JP4573378B2 - ズームレンズ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各群が単レンズ1枚のみからなる簡単な構成のズームレンズに関し、特に、スチールカメラ、ビデオカメラ等の撮像レンズとして使用するのに好適な3群3枚構成のズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、各群が単レンズ1枚のみからなる簡単な構成のズームレンズに関する提案はいくつかある。例えば、特開平11−6960号には、各群1枚のレンズで構成した3群構成のズームレンズの光学系が記述されているが、これは、屈折率分布型の媒質を用いたズームレンズであり、入手や加工が容易である均質媒質を用いたものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、各群単レンズ1枚からなる3群構成のズームレンズであって、ズーミングを行っても収差変動が少なく、全長短縮化、大口径化、ズーム比の拡大が可能なズームレンズを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のズームレンズは、物体側から順に、均質媒質の単レンズ1枚のみからなる正の屈折力を有する第1レンズ群と、均質媒質の単レンズ1枚のみからなる負の屈折力を有する第2レンズ群と、均質媒質の単レンズ1枚のみからなる正の屈折力を有する第3レンズ群からなり、広角端から望遠端へのズーミングに際し、少なくとも第2レンズ群が物体側から像側へ動くことを特徴とするものである。
【0005】
この場合に、第1レンズ群は、物体面側に強い凸面を向けた凸レンズ1枚のみからなり、第2レンズ群は、像面側に強い凹面を向けた凹レンズ1枚のみからなることが望ましい。
【0006】
また、全系の焦点距離が最も短いときの焦点距離をfW 、全系の焦点距離が最も長いときの焦点距離をfT 、第3レンズ群の焦点距離をf3 とするとき、
W <f3 <fT ・・・(1)
を満足することが望ましい。
【0007】
また、第3レンズ群の凸レンズは、少なくとも片方の面が非球面であることが望ましい。
【0008】
また、第3レンズ群の凸レンズは、両凸レンズであることが望ましい。
【0009】
また、第1レンズ群の焦点距離をf1 とし、第2レンズ群の焦点距離をf2 とするとき、その比率が以下の関係を満足することが望ましい。
【0010】
−3.5<f1 /f2 <−2.0 ・・・(2)
また、第1レンズ群の焦点距離をf1 とし、第3レンズ群の焦点距離をf3 とするとき、その比率が以下の関係を満足することが望ましい。
【0011】
5.0<f1 /f3 <10.0 ・・・(3)
また、全系の焦点距離が最も長いときの第2レンズ群の後面から像面までの距離をL、全系の焦点距離が最も長いときの焦点距離をfT とするとき、その比率が以下の関係を満足することが望ましい。
【0012】
0.5<L/fT <1.5 ・・・(4)
また、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群は固定していることが望ましい。
【0013】
以下に上記の構成をとる理由と作用を説明する。
【0014】
3群3枚構成のズームレンズにおいて、均質媒質の単レンズ1枚のみからなる正の屈折力を有する第1レンズ群と、均質媒質の単レンズ1枚のみからなる負の屈折力を有する第2レンズ群と、均質媒質の単レンズ1枚のみからなる正の屈折力を有する第3レンズ群からなり、広角端から望遠端へのズーミングに際し、少なくとも第2レンズ群が物体側から像側へ動く構成とすることにより、このレンズ系の結像作用は、主に第3レンズ群が担うことになる。そのための条件式が条件(1)である。中間状態では、全系のパワーと第3レンズ群のパワーはほとんど等しくなり、望遠端、広角端に近づくに従い、第1レンズ群、第2レンズ群で画角を変更するように作用する。このような構成にすることにより、第3レンズ群を透過する光線の光線高は、ズーミングの状態に関わらず略同じようになり、収差補正上有利となる。第3レンズ群で発生する収差が大きくなるので、このレンズ群に非球面を用いるのが、球面収差を補正しながら軸外のコマ収差を補正しやすく、収差補正に効果的である。
【0015】
