JP4199355B2 - 内燃機関のシリンダヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関のシリンダヘッドに関するものであり、特に同シリンダヘッドの剛性を向上させる強化構造の具現に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関のシリンダヘッドとしては、例えば特開平7−217495号公報にみられるように、各気筒の周囲を取り囲むように配設された6本のヘッドボルトによってシリンダブロックに締結させる構造のシリンダヘッドが知られている。このようなシリンダヘッドでは、燃焼圧のかかる燃焼室の頂面が、各ヘッドボルトの締結力によって周囲から抑え込まれるように支持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造のシリンダヘッドの場合、ボトムデッキの各ヘッドボルトよりも内側(燃焼室側)の部分では、当該機関の燃焼圧をボトムデッキ自身の剛性だけで支持しなければならない。したがって燃焼圧が高い場合には、燃焼圧を十分に支持できず、ボトムデッキの燃焼室の頂面が持ち上げられるように変形するおそれがある。こうした変形を抑制するには、ボトムデッキの肉厚を厚くして十分な剛性を確保する方法もあるが、これではシリンダヘッドの重量化も避けがたいものとなる。
【0004】
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、重量の増大を回避しながらも、燃焼圧に対する剛性を十分に確保することのできる内燃機関のシリンダヘッドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、内燃機関の各気筒の周囲に対応した部位がヘッドボルトによってシリンダブロックに締結される内燃機関のシリンダヘッドにおいて、インジェクタ及び点火プラグのいずれか一方を収容すべく前記各気筒の燃焼室上方に配設された収容用ボス部と、機関バルブを摺動可能に支持するバルブガイド用ボス部と、前記ヘッドボルトが挿入装着されるボルト用ボス部と、前記ボルト用ボス部と前記バルブガイド用ボス部とを連結強化するとともに、同ボルト用ボス部に挿入装着されるヘッドボルトの締結力を同バルブガイド用ボス部に伝達する方向に延伸された第1のリブと、前記バルブガイド用ボス部と前記収容用ボス部とを連結強化するとともに、前記第1のリブを介して伝達される前記ヘッドボルトの締結力を同収容用ボス部へと伝達する方向に延伸された第2のリブと、を備えるとともに、前記シリンダヘッドは、気筒列方向の両側方に各気筒に対応してそれぞれ3つのボルト用ボス部を備え、前記第1のリブは、前記気筒列方向の各側方に設けられた各3つのボルト用ボス部のうちの両端のボルト用ボス部と前記バルブガイド用ボス部の各近接するものとを連結強化するものであることをその要旨とする。
【0006】
上記構成によれば、第1及び第2のリブによって、燃焼室上方に配設されるシリンダヘッドの上下方向の力に対して剛であるバルブガイド用ボス部を介してボルト用ボス部に連結強化したことで、同ボルト用ボス部に挿入装着されるヘッドボルトの締結力を燃焼室上方に配設される収容用ボス部やバルブガイド用ボス部へと有効に伝達できるようになる。そのため、ヘッドボルトの締結力によって燃焼圧の作用する燃焼室の上面を有効に押さえ込み、シリンダヘッド底面の変形を効果的に抑制できるようになる。また、第1及び第2のリブによって燃焼圧に対するシリンダヘッドの剛性を確保できるため、同シリンダヘッドの軽量化を図ることができるようにもなる。
【0008】
更に上記構成によれば、気筒列方向の両側方に各気筒に対応して設けられた各3つのボルト用ボス部のうちの両端のボルト用ボス部とそれに近接するバルブガイド用ボス部とを第1のリブによって連結強化することで、シリンダヘッドの補強に伴う重量増を最低限にとどめ、燃焼室上面の燃焼圧による変形を効率的に抑制できるようになる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、前記気筒列方向の各側方に設けられた各3つのボルト用ボス部のうちの両端のボルト用ボス部と中央のボルト用ボス部とを連結強化するとともに、同中央のボルト用ボス部に挿入装着されるヘッドボルトの締結力を前記両端のボルト用ボス部に伝達する方向に延伸された第3のリブを更に備えることをその要旨とする。
