JP4578475B2 - 連係動作方法及び移動通信端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、連係動作方法及び移動通信端末装置に係り、より詳しくは、外部との通信に関連する処理を行うホスト部と、ホスト部の管理下で所定の機能を実行するエンジン部とが、移動通信端末装置において連係して動作する連係動作方法、及び、当該連係動作方法を使用する移動通信端末装置に関するものである。
従来から、携帯電話装置等の移動通信端末装置が広く普及している。かかる移動通信端末装置、特に携帯電話に関する技術の進歩は目覚しいものがあり、移動通信端末装置としての必須機能である移動通信網を介した通信機能に加えて、ゲームや音楽鑑賞を楽しむための付加機能も実装されるようになっている。
こうした移動通信端末装置では、上記の必須機能及び付加機能を果たすために様々なデータ処理を行うプロセッサが内蔵されている。このプロセッサに、様々なプログラムやデータを格納するための記憶素子を含む記憶部、無線通信を行うための無線通信部、利用者が操作指令を行うための操作部、利用者に様々な情報を通知するための通知部(表示部や音出力部)等の資源が接続されている。そして、プロセッサが記憶部に格納されているプログラムを実行し、必要に応じて、接続された資源を適宜制御することにより、上記の必須機能及び付加機能を果たすようになっている。
上述したように、従来の移動通信端末装置では様々な機能を果たすことが必要なため、内蔵されるプロセッサは汎用的なものが採用されている。これは、装置を簡易な構成とし、装置の小型化及び低消費電力化するという観点からは優れた方法である。しかしながら、汎用的なプロセッサを用いるのでは、例えばゲームや音楽鑑賞を楽しむための付加機能動作における性能を向上させようとしても、飛躍的な性能向上を図ることは困難である。
ところで、他の情報処理装置と比べたときに、移動通信端末装置における性能向上が求められているのは、付加機能動作であるといえる。このように性能向上が求められている付加機能動作は具体的にはゲーム実行や音楽再生等であるが、こうした付加機能動作に際しては、特に画面表示処理及び音データ出力処理が、プロセッサにとって大きな負荷となっている。
また、移動通信端末装置に対しては、上述した必須機能と付加機能とを果たすことが要請されているが、利用者が原則として一人であるため、必須機能動作と付加機能動作とが、いかなる場合においても同時に独立して動作することまでは要請されていない。例えば、必須機能動作である通話動作を行っている間にも、付加機能動作であるゲーム動作を行うことまでは要請されていない。
以上の理由から、画面表示処理及び音データ出力処理に優れた付加機能専用のエンジンプロセッサを投入し、通信動作を行うプロセッサであるホストプロセッサを備えるホスト部による管理のもとで、エンジンプロセッサを備えるエンジン部に付加機能動作に対応するアプリケーションを実行させることが考えられる。こうしたホスト部とエンジン部とを備える構成を採用した場合には、ホスト部のホストプロセッサにデバイスを接続するとともに、エンジン部のエンジンプロセッサにもデバイスを接続することになる。
このとき、通信動作等の必須機能動作に関連して利用するデバイスの全てをホストプロセッサに接続するとともに、アプリケーション動作という付加機能動作に関連して利用するデバイスの全てをエンジンプロセッサに接続する構成も考えられる。しかし、必須機能動作に関連して利用するデバイスと付加機能動作に関連して利用するデバイスとを比べると、多くが共通の機能を有するデバイスであり、かつ、上述のように、必須機能動作と付加機能動作とが、いかなる場合においても同時に独立して動作することまでは要請されていないことを鑑みると、必須機能用デバイスと付加機能用デバイスとをそれぞれ独立に装備する構成は非常に冗長度の高い構成であり、装置全体をコンパクトに構成することができない。
このため、ホストプロセッサに接続するデバイスとエンジンプロセッサに接続するデバイスとを棲み分けさせることになる。こうした構成を採用したときには、エンジン部が実行するアプリケーションは多種多彩であることから、エンジンプロセッサがアプリケーションを実行する際に、ホストプロセッサに接続されたデバイスを利用することを欲する事態に対処することが必要となる。
かかる事態に対処するためには、エンジンプロセッサによる当該デバイスの利用を実現するため、ホスト部とエンジン部とが連係して動作することが必要となる。しかしながら、どのような連係を図ることにより、エンジンプロセッサによる当該デバイスの利用を実現するかについては、具体的な技術が提案されていないのが現状である。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、ホストプロセッサを備え、外部との通信に関連する処理を行うホスト部と、エンジンプロセッサを備え、ホスト部の管理下で所定の機能を実行するエンジン部とを備える構成において、装置全体をコンパクトに構築することができる連係動作方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、外部との通信に関連する処理を行うホスト部と、ホスト部の管理下で所定の機能を実行するエンジン部とを備えつつ、かつ、装置全体をコンパクトに構築することができる移動通信端末装置を提供することを目的とする。
第一の観点からすると、本発明の連係動作方法は、外部との通信に関連する処理を行うホスト部と、前記ホスト部の管理下で所定の機能を実行するエンジン部とが、移動通信端末装置において連係して動作する連係動作方法であって、前記移動通信端末装置が備え、前記ホスト部のホストプロセッサに接続されたホスト接続デバイスの内、触覚的効果又は視覚的効果を副次的に発揮させるために利用される特定ホスト接続デバイスを利用する要求である特定ホスト接続デバイス利用要求を、前記エンジン部から前記ホスト部へ送るホスト接続デバイス利用要求工程と;前記エンジン部のエンジンプロセッサが自身に接続された少なくとも1つのエンジン接続デバイスの動作を能動的に制御するエンジンモード状態であり、かつ、前記エンジンモード状態における前記エンジン部によるアプリケーションの実行処理よりも優先度が高いイベントの発生に伴う処理を行う必要が生じ、前記エンジン部に対して前記アプリケーションの実行を停止又は一時停止させようとはしていないか否かを、前記特定ホスト接続デバイス利用要求を受けたホスト部が判定する動作モード判定工程と;前記動作モード判定工程における判定結果が肯定的であった場合に、前記ホストプロセッサが、前記特定ホスト接続デバイスを動作させるエンジン指定動作工程と;を備え、前記特定ホスト接続デバイスは、前記ホストプロセッサによる動作指令を受けた後に前記ホストプロセッサに応答を返すことがないタイプの無応答デバイスである、ことを特徴とする連係動作方法である。
