583778B2 - ユニット式建物 - Google Patents

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Description

本発明は、ユニット式建物に関する。
従来、柱、梁からなる骨組みを備えた略直方体状の建物ユニットを、各建物ユニットそれぞれに定めた1個の柱省略コーナ部を当該柱省略コーナ部にて突き合わせ配置して、4個の建物ユニット間にわたる柱なしの大空間を形成するとともに、隣合う建物ユニットの間に補強梁を設けて建物全体を補強するユニット式建物が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方で、複数の建物ユニットを所定間隔離して配置し、これらの建物ユニット間の隙間に連結パネルを配置した離し置きタイプのユニット式建物がある。
特開2002−54236号公報
しかし、特許文献1のユニット式建物、及び離し置きタイプのユニット式建物は、それぞれ、より広い居室空間を形成するために考えられたものであるが、特許文献1では、得られる居室空間が、突き合わせた建物ユニット同士の大きさに限られてしまうという問題がある。
また、離し置きタイプのユニット式建物では、対向する建物ユニット間の隙間分は大きくできるが、建物の強度上の問題から隙間寸法が限られ、また、複数の建物ユニットを所定間隔離して配置する場合、建物ユニットの一角部が集まる部分に柱があるので、一方向にしか居室を広げることはできないという問題がある。そのため、従来と同じ大きさ及び同じ数の建物ユニットでより広い居室空間を形成できるユニット式建物が望まれている。
本発明の目的は、従来と同じ大きさ及び数の建物ユニットでより広い居室空間を形成できるユニット式建物を提供することである。
本発明のユニット式建物は、それぞれ柱及び梁を含み形成される略直方体状の骨組みを有するとともに1本の柱が省略された柱省略コーナ部を有する少なくとも4個の建物ユニットが、前記それぞれの柱省略コーナ部を突き合わせて配置されるユニット式建物であって、一方向に隣合う前記建物ユニット間に補強梁が架け渡され、この補強梁が架け渡された方向に沿って前記一方向と交差して配置される2個の前記建物ユニット同士が所定間隔離れて配置され、これらの所定間隔離れた建物ユニット間の隙間が、建物外周にも設けられる壁パネルである閉塞用パネルで塞がれ、この壁パネルは少なくとも建物外周にも設けられ、前記閉塞用壁パネルは前記所定間隔離れて配置された建物ユニットの外壁に連続するとともに、前記建物ユニットは下階用建物ユニットとされ、これらの下階用建物ユニットの上方には、それぞれ柱及び梁を含み形成される略直方体状の骨組みを有する上階建物ユニットが配置され、これらの上階建物ユニット同士の隙間は前記壁建物外周にも設けられるパネルで塞がれ、前記所定間隔離れて配置された建物ユニットの外周部分には外周用補強梁が架設され、前記外周用補強梁は、前記上階建物ユニットの梁のうち床梁と前記下階用建物ユニットの梁のうち天井梁との間に架設され、この外周用補強梁は、その両端部が前記所定間隔離れて配置された建物ユニットのうち互いに最も離れた柱同士と連結されることを特徴とする。
この発明によれば、少なくとも4個の建物ユニットが、各建物ユニットの柱省略コーナ部を突き合わせて配置されており、しかも、一方向に隣合う2個の建物ユニットと所定間隔離れて別の2個の建物ユニットが配置されているので、4個の建物ユニットで、柱なしで形成される空間と、所定間隔分だけ広くなった空間とを合計した大空間の居室を得ることができる。
また、4個の建物ユニットが、各建物ユニットの柱省略コーナ部を突き合わせて配置されているうえに、2個づつが所定間隔離れて配置されているが、一方向に隣合う建物ユニット間に補強梁が架け渡されているので、柱省略コーナ部を有する建物ユニットを補強でき、その結果、ユニット式建物の強度を確保することができる。