【0010】
上記構成によれば、気筒列方向の各側方に設けられた各3つのボルト用ボス部のうちの中央のボルト用ボス部に挿入装着されるヘッドボルトの締結力をも、燃焼室の上方に位置する収容用ボス部やバルブガイド用ボス部へと有効に伝達できるようになる。そのため、燃焼圧による変形を更に効果的に抑制できるようになり、シリンダヘッドの剛性を更に効率的に向上することができるようになる。
【0011】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、前記気筒列方向の各側方に設けられた各3つのボルト用ボス部のうちの前記中央のボルト用ボス部は、当該シリンダヘッドとヘッドカバーとの当接面まで延伸されてなることをその要旨とする。
【0012】
上記構成によれば、ボルト用ボス部の頂面と、シリンダヘッドのヘッドカバーとの当接面とが同一面となる。ヘッドカバーとの当接面は、シール性を確保するため、加工面が必要とされる。また、ボルト用ボス部の頂面は、ヘッドボルトの座面となるため、やはり加工面が必要とされる。これら両面を同一面としたことで、両面を同時に加工できるため、加工工程の短縮や加工費用の低減を図ることができるようになる。
【0013】
また、請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、前記気筒列方向の各側方に設けられた各3つのボルト用ボス部のうちの前記中央のボルト用ボス部は、当該シリンダヘッドの側壁の一部を構成することをその要旨とする。
【0014】
上記構成によれば、シリンダヘッドの上下方向の力に対して剛であるヘッドボルト用ボス部をシリンダヘッドの側壁の一部とすることで、側壁の剛性を高めることができる。またその結果、シリンダヘッドの軽量化やシリンダヘッド外部への放射音の低減を図ることができるようにもなる。
【0015】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、前記第1のリブは、当該シリンダヘッドにおける前記ボルト用ボス部と前記バルブガイド用ボス部との連結部に対し、それら各ボス部の深さ方向に異なる角度をもってそれらボルト用ボス部とバルブガイド用ボス部とを連結強化するものであることをその要旨とする。
【0016】
上記構成によれば、当該シリンダヘッドにおける各ボス部の連結部に対し、各ボス部の深さ方向と異なる角度をもって第1のリブによって同各ボス部を連結強化するようにしたことで、変形に際して第1のリブと連結部とが互いに拘束し合うようになり、更に有効に変形を抑制できるようになる。したがって、それら各ボス部の連結強度の更なる強化が図られ、シリンダヘッドの剛性を更に効率的に向上できるようになる。
【0017】
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、前記第2のリブは、当該シリンダヘッドにおける前記バルブガイド用ボス部と前記収容用ボス部との連結部に対し、それら各ボス部の深さ方向に異なる角度をもってそれらバルブガイド用ボス部と収容用ボス部とを連結強化するものであることをその要旨とする。
【0018】
上記構成によれば、当該シリンダヘッドにおける各ボス部の連結部に対し、各ボス部の深さ方向と異なる角度をもって第2のリブによって同各ボス部を連結強化するようにしたことで、変形に際して第2のリブと連結部とが互いに拘束し合うようになり、更に有効に変形を抑制できるようになる。したがって、それら各ボス部の連結強度の更なる強化が図られ、シリンダヘッドの剛性を更に効率的に向上できるようになる。
【0019】
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、前記第1のリブと前記第2のリブとは、それらを構成する壁面が、前記収容用ボス部の下部と前記ヘッドボルト用ボス部の上部とを結ぶ直線を含有するように形成されてなることをその要旨とする。
【0020】
上記構成によれば、ヘッドボルトの締結力を収容用ボス部へと更に有効に伝達でき、燃焼圧による変形を更に効果的に抑制できるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の内燃機関のシリンダヘッドを直接噴射式のディーゼル機関用のシリンダヘッドとして具体化した一実施の形態について、詳細に説明する。
【0022】
