JP3468074B2 - 電子部品の実装装置および実装方法 - Google Patents

電子部品の実装装置および実装方法

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JP3468074B2 JP00013398A JP13398A JP3468074B2 JP 3468074 B2 JP3468074 B2 JP 3468074B2 JP 00013398 A JP00013398 A JP 00013398A JP 13398 A JP13398 A JP 13398A JP 3468074 B2 JP3468074 B2 JP 3468074B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品をプラズ
マパネルや液晶パネルなどの表示用のパネルに実装する
電子部品の実装装置および実装方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】表示装置の画面として、プラズマパネル
や液晶パネルなどの表示用のパネルが知られている。こ
れらのパネルは、ガラス板などの透明板から成ってお
り、その縁部には表示画面のドライバなどの電子部品が
実装される。ところで、パソコンなどの電子機器の小型
化に伴い、同一サイズのガラス板から出来るだけ大きな
表示画面を得るため、表示用のパネルの縁部の電子部品
の実装スペースは制約されるようになっている。そのた
めパネルによっては、長辺と短辺によって電子部品の実
装時の接着幅が異ることとなり、電子部品の実装時には
異る圧着幅の圧着ツールが必要となった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電子
部品の実装装置では、圧着ヘッドに装着される圧着ツー
ルの圧着幅は固定となっていた。このため、異る接着幅
の電子部品を同一のパネルに実装するには、複数の実装
装置を用いる必要があり、結果として電子部品実装の工
程数が増加して生産効率が低下するとともに設備費用が
高くなり、生産コスト低減が難しいという問題点があっ
た。
【0004】そこで本発明は、異る接着幅の複数種類の
電子部品を同一のパネルに実装する場合にも、効率よく
低コストで電子部品の実装を行うことができる電子部品
の実装装置および実装方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子部品
の実装装置は、パネルを支持する支持テーブルと、パネ
ルの短辺と長辺の縁部に異る接着幅の電子部品を圧着す
る圧着ヘッドと、この圧着ヘッドを昇降させる昇降手段
と、電子部品の圧着時にパネルの縁部を下方から受ける
受け部材とを備え、前記圧着ヘッドに圧着幅の異る2つ
の圧着ツールを設け、前記支持テーブル側の圧着ツール
の下端部の高さを他方の圧着ツールの下端部の高さより
も高く設定した。
【0006】請求項2記載の電子部品の実装方法は、
求項1記載の電子部品の実装装置を用いる電子部品の実
装方法であって、圧着幅と下端部の高さの異る前記2つ
の圧着ツールによって、異る接着幅の電子部品をパネル
の短辺と長辺の縁部に圧着して実装するようにした。
【0007】本発明によれば、圧着幅の異る複数の圧着
ツールが設けられた単一の圧着ヘッドを備えることによ
り、異る接着幅の電子部品の実装を同一の実装装置で効
率よく行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子
部品の実装装置の正面図、図2は同電子部品の実装装置
の側面図、図3は同電子部品の実装装置のパネルの平面
図、図4、図5は同電子部品の実装装置の部分正面図で
ある。
【0009】まず、図1、図2を参照して電子部品の実
装装置の構造を説明する。図1、図2において、プレー
ト1の上面にはシリンダ2がロッド2aを下向きにして
垂直に配設されている。ロッド2aの先端部には圧着ヘ
ッド10が結合されている。またプレート1の下面に
は、それぞれ1対のブラケット3およびブラケット4が
下向きに立設されている。ブラケット3にはクリーニン
グシート8の供給リール5が、またブラケット4にはク
リーニングシート8の回収リール6が配設されている。
【0010】供給リール5に巻回されたクリーニングシ
ート8は、3つのガイド9a,9b,9cにガイドされ
て駆動部7(図2)により駆動される回収リール6に巻
取られて回収される。クリーニングシート8は、電子部
品の圧着に使用される異方性導電材(ACF)などの接
着材が圧着ヘッド10に付着するのを防止するためのも
のである。
【0011】ここで圧着ヘッド10について説明する。
図1に示すように圧着ヘッド10はシリンダ2のロッド
2aに固着されたプレート11に、断熱材12を介して
圧着ブロック13およびヒータ14を装着して構成され
ている。圧着ブロック13には、それぞれ異る圧着幅を
有する2つの圧着ツール15,16が設けられている。
シリンダ2のロッド2aが突出することにより、圧着ヘ
ッド10は下降し、圧着ツール15または16により電
子部品をパネルに圧着する。したがって、シリンダ2は
圧着ヘッド10を昇降させる昇降手段となっている。ま
た、右側(図1において支持テーブル30側)に位置す
る圧着ツール16の高さは、圧着ツール15よりも高く
設定されている。
【0012】圧着ヘッド10の下方の基台21上には、
下受け部20が配設されている。図1に示すように、基
台21の上面にはガイドレール22が配設されており、
ガイドレール22にはスライダ23が水平方向にスライ
ド自在に装着されている。スライダ23の上面にはブロ
ック24が固着されており、ブロック24はシリンダ2