この連係動作方法では、移動通信端末装置が備え、エンジン部が実行しているエンジン部がホスト部のホストプロセッサに接続されたホスト接続デバイスの内、触覚的効果又は視覚的効果を副次的に発揮させるために利用される特定ホスト接続デバイスを利用したい場合には、特定ホスト接続デバイス利用要求工程において、エンジン部が特定ホスト接続デバイス利用要求を前記ホスト部へ送る。なお、特定ホスト接続デバイス利用要求は、必要に応じて特定ホスト接続デバイスの動作態様パラメータを伴うこととすることができる。例えば、特定ホスト接続デバイスが発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)である場合には、動作態様パラメータにおいて発光強度を指定することができることとすることができる。また、動作態様パラメータにおいて発光周期、当該発光周期の一周期における発光時間、発光周期の繰り返し回数等を指定することができる。
この特定ホスト接続デバイス利用要求を受けたホスト部は、動作モード判定工程において、現在の状態がエンジン部のエンジンプロセッサが自身に接続された少なくとも1つのエンジン接続デバイスの動作を能動的に制御するエンジンモード状態であり、かつ、エンジンモード状態が継続するか否かを判定する。ここで、エンジンモード状態が継続するか否かの判定は、アプリケーションの実行処理よりも優先度が高い着信等のイベント発生に伴う処理を行う必要が生じ、ホスト部が、エンジン部に対してアプリケーションの実行を停止又は一時停止させようとはしていないか否かを判定することによって行われる。すなわち、動作モード判定工程において、エンジン部が正しく特定ホスト接続デバイス利用要求を発行し、かつ、ホスト部においても特定ホスト接続デバイス利用要求を受容可能な状態にあるか否かが、ホスト部において判定される。
動作モード判定工程における判定結果が肯定的であった場合には、エンジン指定動作工程において、ホストプロセッサが特定ホスト接続デバイスを動作させる。なお、特定ホスト接続デバイス利用要求が動作態様パラメータを伴う場合には、ホストプロセッサは、動作態様パラメータにより指定された動作態様で特定ホスト接続デバイスを動作させる。この結果、エンジンプロセッサが実行しているアプリケーションが要求した態様で、アプリケーションが利用を欲した特定ホスト接続デバイスが動作する。
このため、本発明の連係動作方法を使用することにより、エンジンプロセッサをホストプロセッサに加えて装備させる場合において、それぞれのプロセッサに接続するデバイス構成において冗長なデバイスを配置することなく、合理的な範囲で、エンジンプロセッサで実行されているアプリケーションが、所望のホスト接続デバイスを利用できるようにすることができる。したがって、本発明の連係動作方法は、ホストプロセッサを備え、外部との通信に関連する処理を行うホスト部と、エンジンプロセッサを備え、ホスト部の管理下で所定の機能を実行するエンジン部とを備える構成において、装置全体をコンパクトに構築することに貢献することができる。
また、本発明の連係動作方法では、前記特定ホスト接続デバイスを、前記ホストプロセッサによる動作指令を受けた後に前記ホストプロセッサに応答を返すことがないタイプの無応答デバイスとしている。このため、動作の成功や失敗、動作による取得データ等の動作結果を特定ホスト接続デバイスがホストプロセッサに報告することがないので、ホスト部が、要求された動作の結果をエンジン部に返送することもない。このため、エンジン部において実行されているアプリケーションは、特定ホスト接続デバイス利用要求の発行後、要求した特定ホスト接続デバイスの動作が行われた否かの報告を待つことなく、動作を続行するように作成することができる。したがって、アプリケーションの機能又は性能がある程度は制約されるが、アプリケーションの作成が容易となる。
なお、アプリケーションの実行に際して臨場感を増大させるための触覚的効果や視覚的効果を副次的に発揮させるために利用するためのデバイスは、バイブレータ、LED、液晶表示装置のバックライト等といった無応答デバイスが多い。したがって、特定ホスト接続デバイスを無応答デバイスに限定した場合であっても、多くの場合において触覚的効果や視覚的効果を副次的に発揮させることができる。
本発明の連係動作方法では、前記動作モード判定工程における判定結果が否定的であった場合には、前記ホスト部は、前記特定ホスト接続デバイス利用要求を無視することとすることができる。この場合には、エンジン部が不正に特定ホスト接続デバイス利用要求を発行したか、又は、エンジン部が正しく特定ホスト接続デバイス利用要求を発行したとしても、ホスト部においても特定ホスト接続デバイス利用要求を受容可能な状態にはないと判定された場合には、特定ホスト接続デバイスはエンジン部からの要求に応じた動作をせず、ホストプロセッサからの指定に応じた動作を行う。この結果、ホスト接続デバイスを合理的に動作させることができる。
第二の観点からすると、本発明の移動通信端末装置は、ホストプロセッサを有し、外部との通信に関連する処理を行うホスト部と;前記ホストプロセッサに接続された少なくとも1つのホスト接続デバイスと;エンジンプロセッサを有し、前記ホスト部の管理下で所定の機能を実行するエンジン部と;前記エンジンプロセッサに接続された少なくとも1つのエンジン接続デバイスと;を備え、前記ホスト部は、前記ホスト接続デバイスの動作を制御するホスト接続デバイス制御手段と;前記エンジン接続デバイスの動作を能動的に制御するエンジンモード状態であり、かつ、前記エンジンモード状態における前記エンジン部によるアプリケーションの実行処理よりも優先度が高いイベントの発生に伴う処理を行う必要が生じ、前記エンジン部に対して前記アプリケーションの実行を停止又は一時停止させようとはしていないか否かを判定する動作モード判定手段と;前記エンジン部から通知された前記ホスト接続デバイスの内、触覚的効果又は視覚的効果を副次的に発揮させるために利用される特定ホスト接続デバイスの利用要求である特定ホスト接続デバイス利用要求を受けた時、前記動作モード判定手段による判定結果が肯定的であった場合に、前記ホスト接続デバイス制御手段に対して、前記特定ホスト接続デバイスを動作させる指令を行う特定ホスト接続デバイス利用指令手段と;を備え、前記エンジン部は、前記特定ホスト接続デバイス利用要求を前記ホスト部へ送る特定ホスト接続デバイス利用要求手段を備え、前記特定ホスト接続デバイスは、前記ホストプロセッサによる動作指令を受けた後に前記ホストプロセッサに応答を返すことがないタイプの無応答デバイスである、ことを特徴とする移動通信端末装置である。
この移動通信端末装置では、エンジン部が実行しているアプリケーションがホスト部のホストプロセッサに接続されたホスト接続デバイスの内、触覚的効果又は視覚的効果を副次的に発揮させるために利用される特定ホスト接続デバイスを利用したい場合には、エンジン部の特定ホスト接続デバイス利用要求手段が、特定ホスト接続デバイス利用要求を前記ホスト部へ送る。この特定ホスト接続デバイス利用要求を受けたホスト部では、動作モード判定手段が、現在の状態がエンジン部のエンジンプロセッサが自身に接続されたエンジン接続デバイスの動作を能動的に制御するエンジンモード状態であり、かつ、エンジンモード状態における前記エンジン部によるアプリケーションの実行処理よりも優先度が高いイベントの発生に伴う処理を行う必要が生じ、前記エンジン部に対して前記アプリケーションの実行を停止又は一時停止させようとはしていないか否かを判定する。この判定の結果が肯定的であった場合には、エンジン指定動作手段が、特定ホスト接続デバイスを動作させる。この結果、エンジンプロセッサが実行しているアプリケーションが利用を欲した特定ホスト接続デバイスが動作する。