図1は、本実施の形態のシリンダヘッドの部分縦断面図である。
シリンダヘッド10は、シリンダブロック11の上部に配置されており、ヘッドボルト18(18a)によって締結されている。また、同シリンダヘッド10にあって、その底壁を構成するボトムデッキ10aと上壁を構成するトップデッキ10bとの間には、冷却水を流通させるためのウォータジャケット19(19a,19b,19c)が形成されている。
【0023】
一方、シリンダブロック11には、ピストン13が配設されたシリンダ12が形成されており、上記ピストン13の上面及びシリンダ12の内壁、シリンダヘッド10の底面によって燃焼室14が形成されている。そして、シリンダヘッド10にあって、この燃焼室14の中央上方には、インジェクタ15を収容するための収容孔24が形成された収容用ボス部20が設けられている。
【0024】
また、シリンダヘッド10の燃焼室14の上方には、インジェクタ15に隣接してポート16が形成されており、このポート16には機関バルブ17が配設されている。そして、ポート16の上方には、機関バルブ17を摺動可能に支持するバルブガイド17aが配設されるバルブガイド孔25が形成されたバルブガイド用ボス部21が設けられている。
【0025】
図2には、こうしたシリンダヘッド10の部分平面構造を模式的に示す。なお、先の図1に示した断面は、同図2のI−I線に沿った縦断面に相当する。
この図2に示すように、上記インジェクタ15が収容される収容用ボス部20は、燃焼室14の中央にあたる位置に設けられており、その周囲には機関バルブ17を配設するための4つのバルブガイド用ボス部21が配設されている。
【0026】
また、各バルブガイド用ボス部21の外側には、ヘッドボルト18が挿入装着されるボルト孔26が形成されたボルト用ボス部22がそれぞれ設けられている。これらのボルト用ボス部22は、シリンダヘッド10の底面からトップデッキ10bの上面まで延伸されている。
【0027】
一方、シリンダヘッド10の側壁10cの燃焼室14側方にも、ヘッドボルト18が挿入装着されるボルト孔27が形成されたボルト用ボス部23が形成されている。このように各気筒の周囲にはそれぞれ6つのボルト用ボス部22,23が配設されており、シリンダヘッド10は、これらボルト用ボス部22,23を通じて、各気筒毎に、気筒列の両側方にそれぞれ3本ずつ、計6本のヘッドボルト18によってシリンダブロック11に締結されている。
【0028】
なお、シリンダヘッド10の側壁10cに設けられたボルト用ボス部23の頂面は、ヘッドカバーが配置される同シリンダヘッド10の最上面10dと同一面に位置している。ちなみに、シリンダヘッド10の最上面10dは、シリンダヘッド10とヘッドカバーとの間のシール性を確保するため、加工面が必要とされる。またボルト用ボス部23の頂面もヘッドボルト18の座面となるため、やはり加工面が必要とされる。この点、本実施の形態のシリンダヘッド10では、ヘッドボルト18の座面となるボス部23の頂面と、ヘッドカバーとのシール面となるシリンダヘッド10の最上面10dとが同一面となるため、これらボス部23の頂面とシリンダヘッド10の最上面10dとを同時に加工することができ、加工工程の短縮や加工費用の低減を図ることができるようになる。
【0029】
また、このシリンダヘッド10では、同シリンダヘッド10の上下方向の力に対して剛であるボルト用ボス部23が側壁10cの一部を構成するようになっており、同ボス部23によって側壁10cが補強されている。こうしてボス部23によって側壁10cを補強することで、剛性を維持しながらも、側壁10cの外周に設けられるリブの省略や側壁10cの薄肉化などによってシリンダヘッド10の軽量化を図ることができるようにもなる。また、側壁10cの剛性を高めることで、外部への放射音を低減できるようにもなる。
【0030】
他方、本実施の形態のシリンダヘッド10では、その上下方向の力に対して剛である各ボス部20〜23をリブ30〜32によって連結することで、燃焼圧に対するシリンダヘッド10の剛性を強化する構造が採用されている。
【0031】
以下、この強化構造について、図1及び図3に基づき説明する。
