JP4567511B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

この発明は、クリーム半田などのペーストを基板に対して印刷するようにした印刷装置に関する。
従来、印刷ステージにセットした基板にスクリーン印刷用のステンシル(マスク)を重装し、ステンシル上に供給したクリーム半田などのペーストをスキージにより拡張させることにより、ステンシルに形成された開口部(パターン孔)を介して基板の所定位置にペーストを印刷(塗布)するようにしたスクリーン印刷装置は周知である。
このようなスクリーン印刷装置は、例えば特許文献1に示すように、基板にペーストを印刷する印刷処理部、印刷処理部に基板を搬入する搬入手段、印刷処理部から基板を搬出する搬出手段などを備えている。
特開2004−230782号(図7)
しかしながら、従来のスクリーン印刷装置は、印刷処理部、搬入手段および搬出手段などの内部機構が通常、ハウジングによって覆われているため、装置内部における基板の印刷状態を目視により検査することが困難であるという問題を抱えている。
この発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、装置内部における基板の印刷状態を目視により検査することができる印刷装置を提供することを目的とする。
本発明は下記の手段を提供する。
[1] 載置手段上の基板にペーストを印刷する装置本体と、その装置本体によってペーストが印刷された基板を搬出する搬出手段と、を備えた印刷装置であって、
前記搬出手段の基板搬送路上に検査スペースが設けられるとともに、
前記検査スペース上の基板を装置外部から目視するための基板目視部が設けられ
前記搬出手段により搬送される基板が前記検査スペースにおいて停止されるよう構成される一方、前記検査スペース上に基板が停止された状態において、前記搬出手段による基板の搬送を再開させるための搬送開始スイッチが設けられ、
前記搬出手段による搬出動作は、通常搬送モードと目視検査モードとのいずれかのモードで行われ、
前記目視検査モードにおいて、前記載置手段から搬送されて前記検査スペースに位置決めされた印刷済み基板は、印刷装置の下流側に配置される次工程の装置の基板受け入れ準備が整っていたとしても、前記搬送開始スイッチが操作されるまで、前記検査スペースに待機されるものとし、
前記目視検査モードにおいて、目視検査を行いつつ、印刷処理を施す一方、
前記目視検査モードにおいて、前記載置手段の上の基板は、前記搬送開始スイッチが操作されたとしても、前記検査スペースからの基板の搬出が開始されるまでは、前記載置手段の上に保持されるものとし、
前記通常搬送モードにおいて、前記載置手段から搬送されて前記検査スペースに位置決めされた印刷済み基板は、前記次工程の装置の基板受け入れ準備が整った時点で、前記次工程の装置に搬出されるものとしたことを特徴とする印刷装置。
[2] 前記搬出手段は、前記装置本体を覆う本体ハウジングの側壁を貫通して前記本体ハウジングの外部に延設されるとともに、その外方延設部に前記検査スペースが設けられ
前記検査スペースが検査ボックス内に収容されるとともに、その検査ボックスが前記本体ハウジングに側方に張り出す態様に取り付けられる前項1に記載の印刷装置。
[3] 前記検査ボックスの上部に、基板を検査ボックスに対し出し入れ可能な開放部が設けられ
前記検査ボックスの開放部に開閉自在に蓋部材が設けられる前項2に記載の印刷装置。
[4]前記搬送開始スイッチが目視検査部に設けられる前項1〜3のいずれか1項に記載の印刷装置。
[5] 前記通常搬送モードと目視検査モードとの切換を行うモード切替スイッチが目視検査部に設けられる前項1〜4のいずれか1項に記載の印刷装置。
上記発明[1]にかかる印刷装置によると、基板目視部を介して、搬出手段における検査スペース上の基板を装置外部から目視できて、基板の印刷状態を検査することができる。さらに基板を目視により検査した後、搬送開始スイッチを押操作して基板の搬送を開始することにより、目視検査途中に基板が送り出されてしまうなどの不具合を確実に防止でき、基板の検査を確実に行うことができる。
上記発明[2]にかかる印刷装置によると、搬出手段の外方延設部を、本印刷装置の下流側に配置される装置に連結するバッファコンベアなどの装置間コンベアとしても利用することができる。しかもこの装置間コンベア部分は、本印刷装置における搬出手段の一部により構成されているため、装置間コンベア部分の装置本体に対する位置決め(ライン出し)を行う必要がなく、ラインの組立を容易に行うことができる。
上記発明[]にかかる印刷装置によると、必要に応じて、基板を外部に取り出して、その基板を目前で詳細に目視することができる。さらに開放部を蓋部材によりカバーしつつ、必要に応じて開放することができる。