建物ユニット間に形成されている所定間隔の隙間が壁パネルで塞がれているので、隙間部分も居室部として利用でき、より広い居室空間を形成できる。
更にこの発明では、外周部分に外周用補強梁が架設されているので、各建物ユニット同士が離れていてもユニット式建物の補強を十分に確保することができる。
更にまたこの発明では、隣合う建物ユニットの柱の頂部間が補強プレートで連結されるので、建物ユニット同士の補強をより大きなものにすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図9には第1実施形態のユニット式建物1が示されている。
図1,2に示すように、第1実施形態のユニット式建物1は、基礎2の上に設けられた例えば4個の下階建物ユニット3からなる下階部4と、下階部4の下階建物ユニット3の上に載置された4個の上階建物ユニット5からなる上階部6と、この上階部6の上方に設けられる屋根部7とを備えて構成されている。なお、屋根部7は、小屋枠7Aとこの小屋枠7Aに支持される屋根パネル7Aとを含み構成されている。
以上の下階建物ユニット3及び上階建物ユニット5のうち、それぞれ2個づつが、各建物ユニット3,5の短辺同士が対向する方向の一方向に隣合うとともに、この一方向と交差する方向に寸法Lの所定間隔で離れて配置されている。
そして、4個の下階建物ユニット3は、後に詳細を述べるように、それぞれ1本の柱 が省略された柱省略部Aを有し、4個の上階建物ユニット5は、柱や梁が省略されていない通常の骨組みから構成されている。
以上の下階建物ユニット3及び上階建物ユニット5は、図3、図4に示す構成とされている。まず、図4に基づいて、上階建物ユニット5を説明する。
上階建物ユニット5は、四隅に立設される4本の柱10と、これらの柱10の上端間同士を結合する4本の天井梁11と、各柱10の下端間同士を結合する4本の床梁12とを含む骨組み13を有し、略直方体状に形成されている。
そして、天井梁11は各2本の長辺天井梁11A及び短辺天井梁11Bで構成され、床梁12は各2本の長辺床梁12A及び短辺床梁12Bで構成されている。2本の長辺天井梁11A間、及び2本の長辺床梁12A間には、図示しないが、複数本の天井小梁、複数本の根太がそれぞれ架け渡されている。また、柱10と天井梁11及び床梁12とは、仕口14を介して接続されている。
前記各下階建物ユニット3は、図3に示すように、3本の柱10と、これらの柱10の上端間同士を結合する4本の前記天井梁11と、各柱10の下端間同士を結合する4本の前記床梁12とを含む骨組み13Aを有し、略直方体状に形成されている。そして、1本の柱が省略された部位が柱省略コーナ部Aとされている。
なお、各下階建物ユニット3において、柱省略コーナ部Aには、輸送時や組み立て時等に下階建物ユニット3が変形しないように、仮柱10Aを設けてもよい。また、下階建物ユニット3において、前記上階建物ユニット5と同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化している。
これらの4個の下階建物ユニット3は、図2、図5等に示すように、それぞれ柱省略コーナ部A同士を突き合わせるとともに、2個づつが所定間隔あけて配置されている。そのため、下階部4には、4個の下階建物ユニット3により、柱なしの部分と所定間隔の隙間の部分とを合計した広さの大空間居室Rが形成されるようになっている。
なお、一方向に隣合う下階建物ユニット3,3は、構造は同じであるが勝手違いになっており、これらと所定間隔離れた下階建物ユニット3,3は、上記一方向に隣合う下階建物ユニット3,3が180度向きを変えて配置された状態である。
