JP3997838B2 - ドライバic圧着装置および圧着方法 - Google Patents

ドライバic圧着装置および圧着方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば液晶ディスプレイ装置を構成する液晶セルの液晶パネルを製造する工程、プラズマディスプレイパネルを製造する工程、有機ELディスプレイパネルを製造する工程等において、ガラス等の基板にドライバICを搭載するドライブIC圧着装置および圧着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、液晶ディスプレイ装置のガラス基板にドライバIC(Integrated Circuit)を搭載する技術として、TAB(Tape Automated Bonding)方式が従来から広く使用されている。
【0003】
TAB方式とは、リードパターンを形成したフィルム基板上にドライバICを搭載することによりドライバIC回路を構成し、このドライバIC回路のドライバICとガラス基板とを電気的に接続する方法である。フィルム基板上のリードとガラス基板上の電極とを電気的に接続するため、フィルム基板とガラス基板とは、テープ形状をした異方性導電膜(ACF:Anisotropic Conductive Film)を介して接続される。
【0004】
このTAB方式では、液晶セルを構成する上下2枚のガラス基板のうちの一方の基板に設けた電極にACFを貼り付ける。次に、アライメントマークを基準にして、ドライバIC回路におけるドライバICを搭載したフィルム基板のリードとガラス基板上の電極との位置合わせを行い、加圧することにより仮圧着を行う。この仮圧着をドライバICの個数分だけ行い、ガラス基板の周囲に複数のドライバICを仮圧着する。
【0005】
このとき、フィルム基板とガラス基板との仮圧着は、非常に厳密に位置合わせがされなくてはならない。すなわち、フィルム基板のリードおよびガラス基板の電極は、非常に狭いピッチで設けられているため、両者を電気的に接続する必要があるからである。そこで、従来のドライバIC圧着装置では、フィルム基板およびガラス基板の両者に、アライメントマークを設け、カメラを用いて厳格に両者の位置合わせを行い、弱い力で加圧する。
【0006】
以上のようにして仮圧着が行われたものは、次に、加熱および加圧することにより本圧着が行われる。本圧着では、ACFの貼り付けラインに沿って、フィルム基板を介してACFが加熱と同時に加圧される。このように、ACFのバインダ樹脂を熱溶融させると共に加圧力を作用させることにより、バインダ樹脂を分散させた導電粒子を相対向する電極間に挟み込むように接合させる。ここで、バインダ樹脂としては、エポキシ系の熱硬化樹脂が用いられ、この樹脂を所定の温度状態(例えば、130℃〜170℃程度)にまで加熱することによって、熱硬化反応を生じさせて、フィルム基板をガラス基板に固着させる。このようにして本圧着を行うことにより、フィルム基板上のドライバICとガラス基板上とが電気的に接続されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ガラス基板とフィルム基板とは、ACFを介して電気的に接続されるが、本圧着時に、ACFを熱硬化させるために、ACFを加熱しなければならないため、ガラス基板およびフィルム基板の両者にも熱が加わることになる。このとき、ガラス基板およびフィルム基板の両者が加熱されることにより、両基板はそれぞれ熱膨張をするが、ガラス基板とフィルム基板とでは、線膨張係数が異なるため、加熱時の基板の伸びも異なる。特に、フィルム基板はガラス基板に比較して熱膨張率が非常に大きいため、フィルム基板とガラス基板とに同量の熱量が加えられた場合、フィルム基板はガラス基板よりも大きく熱膨張をする。
【0008】
このように、ガラス基板とフィルム基板とが異なって熱膨張をすることにより、仮圧着時に厳格に位置合わせされたフィルム基板のリードとガラス基板の電極との位置がずれてしまうことがある。これらフィルム基板のリードおよびガラス基板の電極は、非常に微細なピッチで設けられているため、上記のように異なって熱膨張すると、厳格に位置合わせされたリードと電極とがずれてしまい、電気的に接続できない場合がある。