第1レンズ群、第2レンズ群の間隔を変化させることにより、画角を変えるのであるから、両群の間にある程度の屈折力の差がないと、ズーミングのときの移動量が大きくなる。上記条件(2)の上限の−2.0を越えると、第1レンズ群、第2レンズ群の屈折力の差が少なくなり、ズーミングの移動量が大きくなる。
また、この条件式の下限の−3.5を越えると、全体として第1レンズ群、第2レンズ群での屈折力が大きくなりすぎ、ここで発生する収差が大きくなり、好ましくない。
【0016】
第1レンズ群と第2レンズ群の屈折力の比は上記の通りであるが、屈折力の大きさそのものも余り大きくすると、収差が悪化する。条件(3)の下限の5.0を越えると、第1レンズ群の屈折力が強くなりすぎ、収差が悪化する。この式の上限値10.0を越えると、屈折力が弱くなりすぎてズームレンズが大型化する。
【0017】
また、レンズ系全体をコンパクトにするには、第2レンズ群の後面から像面までの距離を短くする必要がある。レンズ系全体の焦点距離が最も長い状態で、条件(4)を満たすことが好ましい。この条件の上限の1.5を越えると、レンズ系をコンパクトにすることができなくなる。また、下限の0.5を越えると、第2レンズ群で球面収差が補正不足となり、望ましくない。
【0018】
条件式(4)は、さらに、
0.7<L/fT <1.4 ・・・(5)
を満足することが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のズームレンズの実施例について説明する。
【0020】
図1、図2にそれぞれ実施例1、2のズームレンズの広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ配置を示す断面図を示す。各実施例の数値データは後記する。
【0021】
実施例1
この実施例は焦点距離4〜10mmのズームレンズであり、図1にその断面図を示す。この図で、G1、G2、S、G3は、それぞれ第1レンズ群、第2レンズ群、絞り、第3レンズ群を表わし、Iは結像面である。このズームレンズは、物体面側に強い凸面を向けた正メニスカスレンズ1枚のみからなる正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、像面側に強い凹面を向けた負メニスカスレンズ1枚のみからなる負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、両凸レンズ1枚のみからなる正の屈折力を有する第3レンズ群G3からなる3群構成のズームレンズである。広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群G1は動かず、第2群レンズG2が、第1レンズ群G1の側から第3レンズ群G3の側に大きく動く。このとき、像面位置を一定にするように、第3レンズ群G3は、絞りSと一体に、最初物体側に少し動き、中間状態を過ぎる辺りから、逆に像面方向に戻るように動く。この実施例では、広角端での第3レンズ群G3の位置と望遠端での第3レンズ群G3の位置とは同一となるようになっている。非球面は、第3レンズ群G3の両凸レンズの像側の面に用いている。
【0022】
実施例2
この実施例は焦点距離4〜12mmのズームレンズであり、図2にその断面図を示す。この図で、G1、G2、S、G3は、それぞれ第1レンズ群、第2レンズ群、絞り、第3レンズ群を表わし、Iは結像面である。このズームレンズは、物体面側に強い凸面を向けた両凸レンズ1枚のみからなる正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、像面側に強い凹面を向けた負メニスカスレンズ1枚のみからなる負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、両凸レンズ1枚のみからなる正の屈折力を有する第3レンズ群G3からなる3群構成のズームレンズである。広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群G1は動かず、第2群レンズG2が、第1レンズ群G1の側から第3レンズ群G3の側に大きく動く。このとき、像面位置を一定にするように、第3レンズ群G3は、最初物体側に少し動き、中間状態を過ぎる辺りから、逆に像面方向に戻るように動く。絞りSは、第3レンズ群G3の物体側に配置され、第2レンズ群G2との間の間隔及び第3レンズ群G3との間の間隔を変化させながら単独でズーム中移動している。非球面は、第3レンズ群G3の両凸レンズの両面に用いている。この実施例は、実施例1に比べてズーム比が少し大きくなり、明るさも明るくなっている。そのために、非球面を2面用いている。