上記発明[4][5]にかかる印刷装置によると、上記の効果を確実に得ることができる。
図1は本発明の一実施形態にかかるスクリーン印刷装置の正面図、図2はその装置の平面図、図3はその装置の側面図、図4はその装置における主要部(印刷ステージ10)の斜視図である。これらの図に示すように、このスクリーン印刷装置は、装置本体1と、その装置本体1の側面に設けられた目視検査部7とを備えている。装置本体1は、その外周を覆う本体ハウジング1aを備え、本体ハウジング1a内に設けられた基台2上には、印刷ステージ10が設けられるるとともに、この印刷ステージ10を挟んで両側にプリント基板Wを印刷ステージ10上に搬入および搬出するための上流側コンベア11および下流側コンベア12がX軸方向(搬送方向)に沿って配置されている。下流側コンベア12は、その搬送方向に対し下流側半部が本体ハウジング1aの側壁を貫通して、目視検査部7内に配置されている。
また印刷装置本体1は、プリント基板Wをクランプするためのクランプユニット3と、基板Wをクランプする際に基板上面に係合して位置決めするための位置決めユニット4と、印刷ステージ10の上方に設けられるステンシル保持ユニット5およびスキージユニット6とを備え、後述するようにクランプユニット3によりクランプされた基板Wがステンシル保持ユニット5のステンシル51に重装され、その状態で、スキージユニット6のスキージ61によってスクリーン印刷が施されるようにしている。
図1および図3に示すように、基台2上には、水平面内においてX軸方向と直交するY軸方向に沿ってレール211が配設されるとともに、このレール211にY軸テーブル21がY軸方向にスライド自在に取り付けられる。さらにY軸テーブル21および基台2間にはボールねじ機構(図示省略)が設けられており、このボールねじ機構が駆動することによってY軸テーブル21が基台2に対しY軸方向に移動するよう構成されている。
Y軸テーブル21の上にはX軸方向に沿ってレール221が配設されるとともに、このレール221にX軸テーブル22がX軸方向にスライド自在に取り付けられる。さらにX軸テーブル22およびY軸テーブル21間にはボールねじ機構(図示省略)が設けられており、このボールねじ機構が駆動することによってX軸テーブル22がY軸テーブル21に対しX軸方向に移動するよう構成されている。
X軸テーブル22には回転ユニット231を介して鉛直線(Z軸方向)の軸線回りに回転自在にR軸テーブル23が設けられている。このR軸テーブル23は、図示しない回転駆動手段によってZ軸回りに回転駆動するよう構成されている。
R軸テーブル23には、スライド支柱241を介して上下方向(Z軸方向)にスライド自在に昇降テーブル24が設けられるとともに、ボールねじ機構243によって昇降テーブル24がR軸テーブル23に対しZ軸方向(上下方向)に移動するよう構成されている。
昇降テーブル24上にはX軸方向に沿って一対のメインコンベア20が設けられている。このメインコンベア20は、昇降テーブル24が降下した状態においては、上流側端部および下流側端部が上記上流側コンベア11の端部および下流側コンベア12の端部にそれぞれ対向して配置される。なおこの対向状態において、メインコンベア20と両側コンベア11,12との隙間は、コンベア間を基板Wが乗り継ぎ可能な間隔に設定されており、具体的には5mm程度と小さく設定されている。このため本実施形態において、メインコンベア20は、両側コンベア11,12との干渉を避けるために、降下状態においては、X軸およびR軸テーブル22,23の移動によるX軸およびR軸方向の移動が規制されるとともに、両側コンベア11,12に対する位置ずれを防止するために、Y軸およびR軸テーブル21,23の移動によるY軸およびR軸方向の移動が規制されている。つまり、メインコンベア20は、降下状態においては、X軸、Y軸およびR軸テーブル21〜23の移動による水平方向(X軸、Y軸およびR軸方向)の移動が規制されている。
図1〜4に示すように、昇降テーブル24に設けられるクランプユニット3は、一対のメインコンベア20の上方にX軸方向に沿って配置される一対の帯板状のクランプ片31a,31bを具備している。一方側クランプ片31aは、昇降テーブル24に固定されるとともに、他方側クランプ片31bは、Y軸方向にスライド自在に取り付けられ、一方側クランプ片31aに対し接離自在に構成されている。そして図示しないクランプ駆動手段によって、他方側クランプ片31bが一方側クランプ片31aに対し接離することによって、一対のクランプ片31a,31bが開閉して、基板Wを保持/解除できるよう構成されている。