【0009】
図7は、フィルム基板101をガラス基板102に圧着している状態を示す断面図である。また、図8は、図7を側面から見た側面図である。図7において、106は圧着刃を示し、この圧着刃106はACF103のバインダ樹脂が熱硬化する温度にまで加熱されている。この圧着刃106をフィルム基板101に当接させて加圧すると、ACF103は熱硬化するまで加熱されるため、フィルム基板101およびガラス基板102も加熱される。このとき、フィルム基板101全体に均等に加熱がされれば、図7のようにフィルム基板101の中心位置から左右に均等に、フィルム基板101は熱膨張をする。その結果、図7に示したように、フィルム基板101が均等に熱膨張をした場合は、フィルム基板101の端点においても、電極104とリード105とが電気的に接続できるように圧着される。
【0010】
ここで、圧着刃106は、伝熱性、強度などの点から金属材で形成されるが、金属をフィルム基板101に直接当接させると、フィルム基板101が損傷する等の恐れがあるために、圧着刃106の下面にゴム等のクッション材107が貼り付けられている。従って、本圧着時には、このクッション材107が圧縮されることになる。このために、またこれ以外の理由でもフィルム基板101全体が均一に加熱されない場合がある。このように、フィルム基板101に不均一に加熱された場合の一例を図9に示す。同図において、フィルム基板101が均等に加熱されず、図中のAの位置が局所的に高温で加熱された場合、Aの位置から遠ざかりBの位置に近づくほど温度が低くなる場合が示されている。一般に、ACF103は加熱されると、一度その粘度が低下した後に、ある温度状態になると、架橋反応が始まり硬化する。従って、フィルム基板101に対して不均一に加熱された場合、図9のAの位置では、局所的に熱硬化をするが、図9のBの位置では、低粘度状態を保っている場合がある。このような場合、フィルム基板は加熱されているので、熱硬化している図9のAの位置から、低粘度状態のBの位置に向かって熱膨張をする。従って、Bの位置では、仮圧着の時点で相互に位置が合っていたとしても、電極104とリード105との位置が完全にずれてしまい、電気的に接続できない場合がある。また、フィルム基板の吸湿量等によっても、熱の作用による伸び量が変化することから、前述と同様の現象が発生する可能性がある。
【0011】
本発明では、上記問題点に鑑み、予めフィルム基板を加熱し、熱膨張をさせた状態で、位置合わせを行うことにより、フィルム基板と基板との位置ずれを防止するドライバIC圧着装置および圧着方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述した目的を実現したものであって、ドライバIC圧着装置に関する第1の発明は、ガラス基板に設けられている多数の電極と、ドライバIC回路のフィルム基板に設けられている多数のリードとを、導電粒子を含む熱硬化性樹脂テープを介して電気的に接続するドライバIC圧着装置において、前記ドライバIC回路のフィルム基板を保持して加熱および加圧を行う圧着手段と、前記ガラス基板を保持し、このガラス基板と前記圧着手段により保持されたフィルム基板とを、このフィルム基板を前記ガラス基板に当接させる前に相互に位置合わせして搭載する搭載手段とを有し、前記圧着手段は、前記フィルム基板が前記ガラス基板に当接する前に、前記フィルム基板を前記熱硬化性樹脂テープが熱硬化する温度まで加熱して前記ガラス基板に加圧し、この熱硬化する加熱温度に維持して圧着することを特徴とする。
【0013】