5のロッド25aと結合されている。
【0013】ブロック24上には、受け部材26が立設
されている。受け部材26は電子部品を表示用のパネル
に圧着する際に、パネルを下方から支持して圧着力を受
ける。シリンダ25のロッド25aが突没することによ
り、受け部材26は水平方向に往復移動し、圧着ツール
15または圧着ツール16の下方に位置する。すなわ
ち、単一の受け部材26の位置を変えることにより、複
数の圧着ツール15,16による電子部品の圧着時にパ
ネルを下方から支持することができる。
【0014】図1において、支持テーブル30上にはパ
ネル31が載置されている。支持テーブル30は図外の
駆動部により駆動され、図外の供給部から供給されるパ
ネル31を吸着して保持し、電子部品の実装位置まで搬
送して位置決めする。
【0015】ここで、図3を参照して表示用のパネル3
1について説明する。図3に示すように、パネル31は
ガラスなどの透明板を2枚貼り合せた長方形状となって
おり、短辺Aおよび長辺Bの縁部にそれぞれ異る接着幅
の電子部品32,33が実装される。電子部品32,3
3を縁部に圧着する際に許容される幅は短辺A、長辺B
によって異っており、電子部品33をパネル31に圧着
するためのACF34bの接着幅b1は、電子部品32
を圧着するためのACF34aの接着幅b2よりも小さ
いものとなっている。図1に示す圧着ツール15の圧着
幅はACF34aの接着幅b2に対応しており、圧着ツ
ール16の圧着幅はACF34bの接着幅b1に対応し
ている。
【0016】この電子部品の実装装置は上記のような構
成より成り、次に動作を説明する。まず図1において、
支持テーブル30上にパネル31を載置し、パネル31
の短辺A側を圧着ツール15の下方に位置させる。この
とき、シリンダ25のロッド25aが没入した位置にあ
り、パネル31の縁部を下方から支持する。次に電子部
品32を保持手段(図外)により保持してパネル31の
縁部に予め塗布されたACF34aに位置合せする。次
いで図4に示すように、圧着ヘッド10を下降させて圧
着ツール15により電子部品32をACF34a上に押
圧する。
【0017】このとき、圧着ツール16の下端部の高さ
は圧着ツール15の下端部よりも高く設定されているた
め、圧着ツール16がパネル31と干渉することがな
い。圧着時には、圧着ツール15はヒータ14により加
熱されており、所定時間押圧を継続することにより、A
CF34aが硬化して電子部品32のパネル31の縁部
への実装が完了する。また、圧着ツール15はクリーニ
ングシート8を介して電子部品32を押圧するので、は
み出したACF34aが圧着ツール15に付着すること
がない。
【0018】この後、圧着ヘッド10を上昇させた後
に、支持テーブル30を駆動してパネル31を水平移動
ならびに回転移動させることにより、パネル31の長辺
B側を圧着ツール15の下方に位置させるとともに、受
け部材26を移動させてパネル31の縁部を下方から支
持する。次に電子部品33を保持手段(図外)により保
持して、パネル31の縁部に予め塗布されたACF34
bに位置合せする。この後、図5に示すように圧着ヘッ
ド10を下降させて圧着ツール16により電子部品33
をACF34b上に押圧する。そして所定時間押圧を継
続することにより、電子部品33は、電子部品32と同
様にパネル31の縁部に実装される。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、圧着幅の異る複数の圧
着ツールが設けられた単一の圧着ヘッドを備えることに
より、異る接着幅の電子部品の実装を同一の実装装置で
行うことができる。したがって、電子部品実装の工程数
を減少させて生産効率を向上させ、実装コストを低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子部品の実装装置の
正面図
【図2】本発明の一実施の形態の電子部品の実装装置の
側面図
【図3】本発明の一実施の形態の電子部品の実装装置の
パネルの平面図
【図4】本発明の一実施の形態の電子部品の実装装置の
部分正面図
【図5】本発明の一実施の形態の電子部品の実装装置の
部分正面図
【符号の説明】
2 シリンダ 10 圧着ヘッド 13 圧着ブロック 14 ヒータ 15、16 圧着ツール 20 下受け部 26 受け部材 30 支持テーブル 31 パネル 32 電子部品
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 311 H01L 21/603

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネルを支持する支持テーブルと、このパ
    ネルの短辺と長辺の縁部に異る接着幅の電子部品を圧着
    する圧着ヘッドと、この圧着ヘッドを昇降させる昇降手
    段と、電子部品の圧着時に前記パネルの縁部を下方から
    受ける受け部材とを備え、前記圧着ヘッドに圧着幅の異
    2つの圧着ツールを設け、前記支持テーブル側の圧着
    ツールの下端部の高さを他方の圧着ツールの下端部の高
    さよりも高く設定したことを特徴とする電子部品の実装
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電子部品の実装装置を用い
    る電子部品の実装方法であって、圧着幅と下端部の高さ
    の異る前記2つの圧着ツールによって、異る接着幅の電
    子部品を前記パネルの短辺と長辺の縁部に圧着して実装
    することを特徴とする電子部品の実装方法。
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