まず、図1に示すように、収容用ボス部20とバルブガイド用ボス部21との間に形成されたウォータジャケット19a内には、リブ30が設けられており、このリブ30によって、収容用ボス部20とバルブガイド用ボス部21との連結が強化されている。そして、このリブ30は、収容用ボス部20からバルブガイド用ボス部21に向けて斜め上方に延伸されている。すなわち、収容用ボス部20が燃焼圧を受けて上方に浮き上がるのを抑制するように、リブ30が梁として機能する。
【0032】
一方、バルブガイド用ボス部21とボルト用ボス部22との間のウォータジャケット19b内にもリブ31が形成されており、このリブ31によってこれら両ボス部21,22の連結が強化されている。そして、このリブ31は、バルブガイド用ボス部21からボルト用ボス部22に向けて斜め上方に延伸されている。この場合も、バルブ傘部17aが受けた燃焼圧がバルブシートを介してボート隔壁34を介してガイド用ボス部21を突き上げるのを抑制するように、リブ31が梁として機能する。
【0033】
なお、本実施の形態のシリンダヘッド10では、収容用ボス部20の下部とボルト用ボス部22の上部とを、バルブガイド用ボス部21を介してほぼ直線的に連結するようにこれらリブ30及びリブ31が設けられている。
【0034】
また、本実施の形態のシリンダヘッド10には、これらリブ30,31に加え、気筒列の一側方に設けられた3つのボルト用ボス部22,23を連結するリブ32が更に設けられている。
【0035】
図3に、先の図2のIII−III線に沿った断面構造に示すように、上記ボルト用ボス部22とシリンダヘッド10の側壁10cに設けられたボルト用ボス部23とは、トップデッキ10b上に形成されたリブ32によって連結されている。このリブ32は、ボルト用ボス部22からボルト用ボス部23に向けて、斜め上方に延伸されている。なお、ボルト用ボス部23にあっては、ヘッドボルト18(18b)によって同シリンダヘッド10がシリンダブロック11に締結される。
【0036】
図4は、シリンダヘッド10の上記リブ30〜32に沿った部分斜視断面構造を示すものであり、次に同図4を併せ参照して、これら各リブ30〜32の作用を更に詳述する。
【0037】
前述した当該機関にあって、燃焼室14内での燃焼圧は、同燃焼室14の上面を含むシリンダヘッド10のボトムデッキ10aを押し上げる方向に作用する。そのため、燃焼室14の中央上部に配設された収容用ボス部20及びバルブガイド用ボス部21には、この燃焼圧によって上方向の力が作用する。
【0038】
一方、図4に示すように、各ボルト用ボス部22,23は、これらボス部22,23に挿入装着されたヘッドボルト18(18a,18b)の締結力Fによって下方に押し付けられるようにシリンダブロック11に締結されている。そして、上記のように、側壁10c(図2)に設けられたボルト用ボス部23はリブ32によってボルト用ボス部22との連結強化が図られているため、同図4に矢印Aで示すように、同ボス部23に装着されたヘッドボルト18aの締結力は上記ボス部22へと有効に伝達されるようになる。
【0039】
また、このシリンダヘッド10の上下方向の力に対して剛であるボルト用ボス部22は、同様にシリンダヘッド10の上下方向の力に対して剛であるバルブガイド用ボス部21を介して、同じくシリンダヘッド10の上下方向の力に対して剛である収容用ボス部20とリブ30,31にて連結される。しかも、リブ30及びリブ31は上述のように、ボルト用ボス部22の上部から収容用ボス部20の下部に向けて、バルブガイド用ボス部21を介してこれらボルト用ボス部22と収容用ボス部20とを一直線に沿って連結しているため、同図4に上記矢印Aに加えて矢印Bで示すように、ヘッドボルト18(18a,18b)の締結力を更に効率的に収容用ボス部20及びバルブガイド用ボス部21へと伝達できるようになる。
【0040】
このように本実施の形態にあっては、各ボルト用ボス部22,23に配設されたヘッドボルト18(18a,18b)の締結力を燃焼室14の上方に位置する上記バルブガイド用ボス部21及び収容用ボス部20へと有効に伝達できるため、燃焼圧の作用する燃焼室14の上面を含むシリンダヘッド10のボトムデッキ10aを効率的に押さえ付け、シリンダヘッド10の底面の変形を効果的に抑制できるようになる。また、こうしてリブ30〜31によって燃焼圧に対する剛性を確保したことで、シリンダヘッド10の軽量化を図ることができるようにもなる。
【0041】
以上説明したように、本実施の形態のシリンダヘッドによれば、以下に記載する効果を得ることができるようになる。