また、ドライバIC圧着装置の第2の発明は、ガラス基板に設けられている多数の電極と、前記ガラス基板に搭載されるドライバICに設けられている多数の電極とを、導電粒子を含む熱硬化性樹脂を介して電気的に接続するドライバIC圧着装置において、前記ドライバICを保持して加熱および加圧を行う圧着手段と、前記ガラス基板を保持し、前記圧着手段により保持されている前記ドライバICを前記ガラス基板に当接させる前に相互に位置合わせして搭載する搭載手段とを有し、前記圧着手段は、前記ドライバICが前記ガラス基板に当接する前に、前記ドライバICを前記熱硬化性樹脂テープが熱硬化する温度まで加熱して前記ガラス基板に加圧し、この熱硬化する加熱温度に維持して圧着することを特徴とする。
【0014】
また、ドライバIC圧着方法の第1の発明は、ガラス基板に設けられている多数の電極と、ドライバIC回路のフィルム基板に設けられている多数のリードとを、導電粒子を含む熱硬化性樹脂テープを介して電気的に接続するドライバIC圧着方法において、前記フィルム基板を取り出して粗位置決めする工程と、前記フィルム基板を圧着位置で前記ガラス基板に当接させる前に位置合わせする工程と、前記フィルム基板を前記ガラス基板に加圧および加熱して圧着する工程とからなり、少なくとも、前記圧着する工程よりも前に、前記フィルム基板は前記熱硬化性樹脂が熱硬化する温度加熱保持されていることを特徴とする。
【0015】
また、ドライバIC圧着方法の第2の発明は、ガラス基板に設けられている多数の電極と、ドライバICに設けられている多数の電極とを、導電粒子を含む熱硬化性樹脂を介して電気的に接続するドライバIC圧着方法において、前記ドライバICを取り出して、粗位置決めする工程と、前記ドライバICを圧着位置で前記ガラス基板に当接させる前に位置合わせする工程と、前記ドライバICを前記ガラス基板に加圧および加熱して圧着する工程とからなり、少なくとも前記圧着する工程よりも前に、前記ドライバICは前記熱硬化性樹脂が熱硬化する温度加熱保持されていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
A.本発明の第一の実施の形態
【0017】
図1は本実施の形態におけるドライバIC圧着装置の全体構成を示す。同図に示したように、ドライバIC圧着装置1は、ACF貼り付けステージ10Aと、圧着ステージ10Bとを備える構成としたものである。このドライバIC圧着装置1においては、図2に示したように、2枚のガラス基板2a,2bを重ね合わせた液晶セル2にフィルム基板3aにドライバIC3bを実装したドライバIC回路3を搭載するためのものである。そして、この搭載時には、液晶セル2における下側のガラス基板2bの端部に露出している電極7に対してフィルム基板3aに設けたリード8が接合される。このために、まず液晶セル2には、その下側のガラス基板2bの電極7が設けられている部位にACF4が貼り付けられる。ACF貼り付けステージ10Aはこの作業を行うステージである。
【0018】
また、圧着ステージ10Bは、ACF4が貼り付けられたガラス基板2bにドライバIC回路3を搭載するステージである。この圧着ステージ10Bでは、液晶セル2とドライバIC回路3との位置合わせが行われて、ドライバIC回路3がACF4を介して液晶セル2に固着される。この液晶セル2とドライバIC回路3との位置合わせを可能にするために、液晶セル2のガラス基板2b及びドライバIC回路3のフィルム基板3aにはアライメントマーク5,6が形成されている。
【0019】
ACF貼り付けステージ10AにはACF貼り付けユニット21が設けられており、また圧着ステージ10BにはドライバIC回路3の供給部12が接続されている。なお、ACF貼り付けユニット21の構成は従来から周知であるので、その具体的な構成についての説明及び図示は省略する。
【0020】
液晶セル2は、セル搬送手段19によってACF貼り付けステージ10Aから圧着ステージ10Bに搬送されるようになっている。セル搬送手段19は、液晶セル2が載置される搭載テーブル20と、この搭載テーブル20を図1の矢印方向に往復移動させるボールねじ等からなる駆動ユニットとを備えており、液晶セル2は搭載テーブル20に真空吸着により固定的に保持されている。また、この搭載テーブル20は、図示しない位置調整手段を有し、この位置調整手段によって、搭載テーブル20に設置されている液晶セル2をX,Y,θ方向に位置調整できるようになっている。