また、所定間隔Lの寸法は、製作基準寸法であるモジュールが、例えば、1モジュール910mmである場合、本実施形態では、1/2モジュールの450mm程度に設定されている。ただし、この寸法は任意であるが、あまり小さいと間隔をあけた意味がなくなり、あまり大きいと建物の強度上の問題が生じる。
以上のような一方向に隣合う下階建物ユニット3間には、当該下階建物ユニット3に挟まれて補強梁20が設けられている。この補強梁20は、柱省略コーナ部Aに臨む各下階建物ユニット3の特に短辺天井梁11Bを補強するために設けられたものであり、所定間隔Lをあけて配置した2個の下階建物ユニット3に渡って設けられている。
補強梁20は、図8に詳細を示すように、所定厚さの板部材で形成されるとともに、下階建物ユニット3の天井梁11と上階建物ユニット5の床梁12との高さ寸法を合計した寸法とほぼ等しい高さ寸法に形成されている。このような補強梁20は、一端部を下階建物ユニット3の天井梁11の下端部に揃え、他端部を上階建物ユニット5側に突出させて取り付けられている。
以上の補強梁20の長さ方向両端部、及び中央部には、それぞれ補強梁20に沿って水平な補強プレート21,22が設けられている。これらの補強プレート21,22は、補強梁20の厚さ方向両側に設けられており、補強梁20の長さ方向両端部の補強プレート 21はほぼ正方形状に、中央部の補強プレート22は所定間隔L離れて対向する仕口14間に渡る大きさの矩形状に形成されている。
そして、長さ方向両端部の補強プレート21は、一方向に隣合う下階建物ユニット3における外側の各柱10の頂部を構成する仕口14同士を連結するようになっている。また、中央部の補強プレート22は、一方向に隣合い、かつ、所定間隔離れた下階建物ユニット3における各柱省略コーナ部Aの仕口14の頂部同士を連結するようになっている。
すなわち、柱10の頂部及び柱省略コーナ部Aの仕口14の上端部には、係合ピン15,16が立設されるとともに、ボルト結合用孔14Cがあけられており、これに対して、補強プレート21,22には、係合孔21A,21B、及び係合孔22A,22Bがあけられ、さらに、ボルト結合用孔21C、22Cがあけられている。
そのため、まず、それぞれ、柱10の頂部及び柱省略コーナ部Aの仕口14の上端部に立設された係合ピン15,16に、補強プレート21,22にあけられた係合孔21A,21B、及び係合孔22A,22Bをそれぞれ差し込み、補強梁20及び補強プレート21,22と、下階建物ユニット3とを位置決めして連結できるようになっている。
上階建物ユニット5を連結、固定するには、まず、上階建物ユニット5における柱10の下端の仕口14にあけられた図示しない係合孔を前記係合ピン15,16に係合させて位置決めする。その後、上階建物ユニット5及び下階建物ユニット3の仕口14にあけられたボルト結合用孔14A、補強プレート21,22にあけられたボルト結合用孔21Cにボルト17を挿通させるとともに、このボルト17にナット18を螺合させて、補強梁20を水平方向に挟み込み、補強プレート21,22を上下方向に挟み込んで、上階建物ユニット5と下階建物ユニット3とを連結、固定する。
この結果、上下に各4個の建物ユニット3,5が、補強プレート21,22、および補強プレート21,22と一体となった補強梁20によって互いに連結され、ユニット式建物1の全体の強度が確保されるようになっている。
4個の下階建物ユニット3の外周部分には、図5,9等に示すように、前記補強梁20とほぼ平行に外周用補強梁30が架設されている。この外周用補強梁30は板状部材で形成され、補強梁20とほぼ同じ長さ寸法に形成されている。