(1)リブ30〜32を設けたことで、ヘッドボルト18の締結力を、燃焼室14の上方に位置するバルブガイド用ボス部21及び収容用ボス部20へと効率的に伝達することができ、燃焼圧に対するシリンダヘッド10の剛性を効果的に高めることができるようになる。
【0042】
(2)リブ30及びリブ31によって、収容用ボス部20の下部とボルト用ボス部22の上部とをバルブガイド用ボス部21を介して直線的に連結したことで、ヘッドボルト18の締結力を燃焼室14の上方に位置する収容用ボス部20及びバルブガイド用ボス部21へと有効に伝達できるようになり、燃焼圧に対するシリンダヘッド10の剛性を更に効果的に高めることができるようになる。
【0043】
(3)トップデッキ10bによって水平方向に連結された収容用ボス部20とバルブガイド用ボス部21とを、リブ30によってこれとは異なる方向からも連結強化するようにしたことで、その連結強度を効率的に強化することができるようになる。
【0044】
(4)また、隔壁34によってほぼ水平方向に連結されたバルブガイド用ボス部21とボルト用ボス部22とを、リブ31によってこれとは異なる方向からも連結強化するようにしたことで、その連結強度を効率的に強化することができるようになる。
【0045】
(5)上記リブ30〜32により燃焼圧に対するシリンダヘッド10の剛性を効率的に高めて燃焼室上面の燃焼圧による変形を効率的に抑制したことで、同シリンダヘッド10の補強に伴う重量増を最低限にとどめることができるようになる。
【0046】
(6)シリンダヘッド10の上下方向の力に対して剛であるボルト用ボス部23をシリンダヘッド10の側壁10cの一部を構成するようにしたことで、同側壁cの剛性を高めることができる。その結果、シリンダヘッド10の軽量化や外部への放射音の低減を図ることができるようにもなる。
【0047】
(7)ヘッドボルト18の座面となるボルト用ボス部22の頂面を、ヘッドカバーのシール面となるシリンダヘッド10の最上面10dと同一面としたことで、これら加工面となる両面に同時に加工を施すことができ、加工工程の短縮や加工費用の低減を図ることができるようにもなる。
【0048】
なお、以上説明した本実施の形態のシリンダヘッドは、以下のように変更することもできる。
・本実施の形態のシリンダヘッド10では、リブ30及びリブ31によってバルブガイド用ボス部21を介して収容用ボス部20とボルト用ボス部22とを連結し、更にリブ32によって同ボルト用ボス部22と側壁10cに設けられたボルト用ボス部23とを連結する構成としているが、リブ32を省略した構成としても燃焼圧に対するシリンダヘッド10の剛性を向上することはできる。また、側壁10cのボルト用ボス部23をボルト用ボス部22を介さず直接バルブガイド用ボス部21に連結するようにリブを設ける構成とすることもできる。
【0049】
・また、本実施の形態では、ボルト用ボス部23を側壁10cの一部とする構成としたが、こうした構成を採用しなくても、燃焼圧に対するシリンダヘッド10の剛性を効率的に高めることはできる。また、こうした構成とした場合にも、ボス部23の頂面がシリンダヘッド10の最上面10dと同一面となっていさえすれば、上記(7)の効果を得ることはできる。
【0050】
・また、本実施の形態では、ボルト用ボス部23の頂面をヘッドカバーとの当接面となるシリンダヘッド10の最上面10dと同一面とする構成としたが、こうした構成を採用しなくても、燃焼圧に対するシリンダヘッド10の剛性を効率的に向上することはできる。また、こうした構成にあっても、ボルト用ボス部23が側壁10cの一部として同側壁10cの剛性を高めることはできる。
【0051】
・本実施の形態では、リブ30及びリブ31は、ボルト用ボス部22の上部と収容用ボス部20の下部とを直線的に連結する構成としているが、ヘッドボルト18a(18b)の締結力を有効に伝達できるような他のリブ形状(例えばリブにわずかに曲率を設定する等)に変更することも可能である。
【0052】
・本実施の形態では、各シリンダ12毎に6本のヘッドボルト18a,18bによってシリンダヘッド10とシリンダブロック11とを締結する構成としたが、各シリンダ12毎に5本以下あるいは7本以上のヘッドボルトによってシリンダヘッド10を締結するものにあっても、本実施の形態に準じた強化構造を採用することはできる。
【0053】