【0021】
圧着ステージ10Bに接続したドライバIC回路3の供給部12は、ローダ部11を備え、このローダ部11には多数のドライバIC回路3がストックされており、このようにしてストックされたドライバIC回路3は、1枚ずつ取り出されて、粗位置決め部14によって、例えばその外形を基準として粗位置決めされるようになっている。このローダ部11から粗位置決め部14にドライバIC回路3を移載するために、ローダロボット12が設けられている。このローダロボット12はドライバIC回路3を真空吸着等の手段でローダ部11から取り出して、粗位置決め部14に供給する。
【0022】
粗位置決め部14からドライバIC回路3を取り出して、搭載テーブル20上に設置されている液晶セル2に搭載するために、搭載ロボット15が設けられており、この搭載ロボット15には圧着手段16が設けられている。
【0023】
圧着手段16は、図3に示したように、ドライバIC回路3を真空吸着する吸着ヘッド37を有し、この吸着ヘッド37はヒータブロック34の下面に取り付けられている。ヒータブロック34は、吸着ヘッド37に吸着されているドライバIC回路3を加熱するためのものであり、内部にヒータ35及び温度管理に必要な温度センサ36が内蔵されている。さらに、ヒータブロック34には、加圧用ジャッキ33が接続されており、この加圧用ジャッキ33は搭載ロボット31に装着されている。吸着ヘッド37は、ドライバIC回路3におけるフィルム基板3aのみを吸着し、ドライバIC3bとは非接触状態に保持する。このために、吸着ヘッド37における吸引通路38の開口部はフィルム基板3aに対面する位置にあり、ドライバIC3bに対面する部位にはドライバIC収容部39が形成されている。
【0024】
ドライバIC回路3を液晶セル2に圧着する際には、加圧用ジャッキ33からの押し付け力が作用することから、図4に示したように、液晶セル2のガラス基板2bにおけるドライバIC回路3の接続部は搭載テーブル20からはみ出すようになされている。そして、圧着ステージ10Bにおける所定の位置には、このガラス基板2bの下面を支持するための受け台17が設置されている。また、この受け台 17の下部位置には、アライメントマーク5,6の位置を検出するための画像認識用のカメラ18が設けられている。従って、受け台17には、カメラ18のガラス基板2b及びドライバIC回路3のフィルム基板3aのアライメントマーク5,6を視野に捉えることができるようにするために、受け台17全体を透明部材で形成するか、または不透明な部材で形成した場合には、所定の位置に検出孔が設けられている。
【0025】
上記のように構成された本実施の形態におけるドライバIC圧着装置1の動作について、図5を用いて説明する。
【0026】
図1にあるように、ローダ部11上には、複数のドライバIC回路3がストックされている。ローダロボット12は、これらのドライバIC回路3のうち一つのドライバIC回路3を真空吸着して取り出して、粗位置決め部14の位置まで移動する(ステップS1)。粗位置決め部14では、フィルム基板3aの外形を基準として粗位置決めが行われる(ステップS2)。このとき、必要に応じて、粗位置決め部14でフィルム基板3aの予熱を行うことができる(ステップS3)。
【0027】
次に、搭載ロボット15によって、圧着手段16は、粗位置決め部14の上部に移動される。粗位置決め部14の上部に移動した圧着手段16は、位置決めされたドライバIC回路3を真空吸着する(ステップS4)。ドライバIC回路3のフィルム基板3aを真空吸着した圧着手段16は、フィルム基板3aとガラス基板2bとが圧着される場所まで移動される。圧着手段16を構成するヒータブロック34はACF4が熱硬化する温度にまで加熱された状態となっている(ステップS5)。
【0028】