外周用補強梁30には、その両端部及び中央部に、係合孔30A,30B、およびボルト結合用孔30Cがそれぞれあけられており、柱10の頂部の仕口14に立設された係合ピン15,16に、外周用補強梁30の係合孔30A,30Bをそれぞれ差し込み、外周用補強梁30と、下階建物ユニット3とを位置決めして連結できるようになっている。その後は、上階建物ユニット5及び下階建物ユニット3の仕口14のボルト結合用孔14Aと、外周用補強梁30のボルト結合用孔30Cにボルト17を挿通させるとともに、このボルト17にナット18を螺合させて、外周用補強梁30を水平方向に挟み込んで、上階建物ユニット5と下階建物ユニット3とを連結、固定できるようになっている。
前記所定間隔Lで離し置きされた下階建物ユニット3間の隙間は、図5,7に示すように、閉塞用パネルである壁パネル32で塞がれている。この壁パネル32には、下階建物ユニット3の外壁8(図2参照)と垂直面内で連続するように、図示しない接続用外壁が取り付けされるようになっている。また、所定間隔Lで離し置きされた下階建物ユニット3間の上部の隙間は、閉塞用パネルである天井パネル33(図1参照)で塞がれている。
以上のように、4個の下階建物ユニット3のうち2個づつを一方向に隣合わせるとともに、所定間隔Lの隙間をあけて配置し、4個の下階建物ユニット3の各柱省略部Aを一箇所に集めたので、図2に示すように、柱なし空間と所定間隔Lの隙間とでなる水平方向に連続する大空間の居室Rを形成することができる。
このような4個の下階建物ユニット3の上端には、前述のように、それぞれ上階建物ユニット5が載置されている。これらの上階建物ユニット5間の隙間は、図1に示すように、下階建物ユニット3間の隙間と同様に、閉塞用パネルである壁パネル32で塞がれている。また、離し置きされた上階建物ユニット5の下面の隙間及び上面の隙間は、図示しないが、例えば接続用床パネル、接続用天井パネルで、それぞれ塞がれている。
また、4個の上階建物ユニット5の上端面は、図2に示すように、一方向に隣合う上階建物ユニット5の柱10同士を連結する上階用としての前記補強梁20で連結され、各上階建物ユニット5の外側外周は、上階用としての前記外周用補強梁30で連結されている。
次に、図1及び図7〜図9を参照にしながら、以上のようなユニット式建物1の構築方法を説明する。
まず、基礎2の上に、柱省略コーナ部Aを有する4個の下階建物ユニット3の各柱省略コーナ部A同士を突き合わせるとともに、4個の下階建物ユニット3のうち2個づつを、一方向に隣合わせ、かつ、所定間隔Lをあけて配置し、アンカーボルト等で固定する。
次いで、一方向に隣合って設けられ、かつ、それらが所定間隔離れて配置された2個づつの下階建物ユニット3間に補強梁20を架け渡すとともに、この補強梁20に設けられた補強プレート21を下階建物ユニット3の隣合う柱10の頂部に係合させるとともに、補強プレート22を下階建物ユニット3の仕口14の頂部に係合させる。この際、柱10の頂部及び柱省略コーナ部Aの仕口14の上端部に立設された係合ピン15,16に、補強プレート21,22にあけられた係合孔21A,21B、及び係合孔22A,22Bをそれぞれ差し込み、補強梁20及び補強プレート21,22と、下階建物ユニット3とを位置決めして連結する。同様に、下階建物ユニット3の外側両端に外周用補強梁30を架け渡す。
この後、上階建物ユニット5を補強プレート21の上に配置するとともに、下階建物ユニット3の仕口14に立設されたガイドピン15,16に、上階建物ユニット5における柱の下部の仕口14にあけられている図示しない係合穴を挿通させて位置決めを行う。そして、上階建物ユニット5における柱の下部の仕口14にあけられている図示しないボルト結合用孔、及び補強プレート21のボルト結合用孔21Cと、補強プレート22のボルト結合用孔22Cと、下階建物ユニット3の仕口14のボルト結合用孔14Aとに、ボルト17を挿通させて、そのボルト17とナット18とを螺合させ、これらの作業により、外周用補強梁30を挟み込んで上階建物ユニット5と下階建物ユニット3とを連結する。