すなわち、本発明の移動通信端末装置では、上述した本発明の連係方法を使用して、ホスト部とエンジン部との連係動作が行われ、合理的な範囲で、エンジンプロセッサで実行されているアプリケーションが、所望のホスト接続デバイスを利用できるようにすることができる。したがって、本発明の移動通信端末装置によれば、外部との通信に関連する処理を行うホスト部と、ホスト部の管理下で所定の機能を実行するエンジン部とを備えつつ、装置全体をコンパクトに構築することができる。
本発明の移動通信端末装置では、前記特定ホスト接続デバイスを、前記ホストプロセッサによる動作指令を受けた後に前記ホストプロセッサに応答を返すことがないタイプの無応答デバイスとしている。このため、エンジン部において実行されているアプリケーションは、特定ホスト接続デバイス利用要求の発行後、要求した特定ホスト接続デバイスの動作が行われた否かの報告を待つことなく、動作を続行するように作成することができる。したがって、アプリケーションに機能又は性能が制約されるが、アプリケーションの作成が容易となる。
ここで、前記特定ホスト接続デバイスを、バイブレータ、発光ダイオード、及び前記少なくとも1つのエンジン接続デバイスに液晶表示装置の液晶表示素子部が含まれる場合の前記液晶表示装置のバックライトから成る群の中から選択された1つのデバイスとすることができる。この場合には、アプリケーションの実行に際して臨場感を増大させるための触覚的効果や視覚的効果を副次的に発揮させることができる。
本発明の移動通信端末装置では、前記ホスト部が、前記ホストプロセッサに接続され、移動通信網の基地局と無線通信を行うための無線通信部を更に備える構成とすることができる。
以上説明したように、本発明の連係動作方法を採用することにより、外部との通信に関連する処理を行うホスト部と、ホスト部の管理下で所定の機能を実行するエンジン部とを備える構成において、移動通信端末装置全体をコンパクトに構築することができるという効果を奏する。
また、本発明の移動通信端末装置によれば、外部との通信に関連する処理を行うホスト部と、ホスト部の管理下で所定の機能を実行するエンジン部とを備えつつ、装置全体をコンパクトに構築することができるという効果を奏する。
図1Aは、本発明の一実施形態に係る携帯電話装置の外観の正面図である。 図1Bは、本発明の一実施形態に係る携帯電話装置の外観の右側面図である。 図1Cは、本発明の一実施形態に係る携帯電話装置の外観の裏面図である。 図2は、図1A〜図1Cの携帯電話装置の機能構成を説明するためのブロック図である。 図3は、図2のホスト部の記憶部における不揮発性領域の内容を説明するための図である。 図4は、図2のエンジン部の記憶部の構成を説明するための図である。 図5は、図2のエンジンプロセッサの構成を説明するためのブロック図である。 図6は、図2のエンジン部の状態の遷移を説明するための状態遷移図である。 図7は、エンジンアプリケーションからの要求によるホスト接続デバイスの動作制御処理を説明するためのシーケンス図である。 図8は、図7の無応答デバイス動作制御処理を説明するためのフローチャートである。 図9は、エンジンアプリケーションからの要求によるホスト接続デバイスの動作制御処理の第1変形例を説明するためのシーケンス図である。 図10は、エンジンアプリケーションからの要求によるホスト接続デバイスの動作制御処理の第2変形例を説明するためのシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態を、図1A〜図8を参照して説明する。
図1A〜図1C及び図2には、一実施形態に係る移動通信端末装置である携帯電話装置10の構成が概略的に示されている。この携帯電話装置10は、いわゆるクラムシェル型の折りたたみ可能な携帯電話装置である。ここで、図1Aには携帯電話装置10の展開状態における外観の正面図が示され、図1Bには携帯電話装置10の展開状態における外観の右側面図が示され、図1Cには携帯電話装置10の展開状態における外観の裏面図が示されている。また、図2には、携帯電話装置10の機能ブロック構成が示されている。
図1A〜図1Cに示されるように、携帯電話装置10は、第1部分11と、該第1部分11に対して、軸AX1を中心軸として回動可能な第2部分12とを備えている。
第1部分11には、図1Aに示されるように、(a)テンキー、ファンクションキー等の操作キーが配列された操作部21と、(b)通話時に音声を入力するためのマイクロフォン22とが配置されている。また、第1部分11における操作部21の配置面を正面としたときの背面側には、図1Cに示されるように、(c)着信音や案内音を発生するための案内用スピーカ26Sが配置されている。
第2部分12には、図1Aに示されるように、(a)操作案内、動作状況、受信メッセージ、後述する撮像部29による撮像結果、アプリケーションによる画像等を表示するメイン表示部25Mと、(b)通話時に通信相手から送られてきた音声信号を再生するスピーカ26Mと、(c)利用者に注意を喚起するためのLED(Light Emitting Diode)27とが配置されている。また、第2部分12におけるメイン表示部25Mの表示面を正面としたときの背面側には、図1Cに示されるように、(d)補助的な表示を行うサブ表示部25Sと、(e)結像光学系の視野内の像を撮像する撮像部29とが配置されている。ここで、メイン表示部25Mは、図2に示されるように、液晶表示素子部25MLとバックライト25MBとを有している。
また、図2に示されるように、携帯電話装置10は、(f)着信時に携帯電話装置10を振動させて着信を利用者に通知するためのバイブレータ24と、(g)携帯電話装置10に作用している加速度及び携帯電話装置10の姿勢を検出するための加速度・姿勢センサ28を更に備えている。これらのバイブレータ24及び加速度・姿勢センサ28は、携帯電話装置10の内部に配置されている。
また、携帯電話装置10は、(h)通信機能等の携帯電話装置としての基本機能を果たすためのホスト部30と、(i)アプリケーションの実行を行うエンジン部40とを備えている。これらのホスト部30及びエンジン部40は、携帯電話装置10の内部に配置されている。
ホスト部30は、携帯電話装置10の全体を統括制御するホストプロセッサ31と、アンテナ33を介して通信信号の送受信を行うための無線通信部32と、プログラムやデータを格納する記憶部35とを備えている。ここで、無線通信部32及び記憶部35はホストプロセッサ31に接続されている。また、ホストプロセッサ31には、上述した操作部21、マイクロフォン22、案内用スピーカ26S、LED27、サブ表示部25S、バイブレータ24、加速度・姿勢センサ28、撮像部29及びメイン表示部25Mのバックライト25MBも接続されている。
ホストプロセッサ31には、中央処理装置(CPU)機能、デジタル信号プロセッサ(DSP)機能が搭載されている。そして、ホストプロセッサ31が、記憶部35に格納されたホスト用プログラム38(図3参照)を読み出して実行することにより、通信機能動作等の基本機能動作、エンジン部40との間における様々なデータのやりとり、エンジン部40からの要求に応じたデバイス動作制御処理等が行われる。