すなわち、図3において、圧着手段16のヒータ35を作動させることによって、ヒータブロック34が加熱されている。従って、吸着ヘッド37によりドライバIC回路3を真空吸着したときに、ヒータブロック34の熱は、吸着ヘッド37に伝達し、さらにはフィルム基板3aにまで伝達されて、このフィルム基板3aも加熱される。温度センサ36は、ACF4が熱硬化する温度にまでフィルム基板3aを加熱するよう制御する。従って、ACF4が熱硬化する温度またはその近傍の温度にまでフィルム基板3aは加熱される。このように、フィルム基板3aをACF4が熱硬化する温度にまで加熱することにより、フィルム基板3aを熱膨張した状態にすることができる。このフィルム基板3aへの加熱は、少なくともフィルム基板3aの液晶セル2への位置合わせが完了するまでの間に行う。
【0029】
ここで、フィルム基板3aを常温状態からACFの熱硬化温度にまで急速に加熱すると、フィルム基板3aが熱変形するなどの恐れがある。その場合には、フィルム基板3aを段階的に加熱する。このためには、ステップ3として示したように、粗位置決め部14にヒータを持たせて粗位置決めする間にもフィルム基板3aを予熱する。ただし、ACF4が熱硬化する温度ではなく、それ以下のフィルム基板3aに加熱による負担がかからない程度の温度にまで加熱する。これにより、ステップS5でフィルム基板3aが急激に加熱されたときにフィルム基板3aにかかる負担を和らげることができる。
【0030】
次に、ドライバIC回路3と液晶セル2との位置合わせを行う(ステップS6)。この位置合わせについて、図4を用いて説明する。図4において、圧着手段16の吸着ヘッド37に吸着されているフィルム基板3aは、上述したように、ACF4が熱硬化する温度にまで加熱され、熱膨張をしている。このように熱膨張している状態でフィルム基板3aを液晶セル2のガラス基板2bに位置合わせする。このために、熱膨張をしたフィルム基板3aに設けられているアライメントマークと、ガラス基板2bに設けられているアライメントマーク5,6とをカメラ18で計測する。カメラ18は、この両者のアライメントマークのずれを検出して、搭載テーブル20は、このずれの分だけ、水平軸方向、直交軸方向および回転軸方向に位置補正する。以上により、フィルム基板3aが熱膨張した状態で、ドライバIC回路3と液晶セル2とを正確に位置合わせする。従って、この段階からは最早フィルム基板3aとガラス基板2bとの間で位置ずれを起こす可能性はない。
【0031】
次に、フィルム基板3aのアライメントマークとガラス基板2bのアライメントマーク5,6とが位置合わせされた状態で、圧着手段16の搭載ロボット31は、ヒータブロック34以下を下降させて、フィルム基板3aをガラス基板2bに加圧する(ステップS7)。予め、フィルム基板3aは、ACF4が熱硬化する温度にまで加熱されているので、ガラス基板2b上のACF4が熱溶融する。圧着手段16は、加熱されたACF4が熱硬化するまで加圧状態を継続する(ステップS8)。これにより、フィルム基板3aの全てのリード8がガラス基板2bの全ての電極に対して確実に電気的に接続される。
【0032】
本実施の形態では、少なくとも、フィルム基板3aとガラス基板2bとが相互に位置合わせを行う前に、フィルム基板3aを、ACF4が熱硬化する温度にまで加熱する。これにより、フィルム基板3aが熱膨張をした状態でガラス基板2bに位置合わせされるので、両基板の熱膨張の差によって発生するずれを防止することができる。
【0033】
ここで、本実施形態では、フィルム基板3aとガラス基板2bとが位置合わせされる前にフィルム基板3aをACF4が熱硬化する温度にまで加熱されるが、この加熱は両基板が当接される直前に行われても良い。すなわち、位置合わせされる直前に加熱がされると、位置合わせされた後当接される前に、フィルム基板3aがさらに熱膨張をし、誤差が発生してしまうことがある。そのため、当接直前に熱膨張させるのが好ましいが、上記誤差はほとんど無視できるものであるため、位置合わせされる前に加熱がされても良い。
【0034】