その後、上階部6の上階建物ユニット5の上方に、小屋枠7Aを介して屋根パネル7B等を設けて屋根部7を構成し、ユニット式建物1を完成させる。
以上のような第1実施形態によれば、次のような効果が得られる。
(1)4個の下階建物ユニット3が、各下階建物ユニット3の柱省略コーナ部Aを突き合わせて配置されており、しかも、一方向に隣合う2個の下階建物ユニット3と所定間隔L離れて別の2個の下階建物ユニット3が配置されているので、4個の下階建物ユニット3で、柱なしで形成される空間と、所定間隔分だけ広くなった空間とを合計した大空間の居室Rを得ることができる。その結果、従来と同じ大きさ及び同じ数の建物ユニットでより広い居室空間を形成できる。
(2)4個の下階建物ユニット3が、各下階建物ユニット3の柱省略コーナ部Aを突き合わせ、また、2個づつが所定間隔L離れて配置されているが、一方向に隣合う下階建物ユニット3間に補強梁20が架け渡され、この補強梁20には、隣合う下階建物ユニット3の柱10の頂部間を連結する水平な補強プレート21,22が設けられているので、柱省略コーナ部Aを有する下階建物ユニット3同士を補強することができる。その結果、ユニット式建物1の強度をより大きなものにすることができる。
(3)4個の下階建物ユニット3の2個づつが、一方向に隣合い、かつ、所定間隔L離れて配置されているが、それらの下階建物ユニット3の外側に外周用補強梁30が架設されているので、各下階建物ユニット3同士が離れていても、中央部が前記補強梁20で補強されるとともに、外側が外周用補強梁30で補強される。従って、ユニット式建物1の強度を十分に確保することができる。
(4)外周用補強梁30は、上階建物ユニット5の床梁12と下階建物ユニット3の天井梁11との間に配置されているので、外周用補強梁30を、下階建物ユニット3同士を連結する連結プレートとしても利用することができる。従って、別個に連結プレートを設ける必要がなく、その結果、部材の共通化ができ、省部材化を図ることができる。
(5)4個の下階建物ユニット3の2個づつが、一方向に隣合い、かつ、所定間隔L離れて配置されているが、この所定間隔Lの隙間は壁パネル32で塞がれている。従って、隙間部分も居室部として利用でき、より広い居室空間を形成できる。
(6)ユニット式建物1の上階部6を構成する上階建物ユニット5も所定間隔L離れて配置されているが、これらの上階建物ユニット5間の隙間も壁パネル32で塞がれているので、その隙間分だけ内部を居室空間とすることができ、上階部6にも広い居室空間を形成することができる。
次に、図10〜図12に基づいて、本発明のユニット式建物の第2実施形態を説明する。
本実施形態において、前記第1実施形態と同一構成部材には、同一符号を付すとともに、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施形態のユニット式建物1Aは、上階部6に大空間の居室Rを形成するとともに、この大空間の居室Rから小屋裏空間Kに続く吹き抜け空間Fを形成したものである。
すなわち、それぞれ前記柱省略コーナ部Aを有する2個の上階建物ユニット5A、及び柱省略コーナ部Aと梁省略部Bを有する2個の上階建物ユニット5Bが上階用として用いられ、これらの上階建物ユニット5Bと屋根部7との間に前記吹き抜け空間Fが形成されている。
図10に示すように、それぞれ柱省略コーナ部Aを有する1個の上階建物ユニット5Aと柱省略コーナ部A及び梁省略部Bを有する1個の上階建物ユニット5Bとが、一方向に隣合って設けられるとともに、このような上階建物ユニット5Aと上階建物ユニット5Bと直交する方向に、所定間隔Lをあけて、他の1個づつの上階建物ユニット5Aと上階建物ユニット5Bとが離し置きされている。
上階建物ユニット5Aのうち1個は、前記第1実施形態の図3に示す建物ユニット3と同じ構成のものが向きを変えて用いられ、また、他の1個は、勝手違いのものが用いられる。これに対して、上階建物ユニット5Bは、図12に示すような構造となっている。