図2,4に示すように両クランプ片31a,31bの上面には、複数の吸引孔35が設けられている。各吸引孔35は、図示しない吸引手段によって負圧に設定されるよう構成されている。そして後述するようにクランプ片31a,31b上にステンシル51が重装された状態において、各吸引孔35が負圧に設定されることにより、ステンシル51がクランプ片31a,31bの上面に吸着保持されるよう構成されている。
図1〜4に示すように昇降テーブル24には、一対のメインコンベア20間に対応し、スライド支柱291を介して上下方向に昇降自在に載置テーブル29が設けられている。さらに載置テーブル29は、ボールねじ機構などの駆動手段(図示省略)によって、昇降テーブル24に対し上下方向に移動するよう構成されている。この載置テーブル29は、上昇することによってメインコンベア20上の基板Wが載置テーブル29上に移載されて上方へ移動されるとともに、下降することによって載置テーブル29上の基板Wがメインコンベア20側に移載されるよう構成されている。
また図1〜4に示すように、両クランプ片31a,31bの外側には、一対の帯板状の位置決め板41a,41bからなる位置決めユニット4が設けられている。この位置決め板41a,41bは、図示しない支持機構を介して、両クランプ片31a,31bの両側に配置される退避位置と、両クランプ片31a,31bの上側に押圧当接される位置決め位置との間で変位自在に構成されている。そして基板Wをクランプ片31a,31bにより保持する際に、位置決め板41a,41bを位置決め位置に配置して、基板Wを上方から抑制することにより基板Wの上下方向の位置決めを図るようにしている。
なお、昇降テーブル24の四隅には、位置決め板支持用の支持部材としての支柱44が立設されている。そして位置決め板41aが退避位置に配置された状態(退避状態)では、位置決め板41a,41bが支柱44に支持されることにより、後述するスキージ61によるペースト拡張時の印圧(荷重)を支持できるよう構成されている。
また位置決め板41a,41bには、複数の吸引孔45が設けられている。各吸引孔45は、吸引パイプ46を介して図示しない吸引手段によって負圧に設定されるよう構成されている。そして後述するように位置決め板41a,41b上にステンシル51が重装された状態において、吸引孔45が負圧に設定されることにより、ステンシル51が位置決め板41a,41bの上面に吸着保持されるよう構成されている。
印刷ステージ10の上方に設けられるステンシル保持ユニット5は、半田塗布部分に開口部(パターン孔)を有するステンシル51を水平配置で張り渡した状態に保持できるよう構成されている。
ステンシル保持ユニット5の上側に設けられるスキージユニット6は、Y軸方向に沿って移動自在なスキージホルダー62を有し、このスキージホルダー62に一対のスキージ61,61がそれぞれ昇降自在に設けられている。そして一方のスキージ61を降下させた状態でY軸方向一方側に移動させることにより、ステンシル51上でクリーム半田SをY軸方向一方側に向けてローリング(混練)させつつ拡張できるとともに、他方のスキージ61を降下させた状態でY軸方向他方側に移動させることにより、ステンシル51上でクリーム半田SをY軸方向他方側に向けてローリングさせつつ拡張できるよう構成されている。
一方図1,5に示すように、目視検査部7は、その外周を覆う検査ボックス71を備えている。この検査ボックス71は、本体ハウジング1aにおける基板搬送方向に対し下流側の側壁に固定されることにより、本体ハウジング1aにおける下流側の外側面から側方に張り出す(突出する)態様に配置されている。
なお検査ボックス71(目視検査部7)は、装置本体1(本体ハウジング1a)の側面に支持固定されており、目視検査部7の下面には、床面に支持するような脚支柱などの支持部材が存在せず、床面から浮揚した状態に配置されている。
また下流側コンベア12は、既述したように基板搬送方向の下流側に延長されるように形成され、その下流側端部が本体ハウジング1aの側壁を貫通して、上記目視検査部7の検査ボックス71内に配置される。ここで本実施形態においては、下流側コンベア12における検査ボックス71内に配置される部分が検査スペース121として構成されている。そして装置本体1のメインコンベア20から下流側コンベア12に受け渡された基板Wは、下流側コンベア12によって本体1側から検査ボックス71内の検査スペース121に搬送されるよう構成されている。
また検査ボックス71は、その上部が開放されて開放部72として構成されるとともに、その開放部72には開閉自在に透明な開閉蓋73が設けられている。