【0023】
以下に、上記各実施例の数値データを示すが、記号は上記の外、fは全系焦点距離、FNOはFナンバー、ωは半画角、fB はバックフォーカス、r1 、r2 …は各レンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔、nd1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は各レンズのd線のアッベ数である。なお、非球面形状は、xを光の進行方向を正とした光軸とし、yを光軸と直交する方向にとると、下記の式にて表される。
【0024】
x=(y2 /r)/[1+{1−(K+1)(y/r)2 1/2
+A44 +A66
ただし、rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A4、A6はそれぞれ4次、6次の非球面係数である。各実施例の中に記されていない係数の値は0である。
【0025】
Figure 0004573378
【0026】
Figure 0004573378
Figure 0004573378
【0027】
上記実施例1〜2のフォーカシングは、第3レンズ群G3と絞りSとを一体に移動させることによって可能である。このレンズ群はパワーが強いので、レンズ系の駆動量を小さくすることができる。このようにした場合のフォーカシングデータを以下に示す。
Figure 0004573378
【0028】
上記実施例1〜2の無限遠合焦時の収差図をそれぞれ図3、図4に示す。各図中、(a)は広角端、(b)は中間状態、(c)は望遠端での収差カーブであり、各図中、SAは球面収差、ASは非点収差、DTは歪曲収差を示す。
【0029】
上述した本発明のズームレンズは、CCDやCMOSセンサー等の電子撮像素子を用いた各種撮影装置に用いることができる。以下にその具体的な適用例を示す。
【0030】
本発明のズームレンズが対物光学系として組み込れた電子カメラが図5〜図7に示される。図5は電子カメラ200の外観を示す前方斜視図、図6は同後方斜視図、図7は電子カメラ200の構成を示す断面図である。図5〜図7に示されるように、電子カメラ200は、撮影用光路201を有する撮影光学系202、ファインダー用光路203を有するファインダー光学系204、シャッター205、フラッシュ206、液晶表示モニター207を備えている。カメラ200の上部に配置されたシャツター205が押圧されることにより、それに連動して撮影用対物光学系として配置された本発明のズームレンズ(図では略記)からなる対物レンズ12を通して撮影が行われる。この撮影用対物光学系によって形成された対物像が、lR(赤外線)カットフィルター80を介してCCD等の撮像素子チップ62上に形成される。
【0031】
ここで、撮像素子チップ62上には付加的にlRカットフィルター80が貼り付けられて撮像ユニット60として一体に形成され、対物レンズ12の鏡枠13の後端にワンタッチで嵌め込まれて取り付け可能になっているため、対物レンズ12と撮像素子チップ62の中心合わせや面間隔の調整が不要であり、組立が簡単となっており、カメラ装置の生産性を高め、コスト低下を実現できるという商業的メリットがあるように構成されている。なお、第1群G1が固定群の場合は、その第1群G1のレンズがカバーガラス兼用となるため、キズが付きやすいので、第1群G1のレンズをサファイア等の硬度の高い硝材で構成するか、ハードコーティングを施す。また、第1群G1を移動させる場合は、鏡枠13の先端に対物レンズ12を保護するためのカバーガラスを配置する。なお、鏡枠13中のズームレンズの駆動機構は図示を省いてある。
【0032】
撮像素子チップ62で受光された物体像は、端子66と電気的に接続された処理手段208を介して、電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター207に表示される。また、この処理手段208は、撮像素子チップ62で撮影された物体像を電子情報として記録する記録手段209の制御も行う。この記録手段209は、処理手段208に設けられたメモリーであってもよく、図示されるように、処理手段208と電気的に接続され、フロッピーディスクやスマートメディア等の磁気記録媒体に電子的に記録を書き込むデバイスであってもよい。
【0033】