記憶部35は、様々なデータを一時的に記憶するための揮発性領域36と、プログラム等を恒久的に記憶するための不揮発性領域37とを備えている。揮発性領域36は、動作電力が供給されなくなると記憶内容が保証されなくなる揮発性記憶素子により構成されている。また、不揮発性領域37は、動作電力が供給されなくなっても記憶内容が保証される不揮発性記憶素子により構成されている。ここで、不揮発性領域37には、図3に示されるように、上記のホスト用プログラム38に加えて、エンジン部40において実行されるエンジン統括制御プログラム39、エンジンアプリケーション39,39,…が格納されている。
図2に戻り、エンジン部40は、エンジン部40の全体を統括制御するエンジンプロセッサ41と、エンジンプロセッサ41が実行するプログラムやデータを記憶部42とを備えている。ここで、記憶部42は、エンジンプロセッサ41に接続されている。また、エンジンプロセッサ41には、上述したメイン表示部25Mの液晶表示部25ML及びスピーカ26Mが接続されている。
記憶部42は、動作電力が供給されなくなると記憶内容が保証されなくなる揮発性記憶素子により構成されている。ここで、記憶部42には、図4に示されるように、上述したエンジン統括制御プログラム39が格納されるシステム領域46と、エンジンアプリケーション39,39,…のいずれか1つ以上が格納されるアプリケーション領域47とを備えている。
エンジンプロセッサ41は、図5に示されるように、制御処理部51と、ホストインターフェース部52とを備えている。また、エンジンプロセッサ41は、液晶表示素子部25MLに供給される表示画像信号MIDとして、ホスト部30からのホスト表示画像信号HID及び制御処理部制御部51からのエンジン表示画像信号EIDのいずれかを選択して液晶表示素子部25MLへ供給するための表示出力選択部53を備えている。さらに、エンジンプロセッサ41は、スピーカ26Mに供給される音信号MADとして、ホスト部30からのホスト音信号HAD及び制御処理部51からのエンジン音信号EADのいずれかを選択してスピーカ26Mへ供給するための音出力選択部54を備えている。
制御処理部51には、上述したエンジン統括制御プログラム39の実行が開始される前段階で、ホスト部30との間のインターフェース動作を含むエンジン部40の動作を制御するための基本インターフェースプログラム59が内蔵されている。また、制御処理部51は、3次元グラフィック処理機能及び音生成処理機能を有しており、上記のエンジンアプリケーション39,39,…のいずれかを実行する際に、3次元グラフィック処理機能及び音生成処理機能を発揮する。
ホストインターフェース部52は、ホスト部30と制御処理部51との間に位置し、ホスト部30との間で授受する各種コマンド及び各種データのバッファリングや各種制御信号の仲立ちを行う。このホストインターフェース部52は、2ポートRAM(Random Access Memory)の素子を有している。
ホストインターフェース部52では、2ポートRAM素子の一方のポートにおいて、内部データ信号DT及び内部制御信号CNTにより制御処理部51と接続される。ここで、内部制御信号CNTには、制御処理部51がホストインターフェース部52へ向けて発行する、2ポートRAMからの内部読出指令信号及び2ポートRAMへの内部書込指令信号等が含まれている。また、内部制御信号CNTには、ホストインターフェース部52が制御処理部51へ向けて発行する、ホスト部30からエンジン部40へ向けてデータが送られたことを示す内部割込信号等が含まれている。
また、ホストインターフェース部52では、2ポートRAM素子の他方のポートにおいて、例えば8ビットパラレルもインターフェースデータ信号IDT及びインターフェース制御信号ICTによりホスト部30と接続される。ここで、インターフェース制御信号ICTには、ホスト部30がホストインターフェース部52へ向けて発行する、2ポートRAMからのインターフェース読出指令信号及び2ポートRAMへのインターフェース書込指令信号等が含まれている。また、インターフェース制御信号ICTには、ホストインターフェース部52がホスト部30へ向けて発行する、エンジン部40からホスト部30へ向けてデータが送られたことを示すインターフェース割込信号等が含まれている。
以上のような信号をやりとりすることにより、ホストインターフェース部52を介して、ホスト部30とエンジン部40の間で、必要に応じて付属データを伴う指令及び応答の授受が行われるようになっている。
表示出力選択部53では、ホスト部30からのホスト出力制御信号HCT及び制御処理部51からのエンジン出力制御信号ECTの信号レベルに応じて、次のようにして、ホスト表示画像信号HID及びエンジン表示画像信号EIDの一方を表示画像信号MIDとして選択して出力する。ここで、ホスト出力制御信号HCTの信号レベルが有意レベルであり、ホスト出力制御信号HCTによりホスト表示画像信号HIDを選択すべき旨が指定されている場合には、エンジン出力制御信号ECTの信号レベルにかかわらず、表示出力選択部53は、ホスト表示画像信号HIDを選択して、表示画像信号MIDとして出力する。一方、ホスト出力制御信号HCTの信号レベルが非有意レベルの場合には、表示出力選択部53は、エンジン出力制御信号ECTの信号レベルに従って、表示画像信号MIDとして、ホスト表示画像信号HID及びエンジン表示画像信号EIDの一方を選択する。
すなわち、表示出力選択部53では、ホスト出力制御信号HCTの信号レベルが非有意レベルであり、かつ、エンジン出力制御信号ECTの信号レベルが有意レベルの場合には、表示出力選択部53は、エンジン表示画像信号EIDを選択して、表示画像信号MIDとして出力する。また、表示出力選択部53では、ホスト出力制御信号HCTの信号レベルが非有意レベルであり、かつ、エンジン出力制御信号ECTの信号レベルが非有意レベルの場合には、表示出力選択部53は、ホスト表示画像信号HIDを選択して、表示画像信号MIDとして出力する。
音出力選択部54では、上述した表示出力選択部53と同様にして、ホスト出力制御信号HCT及びエンジン出力制御信号ECTの信号レベルに応じて、ホスト音信号HAD及びエンジン音信号EADの一方を音信号MADとして選択して出力する。すなわち、ホスト出力制御信号HCTの信号レベルが有意レベルである場合には、エンジン出力制御信号ECTの信号レベルにかかわらず、音出力選択部54は、ホスト音信号HADを選択して、音信号MADとして出力する。また、ホスト出力制御信号HCTの信号レベルが非有意レベルであり、かつ、エンジン出力制御信号ECTの信号レベルが有意レベルの場合には、音出力選択部54は、エンジン音信号EADを選択して、音信号MADとして出力する。また、ホスト出力制御信号HCTの信号レベルが非有意レベルであり、かつ、エンジン出力制御信号ECTの信号レベルが非有意レベルの場合には、音出力選択部54は、ホスト音信号HADを選択して、音信号MADとして出力する。
次に、上記のように構成された携帯電話装置10におけるホスト部30とエンジン部40との連係動作について、エンジン部40の状態の遷移について着目しつつ説明する。