ところで、本実施の形態では、従来のドライバIC圧着装置と比較して、位置ずれを防止することにより高精度化を図ることだけではなく、高速化およびコストダウンを図ることができる。すなわち、従来のドライバIC圧着装置では、仮圧着ステーションにおいて、フィルム基板を位置合わせして仮圧着を行った後に、本圧着ステーションにおいて、加熱および加圧の本圧着を行っていた。このように、従来のドライバIC圧着装置では、仮圧着ステーションと本圧着ステーションとに分けていたため、装置の構成が複雑かつ大型化になる。また、仮圧着ステーションで仮圧着を行った後に本圧着ステーションで本圧着を行っていたため、タクトタイムも長くなる。本実施の形態では、フィルム基板をACFが硬化する温度まで加熱した後に、ガラス基板に圧着を行っているため、装置構成が簡略化され、かつ小型化になる。また、本実施の形態では、仮圧着および本圧着の2つの工程を必要としない。従って、本実施の形態は、従来のドライバIC圧着装置と比較して、高精度化だけはなく、高速化およびコストダウンを図ることができる。特に、携帯電話のように、小型のガラス基板にドライバIC回路を搭載する場合には、ごく少数のフィルム基板を搭載するため、本実施の形態と従来のドライバIC圧着装置とでは、より顕著に差が現れる。
【0035】
B.本発明の第二の実施の形態
【0036】
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。上述した第一の実施の形態では、フィルム基板をガラス基板に搭載するTAB方式に本発明を適用した例について説明したが、本実施の形態では、COG(Chip On Glass)方式を本発明に適用した例について説明する。
【0037】
上述した第一の実施の形態におけるTAB方式では、フィルム基板を介してガラス基板とドライバICとが電気的に接続されていたが、COG方式では、ドライバICは直接ガラス基板の上に搭載される。
【0038】
COG方式によるドライバICの液晶セルへの搭載は、図6に示したようにして行われる。上下のガラス基板2a,2bからなる液晶セル2において、下側のガラス基板2bには、多数の電極7が設けられており、この電極7を設けた部位にはACF4が貼り付けられている。この液晶セル2にはドライバIC91が直接搭載される。このために、ドライバIC91には、そのガラス基板2bへの接合面に電極92が設けられており、図6において矢印で示したように、ガラス基板2bに接合させて、ドライバIC91を加熱することによって、その熱をACF4に伝達させて、このACF4のバインダ樹脂を熱硬化させることによって、ドライバIC91が液晶セル2に搭載される。
【0039】
この場合においても、ドライバIC91を加熱しながら圧着することから、ガラス基板2bとの間における熱膨張率の差により、上述した第一の実施の形態と同様に、少なくともドライバIC91とガラス基板2bとが位置合わせされる前に、ドライバIC91をACF4が熱硬化する温度にまで加熱する。その後、ドライバIC91とガラス基板2bとを正確に位置合わせして、ACF4が熱硬化するまでドライバIC91をガラス基板2bに加熱および加圧を行う。このように、ドライバIC91が予め熱膨張した状態でガラス基板2bに圧着を行うことにより、熱膨張係数が異なるドライバIC91およびガラス基板2bの熱膨張によるずれを防止することができる。
【0040】
なお、前述した各実施の形態では、ガラス基板にフィルム基板またはドライバICを搭載するようにしたが、基板はガラス以外にも樹脂等であっても良い。また、搭載方法としては、TAB方式とCOG方式とについて説明したが、これら以外の、例えばFPC(Flexible Printed Circuit)方式等、各種のフィルムデバイスの搭載方法にも適用することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、少なくとも、フィルム基板とこのフィルム基板が搭載される基板とが位置合わせされるより前に、フィルム基板をACFが熱硬化する温度に加熱保持することにより、予めフィルム基板が熱膨張した状態で位置合わせを行うことができる。従って、熱膨張係数が異なるフィルム基板と基板との間に発生する、熱膨張時のずれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるドライバIC圧着装置の全体構成図である。