・本実施の形態では、直接噴射式のディーゼル機関用のシリンダヘッドに本発明を適用する場合について説明したが、ガソリン機関など他の内燃機関のシリンダヘッドにも本実施の形態に準じた強化構造を採用することはできる。ちなみにその場合、インジェクタ15が収容される収容用ボス部20の代わりに点火プラグが収容されるボス部を備えることとなる。
【0054】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、第1及び第2のリブによって、燃焼室上方に配設される収容用ボス部をシリンダヘッドの上下方向の力に対して剛であるバルブガイド用ボス部を介して同様にシリンダヘッドの上下方向の力に対して剛であるボルト用ボス部に連結強化したことで、同ボルト用ボス部に挿入装着されるヘッドボルトの締結力を燃焼室上方に配設される収容用ボス部やバルブガイド用ボス部へと有効に伝達できるようになる。そのため、ヘッドボルトの締結力によって燃焼圧の作用する燃焼室の上面を含むシリンダヘッド底面を有効に押さえ込み、その変形を効果的に抑制できるようになる。また、第1及び第2のリブによって燃焼圧に対するシリンダヘッドの剛性を確保できるため、同シリンダヘッドの軽量化を図ることができるようにもなる。
【0055】
また、請求項1に記載の発明によれば、気筒列方向の両側方に各気筒に対応して設けられた各3つのボルト用ボス部のうちの両端のボルト用ボス部とそれに近接するバルブガイド用ボス部とを第1のリブによって連結強化することで、シリンダヘッドの補強に伴う重量増を最低限にとどめ、燃焼室上面の燃焼圧による変形を効率的に抑制できるようになる。
【0056】
また、請求項2に記載の発明によれば、気筒列方向の各側方に設けられた各3つのボルト用ボス部のうちの中央のボルト用ボス部に挿入装着されるヘッドボルトの締結力をも、燃焼室の上方に位置する収容用ボス部やバルブガイド用ボス部へと有効に伝達できるようになる。そのため、燃焼圧による変形を更に効果的に抑制できるようになり、シリンダヘッドの剛性を更に効率的に向上することができるようになる。
【0057】
また、請求項3に記載の発明によれば、ボルト用ボス部の頂面と、シリンダヘッドのヘッドカバーとの当接面とが同一面となる。ヘッドカバーとの当接面は、シール性を確保するため、加工面が必要とされる。また、ボルト用ボス部の頂面は、ヘッドボルトの座面となるため、やはり加工面が必要とされる。これら両面を同一面としたことで、加工面が必要とされる両面を同時に加工できるようになるため、加工工程の短縮や加工費用の低減を図ることができるようになる。
【0058】
また、請求項4に記載の発明によれば、シリンダヘッドの上下方向の力に対して剛であるヘッドボルト用ボス部をシリンダヘッドの側壁の一部とすることで、側壁の剛性を高めることができる。またその結果、シリンダヘッドの軽量化やシリンダヘッド外部への放射音の低減を図ることができるようにもなる。
【0059】
また、請求項5に記載の発明によれば、当該シリンダヘッドにおける各ボス部の連結部に対し、各ボス部の深さ方向と異なる角度をもって第1のリブによって同各ボス部を連結強化するようにしたことで、変形に際して第1のリブと連結部とが互いに拘束し合うことで、更に有効に変形を抑制できるようになる。したがって、それら各ボス部の連結強度の更なる強化が図られ、シリンダヘッドの剛性を更に効率的に向上できるようになる。
【0060】
また、請求項6に記載の発明によれば、当該シリンダヘッドにおける各ボス部の連結部に対し、各ボス部の深さ方向と異なる角度をもって第2のリブによって同各ボス部を連結強化するようにしたことで、変形に際して第2のリブと連結部とが互いに拘束し合うことで、更に有効に変形を抑制できるようになる。したがって、それら各ボス部の連結強度の更なる強化が図られ、シリンダヘッドの剛性を更に効率的に向上できるようになる。
【0061】
また、請求項7に記載の発明によれば、ヘッドボルトの締結力を収容用ボス部へと更に有効に伝達でき、燃焼圧による変形を更に効果的に抑制できるようになる。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリンダヘッドの一実施形態の部分断面構造を示す断面図。
【図2】同シリンダヘッドの部分平面構造を模式的に示す略図。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面構造を示す断面図。
【図4】同シリンダヘッドの部分斜視断面構造を示す断面斜視図。