まず、エンジン部40における状態の遷移について、主に図6を参照して説明する。この図6におけるアイドル状態S1とは、上述した基本インターフェースプログラム59が制御処理部51において実行されている状態である。また、レディ状態S2とは、上述したエンジン統括制御プログラム39が制御処理部51において実行され、かつ、記憶部42のアプリケーション領域47に何等のアプリケーションも格納されていない状態である。また、アプリケーションロード済み状態S3とは、記憶部42のアプリケーション領域47に何等かのアプリケーションも格納され、かつ、当該アプリケーションのいずれもが実行又は一時停止されていない状態である。また、アプリケーション動作状態S4とは、記憶部42のアプリケーション領域47に格納されたアプリケーションの1つ以上が制御処理部51において実行されている状態である。また、アプリケーション一時停止状態S5とは、1つ以上のアプリケーションが一時停止され、かつ、何等のアプリケーションも制御処理部51において実行されていない状態である。
携帯電話装置10の電源がオンされると、ホスト部30が初期化されるとともに、エンジン部40への動作用電力及び動作用基本クロックの供給が開始される。この動作用電力及び動作用基本クロックの供給が開始されると、エンジン部40では、制御処理装置51が初期化動作を行い、図6に示されるように、アイドル状態S1となり、上述した基本インターフェースプログラム59が制御処理部51において実行される。なお、エンジン部40では、ホスト部30からのリセット指令信号RSTが発行されたことを検出した場合にも、制御処理部51が初期化動作を行うようになっている。
ホスト部30が初期化されると、ホスト部30は、ホスト出力制御信号HCTの信号レベルを有意レベルとする。また、エンジン部40が初期化されると、エンジン部40では、エンジン出力制御信号ECTの信号レベルを非有意レベルとする。この結果、アイドル状態S1では、エンジン部40が、液晶表示素子部25ML及びスピーカ26Mがホスト部30による制御を受けるホストモードの状態となる。
以上のようにして、エンジン部40の初期化が行われた後、エンジン部40へのエンジン統括制御プログラム39のロードから実行開始までの初期ロード処理が行われると、エンジン部40が、レディ状態S2となる。この初期ロード処理では、ホスト部30からエンジン部に対して、エンジン統括制御プログラム39を付属データとする初期プログラムロード命令、及び、付属データ無しのエンジン統括制御プログラムの実行開始命令が発行される。
初期ロード処理が完了すると、ホスト部30は、ホスト出力制御信号HCTの信号レベルを非有意レベルとする。一方、エンジン部40では、レディ状態S2となっても、エンジン出力制御信号ECTの信号レベルを非有意レベルに維持する。この結果、アイドル状態S1にあるときと同様に、レディ状態S2においても、エンジン部40はホストモードの状態となる。
なお、初期ロード処理の途中で、着信や、利用者による操作部21の操作による特定の指令等といった初期ロード処理も優先度の高い処理の実行がホスト部30に求められた場合には、ホスト部30は初期ロード処理を中止し、リセット指令信号RSTをエンジン部40へ向けて発行する。この結果、エンジン部40は初期化される。
レディ状態S2において、エンジンアプリケーション39を付属データとするアプリケーションロード命令のホスト部30による発行処理を含むアプリケーションロード処理が行われ、記憶部42のアプリケーション領域47にエンジンアプリケーション39がロードされると、エンジン部40がアプリケーションロード済状態S3となる。このアプリケーションロード済状態S3では、アプリケーションロード済状態S3においても、エンジン部40では、エンジン出力制御信号ECTの信号レベルを非有意レベルとする。この結果、アイドル状態S1及びレディ状態S2にあるときと同様に、アプリケーションロード済状態S3においても、エンジン部40はホストモードの状態となる。
なお、アプリケーションロード済状態S3においてエンジンアプリケーション39のロード処理がなされた場合には、エンジン部40の状態としてはアプリケーションロード済状態S3が維持される。また、アプリケーション一時停止状態S5においてエンジンアプリケーション39のロード処理がなされた場合には、エンジン部40の状態としてはアプリケーション一時停止状態S5が維持される。
記憶部42のアプリケーション領域47にロードされたエンジンアプリケーション39は、エンジンアプリケーション39の識別子を付属データとするアプリケーションアンロード命令のホスト部30による発行処理を含むアプリケーションアンロード処理により、アプリケーション領域47からアンロードされる。エンジンアプリケーション39のアンロード処理がアプリケーションロード済状態S3において行われ、記憶部42のアプリケーション領域47に何等のアプリケーションも格納されていない状態となると、エンジン部40の状態が、アプリケーションロード済状態S3からレディ状態S2に遷移する。これに対して、アプリケーションロード済状態S3においてエンジンアプリケーション39のアンロード処理がなされたが、記憶部42のアプリケーション領域47に何等かのアプリケーションが格納されている状態である場合には、エンジン部40の状態としてはアプリケーションロード済状態S3が維持される。また、アプリケーション一時停止状態S5においてエンジンアプリケーション39のロード処理がなされ場合には、エンジン部40の状態としてはアプリケーション一時停止状態S5が維持される。なお、アプリケーション一時停止状態S5では、一時停止しているアプリケーションをアンロードすることはできない。
記憶部42のアプリケーション領域47にロードされたエンジンアプリケーション39は、エンジンアプリケーション39の識別子を付属データとするアプリケーション実行開始命令のホスト部30による発行処理を含むアプリケーション実行開始処理により、エンジン統括制御プログラム39による管理のもとで実行を開始する。エンジンアプリケーション39の実行開始処理が、エンジン部40の状態がアプリケーションロード済状態S3である場合に行われ、エンジンアプリケーション39の実行が開始された場合には、エンジン部40の状態が、アプリケーションロード済状態S3からアプリケーション動作状態S4に遷移する。また、アプリケーション一時停止状態S5においてエンジンアプリケーション39の実行開始処理行われると、エンジン部40の状態が、アプリケーション一時停止状態S5からアプリケーション動作状態S4に遷移する。一方、エンジン部40において既に他のアプリケーションが実行されているアプリケーション動作状態S4においてエンジンアプリケーション39の実行開始処理が行われた場合には、エンジン部40の状態は、既にアプリケーション動作状態S4となっているので、エンジンアプリケーション39の実行が開始されても、エンジン部40における状態遷移は起こらない。
なお、アプリケーション動作状態S4においては、エンジン部40では、エンジン出力制御信号ECTの信号レベルを有意レベルとする。この結果、アプリケーション動作状態S4においては、上述の状態S1〜S3のようにホスト部30が液晶表示素子部25ML及びスピーカ26Mを制御するホストモードではなく、エンジン部40が液晶表示素子部25ML及びスピーカ26Mを制御するエンジンモードとなる。