そして開閉蓋73を開いた際には、オペレータのマニュアル操作に基づいて、検査スペース121上の基板Wを開放部72を介して装置外部に取り出すことができるとともに、装置外部から基板Wを開放部7を介して検査スペース121上に収容することができるよう構成されている。さらに開閉蓋73を閉じた状態では、その透明な開閉蓋73を介して、検査スペース121の基板Wを目視でき、基板Wの印刷状態を検査確認できるよう構成されている。
なお本実施形態においては、開放部72または開放部72に設けられた透明な開閉蓋73によって基板目視部が構成されるとともに、開閉蓋73によって蓋部材が構成されている。
検査ボックス71の上部前端には、検査モード切換ボタン74、検査確認ボタン75、緊急停止ボタン76などの操作スイッチが設けられている。緊急停止ボタン76は、緊急時に印刷処理を停止するためのものである。また検査モード切換ボタン74および検査確認ボタン75については、後に説明する。
図6はこの印刷装置の制御系を示すブロック図である。同図に示すように、この装置においては、制御手段としてのCPU91によって本印刷装置における各駆動部の駆動が制御されて、後に詳述する動作が自動的に実行されるものである。また入力手段としてのキーボード92は印刷処理に関連した各種のデータを印刷装置に入力するためのものであり、表示手段としてのCRTディスプレイ93は、各種の情報(データ)を表示するものである。さらに記憶装置94は、検査に必要な各種のデータ等を記憶するものである。
本実施形態において、CPU91によって制御される駆動部としては、例えば各コンベア11,12,20の駆動部、各テーブル21,22,23,24,29の駆動部、クランプ片31a,31bおよび位置決め板41a,41bの駆動部(エア供給手段)、カメラ17、クリーナー18およびスキージ61の駆動部などがある。
さらに本実施形態においては、CPU91は、目視検査部7の検査モード切換ボタン74、検査確認ボタン75、緊急停止ボタン76の押操作に応答して、後に詳述するようにモード切換などを行うようにしている。
この構成のスクリーン印刷装置は、以下のような動作が行われる。なお初期状態としては、昇降テーブル24および載置テーブル29はそれぞれ降下状態にあり、メインコンベア20は、上流側コンベア11および下流側コンベア12に対応する位置に配置されている。さらにクランプユニット3のクランプ片31a,31bは開放状態にあり、位置決めユニット4の位置決め板41a,41bは退避状態にある。
この状態から、上流側コンベア11からプリント基板Wがメインコンベア20に搬入され、メインコンベア20によって所定位置まで搬送される。
続いて載置テーブル29の上昇により基板Wが上昇してクランプ片31a,31bにより挟み込まれて保持される。
なお本実施形態においては、印刷ステージ10とステンシル保持ユニット5との間には図3に示すように、水平方向に移動自在なカメラ17と、Y軸方向に移動自在なクリーナー18が設けられている。そしてカメラ17によって、基板Wの位置や種類(品番)およびステンシル51の位置や種類などが識別されて、その識別情報に基づいて、位置の微調整(補正)などが行われるよう構成されている。さらにクリーナー18によって、所定枚数の基板Wを処理する毎などにステンシル51がクリーニングされるよう構成されている。
次に昇降テーブル24が上昇して、位置決め板41a,41b、クランプ片31a,31bおよび基板Wの上面がステンシル保持ユニット5のステンシル51の下面に重ね合わされるように重装される。
続いて、スキージユニット6の一方側スキージ61が降下して、ステンシル51上に沿ってY軸方向に移動することにより、ステンシル51上に供給されたペーストとしてのクリーム半田Sが拡張されて、クリーム半田Sが、ステンシル51のパターン孔を介して基板Wの所定位置に印刷(塗布)される。
その後、昇降テーブル24が降下すると同時に、クランプ片31a,31bが開放されて基板Wへの保持が解除される。さらに載置テーブル29が降下して、載置テーブル29上から基板Wがメインコンベア20に移載される。
次に、メインコンベア20によって基板Wが下流側コンベア12に受け渡される。続いて基板Wは下流側コンベア12によって搬送されて、本体ハウジング1aを抜け出して検査ボックス71内における検査スペース121上まで移動し、そこで停止して待機する。
なお検査スペースWの直前には図2に示すように基板ストッパ81が配置され、下流側コンベア12が起動し、載置テーブル29からの基板Wが検査スペース121まで運搬されてくる時、基板に当接して基板位置決めを行う。
ここで本印刷装置において、下流側コンベア12による搬出動作は、通常搬送モードと目視検査モードとのいずれかのモードで行われる