【符号の説明】
10…シリンダヘッド、10a…ボトムデッキ、10b…トップデッキ10c…側壁、10d…シリンダヘッドの最上面、11…シリンダブロック、12…シリンダ、13…ピストン、14…燃焼室、15…インジェクタ、16…ポート、17…機関バルブ、17a…バルブガイド、18a,18b…ヘッドボルト、19,19a,19b…ウォータジャケット、20…収容用ボス部、21…バルブガイド用ボス部、22…ボルト用ボス部、23…ボルト用ボス部、24…収容孔、25…バルブガイド孔、26…ボルト孔、27…ボルト孔、30〜32…リブ、34…隔壁。
Claims (7)
- 内燃機関の各気筒の周囲に対応した部位がヘッドボルトによってシリンダブロックに締結される内燃機関のシリンダヘッドにおいて、
インジェクタ及び点火プラグのいずれか一方を収容すべく前記各気筒の燃焼室上方に配設された収容用ボス部と、
機関バルブを摺動可能に支持するバルブガイド用ボス部と、
前記ヘッドボルトが挿入装着されるボルト用ボス部と、
前記ボルト用ボス部と前記バルブガイド用ボス部とを連結強化するとともに、同ボルト用ボス部に挿入装着されるヘッドボルトの締結力を同バルブガイド用ボス部に伝達する方向に延伸された第1のリブと、
前記バルブガイド用ボス部と前記収容用ボス部とを連結強化するとともに、前記第1のリブを介して伝達される前記ヘッドボルトの締結力を同収容用ボス部へと伝達する方向に延伸された第2のリブと、
を備えるとともに、
前記シリンダヘッドは、気筒列方向の両側方に各気筒に対応してそれぞれ3つのボルト用ボス部を備え、
前記第1のリブは、前記気筒列方向の各側方に設けられた各3つのボルト用ボス部のうちの両端のボルト用ボス部と前記バルブガイド用ボス部の各近接するものとを連結強化するものである
ことを特徴とする内燃機関のシリンダヘッド。 - 請求項1に記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、
前記気筒列方向の各側方に設けられた各3つのボルト用ボス部のうちの両端のボルト用ボス部と中央のボルト用ボス部とを連結強化するとともに、同中央のボルト用ボス部に挿入装着されるヘッドボルトの締結力を前記両端のボルト用ボス部に伝達する方向に延伸された第3のリブを更に備える
ことを特徴とする内燃機関のシリンダヘッド。 - 請求項2に記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、
前記気筒列方向の各側方に設けられた各3つのボルト用ボス部のうちの前記中央のボルト用ボス部は、当該シリンダヘッドとヘッドカバーとの当接面まで延伸されてなる
ことを特徴とする内燃機関のシリンダヘッド。 - 請求項2または3に記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、 前記気筒列方向の各側方に設けられた各3つのボルト用ボス部のうちの前記中央のボルト用ボス部は、当該シリンダヘッドの側壁の一部を構成する
ことを特徴とする内燃機関のシリンダヘッド。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、
前記第1のリブは、当該シリンダヘッドにおける前記ボルト用ボス部と前記バルブガイド用ボス部との連結部に対し、それら各ボス部の深さ方向に異なる角度をもってそれらボルト用ボス部とバルブガイド用ボス部とを連結強化するものである
ことを特徴とする内燃機関のシリンダヘッド。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、
前記第2のリブは、当該シリンダヘッドにおける前記バルブガイド用ボス部と前記収容用ボス部との連結部に対し、それら各ボス部の深さ方向に異なる角度をもってそれらバルブガイド用ボス部と収容用ボス部とを連結強化するものである ことを特徴とする内燃機関のシリンダヘッド。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、
前記第1のリブと前記第2のリブとは、それらを構成する壁面が、前記収容用ボス部の下部と前記ヘッドボルト用ボス部の上部とを結ぶ直線を含有するように形成されてなる
ことを特徴とする内燃機関のシリンダヘッド。
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