実行中のエンジンアプリケーション39は、エンジンアプリケーション39の識別子を付属データとするアプリケーション停止命令のホスト部30による発行処理を含むアプリケーション停止処理により、停止する。この停止処理により、エンジン部40において実行されているアプリケーションが存在しなくなり、かつ、一時停止中のアプリケーションが存在しないと、エンジン部40の状態が、アプリケーション動作状態S4からアプリケーションロード済状態S3に遷移する。この結果、エンジンモードからホストモードに変化する。また、アプリケーション動作状態S4ではあるが、他のアプリケーションが一時停止している場合に、エンジンアプリケーション39の停止処理が行われた結果として、エンジン部40において実行されているアプリケーションが存在しなくなると、エンジン部40の状態が、アプリケーション動作状態S4からアプリケーション一時停止状態S5に遷移する。一方、エンジンアプリケーション39の実行が停止されても、エンジン部40において他のアプリケーションが実行されている場合には、エンジンアプリケーション39の実行が停止されても、エンジン部40における状態遷移は起こらない。
また、一時停止中のエンジンアプリケーション39も、エンジンアプリケーション39の識別子を付属データとするアプリケーション停止命令のホスト部30による発行処理を含むアプリケーション停止処理により、停止する。このアプリケーション停止処理が、アプリケーション一時停止状態S5において行われ、一時停止中のアプリケーションが存在しなくなると、エンジン部40の状態が、アプリケーション一時停止状態S5からアプリケーションロード済状態S3に遷移する。一方、アプリケーション一時停止状態S5において一時停止中のエンジンアプリケーション39の停止処理によりエンジンアプリケーション39が停止されても他の一時停止中のアプリケーションが存在している場合には、エンジン部40における状態遷移は起こらない。
実行中のエンジンアプリケーション39は、エンジンアプリケーション39の識別子を付属データとするアプリケーション一時命令のホスト部30による発行処理を含むアプリケーション一時停止処理により、一時停止する。この一時停止処理によりエンジンアプリケーション39の実行が一時停止され、動作中のアプリケーションが存在しなくなると、エンジン部40の状態が、アプリケーション動作状態S4からアプリケーション一時停止状態S5に遷移する。一方、エンジンアプリケーション39の一時停止処理によりエンジンアプリケーション39の実行が一時停止されても、動作中のアプリケーションが存在している場合には、エンジン部40の状態は、変化しない。
なお、アプリケーション一時停止状態S5においては、エンジン部40では、エンジン出力制御信号ECTの信号レベルを非有意レベルとする。この結果、アプリケーション一時停止状態S5においては、上述の状態S1〜S3の場合と同様にホストモードとなる。
一時停止中のエンジンアプリケーション39は、エンジンアプリケーション39の識別子を付属データとするアプリケーション再開命令のホスト部30による発行処理を含むアプリケーション再開処理により、再開する。このアプリケーション再開処理が、アプリケーション一時停止状態S5において行われると、エンジン部40の状態が、アプリケーション一時停止状態S5からアプリケーション動作状態S4に遷移する。この結果、ホストモードからエンジンモードに変化する。一方、アプリケーション動作状態S4においてエンジンアプリケーション39の再開処理によりエンジンアプリケーション39の実行が再開された場合には、エンジン部40の状態は、変化しない。
以上のようにして、ホスト部30によりエンジン部40の動作を管理しつつ、ホスト部30とエンジン部40とが連係して動作する。そして、エンジン部40において、エンジン統括制御プログラム39の制御のもとで、エンジンアプリケーションが適切に実行される。
次に、エンジン部40において実行されているエンジンアプリケーションからの要求によるホスト接続デバイスの動作制御処理について、主に図7及び図8を参照しつつ詳述する。なお、本実施形態では、エンジン部40において実行されているエンジンアプリケーションでは、ホストプロセッサ31による動作指令を受けた後にホストプロセッサ31に対して、動作の成功や失敗、動作による取得データ等の動作結果を応答として返すことがない無応答デバイスの利用の必要性が生じるものとする。こうした無応答デバイスとしては、視覚的効果を発揮するLED27若しくはメイン表示部25Mのバックライト、又は触覚的効果を発揮するバイブレータ24等が該当する。
エンジンプロセッサ41におけるエンジンアプリケーションの実行中に無応答デバイスの利用の必要性が生じると、図7に示されるように、まず、エンジン部40からホスト部30へデバイス種及び動作態様をパラメータとする無応答デバイス利用要求が行われる。ここで、無応答デバイスがLED27又はバックライト25MBである場合には、動作態様パラメータにおいて、発光強度等が指定される。また、無応答デバイスがバイブレータ24である場合には、動作態様パラメータにおいて、振動強度等が指定される。
この無応答デバイス利用要求を行うに際しては、当該エンジンアプリケーションが、エンジン統括制御プログラム39を介して、デバイス種及び動作態様をパラメータとする無応答デバイス利用要求を送信データとして、内部データ信号DTに反映させ、内部制御信号ICTにおける内部書込信号を発行して、ホストインターフェース部52の2ポートRAMに書き込む。この無応答デバイス利用要求の関連するデータが2ポートRAMに書き込まれると、ホストインターフェース部52は、エンジン部40から通知するデータがあることを、インターフェース制御信号ICTにおけるインターフェース割込信号により、ホスト部30へ通知する。
この通知を受けたホスト部30は、まず、ホストインターフェース部52の2ポートRAM内におけるエンジン部40からのデータにおけるヘッダ部分を、インターフェース制御信号CNTにおけるインターフェース読込信号を発行して、ホストインターフェース部52の2ポートRAMから読み出す。引き続き、ホスト部30は、読み出したヘッダ部分の内容を解析し、ヘッダ部分の内容が無応答デバイス利用要求であることを認識する。そして、ホスト部30は、無応答デバイス利用要求のパラメータ部分を、インターフェース制御信号CNTにおけるインターフェース読込信号を発行して、ホストインターフェース部52の2ポートRAMから読み出す。
こうして、無応答デバイス利用要求に関連する情報を読み出したホスト部30は、ステップS10において、ホスト部30が、無応答デバイス動作制御処理を行う。この無応答デバイス動作制御処理では、図8に示されるように、まず、ステップS11において、ホスト部30が、エンジン部40の状態が上述したアプリケーション動作状態S4、すなわち、エンジンモードであり、かつ、エンジンアプリケーションの実行処理よりも優先度が高い着信等のイベント発生に伴う処理を行う必要が生じたことにより、エンジン部40に対してエンジンアプリケーションの実行を停止又は一時停止させようとはしていないか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合には、ホスト部30は、無応答デバイス動作制御処理を直ちに終了する。