通常搬送モードにおいては、本印刷装置に対し、製造ラインの下流側に配置される次工程の装置(次工程装置)の基板受け入れ準備が整った時点で、検査スペース121上に待機する基板Wが下流側コンベア12によって搬出されて、次工程装置に送り出される。
また上記基板ストッパ81(図2参照)は、下流側コンベア12が起動する前に基板当接位置(基板制止位置)から下降し、基板Wの搬出を可能とし、基板Wが検査スペース121から搬出されると、再び基板当接位置まで上昇し、上流から搬送されていくる基板Wの位置決めに備える。
なお言うまでもなく、本印刷装置と次工程装置との情報交換は、両装置のCPU間での信号の授受に基づいて行われる。
目視検査モードにおいては、次工程装置の受け入れ準備が整っていたとしても、作業者によって検査確認ボタン75が押操作されるまで、基板Wは検査スペース121上に待機する。そして検査確認ボタン75が押操作されることにより、基板Wの搬送開始が許容される。これにより、次工程装置の受け入れ準備が整っている場合には、直ちに基板Wが下流側コンベア12によって次工程装置に送り出されるとともに、次工程装置の受け入れ準備が整っていない場合には、その準備が整った後、基板Wが下流側コンベア12によって次工程装置に送り出される。一方、載置テーブル29の上の基板Wは、検査確認ボタン75が押操作されても、検査スペース121に基板Wがある間、あるいは基板Wの検査スペース121からの搬出が開始されるまでは、基板Wは載置テーブル29の上に保持される。印刷が完了していない場合は印刷を継続して印刷を終えるとともに、基板Wの検査スペース121からの搬出が開始されて、メインコンベア20が起動して載置テーブル29の上の基板Wが下流側コンベア12に受け渡される。
従って目視検査モードにおいて、オペレータは検査ボックス71内に搬送される基板Wを目視により観察し、半田塗布状態を検査した後、検査確認ボタン75を押操作して基板Wを送り出すことにより、目視検査途中に基板Wが送り出されてしまうなどの不具合を確実に防止でき、基板Wの検査を確実に行うことができる。
また本実施形態では、目視検査モードにおいて、オペレータは、例えば開閉蓋73を開いて基板Wを取り出して、マイクロスコープや顕微鏡などを用いて目前で詳細に目視検査することもでき、より綿密な目視検査を行うこともでき、検査精度をより一層向上させることができる。
なお通常搬送モードと目視検査モードとの切換は、既述したようにモード切換ボタン74を押操作することにより行うことができる。従って運転開始直後には、目視検査モードによって目視検査を行いつつ印刷処理を施し、印刷動作が安定した段階で通常搬送モードに切り換えることにより、それ以降は、目視検査なしで(オペレータ不在)で自動的に印刷処理を行うことができる。
こうして基板Wが下流側コンベア12によって搬出される一方で、次の基板Wが上流側コンベア11によってメインコンベア20に搬送されて、上記と同様の印刷処理が行われる。こうして、基板Wが順次送り込まれて順次印刷処理される。
以上のように本実施形態の印刷装置によれば、下流側コンベア12の検査スペース121を設けて、その検査スペース121を収容する検査ボックス71に透明な開閉蓋73を設けるものであるため、オペレータは、透明な開閉蓋73を介して、検査スペース121上の基板Wを目視により確実に検査することができる。さらにオペレータは、検査ボックス71の開閉蓋73を開いて基板Wを取り出して、目前で詳細に検査することもできる。
また本実施形態においては、下流側コンベア12を装置ハウジング1aの外部に延設するように形成しているため、下流側コンベア12の外方延設部を、本印刷装置の下流側に配置される装置(次工程装置)に連結するバッファコンベアなどの装置間コンベアとしても利用することができる。しかもこの装置間コンベア部分は、下流側コンベア12の一部により構成されているため、装置間コンベア部分の印刷装置に対するライン出し(位置決め)を行う必要がなく、製造ラインの組立を容易に行うことができる。
なお下流側コンベア12に検査スペース121の基板以外においても基板Wを待機させるようにすることができる。その場合には例えば、待機させる基板枚数に対応して下流側コンベア12に沿って図2に示すように基板ストッパ82,83を配置する。この基板ストッパ82,83は、下流側の待機位置の基板Wがその位置からの下流への移動が開始する前に、基板当接位置(基板制止位置)から下降し、基板Wの搬送を可能とし、基板Wのその待機位置からの搬出が完了すると同時に、上流からの基板Wの搬入に備え再び基板当接位置まで上昇する。この基板ストッパ82,83は、待機位置の数に応じて機能するか、基板当接位置から下降したまま保持して機能停止するかされる。