すなわち、上階建物ユニット5Bは、4本の柱10のうち1本を省略して形成された柱省略部Aを有し、さらに、2本の長辺天井梁11Aのうち1本が省略された梁省略部Bを有する構造の骨組み13Bを備えて構成されている。
なお、柱省略部A及び梁省略部Bには、輸送用、組み立て用のために、それぞれ仮柱10A、仮梁11Cを設けてもよい。
また、1個の上階建物ユニット5Bと所定間隔L離れて配置される他の上階建物ユニット5Bとは、互いに勝手違いの構成とされ、互いの梁省略部Bが対向するようになっている。
以上のような4個の上階建物ユニット5A,5Bのうち、一方向に隣合う2個の上階建物ユニット5A,5B間には、これらの上階建物ユニット5A,5Bと対向配置された上階建物ユニット5A,5Bに渡って前記補強梁20が架け渡されている。また、各上階建物ユニット5A,5Bの外側端部には、補強梁20と平行に外周補強用として略T字状の補強プレート9が架け渡されている。
上階建物ユニット5A,5Bの上方には、屋根部7を構成する小屋枠7Aが載置されている。この小屋枠7Aは、平面コ字状に形成されており、このような小屋枠7Aに、図示しない屋根パネル受けブラケットを介して屋根パネル7Bが取り付けられ、これらにより、前記屋根部7が構成されている。
また、前記略T字状の補強プレート9は、図11に示すように、一部が小屋枠7Aと上階建物ユニット5Bの天井梁11とに挟まれて架け渡されている。この補強プレート9は、小屋枠7Aと上階建物ユニット5Bの天井梁11とに挟み込まれる水平部9Aと、この水平部9Aと直交し、かつ、水平部9Aの一端部に固定された垂直部9Bとで形成されている。垂直部9Bは、上階建物ユニット5Bの短辺天井梁11Bと、小屋枠7Aの梁との開口縁部に押し当てられるようになっている。
さらに、垂直部9Bは、壁パネル32を挟んで対向配置された上階建物ユニット5B,5Bのそれぞれ短辺天井梁11Bの部位に設けられている。
以上の第2実施形態では、2個の上階建物ユニット5Bのそれぞれが1本の長辺天井梁 11Aを省略した構成となっているので、図11に示すように、上階建物ユニット5Bと小屋裏空間Kとの間が吹き抜け空間Fとなっている。従って、上階部6に4個の上階建物ユニット5A,5Bからなる水平方向の大空間の居室Rを形成できるとともに、その大空間の居室Rから小屋裏空間Kに至る吹き抜け空間Fをも形成することができる。
なお、本実施形態では、4個の下階建物ユニット3Aは、前記第1実施形態の図4に示す上階建物ユニット5で構成されている。従って、下階部4には4個の建物ユニット3Aに連続する水平方向の大空間は形成されていない。
このような本第2実施形態によれば、前記第1実施形態の(1)〜(3)、(5)、(6)とほぼ同様の効果の他、次のような効果が得られる。
(7)上階部6を構成する2個の上階建物ユニット5Bのそれぞれが1本の長辺天井梁 11Aを省略した梁省略部Bを有する構成となっているので、上階建物ユニット5Bと小屋裏空間Kとの間に吹きぬけ空間Fを形成することができる。従って、上階部6に4個の上階建物ユニット5A,5Bからなる水平方向の大空間の居室Rを形成することができるとともに、その大空間の居室Rから小屋裏空間Kにいたる吹き抜け空間Fをも形成することができ、開放感に溢れた快適空間を得ることができる。
(8)補強プレート9は、小屋枠7Aと上階建物ユニット5Bの天井梁11とに挟み込まれる水平部9Aを有し、この水平部9Aと直交して設けられる垂直部9Bは、上階建物ユニット5Bの短辺天井梁11Bと、小屋枠7Aの梁との開口縁部に押し当てられるようになっているので、上階建物ユニット5Bが柱と梁とが1本づつ省略された構成であっても、垂直部9Bで補強でき、その結果、隣合う上階建物ユニット5B同士の強度を確保することができる。