【図2】本発明において、フィルム基板をガラス基板に圧着する前の図である。
【図3】本発明におけるTAB方式の圧着手段の詳細図である。
【図4】本発明におけるドライバIC圧着装置によりドライバIC回路のフィルム基板を圧着する状態を示す作用説明図である。
【図5】本発明におけるドライバIC圧着方法のフローチャートである。
【図6】本発明におけるドライバICをガラス基板に圧着する前の状態を示す構成説明図である。
【図7】従来例によるドライバIC圧着装置によりドライバIC回路を液晶セルに圧着している状態を示す作用説明図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】加熱が不均一な状態でドライバIC回路を液晶セルに圧着している状態を示す図7と同様の説明図である。
【符号の説明】
1 ドライバIC圧着装置
10A ACF貼付ステージ
10B 圧着ステージ
11 ローダ部
12 ローダロボット
14 粗位置決め部
15 搭載ロボット
16 圧着手段
17 受け台
18 カメラ
19 セル搬送手段
20 搭載テーブル
21 ACF貼付ユニット
31 搭載ロボット
33 加圧用ジョッキ
34 ヒータブロック
35 ヒータ
36 温度センサ
37 吸着ヘッド
38 吸引通路
39 ドライバIC収容部
91 ドライバIC
101 フィルム基板
102 ガラス基板
103 ACF
104 電極
105 リード
106 圧着刃
107 クッション材

Claims (16)

  1. ガラス基板に設けられている多数の電極と、ドライバIC回路のフィルム基板に設けられている多数のリードとを、導電粒子を含む熱硬化性樹脂テープを介して電気的に接続するドライバIC圧着装置において、
    前記ドライバIC回路のフィルム基板を保持して加熱および加圧を行う圧着手段と、
    前記ガラス基板を保持し、このガラス基板と前記圧着手段により保持されたフィルム基板とを、このフィルム基板を前記ガラス基板に当接させる前に相互に位置合わせして搭載する搭載手段とを有し、
    前記圧着手段は、前記フィルム基板が前記ガラス基板に当接する前に、前記フィルム基板を前記熱硬化性樹脂テープが熱硬化する温度まで加熱して前記ガラス基板に加圧し、この熱硬化する加熱温度に維持して圧着することを特徴とするドライバIC圧着装置。
  2. 前記フィルム基板と前記ガラス基板とには、それぞれアライメントマークが設けられ、前記搭載手段は、これらのアライメントマークに基づいて前記フィルム基板と前記ガラス基板とを位置合わせする構成としたことを特徴とする請求項1記載のドライバIC圧着装置。
  3. 前記圧着手段は、前記フィルム基板と前記ガラス基板とが位置合わせされる前に、前記フィルム基板を前記熱硬化性樹脂テープが熱硬化する温度まで加熱することを特徴とする請求項1または請求項2記載のドライバIC圧着装置。
  4. 前記ドライバIC圧着装置は、さらに、前記フィルム基板を粗位置決めする装置を有し、この粗位置決めする装置は、前記熱硬化性樹脂が熱硬化する温度よりも低い温度で、前記フィルム基板を加熱することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のドライバIC圧着装置。
  5. ガラス基板に設けられている多数の電極と、前記ガラス基板に搭載されるドライバICに設けられている多数の電極とを、導電粒子を含む熱硬化性樹脂を介して電気的に接続するドライバIC圧着装置において、
    前記ドライバICを保持して加熱および加圧を行う圧着手段と、
    前記ガラス基板を保持し、前記圧着手段により保持されている前記ドライバICを前記ガラス基板に当接させる前に相互に位置合わせして搭載する搭載手段とを有し、
    前記圧着手段は、前記ドライバICが前記ガラス基板に当接する前に、前記ドライバICを前記熱硬化性樹脂テープが熱硬化する温度まで加熱して前記ガラス基板に加圧し、この熱硬化する加熱温度に維持して圧着することを特徴とするドライバIC圧着装置。