さらに、ファインダー用光路203を有するファインダー用光学系204は、ファインダー用対物光学系210と、このファインダー用対物光学系210で形成された物体像を正立させるポロプリズム211と、物体像を観察者眼球Eに導く接眼レンズ212とを備えている。ポロプリズム211は、前部分と後部分とに分割され、その間に物体像が形成される面があり、その面上に視野枠213が配置されている。このポロプリズム211は、4つの反射面を有し、ファインダー用対物光学系210で形成された物体像を正立正像させている。
【0034】
また、このカメラ200は、部品を減らし、コンパクトにし、低コストにするために、ファインダー光学系204が排除されてもよい。この場合、観察者は、液晶表示モニター207を見ながら撮影する、
次に、本発明のズームレンズが対物光学系として内蔵された情報処理装置の一例であるパソコンが図8〜図10に示される。図8はパソコン300のカバーを開いた前方斜視図、図9はパソコン300の撮影光学系303の断面図、図10は図8の状態の側面図である。図8〜図10に示されるように、パソコン300は、外部から繰作者が情報を入力するためのキーボード301と、図示を省略した情報処理手段や記録手段と、情報を操作者に表示するモニター302と、操作者自身や周辺の像を撮影するための撮影光学系303とを有している。ここで、モニター302は、図示しないバックライトにより背面から照明する透過型液晶表示素子や、前面からの光を反射して表示する反射型液晶表示素子や、CRTディスプレイ等であってよい。また、図中、撮影光学系303は、モニター302の右上に内蔵されているが、その場所に限らず、モニター302の周囲や、キーボード301の周囲のどこであってもよい。
【0035】
この撮影光学系303は、撮影光路304上に、本発明のズームレンズ(図では略記)からなる対物レンズ12と、像を受光する撮像素子チップ62とを有している。これらはパソコン300に内蔵されている。
【0036】
ここで、撮像素子チップ62上には付加的にlRカットフィルター80が貼り付けられて撮像ユニット60として一体に形成され、対物レンズ12の鏡枠13の後端にワンタッチで嵌め込まれて取り付け可能になっているため、対物レンズ12と撮像素子チップ62の中心合わせや面間隔の調整が不要であり、組立が簡単となっている。なお、鏡枠13中のズームレンズの駆動機構は図示を省いてある。
【0037】
撮像素子チップ62で受光された物体像は、端子66を介して、パソコン300の処理手段に入力され、電子画像としてモニター302に表示される、図8には、その一例として、操作者の撮影された画像305が示されている。また、この画像305は、処理手段を介し、インターネットや電話を介して、遠隔地から通信相手のパソコンに表示されることも可能である。
【0038】
次に、本発明のズームレンズが撮影光学系として内蔵された情報処理装置の一例である電話、特に持ち運びに便利な携帯電話が図11に示される。図11(a)は携帯電話400の正面図、図11(b)は側面図、図11(c)は撮影光学系405の断面図である。図11(a)〜(c)に示されるように、携帯電話400は、操作者の声を情報として入力するマイク部401と、通話相手の声を出力するスピーカ部402と、操作者が情報を入力する入力ダイアル403と、操作者自身や通話相手等の撮影像と電話番号等の情報を表示するモニター404と、撮影光学系405と、通信電波の送信と受信を行うアンテナ406と、画像情報や通信情報、入力信号等の処理を行う処理手段(図示せず)とを有している。
ここで、モニター404は液晶表示素子である。また、図中、各構成の配置位置は、特にこれらに限られない。この撮影光学系405は、撮影光路407上に配置された本発明のズームレンズ(図では略記)からなる対物レンズ12と、物体像を受光する撮像素子チップ62とを有している。これらは、携帯電話400に内蔵されている。
【0039】
ここで、撮像素子チップ62上には付加的にlRカットフィルター80が貼り付けられて撮像ユニット60として一体に形成され、対物レンズ12の鏡枠13の後端にワンタッチで嵌め込まれて取り付け可能になっているため、対物レンズ12と撮像素子チップ62の中心合わせや面間隔の調整が不要であり、組立が簡単となっている。なお、鏡枠13中のズームレンズの駆動機構は図示を省いてある。
【0040】