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成でき
る範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記第1実施形態では、補強梁20が、所定厚さの板状部材で形成されているが、これに限らない。例えば、断面矩形状の角パイプを用いてもよい。このような実施形態では、角パイプの厚さを適宜大きくすることで、板状部材よりその差の分だけでも居室面積を大きくすることができる。
また、前記各実施形態では、補強梁20に設けられた補強プレート22が、所定間隔Lをあけて対向配置された下階建物ユニット3,3、及び上階建物ユニット5,5の仕口14間に渡る長さ寸法に形成されているが、これに限らない。例えば、補強プレート22を、補強梁20の長さ方向両端の補強プレート21と同じような形状の、ほぼ正方形状に形成し、各柱省略部Aが集まる部位の仕口14同士を連結できる大きさとしてもよい。
本発明は、個人住宅用に利用できる他、アパート等共同住宅にも利用することができる。
本発明に係るユニット式建物の第1実施形態を示す全体図。 前記実施形態のユニット式建物を示す全体縦断面図。 前記実施形態の柱省略部を有する建物ユニットを示す全体斜視図。 前記実施形態の通常の構成の建物ユニットを示す全体斜視図。 前記実施形態のユニット式建物の下階部を示す全体斜視図。 図5におけるVI−VI線に沿った断面図。 前記実施形態の下階部および上階部を示す分解斜視図。 前記実施形態の要部を示す分解斜視図。 前記実施形態の他の要部を示す分解斜視図。 本発明に係るユニット式建物の第2実施形態を示す全体図。 前記第2実施形態のユニット式建物を示す全体縦断面図。 前記第2実施形態の柱省略部及び梁省略部を有する建物ユニットを示す全体斜視図。
符号の説明
1,1A…ユニット式建物
3…下階建物ユニット
4…下階部
5…上階建物ユニット
6…上階部
10…柱
11…天井梁
11A…長辺天井梁
11B…短辺天井梁
12…床梁
12A…長辺床梁
12B…短辺床梁
13,13A…骨組み
20…補強梁
21,22…補強プレート
30…外周用補強梁
32…閉塞用パネルである壁パネル
A…柱省略部
B…梁省略部
F…吹き抜け空間
K…小屋裏空間

Claims (1)

  1. それぞれ柱及び梁を含み形成される略直方体状の骨組みを有するとともに1本の柱が省略された柱省略コーナ部を有する少なくとも4個の建物ユニットが、前記それぞれの柱省略コーナ部を突き合わせて配置されるユニット式建物であって、一方向に隣合う前記建物ユニット間に補強梁が架け渡され、この補強梁が架け渡された方向に沿って前記一方向と交差して配置される2個の前記建物ユニット同士が所定間隔離れて配置され、これらの所定間隔離れた建物ユニット間の隙間が、建物外周にも設けられる壁パネルである閉塞用パネルで塞がれ、この壁パネルは少なくとも建物外周にも設けられ、前記閉塞用壁パネルは前記所定間隔離れて配置された建物ユニットの外壁に連続するとともに、前記建物ユニットは下階用建物ユニットとされ、これらの下階用建物ユニットの上方には、それぞれ柱及び梁を含み形成される略直方体状の骨組みを有する上階建物ユニットが配置され、これらの上階建物ユニット同士の隙間は前記壁建物外周にも設けられるパネルで塞がれ、前記所定間隔離れて配置された建物ユニットの外周部分には外周用補強梁が架設され、前記外周用補強梁は、前記上階建物ユニットの梁のうち床梁と前記下階用建物ユニットの梁のうち天井梁との間に架設され、この外周用補強梁は、その両端部が前記所定間隔離れて配置された建物ユニットのうち互いに最も離れた柱同士と連結されることを特徴とするユニット式建物。
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