また本実施形態においては、検査ボックス71を装置本体1の外部に形成しているため、装置本体1を小さく形成でき、小型軽量化を図ることができる。さらに検査ボックス71を本体ハウジング1aの側面に側方に張り出す態様に取り付けているため、検査ボックス71回りを簡素に形成でき、オペレータは、検査ボックス71の間際まで近づいて基板Wの目視検査を行うことができ、検査精度をなお一層向上させることができる。
また検査スペース121は、検査ボックス71によって囲まれるため、基板Wを周囲の環境から保護することができ、基板Wに埃が付着するなどの不具合を確実に防止することができる。
なお上記実施形態においては、昇降テーブル24を上昇させてテーブル上の基板をステンシル51に重装する印刷装置を例に挙げて説明したが、それだけに限られず、本発明は、ステンシルを降下させて、ステンシルを印刷ステージ上の基板に重装するようにしたステンシル昇降タイプの印刷装置にも適用することができる。
また上記実施形態では、載置手段としてテーブルタイプのもの(載置テーブル29)を用いるようにしているが、それだけに限られず、本発明は、載置手段として複数のピンからなるピンタイプのものを用いても良い。
この発明の一実施形態にかかる印刷装置の正面図である。 上記印刷装置を概略的に示す平面図である。 上記印刷装置を示す側面図である。 上記印刷装置における主要部を示す斜視図である。 上記印刷装置における検査ボックス周辺を示す斜視図である。 上記印刷装置の制御系を示すブロック図である。
符号の説明
1 装置本体
1a 本体ハウジング
12 下流側コンベア(搬出手段)
121 検査スペース
7 目視検査部
71 検査ボックス
72 開放部(基板目視部)
73 開閉蓋(蓋部材)
75 検査確認ボタン(搬送開始スイッチ)
S クリーム半田(ペースト)
W プリント基板

Claims (5)

  1. 載置手段上の基板にペーストを印刷する装置本体と、その装置本体によってペーストが印刷された基板を搬出する搬出手段と、を備えた印刷装置であって、
    前記搬出手段の基板搬送路上に検査スペースが設けられるとともに、
    前記検査スペース上の基板を装置外部から目視するための基板目視部が設けられ
    前記搬出手段により搬送される基板が前記検査スペースにおいて停止されるよう構成される一方、前記検査スペース上に基板が停止された状態において、前記搬出手段による基板の搬送を再開させるための搬送開始スイッチが設けられ、
    前記搬出手段による搬出動作は、通常搬送モードと目視検査モードとのいずれかのモードで行われ、
    前記目視検査モードにおいて、前記載置手段から搬送されて前記検査スペースに位置決めされた印刷済み基板は、印刷装置の下流側に配置される次工程の装置の基板受け入れ準備が整っていたとしても、前記搬送開始スイッチが操作されるまで、前記検査スペースに待機されるものとし、
    前記目視検査モードにおいて、目視検査を行いつつ、印刷処理を施す一方、
    前記目視検査モードにおいて、前記載置手段の上の基板は、前記搬送開始スイッチが操作されたとしても、前記検査スペースからの基板の搬出が開始されるまでは、前記載置手段の上に保持されるものとし、
    前記通常搬送モードにおいて、前記載置手段から搬送されて前記検査スペースに位置決めされた印刷済み基板は、前記次工程の装置の基板受け入れ準備が整った時点で、前記次工程の装置に搬出されるものとしたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記搬出手段は、前記装置本体を覆う本体ハウジングの側壁を貫通して前記本体ハウジングの外部に延設されるとともに、その外方延設部に前記検査スペースが設けられ
    前記検査スペースが検査ボックス内に収容されるとともに、その検査ボックスが前記本体ハウジングに側方に張り出す態様に取り付けられる請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記検査ボックスの上部に、基板を検査ボックスに対し出し入れ可能な開放部が設けられ
    前記検査ボックスの開放部に開閉自在に蓋部材が設けられる請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記搬送開始スイッチが目視検査部に設けられる請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記通常搬送モードと目視検査モードとの切換を行うモード切替スイッチが目視検査部に設けられる請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷装置。
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