一方、ステップS11における判定結果が肯定的であった場合には、処理はステップS12へ移行する。このステップS12では、ホスト部30が、エンジン部40から指定された無応答デバイスを制御して、動作させる。そして、エンジン部40から指定された動作態様の動作が終了すると、エンジン部40からの要求に応じたホスト部30における無応答デバイスの動作制御処理が終了する。
図7に戻り、所望の無応答デバイスの動作を開始させた後、エンジンアプリケーションの実行における視覚的効果や触覚的効果の演出のため、又は、無応答デバイスの利用が必要なくなったことを理由に、当該無応答デバイスを停止させる場合には、エンジン部40からホスト部30へデバイス種をパラメータとする無応答デバイス停止要求が行われる。この無応答デバイス停止要求は、上述の無応答デバイス利用要求と同様にして、ホストインターフェース部52の2ポートRAMに書き込まれる。そして、ホストインターフェース部52は、エンジン部40から通知するデータがあることを、インターフェース制御信号ICTにおけるインターフェース割込信号により、ホスト部30へ通知する。
この通知を受けたホスト部30は、上述の無応答デバイス利用要求と同様にして、ホストインターフェース部52の2ポートRAM内におけるエンジン部40からのデータにおけるヘッダ部分を読み出して解析する。この解析の結果、ヘッダ部分の内容が無応答デバイス停止要求であることを認識したホスト部30は、無応答デバイス停止要求のパラメータ部分を、ホストインターフェース部52の2ポートRAMから読み出す。こうして、無応答デバイス停止要求に関連する情報を読み出したホスト部30は、ステップS15において、指定された無応答デバイスの動作を停止させる。
上記のようにして、ホスト部30とエンジン部40とが連係して無応答デバイスの動作制御処理を行うことにより、エンジンアプリケーションのエンジン部40における実行に際して、利用者の臨場感を増大させるための副次的な視覚的効果や触覚的効果を発生させる。
なお、ステップS12におけるエンジン部40からの要求に応じた無応答デバイスの動作制御中に、エンジンアプリケーションの実行処理よりも優先度が高い着信等のイベント発生に伴う処理を行う必要が生じた場合には、ホスト部30は、当該動作制御を直ちに終了する。そして、ホスト部30は、当該優先度の高い処理に専念する。この場合には、エンジン部40から無応答デバイス停止要求を受けたとしても、既にエンジン部40からの要求に応じた無応答デバイスの動作を停止しているので、無応答デバイス停止要求に応じた処理は行わない。
以上説明したように、本実施形態では、エンジン部40からのホスト接続デバイス利用要求を受けると、ホスト部30が、現在の状態がエンジン部40のエンジンプロセッサ41が自身に接続されたエンジン接続デバイスの動作を能動的に制御するエンジンモード状態であり、かつ、エンジンモード状態における前記エンジン部によるアプリケーションの実行処理よりも優先度が高いイベントの発生に伴う処理を行う必要が生じ、前記エンジン部に対して前記アプリケーションの実行を停止又は一時停止させようとはしていないか否かを判定する。そして、判定の結果が肯定的であった場合には、ホスト部30が、動作態様パラメータにより指定された動作態様で、指定されたホスト接続デバイスを動作させる。この結果、エンジンプロセッサ41が実行しているエンジンアプリケーションが要求した態様で、エンジンアプリケーションが利用を欲した特定ホスト接続デバイスが動作する。
このため、ホストプロセッサ31及びエンジンプロセッサ41それぞれに接続するデバイスにおいて冗長なデバイスを配置することなく、合理的な範囲で、エンジンプロセッサ41で実行されているエンジンアプリケーションが、所望のホスト接続デバイスを利用できるようにすることができる。したがって、ホストプロセッサ31を備え、外部との通信に関連する処理を行うホスト部30と、エンジンプロセッサ41を備え、ホスト部30の管理下で所定の機能を実行するエンジン部40とを備える構成を採用した携帯電話装置10をコンパクトな構成とすることができる。
なお、上記の実施形態では、エンジン部40からの利用要求に応じてホスト接続デバイスの動作を開始し、その後のエンジン部40からの停止要求に応じてホスト接続デバイスの動作を停止させることとした。これに対して、エンジン部40からの利用要求が、一定の時間における定型的な無応答デバイスの利用である場合には、無応答デバイス利用要求における動作態様パラメータにおいて、動作時間や動作パターン等を指定することとし、エンジン部40からの停止要求を行わないこととすることができる。
この場合のホスト接続デバイスの動作制御処理は、図9に示されるシーケンスに従って行われる。なお、無応答デバイス利用要求における動作態様パラメータでは、無応答デバイスがLED27又はバックライト25MBである場合には、発光周期、当該発光周期の一周期における発光時間、発光周期の繰り返し回数、発光強度等が指定される。また、無応答デバイスがバイブレータ24である場合には、振動期間と無振動期間とからなる振動周期の長さ、当該振動期間の長さ、振動周期動作の繰り返し回数、振動強度等が指定される。
この場合にも、上記の実施形態の場合と同様に、図9に示されるように、まず、エンジン部40からホスト部30へデバイス種及び動作態様をパラメータとする無応答デバイス利用要求が行われる。この無応答デバイス利用要求を受けたホスト部30では、上記の実施形態の場合と同様に、ステップS10において、無応答デバイス動作制御処理を行う。そして、ステップS11(図8参照)における判定結果が否定的であった場合には、ホスト部30は、無応答デバイス動作制御処理を直ちに終了する。
一方、ステップS11における判定結果が肯定的であった場合には、ステップS12(図8参照)において、ホスト部30が、エンジン部40から指定された無応答デバイスを制御して、エンジン部40から指定された動作態様で動作させる。そして、エンジン部40から指定された動作態様の動作が終了すると、エンジン部40からの要求に応じたホスト部30における無応答デバイスの動作制御処理が終了する。
この場合にも、上記の実施形態と同様に、ステップS12におけるエンジン部40からの要求に応じた無応答デバイスの動作制御中に、エンジンアプリケーションの実行処理よりも優先度が高い着信等のイベント発生に伴う処理を行う必要が生じた場合には、ホスト部30は、当該動作制御を直ちに終了する。そして、ホスト部30は、当該優先度の高い処理に専念する。
また、上記の実施形態では、無応答デバイス利用要求に動作態様パラメータが伴うこととした。これに対して、例えば、無応答デバイスが発光強度の指定ができないLEDである場合等には、無応答デバイス利用要求に際して動作態様パラメータを伴わないこととすることができる。