撮影素子チップ62で受光された物体像は、端子66を介して、図示していない処理手段に入力され、電子画像としてモニター404に、又は、通信相手のモニターに、又は、両方に表示される。また、通信相手に画像を送信する場合、撮像素子チップ62で受光された物体像の情報を、送信可能な信号へと変換する信号処理機能が処理手段には含まれている。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によると、3群3枚構成のズームレンズであって、ズーミングを行っても収差変動が少なく、全長短縮化、大口径化、ズーム比の拡大が可能なズームレンズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のズームレンズの広角端、中間状態、望遠端でのレンズ配置を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例2のズームレンズの広角端、中間状態、望遠端でのレンズ配置を示す断面図である。
【図3】実施例1の無限遠合焦時の収差図である。
【図4】実施例4の無限遠合焦時の収差図である。
【図5】本発明のズームレンズが対物光学系として組み込れた電子カメラの外観を示す前方斜視図である。
【図6】本発明のズームレンズが対物光学系として組み込れた電子カメラの後方斜視図である。
【図7】本発明のズームレンズが対物光学系として組み込れた電子カメラの構成を示す断面図である。
【図8】本発明のズームレンズが対物光学系として組み込れたパソコンのカバーを開いた前方斜視図である。
【図9】パソコンの撮影光学系の断面図である。
【図10】図8の状態の側面図である。
【図11】本発明のズームレンズが対物光学系として組み込れた携帯電話の正面図、側面図、その撮影光学系の断面図である。
【符号の説明】
G1…第1群
G2…第2群
G3…第2群
S…絞り
I…結像面
E…観察者眼球
12…対物レンズ
13…鏡枠
60…撮像ユニット
62…撮像素子チップ
66…端子
80…lRカットフィルター
200…電子カメラ
201…撮影用光路
202…撮影光学系
203…ファインダー用光路
204…ファインダー光学系
205…シャッター
206…フラッシュ
207…液晶表示モニター
208…処理手段
209…記録手段
210…ファインダー用対物光学系
211…ポロプリズム
212…接眼レンズ
213…視野枠
300…パソコン
301…キーボード
302…モニター
303…撮影光学系
304…撮影光路
305…画像
400…携帯電話
401…マイク部
402…スピーカ部
403…入力ダイアル
404…モニター
405…撮影光学系
406…アンテナ
407…撮影光路

Claims (4)

  1. 物体側から順に、
    均質媒質の単レンズ1枚のみからなる正の屈折力を有する第1レンズ群と、
    均質媒質の単レンズ1枚のみからなる負の屈折力を有する第2レンズ群と、
    均質媒質の単レンズ1枚のみからなる正の屈折力を有する第3レンズ群と、
    からなり、
    第1レンズ群は、物体面側に強い凸面を向けた凸レンズ1枚のみからなり、
    第2レンズ群は、像面側に強い凹面を向けた凹レンズ1枚のみからなり、
    広角端から望遠端へのズーミングに際し、少なくとも第2レンズ群が物体側から像側へ動き、
    第1レンズ群の焦点距離をf1 とし、第3レンズ群の焦点距離をf3 とするとき、その比率が以下の関係を満足することを特徴とするズームレンズ。
    7.743≦f1 /f3 <10 ・・・(3−1)
  2. 第3レンズ群の凸レンズは、両凸レンズであることを特徴とする請求項に記載のズームレンズ。
  3. 全系の焦点距離が最も長いときの第2レンズ群の後面から像面までの距離をL、全系の焦点距離が最も長いときの焦点距離をfT とするとき、その比率が以下の関係を満足することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のズームレンズ。
    0.5<L/fT <1.5 ・・・(4)
  4. 広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群は固定していることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のズームレンズ。
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