  6. 前記ドライバICと前記ガラス基板とには、それぞれアライメントマークが設けられ、前記搭載手段は、これらのアライメントマークに基づいて前記ドライバICと前記ガラス基板とを位置合わせする構成としたことを特徴とする請求項5記載のドライバIC圧着装置。
  7. 前記圧着手段は、前記ドライバICと前記ガラス基板とが位置合わせされる前に、前記ドライバICを前記熱硬化性樹脂テープが熱硬化する温度まで加熱することを特徴とする請求項5または請求項6記載のドライバIC圧着装置。
  8. 前記ドライバIC圧着装置は、さらに、前記ドライバICを粗位置決めする装置を有し、この粗位置決めする装置は、前記熱硬化性樹脂が熱硬化する温度よりも低い温度で、前記ドライバICを加熱することを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載のドライバIC圧着装置。
  9. ガラス基板に設けられている多数の電極と、ドライバIC回路のフィルム基板に設けられている多数のリードとを、導電粒子を含む熱硬化性樹脂テープを介して電気的に接続するドライバIC圧着方法において、
    前記フィルム基板を取り出して粗位置決めする工程と、
    前記フィルム基板を圧着位置で前記ガラス基板に当接させる前に位置合わせする工程と、
    前記フィルム基板を前記ガラス基板に加圧および加熱して圧着する工程とからなり、
    少なくとも、前記圧着する工程よりも前に、前記フィルム基板は前記熱硬化性樹脂が熱硬化する温度加熱保持されていることを特徴とするドライバIC圧着方法。
  10. 前記ドライバIC圧着方法において、
    少なくとも前記位置合わせする工程よりも前に、前記フィルム基板は、前記熱硬化性樹脂が熱硬化する温度加熱保持されていることを特徴とする請求項9記載のドライバIC圧着方法。
  11. 前記ドライバIC圧着方法において、
    前記フィルム基板に対しての加熱は、前記粗位置決めする工程と同時に、またはその後に開始することを特徴とする請求項9記載のドライバIC圧着方法。
  12. 前記ドライバIC圧着方法において、
    前記粗位置決めする工程と同時に前記フィルム基板に加熱されるときには、前記フィルム基板は、前記熱硬化性樹脂が熱硬化する温度よりも低い温度で加熱されることを特徴とする請求項11記載のドライバIC圧着方法。
  13. ガラス基板に設けられている多数の電極と、ドライバICに設けられている多数の電極とを、導電粒子を含む熱硬化性樹脂を介して電気的に接続するドライバIC圧着方法において、
    前記ドライバICを取り出して、粗位置決めする工程と、
    前記ドライバICを圧着位置で前記ガラス基板に当接させる前に位置合わせする工程と、
    前記ドライバICを前記ガラス基板に加圧および加熱して圧着する工程とからなり、
    少なくとも前記圧着する工程よりも前に、前記ドライバICは前記熱硬化性樹脂が熱硬化する温度加熱保持されていることを特徴とするドライバIC圧着方法。
  14. 前記ドライバIC圧着方法において、
    少なくとも、前記位置合わせする工程よりも前に、前記ドライバICは、前記熱硬化性樹脂が熱硬化する温度加熱保持されていることを特徴とする請求項13記載のドライバIC圧着方法。
  15. 前記ドライバIC圧着方法において、
    前記ドライバICに対しての加熱は、前記粗位置決めする工程と同時に、またはその後に開始することを特徴とする請求項13または請求項14記載のドライバIC圧着方法。
  16. 前記ドライバIC圧着方法において、
    前記粗位置決めする工程と同時に前記ドライバICに加熱されるときには、前記ドライバICは、前記熱硬化性樹脂が熱硬化する温度よりも低い温度で加熱されることを特徴とする請求項15記載のドライバIC圧着方法。
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