また、上記の実施形態では、エンジン部40が利用要求を行うホスト接続デバイスを無応答デバイスとしたが、例えば加速度・姿勢センサ28のようにホスト部30からの制御に対して応答を返す応答デバイスとすることができるのは勿論である。この場合には、例えば図10に示されるように、図9の場合と同様に、まず、エンジン部40からホスト部30へデバイス種及び動作態様をパラメータとする応答デバイス利用要求が行われる。この応答デバイス利用要求を受けたホスト部30では、ステップS20において、上述したステップS10の場合と同様にして、エンジン部40の状態が上述したアプリケーション動作状態S4、すなわち、エンジンモードであり、かつ、エンジンアプリケーションの実行処理よりも優先度が高い着信等のイベント発生に伴う処理を行う必要が生じたことにより、エンジン部40に対してエンジンアプリケーションの実行を停止又は一時停止させようとはしていない場合に、応答デバイス動作制御処理を行う。そして、応答デバイスから応答があると、ホスト部30は、その応答結果をエンジン部40へ通知する。この応答結果を受けたエンジン部40のエンジン統括プログラム39は、当該応答結果を、当該応答デバイス利用要求を行った動作中のエンジンアプリケーションへ渡す。
また、ホスト部30を1つのプロセッサを含む構成とすることとすることもできるし、通信用プロセッサ及びアプリケーション統括用プロセッサの2プロセッサ構成とし、上記の実施形態におけるエンジン部40の制御をアプリケーション統括用プロセッサに行わせることとすることもできる。
また、上記の実施形態では、表示出力選択部53及び音出力選択部54がエンジンプロセッサ41に内蔵されることとしたが、少なくとも一方をエンジンプロセッサ41の外に配置することもできる。
また、上記の実施形態では、ホストインターフェース部52が2ポートRAMを備えることとしたが、ホスト部30とのインターフェーシングを図ることができる構成であれば、任意の構成とすることができる。
また、上記の実施形態では、アプリケーション動作状態S4においては、アプリケーションロード処理及びアプリケーションアンロード処理を行わないこととした。これに対して、これらの処理をアプリケーション動作状態S4においても行えるようにすることもできる。
また、上記の実施形態では、アプリケーション一時停止処理についてはリトライを行わないこととしたが、アプリケーション一時停止処理についても、リトライを行うようにすることもできる。
また、上記の実施形態では、携帯電話装置をクラムシェル型としたが、ストレート型、レボルバ型、スライド型等の携帯電話装置についても本発明を適用することができる。
また、上記の実施形態では、本発明を携帯電話装置に適用したが、他の移動通信端末装置に本発明を適用することができるのは、勿論である。
以上説明したように、本発明の連係動作方法は、ホストプロセッサを備え、外部との通信に関連する処理を行うホスト部と、エンジンプロセッサを備え、ホスト部の管理下で所定の機能を実行するエンジン部との連係動作に適用することができる。
また、本発明は、外部との通信に関連する処理を行うホスト部と、ホスト部の管理下で所定の機能を実行するエンジン部とを備える移動通信端末装置に適用することができる。

Claims (5)

  1. 外部との通信に関連する処理を行うホスト部と、前記ホスト部の管理下で所定の機能を実行するエンジン部とが、移動通信端末装置において連係して動作する連係動作方法であって、
    前記移動通信端末装置が備え、前記ホスト部のホストプロセッサに接続されたホスト接続デバイスの内、触覚的効果又は視覚的効果を副次的に発揮させるために利用される特定ホスト接続デバイスを利用する要求である特定ホスト接続デバイス利用要求を、前記エンジン部から前記ホスト部へ送るホスト接続デバイス利用要求工程と;
    前記エンジン部のエンジンプロセッサが自身に接続された少なくとも1つのエンジン接続デバイスの動作を能動的に制御するエンジンモード状態であり、かつ、前記エンジンモード状態における前記エンジン部によるアプリケーションの実行処理よりも優先度が高いイベントの発生に伴う処理を行う必要が生じ、前記エンジン部に対して前記アプリケーションの実行を停止又は一時停止させようとはしていないか否かを、前記特定ホスト接続デバイス利用要求を受けたホスト部が判定する動作モード判定工程と;
    前記動作モード判定工程における判定結果が肯定的であった場合に、前記ホストプロセッサが、前記特定ホスト接続デバイスを動作させるエンジン指定動作工程と;を備え、
    前記特定ホスト接続デバイスは、前記ホストプロセッサによる動作指令を受けた後に前記ホストプロセッサに応答を返すことがないタイプの無応答デバイスである、
    ことを特徴とする連係動作方法。
  2. 前記動作モード判定工程における判定結果が否定的であった場合には、前記ホスト部は、前記特定ホスト接続デバイス利用要求を無視する、ことを特徴とする請求項1に記載の連係動作方法。
  3. ホストプロセッサを有し、外部との通信に関連する処理を行うホスト部と;
    前記ホストプロセッサに接続された少なくとも1つのホスト接続デバイスと;
    エンジンプロセッサを有し、前記ホスト部の管理下で所定の機能を実行するエンジン部と;
    前記エンジンプロセッサに接続された少なくとも1つのエンジン接続デバイスと;を備え、
    前記ホスト部は、
    前記ホスト接続デバイスの動作を制御するホスト接続デバイス制御手段と;
    前記エンジン接続デバイスの動作を能動的に制御するエンジンモード状態であり、かつ、前記エンジンモード状態における前記エンジン部によるアプリケーションの実行処理よりも優先度が高いイベントの発生に伴う処理を行う必要が生じ、前記エンジン部に対して前記アプリケーションの実行を停止又は一時停止させようとはしていないか否かを判定する動作モード判定手段と;
    前記エンジン部から通知された前記ホスト接続デバイスの内、触覚的効果又は視覚的効果を副次的に発揮させるために利用される特定ホスト接続デバイスの利用要求である特定ホスト接続デバイス利用要求を受けた時、前記動作モード判定手段による判定結果が肯定的であった場合に、前記ホスト接続デバイス制御手段に対して、前記特定ホスト接続デバイスを動作させる指令を行う特定ホスト接続デバイス利用指令手段と;を備え、
    前記エンジン部は、前記特定ホスト接続デバイス利用要求を前記ホスト部へ送る特定ホスト接続デバイス利用要求手段を備え、
    前記特定ホスト接続デバイスは、前記ホストプロセッサによる動作指令を受けた後に前記ホストプロセッサに応答を返すことがないタイプの無応答デバイスである、
    ことを特徴とする移動通信端末装置。
  4. 前記特定ホスト接続デバイスは、バイブレータ、発光ダイオード、及び前記エンジン接続デバイスに液晶表示装置の液晶表示素子部が含まれる場合の前記液晶表示装置のバックライトから成る群の中から選択された1つのデバイスである、ことを特徴とする請求項3に記載の移動通信端末装置。
  5. 前記ホスト部は、前記ホストプロセッサに接続され、移動通信網の基地局と無線通信を行うための無線通信部を更に備える、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の移動通信端末装置。
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